JP3566712B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファインダ視野内に設けられた複数の焦点検出領域のうち選択された焦点検出領域を表示するスーパーインポーズ表示機能を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平1−277225号公報や特開平5−333259号公報に提案されているようなスーパーインポーズ表示機能を有するカメラが知られている。このような従来のカメラでは、ペンタプリズム前方に配置された照明手段からの光束を、投光レンズを介してハーフミラーで構成されたクイックリターンミラーで反射させフォーカシングスクリーン上に配置された複数の表示部を照明している。
【0003】
また、特開平4−278931号公報で提案されている表示体観察装置では、ペンタプリズムの前頭部に照明手段を設け、この照明手段からの照明光をペンタプリズム内を透過させてフォーカシングスクリーン上に設けられた表示体を照射するようにしている。
【0004】
さらに、特開平10−048733号公報で提案されている光学装置では、シャッタースピードや絞り値を表示するファインダー内の情報表示部に測距点に対応する測距点表示部を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特開平1−277225号公報や特開平5−333259号公報におけるカメラでは、照明手段からフォーカシングスクリーンまでの光路が長く、照明手段からの光束が投光レンズやメインミラー等によって何度も屈折、反射を繰り返すうえに、メインミラーがハーフミラーで構成されているため、導光効率がかなり悪いものとなってしまう。
【0006】
しかも、上述したカメラでは、投光レンズ等の配置スペースが必要になるとともに、照明手段から射出される光束の調整作業が必要になるため、カメラの大型化、コストアップおよび生産性の低下を招いてしまう。
【0007】
一方、焦点検出枠全体をLED光で照明する場合、明るいところでの撮影においては問題ないが、暗いところでの撮影においては、LED光により光る部分がファインダ視野内で大きな影響を与えるため、ファインダを覗く撮影者にとってファインダ内の表示が煩わしく見えてしまうことがある。
【0008】
特開平4−278931号公報における表示体観察装置では、ペンタプリズムを透過させてフォーカシングスクリーンを照明しているので、光路が短くなり導光効率は良くなるが、照明手段をペンタプリズムの前頭部に配置しているので、ペンタプリズム前頭部に内蔵式の閃光発光装置を配置することが困難となってしまう。
【0009】
また、フォーカシングスクリーン上の表示体はミラー面で構成されており、被写体光を透過させることがないため、観察者がファインダを覗いたときに、被写体像のうち表示体に応じた部分がブラックアウトされてしまう。例えば、フォーカシングスクリーン上の表示体が二本線や、十字などの形状に形成されている場合には、この表示体の形状に応じて被写体像が見ずらくなってしまう。
【0010】
特開平10−048733号公報における光学装置では、ファインダ視野外にシャッタースピードや絞り値を表示する既存のファインダ内情報表示部に測距点に対応する測距点表示部を設けているので、コストアップすることなく選択された測距点を表示することができる。しかし、ファインダ視野内に表示される実際の測距点とは表示位置が離れているため、測距点の視認性が良いとはいえない。
【0011】
そこで、本発明は、上述した課題を解決し、低コスト、小型化、照明光の調整を不要とすることによる生産性の向上、撮影者に違和感を与えずに視認性の良いスーパーインポーズを実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明は、複数の焦点検出領域のうち選択された焦点検出領域に対応するフォーカシングスクリーン上の領域に光を照射して、該領域をファインダー視野内に表示させるカメラにおいて、前記フォーカシングスクリーンには、前記各焦点検出領域に対応する領域内に前記照射された光が反射する反射領域が形成されているとともに、前記各反射領域を囲み、被写体光の一部をファインダーに向けて透過させるプリズムで構成された枠線とが形成され、前記各反射領域において、蒸着処理が施された微細反射面の集合体によって、前記照射された光が反射するとともに前記被写体光を透過することがほとんどないことを特徴とする。
【0013】
すなわち、焦点検出領域内(枠線領域で囲まれた領域内)に設けられた反射領域で照明光を反射させて撮影者の目に導くようにすることにより、ファインダ視野内における視認性を向上させるようにしている。
【0014】
具体的には、選択された焦点検出領域をスーパーインポーズ表示させる場合には、反射領域だけを高輝度で点灯させることにより、選択された焦点検出領域を撮影者に認識させるようにしている。また、被写体像をスーパーインポーズ表示のない通常の状態で観察する場合には、反射領域だけをブラックアウトさせて、被写体像が見づらくなるのを防止している。
【0015】
本願第2の発明は、複数の焦点検出領域のうち選択された焦点検出領域に対応するフォーカシングスクリーンの領域に光を照射してファインダー視野内に表示させるカメラにおいて、前記フォーカシングスクリーンには、前記複数の焦点検出領域にそれぞれ対応する複数の枠が一部切り欠かかれるよう形成されるとともに当該枠の切り欠き部に前記照射された光が反射するよう当該複数の枠それぞれに反射領域が形成されているととともに、更に前記複数の反射領域がそれぞれ微細反射面の集合体として蒸着形成されていることを特徴とする。本発明においても、本願第1の発明と同様の効果を得ることができる。
【0016】
ここで、反射領域の表面に反射蒸着処理が施して、照明光を反射させるようにすることができる。また、反射蒸着処理された領域を略円形状に形成したり、この領域の径を0.2mm未満としたりすることができる。さらに、本発明は、複数の焦点検出領域のうち選択された焦点検出領域に対して照明光を照射して、この焦点検出領域をファインダ視野内にスーパーインポーズ表示させるカメラにおいて、前記焦点検出領域が、この外枠を形成し、被写体光束の一部を透過させる枠線領域と、この枠線領域の内側に設けられ、照明光を反射させて撮影者の目に導くための反射領域とを有し、前記枠線領域および前記反射領域の間に、照明光を反射させない領域が形成されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して本発明の第1実施形態であるカメラについて説明する。
【0018】
図1は本実施形態におけるカメラの中央縦断面図である。不図示の撮影光学系(結像光学系)を介した被写体光Lは、メインミラー(ハーフミラー)2が図1に示すように観察位置(ミラーダウン位置)にあるときには、メインミラー2で反射してファインダ光学系に導かれる。一方、メインミラー2が撮影光路から退避しているときには、被写体光Lは、フォーカルプレンシャッタ(シャッタ)7を通過した後、フィルムFにおいて結像されるようになっている。
【0019】
フォーカシングスクリーン3は、撮影光学系の予定結像面に配置されており、この上面はマット面3aで構成され、被写体像が投影される。また、フォーカシングクリーン3の下側は被写体光を集光するフレネル面3bで構成されている。なお、フォーカシングスクリーン3上には、後述するように7つの焦点検出領域が形成されている。
【0020】
中空ペンタ4及び第3反射ミラー5は、フォーカシングスクリーン3に投影された被写体像を正立正像に変更して接眼レンズ群6に導く。撮影者は、接眼レンズ群6を介して被写体像を観察することができる。
【0021】
接眼レンズ群6の上部には、被写体輝度を測定するための公知の測光レンズ8と測光センサ9とが配置されている。接眼レンズ群6の下部には、ファインダ視野外に撮影情報を表示するためのファインダ内情報表示用のLCD10と、ファインダ内情報表示用のLED11と、LCD10の透過光をファインダに導くための三角プリズム12とが配置されている。
【0022】
中空ペンタ4と測光レンズ8の間には、スーパーインポーズ表示用の照明機構が配置されており、詳細は図2及び図3を用いて後述する。
【0023】
メインミラー2の背後にはサブミラー13があり、このサブミラー13はメインミラー2を透過した光束をカメラ本体1の下側に配置された焦点検出装置15へ向けて反射する。焦点検出装置15は、結像面近傍に配置されたフィールドレンズ15a、反射ミラー15b、絞り15c、2次結像レンズ15d、AFセンサ15fで構成されている。
【0024】
本実施形態における焦点検出装置15は、公知の位相差検出方式を用いて焦点調節状態を検出しており、図4に示すように観察画面内(ファインダ視野内)の複数領域(7箇所)を焦点検出領域としている。
【0025】
アクセサリシュー17は、カメラ本体1の上面でレンズ光軸の真上に設けられており、このアクセサリシュー17には外付けの閃光発光装置等のカメラアクセサリを装着することができる。アクセサリシュー17に外付けの閃光発光装置を装着することにより、カメラ本体1は閃光発光装置との相互通信が可能となる。
【0026】
カメラ本体1に備え付けられた閃光発光装置の発光部20は、電気エネルギを光エネルギに変換するXe管20aと、Xe管20aで発光した光を被写体側に効率良く集光させるための反射傘20b及びパネル20cと、Xe管20aに発光を開始させるための電圧を印加するトリガーコイル20dとで構成されている。
【0027】
閃光発光装置の発光部20は、非使用時には図1に示すように中空ペンタ4の前頭部に収納されており、使用時には、不図示のヒンジ軸を回転中心として図1中において時計方向に回動することで、カメラ本体1の上方にポップアップする。
【0028】
図2は、本実施形態におけるスーパーインポーズ表示用の照明機構の分解斜視図である。スーパーインポーズ照明用のLED30は、フォーカシングスクリーン3上に形成された7つの焦点検出領域に対応して設けられた7つのチップタイプLED(LED−C_30a、LED−L1_30b、LED−L2_30c、LED−R1_30d、LED−R2_30e、LED−T_30f、LED−B_30g)で構成されている。
【0029】
拡散板31は、スーパーインポーズ照明用のLED30からの照明光を拡散して、照明範囲を広げると共に、LED30の製造上で形成されたワイヤーボンディングの影などが照明する際に見難くする働きをする。絞り32は、スーパーインポーズ照明用のLED30からの不用な照明光によりゴーストが発生するのを防止している。
【0030】
スーパーインポーズ用のプリズム33は、反射面33aにおいて反射蒸着処理が施されており、この反射面33aはLED30からの照明光を反射させて中空ペンタ4の開口部4aから中空ペンタ4内に導いている。そして、LED30a〜30gの照明光はそれぞれ、フォーカシングスクリーン3上に形成された各焦点検出領域に照射される。
【0031】
LED30からの照明光は、図1に示すように中空ペンタ4に対してカメラ本体1の背面側から照射されるようになっているとともに、中空ペンタ4内を通過してフォーカシングスクリーン3上に導かれるようになっている。このような構成によりLED30の照明光の光路が短くなるため、導光効率が良好になる。
【0032】
図3は、実際にスーパーインポーズ照明用のLED30からの照明光がフォーカシングスクリーン3の各焦点検出枠部分を照明する様子を示した斜視図である。同図において、中空ペンタ4と第3反射ミラー5は、これらの中央で切断した断面として表示している。また、同図の下側には、フォーカシングスクリーン3の中央に形成された中央焦点検出枠3aを拡大したものを示している。
【0033】
同図において、LED−C_30aは中央焦点検出枠3a近傍を照明している。同様に、LED−L1_30bは左中焦点検出枠3b近傍を、LED−L2_30cは左焦点検出枠3c近傍を、LED−R1_30dは右中焦点検出枠3d近傍を、LED−R2_30eは右焦点検出枠3e近傍を、LED−T_30fは上焦点検出枠3f近傍を、LED−B_30gは下焦点検出枠3g近傍を、それぞれ照明している。
【0034】
ここで、LED30a〜30gの照明光はそれぞれ、製造上の公差によるズレを補うように、焦点検出枠3a〜3gを略包括又は焦点検出枠全体をカバーするように照射している。
【0035】
LED30a〜30gの照明光はそれぞれ、各焦点検出枠3a、3b、3c、3d、3e、3f、3gの中央に設けられ、各焦点検出枠3a〜3gで囲まれた領域よりも小さい領域である反射領域3h、3i、3j、3k、3l、3m、3nで反射される。この反射光は、中空ペンタ4、第3反射ミラー5、接眼レンズ群6を介して観察される。
【0036】
ここで、LED30は、基本的には焦点検出枠3a〜3g内に設けられた小面積の反射領域3h〜3nを照明するだけでよく、また、上述したようにLED30の照明光の光路が短くなるため、照明系(LED30等)の小型化を図ることが可能になる。さらに、反射領域3h〜3nを焦点検出枠3a〜3gの中央に設けることで、LED30からの照明光が多少ずれても反射領域3h〜3nを確実に照明することができるため、LED30の照明光の調整を行う必要がなくなる。
【0037】
図3中下側に示す拡大図を見れば解るように、中央焦点検出枠3aの中央に設けられた反射領域3hは、スーパーインポーズ照明用のLED30aの照明光を、中空ペンタ4及び第3反射ミラー5を介して撮影者の目に導くように反射させている。この反射領域3hは、同一形状に形成された複数の微細反射面3hSの集合体で構成されており、この微細反射面3hSは、フォーカシングスクリーン3の面に対して所定の角度をもって形成されている。
【0038】
ここで、反射領域全体を一つの面によって構成した場合、反射領域は上述したように所定の角度を持って形成しなければならず、この場合には反射領域の両端において高低差が大きくなるため、反射蒸着処理が不均一になり、輝度ムラが生じてしまう。
【0039】
このため、本実施形態のように一つの反射領域を、同一反射角度を持つ微細反射面の集合体として構成することにより、上述した高低差の影響を少なくしている。ここで、各焦点検出枠の中央に形成された各微細反射面のフォーカシングスクリーン3に対する傾き角度は、撮影者が微細反射面で反射した光を良好に見ることができるように各々最適な角度に設定されている。
【0040】
また、LED30からの照明光に対して焦点検出枠3a〜3gで反射光成分を生成しないように、焦点検出枠3a〜3gのプリズム稜線がLED30の照明光に対して略平行となるように形成されている。これにより、被写体光が低輝度である場合(観察環境が暗い場合)でも、焦点検出枠全体は光らず、焦点検出枠3a〜3gの中央に配置された反射領域3h〜3nのみが光るため、従来技術のように反射光成分が多くなることでファインダ内が煩わしく感じといったことがなくなる。
【0041】
図4は、図3と同様にスーパーインポーズ照明用のLED30がフォーカシングスクリーン3の各焦点検出枠を照明する様子を示したものである。同図の下側には、ファインダを覗いた撮影者から見て左(中空ペンタ4によって左右が反転して正像となるため)に位置する左焦点検出枠3cを拡大したものを示している。なお、図4において、図3と同じ部材については同じ符号を記している。
【0042】
図4下側に示す拡大図を見れば解るように、左焦点検出枠3cの中央に設けられた反射領域3jは、スーパーインポーズ照明用のLED30cの照明光を、中空ペンタ4及び第3反射ミラー5を介して撮影者の目に導くように反射させている。この反射領域3jは、反射領域3hと同様に同一形状に形成された複数の微細反射面の集合体で構成されており、この微細反射面はフォーカシングスクリーン3の面に対して所定の角度をもって形成されている。
【0043】
しかし、左焦点検出枠3cの反射領域3jは、中央焦点検出枠3aの反射領域3hと異なり、左焦点検出枠3cの長手方向に対して角度θだけ傾いている。そして、スーパーインポーズ照明用のLED30cの照明光と、微細反射面の長手方向とが略直交するようになっている。
【0044】
これは、ファインダ光軸(中央焦点検出枠3a)を中心として左右に存在する焦点検出枠の反射領域における微細反射面を、中央焦点検出枠3aの反射領域3hと同様に水平垂直配列のまま配置しようとする場合、LED30の照明光を撮影者の目に導くようにするために、2軸に傾ける必要がある。このように2軸に傾ける場合、反射領域における反射面の形状が異型になり、焦点検出枠の位置によって反射領域の大きさが変化してしまい、輝度ムラが生じてしまう。
【0045】
これを防止するために、本実施形態では、ファインダ光軸(中央焦点検出枠3a)を中心として左右に存在する各焦点検出枠の反射領域を、焦点検出枠の長手方向に対して所定角度θだけ傾かせている。これにより、1軸の傾きだけを最適な角度に変更するだけで、LED30の照明光を正確に撮影者の目に導かせることができ、各焦点検出枠の反射領域の大きさのバラツキを防止することができる。
【0046】
図5は、本実施形態のカメラにおけるファインダ画面である。ファインダ画面内には、焦点検出装置15の焦点検出領域に対応した7つの焦点検出枠3a、3b、3c、3d、3e、3f、3gが表示されるようになっている。
【0047】
撮影者は、中空ペンタ4及び第3反射ミラー5を介してフォーカシングスクリーン3上の焦点検出枠3a〜3gを見ることになるので、ファインダ画面上で観察される焦点検出枠3a〜3gは、図3における焦点検出枠3a〜3gの配置に対して左右が反転した位置関係となる。
【0048】
スーパーインポーズ照明用のLED30からの照明光は、各焦点検出枠内の反射領域3h、3i、3j、3k、3l、3m、3nに対して、これらの領域をカバーするように、かつ、1つの焦点検出枠の周囲に配置された焦点検出枠の反射領域を照明しないような光束で投光されている。
【0049】
そして、スーパーインポーズ照明用のLED30からの照明光における余剰分の光によって焦点検出枠3a〜3gを構成するプリズムが無意味に光らないように、このプリズム稜線がLED30の照明光の光軸に対して略平行となるように形成されている。
【0050】
ここで、焦点検出枠3a〜3gのプリズムは被写体光Lの一部を透過させるので、このプリズムを通過した被写体光Lは、フォーカシングスクリーン3における焦点検出枠周囲のマット部を通過する被写体光Lより暗い半透過状態として撮影者に観察される。これにより、撮影者はファインダ画面において焦点検出枠3a〜3gを判別することができる。
【0051】
一方、各焦点検出枠3a〜3gの中央に設けられた反射領域3h〜3nの表面には、例えばアルミニウムやクロムといった金属による反射蒸着処理が施されている。このため、反射領域3h〜3nにおいては、被写体光Lを透過することがほとんどない。したがって、反射領域3h〜3nは、ファインダ画面内において黒点として認識される。
【0052】
これにより、撮影者がファインダを覗いてスーパーインポーズ表示のない通常の被写体像を観察する場合には、上述したように反射領域3h〜3nが黒点として認識されるだけであるため、従来技術のように被写体像が見づらくなることもない。
【0053】
この反射領域3h〜3nは、LED30からの照明光を反射させるときには、ファインダを覗く撮影者に対して認識し易いものである必要があり、また、撮影者が被写体画像を通常の状態として観察するときには反射領域3h〜3nが観察の邪魔にならないようになっている必要がある。したがって、反射領域3h〜3nの大きさは、上述した条件を満たす大きさである必要がある。具体的には、反射領域3h〜3nの大きさをφ0.2mm未満とすることが好ましい。
【0054】
図5において、ファインダ画面の下側には、シャッタースピードや絞り、閃光発光装置の充電完了表示などの撮影に関して必要な情報を表示するファインダ内情報表示部がある。
【0055】
図6は、各焦点検出枠3a〜3gの中央にある7点の反射領域3h〜3nのみを取り出して表示した図である。
【0056】
各反射領域3h〜3nでは、横40um、縦25umの微細反射面を、φ0.2mm未満の円形が収まるように千鳥状に配列している。そして、各反射領域3h〜3nには、この反射領域に収まる円形領域3o、3p、3q、3r、3s、3t、3u(図中斜線で表記)において金属による反射蒸着処理が施されている。
【0057】
LED30からの照明光が反射領域3h〜3nに照射されると、この反射蒸着処理された円形領域3o〜3uにおいて照明光が反射される。
【0058】
ここで、反射蒸着処理が施されている領域を円形としているのは、以下の理由による。すなわち、図4で説明したように、ファインダ光軸(中央焦点検出枠3a)に対して左右に位置する焦点検出枠においては、この反射領域を焦点検出枠の長手方向に対して所定角度θで傾かせて配置させているため、各反射領域3h〜3nにおける反射面形状のバラツキを最小限に抑えるために円形としている。
【0059】
また、領域3o〜3uには蒸着処理が施されるが、このときマスクに対して蒸着の回り込みが発生するので、蒸着領域の形状の乱れを最小限に抑えるために、蒸着領域を略円形とすることが好ましいからである。
【0060】
一方、円形領域3o〜3uの面積を反射領域3h〜3nの面積よりも一回り小さくすることにより、反射領域3h〜3nに対して蒸着作業を行うに際して蒸着領域の位置ズレを許容することができる。
【0061】
図7は、反射領域3hの縦断面拡大図を示す。反射領域3hは、上述したように同一形状の微細反射面3hSの集合体として形成されている。フォーカシングスクリーン3の表面に対して傾きをもった斜面3hRが実際の反射面であり、この斜面3hRの傾き角度は、スーパーインポーズ照明用のLED30から投光された光束が撮影者の目に導かれるような角度で形成されている。
【0062】
なお、本実施形態では、反射領域3h〜3nを焦点検出枠3a〜3gの中央に配置しているが、焦点検出枠3a〜3g内のいずれの位置に設けるようにしてもよい。
【0063】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態であるカメラについて説明する。
【0064】
図8は、本実施形態のカメラにおいて、実際にスーパーインポーズ照明用のLED39からの照明光がフォーカシングスクリーン40の各焦点検出枠部分を照明する様子を示したものである。同図において、中空ペンタ4と第3反射ミラー5は、これらの中央で切断した断面として表示している。また、同図の下側には、フォーカシングスクリーン40の中央に形成された中央焦点検出枠40aを拡大したものを示している。
【0065】
同図において、LED−C_39aは、中央焦点検出枠40a近傍を照明している。同様に、LED−L1_39bは左中焦点検出枠40b近傍を、LED−L2_39cは左焦点検出枠40c近傍を、LED−R1_39dは右中焦点検出枠40d近傍を、LED−R2_39eは右焦点検出枠40e近傍を、LED−T_39fは上焦点検出枠40f近傍を、LED−B_40gは下焦点検出枠40g近傍を、それぞれ照明している。
【0066】
ここで、LED39a〜39gの照明光はそれぞれ、製造上の公差によるズレを補うように、焦点検出枠40a〜40gを略包括又は焦点検出枠全体をカバーするように照射している。
【0067】
また、各焦点検出枠40a、40b、40c、40d、40e、40f、40gの枠線のうち一辺が切断されており、この切断領域に反射領域40h、40i、40j、40k、40l、40m、40nが配置されている。
【0068】
LED39a〜39gそれぞれからの照明光は、反射領域40h、40i、40j、40k、40l、40m、40nで反射され、この反射光は中空ペンタ4、第3反射ミラー5及び接眼レンズ群6を介して観察される。
【0069】
ここで、LED39は、焦点検出枠40a〜40g内に設けられた小面積の反射領域40h〜40nを照明するだけでよく、また、第1実施形態と同様にLED39の照明光の光路が短くなるため、照明系(LED39等)の小型化を図ることが可能になる。さらに、反射領域40h〜40nを焦点検出枠40a〜40gの切断領域の中央に設けることで、LED39からの照明光が多少ずれても反射領域40h〜40nを確実に照明することができるため、LED39の照明光の調整を行う必要がなくなる。
【0070】
図8下側の拡大図を見れば解るように、中央焦点検出枠40aの枠線のうち切断された枠線の延長線上には反射領域40hが設けられている。この反射領域40hは、スーパーインポーズ照明用のLED39aの照明光を、中空ペンタ4及び第3反射ミラー5を介して撮影者の目に導くように反射させている。
【0071】
この反射領域40hは、同一形状に形成された複数の微細反射面40hSの集合体で構成されており、この微細反射面40hSは、フォーカシングスクリーン40の面に対して所定の角度をもって形成されている。
【0072】
ここで、反射領域全体を一つの反射面として構成した場合、反射領域は上述したように所定の角度をもって形成しなければならず、この場合には反射領域の両端において高低差が大きくなるため、後述するように反射蒸着処理が不均一になり輝度ムラが生じてしまう。
【0073】
このため、本実施形態のように一つの反射領域を、同一反射角度を持つ微細反射面の集合体として構成することにより、上述した高低差の影響を少なくしている。ここで、各焦点検出枠の一辺側に形成された反射領域における微細反射面のフォーカシングスクリーン40に対する傾き角度は、撮影者が微細反射面で反射した光を良好に見えることができるように各々最適な角度に設定されている。
【0074】
また、LED39からの照明光に対して焦点検出枠で反射光成分を生成しないように、焦点検出枠のプリズム稜線がLED39の照明光に対して略平行となるように形成されている。これにより、被写体光が低輝度である場合(観察環境が暗い場合)でも、焦点検出枠全体は光らず、焦点検出枠40a〜40gの切断領域の中央に配置された反射領域40h〜40nのみが光るため、従来技術のように反射光成分が多くなることでファインダ内が煩わしく感じといったことがなくなる。
【0075】
図9は、本実施形態のカメラにおけるファインダ画面である。ファインダ画面内には、焦点検出装置15の焦点検出領域に対応した7つの焦点検出枠40a、40b、40c、40d、40e、40f、40gが表示されるようになっている。
【0076】
撮影者は、中空ペンタ4及び第3反射ミラー5を介してフォーカシングスクリーン40上の焦点検出枠40a〜40gを見ることになるので、ファインダ画面上で観察される焦点検出枠40a〜40gは、図8における焦点検出枠40a〜40gの配置に対して左右が反転した位置関係となる。
【0077】
スーパーインポーズ照明用のLED39から照明光は、各焦点検出枠内の反射面領域40h、40i、40j、40k、40l、40m、40nに対して、これらの領域をカバーするように、かつ、1つの焦点検出枠の周囲に配置された焦点検出枠の反射領域を照明しないような光束で投光されている。
【0078】
そして、スーパーインポーズ照明用のLED39からの照明光における余剰分の光によって焦点検出枠40a〜40gを構成するプリズムが無意味に光らないように、このプリズム稜線がLED39の照明光の光軸に対して略平行となるように形成されている。
【0079】
ここで、焦点検出枠40a〜40gのプリズムは被写体光Lの一部を透過させるので、このプリズムを通過した被写体光Lは、フォーカシングスクリーン40における焦点検出枠周囲のマット部を通過する被写体光Lより暗い半透過状態として撮影者に観察される。これにより、撮影者はファインダ画面において焦点検出枠40a〜40gを判別することができる。
【0080】
一方、各焦点検出枠40a〜40gの枠線の一辺上に設けられた反射領域40h〜40nの表面には、例えばアルミニウムやクロムといった金属による反射蒸着処理が施されている。このため、反射領域40h〜40nにおいては、被写体光Lを透過することがほとんどない。したがって、反射領域40h〜40nは、ファインダ画面において黒点として認識される。
【0081】
これにより、撮影者がファインダを覗いてスーパーインポーズ表示のない通常の被写体像を観察する場合には、上述したように反射領域40h〜40nが黒点として認識されるだけであるため、従来技術のように被写体像が見づらくなることもない。
【0082】
この反射領域40h〜40nは、LED39からの照明光を反射させるときには、ファインダを覗く撮影者に対して認識し易いものである必要があり、また、撮影者が被写体画像を通常の状態で観察するときには反射領域40h〜40nが観察の邪魔にならないようになっている必要がある。したがって、反射領域40h〜40nの大きさは、上述した条件を満たす大きさである必要がある。具体的には、反射領域40h〜40nの大きさをφ0.2mm未満とすることが好ましい。
【0083】
図9において、ファインダ画面の下側には、シャッタースピードや絞り、閃光発光装置の充電完了表示などの撮影に関して必要な情報を表示するファインダ内情報表示部がある。
【0084】
本実施形態では、半透過の焦点検出枠40a〜40gの枠線の一部を切断し、この切断された領域に反射領域40h〜40nを配置しているため、ファインダを覗く撮影者にとっては、焦点検出枠40a〜40gおよび反射領域40h〜40nを1つの枠として見ることができる。このため、通常のファインダ観察時においても違和感なく被写体像を観察することができる。
【0085】
本発明は、上述した実施形態だけに限定されるものではない。本実施形態では、フォーカシングスクリーンに直接反射領域を形成したが、フォーカシングスクリーン近傍に、スーパーインポーズのLED光を撮影者の目の方向に反射するような反射面領域を持つ反射板を別に設けることで、この反射板における反射を利用するようにしてもよい。
【0086】
【発明の効果】
本発明によれば、焦点検出領域内(枠線領域で囲まれた領域内)に設けられた反射領域で照明光を反射させて撮影者の目に導くようにすることにより、ファインダ視野内における視認性を向上させるようにしている。
【0087】
具体的には、選択された焦点検出領域をスーパーインポーズ表示させる場合には、焦点検出領域内の反射領域だけを高輝度で点灯させることにより、選択された焦点検出領域を撮影者に認識させることができる。また、被写体像をスーパーインポーズ表示のない通常の状態で観察する場合には、反射領域だけをブラックアウトさせて、被写体像が見づらくなるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるカメラの中央縦断面図。
【図2】本実施形態のカメラにおけるスーパーインポーズの照明系を説明するための分解斜視図。
【図3】第1実施形態のカメラにおける斜視図と中央焦点検出枠の拡大図。
【図4】第1実施形態のカメラにおける斜視図と左焦点検出枠の拡大図。
【図5】第1実施形態のカメラにおけるファインダ視野内を示す図。
【図6】本実施形態における反射領域の拡大図。
【図7】本実施形態における中央焦点検出枠の反射領域の縦断面拡大図。
【図8】第2実施形態における斜視図と中央焦点検出枠の拡大図。
【図9】第2実施形態のカメラにおけるファインダ視野内を示す図。
【符号の説明】
1:カメラ本体、2:メインミラー、3:フォーカシングスクリーン、
3a〜3g:焦点検出枠、3h〜3n:反射領域、4:中空ペンタ、
5:第3反射ミラー、6:接眼レンズ群、
7:フォーカルプレーンシャッター、
8:測光レンズ、9:測光センサ、10:ファインダ内情報表示用LCD、
11:ファインダ内情報表示用LED、12:三角プリズム、
13:サブミラー、15:焦点検出装置、17:アクセサリシュー、
20:内蔵閃光発光装置の発光部、
30:スーパーインポーズ照明用LED、
30a:LED−C、30b:LED−L1、30c:LED−L2、
30d:LED−R1、30e:LED−R2、30f:LED−T、
30g:LED−B、
31:拡散板、32:絞り、33:スーパーインポーズ用プリズム、
39a:LED−C、39b:LED−L1、39c:LED−L2、
39d:LED−R1、39e:LED−R2、39f:LED−T、
39g:LED−B
40a〜40g:焦点検出枠、40h〜40n:反射領域
Claims (5)
- 複数の焦点検出領域のうち選択された焦点検出領域に対応するフォーカシングスクリーン上の領域に光を照射して、該領域をファインダー視野内に表示させるカメラにおいて、
前記フォーカシングスクリーンには、前記各焦点検出領域に対応する領域内に前記照射された光が反射する反射領域が形成されているとともに、前記各反射領域を囲み、被写体光の一部をファインダーに向けて透過させるプリズムで構成された枠線とが形成され、
前記各反射領域において、蒸着処理が施された微細反射面の集合体によって、前記照射された光が反射するとともに前記被写体光を透過することがほとんどないことを特徴とするカメラ。 - 前記反射領域が、前記枠線で囲まれた領域内の略中央に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記反射領域は、この表面において反射蒸着処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
- 前記反射蒸着処理された領域が略円形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
- 前記反射蒸着処理された領域の径が0.2mm未満であることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
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