JP3563479B2 - Electric vehicle air conditioner - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電気自動車用空調装置、特に、車外側熱交換器の除霜よりもフロントガラスの曇り除去を優先する電気自動車用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気自動車用空調装置では、ヒートポンプサイクルで熱交換媒体を循環させることにより、車内側熱交換器で内気又は外気を加熱又は冷却し、所定の送風モードを選択することにより、車内側の所定位置から暖風又は冷風を供給するようにしている。この場合、車外側熱交換器では、車内側熱交換器で放熱する場合には吸熱し、吸熱する場合には放熱する。したがって、暖房時、外気温度が非常に低い場合、前記車外側熱交換器で吸熱すると、その表面に着霜する恐れがある。そこで、車外側熱交換器の熱交換効率の低下や損傷等を防止するため、熱交換媒体の循環方向を変更して車外側熱交換器自身を加熱するすることにより着霜を除去する、いわゆる除霜運転を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電気自動車用空調装置では、暖房時、車外側熱交換器に着霜が発生すれば、冷房モードに切り替えるようにしているので、車内側熱交換器で通過する空気を冷却することになり、車内に冷風が供給され、乗員に不快感を与えることになっていた。また、フロントガラスの外面に着霜や曇りが発生している場合、フロントガラスに直接送風するDEFモードを選択している場合であっても、前記車外側熱交換器で除霜運転が行われれば、車内側熱交換器で通過する空気を冷却することになり、前記着霜や曇りを除去することができないという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、車外側熱交換器に着霜している場合であっても、乗員の受ける不快感を最小限に抑え、かつ、フロントガラスでの着霜や曇りを除去して視認性を確保することのできる電気自動車用空調装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、コンプレッサ、車内側熱交換器、車外側熱交換器、膨張弁を有するヒートポンプサイクルで熱交換媒体の循環方向を切り替えることにより暖房モード又は冷房モードとし、前記車内側熱交換器で通過する空気を加熱又は冷却した後、送風モードを選択して車内側の所定の送風口から暖風又は冷風を供給する一方、前記暖房モードでの車外側熱交換器の着霜を検出することにより、熱交換媒体の循環方向を変更して除霜運転を行なうようにした電気自動車用空調装置において、
送風モードにフロントガラスの内面に直接送風するDEFモードが選択されていれば、熱交換媒体の循環方向を暖房モードのままとし、前記車外側熱交換器での着霜を検出している場合であっても、当該着霜の検出を所定時間遅延させるエアコン制御手段を設けたものである。
【0006】
前記エアコン制御手段は、前記除霜運転の開始を、着霜度合が所定の閾値を越えるまで遅延させるものであってもよい。この場合、着霜度合は、車外側熱交換器の表面温度から推測したり、熱交換媒体の圧力から推測したりするようにすればよい。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
【0009】
図1に示す電気自動車用空調装置では、熱交換媒体が循環するサイクルは、四方弁1により、暖房サイクルと冷房サイクルとに切り替えられるようになっている。そして、これらサイクル中には、前記四方弁1の外、コンプレッサ2、車内側熱交換器3、絞り弁4、車外側熱交換器5及びアキュムレータ6がそれぞれ配設されている。
【0010】
前記四方弁1は、弁本体内に一対の連通路を備えた回転体を収容した構造で、サイクル切替装置7からの制御信号に基づき、暖房モードでは実線で示すように切り替わり、冷房モードでは点線で示すように切り替わる。
【0011】
前記コンプレッサ2は、周波数調整装置8により内蔵するモータ(図示せず)が所定の周波数で駆動し、その駆動周波数に応じて所定の流量で内部に吸引した熱交換媒体を高温・高圧状態として吐出する。
【0012】
前記車内側熱交換器3及び車外側熱交換器5は、偏平管と波形のフィンとを積層・一体化した構造で、熱交換媒体が偏平管を蛇行しながら流動する際に、フィンを介して通過する空気と熱交換できるようになっている。
【0013】
車内側熱交換器3は、車内前方部のユニット9内に配設され、暖房モードでは放熱して通過する空気を暖め、冷房モードでは冷却する。また、車内側熱交換器3の下流近傍には車内側熱交温度センサ10が設けられ、その表面温度が検出されるようになっている。
【0014】
一方、車外側熱交換器5は車両前方部に取り付けられ、その内部を流動する熱交換媒体と走行風との間で熱交換が行われるようになっている。また、車外側熱交換器5の下流近傍には車外側熱交温度センサ11が設けられ、車外側熱交換器5の表面温度が検出されるようになっている。
【0015】
前記アキュムレータ6は、熱交換媒体を貯溜して気液を分離し、気体のみをコンプレッサ2に供給する。
【0016】
前記ユニット9内には、前記車内側熱交換器3の外に、ブロア12及び電気ヒータ13がそれぞれ配設されている。
【0017】
前記ブロア12は車内側熱交換器3の上流に位置し、手動制御の場合には風量調整装置14からの制御信号に基づいて、自動制御の場合には風量制御装置15からの制御信号に基づいてそれぞれ回転するブロアモータ12aによって内気又は外気をユニット9内に吸引し、車内側に送風する。
【0018】
前記電気ヒータ13は、前記車内側熱交換器3の下流側に配設されている。この電気ヒータ13は、通電制御装置16からの制御信号に基づき、車内側熱交換器3のみでは加熱不足となり所望の送風温度が得られない場合や、車内側熱交換器3で除湿冷却した後、加熱する除湿暖房を行なう場合等に利用される。
【0019】
前記ユニット9の最下流部は送風ユニット9aで、ダンパ17等により吹出口18a,18b等を開閉することにより、車内側の所望の送風口から車内に送風することができるようになっている。ダンパ17等の開閉は、送風口設定装置19からの制御信号に基づいて行われる。例えば、送風口設定装置19でDEFモードが選択されれば、ダンパ17で吹出口18aを開口することにより、フロントガラスの内面に直接送風させることが可能である。
【0020】
前記車内側熱交温度センサ10、車外側熱交温度センサ11の外、内気センサ20(車内前方部の足元部分に設けられ、内気温度を検出するセンサ)、日射センサ21(車内前方部のダッシュボード等に設けられ、日射量を検出するセンサ)等の各種センサからの検出信号は、エアコン制御装置22に入力されるようになっている。
【0021】
エアコン制御装置22は、これらの入力信号に基づいてサイクル切替装置7、周波数調整装置8、風量制御装置15、通電制御装置16、送風口設定装置19に制御信号を出力し、図2のフローチャートに従って空調制御を行なう。
【0022】
すなわち、まず、ステップS1で、前記各センサからの検出信号(車内外諸条件)を読み込み、ステップS2で、この車内外諸条件に基づいて目標送風温度及び目標送風量を従来周知の方法により算出する。
【0023】
そして、ステップS3で、算出された目標送風温度及び目標送風量に基づいてブロア12の駆動回転数、コンプレッサ2の駆動周波数、電気ヒータ13への通電量をそれぞれ駆動制御し、車内側への空調を開始する(目標送風温度及び目標送風量で車内空調が行われることにより、車内は設定温度に調整される。)。
【0024】
次に、ステップS4で、車内空調が暖房モードで行われているか否かの判断を行なう。暖房モードであるか否かの判断は、四方弁1の切替位置をサイクル切替装置7での制御信号に基づいて行なう。
【0025】
暖房モードが選択されていなければ、前記ステップS1〜S3を繰り返す。一方、暖房モードが選択されている場合には、ステップS5で車外側熱交換器5に着霜が発生しているか否かの判断を行なう。この場合、車外側熱交換器5での着霜は、車外側熱交温度センサ11での検出温度が所定の閾値以下であるか否かによって推測する。すなわち、この車外側熱交温度センサ11は、車外側熱交換器5の表面温度を検出するものであるため、検出温度が前記閾値(例えば、−13℃)以下であれば、着霜しているものと推測できるからである。なお、この着霜は、車外側熱交換器5内を流動する熱交換媒体の圧力から推測するようにしてもよく、この熱交換媒体の圧力は、ヒートポンプサイクルの途中に圧力センサ(図示せず)を設けることにより検出すればよい。
【0026】
着霜がないと推測される場合には、前記ステップS1〜S4を繰り返し、車内外諸条件から算出した目標送風温度及び目標送風量に基づいてブロア12等を駆動制御して通常通り車内空調を続行する。
【0027】
一方、着霜があると推測される場合には、ステップS6で、送風モードにDEFモードが選択されているか否かを判断する。この判断は送風口設定装置19からの選択信号に基づいて行なう。
【0028】
DEFモードが選択されている場合、前記ステップS4,S5と同様、ステップS1に復帰して車内側熱交換器3による加熱を続行する。すなわち、暖房時、DEFモードが選択されるのは、フロントガラスに着霜しているか、曇りが発生している場合であるので、ドライバーの視認性確保のため、たとえ車外側熱交換器5に着霜しようとも、この車外側熱交換器5で吸熱させて車内側熱交換器3での加熱を続行する。この場合、着霜により車外側熱交換器5での熱交換が十分に行えない結果、車内側熱交換器3での加熱能力は多少悪化するものの、フロントガラスには暖風を供給することができるので、フロントガラスの着霜あるいは曇りを除去することが可能である。また、除霜運転の開始により車内側熱交換器3で通過する空気を冷却することがないので、車内側に冷風が供給されることがなく、乗員が不快感を受けることがない。
【0029】
一方、DEFモードが選択されていない場合、ステップS7で除霜運転を開始する。この場合、ブロア12による送風量を抑制するか若しくは停止させるのが好ましい。これにより、車内側熱交換器3で冷却された空気の車内側への供給を抑制又は防止することができ、乗員が受ける不快感を最小限にすることが可能となる。
【0030】
このようにして除霜運転が開始されれば、ステップS8で除霜が完了したか否かを判断し、除霜が完了していなければ、除霜運転(ステップS7)を続行し、除霜が完了していれば、ステップS1に戻って前記動作を繰り返す。この場合、除霜完了の判断は、前記着霜の判断と同様、車外側熱交温度センサ11での検出温度が所定の閾値を越えるか否かにより行なう。ただし、この除霜の完了を判断する場合の閾値は、着霜を判断する場合の閾値よりも若干高めに設定しておく(例えば、−5℃)。これにより、前記車外側熱交温度センサ11での検出温度の変化によって、着霜しているか、除霜が完了しているかの判断が頻繁に切り替わるといった不具合を防止できる。なお、この除霜運転の間、ステップS6でDEFモードが選択されれば、たとえ除霜運転中であっても、ステップS1に戻って暖房運転を開始する。
【0031】
なお、前記実施例では、暖房モードが選択されている場合、車外側熱交換器5に着霜していても、DEFモードが選択されていれば、ステップS6で強制的に除霜運転を開始させないようにしたが、着霜検出を所定時間遅延させるようにしてもよい。
【0032】
この場合、着霜検出を遅延させる時間は、フロントガラスに発生した曇りがあるレベルまで除去できるものと推定される時間に設定したり、車外側熱交換器5が着霜によって損傷に至ると推定される時間よりも短い所定時間に設定したりすることができる。また、この時間は、必ずしも一定値とする必要なく、例えば、外気温度が比較的高い場合には長く設定し直す等、車内外諸条件に応じて自由に変更可能とすればよい。
【0033】
また、前述のように時間管理する外、前記車外側熱交温度センサ11での検出温度や前記圧力センサでの検出圧力が、着霜が検出されると予想される温度又は圧力を検出したとしても、その着霜度合がある程度進行した時点で検出されると予想される温度(例えば、−18℃)あるいは圧力(例えば、0.15MPa)以下となるまで除霜運転を開始しないようにしてもよい。
【0034】
これによれば、車外側熱交換器5での着霜による不具合(送風の妨げや吸熱能力の低下等)がそれ程問題とならない限界状態まで、車内側熱交換器3で加熱を行わせることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、たとえ車外側熱交換器に着霜が発生していたとしても、DEFモードが選択されていれば、強制的に車外側熱交換器での吸熱を続行して車内側熱交換器で加熱可能としたので、フロントガラスに暖風を供給することができ、その曇りを効果的に除去することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る電気自動車用空調装置の概略図である。
【図2】本実施例に係る空調制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 四方弁
2 コンプレッサ
5 車外側熱交換器
7 サイクル切替装置
17 ダンパ
18a,18b 吹出口
22 エアコン制御装置[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an air conditioner for an electric vehicle, and more particularly to an air conditioner for an electric vehicle in which fogging of a windshield is prioritized over defrosting of an outside heat exchanger.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in an air conditioner for an electric vehicle, by circulating a heat exchange medium in a heat pump cycle, the inside air or outside air is heated or cooled by a heat exchanger inside the vehicle, and a predetermined airflow mode is selected, so that a predetermined air blowing mode is selected. Warm or cool air is supplied from the position. In this case, the outside heat exchanger absorbs heat when radiating heat in the inside heat exchanger, and radiates heat when absorbing heat. Therefore, when the outside air temperature is extremely low during heating, if heat is absorbed by the heat exchanger on the outside of the vehicle, frost may form on the surface of the heat exchanger. Therefore, in order to prevent the heat exchange efficiency of the vehicle-side heat exchanger from being lowered or damaged, the frost is removed by changing the circulation direction of the heat exchange medium and heating the vehicle-side heat exchanger itself. The defrost operation is performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional air conditioner for electric vehicles, when frost is formed on the outside heat exchanger during heating, the air conditioner is switched to the cooling mode, so that the air passing through the inside heat exchanger is cooled. As a result, cold air was supplied to the interior of the vehicle, causing discomfort to the occupants. In addition, when frost or fogging is occurring on the outer surface of the windshield, even when the DEF mode in which air is directly blown to the windshield is selected, the defrosting operation is performed by the heat exchanger on the outside of the vehicle. For example, there is a problem that the air passing through the heat exchanger inside the vehicle is cooled, and the frost and fogging cannot be removed.
[0004]
In view of the above problems, the present invention minimizes the discomfort experienced by the occupant even when frost is formed on the vehicle exterior heat exchanger, and reduces frost and fogging on the windshield. It is an object of the present invention to provide an electric vehicle air conditioner that can be removed to secure visibility.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, a compressor, an inboard heat exchanger, an outboard heat exchanger, a heat pump cycle having an expansion valve, by switching a circulation direction of a heat exchange medium to a heating mode or a cooling mode, After heating or cooling the air passing through the heat exchanger inside the vehicle, while selecting a blowing mode to supply warm air or cold air from a predetermined air outlet inside the vehicle, By detecting frost formation, in an electric vehicle air conditioner that performs a defrosting operation by changing the circulation direction of the heat exchange medium,
If the DEF mode in which the air is blown directly to the inner surface of the windshield is selected as the blowing mode, the circulating direction of the heat exchange medium is kept in the heating mode, and the frost formation in the heat exchanger outside the vehicle is detected. Even if there is, an air conditioner control means for delaying the detection of the frost formation for a predetermined time is provided.
[0006]
The air conditioner control means may delay the start of the defrosting operation until the degree of frost formation exceeds a predetermined threshold. In this case, the degree of frost formation may be estimated from the surface temperature of the vehicle-side heat exchanger, or may be estimated from the pressure of the heat exchange medium.
[0008]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0009]
In the electric vehicle air conditioner shown in FIG. 1, the cycle in which the heat exchange medium circulates can be switched between the heating cycle and the cooling cycle by the four-
[0010]
The four-
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The in-
[0014]
On the other hand, the vehicle-
[0015]
The
[0016]
Inside the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The most downstream portion of the
[0020]
Outside
[0021]
The air
[0022]
That is, first, in step S1, detection signals (in-vehicle external conditions) from the respective sensors are read, and in step S2, a target air-blowing temperature and a target air-blowing amount are calculated based on the vehicle internal and external conditions by a conventionally known method. I do.
[0023]
In step S3, the drive speed of the
[0024]
Next, in step S4, it is determined whether the in-vehicle air conditioning is performed in the heating mode. The determination as to whether the mode is the heating mode is made based on a control signal from the
[0025]
If the heating mode has not been selected, steps S1 to S3 are repeated. On the other hand, when the heating mode is selected, it is determined in step S5 whether frost has formed on the vehicle-
[0026]
If it is estimated that there is no frost, the steps S1 to S4 are repeated, and the
[0027]
On the other hand, when it is estimated that there is frost, it is determined in step S6 whether the DEF mode is selected as the blowing mode. This determination is made based on a selection signal from the air
[0028]
When the DEF mode is selected, the process returns to step S1 and continues heating by the in-
[0029]
On the other hand, if the DEF mode has not been selected, the defrosting operation is started in step S7. In this case, it is preferable to suppress or stop the amount of air blown by the
[0030]
If the defrosting operation is started in this way, it is determined in step S8 whether or not the defrosting has been completed. If the defrosting has not been completed, the defrosting operation (step S7) is continued, and the defrosting operation is continued. Is completed, the process returns to step S1 to repeat the above operation. In this case, the completion of the defrosting is determined based on whether or not the temperature detected by the vehicle outside heat exchange temperature sensor 11 exceeds a predetermined threshold value, similarly to the determination of the frost formation. However, the threshold for judging the completion of the defrosting is set slightly higher than the threshold for judging the frosting (for example, −5 ° C.). Accordingly, it is possible to prevent a problem that the determination of whether frost is formed or the defrost is completed is frequently switched due to a change in the temperature detected by the vehicle outside heat exchange temperature sensor 11. If the DEF mode is selected in step S6 during the defrosting operation, the process returns to step S1 to start the heating operation even if the defrosting operation is being performed.
[0031]
In the above-described embodiment, when the heating mode is selected, the defrosting operation is forcibly started in step S6 if the DEF mode is selected even if frost is formed on the vehicle-
[0032]
In this case, the time for delaying the frost detection is set to a time at which it is estimated that the fogging generated on the windshield can be removed to a certain level, or it is estimated that the
[0033]
In addition to the time management as described above, it is assumed that the temperature detected by the vehicle exterior heat exchange temperature sensor 11 and the pressure detected by the pressure sensor detect the temperature or pressure at which frost formation is expected to be detected. Also, the defrosting operation may not be started until the temperature (for example, −18 ° C.) or the pressure (for example, 0.15 MPa), which is expected to be detected when the degree of frosting has progressed to some extent, or less. Good.
[0034]
According to this, it is possible to cause the inside-
[0035]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, even if frost is formed on the vehicle-side heat exchanger, if the DEF mode is selected, the vehicle-side heat exchanger is forced to operate. , The heat can be heated by the heat exchanger inside the vehicle, so that it is possible to supply warm wind to the windshield, and it is possible to effectively remove the fogging.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of an electric vehicle air conditioner according to an embodiment.
FIG. 2 is a flowchart illustrating air conditioning control according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
送風モードにフロントガラスの内面に直接送風するDEFモードが選択されていれば、熱交換媒体の循環方向を暖房モードのままとし、前記車外側熱交換器での着霜を検出している場合であっても、当該着霜の検出を所定時間遅延させるエアコン制御手段を設けたことを特徴とする電気自動車用空調装置。A heat pump cycle having a compressor, an inboard heat exchanger, an outboard heat exchanger, and an expansion valve switches a circulation direction of a heat exchange medium to a heating mode or a cooling mode, and heats air passing through the inboard heat exchanger. Or, after cooling, the air supply mode is selected to supply warm air or cold air from a predetermined air outlet inside the vehicle, while detecting frost on the heat exchanger outside the vehicle in the heating mode, the heat exchange medium In an air conditioner for an electric vehicle that performs a defrosting operation by changing a circulation direction of
If the DEF mode in which the air is blown directly to the inner surface of the windshield is selected as the blowing mode, the circulating direction of the heat exchange medium is kept in the heating mode, and the frost formation in the heat exchanger outside the vehicle is detected. An air conditioner for an electric vehicle, further comprising an air conditioner control means for delaying detection of the frost even for a predetermined time.
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