JP3422826B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents
孔版印刷装置Info
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- JP3422826B2 JP3422826B2 JP27964093A JP27964093A JP3422826B2 JP 3422826 B2 JP3422826 B2 JP 3422826B2 JP 27964093 A JP27964093 A JP 27964093A JP 27964093 A JP27964093 A JP 27964093A JP 3422826 B2 JP3422826 B2 JP 3422826B2
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- Japan
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- stencil
- stencil sheet
- paper
- sensor
- sheet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41L—APPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
- B41L13/00—Stencilling apparatus for office or other commercial use
- B41L13/04—Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
- B41L13/06—Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil
Landscapes
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Description
特に製版手段を有し、孔版原紙の先端が製版手段より版
胴へ向かう孔版原紙通路に位置すべく孔版原紙の初期セ
ットが行われる孔版印刷装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】連続シート状の孔版原紙を製版手段に供
給され、製版手段のプラテンローラなどによって孔版原
紙(マスタ)を版胴へ向けて走査送りしつつ製版を行
い、製版済みの孔版原紙をプラテンローラおよびこれよ
り前方に配置されているマスタ送りローラなどによって
着版のために版胴に対し送り込むよう構成された孔版印
刷装置は知られており、これは例えば特開昭59−14
3679号公報に示されている。 【0003】上述の如き孔版印刷装置においては、製版
部に対する新しい孔版原紙のセットは、ユーザの手作業
により行われ、この手作業による孔版原紙のセット位置
のばらつきを解消するために、孔版原紙のセット後に製
版手段より版胴へ向かう孔版原紙通路の途中に設けられ
た原紙カッタによって孔版原紙の先端を切断し、この先
端切断により、孔版原紙の先端が所定位置に位置する初
期位置決めが行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述の如き孔版原紙の
初期位置決め処理が行われると、孔版原紙の先端切断に
より、孔版原紙の先端切断片が孔版原紙通路に残存し、
これはユーザの手により取り除かれなければならず、こ
の作業が忘れられて孔版印刷装置が運転されると、孔版
原紙通路に残存している先端切断片により孔版原紙の搬
送が良好に行われなくなり、また先端切断片が版胴の外
周面に付着して印刷不良を引き起こす原因にもなる。 【0005】また孔版原紙を空送りしてその先端部分を
原紙カッタにより切断することは、その先端切断片分、
孔版原紙を無駄に消費することになる。 【0006】本発明は、従来の孔版印刷装置に於ける上
述の如き問題点に着目してなされたものであり、孔版原
紙の初期位置決め時に孔版原紙の先端切断片が発生する
ことがなく、面倒な先端切断片の取り除き作業を不必要
とし、また孔版原紙を無駄に消費することなく孔版原紙
の初期位置決めが行われるよう改良された孔版印刷装置
を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、孔版原紙の先端が製版手段より版胴へ向か
う孔版原紙通路に位置すべく孔版原紙の初期セットが行
われる孔版印刷装置において、正逆駆動されて孔版原紙
を前記製版手段より版胴へ向かう正送りと前記製版手段
の側に戻す逆送りとを選択的に行う原紙搬送手段と、前
記孔版原紙通路の途中に設けられ、孔版原紙の有無を検
出する孔版原紙センサと、前記原紙搬送手段の一部を装
着し、孔版原紙通路を本体フレームとの間に開閉自在に
挟む圧板カバーと、前記原紙搬送手段の初期セット時動
作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、孔版
原紙の初期セット時に、前記圧板カバーが閉じたことを
検知すると前記孔版原紙センサが孔版原紙の検出を開始
し、孔版原紙の先端が孔版原紙センサ配置位置の手前に
初期セットされて孔版原紙センサが孔版原紙の存在を検
出しない場合は、前記孔版原紙センサが孔版原紙の先端
の通過を検出して当該孔版原紙の先端が所定位置に位置
するまで前記原紙搬送手段により孔版原紙を正送りし、
孔版原紙が孔版原紙センサ配置位置を超えて初期セット
されて前記孔版原紙センサが孔版原紙の存在を検出する
場合は、前記孔版原紙センサが孔版原紙の先端の通過を
検出するまで前記原紙搬送手段により孔版原紙を一旦逆
送りし、その後に孔版原紙の先端が前記所定位置に位置
するまで前記原紙搬送手段により当該孔版原紙を正送り
することを特徴とする孔版印刷装置によって達成され
る。 【0008】 【作用】上述の如き構成によれば、孔版原紙の先端が孔
版原紙センサの配置位置手前に位置する状態にて孔版原
紙の初期セットが行われた場合には、この初期セット時
に孔版原紙センサが孔版原紙の存在を検出しないことに
より、原紙搬送手段によって孔版原紙が、これの先端の
通過を孔版原紙センサにより検出され、当該先端が所定
位置に位置するまで正送りされ、この正送りによって孔
版原紙の先端が所定位置に位置する。 【0009】孔版原紙の先端が孔版原紙センサの配置位
置を超えた位置に位置する状態にて孔版原紙の初期セッ
トが行われた場合には、この初期セット時に孔版原紙セ
ンサが孔版原紙の存在を検出することにより、原紙搬送
手段によって孔版原紙センサが、これの先端の通過を孔
版原紙センサにより検出されるまで一旦逆送りされる。
これにより孔版原紙の先端が孔版原紙センサの配置位置
手前に位置するようになり、この後に原紙搬送手段によ
って孔版原紙が、これの先端の通過を孔版原紙センサに
より検出され、当該先端が所定位置に位置するまで正送
りされ、この正送りによって孔版原紙の先端が所定位置
に位置する。 【0010】 【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。 【0011】図1は本発明による孔版印刷装置の一実施
例を示している。図において、符号1は円筒状の版胴を
示している。版胴1は、外周面部にステージ面部3と共
働して孔版原紙Sをクランプする原紙クランプ片5を有
し、図示されていない電動機により図にて時計廻り方向
へ回転駆動される。 【0012】版胴1の図にて左方には連続シート状の感
熱性の孔版原紙Sのロール体Rを交換可能に保持する原
紙ロール保持部7が設けられている。 【0013】原紙ロール保持部7と版胴1との間には、
原紙案内下板9と、感熱製版用のサーマルベッド11
と、サーマルベッド11に対向配置されたプラテンロー
ラ13と、各々上下に対をなす第一原紙送りローラ15
およびピンチローラ17、第二原紙送りローラ19およ
びピンチローラ21、上下に対をなす固定刃23と可動
刃25とからなる原紙カッタ27と、上下に対をなす原
紙案内下板29と原紙案内上板31、上下に対をなす第
三原紙送りローラ33およびピンチローラ35とが順に
配置されている。 【0014】原紙案内下板9、プラテンローラ13、第
一原紙送りローラ15、第二原紙送りローラ19、固定
刃23、可動刃25、原紙案内下板29、原紙案内上板
31、第三原紙送りローラ33およびピンチローラ35
は各々図示されていない本体フレームに装着されている
が、サーマルベッド11とピンチローラ17、21は枢
軸37により上下方向へ開閉可能に設けられた圧板カバ
ー39に装着され、プラテンローラ13、第一原紙送り
ローラ15および第二原紙送りローラ19に対し離接す
る。そして、圧板カバー39が閉じたときは本体フレー
ムとの間に孔版原紙通路を挟むようになる。 【0015】サーマルベッド11はブラケット41によ
り枢軸43を中心として略上下方向に揺動可能に圧板カ
バー39より支持され、枢軸43にはレバー45により
製版ソレノイド47が駆動連結されている。製版ソレノ
イド47は、通電されることにより圧板カバー39が閉
じている状態下にて、サーマルベッド11をプラテンロ
ーラ13に押し付ける付勢力をサーマルベッド11に与
える。上記サーマルベッド11、プラテンローラ13、
製版ソレノイド47、ブラケット41、枢軸43および
レバー45が、製版手段を構成している。これらの構成
要素のうち、プラテンローラ13は上記本体フレームに
装着され、他の構成要素は圧板カバー39に装着されて
いる。 【0016】プラテンローラ13は、プーリ49、タイ
ミングベルト51、プーリ53によりステップモータ製
の書き込み送りモータ55と駆動連結され、書き込み送
りモータ55によって正逆回転駆動される。第一原紙送
りローラ15は、プーリ49、タイミングベルト57、
プーリ59によりプラテンローラ13と駆動連結され、
プラテンローラ13と同方向に同期回転駆動される。 【0017】第二原紙送りローラ19は、プーリ61、
タイミングベルト63、プーリ65によりステップモー
タ製の着版送り送りモータ67と駆動連結され、着版送
り送りモータ67によって図にて時計廻り方向、即ち正
送り方向へ回転駆動される。第三原紙送りローラ33
は、プーリ61、タイミングベルト69、プーリ71に
より第二原紙送りローラ19と駆動連結され、第二原紙
送りローラ19と同方向に同期回転駆動される。上記書
き込みモータ55、第一原紙送りローラ15、ピンチロ
ーラ17、着版送りモータ67、第二原紙送りローラ1
9、ピンチローラ21、第三原紙送りローラ33、ピン
チローラ35等が、原紙搬送手段を構成している。これ
らの構成要素のうち、ピンチローラ17とピンチローラ
21は圧板カバー39に装着され、他の構成要素は上記
本体フレームに装着されている。 【0018】第二原紙送りローラ19とプーリ61との
間および第三原紙送りローラ33とプーリ71との間に
は各々ワンウェイクラッチ73、75が設けられてお
り、ワンウェイクラッチ73、75は各々、第二原紙送
りローラ19、第三原紙送りローラ33の図にて反時計
廻り方向、即ち逆送り方向の回転を自由に許す。 【0019】本体フレーム側には、圧板カバー39が図
示されている如き閉じ位置にある場合にオン状態になる
圧板カバースイッチ77が設けられている。 【0020】原紙カッタ27より第三原紙送りローラ3
3およびピンチローラ35の配置部に至る孔版原紙通路
の途中には光学式に孔版原紙Sの有無を検出するマスタ
セツトセンサ(孔版原紙センサ)79が固定配置されて
いる。 【0021】また第三原紙送りローラ33およびピンチ
ローラ35の配置部より版胴1の着版開始部へ至る孔版
原紙通路の途中には光学式に孔版原紙Sの有無を検出す
るマスタ送りセンサ81が固定配置されている。 【0022】図3は上述の如き構成よりなる孔版印刷装
置の原紙供給部の制御系の一実施例を示している。この
制御系は、マイクロプロセッサなどにより構成されたC
PU101と、制御プログラムを格納したROM103
と、入力情報、タイマ計測値モータステップ数などを随
時記憶するRAM105とを有し、圧板カバースイッチ
77、マスタセットセンサ79、マスタ送りセンサ81
の各々より情報を入力し、ソレノイド駆動回路107、
パルスモータ駆動回路109、111、カッタモータ駆
動回路113の各々へ動作指令を出力する。 【0023】ソレノイド駆動回路107には製版ソレノ
イド47が、パルスモータ駆動回路109には書き込み
モータ55が、パルスモータ駆動回路111には着版送
りモータ67が、各々接続されている。またカッタモー
タ駆動回路113には可動刃25を回転駆動するカッタ
駆動モータ115が接続されている。 【0024】CPU101は、制御プログラムを実行
し、基本的には、圧板カバースイッチ77により圧板カ
バー39が閉じられたことが検出される孔版原紙Sの初
期セット時において、マスタセットセンサ79が孔版原
紙Sの存在を検出していない場合には、マスタセットセ
ンサ79が孔版原紙Sの先端の通過を検出してこの孔版
原紙Sの先端が所定位置に位置するまで書き込みモータ
55および着版送りモータ67を正回転駆動して孔版原
紙Sを正送りし、これに対しマスタセットセンサ79が
孔版原紙Sの存在を検出している場合にはマスタセット
センサ79が孔版原紙Sの先端の通過を検出するまで書
き込みモータ55を逆回転駆動して孔版原紙Sを一旦逆
送りし、その後にマスタセットセンサ79が孔版原紙S
の先端の通過を検出してこの孔版原紙Sの先端が前記所
定位置に位置するまで書き込みモータ55および着版送
りモータ67を正回転駆動して孔版原紙Sを正送りする
制御を行う。 【0025】また、CPU51は、製版、着版過程に
て、マスタ送りセンサ81より信号を取り込み、製版開
始時より所定時間内にマスタ送りセンサ81が孔版原紙
Sの先端通過を検出しない場合、また原紙カッタ27よ
る原紙カット時より所定時間内にマスタ送りセンサ81
が孔版原紙Sの後端通過を検出しない場合には原紙送り
ミスが発生したとして、動作停止などの原紙送りミス処
理を行う。 【0026】図3、図4は本発明による孔版印刷装置の
原紙供給制御系の動作フローを示している。 【0027】原紙ロール保持部7に対する孔版原紙Sの
ロール体Rの初期セットは、圧板カバー39が上方へ回
動された開き状態にて行われ、このロール体Rの初期セ
ット時には、原紙ロール保持部7にセットされたロール
体Rより孔版原紙Sを繰り出し、プラテンローラ13、
第一原紙送りローラ15、第二原紙送りローラ18上を
経て原紙先端を原紙カッタ27の配置部の原紙入口a内
に差し込み、この原紙先端が固定刃23と可動刃25と
の間を通過して原紙案内下板29上に到達するまで孔版
原紙Sを手送りする。 【0028】この孔版原紙Sの初期セットが完了する
と、圧板カバースイッチ77がオン状態になること、即
ち圧板カバー39が図1に示されている如き閉じ位置に
戻されたことを監視する(ステップ10)。 【0029】圧板カバースイッチ77がオン状態になる
と、製版ソレイド47がオンし(ステップ20)、サー
マルベッド11がプラテンローラ13に押し付けられ
る。 【0030】製版ソレイド47がオンしてから、所定時
間Tset1 (500m sec程度)が経過すると
(ステップ30)、次にマスタセットセンサ79がオン
状態、即ちマスタセットセンサ79の配置部まで孔版原
紙Sが手送りされているか否かを判別する(ステップ4
0)。 【0031】マスタセットセンサ79がオン状態である
場合、即ち孔版原紙Sの先端がマスタセットセンサ79
の配置位置を超えた位置に位置する状態にて孔版原紙S
の初期セットが行われた場合には、書き込みモータ55
を逆回転駆動し(ステップ50)、プラテンローラ13
と第一原紙送りローラ15とを図1にて反時計廻り方向
へ回転させてワンウェイクラッチ73による第二原紙送
りローラ19の自由回転のもとに孔版原紙Sを図1にて
左方へ逆送りする。 【0032】この書き込みモータ55の逆回転駆動下に
おいては、所定駆動ステップSset1 (例えば50m
m程度の送り量に相当するステップ数)内にマスタセッ
トセンサ79がオフ状態になるか、即ち所定駆動ステッ
プSset1 内に孔版原紙Sの先端がマスタセットセン
サ79の配置位置を逆送り側へ通過したかを監視する
(ステップ60、70)。 【0033】所定駆動ステップSset1 内にマスタセ
ットセンサ79がオフ状態にならない場合は、動作停止
などのマスタ送りミス処理を行う(ステップ80)。 【0034】所定駆動ステップSset1 内にマスタセ
ットセンサ79がオフ状態になると、この時点より所定
時間Tset2 (100m sec程度)経過後に書き
込みモータ55を逆回転駆動を停止し(ステップ90、
100)、プラテンローラ13と第一原紙送りローラ1
5による孔版原紙Sの図1にて左方への逆送りを停止す
る。 【0035】マスタセットセンサ79がオフ状態になっ
てから所定時間Tset2 が経過するまで孔版原紙Sの
逆送りを続けるのは、カールなどにより孔版原紙Sの先
端位置の変動によりマスタセットセンサ79の出力信号
がチャタリングすることを防止するためである。 【0036】書き込みモータ55の逆回転停止後、書き
込みモータ55の完全停止に必要な所定時間Tset3
(100m sec程度)が経過すると(ステップ11
0)、次に書き込みモータ55と着版送りモータ67と
を正回転駆動し(ステップ120)、プラテンローラ1
3と第一原紙送りローラ15と第二原紙送りローラ19
と第三原紙送りローラ33を各々図1にて時計廻り方向
へ回転させて孔版原紙Sを図1にて右方へ正送りする。 【0037】この書き込みモータ55と着版送りモータ
67の正回転駆動下においては、所定駆動ステップSs
et2 (例えば50mm程度の送り量に相当するステッ
プ数)内にマスタセットセンサ79がオン状態になる
か、即ち所定駆動ステップSset2 内に孔版原紙Sの
先端がマスタセットセンサ79の配置位置を正送り側へ
通過したかを監視する(ステップ130、140)。 【0038】所定駆動ステップSset2 内にマスタセ
ットセンサ79がオン状態にならない場合は、動作停止
などのマスタ送りミス処理を行う(ステップ150)。 【0039】所定駆動ステップSset2 内にマスタセ
ットセンサ79がオン状態になると、この時点より所定
駆動ステップSset3 (例えば10mm程度の送り量
に相当するステップ数)だけ引き続き書き込みモータ5
5と着版送りモータ67の正回転駆動し(ステップ16
0)、この後に書き込みモータ55と着版送りモータ6
7の正回転駆動を停止し(ステップ170)、プラテン
ローラ13、第一原紙送りローラ15、第二原紙送りロ
ーラ19による孔版原紙Sの図1にて右方への正送りを
停止する。これにより孔版原紙Sの先端が所定位置に位
置する。 【0040】ステップ40において、マスタセットセン
サ79がオン状態でない場合、即ち孔版原紙Sの先端が
マスタセットセンサ79の配置位置より手前に位置する
状態にて孔版原紙Sの初期セットが行われた場合には、
次にステップ120へ進み、ステップ120、130、
160、170の実行により、書き込みモータ55と着
版送りモータ67の正回転駆動のもとに孔版原紙Sの図
1にて右方への正送りが開始され、マスタセットセンサ
79がオン状態になってから、所定駆動ステップSse
t3 だけ引き続き書き込みモータ55と着版送りモータ
67が正回転駆動されたのち、書き込みモータ55と着
版送りモータ67の正回転駆動が停止され、プラテンロ
ーラ13、第一原紙送りローラ15、第二原紙送りロー
ラ19による孔版原紙Sの図1にて右方への正送りが停
止される。これにより、この場合も、孔版原紙Sの先端
がマスタセットセンサ79の配置位置より版胴1側に位
置する状態にて孔版原紙Sの初期セットが行われた場合
と同様に、孔版原紙Sの先端が所定位置に位置する。 【0041】この場合、マスタセットセンサ79がオン
状態になってから、所定駆動ステップSset3 だけ引
き続き書き込みモータ55と着版送りモータ67の正回
転駆動して孔版原紙Sの正送りを続けるのは、カールな
どによる孔版原紙Sの先端位置の変動によりマスタセッ
トセンサ79の出力信号がチャタリングすることを防止
するためである。 【0042】孔版原紙Sの先端がマスタセットセンサ7
9の配置位置を超えた位置に位置する状態にて孔版原紙
Sの初期セットが行われた場合のタイムチャートは図4
(A)に、孔版原紙Sの先端がマスタセットセンサ79
の配置位置より手前に位置する状態にて孔版原紙Sの初
期セットが行われた場合のタイムチャートは図4(B)
に各々示されている。 【0043】 【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による孔版印刷装置によれば、新しい孔版原紙のセット
において、孔版原紙の先端が孔版原紙センサ(マスタセ
ットセンサ)の配置位置手前に位置する状態にて孔版原
紙の初期セットが行われても、孔版原紙の先端が孔版原
紙センサの配置位置を超えた位置に位置する状態にて孔
版原紙の初期セットが行われても、孔版原紙の送りだけ
で、孔版原紙の先端が所定位置に位置する孔版原紙の初
期位置決めが確実に行われる。これにより孔版原紙の初
期位置決め時に孔版原紙の先端切断片が発生することが
なく、面倒な先端切断片の取り除き作業が不必要とな
り、また孔版原紙を無駄に消費することなくもなくな
る。
部について示す側面図。 【図2】本発明による孔版印刷装置の原紙供給部の制御
系の一実施例を示すブロック線図。 【図3】本発明による孔版印刷装置の原紙供給制御系の
動作フロー例を示すフローチャート。 【図4】本発明による孔版印刷装置の原紙供給制御系の
動作フロー例を示すタイムチャート。 【符号の説明】 1 版胴 11 サーマルベッド 13 プラテンローラ 15 第一原紙送りローラ 17 ピンチローラ 19 第二原紙送りローラ 21 ピンチローラ 27 原紙カッタ 33 第三原紙送りローラ 35 ピンチローラ 39 圧板カバー 47 製版ソレノイド 55 書き込み送りモータ 67 着版送りモータ 77 圧板カバースイッチ 79 マスタセツトセンサ 81 マスタ送りセンサ 101 CPU
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 孔版原紙の先端が製版手段より版胴へ向
かう孔版原紙通路に位置すべく孔版原紙の初期セットが
行われる孔版印刷装置において、 正逆駆動されて孔版原紙を前記製版手段より版胴へ向か
う正送りと前記製版手段の側に戻す逆送りとを選択的に
行う原紙搬送手段と、 前記孔版原紙通路の途中に設けられ、孔版原紙の有無を
検出する孔版原紙センサと、前記原紙搬送手段の一部を装着し、孔版原紙通路を本体
フレームとの間に開閉自在に挟む圧板カバーと、 前記原紙搬送手段の初期セット時動作を制御する制御手
段と、 を有し、 前記制御手段は、 孔版原紙の初期セット時に、前記圧板カバーが閉じたこ
とを検知すると前記孔版原紙センサが孔版原紙の検出を
開始し、 孔版原紙の先端が孔版原紙センサ配置位置の手前に初期
セットされて 孔版原紙センサが孔版原紙の存在を検出し
ない場合は、前記孔版原紙センサが孔版原紙の先端の通
過を検出して当該孔版原紙の先端が所定位置に位置する
まで前記原紙搬送手段により孔版原紙を正送りし、孔版原紙が孔版原紙センサ配置位置を超えて初期セット
されて 前記孔版原紙センサが孔版原紙の存在を検出する
場合は、前記孔版原紙センサが孔版原紙の先端の通過を
検出するまで前記原紙搬送手段により孔版原紙を一旦逆
送りし、その後に孔版原紙の先端が前記所定位置に位置
するまで前記原紙搬送手段により当該孔版原紙を正送り
することを特徴とする孔版印刷装置。
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