JP3590584B2 - 中央閉鎖液圧式パワーステアリングシステム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は以下を有する液圧式パワーステアリングシステムに関する:
a.ステアリングハンドル、
b.ステアリング調整のために上記ステアリングハンドルに確実に連結された舵取り可能な車輪、
c.上記舵取り可能な車輪および/または上記ステアリングハンドルに確実に連結された複動流体静力学式サーボモーター、
d.液圧発生装置、
e.比較的無圧の液圧式貯水槽、
f.上記サーボモーターの一側部または一接続線にそれぞれ割り当てられた2つの平行な3方向制御バルブを有し、そして上記サーボモーターの両側部を上記液圧発生装置に接続する制御バルブ装置、
g.ステアリングハンドルと舵取り可能な車輪との間に伝達する動力またはモーメントを検知するセンサー、および
h.入力側において上記センサーに接続された電子制御装置であって、そして、上記ステアリングハンドル上で知覚可能な手動動力を減少させるために上記サーボモーターがブースト動力を発生するように、上記制御バルブ装置を、上記ステアリングハンドルと上記舵取り可能な車輪との間に伝達される動力またはモーメントの関数として制御する電子制御装置(15)。
【0002】
【従来の技術】
この型のパワーステアリングシステムはUS−A5553683から知られている。この周知のパワーステアリングシステムは3つのバルブを有し、該バルブの開放状態はパルス幅モジュレーション(PWM)による電子制御により制御される。この場合、各バルブの開放および閉鎖挙動はPWMにより直接制御され、制御動作が遅く、ブースト圧力の細かな制御は困難であり、間違ったブースト(増強=boosting)動力設定が少なくとも一時的に起こり得る。
【0003】
定期刊行物“O+P“Oelhydraulik und Pneumatik”[“Oil Hydraulics and Pneumatics”]40(1996)第6巻、409頁によると、中央閉鎖液圧式パワーステアリングシステムが知られており、圧力源として配置された液圧式圧力アキュミュレーターが適切な寸法であれば、高いピークパワーが得られる。舵取り(ステアリング)可能な車輪の舵取り(ステアリング)調整が増強動力(ブースト力)により補助されるときにのみ液圧ステアリングシステムがエネルギーを消費することは、さらに有利である。対照的に、いかなる手動の力もなしに定常ステアリング状態の場合、液圧エネルギーは必要ない。
【0004】
EP−A0427029から知られるパワーステアリングシステムにおいて、制御バルブ配置は比例作動式制御バルブにより形成され、該バルブは、スプリング力により、サーボモーターの各側部を液圧式貯水槽に接続する位置へ動かされ、そして(スプリング力に対して)制御可能な電磁石により、サーボモーターの各側部を圧力アキュミュレーターに接続する位置に動かされる。
【0005】
固定装置(immobilizer)としてパワーステアリングシステムのサーボモーターの液圧式閉鎖(ブロック)を設けることがUS−A4562710から知られている。
【0006】
導入部で述べられた型のパワーステアリングシステムにおいて、ブースト動力の細かい制御は困難を呈し得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、導入部で述べられた型のステアリングシステムにおいて、ブースト動力の制御の改善を可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的は、下記を特徴とする本発明により達成される:
液圧発生装置(11、13)が液圧式アキュミュレーター(11)を有し、
3方向制御バルブが制御可能なモーター圧力所望値を有し、そして
制御バルブ装置(7、8)を、3方向制御バルブのモーター圧力所望値を制御することにより制御する。
【0009】
【作用】
本発明は電子制御装置により間接的に制御バルブ装置を作動させる一般的概念に基づいており、ここで、サーボモーターの接続線において設定されるモーター圧力の所望値だけが前以て設定され、さもなければ制御バルブ装置は、各接続線における圧力の所望/実際値の偏差の関数として自動的に作動する。制御バルブ装置はこのように、走行速度等の入力の関数として作動する所望値発生器として作動する。
【0010】
【発明の効果】
本発明において、各モーター圧力所望値が、各場合に設定されるブースト動力の所望値の尺度をも構成し、すなわち制御バルブはブースト動力の所望/実際値の偏差の関数として自動的に作動する、という利点を有する。
【0011】
これは、一方で、ブースト動力を確実にいかなる遅延もなしにそして必要に応じて制御し、他方で、たとえ操作条件に急激な変化がある場合でも、ブースト動力の制御において過剰反応がないことが期待されることを意味する。
【0012】
本発明に特別の利益は、摩擦にさらされるシールを有する液圧式制御部材を、機械駆動列(トレイン)内若しくは該機械駆動列上に、またはステアリングハンドルとそれにより舵取りされる車輪との間の確実な接続部内あるいは該接続部上に配置する必要がない、ということである。本発明は従って、引き続く舵取り変化を有するステアリング動作(manoeuvres)において、ステアリングシステムを確実に低ヒステリシスにする。
【0013】
さらに、本発明の好ましい特徴に関して、請求の範囲および以下の図面を参照して、特に好ましい態様を述べる。
【0014】
【実施例】
図1によると、自動車(これ以上詳細に示されない)はステアリング(舵取り)ハンドル1を有し、該ハンドル1は、舵取り可能な車輪(これ以上詳細に示されない)に、該車輪の舵取り調整のために機械的に確実に(positively)連結され、そして示された例においてはピニオン2を経てラック3に駆動連結され、該ラックの運動はトラックロッド(図示されていない)を経て上述のステアリング車輪に伝達される。
【0015】
ラック3は複動液圧式ピストン/シリンダーアセンブリー4のピストンロッドの部分を形成し、該アセンブリー4の二側部は、各場合において別々に接続線5および6を経て、各場合において制御バルブ7および8に接続される。バルブ7および8はそれぞれ、レリーフを有する減圧バルブであり、すなわち制御バルブ7および8はピストン/シリンダーアセンブリー4のそれぞれの側部を、一方で中間逆止めバルブ9および10を経て液圧式アキュミュレーター11に、若しくは比較的無圧の液圧式貯水槽12に接続させるか、または液圧式アキュミュレーター11および液圧式貯水槽12の両方に対して該側部を閉じることができる。
【0016】
制御バルブ7および8は、下記においてさらに詳細に示されるように、それらの圧力所望値に関して制御可能である。
【0017】
液圧式アキュミュレーター11は、充填するか、または吸引側を液圧式貯水槽12に接続されたポンプ13により、例えば120バールの高いアキュミュレーター圧力に一定に維持することができ、液圧式アキュミュレーター11の圧力レリーフがポンプ13を経て貯水槽12に向かうことは、逆止めバルブ14により阻止される。
【0018】
コンピューター補助電子制御装置15は入力側において、ステアリングハンドル1に加えられる手動の力を検知するトルクセンサー16に接続され、そしてラック−ピニオンステアリングの図示された例においては、トルクセンサー16はステアリングハンドル1とピニオン2との間に配置されている。
【0019】
さらに、制御装置15は入力側において様々な追加のセンサー、例えば自動車の走行速度用のセンサー17、に接続し得る。
【0020】
さらに、制御装置15の入力側は、圧力アキュミュレーター11のアキュミュレーター圧力を検知する圧力センサー18に接続される。
【0021】
制御装置15は、出力側において、一方で、制御バルブ7および8の制御部材7’および8’に、接続線5および6またはピストン/シリンダーアセンブリー4の二つの側部におけるそれぞれの圧力所望値を制御するために接続される。
【0022】
さらに、制御装置15の出力側は駆動装置(これ以上詳細に示されない)、例えばポンプ13用の電気モーター、を制御する。
【0023】
図1に示された装置は以下のように機能する:
液圧式サーボモーターとして作用するピストン/シリンダーアセンブリー4は、各場合においてブースト(boosting)動力を発生し、該ブースト動力は、ステアリングハンドル1への手動の力に依存し、手動の力の増加と共に増加し、手動の力の減少と共に減少し、各舵取り動作を補助し、また該ブースト動力の大きさは、適当なパラメータの関数として、特にセンサー17により検知される走行速度の関数として、制御される。例えば、ステアリングハンドル1が、図1においてラック3の右への移動に相当する回転方向に運転者により動かされ、そして同時に手動の力が、トルクセンサー16により制御ユニット15に“伝達”される過剰の値に達する場合、そのとき制御装置15は制御バルブ7における圧力所望値を比較的高い値に設定し、一方、制御バルブ8における圧力所望値は低い値に設定されるかまたは通常設定される低い値のままである。その結果、制御バルブ7における圧力所望値はそれゆえに、接続線6における、または図1において右側であるピストン/シリンダーアセンブリー4の接続線6側の側部における圧力実際値を越え、一方制御バルブ8における圧力所望値は、接続線5における、またはピストン/シリンダーアセンブリー4の左側における実際値より低く降下する。圧力センサー18が液圧式アキュムレーター11の圧力が高圧力限界値を下回るという信号を出すとすぐに、制御バルブ7は、ピストン/シリンダーアセンブリー4の左側と液圧式アキュミュレーター11との間を接続する。該アキュミュレーターは制御装置15によりスイッチを入れられるポンプ13により規則的に再充填される。これに対してピストン/シリンダーアセンブリー4の右側は貯水槽12に接続されている。その結果、圧力の差異はピストン/シリンダーアセンブリー4に影響を及ぼし、そして図1においてラック3を右に動かそうとする。制御バルブ7および8における実際値/所望値の偏差がなくなると、それぞれ制御バルブ7または8は閉じた位置をとり、該位置において、ピストン/シリンダーアセンブリー4のそれぞれの接続側またはそれぞれ接続線5もしくは6は、液圧式アキュミュレーター11に対しておよび貯水槽12の両方に対して閉じられる。ラック3のいかなる移動およびピストン/シリンダーアセンブリー4のピストンのいかなる移動の場合にも、設定した圧力所望値が変化しないままである限り、制御バルブ7および8における所望値/実際値の偏差は必然的に変化し、これに対応して、制御バルブ7および8は各所望値/実際値の偏差を減少させるために調整される。
【0024】
制御装置15は制御バルブ7および8における圧力所望値を前以て決定するので、ピストン/シリンダーアセンブリー4により発生されるブースト動力は量および方向について前以て決定され、それで制御バルブ7および8は、各ブースト動力を達成または維持するために必要な制御ストロークを自動的に実行する。
【0025】
制御装置15に欠陥があっても車両の舵取り可能性を確保できるように、制御バルブ7および8の制御部材7’および8’への制御電流が切られたとき、該制御バルブが各場合において最小限の圧力所望値のために作動状態をとる用意がなされており、その結果、ピストン/シリンダーアセンブリー4の両側は常に液圧式貯水槽12に接続されたままである。制御装置15に欠陥がある場合、自動的に制御部材7’および8’は無電流に切り換えられ、自動車はそのために動力補助なしでも継続的に舵取りされ続ける。
【0026】
本発明によるシステムは、適切であれば、固定装置の機能を果たし得る。走行が始まる前に制御装置15が安全装置(図示されない)から“権限ある運転者”信号を受け取らなければ、2つの制御バルブ7および8における圧力所望値は非常に高い最大値に同時に設定される。この結果、制御バルブ7および8はピストン/シリンダーアセンブリー4の両側を液圧式アキュミュレーター11に接続し、ピストン/シリンダーアセンブリー4の二つの側部間の液圧媒体の移動は逆止めバルブ9および10により阻止され、そして該アセンブリー4は結果として液圧的に塞がれる。このように車両は舵取り不能のままとなる。
【0027】
図2は制御バルブ7および8のさらに機能的な図を示し、制御バルブ7だけが再現されている。機能的な点から、この制御バルブ7は3/3切換バルブに相当し、該バルブは、接続線5が液圧貯水槽12と接続される位置、接続線5が液圧式アキュミュレーター11および貯水槽12の両方に対して閉じられる位置、および接続線5が液圧式アキュミュレーター11と連絡する位置に変えることができる。スライド方式で示されるバルブ本体は、接続線5における液圧および第一のスプリング19の力により、接続線5を貯水槽12に接続するバルブ位置の方向に動かされる。別のスプリング20(そのスプリング力は制御部材7’による制御方法で変えられる)は、バルブ本体を、接続線5が液圧式アキュミュレーター11に接続する位置に動かそうとする。結果として、各バルブ位置は、一方で接続線5における液圧により、他方でスプリング20のスプリング力により決定される。接続線5における圧力がスプリング20のスプリング力との関係で十分に増大すると、バルブ本体は図2に示される位置に設定される。一方の端面に加わる接続線5の液圧およびスプリング19のスプリング力と、他方の端面に加わるスプリング20のスプリング力とが同等である場合、バルブは中間の閉じた位置を取る。それと対照的に、スプリング20のスプリング力が優勢である場合、バルブは接続線5が液圧式アキュミュレーター11と接続する位置を取る。
【0028】
好ましくは、制御部材7’はセルフロック(自縛)しないように、例えば電磁作動式マグネットとして設計されており、それにより、制御部材7’への制御電流が切れたとき、スプリング20が弛緩し、その結果、接続線5における液圧に関係なく、スプリング19はバルブ本体を図2に示された位置に設定する。
【0029】
図3は一方で、ピストン/シリンダーアセンブリー4の一側部上の各場合における圧力Pを、ステアリングハンドル1において知覚可能な手動の力Mの関数として示す。この場合において、曲線K0は静止している自動車(走行速度=0km/時間)についての比率を示し、一方、曲線K60およびK100はそれぞれ60km/時間および100km/時間の走行速度についての比率を再現している。一方向への手動の力Mがステアリングハンドル1上で知覚可能である場合、ピストン/シリンダーアセンブリー4の一側部上(例えば右側部上)の圧力Pは曲線K0から曲線K100に従って変化し、一方、ピストン/シリンダーアセンブリー4のもう一つの側部上の圧力は無視できる程低いままである。逆方向への手動の力の場合、ピストン/シリンダーアセンブリー4のもう一つの側部上(例えば左側部上)の圧力は上述の曲線に従って制御され、一方、第1の(最初の)側部上の圧力は無視できる程低いままである。
【0030】
曲線K0、K60およびK100は各場合において制御部材7’および8’における制御電流Iを示す。手動の力Mが非常に低い場合、制御電流は入らない。手動の力Mが一つの方向または他の方向への限界量を超えるとすぐに、各場合において一つの制御部材7’又は8’における制御電流は急激に増加して、手動の力Mの量の増加とともに、各制御バルブ装置7又は8における所望圧力値を増加させる。手動の力Mの量がさらに増加すると、曲線K0、K60およびK100と同様の電流制御が起こる。
【0031】
静水力学的サーボモーター4がピストン/シリンダーアセンブリーとして設計されている図面に示される態様と対照的に、回転静水力学的モーターもまた設置し得る。ラック−ピニオンステアリングの場合、この型のモーターは、ピニオン2のシャフト上またはシャフトに配置し得、そして小型のラック−ピニオン機構の部分を形成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステアリングシステムの回線図方式による一般的な図示である。
【図2】本発明で用いられる制御バルブの機能図を示す。
【図3】一方で、液圧式ブースト動力の依存性を、加えられた手動の力の関数として、他方で、制御バルブにおける制御電流を手動の力の関数として示すグラフである。
【符号の説明】
1:ハンドル1
2:ピニオン
3:ラック
4:サーボモーター(ピストン/シリンダーアセンブリー)
5、6:接続線
7、8:制御バルブ装置
7’、8’:制御部材
9、10:逆止めバルブ
11:液圧式アキュミュレーター
12:液圧式貯水槽
13:ポンプ
14:逆止めバルブ
15:電子制御装置
16:トルクセンサー
17:走行速度用のセンサー
18:圧力センサー
19、20:スプリング
Claims (7)
- a.ステアリングハンドル(1)、
b.ステアリング調整のためにステアリングハンドル(1)に確実に連結された舵取り可能な車輪、
c.上記舵取り可能な車輪および/またはステアリングハンドル(1)に確実に連結された複動流体静力学式サーボモーター(4)、
d.液圧発生装置(11、13)、
e.比較的無圧の液圧式貯水槽(12)、
f.サーボモーター(4)の一側部又は一接続線(5,6)にそれぞれ割り当てられた2つの平行な3方向制御バルブを有し、そしてサーボモーター(4)の両側部を液圧発生装置(11,13)および液圧式貯水槽(12)に接続する制御バルブ装置(7,8)、
g.ステアリングハンドル(1)と舵取り可能な車輪との間に伝達する動力またはモーメントを検知するトルクセンサー(16)、および
h.入力側においてトルクセンサー(16)に接続された電子制御装置(15)であって、そして、ステアリングハンドル(1)上で知覚可能な手動動力を減少させるためにサーボモーター(4)がブースト動力を発生するように、制御バルブ装置(7,8)の圧力所望値を、ステアリングハンドル(1)と舵取り可能な車輪との間に伝達される動力またはモーメントの関数として制御する電子制御装置(15)、
を有する液圧式パワーステアリングシステムにおいて、
i.上記液圧発生装置(11,13)は液圧式アキュミュレーター(11)を有し、
j.上記3方向制御バルブは、サーボモーター(4)の対応する接続線(5,6)が、液圧式貯水槽(12)に接続する位置と、液圧式アキュミュレーター(11)と液圧式貯水槽(12)の両方に対して遮断される位置と、液圧式アキュミュレーター(11)に接続する位置との間で切換えることができ、
k.上記3方向制御バルブは制御可能なモーター圧力所望値を有し、そして
l.対応する接続線(5,6)の圧力の所望値/実際値の偏差の関数として自動的に作動する上記制御バルブ装置(7,8)は、3方向制御バルブの上記モーター圧力所望値を制御することにより制御される、
ことを特徴とする、液圧式パワーステアリングシステム。 - 制御バルブ装置(7、8)の液圧が無段階に調整可能に設計されることを特徴とする、請求項1に記載の液圧式パワーステアリングシステム。
- 液圧式アキュミュレーター(11)への逆流を防ぐ逆止めバルブ(9、10)が、制御バルブ装置(7、8)と液圧式アキュミュレーター(11)との間に配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載のパワーステアリングシステム。
- 制御装置(15)が、固定装置として用いることができ、そしてサーボモーター(4)が液圧により閉鎖された作動状態に保持されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のパワーステアリングシステム。
- 制御装置(15)が、走行速度等の入力の関数として変化するモーター圧力の所望値を前以て決定することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のパワーステアリングシステム。
- 制御バルブ装置(7、8)が、サーボモーター(4)の接続線(5、6)における圧力に対抗して、制御装置(15)により変化し得るスプリング力(20)により、液圧式アキュミュレーター(11)を接続線(5、6)に接続する位置へ動かされることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のパワーステアリングシステム。
- 液圧式アキュミュレーター(11)が、制御装置(15)により作動される電気式充填ポンプ(13)を有することを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のパワーステアリングシステム。
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