JP3549025B2 - 読み出し専用半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、固定的に記憶させるビットデータに対応して複数設けられたメモリセルの、各ワードアドレスに対応して設けられている複数本のワード線のうちの1本を、当該読み出し専用半導体記憶装置の外部から入力されるアドレス信号に従って選択し、選択されたそのワード線をアクティブ状態とし、これによって、該ワード線に対応するメモリセルに予め固定的に記憶されているビットデータを、該メモリセルに対応するビット線を経由し、当該読み出し専用半導体記憶装置の外部へと読み出すようにした読み出し専用半導体記憶装置(read only memory:以降、ROMとも称する)に係り、特に、集積度の低下を抑えながら、読み出されるビットデータに対する、他配線の信号による干渉等によるノイズの影響をより低減し、読み出される該ビットデータの、誤読み出しのマージンをより向上することが可能な読み出し専用半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路の進歩には非常に目覚ましいものがある。又、このような半導体集積回路の進歩等によって、非常に多様な分野でデジタル回路技術が用いられるようになっている。例えば、民生用機器や工場等での生産設備用等に用いられる機械の制御等、従来アナログ回路が用いられていたものがデジタル回路化されているものもある。
【0003】
このようなデジタル回路技術を用いた装置にあっては、半導体記憶装置の役割が非常に重要なものである。この半導体記憶装置は、単にデータ等を記憶するだけでなく、CPU(central processing unit )を用いたものにあっては、該CPUで実行されるプログラムが記憶されるものもある。
【0004】
又、デジタル回路で用いられる半導体記憶装置には、RAM(random access memory)と称するものや、ROM(read only memory)と称するものがある。前記RAMは、データが記憶されているアドレス(場所)によらず任意のアドレスのデータをアクセス可能なものである。この点で、広い意味では前記ROMもRAMに含むものである。しかしながら、一般には、前記RAMは、データが記憶されているアドレスによらず、そのデータを読み出すことができるだけでなく、更に、書き替え更新できるものとされ、便宜上ROMとは区別される。このようなRAMには、セル容量に蓄えられる電荷の有無にてデータを記憶するようにしたダイナミックRAM(以降、単に、DRAMと称する)や、メモリセルとしてフリップフロップを用いるスタティックRAM(以降、単に、SRAMと称する)等がある。
【0005】
一方、前記ROMは、予め記憶されているデータを、そのデータが記憶されているアドレスに拘らず読み出すことが可能なものであり、データ更新は不可能であったり、所定の消去手順後に行うものであったりする。従来から用いられているROMには、例えば、配線の有無やトランジスタ等の素子の有無によって、所望のデータを、その半導体記憶装置の製造時に書き込み設定するというマスクROM等がある。
【0006】
図6は、従来から用いられるROMの主要部の回路図である。
【0007】
この図6に示されるROMは、1ワード当り合計(n +1)個で、このようなものが合計(m +1)ワードだけ配列された、即ち、((m +1)×(n +1))個配列されたメモリセルを有するメモリセルアレイを構成している。該ROMは、このようなメモリセルアレイ中のうちの任意の1つの前記メモリセルを選択し、選択された該メモリセルに記憶されるビットデータを、ビットデータ出力DOから出力するというものである。
【0008】
このような該ROMは、まず、前述のように((m +1)×(n +1))個のメモリセルS00、S01・・・S0n 、S10、S11・・・S1n ・・・Sm 0、Sm 1・・・Smn(又はS00〜Smn)と共に、カラムセレクタ10と、読み出し回路12と、ビットデータ出力端子DOを備える。更に、該ROMは、プリチャージトランジスタT0〜Tn を備える。又、該ROMは、合計(m +1)本のワード線WL0〜WLm と、合計(n +1)本のビット線BL0〜BLn を有する。
【0009】
まず、前記メモリセルS00〜Smnは、それぞれ、NチャネルMOS(metal oxide semiconductor )トランジスタによるものである。又、それぞれの前記メモリセルS00〜SmnのNチャネルMOSトランジスタについて、そのゲートは、それぞれの前記メモリセルに対応する前記ワード線WL0〜WLm のいずれかに接続されている。又、該NチャネルMOSトランジスタのそのソースは、グランドGNDへ接続されている。
【0010】
更に、それぞれの前記メモリセルS00〜Smnは、それぞれのNチャネルMOSトランジスタのそのドレインが、対応する前記ビット線BL0〜BLn のいずれか1本に接続されているか、あるいは未接続で開放状態であるかによって、固定的に記憶されるビットデータの値が定まる。即ち、そのNチャネルMOSトランジスタのドレインが、そのNチャネルMOSトランジスタに対応する前記ビット線BL0〜BLn のいずれかに接続されていれば、そのメモリセルS00〜Smnには“1(H状態)”のビットデータが固定的に記憶されていることとなる。一方、そのNチャネルMOSトランジスタのドレインが未接続で開放であれば、そのNチャネルMOSトランジスタのメモリセルS00〜Smnには、“0(L状態)”のビットデータが固定的に記憶されるものとなる。
【0011】
例えば、前記ワード線WL0〜WLm それぞれに対応する、合計(n +1)個の前記メモリセルS00〜Smnで構成されるワードにおいて、前記ビット線BLn 側の前記メモリセルS0n 、S1n ・・・Smnを、MSB(most significantbit)側のものとする。又、このような各ワードにおいて、前記ビット線BL0側の前記メモリセルS00、S10・・・Sm 0を、LSB(least significant bit )側のものとする。
【0012】
ここで、該図6において、前記ワード線WL0に対応するワードでは、2進数“1・・・00”が固定的に記憶される。前記ワード線WL1に対応するワードには、2進数“0・・・01”が固定的に記憶される。前記ワード線WLm に対応するワードでは、2進数“1・・・10”が固定的に記憶されるものである。
【0013】
図7は、前述の従来のROMの動作を示すタイムチャートである。
【0014】
この図7においては、前記図6に示される、プリチャージ線(φprバー)の信号と、前記ワード線WL0及びWL1のそれぞれの信号と、前記ビット線BL0の信号とのタイムチャートが示されている。
【0015】
まず、この図7の時刻 t11以前には、前記プリチャージ線(φprバー)がL状態である。これによって、前記プリチャージトランジスタT0〜Tn はいずれもオン状態となる。従って、図示される前記ビット線BL0を含め、全ての前記ビット線BL0〜BLn はH状態へとプリチャージされる。
【0016】
なお、該時刻 t11近傍及びこれ以前には、該タイムチャートに図示される前記ワード線WL0及びWL1を含め、全ての前記ワード線WL0〜WLm はL状態とされている。
【0017】
該時刻 t11の後、時刻 t12において、読み出し対象となる1つの前記メモリセルS00〜Smnを含むワードアドレスに対応する、前記ワード線WL0〜WLm のいずれか1本がH状態となる。この図7のタイムチャートでは、該時刻 t12において、読み出し対象となる1つの前記メモリセルS00に対応する、前記ワード線WL0がH状態となっている。
【0018】
該時刻 t12において、このように前記ワード線WL0がH状態となると、1つのワードアドレスに含まれる合計(n +1)個の前記メモリセルS00〜S0n のそれぞれの前記NチャネルMOSトランジスタがオン状態となる。ここで、オン状態となったこれら合計(n +1)個の前記NチャネルMOSトランジスタのうち、そのドレインが対応する前記ビット線BL0〜BLn に接続されたものは、そのビット線BL0〜BLn がL状態とされる。一方、このようにオン状態となったこれら合計(n +1)個の前記NチャネルMOSトランジスタにおいて、そのドレインが前記ビット線BL0〜BLn に対して未接続となっているものは、そのビット線BL0〜BLn はプリチャージされたH状態のままとなる。
【0019】
例えばこの図7のタイムチャートに示される前記ビット線BL0については、前記メモリセルS00の前記NチャネルMOSトランジスタのドレインが該ビット線BL0へ接続されている。このため、該時刻 t12以降、該ビット線BL0はL状態になっていく。
【0020】
ここで、前記カラムセレクタ10は、前記時刻 t12から暫くの後、時刻 t13以前において、外部からのアドレス指定に従って、前記ビット線BL0〜BLn のいずれか1本を選択し、これを前記読み出し回路12へ接続する。例えば、前記図7において、前記ビット線BL0を選択する。従って、該読み出し回路12は、例えばこのように選択された前記ビット線BL0の論理状態を読み出すことで、外部からアドレス指定された前記メモリセルS00に固定的に記憶されるビットデータを、前記ビットデータ出力端子DOへと読み出すものである。
【0021】
なお、この後、前記時刻 t13以降では、次回のアドレス指定に従ったビットデータの読み出しに当って、次のプリチャージがなされている。
【0022】
なお、該時刻 t14から時刻 t16においては、前記ワード線WL1にて選択されるワードアドレスの、特に前記ビット線BL0による、ビットデータの読み出しが示されている。即ち、前記メモリセルS11に記憶される“1”の読み出しが示されている。
【0023】
以上説明した通り、例えば前記図6に示される従来のROMは、固定的に記憶されるビットデータに対応して設けられる各メモリセルS00〜Smnに対して、1つの前記NチャネルMOSトランジスタを備えるだけで、所望のビットデータを記憶させることができる。即ち、それぞれの前記NチャネルMOSトランジスタのドレインを対応する前記ビット線BL0〜BLn へ接続するか否かによって、“0(L状態)”又は“1(H状態)”のビットデータを固定的に記憶させることができる。
【0024】
【発明が達成しようとする課題】
しかしながら、前述のようにプリチャージすることで、読み出す“0(L状態)”又は“1(H状態)”のいずれか一方の論理状態を設定するものにおいては、ノイズの影響等によって、読み出されるビットデータの誤り読み出しのマージンが低下してしまうという問題があった。即ち、プリチャージによって設定される論理状態が不安定になってしまい、誤って読み出されてしまう恐れがあった。
【0025】
例えば前記図6のROMにおいて、アドレス指定されて読み出される前記メモリセルS00〜Smnのビットデータが“1(H状態)”の場合、プリチャージされた前記ビット線BL0〜BLn のH状態が読み出されることになる。この読み出しの際、対象となる前記ビット線BL0〜BLn はフローティング状態であり、その論理状態は、プリチャージによって蓄積された電荷のみに依存したものである。このようにハイインピーダンス状態であるため、読み出しにかかる前記ビット線BL0〜BLn は、ノイズの影響を受け易いものとなってしまう。
【0026】
例えば、読み出し対象となるものの前記ビット線BL0〜BLn の1本について、これに隣接する他の前記ビット線BL0〜BLn 等の配線の信号の干渉を受けてしまうものである。
【0027】
例えば、前記図7のタイムチャートの前記時刻 t13〜前記時刻 t16の期間において、特に前記時刻 t15〜前記時刻 t16の期間では、前記ビット線BL0は、プリチャージされたH状態を保持しなければならない。しかしながら、この前記時刻 t15〜前記時刻 t16においてL状態となる、該ビット線BL0に隣接する前記ビット線BL1の干渉によって、この図7の一点鎖線で示されるように、該ビット線BL0のH状態の電圧が低下してしまっている。これは、前記ビット線BL0と前記ビット線BL1との間の、カップリング容量による干渉によるものである。
【0028】
例えば前記図7の一点鎖線の如く、本来H状態である前記ビット線BL0〜BLn (この図7ではビット線BL0)の電圧が低下してしまうと、L状態に対する読み出しのマージンが低下してしまい、誤ったビットデータが読み出されてしまう恐れがある。即ち、本来“1(H状態)”のビットデータが読み出されるものが、“0(L状態)”のビットデータが読み出されてしまう恐れか生じてしまう。
【0029】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、集積度の低下を抑えながら、読み出されるビッドデータに対する、他配線の信号による干渉等によるノイズの影響をより低減し、読み出される該ビットデータの、誤り読み出しのマージンをより向上することができる読み出し専用半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を達成するための手段】
本発明は、固定的に記憶させるビットデータに対応して複数設けられたメモリセルの、各ワードアドレスに対応して設けられている複数本のワード線のうちの1本を、当該読み出し専用半導体記憶装置の外部から入力されるアドレス信号に従って選択し、選択されたそのワード線をアクティブ状態とし、これによって、該ワード線に対応するメモリセルに予め固定的に記憶されているビットデータを、該メモリセルに対応するビット線を経由し、当該読み出し専用半導体記憶装置の外部へと読み出すようにした読み出し専用半導体記憶装置において、それぞれの前記メモリセルとして、そのゲートがそれぞれの前記メモリセルに対応する前記ワード線に接続されたMOSトランジスタを有し、それぞれの前記メモリセルの前記MOSトランジスタのそのドレインが、それぞれの前記メモリセルに対応する前記ビット線に接続され、それぞれの前記メモリセルの前記MOSトランジスタのそのソースが、それぞれの前記メモリセルへと固定的に記憶すべきビットデータのその値に応じて、電源供給に関する配線に接続されているか、又は、その前記MOSトランジスタのゲートが接続されている対応する前記ワード線へと該ゲートと共に接続されていることにより、前記課題を達成したものである。
【0031】
【作用】
図1は、本発明の要旨を示す第1の回路図である。
【0032】
この図1においては、一例として、本発明の読み出し専用半導体記憶装置(ROM)に用いられるメモリセルSijが示されている。該メモリセルSijは、例えば、第(i +1)行目で第(j +1)列目であり、ワードアドレスがi で、ビットアドレスがj とされる。又、該メモリセルSijは、1つのMOSトランジスタ、即ちNチャネルMOSトランジスタによるものである。
【0033】
本発明において、その前記メモリセルSijの前記NチャネルMOSトランジスタは、そのゲートが、そのメモリセルSijに対応するワード線WLi に接続されている。又、該NチャネルMOSトランジスタは、固定的に記憶されるビットデータの値にかかわらず、そのドレインが、そのメモリセルSijに対応するビット線BLj へと、必ず接続されている。
【0034】
又、該NチャネルMOSトランジスタにおいて、そのソースは、そのメモリセルSijへと固定的に記憶すべきビットデータのその値に応じて、電源供給に関する配線に接続されているか、又は、該NチャネルMOSトランジスタのゲートが接続されている対応する前記ワード線WLi へと、該ゲートと共に接続されている。
【0035】
即ち、この図1においては、“0(L状態)”のビットデータを固定的に記憶させる場合、そのメモリセルSijのそのNチャネルMOSトランジスタのソースは、電源供給に関する配線、特にこの図1では一点鎖線で示されるようにグランドGNDへと接続される。このように“0(L状態)”を固定的に記憶させたメモリセルSijを読み出す際、前記ワード線WLi をH状態とすると、前記NチャネルMOSトランジスタはオン状態となる。これによって、前記ビット線BLj は前記グランドGNDへとオン状態となり、該ビット線BLj はL状態となる。
【0036】
一方、“1(H状態)”のビットデータを固定的に記憶させる場合には、そのメモリセルSijのそのNチャネルMOSトランジスタのソースは、そのNチャネルMOSトランジスタのゲートが接続されている、対応する前記ワード線WLi へと、該ゲートと共に接続される。即ち、この図1では破線で示されるように接続される。このように“1(H状態)”のビットデータを固定的に記憶させたメモリセルを読み出す際、前記ワード線WLi がH状態となると、前記NチャネルMOSトランジスタはオン状態となる。該NチャネルMOSトランジスタがオン状態となると、前記ビット線BLj と前記ワード線WLi とは接続状態となる。ここで、このとき前記ワード線WLi はH状態であるため、このように該NチャネルMOSトランジスタがオン状態となることによって、前記ビット線BLj の電位が該NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧Vt だけ減少したとき、前記ワード線WLi から該ビット線BLj に電源電流が供給され、該ビット線BLj の電位は(Vdd−Vt )よりも低下することはない。
【0037】
以上、例えば図1を用いて説明した通り、本発明においては、読み出し対象となるメモリセルへと“0”のビットデータが固定的に記憶されていても、あるいは“1”のビットデータが固定的に記憶されていたとしても、いずれにあっても、前記ビット線BLj の電位が(Vdd−Vt )以下では、該ビット線BLj はフローティング状態にならない。
【0038】
即ち、例えば前記図7の前記時刻 t15〜前記時刻 t16の如く、従来のように、読み出し対象となるビット線がフローティング状態となり、ビット線の電位が(Vdd−Vt )以下となってしまうことはない。
【0039】
従って、本発明においては、読み出されるビットデータに対する、他配線の信号による干渉等をより低減することができ、ノイズの影響等をより低減することができる。従って、読み出されるビットデータの、誤り読み出しのマージンをより向上することができる。
【0040】
なお、本発明のROMのメモリセルに用いられるMOSトランジスタは、図1に示されるようなNチャネルMOSトランジスタに限定されるものではない。例えば、本発明のROMのメモリセルのMOSトランジスタとして、PチャネルMOSトランジスタを用いてもよい。例えば図2のようなものであってもよい。
【0041】
図2は、本発明の要旨を示す第2の回路図である。
【0042】
この図2においては、本発明の読み出し専用半導体記憶装置(ROM)の一例として、そのメモリセルSijのMOSトランジスタとして、PチャネルMOSトランジスタを用いたものが示されている。
【0043】
この図2において、ROMの1つのメモリセルSijとしては、そのゲートが、該メモリセルSijに対応するワード線(WLi バー)に接続されたPチャネルMOSトランジスタを有している。該PチャネルMOSトランジスタにおいて、そのドレインは、そのメモリセルSijに対応する前記ビット線BLj へと、記憶すべきビットデータの値に拘らず、必ず接続されている。
【0044】
又、該PチャネルMOSトランジスタのそのソースについては、そのメモリセルSijへと固定的に記憶すべきビットデータのその値に応じて、電源供給に関する配線に接続されているか、又は、そのPチャネルMOSトランジスタのゲートが接続されている、前記ワード線(WLi バー)へと、該ゲートと共に接続されている。
【0045】
即ち、この図2においては、前記メモリセルSijへと“0”のビットデータが固定的に記憶されている場合には、そのメモリセルSijの前記PチャネルMOSトランジスタのそのソースは、その電源供給に関する配線、即ち電源VDDへ接続されている。即ち、この図2において、破線で示されるように接続される。従って、このように“1”のビットデータが固定的に記憶されている場合、該ビットデータを読み出すに当って前記ワード線(WLi バー)がL状態となると、該メモリセルSijの前記PチャネルMOSトランジスタはオン状態となる。このようにオン状態となることで、前記ビット線BLj は前記電源VDDへ接続状態となり、該ビット線BLj はH状態となる。従って、該ビット線BLj からは、“1”に対応し、H状態を読み出すことができる。
【0046】
一方、この図2に示される前記メモリセルSijへと、“0”のビットデータが固定的に記憶される場合には、該メモリセルSijの前記PチャネルMOSトランジスタのそのソースは、該PチャネルMOSトランジスタのそのゲートが接続されている、対応する前記ワード線(WLi バー)へと、該ゲートと共に接続される。即ち、この図2において、一点鎖線で示されるように接続される。従って、このように“0”のビットデータが固定的に記憶される前記メモリセルSijを読み出す際には、まず、前記ワード線(WLi バー)がL状態とされる。これによって、該メモリセルSijの前記PチャネルMOSトランジスタはオン状態となる。このようにオン状態となると、前記ビット線BLj は前記ワード線(WLi バー)へと接続状態となる。このように接続状態となるとき、前記ワード線(WLi バー)はL状態であるため、前記ビット線BLj は、PMOSの閾値電圧Vt 以上の電位とはならない。従って、該ビット線BLj からは、固定的に記憶される“0”のビットデータに対応して、L状態を読み出すことができる。
【0047】
このように、この図2に示される前記メモリセルSijへとPチャネルMOSトランジスタを用いたものであっても、その前記ビット線BLj から固定的に記憶されるビットデータを読み出す際、特に“0”を読み出す際に、ノイズ等の影響を受けても、ビット線の電位は前記PチャネルMOSトランジスタの閾値電圧Vt 以上にはならない。
【0048】
従って、この図2のようなPチャネルMOSトランジスタを用いるものであっても、読み出されるビットデータに対する、他配線の信号による干渉等によるノイズの影響をより低減することができ、読み出される該ビットデータの、誤り読み出しのマージンをより向上することができる。
【0049】
なお、前記図1に示したものにおいても、又、前記図2に示したものにおいても、読み出し対象となる前記メモリセルSijによって、対応する前記ビット線BLj の論理状態は必ず設定される。即ち、該メモリセルSijに固定的に記憶されるビットデータの値が“1”であっても“0”であっても、いずれにおいても、その値に応じた論理状態に設定される。従って、その読み出しに際して、ビット線の電位のノイズ等による変動が最大で前記閾値電圧Vt に抑えられる。その前記メモリセルSijによって、H状態又はL状態とされる。
【0050】
従って、このような点を考えると、本発明では、前記図6に示される従来のもののような、プリチャージ動作を必ずしも行う必要はない。即ち、前記図6において、前記プリチャージトランジスタT0〜Tn 等によって行ったプリチャージ動作を行う必要はない。
【0051】
この場合、該ワード線WLi を駆動するドライバは、例えば全ビット線の電位を0ボルトから(Vdd−Vt )まで引き上げる必要がある。このため、このドライバは、相応する駆動能力を有していなければならない。あるいは、駆動力が不足してしまうと、読み出しに要する時間が長くなってしまう。しかしながら、本発明を適用することで、正しくデータを読み出すためのマージンを向上することができる。
【0052】
例えば前記図1に示されるように、前記メモリセルSijへとNチャネルMOSトランジスタを用いた場合、ビットデータの読み出しに際して、前記ビット線BLj をH状態へとプリチャージするような回路を備えてもよい。例えば後述する第1実施例のように、プリチャージトランジスタT0〜Tn 等を備えるようにしてもよい。これは、該NチャネルMOSトランジスタのソースまでの配線抵抗が、一点鎖線で示される如く前記グランドGNDへと接続するよりも、破線で示される如く前記ワード線WLi へと接続する方が大きい場合である。
【0053】
あるいは、例えば前記図2に示される如く、前記メモリセルSijへとPチャネルMOSトランジスタを用いるようにした場合には、ビットデータの読み出しに際して、その前記ビット線BLj をL状態へとプリチャージするような回路を備えるようにしてもよい。即ち、図4を用いて後述する第2実施例のような、プリチャージトランジスタT0〜Tn 等を用いたプリチャージ動作を行う回路を備えるようにしてもよい。
【0054】
なお、前記図1において、前記メモリセルSijへと“0”のビットデータを固定的に記憶させる場合には、前記図6に示したROMのメモリセルと同様、そのNチャネルMOSトランジスタのソースは前記グランドGNDへと接続される。一方、この図1においては、“1”のビットデータを固定的に記憶させる場合には、前記図6に示した従来のものとは異なり、そのNチャネルMOSトランジスタのソースは前記ワード線WLi へと接続するものである。
【0055】
ここで、この図1に示されるような前記メモリセルSijについては、前記ワード線WLi は、該メモリセルSijのNチャネルMOSトランジスタのゲートへと接続させる都合上、該NチャネルMOSトランジスタのソースにも接近しているものである。従って、この図1においては、従来にはない、前記メモリセルSijのそのNチャネルMOSトランジスタのソースと前記ワード線WLi との間を接続する配線を配慮しなければならないが、これによって該メモリセルSijのレイアウト面積は大幅に大きくなることはない。
【0056】
同様に、前記図2に示されるように、本発明において前記メモリセルSijへとPチャネルMOSトランジスタを用いた場合であっても、該PチャネルMOSトランジスタのソースに対して前記ワード線(WLi バー)は接近して設けられている。従って、このようにPチャネルMOSトランジスタを用いた場合にあっても、そのメモリセルSijの大きさは、従来に比べほとんど同一と考えることができる。
【0057】
【実施例】
以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
【0058】
図3は、本発明が適用されたROMの第1実施例の主要部の回路図である。
【0059】
この図3に示される本第1実施例のROMには、前記図6の従来のROMと同様のビットデータのパターンが、各アドレスへと記憶されているものである。又、この図3に示されるROMは、前記図6を用い前述した従来のROMに対して、前記図1に示されるようなNチャネルMOSトランジスタを用いた本発明が適用された前記メモリセルSijを用いたものである。
【0060】
即ち、従来、前記図6においては、“1”のビットデータを固定的に記憶させるため、その前記メモリセルSijの前記NチャネルMOSトランジスタのそのドレインと、該メモリセルSijに対応する前記ビット線BLj との間が未接続とされ、開放とされていた。これに対して、本第1実施例においては、このように“1”のビットデータを固定的に記憶させる際には、その前記メモリセルSijの前記NチャネルMOSトランジスタのそのソースを、前記図1の破線に示される如く、そのメモリセルSijに対応する前記ワード線WLi へと接続するようにしている。
【0061】
又、本第1実施例においては、前記図6に示した従来のROMと同様、前記プリチャージトランジスタT0〜Tn 等を用いたプリチャージ動作を行うための回路を備えている。
【0062】
又、本第1実施例の動作は、前記図7を用いて前述した従来のROMとほぼ同一である。特に、前記ワード線WL0〜WLm や前記プリチャージ線(Φprバー)等に入力する信号のタイミングや、これに伴って前記ビット線BL0〜BLn へ現われる信号の様子、又、前記ビットデータ出力端子DOから出力される信号のタイミング等は、前記図6に示した従来のROMと同様である。
【0063】
以上説明したような本第1実施例においても、本発明を適用することで、集積度の低下を抑えながら、読み出されるビットデータに対する、他配線、例えば読み出されるビットデータにかかるビット線に隣接する他のビット線による干渉等をより低減することができる。従って、ノイズの影響をより低減し、読み出されるビットデータの誤り読み出しのマージンをより向上することが可能である。
【0064】
例えば、本第1実施例に用いられる前記メモリセルSijの大きさについては、前記図6等を用いて前述した従来のROMに用いられる前記メモリセルSijと全く同一となっている。
【0065】
又、本第1実施例では、前記図7での前記時刻 t15〜前記時刻 t16間のような前記メモリセルS00の“1”ビットデータを読み出す場合であっても、対応する前記ビット線BL0は、ビット線BL0の電位が(Vdd−Vt )以下ではフローティング状態とはならない。従って、前記図7での隣接する前記ビット線BL1の影響も比較的小さい。即ち、この図7のタイムチャートで、実線及び破線で示される前記ビット線BL0の信号の如く、前記時刻 t15〜前記時刻 t16間で本来H状態でなければならない電圧の下降は、実線及び一点鎖線で示される従来のものに比べて比較的小さく抑えられている。
【0066】
図4は、本発明が適用されたROMの第2実施例の主要部を示す回路図である。
【0067】
この図4においては、前記図6に示した従来のROMと同じ複数のビットデータの値のパターンを各アドレスへ記憶する、又、前記第1実施例のROMと同じ複数のビットデータのパターンを各アドレスへ記憶する、第2実施例のROMの主要部の回路が示されている。特に、本第2実施例については、前記図6の従来のもの及び前記第1実施例とは異なり、ビットデータを固定的に記憶する各メモリセルS00〜Smnそれぞれが、NチャネルMOSトランジスタではなく、PチャネルMOSトランジスタが用いられている。
【0068】
このように、本第2実施例にあっては、前記図6の従来のROMや前記第1実施例とは、このように前記メモリセルS00〜Smnが異なっているため、これら従来のものや前記第1実施例とは種々の点で異なっている。
【0069】
即ち、まず第1に本実施例のそれぞれの前記メモリセルS00〜Smnへ接続されているワード線の信号は負論理(L状態でアクティブ)となっている。即ち、ワード線(WL0バー)〜(WLm バー)となっている。又、本第2実施例で用いられる前記プリチャージトランジスタT0〜Tn には、NチャネルMOSトランジスタが用いられている。更に、本実施例のこれらプリチャージトランジスタT0〜Tn に用いられているプリチャージ信号線は、正論理(H状態でアクティブ)であり、プリチャージ信号線Φprとなっている。
【0070】
又、本第2実施例で用いられる合計((m +1)×(n +1))個の前記メモリセルS00〜Smnは、前記図2を用いて前述したようなものである。本第2実施例で用いられるこれらメモリセルS00〜Smnへ用いられる各PチャネルMOSトランジスタのソースは、それぞれの前記メモリセルS00〜Smnに固定的に記憶すべきビットデータの値に応じて接続されている。即ち、“1”を記憶させる場合には、そのソースは電源VDDへと接続される。一方、“0”のビットデータを固定的に記憶させる場合には、そのソースは、その前記PチャネルMOSトランジスタのゲートが接続されている、対応する前記ワード線(WL0バー)〜(WLm バー)のいずれか1本へと、該ゲートと共に接続されている。
【0071】
図5は、本第2実施例の動作を示すタイムチャートである。
【0072】
この図5においては、前記図4に示された、前記プリチャージ信号線Φprを伝達する信号と、前記ワード線(WL0バー)及び(WL1バー)それぞれを伝達する信号と、前記ビット線BLn を伝達する信号とのタイムチャートが示されている。
【0073】
本実施例のこの図5のタイムチャートと、前記図6に示される従来のROMの動作及び前記第1実施例のROMの動作を示した前記図7のタイムチャートとについては、これらタイムチャート間の相互の比較ができるよう、前記時刻 t11〜前記時刻 t16は相互に対応する時刻となっており、同一タイミングについて示されるものである。
【0074】
これら図5と図7のタイムチャートを相互に比較して明らかな通り、まず、本第2実施例については、従来のものや前記第1実施例のものに比べ、前記プリチャージ信号Φpr、前記ワード線(WL0バー)及び(WL1バー)については、前記図7に示されるものと、論理が反対であり、H状態とL状態が逆となっている。又、前記図7においては、前記ビット線BL0の信号のタイミングが示されているのに対し、この図5においては、前記ビット線BLn (最もMSB側のもの)のタイミングが示されている。
【0075】
この図5のタイムチャートにおいて、実線及び破線で示される前記ビット線BLn の信号が、本第2実施例によりものである。一方、この図5の実線及び一点鎖線で示される前記ビット線BLn の信号は、本第2実施例に対する比較例である。この比較例は、前記図4に示される前記メモリセルS00〜Smnのうちで“0”を記憶するものについては、本発明を適用せずにその前記PチャネルMOSトランジスタのドインを未接続とし開放としたものである。
【0076】
この比較例では、前記図5のタイムチャートの前記時刻 t15〜前記時刻 t16間で前記メモリセルS1n へと固定的に記憶されるビットデータを読み出す際、該メモリセルS1n の前記PチャネルMOSトランジスタのそのドレインが未接続とされているため、前記ビット線BLn がフローティング状態となり、隣接するビット線BL(n−1 )の影響を受けてしまっている。即ち、このような比較例では、前記時刻 t15〜前記時刻 t16間で、前記ビット線BLn の信号の論理状態が本来L状態でなければならないところ、一点鎖線で示されるように、その電圧レベルが上昇してしまっている。
【0077】
比較して、この図5において、本第2実施例では、前記メモリセルS1n のように“0”のビットデータを固定的に記憶するものを読み出す場合であっても、対応する前記ビット線BLn は、ビット線BLn の電位が前記閾値電圧Vt 以下ではフローティング状態とはならない。従って、隣接する前記ビット線BL(n−1 )の影響も比較的小さい。即ち、この図5のタイムチャートで、実線及び破線で示される前記ビット線BLn の信号の如く、前記時刻 t15〜前記時刻 t16間で本来L状態でなければならない電圧の上昇は、比較的小さく抑えられている。
【0078】
以上説明したように、本第2実施例においても、本発明を適用することで、集積度の低下を抑えながら、読み出されるビットデータに対する、他配線、例えば読み出されるビットデータにかかるビット線に隣接する他のビット線による干渉等をより低減することができる。従って、ノイズの影響をより低減し、読み出されるビットデータの誤り読み出しのマージンをより向上することが可能である。
【0079】
例えば、本第2実施例に用いられる前記メモリセルSijの大きさについては、前述した比較例のROMに用いられる前記メモリセルSijと全く同一となっている。
【0080】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、集積度の低下を抑えながら、読み出されるビットデータに対する、他配線の信号による干渉等によるノイズの影響をより低減し、読み出される該ビットデータの、誤り読み出しのマージンをより向上することができるROMを提供することができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すNチャネルMOSトランジスタを用いたメモリセルの一例の回路図
【図2】本発明の要旨を示すPチャネルMOSトランジスタを用いたメモリセルの一例の回路図
【図3】本発明が適用された読み出し専用半導体記憶装置の第1実施例の主要部の回路図
【図4】本発明が適用された読み出し専用半導体記憶装置の第2実施例の主要部の回路図
【図5】前記第2実施例の動作を示すタイムチャート
【図6】従来の一般的な読み出し専用半導体記憶装置の主要部の回路図
【図7】前記第1実施例及び前記従来例の動作を示すタイムチャート
【符号の説明】
10…カラムセレクタ
12…読み出し回路
S00〜S0n 、S10〜S1n 、・・・、Sm 0〜Smn…メモリセル
BL0〜BLj 〜BLn …ビット線
WL0〜WLi 〜WLm …ワード線(正論理のもの)
(WL0バー)〜(WLi バー)〜(WLm バー)…ワード線(負論理のもの)
Φpr…プリチャージ信号線(正論理のもの)
(Φprバー)…プリチャージ信号線(負論理のもの)
T0〜Tn …プリチャージトランジスタ
t11〜 t16…時刻
VDD…電源(電源線)
GND…グランド(グランド線)
DO…ビットデータ出力端子
Claims (1)
- 固定的に記憶させるビットデータに対応して複数設けられたメモリセルの、各ワードアドレスに対応して設けられている複数本のワード線のうちの1本を、当該読み出し専用半導体記憶装置の外部から入力されるアドレス信号に従って選択し、選択されたそのワード線をアクティブ状態とし、これによって、該ワード線に対応するメモリセルに予め固定的に記憶されているビットデータを、該メモリセルに対応するビット線を経由し、当該読み出し専用半導体記憶装置の外部へと読み出すようにした読み出し専用半導体記憶装置において、
それぞれの前記メモリセルとして、そのゲートがそれぞれの前記メモリセルに対応する前記ワード線に接続されたMOSトランジスタを有し、
それぞれの前記メモリセルの前記MOSトランジスタのそのドレインが、それぞれの前記メモリセルに対応する前記ビット線に接続され、
それぞれの前記メモリセルの前記MOSトランジスタのそのソースが、それぞれの前記メモリセルへと固定的に記憶すべきビットデータのその値に応じて、電源供給に関する配線に接続されているか、又は、その前記MOSトランジスタのゲートが接続されている対応する前記ワード線へと該ゲートと共に接続されていることを特徴とする読み出し専用半導体記憶装置。
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JP20470694A JP3549025B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 読み出し専用半導体記憶装置 |
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JP20470694A JP3549025B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 読み出し専用半導体記憶装置 |
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Family Applications (1)
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