JP3569562B2 - ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、取付け体との間に被締結物を挟持して取付け体に螺合されるボルトの緩めトルクを低減するためのボルトの緩めトルク低減構造およびボルトの緩め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボルトを用いて被締結物を取付け体に強固に締結した状態で、分解、修理等のためにボルトを取外す必要を生じることがあるが、そのボルトのねじ部等が錆付いたり、焼付いたりしてボルトが簡単には緩まないことがある。
【0003】
この場合、従来ではボルトに強大な緩めトルクを加えて緩めるか、それでも緩まない場合にはボルトの頭部をカッタ等で削り取ったり、バーナーで焼き切ったりするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のようにすると、ボルトの緩め作業が非常に面倒であるばかりでなく、その作業によって被締結物が損傷してしまうことがあり、締結状態解除後に被締結物を補修する必要が生じたり、場合によっては被締結物の再使用が不可能となることがあり、全体として作業能率が低くてコストが嵩み、また資源の浪費にもなっていた。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ボルトの緩め作業を小さな緩めトルクで容易かつ迅速に行い得るようにして上記問題を解決したボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、取付け体との間に被締結物を挟持して取付け体に螺合されるボルトの緩めトルクを低減するためのボルトの緩めトルク低減構造において、ボルトには、少なくとも軸方向に沿う一部を被締結物に対応させた挿通孔部と、外端をボルトの軸方向一端面に開口させて挿通孔部よりも大径に形成されるとともに挿通孔部の一端との間に係止段部を形成する収容孔部と、挿通孔部よりも小径に形成されて該挿通孔部の他端に連なるねじ孔部とが同軸に設けられ、収容孔部内に回転自在に収容される頭部を有して挿通孔部に挿通される第1補助ボルトが前記頭部を係止段部に係合させるまでねじ孔部に螺合された状態で、ボルトが被締結物を貫通して取付け体に螺合され、収容孔部の少なくとも外端寄りの内面には、ねじ孔部と螺合し且つ頭部が係止段部から離反した状態とした第1補助ボルトの該頭部に当接してボルトの被締結物に対応する部分を軸方向に延ばすように締付け可能な第2補助ボルトを螺合させる雌ねじが、その第2補助ボルトの締付け時に第1補助ボルトが第2補助ボルトと連れ回りして締付け方向に回転することのないよう、前記ねじ孔部とは逆ねじにして設けられることを特徴とする。
【0007】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載のボルトを緩めるにあたって、第1補助ボルトをその頭部が係止段部から離反するまで緩めた後、収容孔部の雌ねじに螺合させた第2補助ボルトを第1補助ボルトで受けるようにして締付けた状態でボルトを緩めることを特徴とする。
【0008】
【作 用】
上記請求項1記載の発明の構成によれば、第1補助ボルトを締付けた状態で被締結物を貫通したボルトが取付け体に螺合されると、ボルトおよび第1補助ボルトにはその軸方向に沿う引張力がともに作用する。而して頭部が係止段部から離反するように第1補助ボルトが緩められると、第1補助ボルトが分担していた引張力の分もボルトが分担するようになり、少なくとも被締結物に対応する部分でボルトが軸方向に伸びる。さらにその状態、即ち、第1補助ボルトをその頭部が係止段部から離反するまで緩め且つねじ孔部と螺合させた状態で、収容凹部の雌ねじに螺合した第2補助ボルトを締付けると(即ちその締付力を第1補助ボルトの頭部で受けるようにして第2補助ボルトが締付けられると)、ボルトの被締結物に対応する部分がさらに軸方向に伸びることになり、緩めトルクがさらに低減される。しかもねじ孔部と収容孔部の雌ねじとが相互に逆ねじであることにより、第2補助ボルトの締付け時に第1補助ボルトが第2補助ボルトと連れ回りして締付け方向に回転することが確実に防止される。
【0009】
また上記請求項2記載の発明によれば、第1補助ボルトの緩め作業、ならびに第2補助ボルトの締付け作業を順次行って、ボルトの緩めトルクを低減した状態でボルトを緩めることにより、ボルトを小さな緩めトルクで容易かつ迅速に緩めることが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
【0011】
図1ないし図4は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はボルトによる被締結物の締結状態を示す断面図、図2はボルトの製造過程を順次示す図、図3は第1補助ボルトを緩めた状態での図1に対応する断面図、図4はボルトを緩める状態での図1に対応する断面図である。
【0012】
先ず図1において、ボルトB1 は、スパナ等の回転操作工具を係合可能として横断面略正六角形に形成される係合部1が軸部2の一端に一体に連設され、該軸部2の少なくとも他端側外周に雄ねじ3が設けられて成る。このボルトB1 により被締結物4が取付け体5に締着されるものであり、取付け体5にはねじ孔6が設けられ、被締結物4には、ボルトB1 の軸部2を挿通させる貫通孔7が設けられる。而して貫通孔7に挿通された軸部2の雄ねじ3をねじ孔6に螺合して締付けることにより、被締結物4はボルトB1 の係合部1および取付け体5間に挟持され、これにより被締結物4が取付け体5に締着されることになる。
【0013】
ボルトB1 には、横断面円形の挿通孔部8と、外端をボルトB1 の軸方向一端面(この実施例では係合部1の端面)に開口させて挿通孔部8よりも大径に形成されるとともに挿通孔部8の一端との間に係止段部9を形成する横断面円形の収容孔部10と、挿通孔部8の他端に同軸に連なってボルトB1 の他端に開口するねじ孔部11とが同軸に設けられる。しかも挿通孔部8が設けられる範囲Aは、該挿通孔部8の少なくとも軸方向に沿う一部が被締結物4に対応するように設定される。また収容孔部10の少なくとも外端寄りの内面、この実施例では収容孔部10の軸方向ほぼ全長にわたる内面には、ねじ孔部11とは逆ねじである雌ねじ12が刻設される。
【0014】
図2において、ボルトB1 の製造にあたっては、先ず図2(a)で示すようにボルトB1 にほぼ対応した形状のボルト素材13を鍛造により形成する。次いで図2(b)で示すように、ボルトB1 における収容孔部10、係止段部9、挿通孔部8およびねじ孔部11に対応する孔14をボルト素材13への穿孔加工により形成した後に熱処理を施し、その後、図2(c)で示すように、ボルト素材13の転造加工により雄ねじ3を形成する。さらに図2(d)で示すように、孔14にタップ立てを行ってねじ孔部11、ならびに収容孔部10の内面への雌ねじ12の形成を行った後、表面処理を施すことによりボルトB1 を得ることができる。
【0015】
再び図1において、ボルトB1 には第1補助ボルト15が同軸に螺合されるものであり、この第1補助ボルト15は、収容孔部10内に回転自在に収容されるとともに係止段部9に係合可能な頭部16が、ねじ孔部11に螺合される雄ねじ17を一端側外周に有する軸部18の他端に一体に設けられて成るものである。而して、頭部16の軸方向長さは収容孔部10の軸方向長さよりも短く設定されるものであり、該頭部16の端面には、第1補助ボルト15を回転操作するための工具を係合すべく、たとえば横断面正六角形状に形成される係合凹部19が設けられる。
【0016】
ボルトB1 を締付けて被締結物4を取付け体5に締着する前に、挿通孔部8に挿通された第1補助ボルト15は、その頭部15を係止段部9に係止させるまでねじ孔部11に予め螺合されており、その状態で被締結物4を貫通するボルトB1 が取付け体5に螺合して締付けられる。それにより、ボルトB1 および第1補助ボルト15には、その軸方向に沿う引張力がともに作用することになる。
【0017】
ボルトB1 を緩めるにあたっては、図3で示すように、第1補助ボルト15をその頭部16が係止段部9から離反するまで緩める。これにより、第1補助ボルト15が分担していた引張力の分もボルトB1 が負担するようになり、ボルトB1 に作用する引張力が大きくなってボルトB1 を軸方向により伸ばすことになる。しかもボルトB1 の挿通孔部8が設けられる範囲Aは、その少なくとも一部が被締結物4に対応するように設定されるので、ボルトB1 の少なくとも被締結物4に対応する部分が軸方向に伸びることにより、ボルトB1 から被締結物4に作用する締結力を低下させることができる。
【0018】
次いで図4で示すように、ボルトB1 の収容孔部10における雌ねじ12に第2補助ボルト20を螺合させ、その第2補助ボルト20を締付ける。そうすると第2補助ボルト20が第1補助ボルト15の頭部16で受けられ、第2補助ボルト20の締付け力によりボルトB1 の被締結物4に対応する部分がさらに軸方向に伸びることになり、ボルトB1 から被締結物4に作用する締結力をさらに低下させることができる。
【0019】
したがって、ボルトB1 が雄ねじ1の錆付きや焼付き等に起因して通常の緩めトルクでは簡単に緩まない場合にも、比較的小さな緩めトルクで容易かつ迅速にボルトB1 を緩めることが可能となる。すなわち第1補助ボルト15の緩め作業に続いて、第2補助ボルト20の締付け作業を行うことにより、ボルトB1 を軸方向に伸ばしてボルトB1 から被締結物4に作用する締結力を低下させ、それにより、ボルトB1 の係合部1および被締結物4間に作用する摩擦力、ならびにボルトB1 の軸部2と取付け体5のねじ孔6との螺合部に作用する摩擦力が低下することになり、比較的小さな緩めトルクでもボルトB1 を容易に緩めることができる。したがってボルトB1 の緩め作業を、その作業中に被締結物4を損傷することなく、簡単迅速に行なうことが可能となる。
【0020】
また第1補助ボルト15の頭部に当接した第2補助ボルト20を締付ける際に、第2補助ボルト20が螺合している収容孔部10の雌ねじ12は、第1補助ボルト15が螺合しているねじ孔部11とは逆ねじであるので、第2補助ボルト20の締付けによって第1補助ボルト15が第2補助ボルト20と連れ回りして締付け方向に回転することが確実に防止される。
【0021】
しかも第1補助ボルト15を、ボルトB1 に比べて強度の高い材料により形成しておくと、被締結物4の締結に伴う軸力の負担を第1補助ボルト15に持たせることができるので、第1補助ボルト15を緩めることによりボルトB1 に大きな軸力を作用させてボルトB1 の伸び量を大きくし、ボルトB1 の緩めトルクをより低減することが可能である。
【0022】
図5は本発明の第2実施例を示すものであり、第1補助ボルト15が締付けられている状態のボルトB1 の収容孔部10の開口端を、雌ねじ12に螺合する第2補助ボルト20で閉じておくようにしてもよく、そうすれば、収容孔部10内に塵埃が侵入するのを防止することができる。
【0023】
この場合、ボルトB1 を緩める際には、第2補助ボルト20を緩めてボルトB1 から取外した後に第1補助ボルト15を緩め、その後、第2補助ボルト20を再度締付けるようにすればよい。
【0024】
本発明の第3実施例として、図6で示すように、ボルトB2 に、挿通孔部8と、挿通孔部8の一端との間に係止段部9を形成する横断面円形の収容孔部10と、挿通孔部8の他端に連なる有底のねじ孔部11´とが同軸に設けられるようにしてもよい。
【0025】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0026】
たとえばボルトB1 ,B2 の係合部1側にねじ孔部11,11´が設けられるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、被締結物を取付け体に締着しているボルトを緩めるに当たっては、頭部が係止段部から離反するように第1補助ボルトを緩めることにより少なくとも被締結物に対応する部分でボルトを軸方向に伸ばし、さらにその状態、即ち、第1補助ボルトをその頭部が係止段部から離反するまで緩め且つねじ孔部と螺合させた状態で、収容凹部の雌ねじに螺合した第2補助ボルトを締付ける(即ちその締付力 を第1補助ボルトの頭部で受けるようにして第2補助ボルトを締付ける)ことにより、ボルトの被締結物に対応する部分をさらに軸方向に伸ばして緩めトルクを低減することができる。しかもねじ孔部と収容孔部の雌ねじとが相互に逆ねじであることにより、第2補助ボルトの締付け時に第1補助ボルトが第2補助ボルトと連れ回りして締付け方向に回転することを確実に防止することができる。
【0028】
また請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のボルトを緩めるにあたって、第1補助ボルトをその頭部が係止段部から離反するまで緩めた後、収容孔部の雌ねじに螺合させた第2補助ボルトを第1補助ボルトで受けるようにして締付けた状態でボルトを緩めるので、第1補助ボルトの緩め作業、ならびに第2補助ボルトの締付け作業を順次行うことによってボルトの緩めトルクを低減した状態で、ボルトを緩めることによりボルトを小さな緩めトルクで容易かつ迅速に緩めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のボルトによる被締結物の締結状態を示す断面図である。
【図2】ボルトの製造過程を順次示す図である。
【図3】第1補助ボルトを緩めた状態での図1に対応する断面図である。
【図4】ボルトを緩める状態での図1に対応する断面図である。
【図5】第2実施例の図1に対応する断面図である。
【図6】第3実施例の図1に対応する断面図である。
【符号の説明】
4・・・被締結物
5・・・取付け体
8・・・挿通孔部
9・・・係止段部
10・・・収容孔部
11,11´・・・ねじ孔部
12・・・雌ねじ
15・・・第1補助ボルト
16・・・頭部
20・・・第2補助ボルト
B1 ,B2 ・・・ボルト
Claims (2)
- 取付け体(5)との間に被締結物(4)を挟持して取付け体(5)に螺合されるボルト(B1 ,B2 )の緩めトルクを低減するための、ボルトの緩めトルク低減構造において、
ボルト(B1 ,B2 )には、少なくとも軸方向に沿う一部を被締結物(4)に対応させた挿通孔部(8)と、外端をボルト(B1 ,B2 )の軸方向一端面に開口させて挿通孔部(8)よりも大径に形成されるとともに挿通孔部(8)の一端との間に係止段部(9)を形成する収容孔部(10)と、挿通孔部(8)よりも小径に形成されて該挿通孔部(8)の他端に連なるねじ孔部(11,11´)とが同軸に設けられ、
収容孔部(10)内に回転自在に収容される頭部(16)を有して挿通孔部(8)に挿通される第1補助ボルト(15)が前記頭部(16)を係止段部(9)に係合させるまでねじ孔部(11,11´)に螺合された状態で、ボルト(B1 ,B2 )が被締結物(4)を貫通して取付け体(5)に螺合され、
収容孔部(10)の少なくとも外端寄りの内面には、ねじ孔部(11,11´)と螺合し且つ頭部(16)が係止段部(9)から離反した状態とした第1補助ボルト(15)の該頭部(16)に当接してボルト(B 1 ,B 2 )の被締結物(4)に対応する部分を軸方向に延ばすように締付け可能な第2補助ボルト(20)を螺合させる雌ねじ(12)が、その第2補助ボルト(20)の締付け時に第1補助ボルト(15)が第2補助ボルト(20)と連れ回りして締付け方向に回転することのないよう、前記ねじ孔部(11,11´)とは逆ねじにして設けられることを特徴とする、ボルトの緩めトルク低減構造。 - 請求項1記載のボルト(B1 ,B2 )を緩めるにあたって、第1補助ボルト(15)をその頭部(16)が係止段部(9)から離反するまで緩めた後、収容孔部(10)の雌ねじ(12)に螺合させた第2補助ボルト(20)を第1補助ボルト(15)で受けるようにして締付けた状態でボルト(B1 ,B2 )を緩めることを特徴とするボルトの緩め方法。
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