JP3586913B2 - Printing paper for thermal transfer - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、バックコート層を有する熱転写用印画紙に関する。さらに詳しくは、本発明は、昇華型熱転写記録に好適に使用することができる熱転写用印画紙であって、特定のバックコート層を設けることにより、プリンター内での走行性が向上し、染料の裏移りとブロッキングとが抑制された熱転写用印画紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
昇華性又は熱拡散性の染料からなるインク層を有するインクリボンと、染料受容層を有する印画紙とを重ね合わせ、そのインク層をサーマルヘッド等により画像情報に応じて加熱し、インクリボンのインク層から印画紙の染料受容層に染料を移行させて画像を形成する昇華型熱転写記録方法が知られている。この方法によれば、連続的な階調のフルカラー画像を形成することができるので、ビデオ画像をハードコピーする方法として注目されている。
【0003】
図1は、昇華型熱転写記録に使用される一般的な熱転写用印画紙1の断面図である。同図に示したように、この印画紙1は基材2の一方の面に染料受容層3を有し、他面にバックコート層4を有している。
【0004】
ここで、染料受容層3は、熱転写記録時にインクリボンから移行してくる染料を受容し、それにより形成された染料画像を保持する層である。このような染料受容層3は、従来より染料に染着されやすいポリエステル、セルロースエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂から形成されている。
【0005】
また、バックコート層4は、印画紙同士の間や印画紙とプリンター内のゴムローラとの間の摩擦係数を調整して印画紙の走行性を向上させ、それにより、熱転写記録を行うプリンター内で印画紙が縦ずれや横ずれを起こさないようにするとともに、本来一枚ずつプリンターに送り込まれるべき印画紙が複数枚重なってプリンターに送り込まれる重送現象が生じないようにしている。更に、バックコート層4は、印画紙をその表裏を逆にしてプリンターに誤送し印画してしまった場合でも、プリンター内で印画紙とインクリボンとが融着しないようにし、プリンター内での機械的なトラブルが発生しないようにしている。このようなバックコート層4としては、従来より、アクリル系樹脂やポリアミド系樹脂、あるいはアルキレングルコールと多官能アミノ樹脂との架橋反応物(特開平6−40176号公報)、また、シリコーンブロック共重合体(特開平5−208564号公報)などから形成されたものが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、プリント速度が高速化し、しかも印字エネルギーが増大する中で、従来の熱転写用印画紙に形成されたバックコート層では、熱転写用印画紙の走行性を向上させることと、熱転写用印画紙を表裏逆にしてプリンターに誤送した場合にインクリボンと印画紙とが融着しないようにすることとを同時且つ十分に満足させることができなくなっているという問題があった。
【0007】
また、従来のバックコート層を有する熱転写用印画紙の当該バックコート層を、他の熱転写用印画紙の染料画像が形成された染料受容層に重ねて置いた場合、その染料受容層からバックコート層へ染料が移行するという裏移りが生じるという問題もあった。
【0008】
更に、従来の熱転写用印画紙を複数枚重ねて保存した場合、染料受容層とバックコート層とがブロッキングを起こすという問題もあった。このブロッキングの問題は、熱転写用印画紙の製造の際にも発生していた。即ち、図1に示すような熱転写用印画紙は、通常、基材の裏面にバックコート層を形成し、それをロールにいったん巻き取った後に、そのロールからバックコート層が形成された基材を引き出し、その基材の表面に染料受容層を形成し、それをロールに、再び巻き取ることにより製造されている。従って、ロールに強く巻かれた状態で、染料受容層とバックコート層とが接触することとなるので、ブロッキングの問題が生じていた。
【0009】
本発明はこのような従来技術の欠点を解消しようとするものであり、熱転写用印画紙の走行性を向上させると共に、印画紙を表裏逆にしてプリンターに誤送した場合に伴うトラブルも抑制し、同時に印画紙の耐裏移り性と耐ブロッキング性とを向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、熱転写用印画紙のバックコート層を、ビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物との架橋反応物から構成することにより上記の目的が達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0011】
即ち、本発明は、基材の一方の面に染料受容層を有し、他面にバックコート層を有する熱転写用印画紙において、バックコート層が、ビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物との架橋反応物を含有することを特徴とする熱転写用印画紙を提供する。
【0012】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
本発明の熱転写用印画紙は、図1に示した熱転写用印画紙と同様に、基本的にシート状の基材2とその表面に形成された染料受容層3と、裏面に形成されたバックコート層4とから構成されている。ここで、このバックコート層4には、ビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物との架橋反応物が含有されている。
【0014】
バックコート層4に使用されるビニルフェノール系樹脂としては、p−ビニルフェノールもしくはm−ビニルフェノール等のビニルフェノールの単独重合体及びp−ビニルフェノールもしくはm−ビニルフェノール等のビニルフェノールと他のモノマーとの共重合体のいずれも使用することができる。このようなビニルフェノールの単独重合体あるいは共重合体は、その一方を使用してもよく、双方を併用してもよい。工業的入手容易性の点からは、p−ビニルフェノール重合体を使用することが好ましい。
【0015】
ビニルフェノール共重合体について、その共重合体を構成する他のモノマーとしては種々のモノマーを使用することができるが、例えば、ハロゲン化p−ビニルフェノール、スチレン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル等が好ましい。また、ビニルフェノール系樹脂がビニルフェノールの単独重合体、共重合体のいずれからなる場合でも、ビニルフェノール系樹脂には、ビニルフェノールが還元されたシクロヘキサノールユニット、例えば、p−シクロヘキサノールユニットが含まれていてもよい。ただし、ビニルフェノール系樹脂におけるビニルフェノールユニットの割合は1重量%以上とすることが好ましい。
【0016】
ビニルフェノールの単独重合体あるいは共重合体としては、そのガラス転移点が低すぎるとブロッキングの原因となるので、通常25〜200℃のガラス転移点を有するものが好ましい。また、分子量に関しては、小さすぎるとバックコート層4がもろくなり、大きすぎると溶剤への溶解性が低下し成膜時の作業性が低下するので、通常1000〜200000の分子量を有するものが好ましい。
【0017】
バックコート層4におけるビニルフェノール系樹脂の割合は、好ましくは30〜90重量%、より好ましくは50〜85重量%とする。
【0018】
バックコート層4に使用される多官能イソシアネート化合物としては、無黄変タイプのものが好ましく、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、ビウレット等の脂肪族ポリイソシアネートや、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシレンジイソシアネート(XDI)等の芳香族ポリイソシアネートを使用することができる。これらは、単独で使用してもよく複数種を併用してもよい。
【0019】
また、ビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物とから架橋反応物を形成する場合、種々の手段により行うことができるが、安全性や設備的な観点からは加熱により架橋させることが好ましい。
【0020】
このような架橋反応物において、上述したビニルフェノール系樹脂及び多官能イソシアネート化合物の配合割合は、多官能イソシアネート化合物の配合割合が多すぎると、バックコート層4を形成するために使用する塗料のポットライフが短くなり、逆に少なすぎると架橋密度が低下して本発明の効果が得られなくなるので、ビニルフェノール系樹脂100重量部に対し、多官能イソシアネート化合物を好ましくは1〜100重量部、より好ましくは20〜80重量部とする。
【0021】
なお、バックコート層4には、上述のビニルフェノール系樹脂及び多官能イソシアネート化合物の他、必要に応じて種々の添加剤を配合することができる。例えば、有機又は無機フィラー等の摩擦係数調整剤;ポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロンパウダー等の固形ワックス類、フッ素系剤、リン酸エステル系の界面活性剤、シリコーンオイル、高融点シリコーンワックス等の離型剤;ポリアルキレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水性インキ筆記性向上剤;陽イオン型界面活性剤(第4級アンモニウム塩、ポリアミン等)、陰イオン型界面活性剤(アルキルベンゼンスルホネート、アルキル硫酸エステルナトリウム塩等)、両性イオン型界面活性剤、非イオン型界面活性剤等の帯電防止剤などを適宜配合することができる。なお、このような帯電防止剤は、バックコート層4内に含有させる他、バックコート層4の表面にコーティング等により塗布してもよい。
【0022】
本発明の熱転写用印画紙において、基材2や染料受容層3は従来の熱転写用印画紙と同様に構成することができる。
【0023】
例えば、基材2としては、上質紙、コート紙等の紙類、種々のプラスチックシート、あるいはこれらの複合シート等を使用することができる。
【0024】
また、染料受容層3としては、ポリエステル、セルロースエステル、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の染着性樹脂から形成することができる。ここで、染料受容層3にも必要に応じて種々の添加剤を含有させることができる。例えば、染料受容層3の白色度を向上させて転写画像の鮮明度を高め、更に画像表面に筆記性を付与し、しかも転写画像の再転写を防止するために、蛍光増白剤や白色顔料を含有させることができる。ここで、白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等を使用することができる。また、転写画像の耐光性を向上させるために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤等も使用することができる。また、熱転写時のインクリボンとの離型性を向上させるために、前述と同様の離型剤を含有させることができる。また、静電気の発生を抑制するために、前述と同様の帯電防止剤を含有させることができる。
【0025】
本発明の熱転写用印画紙は常法により製造することができ、例えば、バックコート層形成用塗料を調製し、それを常法により基材2の裏面に塗工し、キュアリングしてバックコート層4を形成し、更に基材2の表面に染料受容層形成用塗料を塗布し、キュアリングして染料受容層3を形成することにより製造することができる。
【0026】
【作用】
本発明の熱転写用印画紙においては、そのバックコート層がビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物との反応物を含有する。この反応物に用いられているビニルフェノール系樹脂は、比較的固く摩擦係数が低い樹脂である。しかも、その反応物は架橋構造を有している。従って、ビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物との架橋反応物を含有するバックコート層は、印画紙の走行性を向上させる。また、印画紙を表裏逆にしてプリンターに誤送した場合に、印画紙とインクリボンとの融着の問題やプリンター内の機械的なトラブルも抑制する。更に、印画紙の耐裏移り性と耐ブロッキング性とを向上させる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
【0028】
実施例1〜10
シート状の基材として、150μm厚の合成紙(王子油化(株)製、FPG−150)を用意し、この表面に乾燥膜厚が10μmとなるように表1の組成の染料受容層形成用塗料を塗布し、120℃で2分間硬化させて染料受容層を形成した。
【0029】
【表1】
【0030】
次に、表2の組成の混合物を、固形分10%となるようにトルエン/MEKの混合溶媒で希釈することによりバックコート層形成用塗料を調整し、それをシート状の基材の裏面に乾燥膜厚が5μmとなるように塗布し、キュアリング(条件:60℃、48時間)してバックコート層を形成することにより熱転写用印画紙を作製した。
【0031】
【表2】
【0032】
比較例1〜3
表2に示したバックコート層形成用塗料に代えて、表3〜表5に示す配合のバックコート層形成用塗料を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写用印画紙を作製した。
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
(評価)
作製した熱転写用印画紙に対し、「耐ブロッキング性」、染料に対する「耐裏移り性」、プリンター内での「走行性」及び印画紙の裏面(バックコート層)に印字した場合の「耐インクリボン融着性」について以下に説明するように試験し評価した。
【0037】
「耐ブロッキング性」試験
同種の印画紙2枚を用意し、一方の印画紙の染料受容層と他方の印画紙のバックコート層とが接するように重ね合わせた。このように重ね合わせたものを5組用意し、これらをそれぞれ2枚のガラス板の間に圧力10kg/cm2で挟み込み、温度60℃で48時間保持することにより「耐ブロッキング性」試験を行った。試験終了後、2枚のガラス板の間から印画紙を取り出し、2枚の印画紙の界面のブロッキングの状態を以下の評価基準により評価した。その結果を表6〜表8に示す。
【0038】
耐ブロッキング性評価基準
ランク 状態
○: 5組すべてについて印画紙同士が密着することなく且つ染料受容層表面に変化がない場合
△: 1組でも、部分的に軽く密着し又は染料受容層表面の光沢が変化する場合
×: 1組でも、全面的に融着する場合。
【0039】
「耐裏移り性」試験
熱転写用印画紙と昇華型熱転写インクリボン(VPM30STA、ソニー(株)製)とをマチレス社製の標準プリンター(印加パルス幅5msec/line)に装着し、12階調のステアステップ印画と黒ベタ印画とを熱転写用印画紙の染料受容層に行った。得られた画像面(染料受容層面)と同種の未使用の印画紙の裏面(バックコート層)とを重ね合わせた。これを2枚のガラス板の間に圧力10kg/cm2で挟み込み、温度60℃で48時間保持することにより「耐裏移り性」試験を行った。
【0040】
試験終了後、2枚のガラス板の間から印画紙を取り出し,その2枚の印画紙を引き剥がし、裏面に移行した染料画像の光学濃度をマクベスTR924を使用して測定した。その結果を表6〜表8に示す。この場合、数値が小さい程、染料の移行が少なく、染料の耐裏移り性が良好であることを意味する。実用上、この数値が約0.10以下となることが望まれている。
【0041】
「走行性」試験
上述の「耐裏移り性」試験の印画時に、画像の縦ずれもしくは横ずれ又は印画紙の重送現象が生じたか否かを、以下の評価基準に従って目視にて評価した。その結果を表6〜表8に示す。
【0042】
走行性評価基準
ランク 状態
○: 1000回の印画操作において、画像の縦ずれ及び横ずれ並びに印画紙の重送現象が生じない場合
△: 1000回の印画操作において、画像の縦ずれもしくは横ずれ又は重送現象が生じた回数が1〜10回の場合
×: 1000回の印画操作において、画像の縦ずれもしくは横ずれ又は重送現象が生じた回数が10回以上の場合。
【0043】
「耐インクリボン融着性」試験
マチレス社製の標準プリンターに代えてソニー社製のUP−7000を使用し、且つ熱転写用印画紙のバックコート層側に印画を行う以外は、上述の「耐裏移り性」試験の場合と同様に12階調のステアステップ印画と黒ベタ印画とを行うことにより「耐インクリボン融着性」試験を行い、以下の評価基準に従って目視にて評価した。その結果を表6〜表8に示す。
【0044】
耐インクリボン融着性評価基準
ランク 状態
○: 印画紙へインクリボンが融着せず且つ印画紙の給排紙に全く支障がない場合
△: 印画紙へインクリボンが融着したが、印画紙の給排紙に支障がない場合
×: 印画紙へインクリボンが融着し、印画紙の給排紙に支障がある場合
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】
【表8】
【0048】
表6及び表7からわかるように、本発明の熱転写用印画紙は、「耐ブロッキング性」、「耐裏移り性」、「走行性」及び「耐インクリボン融着性」のすべての試験項目に対して同時に優れた結果を示した。
【0049】
また、表8からは、多官能イソシアネート化合物を配合することにより架橋させたバックコート層を有する比較例2の熱転写用印画紙は、走行性に優れた結果を示したが、架橋されていない比較例1及び3の熱転写用印画紙の走行性は不十分であることがわかる。従って、走行性を改善するためには、架橋構造を有する樹脂からバックコート層を構成することが必要であることがわかる。
【0050】
しかし、ビニルフェノール系樹脂を使用しない比較例1〜3の熱転写用印画紙は、いずれもバックコート層に染料が移行しやすく、いずれも移行した染料画像の光学濃度が0.10を大きく超え、染料の「耐裏移り性」の点で実用上問題を有していた。従って、バックコート層にはビニルフェノール系樹脂を使用することが必要であることがわかる。しかも、ビニルフェノール系樹脂以外の樹脂を使用した場合には、その樹脂の種類に応じて、染料の「耐裏移り性」だけでなく「耐ブロッキング性」、「走行性」あるいは「耐インクリボン融着性」の点で不十分な結果となることがわかる。
【0051】
以上の結果から、熱転写用印画紙のバックコート層が、「耐ブロッキング性」、「耐裏移り性」、「走行性」及び「耐インクリボン融着性」のすべてを同時に満足できるようにするためには、ビニルフェノール系樹脂と多官能イソシアネート化合物との架橋反応物からバックコート層を構成することが必要であることがわかる。
【0052】
【発明の効果】
本発明の熱転写用印画紙は、優れた走行性を示すと共に、表裏逆にしてプリンターに誤送された場合に伴うトラブルを抑制し、しかも、染料の裏移りとブロッキングとを大きく抑制させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な印画紙の断面図である。
【符号の説明】
1 熱転写用印画紙
2 基材
3 染料受容層
4 バックコート層[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a thermal transfer printing paper having a back coat layer. More specifically, the present invention relates to a thermal transfer photographic paper that can be suitably used for sublimation type thermal transfer recording.By providing a specific back coat layer, runnability in a printer is improved, The present invention relates to a photographic paper for thermal transfer in which set-off and blocking are suppressed.
[0002]
[Prior art]
An ink ribbon having an ink layer made of a sublimable or heat-diffusible dye and a photographic paper having a dye receiving layer are overlapped, and the ink layer is heated by a thermal head or the like according to image information, and the ink of the ink ribbon is heated. A sublimation type thermal transfer recording method for forming an image by transferring a dye from a layer to a dye receiving layer of photographic paper is known. According to this method, a full-color image with continuous gradation can be formed, and thus, it is attracting attention as a method for hard-copying a video image.
[0003]
FIG. 1 is a sectional view of a general thermal transfer printing paper 1 used for sublimation thermal transfer recording. As shown in FIG. 1, the printing paper 1 has a dye receiving
[0004]
Here, the dye receiving
[0005]
Further, the back coat layer 4 adjusts the coefficient of friction between the photographic papers and between the photographic paper and the rubber roller in the printer to improve the running property of the photographic paper, thereby enabling the thermal transfer recording to be performed in the printer. The photographic paper is prevented from being vertically or horizontally shifted, and a double feeding phenomenon in which a plurality of photographic papers, which should be sent to the printer one by one, are sent to the printer in an overlapping manner does not occur. Further, the back coat layer 4 prevents the photographic paper and the ink ribbon from being fused in the printer even when the photographic paper is erroneously sent to the printer by turning the photographic paper upside down. Avoids mechanical problems. As such a back coat layer 4, a cross-linked product of an acrylic resin, a polyamide-based resin, or an alkylene glycol and a polyfunctional amino resin (JP-A-6-40176), and a silicone block have been conventionally used. A polymer formed from a polymer (JP-A-5-208564) or the like is used.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in recent years, as the printing speed has increased and the printing energy has increased, the back coat layer formed on the conventional thermal transfer photographic paper has been required to improve the runnability of the thermal transfer photographic paper, There is a problem that it is not possible to simultaneously and sufficiently satisfy that the ink ribbon and the photographic paper are not fused when the paper is turned upside down and erroneously sent to the printer.
[0007]
Further, when the back coat layer of the thermal transfer photographic paper having the conventional back coat layer is placed on the dye receiving layer of another thermal transfer photographic paper on which the dye image is formed, the back coat layer is removed from the dye receiving layer. There is also a problem that set-off occurs in which the dye is transferred to the layer.
[0008]
Further, when a plurality of conventional thermal transfer printing papers are stored in a stacked state, there is a problem that the dye receiving layer and the back coat layer cause blocking. This blocking problem also occurred during the production of photographic paper for thermal transfer. That is, the photographic paper for thermal transfer as shown in FIG. 1 usually has a back coat layer formed on the back surface of the base material, and once wound on a roll, the back coat layer is formed from the roll. , A dye-receiving layer is formed on the surface of the base material, and the dye-receiving layer is rolled up and rolled up again. Therefore, the dye receiving layer and the back coat layer come into contact with each other in a state where the dye receiving layer is strongly wound around the roll, so that a problem of blocking occurs.
[0009]
The present invention is intended to solve the above-mentioned drawbacks of the prior art, and improves the runnability of the photographic paper for thermal transfer, and also suppresses the trouble caused when the photographic paper is turned upside down and erroneously sent to the printer. It is another object of the present invention to simultaneously improve set-off resistance and blocking resistance of photographic paper.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor has found that the above object can be achieved by forming the back coat layer of the thermal transfer photographic paper from a cross-linked reaction product of a vinylphenol-based resin and a polyfunctional isocyanate compound, and completed the present invention. Was.
[0011]
That is, the present invention has a dye-receiving layer on one side of a substrate, and a photographic paper for thermal transfer having a backcoat layer on the other side, wherein the backcoat layer comprises a vinylphenol resin and a polyfunctional isocyanate compound. A photographic paper for thermal transfer, characterized by containing a cross-linking reactant.
[0012]
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0013]
The photographic paper for thermal transfer according to the present invention is basically the same as the photographic paper for thermal transfer shown in FIG. 1, in which a sheet-
[0014]
Examples of the vinylphenol resin used for the back coat layer 4 include homopolymers of vinylphenol such as p-vinylphenol or m-vinylphenol, and vinylphenol such as p-vinylphenol or m-vinylphenol and other monomers Any of the copolymers with the above can be used. One of such vinylphenol homopolymers or copolymers may be used, or both may be used in combination. From the viewpoint of industrial availability, it is preferable to use a p-vinylphenol polymer.
[0015]
With respect to the vinylphenol copolymer, various monomers can be used as other monomers constituting the copolymer. For example, halogenated p-vinylphenol, styrene, (meth) acrylic acid, (meth) Acrylic esters and the like are preferred. Further, even when the vinylphenol-based resin is composed of a homopolymer or a copolymer of vinylphenol, the vinylphenol-based resin includes a cyclohexanol unit in which vinylphenol is reduced, for example, a p-cyclohexanol unit. It may be. However, the ratio of the vinylphenol unit in the vinylphenol-based resin is preferably 1% by weight or more.
[0016]
As the homopolymer or copolymer of vinylphenol, if the glass transition point is too low, it causes blocking, and therefore, those having a glass transition point of usually 25 to 200 ° C are preferred. Regarding the molecular weight, if the molecular weight is too small, the back coat layer 4 becomes brittle, and if the molecular weight is too large, the solubility in a solvent is reduced and the workability at the time of film formation is reduced. .
[0017]
The proportion of the vinylphenol-based resin in the back coat layer 4 is preferably 30 to 90% by weight, more preferably 50 to 85% by weight.
[0018]
As the polyfunctional isocyanate compound used in the back coat layer 4, a non-yellowing type compound is preferable. For example, aliphatic polyisocyanates such as hexamethylene diisocyanate (HDI) and biuret, toluene diisocyanate (TDI), xylene diisocyanate Aromatic polyisocyanates such as (XDI) can be used. These may be used alone or in combination of two or more.
[0019]
When a cross-linking reaction product is formed from a vinylphenol-based resin and a polyfunctional isocyanate compound, it can be formed by various means, but from the viewpoint of safety and equipment, it is preferable to cross-link by heating.
[0020]
In such a cross-linking reaction product, if the compounding ratio of the above-mentioned vinylphenol resin and the polyfunctional isocyanate compound is too large, the compounding ratio of the polyfunctional isocyanate compound is too large. The life becomes shorter, and conversely, if the amount is too small, the crosslink density decreases and the effect of the present invention cannot be obtained. Therefore, based on 100 parts by weight of the vinylphenol-based resin, the polyfunctional isocyanate compound is preferably 1 to 100 parts by weight, Preferably it is 20 to 80 parts by weight.
[0021]
In addition, in addition to the vinylphenol-based resin and the polyfunctional isocyanate compound described above, various additives can be added to the backcoat layer 4 as needed. For example, friction coefficient modifiers such as organic or inorganic fillers; solid waxes such as polyethylene wax, amide wax, Teflon powder, fluorine-based agents, phosphate-based surfactants, silicone oil, high melting point silicone wax, etc. Water-based ink writability improvers such as polyalkylene glycol, polyvinyl alcohol, and polyvinylpyrrolidone; cationic surfactants (quaternary ammonium salts, polyamines, etc.) and anionic surfactants (alkylbenzene sulfonate, alkyl sulfate) An antistatic agent such as an ester sodium salt), an amphoteric ionic surfactant and a nonionic surfactant can be appropriately blended. Such an antistatic agent may be applied to the surface of the back coat layer 4 by coating or the like in addition to being contained in the back coat layer 4.
[0022]
In the thermal transfer printing paper of the present invention, the
[0023]
For example, as the
[0024]
The
[0025]
The thermal transfer printing paper of the present invention can be manufactured by a conventional method. For example, a back coat layer forming paint is prepared, applied to the back surface of the
[0026]
[Action]
In the printing paper for thermal transfer of the present invention, the back coat layer contains a reaction product of a vinylphenol resin and a polyfunctional isocyanate compound. The vinylphenol-based resin used for this reactant is a resin that is relatively hard and has a low coefficient of friction. Moreover, the reactant has a crosslinked structure. Therefore, the back coat layer containing the cross-linked reaction product of the vinylphenol-based resin and the polyfunctional isocyanate compound improves the running property of the photographic paper. Further, when the photographic paper is turned upside down and erroneously sent to the printer, the problem of fusion between the photographic paper and the ink ribbon and the mechanical trouble in the printer are also suppressed. Further, set-off resistance and blocking resistance of the photographic paper are improved.
[0027]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be specifically described based on examples.
[0028]
Examples 1 to 10
A 150 μm thick synthetic paper (FPG-150, manufactured by Oji Oil Chemical Co., Ltd.) was prepared as a sheet-like substrate, and a dye receiving layer having the composition shown in Table 1 was formed on this surface so that the dry film thickness was 10 μm. A paint for application was applied and cured at 120 ° C. for 2 minutes to form a dye receiving layer.
[0029]
[Table 1]
[0030]
Next, the mixture having the composition shown in Table 2 was diluted with a mixed solvent of toluene / MEK so as to have a solid content of 10% to prepare a coating material for forming a back coat layer. Coating was performed so that the dry film thickness was 5 μm, and curing (conditions: 60 ° C., 48 hours) was performed to form a back coat layer, thereby producing a thermal transfer printing paper.
[0031]
[Table 2]
[0032]
Comparative Examples 1-3
A photographic paper for thermal transfer was produced in the same manner as in Example 1 except that the backcoat layer forming paints shown in Tables 3 to 5 were used instead of the backcoat layer forming paints shown in Table 2. .
[0033]
[Table 3]
[0034]
[Table 4]
[0035]
[Table 5]
[0036]
(Evaluation)
For the prepared thermal transfer paper, "blocking resistance", "set-off resistance" to dye, "running" in the printer, and "ink resistance" when printed on the back side (back coat layer) of the photographic paper The "ribbon fusion property" was tested and evaluated as described below.
[0037]
"Blocking resistance" test Two photographic papers of the same kind were prepared, and they were overlapped so that the dye-receiving layer of one photographic paper and the back coat layer of the other photographic paper were in contact with each other. Five sets of such superposed sheets were prepared, each of which was sandwiched between two glass plates at a pressure of 10 kg / cm 2 , and held at a temperature of 60 ° C. for 48 hours to perform a “blocking resistance” test. After the test, the printing paper was taken out from between the two glass plates, and the state of blocking at the interface between the two printing papers was evaluated according to the following evaluation criteria. The results are shown in Tables 6 to 8.
[0038]
Evaluation criteria for anti-blocking property Rank status :: photographic paper does not adhere to each other in all 5 sets and there is no change in the surface of the dye receiving layer △: even one set partially adheres lightly or receives the dye When the gloss of the surface of the layer is changed. X: Even when one set is completely fused.
[0039]
"Set-off resistance" test A photographic paper for thermal transfer and a sublimation type thermal transfer ink ribbon (VPM30STA, manufactured by Sony Corporation) were mounted on a standard printer (5 msec / line applied pulse width) manufactured by Machiless. A 12-step steer step printing and a solid black printing were performed on the dye receiving layer of the photographic paper for thermal transfer. The obtained image surface (dye-receiving layer surface) and the back surface (backcoat layer) of the same kind of unused photographic paper were overlaid. This was sandwiched between two glass plates at a pressure of 10 kg / cm 2 and held at a temperature of 60 ° C. for 48 hours to perform a “set-off resistance” test.
[0040]
After the test, the photographic paper was taken out from between the two glass plates, the two photographic papers were peeled off, and the optical density of the dye image transferred to the back surface was measured using Macbeth TR924. The results are shown in Tables 6 to 8. In this case, the smaller the numerical value, the less the migration of the dye and the better the set-off resistance of the dye. For practical purposes, it is desired that this value be about 0.10 or less.
[0041]
"Running property" test At the time of printing of the above "set-off resistance" test, whether or not a vertical shift or a horizontal shift of an image or a double feed phenomenon of photographic paper has occurred is visually checked according to the following evaluation criteria. evaluated. The results are shown in Tables 6 to 8.
[0042]
Runnability evaluation criteria Rank Status :: When vertical shift and horizontal shift of image and double feed phenomenon of photographic paper do not occur in 1000 printing operations △: Vertical shift or image shift in 1000 printing operations When the number of occurrences of the lateral shift or the double feed phenomenon is 1 to 10 times x: When the number of occurrences of the vertical shift or the horizontal shift or the double feed phenomenon of the image is 1000 or more in 1000 printing operations.
[0043]
"Ink ribbon fusion resistance" test Except for using the UP-7000 made by Sony in place of the standard printer manufactured by Machiles, and performing printing on the back coat layer side of thermal transfer printing paper, The “ink ribbon fusion resistance” test is performed by performing a 12-step steer step print and a black solid print in the same manner as in the “set-off resistance” test described above, and visually inspected according to the following evaluation criteria. evaluated. The results are shown in Tables 6 to 8.
[0044]
Criteria for evaluating ink ribbon fusion resistance Rank status ○: Ink ribbon does not fuse to photographic paper and there is no problem in feeding and discharging of photographic paper △: Ink ribbon fuses to photographic paper X: when there is no problem in the supply and discharge of the photographic paper x: when the ink ribbon is fused to the photographic paper and there is an obstacle in the supply and discharge of the photographic paper [0045]
[Table 6]
[0046]
[Table 7]
[0047]
[Table 8]
[0048]
As can be seen from Tables 6 and 7, the photographic paper for thermal transfer of the present invention has all the test items of "blocking resistance", "set-off resistance", "running" and "ink ribbon fusion resistance". At the same time showed excellent results.
[0049]
Also, from Table 8, the thermal transfer photographic paper of Comparative Example 2 having a back coat layer crosslinked by blending a polyfunctional isocyanate compound showed excellent runnability, but was not crosslinked. It can be seen that the runnability of the thermal transfer printing papers of Examples 1 and 3 was insufficient. Therefore, it can be seen that it is necessary to constitute the back coat layer from a resin having a crosslinked structure in order to improve the running property.
[0050]
However, in the thermal transfer printing papers of Comparative Examples 1 to 3 not using a vinylphenol-based resin, the dye was easily transferred to the back coat layer, and the optical density of the transferred dye image greatly exceeded 0.10, The dye had a practical problem in terms of "set-off resistance" of the dye. Therefore, it is understood that it is necessary to use a vinylphenol resin for the back coat layer. In addition, when a resin other than vinylphenol resin is used, depending on the type of the resin, not only the "offset resistance" of the dye but also "blocking resistance", "running", or "ink ribbon" It turns out that an insufficient result is obtained in terms of "fusibility".
[0051]
From the above results, the backcoat layer of the thermal transfer printing paper can simultaneously satisfy all of "blocking resistance", "set-off resistance", "running property" and "ink ribbon fusion resistance". Therefore, it is understood that it is necessary to form the back coat layer from a cross-linked reaction product of a vinylphenol-based resin and a polyfunctional isocyanate compound.
[0052]
【The invention's effect】
The photographic paper for thermal transfer of the present invention exhibits excellent running properties, suppresses troubles caused when the paper is erroneously sent to a printer upside down, and greatly reduces dye set-off and blocking. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a general photographic paper.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Thermal
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