JP3541892B2 - 連続的に作動するスプーラに関連する方法及び配置 - Google Patents
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Description
本発明は、第一のリールが一杯に巻かれた後、スプール内に配置された可動の指状体と、空のリールと共に回転する把持手段とにより、巻き取るべき糸を可動の指状体により把持手段の経路まで動かすことにより、巻き取るべき糸が空のリールまで案内され、
把持手段が把持手段と糸との合流点に達する前に、指状体が糸を把持手段の経路まで動かすような方法にて、指状体により為される糸の動作が把持手段の動作と同期化されるようにした連続的に作動するスプーラに関連する方法である。
この型式の方法及び配置は、現在、各種の産業分野にて周知である。この型式の解決策が使用される産業分野の一例として、電気ケーブル業界を挙げることができる。
この従来から公知の解決策の基本原理は、リールが一杯になった後、指状体の連続動作により、巻き取るべき糸を空のリールと共に回転する把持手段の経路まで動かすことである。この公知の原理の不利益な点は、指状体により引っ張ったときに、糸が把持手段の空隙の中間線、即ち、把持手段の経路に達する前に、把持手段が糸に衝突する可能性がある点である。上述の仕方にて把持手段が糸と衝突するならば、糸が切れて、巻き取る側の交換を良好に行い得ない結果となる。このように、巻き取るべき糸が切れたならば、生産は中断されて、生産性が低下する。この点に関して、今日における巻き取り速度は極めて速く、このため、糸が切れることに伴って損害を受ける材料の量は、極めて多量となる場合がある。
従来技術が記載された刊行物の一例として、フィンランド国公告明細書第46,611号、英国特許第876,841号、及び米国特許第2,546,636号、同第3,695,528号及び同第3,814,340号に開示された解決策を挙げることができる。
本発明の目的は、従来技術の不利益な点を解決することのできる方法及び配置を提供することである。これは本発明により達成される。本発明の方法は、指状体の同期化動作が二つの段階に分けて行われ、指状体が待機位置まで駆動され、この位置にて糸の経路が把持手段の経路と接線状となり、指状体の連続動作を開始させる時点が、把持手段の回転速度及び位置に対応するように設定されるようにしたことを特徴とする。本発明の配置に関しては、指状体の同期化動作が二つの段階に分けて行われるように配置され、指状体が待機位置まで駆動され、この位置にて、糸の経路が把持手段の経路と接線状となり、把持手段の回転速度及び位置に対応するように設定された、指状体の連続動作を開始させる時点迄、指状体がその位置に止まるように配置されることを特徴とする。
本発明の主たる有利な点は、把持手段と糸との制御不能な衝突に起因する糸の破断を有効に防止することができることである。その結果、従来技術と比較して生産性を向上させ且つ材料の損失を少なくすることが可能となる。本発明の更なる有利な点はその簡略性にある。このように、特に、本発明により達成される生産性の有利な点を考慮に入れるとき、本発明の実施が有利である。
以下において、添付図面に示した好適な実施の形態により本発明をより詳細に説明する。添付図面において、
図1は、概略図的な平面図として、本発明の配置を示す図、
図2は、把持手段が糸と非制御状態に衝突する状態を示す概略図、
図3は、図1の矢印III−IIIによる側面図として本発明の配置の詳細を示す図である。
図1には、本発明の配置の概略図が図示されている。巻き取るべき糸は、参照符号1で示してある。巻き取り動作に伴って一杯となるリールは、参照符号2で示してある一方、それに対応する、空のリールは参照符号3で示してある。スプーラ内に配置された可動の指状体、及びリールと共に回転する把持手段は、それぞれ参照符号4、5で示してある。
これらのリール2、3は、図1に示した矢印に従ってスプーラによって回転され、このため、巻き取るべき糸は、それ自体、公知の方法にてリールに巻き取られる。簡略化のため、本発明にとって必須である部品しか図1に示していない。スプーラの全体的な構造体及び作用は、当業者にとって完全に公知であり、このため、これらについては、本明細書ではより詳細には説明しない。本明細書にては、リール2が一杯になった後、巻き取るべき糸は、スプーラ内に配置された可動の指状体4によって、空のリール3と共に回転する把持手段5の経路まで駆動されることしか記載されていない。図1には、指状体4によって偏向される前の巻き取るべき糸1の経路が破線で示してある。把持手段5は、その上にリールが取り付けられた構造体の一部である板に取り付けられる。このように、把持手段5は、リールと等速度にてリールと共に回転する。巻き取るべき糸が把持手段の経路まで動くと、把持手段が糸を把持して、その糸を空のリールまで案内する。
従来の解決策において、指状体により糸を引っ張ったとき、把持手段の空隙の中間線内に動く前に、把持手段が糸に衝突する可能性があったから、従来技術分野において、糸の駆動に伴う問題が生じていた。図2には、上述の仕方にて、把持手段5が糸1に衝突する状況が概略図で示してある。図2の衝突の結果、糸が切れ、また、それに起因する全ての問題が生じる。本発明の目的は、図2による状況を解消することである。
本発明の必須の思想によれば、把持手段5が把持手段と糸1との合流点に達する前に、指状体4が糸1を把持手段の経路まで駆動するように、指状体4によって為される糸1の動作が把持手段5の動きと同期化される。上述の同期化は、各種の方法で行うことができる。図面の例において、指状体4により行われる糸1の同期化動作は、二つの段階に分けて行われる。糸1を駆動する時、指状体4を最初に、最初の位置から待機位置Aに動かし、この待機位置にて、糸の経路は、把持手段の経路と接線状となる。指状体4の待機位置Aは、図3に実線で示してある。最初の位置から待機位置への動作段階は、図3に矢印LAで示してある。指状体4が待機位置Aにあるとき、指状体の連動作動を開始させる時点は、次のようにして設定される。即ち、把持手段5が把持手段と糸1との合流点に達する前に、上記の連続動作により、指状体が把持手段の経路まで糸1を動かすようにして行われ、この時点は、指状体4及び把持手段5の互いに関する位置に対応する。指状体4の連続動作の最終位置は、図3に破線で示してある。破線で示した待機位置から最終位置への動作段階、即ち、指状体の連続動作は、図3に矢印LAで示してある。
指状体が待機位置Aにあるとき、即ち、糸が把持手段の経路から僅かに離れた位置にある最初の状況にて、指状体の動作を停止させることにより、指状体4の上述の二段階から成る動作を行わせることができる。図面に示した例において、指状体は、停止手段6により停止させることができる。停止手段6が指状体4を待機位置Aに保持する状況は図3に実線で示してある。この状況のとき、停止手段6は、突出位置にある。指状体の連続動作を開始させる適正な時点が設定される限り、停止手段は、指状体を待機位置Aに保持する。指状体の連続動作を開始させる適正な時点は、把持手段5の回転速度、及び把持手段の位置を設定することにより決定することができ、このため、図2に図示するように、糸及び把持手段の先端が衝突する危険を伴わずに、糸を把持手段の空隙内に動かすことが可能となる。例えば、回転方向に見たとき、把持手段5が把持手段5と糸1との合流点から可能な限り遠方に配置されたときに、指状体の連続動作を開始させることができる。
指状体の連続動作を開始させる適正な時点が設定されたならば、停止手段に対して、図3に破線で示した後方位置まで退却するように命令する。停止手段6がこの後方位置に動くことは、矢印TPで示してある。停止手段が退却するため、糸が切れる危険を伴わずに、適正な時点にて糸が把持手段の経路まで駆動されるように、指状体はその連続動作を行って、糸を駆動することができる。
指状体の動作は、当該技術分野で公知の任意の方法にて行うことができる。速い動作を可能にする任意の調節装置を停止手段として使用することができる。適当な調節装置の一例としてソレノイド及び空圧シリンダを挙げることができる。把持手段の回転速度及び把持手段の位置は、任意の公知の装置により設定することができる。必要な計算は、従来の計算手段により行うことができる。この型式の装置及び計算手段は、当業者に完全に公知であり、このため、これらは、本明細書ではより詳細には説明しない。
上記の実施の形態は、本発明を限定することを意図するものではなく、本発明は、請求の範囲内で自由に修正することが可能である。このように、本発明の配置又は詳細は、図面に示したものと正確に同様のものとする必要はなく、その他の型式の解決手段も採用可能であることが明らかである。糸は絶縁、裸等の任意の型式の糸とすることができる。糸の材料は、例えば、鋼、銅、アルミニウム等とすることができる。本発明は、異なる太さの糸に適用することができる。裸の糸の直径は、例えば、0.2乃至6mmとし、絶縁糸の直径は、絶縁体と共に測定したとき、例えば、20mm等の太さとすることができる。絶縁材料は、例えば、ゴム、プラスチック、紙等のような任意の適当な材料とすることができる。スプーラの構造体の変更可能であり、リールは、例えば、通過の原理に従い接触させ且つ分離させることができる。勿論、指状体が待機位置等となる前に、把持手段の動作及び位置の一部、または全体を設定することも可能である。
把持手段が把持手段と糸との合流点に達する前に、指状体が糸を把持手段の経路まで動かすような方法にて、指状体により為される糸の動作が把持手段の動作と同期化されるようにした連続的に作動するスプーラに関連する方法である。
この型式の方法及び配置は、現在、各種の産業分野にて周知である。この型式の解決策が使用される産業分野の一例として、電気ケーブル業界を挙げることができる。
この従来から公知の解決策の基本原理は、リールが一杯になった後、指状体の連続動作により、巻き取るべき糸を空のリールと共に回転する把持手段の経路まで動かすことである。この公知の原理の不利益な点は、指状体により引っ張ったときに、糸が把持手段の空隙の中間線、即ち、把持手段の経路に達する前に、把持手段が糸に衝突する可能性がある点である。上述の仕方にて把持手段が糸と衝突するならば、糸が切れて、巻き取る側の交換を良好に行い得ない結果となる。このように、巻き取るべき糸が切れたならば、生産は中断されて、生産性が低下する。この点に関して、今日における巻き取り速度は極めて速く、このため、糸が切れることに伴って損害を受ける材料の量は、極めて多量となる場合がある。
従来技術が記載された刊行物の一例として、フィンランド国公告明細書第46,611号、英国特許第876,841号、及び米国特許第2,546,636号、同第3,695,528号及び同第3,814,340号に開示された解決策を挙げることができる。
本発明の目的は、従来技術の不利益な点を解決することのできる方法及び配置を提供することである。これは本発明により達成される。本発明の方法は、指状体の同期化動作が二つの段階に分けて行われ、指状体が待機位置まで駆動され、この位置にて糸の経路が把持手段の経路と接線状となり、指状体の連続動作を開始させる時点が、把持手段の回転速度及び位置に対応するように設定されるようにしたことを特徴とする。本発明の配置に関しては、指状体の同期化動作が二つの段階に分けて行われるように配置され、指状体が待機位置まで駆動され、この位置にて、糸の経路が把持手段の経路と接線状となり、把持手段の回転速度及び位置に対応するように設定された、指状体の連続動作を開始させる時点迄、指状体がその位置に止まるように配置されることを特徴とする。
本発明の主たる有利な点は、把持手段と糸との制御不能な衝突に起因する糸の破断を有効に防止することができることである。その結果、従来技術と比較して生産性を向上させ且つ材料の損失を少なくすることが可能となる。本発明の更なる有利な点はその簡略性にある。このように、特に、本発明により達成される生産性の有利な点を考慮に入れるとき、本発明の実施が有利である。
以下において、添付図面に示した好適な実施の形態により本発明をより詳細に説明する。添付図面において、
図1は、概略図的な平面図として、本発明の配置を示す図、
図2は、把持手段が糸と非制御状態に衝突する状態を示す概略図、
図3は、図1の矢印III−IIIによる側面図として本発明の配置の詳細を示す図である。
図1には、本発明の配置の概略図が図示されている。巻き取るべき糸は、参照符号1で示してある。巻き取り動作に伴って一杯となるリールは、参照符号2で示してある一方、それに対応する、空のリールは参照符号3で示してある。スプーラ内に配置された可動の指状体、及びリールと共に回転する把持手段は、それぞれ参照符号4、5で示してある。
これらのリール2、3は、図1に示した矢印に従ってスプーラによって回転され、このため、巻き取るべき糸は、それ自体、公知の方法にてリールに巻き取られる。簡略化のため、本発明にとって必須である部品しか図1に示していない。スプーラの全体的な構造体及び作用は、当業者にとって完全に公知であり、このため、これらについては、本明細書ではより詳細には説明しない。本明細書にては、リール2が一杯になった後、巻き取るべき糸は、スプーラ内に配置された可動の指状体4によって、空のリール3と共に回転する把持手段5の経路まで駆動されることしか記載されていない。図1には、指状体4によって偏向される前の巻き取るべき糸1の経路が破線で示してある。把持手段5は、その上にリールが取り付けられた構造体の一部である板に取り付けられる。このように、把持手段5は、リールと等速度にてリールと共に回転する。巻き取るべき糸が把持手段の経路まで動くと、把持手段が糸を把持して、その糸を空のリールまで案内する。
従来の解決策において、指状体により糸を引っ張ったとき、把持手段の空隙の中間線内に動く前に、把持手段が糸に衝突する可能性があったから、従来技術分野において、糸の駆動に伴う問題が生じていた。図2には、上述の仕方にて、把持手段5が糸1に衝突する状況が概略図で示してある。図2の衝突の結果、糸が切れ、また、それに起因する全ての問題が生じる。本発明の目的は、図2による状況を解消することである。
本発明の必須の思想によれば、把持手段5が把持手段と糸1との合流点に達する前に、指状体4が糸1を把持手段の経路まで駆動するように、指状体4によって為される糸1の動作が把持手段5の動きと同期化される。上述の同期化は、各種の方法で行うことができる。図面の例において、指状体4により行われる糸1の同期化動作は、二つの段階に分けて行われる。糸1を駆動する時、指状体4を最初に、最初の位置から待機位置Aに動かし、この待機位置にて、糸の経路は、把持手段の経路と接線状となる。指状体4の待機位置Aは、図3に実線で示してある。最初の位置から待機位置への動作段階は、図3に矢印LAで示してある。指状体4が待機位置Aにあるとき、指状体の連動作動を開始させる時点は、次のようにして設定される。即ち、把持手段5が把持手段と糸1との合流点に達する前に、上記の連続動作により、指状体が把持手段の経路まで糸1を動かすようにして行われ、この時点は、指状体4及び把持手段5の互いに関する位置に対応する。指状体4の連続動作の最終位置は、図3に破線で示してある。破線で示した待機位置から最終位置への動作段階、即ち、指状体の連続動作は、図3に矢印LAで示してある。
指状体が待機位置Aにあるとき、即ち、糸が把持手段の経路から僅かに離れた位置にある最初の状況にて、指状体の動作を停止させることにより、指状体4の上述の二段階から成る動作を行わせることができる。図面に示した例において、指状体は、停止手段6により停止させることができる。停止手段6が指状体4を待機位置Aに保持する状況は図3に実線で示してある。この状況のとき、停止手段6は、突出位置にある。指状体の連続動作を開始させる適正な時点が設定される限り、停止手段は、指状体を待機位置Aに保持する。指状体の連続動作を開始させる適正な時点は、把持手段5の回転速度、及び把持手段の位置を設定することにより決定することができ、このため、図2に図示するように、糸及び把持手段の先端が衝突する危険を伴わずに、糸を把持手段の空隙内に動かすことが可能となる。例えば、回転方向に見たとき、把持手段5が把持手段5と糸1との合流点から可能な限り遠方に配置されたときに、指状体の連続動作を開始させることができる。
指状体の連続動作を開始させる適正な時点が設定されたならば、停止手段に対して、図3に破線で示した後方位置まで退却するように命令する。停止手段6がこの後方位置に動くことは、矢印TPで示してある。停止手段が退却するため、糸が切れる危険を伴わずに、適正な時点にて糸が把持手段の経路まで駆動されるように、指状体はその連続動作を行って、糸を駆動することができる。
指状体の動作は、当該技術分野で公知の任意の方法にて行うことができる。速い動作を可能にする任意の調節装置を停止手段として使用することができる。適当な調節装置の一例としてソレノイド及び空圧シリンダを挙げることができる。把持手段の回転速度及び把持手段の位置は、任意の公知の装置により設定することができる。必要な計算は、従来の計算手段により行うことができる。この型式の装置及び計算手段は、当業者に完全に公知であり、このため、これらは、本明細書ではより詳細には説明しない。
上記の実施の形態は、本発明を限定することを意図するものではなく、本発明は、請求の範囲内で自由に修正することが可能である。このように、本発明の配置又は詳細は、図面に示したものと正確に同様のものとする必要はなく、その他の型式の解決手段も採用可能であることが明らかである。糸は絶縁、裸等の任意の型式の糸とすることができる。糸の材料は、例えば、鋼、銅、アルミニウム等とすることができる。本発明は、異なる太さの糸に適用することができる。裸の糸の直径は、例えば、0.2乃至6mmとし、絶縁糸の直径は、絶縁体と共に測定したとき、例えば、20mm等の太さとすることができる。絶縁材料は、例えば、ゴム、プラスチック、紙等のような任意の適当な材料とすることができる。スプーラの構造体の変更可能であり、リールは、例えば、通過の原理に従い接触させ且つ分離させることができる。勿論、指状体が待機位置等となる前に、把持手段の動作及び位置の一部、または全体を設定することも可能である。
Claims (7)
- 連続的に作動するスプーラの第一のリールが糸で満糸状態になった後、その糸を空のリールに案内する方法であって、
前記スプーラに設けられた可動の指状体の動きと、前記空のリールと共に回転する把持手段の動きとを同期させ、もって該把持手段と前記糸の合流箇所に該把持手段が到達する前に該糸を前記把持手段の移動経路に移動させるに際し、
前記糸に前記指状体を係合させると共に、該糸の移動経路が前記把持手段の移動経路の接線方向となる待機位置に該指状体を移動させ、
前記把持手段の回転速度と位置に応じて前記指状体を連続的に移動させて前記糸を前記把持手段の移動経路に移動させ、もって、前記把持手段を前記糸に係合させて該糸を前記空のリールに案内することを特徴とする方法。 - 前記把持手段が回転方向から見て前記把持手段と糸の合流箇所から可能な限り離れた箇所に位置した時に、前記指状体が連続的な移動を開始する請求項1に記載の方法。
- 連続的に作動するスプーラの第一のリールが糸で満糸状態になった後、その糸を空のリールに案内する装置であって、
前記スプーラに設けられた可動の指状体と、
前記空のリールと共に回転する把持手段とを備え、
前記可動の指状体と前記把持手段が同期的に動作して、該把持手段と前記糸の合流箇所に該把持手段が到達する前に該糸を前記把持手段の移動経路に移動させるに際し、前記指状体は、前記糸に係合し且つ該糸の移動経路が前記把持手段の移動経路の接線方向となる待機位置に移動すると共に、前記把持手段の回転速度と位置に応じて、連続的に移動して、前記糸を前記把持手段の移動経路に移動させて前記把持手段を前記糸に係合させ、もって該糸を前記空のリールに案内することを特徴とする装置。 - 前記指状体を前記待機位置に待機させる停止手段を更に備え、該停止手段は、該指状体が連続的な移動を開始する時には脇に移動する請求項3に記載の装置。
- 前記停止手段は、前記把持手段が回転方向から見て前記把持手段と糸の合流箇所から可能な限り離れた箇所に位置した時に脇に移動する請求項4に記載の装置。
- 前記停止手段はソレノイドである請求項4又は5に記載の装置。
- 前記停止手段は空圧シリンダである請求項4又は5に記載の装置。
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