JP3567183B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、広視野角・高画質の大画面アクティブマトリックス型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のアクティブマトリックス型液晶表示装置の一方の基板上に形成した櫛歯状電極対を用いて液晶組成物層に電界を印加する方式が、例えば特開平7−36058号や特開平7−159786号、特開平6−160878号公報により提案されている。以下液晶組成物層に印加する主たる電界方向が、基板界面にほぼ平行な方向である表示方式を、横電界方式と称する。
図1、図2が従来の横電界方式の例である。櫛歯状の画素電極である液晶駆動電極▲4▼と共通電極▲3▼とは、直線状で平行に配置されており、▲3▼と▲4▼の電極間距離aは、すべて同じである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
横電界方式の液晶セルの駆動電圧に対する透過率特性は、図3にあるようにある電圧以上の電圧を印加すると輝度が低下してしまう。映像信号電圧が、すこし高すぎるような場合には、画像の階調が反転してしまうことになる。階調表示特性において、この階調反転は、非常に大きな問題であり、きわめて不自然な画像表示となってしまう。
【0004】
横電界方式の液晶表示装置では、液晶駆動電圧が従来の縦電界方式のTN液晶表示装置よりも高くなる傾向があり、駆動するドライバーICも高電圧出力のものが要求され、コスト高になる問題があった。
【0005】
さらに横電界方式の液晶表示装置で用いられる配向膜と液晶にはプレチルト角が1度以下の組み合せが要求され、従来のTN液晶表示装置で用いられていた4度〜7度付近の配向膜が使用できない。そのために、横電界方式の液晶表示装置を従来のTN液晶表示装置の製造ラインで作る場合、配向膜の材料や液晶材料の変更が必要となり、生産効率が低下するという問題が発生する。
【0006】
またカラーフィルター基板には、従来のTN液晶表示装置のように表面全体に透明導電性膜がないために静電気の影響をうけやすく、チャージアップした場合、配向不良をおこす問題がある。
【0007】
横電界方式の液晶表示装置で用いられる画素電極の加工は、ウェットエッチング加工によるものが多く、電極間距離を非常に小さくすることができない。そのために液晶の応答速度は従来のTN液晶よりもおそく、動画対応が困難であった。
【0008】
本発明は、これらの課題を解決するものであり、その目的とするところは、階調反転のない、視角特性が良好で、低電圧駆動ICが利用でき、応答速度の速い横電界液晶表示装置を提供することにある。
さらに、使用可能な液晶組成物及び配向膜材料の選択の自由度を上げ、液晶プロセスの歩留りを向上し、コストを安くすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、上記目的を達成するために本発明では、以下の手段を用いる。
基板上に走査信号配線と映像信号配線と前記走査信号配線と映像信号配線との各交差部に形成された薄膜トランジスターと、前記薄膜トランジスタに接続された液晶駆動電極と、少なくとも一部が前記液晶駆動電極と対向して形成された共通電極とを有するアクティブマトリックス基板と、前記アクティブマトリックス基板に対向する対向基板と、前記アクティブマトリックス基板と前記対向基板に挾持された液晶層とからなる液晶表示装置において、
〔手段1〕前記液晶駆動電極と前記共通電極との電極間距離が、1画素内で、すべて均一でなく、2種類以上の電極間距離の組み合せとした。
【0010】
〔手段2〕手段1において、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が、1画素内で、2種類以上存在し、画素の中央を境にして異なる電極間距離を、左右対称または、上下対称に配置した。
【0011】
〔手段3〕共通電極を映像信号配線の伸びている方向に連結し、有効表示画面内部では、共通電極が映像信号配線を横ぎって互いに連結しない構造とした。
【0012】
〔手段4〕手段3において、映像信号配線の伸びている方向に連結された共通電極を、奇数群と偶数群に分離し、走査信号の周期にあわせて奇数群と偶数群の共通電極にそれぞれ逆相の電圧波形を印加させ、かつ奇数群と偶数群の共通電極に対向している液晶駆動電極に、共通電極とは逆相の映像信号波形をそれぞれ印加する駆動方式を特徴とする液晶表示装置。
【0013】
〔手段5〕横電界方式の液晶駆動電極において、液晶駆動電極と共通電極とが絶縁膜を介して重畳されることで形成された付加容量よりも、液晶駆動電極と走査信号配線とが、絶縁膜を介して重畳されることで形成された付加容量の方が大きくなるような構造とした。
【0014】
〔手段6〕手段5において、共通電極の電位は固定しておき、液晶駆動電極には、走査信号の周期にあわせて、共通電極電位に対して正負の映像信号電圧を交互に書きこみ、かつ前記液晶組成物層に印加される電圧がより高まるように、絶縁膜を介して液晶駆動電極と重畳されている走査信号配線にも電圧信号波形を印加する容量結合駆動方式を用いた液晶表示装置。
【0015】
〔手段7〕横電界方式の液晶表示装置において、薄膜半導体層に不純物をドーピングし、活性化して低抵抗化して液晶駆動電極とした。
【0016】
〔手段8〕手段7において、前記映像信号配線と画素電極が、液晶配向方向に対して±1度から±45度の角度の範囲で、屈曲している構造配置にした。
【0017】
〔手段9〕手段7において、前記走査信号配線と画素電極が、液晶配向方向に対し、±1度から±45度の角度の範囲で、屈曲している構造配置にした。
【0018】
〔手段10〕手段7において、前記映像信号配線と、画素電極が、液晶配向方向に対し、90度をのぞく45度から135度の範囲で屈曲している構造配置にした。
【0019】
〔手段11〕手段7において、前記走査信号配線と画素電極が、液晶配向方向に対し、90度をのぞく45度から135度の範囲で屈曲している構造配置にした。
【0020】
〔手段12〕横電界方式の液晶表示装置において、対向基板に形成されたカラーフィルター層の上をおおうオーバーコート層に、高抵抗材(109Ω・cm〜1011Ω・cm)を用いた。
【0021】
〔手段13〕手段12において、カラーフィルター層とオーバーコート層と、液晶層の厚みを合計したものが、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離の2倍以上あることを特徴とする液晶表示装置。
【0022】
〔手段14〕横電界方式の液晶表示装置において、対向基板に形成されたカラーフィルター層の上をおおうオーバーコート層に絶縁膜を用い、R,G,Bカラーフィルターの境界のオーバーコート絶縁膜上に導電性、または半導体の電極をブラックマスクとして形成した。
【0023】
〔手段15〕横電界方式の液晶表示装置の製造工程において、液晶を配向させるための配向膜を塗布し、焼成後、配向膜にUV照射処理または、He,Ne,Ar,N2,O2などのイオンインプランテーション処理やプラズマ処理をした後、ラビング処理することで、液晶プレチルト角を1度以下に低下させた。
【0024】
〔手段16〕手段3において、映像信号配線の伸びている方向に連結された共通電極を、奇数群と偶数群に分離し、かつ映像信号配線を画面の中央で上下に2分割した。
【0025】
〔手段17〕手段16において、画面の中央で上下の群に2分割された走査信号配線を同時に上群と下群とで駆動し、上下の映像信号配線には、奇数群と偶数群とで逆相の映像信号電圧波形を印加し、共通電極の奇数群と偶数群には、それぞれの映像信号配線の電圧波形と逆相の共通電極駆動波形を印加することで、同時に画面の上下の2本の水平ラインに異なる映像信号を書きこむ駆動方式を特徴とする液晶表示装置。
【0026】
【作用】
上記手段1,2の如く、前記液晶駆動電極と、前記共通電極との電極間距離が、1画素内ですべて均一でなく、2種類以上の電極間距離の組み合せて構成されている場合、図3にあるように、一番短かい電極間距離の所が階調反転しても、電極間距離の広い所では、反転が生じていないので、画素全体では、階調反転がくいとめられる。図5,図6,図8,図10,にあるように画素の中央を境にして、異なる電極間距離が、左右対称または、上下対称に配置されている場合には、走査信号配線や映像信号配線に一番近接している電極の電極間距難を大きくすることで、クロストークの少ない均一な画像を得ることができる。
【0027】
上記手段3,4により、横電界方式の液晶表示装置でも、ドット反転駆動方式の映像信号駆動電圧を半分以下に低減することが可能となる。5V駆動の映像信号駆動ICを使用することができるので、コストを安くすることができる。図16,図17にあるようにドット反転駆動では、水平クロストークと水直クロストークが発生しにくいので、良好な画質を得ることができる。
さらに図13にあるように、共通電極の連結部でTFT部分を完全におおうことで、TFTに光が進入することを防止できるので、カラーフィルター側のブラックマスクを省略することができ、カラーフィルターのコストをさげることが可能となる。CF側ブラックマスクがなくなることで、開口率が上昇し輝度の明るい液晶パネルを作ることができる。
【0028】
上記手段5,6により、横電界方式の液晶表示装置でも、水平ライン反転駆動方式の映像信号駆動電圧を半分以下に低減することが可能となる。
図24,図27,図29にあるように、絶縁膜を介して液晶駆動電極と走査信号配線に大きな容量を形成し、この容量を用いて液晶駆動電極の電位をコントロールするために、共通電極に特別な駆動信号波形を印加する必要はない。つまり共通電極電位は、映像信号電圧の中央値に近い電位に固定しておけばよい。従来の水平ライン反転駆動方式では、共通電極全体を、走査信号配線の周期にあわせて映像信号波形と逆相の電圧波形で駆動するため、共通電極の抵抗値を小さくしなければならず材料の自由度がなかった。共通電極全体では、映像信号配線と重畳する面積が大きく全体の容量が大きくなるために、駆動する場合、消費電力が大きくなるという問題があった。これをさけるために図60,図61のような駆動方式もあるが、共通電極を個別に駆動するための引き出し端子が増加するという問題があった。引き出し端子の増加は、駆動ICの数の増加、ICコストの増加、接続不良の増加の原因になる。本発明のように共通電極電位を固定して、容量結合水平ライン反転駆動により横電界方式液晶を駆動することで、超大型液晶表示装置を、コスト安く、しかも消費電力の増加を最小におさえて実現することができる。横電界方式の場合には、従来の縦電界方式と異なり、走査信号配線と液晶駆動電極とが形成する容量にくらべて大きく形成できる。
このために図41、にあるように、走査信号配線の駆動電圧振幅V*を小さくできるので、TFTにかかるバイアス電圧も小さくなりTFTの特性シフトを小さくおさえることができる。このことで、薄膜トランジスタ(TFT)のゲート絶縁膜の形成温度をさげることが可能となり、大型基板製造時のタクトタイムの短縮と基板の熱歪曲や、熱収縮の低減につながり製造コストの低減が可能となる。
【0029】
上記手段7により、液晶駆動電極を、薄膜トランジスタ(TFT)のドレイン電極形成時に同時に形成することができるようになる。薄膜シリコン層の加工には、ドライエッチングの方法が用いられるので、従来のウェットエッチングを用いた加工方法よりも、微細化と加工精度をはるかに向上することができる。図42,図43,図44,図57にあるように、液晶駆動電極をドレイン電極と同時に形成することで、ドレイン電極と液晶駆動電極とのコンタクト不良問題が発生しなくなり、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離の加工精度もあがるので、画面全体で輝度ムラの発生が減少する。液晶駆動電極と共通電極の両方をドライエッチングで加工することにより電極間距離を小さくすることができるので、液晶駆動電圧をさげることができ、液晶の応答速度をあげることも同時に可能となる。
【0030】
上記手段7,8,9,10,11を用いることで、図52,図53にあるように、画素電極(液晶駆動電極と、共通電極の一部)内で、横電界が印加された場合、液晶分子は、画素電極内部で左回転と右回転の2通りの回転運動が、発生する。図51の従来の横電界方式では、一方向の回転運動だけなので、プレチルト角が大きい場合、図50のように、視野角の特性に片よりが発生する。
ひとつの画素内部で、左回転と右回転の2通りの液晶分子の回転運動が発生する場合には、プレチルト角が大きくても、視野角の特性の片よりが発生しない。このことより、本発明の構造を用いた横電界方式の液晶表示装置では、プレチルト角の制限をうけないので、配向膜と液晶の選択の自由度が大きくなる。液晶プロセスで使用するシール材と配向膜、注入口封止材など従来の縦界方式の液晶セルプロセスで使用していたものを使用することができるので、生産効率、投資効率を上げることができる。偏光板の有効利用率もあがるのでコストdownができる。階調反転も防止できる。
【0031】
上記手段12,13,14を用いることで、カラーフィルター全面に透明導電体膜(ITO)がなくても液晶セルプロセスでの静電気のチャージアップがなくなりパーティクルの付着が減少する。配向膜にも本発明と同程度(109Ω・cm〜1011Ω・cm)の抵抗性を持たせることで、その効果は増大する。図45,図46,図47,図48,図49にあるように、▲35▼,▲36▼,▲42▼,▲40▼は、ITOや金属または金属酸化物と金属の積層物か、金属シリサイド、不純物ドーピング活性した半導体層を用いることで液晶セル完成後に、外部からの静電気ダメージを完全に防止することができる。高抵抗層のオーバーコート層を用いることで安価な電着カラーフィルターを横電界方式液晶に用いることができるので平面度の良い、セルギャップのムラのない、コントラストの良好な液晶パネルをコスト安く作ることが可能となる。
【0032】
上記手段15により、従来縦電界方式の液晶表示装置に用いていたプレチルト角3〜6度程度の配向膜の特性を変化させプレチルト角1度以下にすることができる。図50にあるように、プレチルト角を1度以下にさげることで、横電界方式の液晶セルの視角特性を大幅に改善できる。本発明の製造方法を用いれば、従来縦電界方式の液晶セルプロセスで使用していた配向膜を変更せずに使用できるので、UV照射装置、イオンインプランテーション装置、プラズマ表面処理装置のどれか一台を従来の液晶セル製造ラインに導入するだけで横電界方式の液晶表示装置を作ることが可能となる。生産効率、投資効率を上げることができる。また図54,図55にあるように、マスキング処理を用いることで、1画素内で、プレチルト角を2種類以上設定できるようになるので視角特性のコントロールが自由になる。階調反転も防止できる。
【0033】
上記手段16,17にある、フレーム周波数と走査信号配線が増加する超高精細表示(SXGAやUXGA)の場合でも走査信号配線アドレス時間を2倍に長くできるので電子移動の遅いアモルファス薄膜トランジスタでも十分に対応が可能となる。さらに大画化した場合でも映像信号配線の長さが1/2になるのと、走査信号配線と映像信号配線の交差する数も1/2になるので映像信号配線の抵抗の問題が解消する。つまり従来用いていた金属材料を用いることができるので、プロセス変更の必要がなくなる。従来のVGA,SVGA表示装置と同じプロセスで作ることができるので生産効率、投資効率があがる。本発明によれば、超高精細表示に、ドット反転駆動を導入でき、低電圧駆動ICを利用できるので、コストの安い、表示ムラのない高品位画像をアモルファスシリコン薄膜トランジスタを用いて実現できる
【0034】
【実施例】
〔実施例1〕図4,図5は本発明の単位画素の断面図及び平面図である。ガラス基板▲10▼上に、走査信号配線(ゲート電極)▲1▼を形成した。走査信号配線は、Alなどの陽性酸化処理可能な金属が良いが、G,Mo,Ti,W,Ta Nbなどの純金属や合金でもよい。電気抵抗値の低いCuと前記高融点金属との二層構造、三層構造などが、超大型液晶表示装置では用いられる。走査信号配線▲1▼の上に、ゲート絶縁膜▲5▼を形成してから、非晶質シリコン(a−Si)膜▲T▼を形成しトランジスタの活性能動層とする。非晶質シリコンの一部に重畳するように映像信号配線▲2▼とドレイン電極▲D▼を形成する。図4の場合には、ドレイン電極▲D▼と液晶駆動電極▲4▼は同じ金属材料で同時に形成される。これらすべてを被覆するようにS:N膜やS:O2膜よりなる保護絶縁膜▲6▼を形成する。次に共通電極▲3▼を形成する。以上の単位画素をマトリックス状に配置したアクティブマトリックス基板の表面にポリイミドよりなる配向膜▲7▼を形成し、表面にラビング処理を施した。同じく表面にラビング処理を施した配向膜▲8▼を表面に形成した対向基板▲11▼と、前記アクティブマトリックス基板の間に棒状の液晶分子▲9▼を含む、液晶組成物を封入し、二枚の基板の外表面に、偏光板▲12▼,▲13▼を配置した。
図5にあるように、共通電極▲3▼と液晶駆動電極▲4▼との電極間距離は、a,b2種類あり、図5では電極間距離aとbは、左右対称に配置されている。図6,図8,図10では、電極の数が増加しており、電極間距離もaとbの組み合せと、aとbとcの組み合せとがあり、図7,図9,図11に整理した。図5と同様に左右対称配置になるように、組み合せを考えてあるが、対称性が必ず必要というわけではない。
図58にあるように、共通電極▲3▼と液晶駆動電極▲4▼との電極間距離の種類も、a,b,cの3種類だけではなく、それ以上の種類を導入することも可能である。
【0035】
図5,図6,図8,図10の場合には、映像信号配線▲2▼からの電界の影響を液晶分子が受けやすいので、共通電極▲3▼で▲2▼をはさみこむように配置することで映像信号配線▲2▼にそった方向のクロストークを低減できることは、従来から知られている。その効果をさらに向上するためには、映像信号配線▲2▼に一番近い電極間距離aを一番大きな値に設定すると良い。つまりa>b≧cかa>c≧bの条件で電極間距離を配置するとクロストークはさらに低減できる。
【0036】
階調反転の問題は、映像信号電圧が大きすぎる時に発生するが、特に液晶プレチルト角が大きい場合には、正面方向よりも液晶の配向方向の傾めからみた時により階調反転しやすくなる。これを改善するには、配向方向に対するプレチルト角を2種類以上もたせたり正と負のプレチルト角をもたせたりする方法もあるが、一番簡単なのはプレチルト角を0(ゼロ)度にすることである。しかし量産で用いられているラビング処理による配向方法では、完全にプレチルト角はゼロ度にすることができずどうしても0.5度前後のプレチルト角は発生してしまう。正面と傾めから見た時の階調反転を防止する方法としては、横電界方式の液晶表示装置においては、本発明のように一画素内での電極間距離の値を2種類以上設定することが、特に有効である。通常の5V駆動で液晶を駆動する場合、5V以下で透過率が最大になる電極間距離と、5V以上で透過率が最大になる電極間距離の組み合せで電極を配置すると良い。図3の特性では、5V駆動では、電極間距離を5μmと7.5μmの2種類で設定すると良い。
【0037】
〔実施例2〕図13,図64は、共通電極が映像信号配線にそう方向で連結され、有効表示画面内部では、共通電極が、映像信号配線を横ぎって互いに連結されていない場合の単位画素の平面図である。図13では、共通電極の連結部が薄膜トランジスタの上部をおおっており、この場合には、対向基板のカラーフィルターにはブラックマスク(BM)がなくても薄膜トランジスタの半導体層▲T▼には、光が侵入しないので、薄膜トランジスタのOFF時のリーク電流の増大はない。図18,図19,図20,図21,図22,図23は、これらの単位画素をストライプ配列や、デルタ配列に配置した平面図である。図20,図22,図23は、画素電極が走査信号配線と平行になっているが、共通電極の連結方向は映像信号配線にそう方向に、なっている。
このような平面配列を実現するためには、図1にあるような従来の断面構造では、走査信号配線▲1▼と共通電極▲3▼とがショートしてしまうため、図4,図12,図42,図44,図57にあるような断面構造が必要となる。これらの断面構造では、共通電極が基板の上部に形成されており、共通電極の下の保護絶縁膜▲6▼や上層絶縁膜▲14▼に誘電率の小さな酸化物系の絶縁膜や有機絶縁膜が使用できる。そのために走査信号配線の駆動時の負荷の増大を最小におさえることができる。
【0038】
〔実施例3〕図14,図15は、実施例2でのべた映像信号配線にそう方向で連結された共通電極を、有効表示画面外で奇数群と偶数群とに連結分離した平面図である。図15は、共通電極2本を1組としている。3本を1組として考えて奇数群と偶数群に連結分離することも可能である。図59は、奇数群連結電極▲44▼と偶数群連結電極▲45▼とで有効表示画面全体を囲んだ構造配置の平面図である。それぞれの共通連結電極と、走査信号配線、映像信号配線とは静電気対策用の非線形抵抗素子で連結されている。この構造により、液晶セルプロセスでの静電気不良問題をいちじるしく低減することが可能である。図40は、奇数群と偶数群に分離した共通電極に、走査信号の周期にあわせて、それぞれ逆相の電圧信号波形を印加し、かつ奇数群、偶数群の共通電極に対向している液晶駆動電極に、共通電極とは逆相の映像信号波形をそれぞれ印加する駆動電圧波形図である。
図16,図17は、本発明の図14,図15の構造配列の画素に映像信号電圧がどのように書きこまれたかを示す極性図である。共通電極電位を基準にしてプラスと、マイナスとに分けています。このような書きこみ駆動方式は、ドット反転駆動方式と呼ばれています。この駆動方式では、水平クロストークが発生しなくなり良好な画像が得られます。映像信号波形と逆相の電圧を共通電極に印加することで、液晶相に大きな電圧を印加できるので、共通電極電位を固定していた従来のドット反転駆動の場合の映像信号駆動振幅よりも1/2以下に低減が可能となります。これにより、安価な5V駆動のICを使用することができるのでコストdownが可能となる。
【0039】
〔実施例4〕図24,図27,図29は、液晶駆動電極▲4▼と共通電極▲3▼とが絶縁膜を介して重畳されることで形成された付加容量よりも、液晶駆動電極▲4▼と走査信号配線▲1▼とが絶縁膜を介して重畳されることで形成された付加容量▲16▼の方が大きい場合の、単位画素の平面図である。
図30,図31,図32,図33,図34,図35は、これらの単位画素をストライプ配列やデルタ配列に配置した平面図である。これらの平面構造を歩留りよく実現するためには、図12,図26,図28,図42,図44,図57,図65のような断面構造が望ましい。液晶駆動電極と走査信号配線とで形成される付加容量をさらに大きくする場合には、図66にあるような断面構造を用いると良い。液晶駆動電極と共通電極との重畳面積は可能なかぎり小さくすると良い。
【0040】
〔実施例5〕図41は実施例4の横電界方式液晶表示パネルを駆動する走査信号電圧波形と映像信号電圧波形のタイミング図である。走査信号は4値波形となっている。共通電極電位は映像信号波形の中央値に近い電位に固定してある。液晶駆動電極と走査信号配線とが、絶縁膜を介して重畳されることで形成された付加容量を通して走査信号電圧のVr(−)やVr(+)を液晶組成物に印加する容量結合駆動方式を用いている。横電界方式の液晶表示装置では、液晶駆動電極と共通電極とで液晶組成物を介して形成される画素電極間容量は、従来の縦電極方式とくらべて非常に小さくなるので、走査信号配線上の付加容量の効果が大きくなり、Vr(−)やVr(+)の電圧振幅が小さくてすむ。このため薄膜トランジスタの走査信号配線(ゲート電極)とドレイン電極に印加されるバイアス電圧も小さくなるので薄膜トランジスタの特性シフトも小さくなる。横電界方式では、液晶駆動電極と共通電極との交差面積を小さくできるので、本発明のような水平ライン反転駆動方式でも、水平方向のストロークを低減できる利点がある。映像信号配線駆動ICも信号振幅を小さくできるので安価な5V電源のICが使用できる。コストdownに効果がある。
【0041】
〔実施例6〕図42,図43,図44,図57,図64,図65,図24は薄膜半導体層に不純物をドーピングし、活性化して低抵抗化し、液晶駆動電極として用いる実施例の単位画素の断面図及び平面図である。ガラス基板▲10▼上に、走査信号配線(ゲート電極)▲1▼を形成しこれを覆うようにゲート絶縁膜▲5▼を形成してから、非晶質シリコン膜を形成し真空をやぶらずにバックチャネル側保護絶縁膜▲BP▼を連続形成する。この時の非晶質シリコン膜は300Å〜700Å程度の膜厚が良い。バックチャネル保護縁縁膜は2000Å程度で十分である。バックチャネル保護絶縁膜▲BP▼を残してそれ以外はフッ酸系のエッチング液でエッチングした非晶質シリコン膜の表面を出す。ポジレジストをはくりせずにPH3ガスをもとにしたイオンシャワードーピングで1015個/cm2程度非晶質シリコンにリンをドーピングする。そのあとエキシマレーザーにより活性化処理をおこなう。イオンシャワードーピングのかわりに、PH3ガスを用いたプラズマ放電処理により非晶質シリコン層の表面にリンを吸着させ、その後エキシマレーザーによりシリコン層を溶融させる時にリンを溶融拡散活性化することでも良い。これらの処理によりレーザー照射を受けた領域は、抵抗の低いポリシリコン層になる。ポジレジストをはくりした後、次は薄膜トランジスタのソース電極とドレイン電極▲32▼と液晶駆動電極▲S▼を同時にドライエッチングによって形成します。液晶駆動電極を抵抵抗のシリコン膜で形成する利点は、このドライエッチングによる微細パターン加工が可能な点にあります。横電界方式の液晶表示装置は、応答速度が遅いという指摘がなされているが、液晶駆動電極と、共通電極との電極間距離を3μ程度にまで微細化してくると応答速度も速くなり、動画にも十分対応可能である。3μ程度までならば従来のウェットエッチングで加工可能であるがウェットエッチングでは線幅のコントロール精度が十分ではない。その点ドライエッチングでは、加工精度の再現性は、すでにICで証明済みである。不純物をドープしたポリシリコンは、ドライエッチング加工しやすい材質なので、大画面液晶表示装置には最も適した電極材料である。
次に映像信号配線▲2▼を形成した後、保護絶縁膜▲6▼で完全におおう。共通電極▲3▼を最後に形成するが、この共通電極もドライエッチングで加工可能な材料(Mo,Ti,Nb,Taなどの高融点金属とこれらの合金または、これらのシリサイド化合物など)を用いることで高速応答可能な横電界方式液晶表示を作ることができる。
【0042】
図44では、不純物をドーピングしてレーザー活性化したドレイン電極の上に、さらに抵抗をさげるために、Moをスパッタリングやイオンブレーティング法を用いて、うすく形成し、表面反応により、MoSix(モリブデンシリサイド)を作った場合の断面図である。図57では、非晶質シリコン膜の上に、プラズマCVD法を用いて不純物をドープしたアモルファスシリコン膜を形成した後、エキシマレーザーにより、不純物アモルファスシリコン層を抵抗の低い不純物ポリシリコン層にかえた場合の断面図である。モリブデンシリサイドもドライエッチングしやすい材料のひとつである。Moだけでなく他の高融点金属をスパッタリングしても同様のシリサイドは形成される。
【0043】
〔実施例7〕図52,図19,図21,図31,図33,は、映像信号配線と画素電極(液晶駆動電極と液晶駆動電極に対向している共通電極の一部)が液晶配向方向に対し、±1度から±45度の角度の範囲で屈曲している構造の場合の平面図である。液晶分子の誘電率異方性は、正である。図52にあるように共通電極▲3▼と液晶駆動電極▲S▼に電圧が印加され電極間に電界が発生した時に、液晶分子▲9▼は、屈曲部を境にして左回転と右回転の2通りの回転運動をする。単位画素内部で2通りの回転運動が可能になることでプレチルト角の大きさによらず視野角特性のかたよりが発生しなくなる。
【0044】
〔実施例8〕図52,図20,図22,図23,図32,図34,図35は、走査信号配線と画素電極とが、液晶配向方向に対して、±1度から±45度の角度の範囲で屈曲している構造の場合の平面図である。液晶分子の誘電率異方性は正である。実施例7と同様に単位画素内部で左回転と右回転の2通りの液晶分子回転運動が発生する。プレチルト角の大きさによらず視野角特性のかたよりが発生しなくなる。
【0045】
〔実施例9〕図53,図19,図21,図31,図33は、映像信号配線と画素電極が、液晶配向方向に対し、90度をのぞく45度から135度の範囲で屈曲している構造の場合の平面図である。液晶分子の誘電率異方性は負である。図53にあるように、共通電極▲3▼と液晶駆動電極▲S▼に電圧が印加され電極間に電界が発生すると、液晶分子▲22▼は、屈曲部を境にして左回転と、右回転の2通りの回転運動をする。単位画素内部で2通りの回転運動が可能になることで、プレチルト角の大きさによらず視野角特性のかたよりが発生しなくなる。
【0046】
〔実施例10〕図53,図20,図22,図23,図32,図34図35は、走査信号配線と画素電極とが、液晶配向方向に対して、90度をのぞく45度から135度の範囲で屈曲している構造の場合の平面図である。液晶分子の誘電率異方性は負である。実施例9と同様に単位画素内部で、左回転と右回転の2通りの液晶分子回転運動が、発生する。プレチルト角の大きさによらず、視野角特性のかたよりが発生しなくなる。
【0047】
実施例7,実施例8,実施例9,実施例10ともに、上下基板との界面での液晶分子の配向は、互いに、ほぼ平行になるようにラビング処理してある。偏光板の偏光軸(光学軸)は、上下ともに、ほぼ直交配置になるようにしてあり、無電界時には、画素から光が通過しないノーマリーブラックモードを用いている。これらのカラーフィルターに用いるブラックマスクは、図36図37,図38,図39にあるように映像信号配線や、走査信号配線が屈曲している角度と同じ角度で、BMの一部が屈曲しているところに特徴がある。
【0048】
〔実施例11〕図45,図46,図47は横電界方式の液晶表示装置のカラーフィルター基板の断面図である。ガラス基板▲11▼の上にR,G,Bのカラーフィルターを形成する。次に平坦化と液晶プロセス中での静電気帯電防止のために有機や無機の高抵抗材(109Ω・cm〜1011Ω・cm)を形成する。図56にあるように、横電界方式では、液晶比抵抗が109Ω・cm程度まで低下しても電圧保持率がほとんど低下しないという実験結果がある。図45,図46では、透明ITOを全面形成してから電着法によりR,G,Bのカラーフィルター層を形成している。この場合には、上記高抵抗材の膜厚とカラーフィルター層の膜厚と液晶層の厚みを合計したものが、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離の2倍以上必要となる。電極間距離の2倍以上これらの総合計厚みがあれば液晶駆動電極と共通電極の間に発生する電界はカラーフィルター側に全面形成された透明導電膜(ITO)▲36▼の影響をあまりうけず、基板と平行な方向に横電界を発生させることができる。
【0049】
〔実施例12〕図48,図49は、横電界方式の液晶表示装置のカラーフィルター基板の断面図である。ガラス基板▲11▼の上にR,G,Bのカラーフィルターを形成する。このままでは液晶プロセスで発生する静電気のためにいろいろな問題が発生するので、絶縁膜▲41▼の上にさらに静電気をにがすためのブラックマスク▲42▼を形成する。図49にあるようにすでに樹脂ブラックマスクが形成されてある場合には、ブラックマスクと同じパターンで透明導電電極▲40▼を形成してもよい。
【0050】
実施例11,実施例12にあるようにカラーフィルター基板側になんらかの導電性電極が形成されていないと横電界方式の液晶表示装置では外部からの静電気による電界の影響を受けるので実用化することができないという大問題が発生する。図67のように、カラーフィルター側ガラス基板の外界側に透明導電膜▲36▼を形成する方法もあるがこの場合には、絶縁性の高いカラーフィルター層や平坦化膜に液晶プロセス中で発生した静電気がトラップされたまま除却できない場合があり、配向不良の原因となるので、よくない。
【0051】
〔実施例13〕図50,図51にあるように液晶駆動電極と共通電極がただたんに平行に配置されているだけでは、液晶のプレチルト角が大きい場合に視角特性に片よりが生じてしまう。従来の縦電界方式の液晶表示装置に用いられていた配向膜のプレチルト角は3°〜7°とプレチルト角が大きいので視角特性にどうしても片よりが発生してしまう。同じ配向膜を使用してプレチルト角を1度以下に低下させる方法としてポリイミド配向膜焼成後、UV照射処理や、He,Ne,Ar,N2,O2などのガスをイオン化してイオンプランテーション処理する方法が開発されている。リアクティブイオンエッチング装置を用いたO2ガスを用いたプラズマ処理でも同じ効果がある。これらの処理をした後ラビング配向処理することで、プレチルト角を1度以下にして、液晶分子を一軸方向に配向させることが可能である。図54,図55にあるように上記のUV処理やイオンプランテーション処理、プラズマ処理を、ホトマスクやホトレジストを用いたマスクにより1画素内の半分に限定することも可能である。
本実施例を用いることで、従来用いていた配向膜を横電界方式の液晶表示装置に使用しても視角特性の片よりは発生しなくなる。
【0052】
〔実施例14〕図62は、実施例2にあるように、共通電極が映像信号配線に、そう方向で連結されており、有効表示画面内部では、共通電極が映像信号配線を横ぎって互いに連結されていない。共通電極は、奇数群と偶数群にわかれており奇数群どうし、偶数群どうしは、有効表示画面外で互いに連結されている。実施例2と異なるのは、映像信号配線が中央で上下に2分割されている点である。映像信号配線を駆動するためのICと接合される端子もそれぞれ上下2ケ所にわかれており、端子の数も2倍に増加している。OA用のSXGAやUXGAのように、走査信号線の数が大幅に増加する場合、本実施例の構造では、映像信号配線の抵抗が小さくなることと、走査信号線と交差する数が半分に低下するために、結合容量が低減するので映像信号配線の駆動負荷が大幅に低減する。
【0053】
〔実施例15〕図63は、実施例14にある構造の横電界方式の液晶表示装置を駆動するための駆動電圧波形である。走査信号配線は、同時に2本、上半分領域と下半分領域で動作するようになっている。共通電極は、上半分領域と下半分領域で連結されているので、走査信号配線の駆動周期にあわせて極性を反転させる方式で駆動される。共通電極は奇数群と偶数群に分離されそれぞれ共通連結電極▲44▼と▲45▼に連結されている。奇数群と偶数群には極性の異なる逆相の電圧が走査信号配線の周期にあわせて反転印加される。映像信号配線は奇数群と偶数群にわかれており、それぞれが対応している奇数群と偶数群の共通電極と極性の異なる逆相の信号電圧が印加される。奇数群と偶数群の映像信号配線は上半分と下半分に2分割され、それぞれ同相の異なる映像信号が印加される。2走査線同時アクセスドット反転駆動方式である。コンピューターなどのOA用表示装置の場合、フレームメモリーが用意されているのでこのフレームメモリーから同時に2本の走査信号配線分の画像データをとり出せるようにすればよい。SXGAやUXGAのように走査信号配線の数やフレーム周波数が大幅に増加する場合、走査信号配線の選択時間が従来の1走査信号配線アクセス方式のままでは10μsec以下になってしまう。10μsec以下になってしまうとアモルファスシリコン薄膜トランジスタの駆動能力の限界にちかくなり、映像信号電圧を正確に液晶駆動電極に伝達できなくなる。本発明の2走査線同時アクセスドット反転駆動方式ならば選択時間が従来の2倍にのびるので、アモルファスシリコン薄膜トランジスタでも十分な映像信号書き込み時間がかくほできる。映像信号配線の材料の自由度も大幅に広くなる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば第1に、画像の階調反転のない視角特性の良好な画像を、得ることができる。第2に映像信号駆動ICに安価な5VICを利用でき、従来の液晶部材を使用できるのでコストの安い信頼性の高い画像表示装置を提供できる。第3に、外部からの静電気の影響を受けない動画対応の高速動作可能な横電界液晶表示装置を作れる。第4に、超高精細・大画面液晶表示装置をアモルファスシリコン薄膜トランジスタを用いて実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図2】従来の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図3】横電界液晶表示装置の電極間距離による透過率と駆動電圧特性図
【図4】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図5】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図6】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図7】本発明の横電界方式電極間距離の配置組み合せ図
【図8】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図9】本発明の横電界方式電極間距離の配置組み合せ図
【図10】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図11】本発明の横電界方式電極間距離の配置組み合せ図
【図12】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図13】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図14】本発明の横電界方式液晶表示装置の画素配列の平面図
【図15】本発明の横電界方式液晶表示装置の画素配列の平面図
【図16】本発明横電界方式表示装置の画素の映像信号データ極性配列平面図
【図17】本発明横電界方式表示装置の画素の映像信号データ極性配列平面図
【図18】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図19】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図20】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図21】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図22】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図23】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図24】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図25】本発明横電界方式表示装置の画素の映像信号データ極性配列平面図
【図26】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図27】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図28】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図29】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図30】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図31】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図32】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図33】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図34】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図35】本発明の横電界方式画素配列の平面図
【図36】本発明の横電界方式液晶表示装置のカラーフィルターブラックマスク(BM)の配列平面図
【図37】本発明の横電界方式液晶表示装置のカラーフィルターブラックマスク(BM)の配列平面図
【図38】本発明の横電界方式液晶表示装置のカラーフィルターブラックマスク(BM)の配列平面図
【図39】本発明の横電界方式液晶表示装置のカラーフィルターブラックマスク(BM)の配列平面図
【図40】本発明の横電界方式液晶表示装置の駆動電圧波形
【図41】本発明の横電界方式液晶表示装置の駆動電圧波形
【図42】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図43】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図44】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図45】本発明の横電界方式液晶表示装置用カラーフィルターの断面図
【図46】本発明の横電界方式液晶表示装置用カラーフィルターの断面図
【図47】本発明の横電界方式液晶表示装置用カラーフィルターの断面図
【図48】本発明の横電界方式液晶表示装置用カラーフィルターの断面図
【図49】本発明の横電界方式液晶表示装置用カラーフィルターの断面図
【図50】横電界方式液晶表示装置の液晶分子のプレチルト角と視角特性分布図
【図51】横電界方式画素電極内の正の誘電率異方性液晶の配向方向図
【図52】本発明の横電界方式屈曲画素電極内の正の誘電率異方性液晶の配向方向図
【図53】本発明の横電界方式屈曲画素電極内の負の誘電率異方性液晶の配向方向図
【図54】本発明横電界方式表示装置のポリイミド配向膜に局部的UV照射処理をほどこした画素配列の平面図
【図55】本発明横電界方式表示装置のポリイミド配向膜に局部的UV照射処理をほどこした画素配列の平面図
【図56】横電界方式液晶表示装置の液晶比抵抗値と電圧保持率の特性図
【図57】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図58】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図59】本発明の横電界方式液晶表示装置の画素配列と共通電極駆動用連結電極の配置平面図
【図60】横電界方式液晶表示装置の画素配列と共通電極駆動用端子部の配置平面図
【図61】横電界方式液晶表示装置の駆動電圧波形
【図62】本発明の横電界方式液晶表示装置の画素配列と共通電極駆動用連結電極の配置平面図
【図63】本発明の横電界方式液晶表示装置の駆動電圧波形
【図64】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の平面図
【図65】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素の断面図
【図66】本発明の横電界方式液晶表示装置の単位画素保持容量形成部の断面図
【図67】従来の横電界方式液晶表示装置用カラーフィルターの断面図
【符号の説明】
1−走査信号配線
2−映像信号配線
3−共通電極
4−液晶駆動電極
5−ゲート絶縁膜
6−保護絶縁膜
7−液晶配向膜(TFT基板側)
8−液晶配向膜(対向基板側…カラーフィルター基板側)
9−液晶分子(正の誘電率異方性液晶)
10−TFT側ガラス基板
11−対向ガラス基板
12−TFT基板側偏光板
13−対向基板側偏光板
14−上層絶縁膜
15−ドレインスルーホール
16−保持容量形成領域
17−陽極酸化膜
18−走査信号配線と同じ材料で同時に形成された共通電極(中央線)
19−共通電極スルーホール
20−共通電極スルーホールで共通電極(中央線)と、コンタクトしている画素電極
21−カラーフィルターのブラックマスク
22−液晶分子(負の誘電率異方性液晶)
23−走査信号配線駆動波形
24−奇数番映像信号波形
25−偶数番映像信号波形
26−奇数番共通電極駆動波形
27−偶数番共通電極駆動波形
28−(n−1)番走査信号配線駆動波形
29−n番走査信号配線駆動波形
30−映像信号波形
31−共通電極電位
32−不純物イオン打ち込み後活性化させ低抵抗化したpolysiドレイン電極
33−不純物イオン打ち込み後活性化させたpolysi半導体層の上にメタルシリサイドを形成したドレイン電極
34−ノンドープアモルファスシリコン層の上に不純物ドープした半導体ドレイン電極
35−反射防止膜をつけたブラックマスク
36−透明導電膜層
37−カラーフィルター層
38−高抵抗平坦化膜
39−樹脂ブラックマスク
40−帯電防止用反射防止膜付ブラックマスク電極
41−平坦化絶縁膜
42−帯電防止用ブラックマスク電極
43−静電気対策用素子
44−奇数番共通電極駆動用連結電極
45−偶数番共通電極駆動用連結電極
46−静電気対策用連結電極
47−n番共通電極駆動波形
48−上半分領域n番走査信号配線駆動波形
49−下半分領域n番走査信号配線駆動波形
50−上半分領域M番映像信号波形
51−下半分領域M番映像信号波形
52−M番共通電極駆動波形
53−上半分領域映像信号配線
54−下半分領域映像信号配線
55−上半分領域走査信号配線
56−下半分領域走査信号配線
57−付加容量コンタクトスルーホール
A−P型液晶分子の配向方向と画素電極(共通電極と液晶駆動電極)の交差する角度
B−N型液晶分子の配向方向と画素電極(共通電極と液晶駆動電極)の交差する角度
BP−バックチャネル側保護絶縁膜
P−液晶分子の配向方向と偏光板の偏光軸方向(光学軸)
Q−偏光板の偏光軸方向(光学軸)
D−映像信号配線と同時に形成されたトランジスタ・ドレイン電極
S−不純物をイオン打ち込み後レーザーアニールによって活性化させ低抵抗になったpoly−si液晶駆動電極
T−半導体層
U−配向膜にUV照射してラビング処理した低プレチルト化領域
J−不純物をイオン打ち込み後レーザーアニール処理にてpoly−si化した不純物半導体層の上にメタルシリサイドを形成した液晶駆動電極
K−ノンドープアモルファスシリコン層の上に不純物ドープした半導体液晶駆動電極
a−共通電極と液晶駆動電極の電極間距離
b−共通電極と液晶駆動電極の電極間距離
c−共通電極と液晶駆動電極の電極間距離
sc−映像信号配線と同時に形成された液晶駆動用付加容量電極
Claims (20)
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ、共通電極と液晶駆動電極が映像信号配線とほぼ平行に配置されており、前記映像信号配線に近接して映像信号配線の両側に共通電極が映像信号配線の電界をシールドするように配置されており、かつ液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素内で中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が左右対称になるように配置されており、かつ映像信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きくなっており、かつ液晶分子の配向方向に対して映像信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で±1度から±45度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項1に関して、カラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)やカラーフィルター層も映像信号配線と同様に、液晶分子の配向方向に対して1画素内で±1度から±45度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電解方式液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ、共通電極と液晶駆動電極が映像信号配線とほぼ平行に配置されており、前記映像信号配線に近接して映像信号配線の両側に共通電極が映像信号配線の電界をシールドするように配置されており、かつ液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素内で中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が左右対称になるように配置されており、かつ映像信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きくなっており、かつ液晶分子の配向方向に対して映像信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で90度を除く45度から135度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項1に関して、カラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)やカラーフィルター層も映像信号配線と同様に、液晶分子の配向方向に対して1画素内で90度を除く45度から135度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電解方式液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ、共通電極と液晶駆動電極が走査信号配線とほぼ平行に配置されており、前記走査信号配線に近接して走査信号配線の両側に共通電極が走査信号配線の電界をシールドするように配置されており、かつ液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素内で中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が上下対称になるように配置されており、かつ走査信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きくなっており、かつ液晶分子の配向方向に対して走査信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で±1度から±45度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項5に関して、カラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)やカラーフィルター層も走査信号配線と同様に、液晶分子の配向方向に対して1画素内で±1度から±45度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電解方式液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ、共通電極と液晶駆動電極が走査信号配線とほぼ平行に配置されており、前記走査信号配線に近接して走査信号配線の両側に共通電極が走査信号配線の電界をシールドするように配置されており、かつ液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素内で中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が上下対称になるように配置されており、かつ走査信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きくなっており、かつ液晶分子の配向方向に対して走査信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で90度を除く45度から135度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項7に関して、カラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)やカラーフィルター層も走査信号配線と同様に、液晶分子の配向方向に対して1画素内で90度を除く45度から135度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電解方式液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ走査信号配線を形成した後、映像信号配線と液晶駆動電極を形成し、最後に共通電極が映像信号配線の電界をシールドするように、映像信号配線の両側に映像信号配線を挟み込むように、パッシベーション層(最上層の保護層)の上に形成され、かつ前記共通電極が映像信号配線を被覆しているパッシベーション層の上層で水平方向(走査信号配線の、延びている方向)に連結されており、かつ液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素の中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が左右対称になるように配置されており。かつ映像信号配線にもっとも近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きいことを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ走査信号配線を形成した後、映像信号配線と液晶駆動電極を形成し、最後に共通電極が映像信号配線の電界をシールドするように、映像信号配線の両側に映像信号配線を挟み込むようにパッシベーション層(最上層の保護層)の上に形成され、かつ前記共通電極が走査信号配線を被覆しているパッシベーション層の上層で、垂直方向(映像信号配線の延びている方向)に連結されており、かつ、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素の中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が左右対称になるように配置されており、かつ映像信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きいことを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項9または請求項10に関して、液晶分子の配向方向に対して映像信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で±1度から±45度の角度の範囲で屈曲していることを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項9または請求項10に関して、液晶分子の配向方向に対して映像信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で±1度から±45度の角度の範囲で屈曲しており、かつカラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)やカラーフィルター層も、映像信号配線とほぼ同様に液晶分子の配向方向に対して、1画素内で±1度から±45度の角度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電界方式カラー液晶表示装置。
- 請求項9または請求項10に関して、液晶分子の配向方向に対して映像信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で90度を除く45度から135度角度の範囲で屈曲していることを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項9または請求項10に関して、液晶分子の配向方向に対して映像信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが1画素内で90度を除く45度から135度角度の範囲で屈曲しており、かつカラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)やカラーフィルター層も、映像信号配線とほぼ同様に液晶分子の配向方向に対して、1画素内で90度を除く45度から135度角度の範囲で屈曲していることを特徴とする横電界方式カラー液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ走査信号配線を形成した後、映像信号配線と液晶駆動電極を形成し、最後に共通電極が映像信号配線の電界をシールドするように、映像信号配線の両側に映像信号配線を挟み込むようにパッシベーション層(最上層の保護層)の上に形成され、かつ前記共通電極が走査信号配線を被覆しているパッシベーション層の上層で、垂直方向(映像信号配線の延びている方向)に連結されており、かつ、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素の中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が上下対称になるように配置されており、かつ映像信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きいことを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- TFT−アレイ基板とカラーフィルター基板の2枚の基板から形成されているアクティブマトリックス型横電界方式液晶表示装置に関して、共通電極と液晶駆動電極と映像信号配線と走査線とが片方側のTFT−アレイ基板にすべて形成されており、かつ走査信号配線を形成した後、映像信号配線と液晶駆動電極を形成し、最後に共通電極が走査信号配線の電界をシールドするように、走査信号配線の両側に走査信号配線を挟み込むようにパッシベーション層(最上層の保護層)の上に形成され、かつ前記共通電極が走査信号配線を被覆しているパッシベーション層の上層で、垂直方向(映像信号配線の延びている方向)に連結されており、かつ、液晶駆動電極と共通電極との電極間距離が1画素内で2種類以上の組み合わせで構成されており、かつ1画素の中央を境にして前記2種類以上の電極間距離が上下対称になるように配置されており、かつ走査信号配線に最も近接している共通電極と液晶駆動電極の電極間距離が最も大きいことを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項15または請求項16に関して、液晶分子の配向方向に対して、走査信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが、1画素内で±1度から±45度の角度の範囲で屈曲していることを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項15または請求項16に関して、液晶分子の配向方向に対して、走査信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが、1画素内で±1度から±45度の角度の範囲で屈曲しており、かつカラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)や、カラーフィルター層も走査信号配線とほぼ同様に液晶分子の配向方向に対して1画素内で±1度から45度の角度の範囲で屈曲している構造を特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項15または請求項16に関して、液晶分子の配向方向に対して、走査信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが、1画素内で90度を除く45度から135度の角度の範囲で屈曲していることを特徴とする横電界方式液晶表示装置。
- 請求項15または請求項16に関して、液晶分子の配向方向に対して、走査信号配線と液晶駆動電極と共通電極とが、1画素内で90度を除く45度から135度の角度の範囲で屈曲しており、かつカラーフィルター基板側のブラックマスク(BM)や、カラーフィルター層も走査信号配線とほぼ同様に液晶分子の配向方向に対して1画素内で90度を除く45度から135度の角度の範囲で屈曲していることを特徴とする横電界方式カラー液晶表示装置。
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