JP3572454B2 - Handle mounting structure for folding door and folding door provided with the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室等に設けた折戸の内外に大型のハンドルを取り付けた折戸におけるハンドルの取付構造およびこれを備えた折戸に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の大型のハンドルを取り付けた折戸として、例えば特開平11−293971号公報に記載のものが知られている。この折戸は、いわゆる2枚折戸であり、枠体と、枠体に開閉自在に設けられた折戸本体とで構成され、室内側に折り込むようにして開放される。折戸本体の戸先側端部には、室内側に内ハンドルが、室外側に外ハンドルがそれぞれ取り付けられており、内ハンドルは折戸本体の見付け方向に沿って戸尻側に延在し、外ハンドルは折戸本体の見付け方向に沿って戸先側に延在している。
この場合、折戸本体における戸先側扉体の回動中心(スライド部)は、内外両ハンドルの取付け位置より戸尻側に位置しており、内ハンドルでは、押し動作から折込み動作に移行することで折戸本体が開放し、外ハンドルでは、引き動作から折込み動作に移行することで折戸本体が開放するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、折戸の開閉動作において特に初期開放動作では、レールからラッチを外す必要があるため、比較的大きな開放力が必要となり且つ力加減が難しい問題がある。これに対し、上記従来の折戸では、大型のハンドルを用いることおよび戸先側扉体の回動中心を戸尻側に十分に寄せて位置させることで、上記の問題を解決している。
しかし、このような従来の構成では、折り畳んだ折戸本体が室外側に大きく突出してしまうだけでなく、初期開放動作において、内ハンドルでは押し動作を、外ハンドルでは引き動作を行う必要がある。このため、使用者にとって押し引きの動作を誤り易く、開放動作が極めて煩雑になる問題があった。
【0004】
本発明は、初期開放動作を、内外両ハンドルのいずれも引き動作で且つ比較的小さな力で行うことができる折戸におけるハンドルの取付構造およびこれを備えた折戸を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の折戸におけるハンドルの取付構造は、室内側を折込み側として枠体に開閉自在に取り付けられた折戸本体の戸先側端部に、室内側に臨んで内ハンドルを、室外側に臨んで外ハンドルをそれぞれ取り付けた折戸におけるハンドルの取付構造において、内ハンドルは、基端部を戸先側の回動中心より戸尻側に位置して戸先側端部に取り付けられ、且つ先端部にグリップ部を有して戸尻側に延在し、外ハンドルは、基端部を戸先側の回動中心より戸尻側に位置して戸先側端部に取り付けられ、且つ先端部にグリップ部を有して戸先側に延在していることを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、内ハンドルは戸尻側に延在し、逆に外ハンドルは戸先側に延在している。また、内外両ハンドルは、共に戸先側端部の回動中心より戸尻側に取り付けられている。このため、内外両ハンドルを引くことで、回動中心を支点として、折戸本体に折込み力を直接作用させることができ、初期開放動作を円滑に行うことができる。また、内ハンドルでは、引き動作から折込み動作に移行することで折戸本体を開放することができ、同様に外ハンドルでも、引き動作から折込み動作に移行することで折戸本体を開放することができる。したがって、最も開放力を要する初期開放動作において、内外両ハンドルのいずれも、引き動作でこれを開放することができる。特に、引き動作は、押し動作に比して力を加え易く、室内側および室外側において、同一の且つ自然な引き動作でこれを開放することができ、使用者をして、室内外で折戸本体の開放動作を迷うことがない。しかも、内ハンドルは戸尻側に延在し且つ外ハンドルは戸先側に延在しているため、テコの作用により折戸本体を比較的小さな力で初期開放することができる。
【0007】
この場合、内外各ハンドルは、見付け方向において折戸本体に沿うように延在していることが、好ましい。
【0008】
この構成によれば、完全開放状態の折戸本体に対し、内外両ハンドルがほぼ平行になるように位置するため、内外両ハンドルが折戸本体に干渉するのを有効に防止することができる。また、完全閉塞状態の折戸本体に対し、内外両ハンドルが見込み方向に大きく突出することがないため、両ハンドルが邪魔になることがない。なお、グリップ部と折戸本体の表面との間には、少なくともグリップ部を把持した手が折戸本体に触れない程度の間隙を設けることが、好ましい。
【0009】
これらの場合、各グリップ部は、鉛直方向に延在しており、内ハンドルのグリップ部と外ハンドルのグリップ部とは、戸先側の回動中心に対し180°点対称位置に配設されていることが、好ましい。
【0010】
この構成によれば、内ハンドルと外ハンドルとの間において、それぞれの力点(グリップ部)と作用点(回動中心)とが同一の距離となるため、室内側から内ハンドルを握って折戸本体を開放する場合と、室外側から外ハンドルを握ってこれを開放する場合とで、まったく同一の開放力でこれを開放することができる。
【0011】
これらの場合、各グリップ部は、鉛直方向に延在しており、且つ鉛直軸廻りに自由回転可能に構成されていることが、好ましい。
【0012】
この構成によれば、内外両ハンドルは、引き動作から折込み動作に移行することで折戸本体を開放し、これと逆動作で折戸本体を閉塞するが、引き動作から折込み動作への移行などにおいて、グリップ部が自在に回転するため、クリップ部を握り直す必要がなく、折戸本体に対し、開放力を連続的に且つ効率よく作用させることができる。したがって、内外両ハンドルの操作性を向上させることができ、折戸本体を円滑に開閉することができる。
【0013】
本発明の折戸は、請求項1ないし4のいずれかに記載の折戸におけるハンドルの取付構造を、備えたことを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、折戸本体を比較的小さい力で且つ室内外において同一の開閉動作で、折戸本体を円滑に開閉することができる。
【0015】
この場合、折戸本体の戸先側に位置して枠体に開閉自在に取り付けられ、折戸本体と親子扉関係を為す子扉体を、備えることが好ましい。
【0016】
この構成によれば、折戸本体のみを開放した通常の有効開口幅と、折戸本体および子扉体を開放した広い有効開口幅とを得ることができ、必要に応じて開口幅を調節することができる。
【0017】
この場合、見付け方向において、外ハンドルのクリップ部は、子扉体の幅内に位置していることが、好ましい。
【0018】
この構成によれば、子扉体側に延在する外ハンドルを子扉体の幅内に収めることで、外ハンドルの先端部に設けたグリップ部が室外側の側壁等と干渉するのを、有効に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る折戸におけるハンドルの取付構造およびこれを備えた折戸を、浴室の開口部に設置した折戸を例に説明する。この浴室は、介護者を伴う出入りを考慮し、必要に応じてその有効開口幅を比較的広くとれるようにしたものであり、且つ折戸の開閉を比較的小さな力で簡単に開閉できるようにしたものである。図1は、脱衣室側から見た折戸の姿図であり、同図に示すように、折戸1は、枠体2と、枠体2に開閉自在に装着した折戸本体3および子扉体4とで構成されている。
【0020】
枠体2は、それぞれがアルミニウムの押出し形材などからに成る上枠5、下枠6および両縦枠7,7を枠組みして、構成されている。この場合、下枠6に対し浴室床Aaと脱衣室床Baとは、ほぼ段差無く(上面がほぼ面一)配設されており、いわゆるバリアフリー設計となっている(図4参照)。また、下枠6の下側には、下枠6に沿って排水樋8が配設されており、排水樋8は、浴室床(防水パン)Aaに支持されている。排水樋8には、排水管9が接続されており、後述する下シール片52,53から漏れた排水が下枠6からこの排水樋8に導かれ、排水管9に流入するようになっている(図4参照)。
【0021】
折戸本体3と子扉体4とは親子扉の関係にあり、折戸本体3は幅広に、子扉体4は幅狭に形成されている。折戸本体3は、図示左部の縦枠7側端部を基端として、浴室A側に折り込まれることで開放され、子扉体4は、図示右部の縦枠7側端部を基端として、浴室A側に回動させることで開放される。この場合、通常の使用形態では、子扉体4を閉塞した状態とし折戸本体3のみを開閉するが、車椅子などの出入りのために広い開口幅を必要とする場合には、折戸本体3および子扉体4を開放するようになっている。
【0022】
折戸本体3は、戸先側扉体10および戸尻側扉体11を突き合わせ、連結金具12を介して折曲げ自在に連結して、構成されている。戸先側扉体10の戸先側端部には、浴室A側に臨んで内ハンドル13が設けられと共に、これに対応して脱衣室B側に臨んで外ハンドル14が設けられている(図2参照)。この内外両ハンドル13,14は、バリアフリーを考慮して大型に形成されていると共に、上下方向において幾分下部寄りに配設されている。一方、開閉頻度の少ない子扉体4にも、ハンドルやノブなどを設けてもよいが、本実施形態では設けない構成としている。
【0023】
図1ないし図4に示すように、枠体2の上枠5は、脱衣室B側に上枠シール取付部22を有する上枠本体21と、上枠本体21の見込み方向の中間位置に垂設した上ガイドレール23とで、一体に形成されている。上枠シール取付部22には、各扉体10,11,4の上框(後述する)41,41,61に密接する上枠シール部材24が取り付けられている。
【0024】
下枠6は、脱衣室B側に下枠シール取付部27を有し浴室A側で排水樋8の上側に臨む下枠本体26と、下枠本体26の浴室A側と浴室床Aaとの間に掛け渡した下枠アタッチメント28とで構成されている。下枠本体26には、上記の上ガイドレール23に対向する下ガイドレール29が一体に形成され、また下枠シール取付部27には、各扉体8,9,4の下框(後述する)42,42,62に密接する下枠シール部材30が取り付けられている。一方、下枠アタッチメント28は排水樋8の上開口部を閉塞するように配設されており、左右の側端部に設けた手掛け部31により、上側に取り外し得るようになっている。これにより、排水樋8の清掃が可能になる。
【0025】
左右の各縦枠7は、見込み方向に延びる中空部34を有する縦枠本体33と、脱衣室B側において縦枠本体33の内面に突設した縦枠シール取付片35とで、一体に形成されている。そして、一方の縦枠シール取付片35には、戸尻縦框(後述する)46に向かって延びる縦枠シール部材36が、他方の縦枠シール取付片36には、小扉戸尻縦框(後述する)64に向かって延びる縦枠シール部材36が、それぞれ取り付けられている。
【0026】
戸先側扉体10は、それぞれがアルミニウムの押出し形材などからに成る上框41および下框42と、戸先縦框(召合わせ縦框)43および連結縦框44とを框組みすると共に、これにパネル体45を嵌め込んで構成されている。同様に、戸尻側扉体11は、それぞれがアルミニウムの押出し形材などからに成る上框41および下框42と、戸尻縦框46および連結縦框44とを框組みすると共に、これにパネル体45を嵌め込んで構成されている。
【0027】
そして、戸先側扉体10の戸先縦框43には、その室内外に上記の内ハンドル13および外ハンドル14がそれぞれ取り付けられている(詳細は後述する。)。また、戸先側扉体10の連結縦框44には、戸先側に延びる補助ハンドル48が取り付けられている。さらに、戸先側扉体10の連結縦框44には、その上端部に浴室A側から操作可能な折戸ロック機構49が組み込まれる一方、戸尻側扉体11の連結縦框44には、その上下両端部にそれぞれ折戸ラッチ機構50,50が組み込まれている。
【0028】
また、各扉体10,11の下框42には、室内外を連通する換気ガラリ51が形成されている。なお、図3中の符号52および53は、それぞれ下框42および連結金具12に設けた下シール片であり、両下シール片52,53は、下ガイドレール29に密接するようになっている。この下シール片52,53を含んで折戸本体3には、その四周に連続するようにシール片が設けられ、同様に子扉体4にも、その四周に連続するようにシール片が設けられている。
【0029】
さらに、戸先縦框43には、その上下両端部にそれぞれヒンジピンPを一体に形成した戸先上スライダ55aおよび戸先下スライダ55bが、回動自在に組み込まれている。同様に、戸尻縦框46には、その上下両端部にそれぞれヒンジピンPを一体に形成した戸尻上スライダ56aおよび戸尻下スライダ56bが、回動自在に組み込まれている。戸先上スライダ55aおよび戸先下スライダ55bは、それぞれ上ガイドレール23および下ガイドレール29にスライド自在に係合しており、戸先側扉体10の開閉をガイドしている。また、戸尻上スライダ56aおよび戸尻下スライダ56bは、それぞれ上ガイドレール23および下ガイドレール29に係合し且つこの状態で位置規制され、戸尻側扉体11の開閉(回動のみ)をガイドしている。
【0030】
すなわち、戸尻上スライダ56aおよび戸尻下スライダ56bは、上下両ガイドレール23,29にスライドを規制された状態で固定されている。これにより、折戸本体3は、上記両スライダ55a,55b,56a,56bのヒンジピンPを中心に、戸先側扉体10および戸尻側扉体11が横に直線状に並んだ状態と、戸尻側扉体11に戸先側扉体10を重ねるように浴室A側に折り畳たまれた状態との間で、開閉動作される。
【0031】
小扉体4は、それぞれがアルミニウムの押出し形材などからに成る小扉上框61および小扉下框62と、小扉戸先縦框(子扉召合わせ縦框)63および小扉戸尻縦框64とを框組みすると共に、これに縦長のパネル体65を嵌め込んで構成されている。また、小扉下框62には、戸先側扉体10や戸尻側扉体11に倣って換気ガラリ66が形成されている(図1参照)。
【0032】
また、小扉戸先縦框63には、その上端部に子扉ラッチ機構68が、下端部には端部キャップ69がそれぞれ組み込まれている(いずれも詳細は後述する)。また、小扉戸尻縦框64には、その上下両端部にそれぞれヒンジピンPを有する子扉上スライダ70aおよび子扉下スライダ70bが組み込まれ、且つ子扉上スライダ70aには、子扉体4を枠体2から離脱させるヒンジ離脱機構71が一体に組み込まれている(詳細は後述する)。
【0033】
子扉上スライダ70aおよび子扉下スライダ70bは、それぞれ上ガイドレール23および下ガイドレール29に係合し、且つこの状態で不動に固定されている。これにより、子扉体4は、上下両スライダ70a,70bのヒンジピンPを中心に、開き戸形式で浴室A側に開放される。また、子扉体4は、上ガイドレール23に係止した子扉ラッチ機構68により、閉塞状態を規制されるようになっている。なお、操作は面倒であるが、このラッチ機構68に代えて、折戸本体3のロック機構50と同様の機構やフランス落しを設けるようにしてもよい。
【0034】
次に、図5を参照して、折戸本体3と子扉体4の召合せ部分(突合せ部分)の構造と、内外両ハンドル13,14廻りの構造について説明する。折戸本体3と子扉体4とは、折戸本体3の戸先縦框43と子扉体4の子扉戸先縦框63とを、突き当てることにより閉塞される。この場合、戸先縦框43の突合せ端部43aは断面半円状の凸形状に形成されており、これに対応して、子扉戸先縦框63の突合せ端部63aはこれと略相補的な断面形状となる凹形状に形成されている。また、戸先縦框43の突合せ端部43aには浴室A側に位置して戸先内シール片58が、子扉戸先縦框63の突合せ端部63aには脱衣室B側に位置して戸先外シール片73がそれぞれ取り付けられ、浴室Aと脱衣室Bとが二重にシールされている。
【0035】
この場合、凸形状に形成された戸先縦框43の突合せ端部43aは、凹形状に形成された子扉戸先縦框63の突合せ端部63aに嵌り込むように係合するため、閉塞状態から、折戸本体3のみの開放は許容されるが、子扉体4のみの開放は阻止される。すなわち、折戸本体3を開放した状態でのみ、子扉体4が開放できる構造になっている。これにより、閉塞状態から子扉体4のみ開放されるのを、防止している。
【0036】
一方、内ハンドル13は、戸先縦框43の浴室A側の見付け面に取り付けられ、外ハンドル14は、戸先縦框43の脱衣室B側の見付け面に取り付けられている。図5および図6に示すように、内外両ハンドル13,14は、基端部を戸先縦框43の見付け面にねじ止めされる上下一対のアーム部81,81と、両アーム部81,81の先端部に渡したグリップ部82とを有している。内ハンドル13のアーム部81は、戸先縦框43から戸先側扉体10に沿うように斜め戸尻側に向かって延在する一方、外ハンドル14のアーム部81は、戸先縦框43から子扉体4に沿うように斜め戸先側、すなわち子扉体4の戸尻側に向かって延在している。
【0037】
グリップ部82は、両端部を両アーム部81,81の先端部にそれぞれ固定され、この先端部同士を連結するように設けたロッド状軸部83と、ロッド状軸部83に回転自在に軸支されたグリップ本体84とで構成されている。ところで実施形態のように、戸先側に設けた内外両ハンドル13,14で折戸本体3を開閉するものでは、開閉の動作過程において、ハンドル13,14に加える力の方向が微妙に変化すると共に、ハンドル13,14自体の角度が変化する。この変化に対し、グリップ本体84が自由回転することで、ユーザはグリップ本体84を握り直す必要が無く、折戸本体3を円滑に開閉させることができる。
【0038】
このように構成された内外両ハンドル13,14は、戸先縦框43に組み込んだ上下両スライダ55a,55bのヒンジピンP、すなわち戸先側扉体10の回動中心より戸尻側に寄った位置において、戸先縦框43を挟んで対峙するように取り付けられている。また、力点となるグリップ部82と作用点となるヒンジピンPとの中心間距離が、内ハンドル13と外ハンドル14とで同一距離になるように構成されている。このため、内ハンドル13に対し外ハンドル14は、そのアーム部81の長さが幾分長く形成されている。
【0039】
したがって、折戸本体3を開閉、特に折戸本体3の初期開放動作において、浴室A側から開放操作する場合も、脱衣室B側から開放操作する場合も、まったく同一の力加減で、これを開放することができる。また。折戸本体3の初期開放動作において、内ハンドル13ではこれを手前に引くことにより、また外ハンドル14でもこれを手前に引くことにより、戸先側扉体10がヒンジピンPを中心にこじられるようにして、折込み動作が開始される。
【0040】
すなわち、アーム部81の長い内外両ハンドル13,14におけるテコの作用と、ヒンジピンPに対する内外両ハンドル13,14の取付位置とにより、開放のために加える力を効率よく折戸ラッチ機構50の係止解除に作用させるようにしている。また、内外両ハンドル13,14において、折戸本体3の初期開放動作を、いずれも人間工学的に最も動作し易い引き動作とすることで、操作の誤りを防止し且つ操作し易いものとしている。さらに、内外両ハンドル13,14は、折戸本体3や子扉体4に沿うように延在しているため、折戸本体3および子扉体4を閉塞した状態で、見込み方向に大きく突出することがなく、且つ開放状態で開口部分に大きく突出することがない。
【0041】
次に、図7および図8参照して、子扉体4の子扉戸先縦框63に組み込んだ端部キャップ69および子扉ラッチ機構68について説明する。図7に示すように、端部キャップ69は、子扉戸先縦框63の下端に突き当てられるベースプレート部91と、子扉戸先縦框63の下端部に嵌入される嵌入部92と、ベースプレート部91の下面に縦断するように突設した部分シール片93とで構成されている。ベースプレート部91は、子扉戸先縦框63の断面形状と相似形の平面形状を有しており、子扉戸先縦框63の下端に突き当てた状態で、下側からねじ止めされている。部分シール片93は、子扉下框62に設けた下シール片52と、端部を重ねて連続するように設けられている。
【0042】
図8に示すように、子扉ラッチ機構68は、上ガイドレール29に係脱するラッチ突起95と、ラッチ突起95を保持するラッチホルダ96と、ラッチホルダ96に収容されラッチ突起95を付勢するばね(図示省略)とで構成されている。また、ラッチホルダ96は、子扉戸先縦框63の上端に突き当てられるベースプレート部97と、子扉戸先縦框63の上端部に嵌入される嵌入ケース部98とで一体に形成されている。そして、この場合も、ベースプレート部97は、子扉戸先縦框63の断面形状と相似形の平面形状を有しており、子扉戸先縦框63の上端に突き当てた状態で、上側からねじ止めされている。
【0043】
ラッチ突起95は、見込み方向において円弧斜面95aと直線斜面95bを有して、断面山形に形成されており、上ガイドレール29に対し、直線斜面95bを介して係止し、円弧斜面95aを介して離脱する。すなわち、係止し易く且つ離脱し難い構造となっている。このように構成された子扉ラッチ機構68により、子扉体4は閉塞姿勢を規制され、また開放するときは、子扉体4を浴室A側に押す操作だけで、これを開放できるようになっている。
【0044】
次に、図9を参照しては、子扉体4の子扉戸尻縦框64に組み込んだヒンジ離脱機構71について説明する。ヒンジ離脱機構71は子扉戸尻縦框64の上端部に組み込まれており、上記の子扉上スライダ70aと離脱操作レバー100とで構成されている。子扉上スライダ70aは、上ガイドレール29に係合するスライダ本体101と、スライダ本体101に組み込んだ戸車102と、スライダ本体101の下端に連なる係合円板部103と、スライダ本体101の下端から下方に延びる上記のヒンジピンPと、ヒンジピンPに巻回されスライダ本体101を上方に付勢するコイルばね104と、これら構成部品を収容するケース105とで構成されている。
【0045】
ケース105は、子扉戸尻縦框64の上端部に上側から嵌入固定され、このケース105に対しスライダ本体101がコイルばね104により出没自在に付勢されている。なお、上記したように、スライダ本体101は、上枠5に固定したストッパブロック等によりスライド不能となっている(図示省略)。したがって、この子扉上スライダ70aは子扉下スライダ70bと共に、子扉体4を回動させるヒンジとして機能している。
【0046】
一方、離脱操作レバー100は、子扉戸尻縦框64の脱衣室B側上端部に形成した上下方向に延びる長穴107にスライド自在に取り付けたレバー本体108と、レバー本体108の内側に突設した離脱ピン109とで一体に形成されている。離脱ピン109の先端部は、子扉上スライダ70aのケース105に形成した縦長開口105aを介して、係合円板部103の上側に係合している。したがって、離脱操作レバー100を押し下げるように操作すると、コイルばね104に抗してスライダ本体101が下動し、スライダ本体101が上ガイドレール29から離脱する。
【0047】
この状態で、子扉体4を浴室A側に押し込むと、子扉体4は枠体2から外れて浴室A側に離脱する。使用者が浴室A側から折戸ロック機構49を操作して折戸本体3をロックした後、不測の事態が発生して浴室A内の使用者を脱衣室B側から救助する必要が生じた場合には、このヒンジ離脱機構71を操作して子扉体4を外し、子扉体4の開口部分から救助活動を行うようになっている。もちろん、折戸本体3の戸尻縦框46に同様のヒンジ離脱機構を設けて、折戸本体3も離脱可能としてもよいが、子扉体4は小型軽量であり且つ折曲げ部分がないため、離脱が容易で且つ離脱後の移動なども簡単に行うことができる。
【0048】
以上のように本実施形態によれば、大型の内ハンドル13および外ハンドル14を、相互に逆方向となる斜め見付け方向に延在させて設けるようにしているため、いずれも最も力の入れやすい引き動作で且つ小さい力で、これを初期開放動作させることができる。したがって、折戸本体3を、無理なく円滑に開閉することができる。また、折戸本体3に加えてこれと親子扉関係を為す子扉体4を設けるようにしているため、通常の出入りに支障を生ずることなく、必要に応じて開口部を広く開放することができる。
【0049】
なお、本実施形態では、本発明の折戸を浴室の折戸について説明したが、シャワー室等のいわゆる水場をはじめ、各種の折戸に適用できることは、いうまでもない。また、本発明のハンドルの取付構造は、子扉体の無い通常の折戸にも適用できることは、いうまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明の折戸におけるハンドルの取付構造およびこれを備えた折戸によれば、内外両ハンドルが戸先側端部の回動中心より戸尻側に取り付けられると共に、内ハンドルは戸尻側に外ハンドルは戸先側に延在しているため、初期開放動作において、内外両ハンドルのいずれも、引き動作で且つ折込み力を作用させてこれを開放することができる。また、テコの作用により折戸本体を比較的小さな力で初期開放することができる。したがって、折戸本体を無理なく円滑に開放することができ、その操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る折戸の浴室側から見た姿図である。
【図2】実施形態に係る折戸の閉塞状態の横断面図である。
【図3】実施形態に係る折戸の開放状態の横断面図である。
【図4】実施形態に係る折戸の縦断面図である。
【図5】実施形態に係る内外両ハンドル廻りの拡大横断面図である。
【図6】内外各ハンドルの構造図である。
【図7】子扉体の子扉戸先縦框に組み込んだ端部キャップの構造図である。
【図8】子扉体の子扉戸先縦框に組み込んだ小扉ラッチ機構の構造図である。
【図9】子扉体の子扉戸尻縦框に組み込んだヒンジ離脱機構の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 折戸、2 枠体、3 折戸本体、4 小扉体、5 上枠、6 下枠、7 縦枠、10 戸先側扉体、11 戸尻側扉体、13 内ハンドル、14 外ハンドル、23 上ガイドレール、29 下ガイドレール、43 戸先縦框、43a突合せ端部、46 戸尻縦框、55a 戸先上スライダ、55b 戸先下スライダ、63 子扉戸先縦框、63a 突合せ端部、64 子扉戸尻縦框、68 子扉ラッチ機構、70a 子扉上スライダ、70b 子扉下スライダ、71 ヒンジ離脱機構、81 アーム部、82 グリップ部、100 離脱操作レバー、A 浴室、Aa 浴室床、B 脱衣室、Ba 脱衣室床、P ヒンジピン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a handle mounting structure in a folding door having a large handle mounted inside and outside of a folding door provided in a bathroom or the like, and a folding door provided with the same.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a folding door to which a large-sized handle of this kind is attached, for example, the one described in Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-293971 is known. This folding door is a so-called two-fold folding door, and is composed of a frame body and a folding door main body provided on the frame body so as to be openable and closable, and is opened so as to be folded into a room. An inner handle is attached to the door end side of the folding door main body on the indoor side, and an outer handle is attached to the outdoor side, and the inner handle extends to the door ass side along the direction of finding the folding door main body, and The handle extends toward the door end along the direction in which the folding door body is found.
In this case, the center of rotation (sliding portion) of the door end side door body in the folding door body is located closer to the door end than the mounting position of the inner and outer handles, and the inner handle shifts from the pushing operation to the folding operation. Then, the folding door main body is opened, and with the outer handle, the transition from the pulling operation to the folding operation is performed, so that the folding door main body is opened.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the opening / closing operation of the folding door, especially in the initial opening operation, it is necessary to release the latch from the rail, so that a relatively large opening force is required and it is difficult to adjust the force. On the other hand, the above-mentioned conventional folding door solves the above-mentioned problem by using a large-sized handle and by positioning the rotation center of the door-side door body sufficiently close to the door bottom side.
However, in such a conventional configuration, the folded door body not only protrudes greatly to the outside of the room, but also needs to perform a pushing operation with the inner handle and a pulling operation with the outer handle in the initial opening operation. For this reason, there has been a problem that the push-pull operation is easily erroneous for the user, and the opening operation is extremely complicated.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a handle mounting structure in a folding door that can perform an initial opening operation with both inner and outer handles by a pulling operation and a relatively small force, and a folding door provided with the same.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The handle mounting structure of the folding door according to the present invention is such that the inner handle facing the indoor side and the inner handle facing the outdoor side are located at the door end side end of the folding door main body which is attached to the frame body with the indoor side as the folding side. In the handle mounting structure of the folding door to which the outer handle is attached, the inner handle is attached to the door end side with the base end located closer to the door end than the center of rotation of the door top, and attached to the tip end. The handle has a grip portion and extends to the door end side, and the outer handle is attached to the door end side end with the base end located closer to the door end than the center of rotation of the door end, and at the tip end. It is characterized by having a grip portion and extending to the door end side.
[0006]
According to this configuration, the inner handle extends toward the door end, while the outer handle extends toward the door end. Both the inner and outer handles are attached to the door end side from the center of rotation of the door end side end. For this reason, by pulling both the inner and outer handles, the folding force can be directly applied to the folding door body with the rotation center as a fulcrum, and the initial opening operation can be performed smoothly. Also, with the inner handle, the folding door main body can be opened by shifting from the pulling operation to the folding operation, and similarly with the outer handle, the folding door main body can be opened by shifting from the pulling operation to the folding operation. Therefore, in the initial opening operation requiring the most opening force, both the inner and outer handles can be released by the pulling operation. In particular, the pulling operation is easier to apply a force than the pushing operation, and can be released by the same and natural pulling operation on the indoor side and the outdoor side. There is no hesitation in opening the main unit. In addition, since the inner handle extends to the side of the door and the outer handle extends to the side of the door, the folding door main body can be initially opened with a relatively small force by leverage.
[0007]
In this case, it is preferable that the inner and outer handles extend along the folding door body in the finding direction.
[0008]
According to this configuration, since the inner and outer handles are positioned so as to be substantially parallel to the folding door main body in the completely open state, it is possible to effectively prevent the inner and outer handles from interfering with the folding door main body. Further, since the inner and outer handles do not protrude greatly in the expected direction with respect to the folding door body in the completely closed state, the handles do not become an obstacle. In addition, it is preferable to provide a gap between the grip portion and the surface of the folding door main body at least so that a hand holding the grip portion does not touch the folding door main body.
[0009]
In these cases, each grip portion extends in the vertical direction, and the grip portion of the inner handle and the grip portion of the outer handle are disposed at 180 ° point symmetric positions with respect to the center of rotation on the door end side. Is preferred.
[0010]
According to this configuration, between the inner handle and the outer handle, the respective points of force (grip portion) and the point of action (center of rotation) are at the same distance. Can be opened with exactly the same opening force when the outer handle is opened and when the outer handle is gripped from the outdoor side.
[0011]
In these cases, it is preferable that each grip portion extends in the vertical direction and is configured to be freely rotatable around a vertical axis.
[0012]
According to this configuration, both the inner and outer handles open the folding door main body by shifting from the pulling operation to the folding operation, and close the folding door main body by the reverse operation, but in the transition from the pulling operation to the folding operation, Since the grip portion rotates freely, it is not necessary to re-grip the clip portion, and the opening force can be continuously and efficiently applied to the folding door body. Therefore, the operability of the inner and outer handles can be improved, and the folding door body can be smoothly opened and closed.
[0013]
A folding door according to the present invention is characterized in that the folding door according to any one of
[0014]
According to this configuration, the folding door main body can be smoothly opened and closed with a relatively small force and the same opening and closing operation indoors and outdoors.
[0015]
In this case, it is preferable to provide a child door body which is located on the door tip side of the folding door main body and is attached to the frame so as to be freely openable and closable with the folding door main body.
[0016]
According to this configuration, it is possible to obtain a normal effective opening width in which only the folding door body is opened, and a wide effective opening width in which the folding door body and the child door body are opened, and the opening width can be adjusted as necessary. it can.
[0017]
In this case, it is preferable that the clip portion of the outer handle is located within the width of the child door body in the finding direction.
[0018]
According to this configuration, the outer handle extending to the child door body side is accommodated within the width of the child door body, so that the grip provided at the distal end of the outer handle can effectively interfere with the side wall and the like on the outdoor side. Can be prevented.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, with reference to the accompanying drawings, a description will be given of an example of a folding door provided with a handle mounting structure in a folding door according to an embodiment of the present invention and a folding door provided with the same at an opening of a bathroom. This bathroom is designed so that the effective opening width can be made relatively wide as necessary in consideration of getting in and out with the caregiver, and the opening and closing of the folding door can be easily opened and closed with relatively small force. Things. FIG. 1 is a view of the folding door as viewed from the undressing room side. As shown in FIG. 1, the
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
As shown in FIGS. 1 to 4, the
[0024]
The
[0025]
The left and right
[0026]
The door-
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
Further, in the
[0030]
That is, the upper door
[0031]
The small door body 4 includes a small door
[0032]
The small door door
[0033]
The child door
[0034]
Next, with reference to FIG. 5, the structure of the portion (butting portion) of the folding door
[0035]
In this case, the
[0036]
On the other hand, the
[0037]
The
[0038]
The inner and
[0039]
Therefore, in the opening / closing operation of the
[0040]
That is, by the lever action of the long inner and
[0041]
Next, with reference to FIGS. 7 and 8, the
[0042]
As shown in FIG. 8, the child
[0043]
The
[0044]
Next, with reference to FIG. 9, a description will be given of the
[0045]
The
[0046]
On the other hand, the
[0047]
In this state, when the child door body 4 is pushed into the bathroom A side, the child door body 4 comes off the
[0048]
As described above, according to the present embodiment, the large
[0049]
In the present embodiment, the folding door of the present invention has been described as a folding door in a bathroom. However, it is needless to say that the present invention can be applied to various folding doors including a so-called water place such as a shower room. In addition, it goes without saying that the handle mounting structure of the present invention can be applied to a normal folding door having no child door body.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the handle mounting structure of the folding door of the present invention and the folding door provided with the same, both the inner and outer handles are mounted closer to the door end than the rotation center of the door end side end, and the inner handle is the door end. Since the outer handle extends to the side of the door at the side, in the initial opening operation, both the inner and outer handles can be opened by pulling operation and applying a folding force. Further, the folding door main body can be initially opened with a relatively small force by the action of the lever. Therefore, the folding door main body can be smoothly and smoothly opened, and the operability can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view of a folding door according to an embodiment of the present invention, as viewed from a bathroom side.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the folding door according to the embodiment in a closed state.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the folding door in an open state according to the embodiment.
FIG. 4 is a vertical sectional view of the folding door according to the embodiment.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view around the inner and outer handles according to the embodiment.
FIG. 6 is a structural view of each handle inside and outside.
FIG. 7 is a structural view of an end cap incorporated in a child door vertical frame of the child door body.
FIG. 8 is a structural view of a small door latch mechanism incorporated in a child door vertical frame of the child door body.
FIG. 9 is an exploded perspective view of a hinge detaching mechanism incorporated in a child door vertical frame of the child door body.
[Explanation of symbols]
1 folding door, 2 frame body, 3 folding door body, 4 small door body, 5 upper frame, 6 lower frame, 7 vertical frame, 10 door side door body, 11 door bottom side door body, 13 inner handle, 14 outer handle, 23 Upper guide rail, 29 Lower guide rail, 43 Door vertical frame, 43a butt end, 46 Door vertical frame, 55a Door upper slider, 55b Door lower slider, 63 Child door vertical frame, 63a Butt end Part, 64 child door vertical frame, 68 child door latch mechanism, 70a child door upper slider, 70b child door lower slider, 71 hinge release mechanism, 81 arm part, 82 grip part, 100 release operation lever, A bathroom, Aa Bathroom floor, B dressing room, Ba dressing room floor, hinge pin
Claims (7)
前記内ハンドルは、基端部を前記戸先側の回動中心より戸尻側に位置して当該戸先側端部に取り付けられ、且つ先端部にグリップ部を有して戸尻側に延在し、前記外ハンドルは、基端部を前記戸先側の回動中心より戸尻側に位置して当該戸先側端部に取り付けられ、且つ先端部にグリップ部を有して戸先側に延在していることを特徴とする折戸におけるハンドルの取付構造。Attachment of a handle in a folding door with an inner handle facing the indoor side and an outer handle facing the outside of the door at the door end side of the folding door body that is attached to the frame body with the indoor side as the folding side In structure
The inner handle is attached to the door end side with its base end located closer to the door end than the center of rotation of the door top side, and has a grip at the tip end and extends toward the door end side. The outer handle has a base end located closer to the door end than the center of rotation of the door tip side, is attached to the door end side end, and has a grip portion at the tip end. A handle mounting structure in a folding door, characterized by extending to the side.
前記内ハンドルのグリップ部と前記外ハンドルのグリップ部とは、前記戸先側の回動中心に対し180°点対称位置に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の折戸におけるハンドルの取付構造。Each grip section extends in a vertical direction,
The grip section of the inner handle and the grip section of the outer handle are disposed at 180 ° point symmetrical positions with respect to the center of rotation on the door end side. Handle mounting structure in Orito.
且つ鉛直軸廻りに自由回転可能に構成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の折戸におけるハンドルの取付構造。Each grip section extends in a vertical direction,
The handle mounting structure for a folding door according to claim 1, 2 or 3, wherein the handle is mounted so as to be freely rotatable around a vertical axis.
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