JP3415482B2 - 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ - Google Patents
銀塩撮影および電子撮像兼用カメラInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩撮影および電
子撮像兼用カメラ、より詳しくは、被写体像を銀塩フィ
ルムに写し込む銀塩撮影と電気信号に変換して電子画像
を生成する電子撮像とが可能な銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラに関する。
子撮像兼用カメラ、より詳しくは、被写体像を銀塩フィ
ルムに写し込む銀塩撮影と電気信号に変換して電子画像
を生成する電子撮像とが可能な銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体像を電気信号に変換す
るための電子撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに写
し込む銀塩撮影装置との両方の機能を備え、銀塩撮影に
同期して電子撮像を行い、撮像した電子画像をモニタ画
面上に表示するようにした銀塩撮影および電子撮像兼用
カメラは、種々のものが提案されている。
るための電子撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに写
し込む銀塩撮影装置との両方の機能を備え、銀塩撮影に
同期して電子撮像を行い、撮像した電子画像をモニタ画
面上に表示するようにした銀塩撮影および電子撮像兼用
カメラは、種々のものが提案されている。
【0003】このような銀塩撮影および電子撮像兼用カ
メラとしては、例えば特開平1−114169号公報に
記載の技術手段が挙げられる。
メラとしては、例えば特開平1−114169号公報に
記載の技術手段が挙げられる。
【0004】また、他の例としては、本出願人が、特開
平10−108054号公報において、銀塩フィルムに
被写体像を露光すると共に、被写体像を光電変換し記録
する電子撮像素子を有するカメラにおいて、上記電子撮
像素子を上記カメラ内のストロボ発光ユニット内に配置
した銀塩撮影および電子撮像兼用カメラを提案してい
る。
平10−108054号公報において、銀塩フィルムに
被写体像を露光すると共に、被写体像を光電変換し記録
する電子撮像素子を有するカメラにおいて、上記電子撮
像素子を上記カメラ内のストロボ発光ユニット内に配置
した銀塩撮影および電子撮像兼用カメラを提案してい
る。
【0005】さらに、特開平7−283982号公報に
は、撮影レンズを通過した光束であって、途中で二分さ
れた一方の光束からなる像が撮影される感光媒体と、上
記他方の光束からなる像を撮像する撮像部材と、上記撮
像部材で撮像された像をモニタ表示する表示部材と、上
記感光媒体への撮影像を確認するべく、任意のタイミン
グで上記撮像部材に撮像される像を上記表示部材に表示
させる静止画表示手段と、上記撮像部材を所定周期で繰
り返して撮像動作させ、撮像された像を動画録画媒体に
順次記録させる動画記録手段と、上記動画記録媒体への
録画像を動画表示させる動画表示手段と、上記静止画表
示と上記動画表示とを選択的に行わせる表示選択手段
と、を備えてなるビデオ一体型カメラが記載されてい
る。
は、撮影レンズを通過した光束であって、途中で二分さ
れた一方の光束からなる像が撮影される感光媒体と、上
記他方の光束からなる像を撮像する撮像部材と、上記撮
像部材で撮像された像をモニタ表示する表示部材と、上
記感光媒体への撮影像を確認するべく、任意のタイミン
グで上記撮像部材に撮像される像を上記表示部材に表示
させる静止画表示手段と、上記撮像部材を所定周期で繰
り返して撮像動作させ、撮像された像を動画録画媒体に
順次記録させる動画記録手段と、上記動画記録媒体への
録画像を動画表示させる動画表示手段と、上記静止画表
示と上記動画表示とを選択的に行わせる表示選択手段
と、を備えてなるビデオ一体型カメラが記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような先行技術では、銀塩撮影装置に関する情報表
示、例えばカメラに装填されている銀塩フィルムのIS
O情報や、撮影可能駒数情報等の表示については何等言
及がなされておらず、電子撮像のみを行っているのか、
あるいは銀塩撮影とともに電子撮像を行っているのか等
の撮影状態に対応した、適切な情報表示を行う技術の実
現が望まれている。
たような先行技術では、銀塩撮影装置に関する情報表
示、例えばカメラに装填されている銀塩フィルムのIS
O情報や、撮影可能駒数情報等の表示については何等言
及がなされておらず、電子撮像のみを行っているのか、
あるいは銀塩撮影とともに電子撮像を行っているのか等
の撮影状態に対応した、適切な情報表示を行う技術の実
現が望まれている。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、電子撮像のみを行っているのか、銀塩撮影ととも
に電子撮像を行っているのかを、認識し易く情報表示す
ることができる銀塩撮影および電子撮像兼用カメラを提
供することを目的としている。
あり、電子撮像のみを行っているのか、銀塩撮影ととも
に電子撮像を行っているのかを、認識し易く情報表示す
ることができる銀塩撮影および電子撮像兼用カメラを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による銀塩撮影および電子撮像兼用カ
メラは、被写体像を電気信号に変換して電子画像を生成
する電子撮像手段と、上記被写体像を銀塩フィルムに写
し込む銀塩撮影手段と、上記電子画像とともに、撮影情
報を表示可能な表示手段と、上記電子撮像手段による撮
像動作のみを実行可能な第1のモードと上記銀塩撮影手
段による上記銀塩フィルムへの露光に連動して上記電子
撮像手段による撮像動作を実行可能な第2のモードとを
選択的に設定するための設定手段とを備え、上記第1の
モードにより撮像された電子画像を上記表示手段に表示
する場合には、日付以外の上記銀塩撮影に関する撮影情
報の表示を禁止するものである。
めに、第1の発明による銀塩撮影および電子撮像兼用カ
メラは、被写体像を電気信号に変換して電子画像を生成
する電子撮像手段と、上記被写体像を銀塩フィルムに写
し込む銀塩撮影手段と、上記電子画像とともに、撮影情
報を表示可能な表示手段と、上記電子撮像手段による撮
像動作のみを実行可能な第1のモードと上記銀塩撮影手
段による上記銀塩フィルムへの露光に連動して上記電子
撮像手段による撮像動作を実行可能な第2のモードとを
選択的に設定するための設定手段とを備え、上記第1の
モードにより撮像された電子画像を上記表示手段に表示
する場合には、日付以外の上記銀塩撮影に関する撮影情
報の表示を禁止するものである。
【0009】また、第2の発明による銀塩撮影および電
子撮像兼用カメラは、上記第1の発明による銀塩撮影お
よび電子撮像兼用カメラにおいて、上記銀塩撮影のみに
関する撮影情報が、上記カメラに装填された銀塩フィル
ムが有する固有情報と、上記銀塩撮影手段の動作情報
と、上記銀塩フィルムの撮影済駒数情報と、の少なくと
も1つを含むものである。
子撮像兼用カメラは、上記第1の発明による銀塩撮影お
よび電子撮像兼用カメラにおいて、上記銀塩撮影のみに
関する撮影情報が、上記カメラに装填された銀塩フィル
ムが有する固有情報と、上記銀塩撮影手段の動作情報
と、上記銀塩フィルムの撮影済駒数情報と、の少なくと
も1つを含むものである。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラの構成を示すブロック図である。
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラの構成を示すブロック図である。
【0012】この銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
(以下、適宜、単にカメラと記載する)は、銀塩撮影装
置としての機能を果たす部分と、電子撮像装置としての
機能を果たす部分とを有して構成されている。
(以下、適宜、単にカメラと記載する)は、銀塩撮影装
置としての機能を果たす部分と、電子撮像装置としての
機能を果たす部分とを有して構成されている。
【0013】そこでまず、銀塩撮影手段である銀塩撮影
装置に関する部分について説明する。
装置に関する部分について説明する。
【0014】このカメラは、図1に示すように、正のパ
ワーを有する撮影レンズ1と負のパワーを有する撮影レ
ンズ3とを有して構成されている被写体像を結像させる
ための撮影レンズと、この撮影レンズ1,3を駆動して
その焦点距離やピント位置を調節するためのものであ
り、電磁モータや超音波モータ等の駆動源とその制御を
行うためのドライバ回路および撮影レンズの位置検出を
行うためのエンコーダ装置等を含んでなるズーム・ピン
ト駆動回路21と、上記撮影レンズの内部に配置されて
いる光束の通過範囲を規定するための絞り機構2と、設
定された絞り値に基づいてこの絞り機構2を駆動制御す
る絞り駆動回路22と、上記負レンズ3の後方に光路上
に挿入された観察位置と該光路中から退避する撮影位置
とに移動可能となるように配置されほぼ中央部分がハー
フミラー部として構成されている可動ミラー4と、この
可動ミラー4を上記観察位置と撮影位置とに駆動制御す
るためのミラー駆動回路23と、上記可動ミラー4のハ
ーフミラー部の背面側に配設された被写体光を下方に反
射するためのサブミラー5と、このサブミラー5により
反射された光束を図1の紙面略垂直方向に2分割して一
対の光像を形成するための一対の光学系からなるセパレ
ータ光学系6と、このセパレータ光学系6の結像位置に
配置されているラインセンサ7と、このラインセンサ7
の駆動制御を行ってそのセンサ出力を取り出すラインセ
ンサ駆動回路24と、上記可動ミラー4が光路上から退
避して撮影状態となったときに撮影光束の通過時間を規
定するシャッタ8と、このシャッタ8を駆動制御するた
めのシャッタ駆動回路25と、上記撮影レンズ1,3の
結像位置に配置されていて上記シャッタ8を通過した被
写体光像を写し込むためのものであり磁気記録層を有し
てなる銀塩フィルム9と、撮影が終了する毎に上記銀塩
フィルム9を1駒分巻き上げるフィルム駆動回路26
と、上記銀塩フィルム9の磁気記録層と接触するように
配置されている磁気ヘッド10と、上記フィルム駆動回
路26による巻上動作中に磁気ヘッド10を駆動制御し
て上記銀塩フィルム9の磁気記録層に種々の情報を磁気
記録させる磁気ヘッド駆動回路27と、上記可動ミラー
4が光路中に挿入されて観察位置となっているときに上
方に反射される光束の光路上において上記銀塩フィルム
9と光学的に等価な位置に配置されている焦点板11
と、この焦点板11に結像した被写体像を正立正像に変
換するペンタプリズム12と、このペンタプリズム12
から射出される被写体像をカメラ操作者の眼球に拡大し
て投影するファインダ接眼光学系13と、照明用光の発
光源である発光管20と、この発光管20により発光さ
れた光を被写体に向けて反射する反射傘19と、上記発
光管20および反射傘19からの照明用光を被写体に照
射するべく集光するフレネルレンズ18と、発光用のメ
インコンデンサ等へ蓄電を行い上記発光管20による発
光量や発光時間を制御しながら発光を行わせるストロボ
回路36と、各種の操作スイッチ等でなるスイッチ入力
部28と、上記各駆動回路等とデータバス41を介して
接続されていてこれら各回路を含むカメラ全体の制御を
行う表示制御手段たるCPU29と、を含んで構成され
ている。
ワーを有する撮影レンズ1と負のパワーを有する撮影レ
ンズ3とを有して構成されている被写体像を結像させる
ための撮影レンズと、この撮影レンズ1,3を駆動して
その焦点距離やピント位置を調節するためのものであ
り、電磁モータや超音波モータ等の駆動源とその制御を
行うためのドライバ回路および撮影レンズの位置検出を
行うためのエンコーダ装置等を含んでなるズーム・ピン
ト駆動回路21と、上記撮影レンズの内部に配置されて
いる光束の通過範囲を規定するための絞り機構2と、設
定された絞り値に基づいてこの絞り機構2を駆動制御す
る絞り駆動回路22と、上記負レンズ3の後方に光路上
に挿入された観察位置と該光路中から退避する撮影位置
とに移動可能となるように配置されほぼ中央部分がハー
フミラー部として構成されている可動ミラー4と、この
可動ミラー4を上記観察位置と撮影位置とに駆動制御す
るためのミラー駆動回路23と、上記可動ミラー4のハ
ーフミラー部の背面側に配設された被写体光を下方に反
射するためのサブミラー5と、このサブミラー5により
反射された光束を図1の紙面略垂直方向に2分割して一
対の光像を形成するための一対の光学系からなるセパレ
ータ光学系6と、このセパレータ光学系6の結像位置に
配置されているラインセンサ7と、このラインセンサ7
の駆動制御を行ってそのセンサ出力を取り出すラインセ
ンサ駆動回路24と、上記可動ミラー4が光路上から退
避して撮影状態となったときに撮影光束の通過時間を規
定するシャッタ8と、このシャッタ8を駆動制御するた
めのシャッタ駆動回路25と、上記撮影レンズ1,3の
結像位置に配置されていて上記シャッタ8を通過した被
写体光像を写し込むためのものであり磁気記録層を有し
てなる銀塩フィルム9と、撮影が終了する毎に上記銀塩
フィルム9を1駒分巻き上げるフィルム駆動回路26
と、上記銀塩フィルム9の磁気記録層と接触するように
配置されている磁気ヘッド10と、上記フィルム駆動回
路26による巻上動作中に磁気ヘッド10を駆動制御し
て上記銀塩フィルム9の磁気記録層に種々の情報を磁気
記録させる磁気ヘッド駆動回路27と、上記可動ミラー
4が光路中に挿入されて観察位置となっているときに上
方に反射される光束の光路上において上記銀塩フィルム
9と光学的に等価な位置に配置されている焦点板11
と、この焦点板11に結像した被写体像を正立正像に変
換するペンタプリズム12と、このペンタプリズム12
から射出される被写体像をカメラ操作者の眼球に拡大し
て投影するファインダ接眼光学系13と、照明用光の発
光源である発光管20と、この発光管20により発光さ
れた光を被写体に向けて反射する反射傘19と、上記発
光管20および反射傘19からの照明用光を被写体に照
射するべく集光するフレネルレンズ18と、発光用のメ
インコンデンサ等へ蓄電を行い上記発光管20による発
光量や発光時間を制御しながら発光を行わせるストロボ
回路36と、各種の操作スイッチ等でなるスイッチ入力
部28と、上記各駆動回路等とデータバス41を介して
接続されていてこれら各回路を含むカメラ全体の制御を
行う表示制御手段たるCPU29と、を含んで構成され
ている。
【0015】また、上記スイッチ入力部28は、図示し
ないレリーズボタンの半押し操作に連動してオンする第
1レリーズスイッチ37と、該レリーズボタンの深押し
操作に連動してオンする第2レリーズスイッチ38と、
図示しないスライドスイッチに連動してオンするパワー
スイッチ39と、デジタル撮像モードと銀塩デジタル撮
影モードとを選択的に切り換えて設定するための設定手
段たる撮影モード設定スイッチ40と、を含む各種の電
気的またはメカニカル機構により動作する操作スイッチ
や検出スイッチ等で構成されている。
ないレリーズボタンの半押し操作に連動してオンする第
1レリーズスイッチ37と、該レリーズボタンの深押し
操作に連動してオンする第2レリーズスイッチ38と、
図示しないスライドスイッチに連動してオンするパワー
スイッチ39と、デジタル撮像モードと銀塩デジタル撮
影モードとを選択的に切り換えて設定するための設定手
段たる撮影モード設定スイッチ40と、を含む各種の電
気的またはメカニカル機構により動作する操作スイッチ
や検出スイッチ等で構成されている。
【0016】ここに、上記撮影モード設定スイッチ40
により設定される上記デジタル撮像モードは、後述する
エリアセンサ17によって被写体像を撮像して電気的な
信号に変換する撮影モードであり、一方、上記銀塩デジ
タル撮影モードは、銀塩フィルム9への露光を行うとと
もに、これと略同一のタイミングにより該エリアセンサ
17によって撮像を行う撮影モードである。
により設定される上記デジタル撮像モードは、後述する
エリアセンサ17によって被写体像を撮像して電気的な
信号に変換する撮影モードであり、一方、上記銀塩デジ
タル撮影モードは、銀塩フィルム9への露光を行うとと
もに、これと略同一のタイミングにより該エリアセンサ
17によって撮像を行う撮影モードである。
【0017】なお、上記サブミラー5、セパレータ光学
系6、ラインセンサ7等によって、公知の位相差検出方
式による焦点検出装置が構成されている。
系6、ラインセンサ7等によって、公知の位相差検出方
式による焦点検出装置が構成されている。
【0018】また、上記フレネルレンズ18、反射傘1
9、発光管20等で構成されるストロボの発光画角は、
上記撮影レンズ1,3の最も短焦点(いわゆるワイド
端)における撮影画角と略同一となるように設定されて
いる。もちろん、ストロボをズームストロボとして構成
して、その発光画角が、撮影レンズ1,3のズーム動作
に連動して撮影画角に一致するようにしても構わない。
9、発光管20等で構成されるストロボの発光画角は、
上記撮影レンズ1,3の最も短焦点(いわゆるワイド
端)における撮影画角と略同一となるように設定されて
いる。もちろん、ストロボをズームストロボとして構成
して、その発光画角が、撮影レンズ1,3のズーム動作
に連動して撮影画角に一致するようにしても構わない。
【0019】さらに、本実施形態のカメラには、被写体
像を観察するための手段として、後述するようなLCD
モニタ34以外に、さらに、上述したように光学ファイ
ンダを設けているが、これは、LCDモニタ34を観察
しながら撮影を行うよりも、光学ファインダを観察しな
がら撮影を行う方が、カメラのホールディング性能が向
上するために、手ぶれ等の発生を有効に防ぐことができ
るためである。
像を観察するための手段として、後述するようなLCD
モニタ34以外に、さらに、上述したように光学ファイ
ンダを設けているが、これは、LCDモニタ34を観察
しながら撮影を行うよりも、光学ファインダを観察しな
がら撮影を行う方が、カメラのホールディング性能が向
上するために、手ぶれ等の発生を有効に防ぐことができ
るためである。
【0020】次に、電子撮像手段である電子撮像装置に
関する部分について説明する。
関する部分について説明する。
【0021】さらにこのカメラには、上記図1に示すよ
うに、正のパワーを有する撮像レンズ14と負のパワー
を有する撮像レンズ16とを有して構成されていて被写
体像を後述するエリアセンサ17に結像させるための撮
像レンズと、この撮像レンズ14,16の内部に配置さ
れている固定絞り機構15と、上記撮像レンズ14,1
6による結像位置に配置されていて光学的な被写体像を
光電変換して電気的なアナログ映像信号として出力する
エリアセンサ17と、このエリアセンサ17の駆動制御
を行うエリアセンサ駆動回路32と、このエリアセンサ
駆動回路32を介して出力されるアナログ映像信号をデ
ジタル映像信号に変換するとともに各種の信号処理を施
し画像データとして出力する信号処理回路33と、この
信号処理回路33から出力される画像データを高速に書
き込んで一時的に記憶しておく揮発性メモリであるDR
AM31と、このDRAM31に記憶された画像を所定
のタイミングで読み出して後述する撮影情報表示を合成
する画像合成回路35と、この画像合成回路35によっ
て撮影情報表示が合成された画像を表示する表示手段た
るLCDモニタ34と、上記揮発性メモリDRAM31
に一時的に記憶されている画像をさらに転送して記憶し
保持しておくための不揮発性メモリであるフラッシュメ
モリ30と、を有して構成されている。
うに、正のパワーを有する撮像レンズ14と負のパワー
を有する撮像レンズ16とを有して構成されていて被写
体像を後述するエリアセンサ17に結像させるための撮
像レンズと、この撮像レンズ14,16の内部に配置さ
れている固定絞り機構15と、上記撮像レンズ14,1
6による結像位置に配置されていて光学的な被写体像を
光電変換して電気的なアナログ映像信号として出力する
エリアセンサ17と、このエリアセンサ17の駆動制御
を行うエリアセンサ駆動回路32と、このエリアセンサ
駆動回路32を介して出力されるアナログ映像信号をデ
ジタル映像信号に変換するとともに各種の信号処理を施
し画像データとして出力する信号処理回路33と、この
信号処理回路33から出力される画像データを高速に書
き込んで一時的に記憶しておく揮発性メモリであるDR
AM31と、このDRAM31に記憶された画像を所定
のタイミングで読み出して後述する撮影情報表示を合成
する画像合成回路35と、この画像合成回路35によっ
て撮影情報表示が合成された画像を表示する表示手段た
るLCDモニタ34と、上記揮発性メモリDRAM31
に一時的に記憶されている画像をさらに転送して記憶し
保持しておくための不揮発性メモリであるフラッシュメ
モリ30と、を有して構成されている。
【0022】そして、一部についてはすでに上述したよ
うに、上記ズーム・ピント駆動回路21、絞り駆動回路
22、ミラー駆動回路23、ラインセンサ駆動回路2
4、シャッタ駆動回路25、フィルム駆動回路26、磁
気ヘッド駆動回路27、スイッチ入力部28、フラッシ
ュメモリ30、DRAM31、信号処理回路33、LC
Dモニタ34、画像合成回路35、ストロボ回路36
は、それぞれデータバス41を介して接続されてデータ
の授受を行うようになっており、該データバス41に接
続されているCPU29がこれら各回路の動作を統括し
て制御するようになっている。
うに、上記ズーム・ピント駆動回路21、絞り駆動回路
22、ミラー駆動回路23、ラインセンサ駆動回路2
4、シャッタ駆動回路25、フィルム駆動回路26、磁
気ヘッド駆動回路27、スイッチ入力部28、フラッシ
ュメモリ30、DRAM31、信号処理回路33、LC
Dモニタ34、画像合成回路35、ストロボ回路36
は、それぞれデータバス41を介して接続されてデータ
の授受を行うようになっており、該データバス41に接
続されているCPU29がこれら各回路の動作を統括し
て制御するようになっている。
【0023】なお、上記フラッシュメモリ30は、電気
的に書き換えを行うことができるとともに、カメラに電
池が装填されていない状態でも記憶内容が保持されるた
めに、上記電子画像の記録に用いられている。
的に書き換えを行うことができるとともに、カメラに電
池が装填されていない状態でも記憶内容が保持されるた
めに、上記電子画像の記録に用いられている。
【0024】また、上記撮像レンズ14,16による撮
像画角は、上記撮影レンズ1,3の最も短焦点(いわゆ
るワイド端)における撮影画角と略同一となるように構
成されており、撮影レンズ1,3の焦点距離が上記ズー
ム・ピント駆動回路21によって変更された場合には、
信号処理後の電子画像を電子ズームにより拡大または縮
小することによって、上記LCDモニタ34に表示され
る電子画像の画角を、銀塩フィルム9に記録される潜像
の画角に略一致させるようになっている。もちろん、上
記撮像レンズ14,16をズーム光学系として構成し
て、上記撮影レンズ1,3のズーム動作と連動させるこ
とにより、エリアセンサ17の撮像画角を銀塩フィルム
9の撮影画角に一致させるようにしても構わない。
像画角は、上記撮影レンズ1,3の最も短焦点(いわゆ
るワイド端)における撮影画角と略同一となるように構
成されており、撮影レンズ1,3の焦点距離が上記ズー
ム・ピント駆動回路21によって変更された場合には、
信号処理後の電子画像を電子ズームにより拡大または縮
小することによって、上記LCDモニタ34に表示され
る電子画像の画角を、銀塩フィルム9に記録される潜像
の画角に略一致させるようになっている。もちろん、上
記撮像レンズ14,16をズーム光学系として構成し
て、上記撮影レンズ1,3のズーム動作と連動させるこ
とにより、エリアセンサ17の撮像画角を銀塩フィルム
9の撮影画角に一致させるようにしても構わない。
【0025】次に、図2は、銀塩デジタル撮影モードで
撮像された画像にカメラの情報表示を合成した表示例を
示す図である。
撮像された画像にカメラの情報表示を合成した表示例を
示す図である。
【0026】上記LCDモニタ34に表示される画面5
1には、上記銀塩フィルム9に撮影されている被写体像
の画角とほぼ同一の画角となるように、上記エリアセン
サ17により撮像された画像52が表示されている。
1には、上記銀塩フィルム9に撮影されている被写体像
の画角とほぼ同一の画角となるように、上記エリアセン
サ17により撮像された画像52が表示されている。
【0027】この画面51内には、さらに、次のような
情報表示がなされている。
情報表示がなされている。
【0028】画面51の例えば右上部には、撮影された
フィルムの駒数53が表示されている。この駒数53
は、図示の例では、銀塩フィルム9の14駒目に、この
図2から情報表示を除いた画像と略同一の画像が潜像と
して写し込まれていることを示している。
フィルムの駒数53が表示されている。この駒数53
は、図示の例では、銀塩フィルム9の14駒目に、この
図2から情報表示を除いた画像と略同一の画像が潜像と
して写し込まれていることを示している。
【0029】画面51の例えば左下部には、撮影駒の露
出モード54が表示されている。この露出モード54
は、図示の例では、公知のプログラムモード(”P”)
であることを示している。露出モード54のその他の例
としては、例えば絞り優先モード、シャッタ速度優先モ
ードなどが挙げられる。
出モード54が表示されている。この露出モード54
は、図示の例では、公知のプログラムモード(”P”)
であることを示している。露出モード54のその他の例
としては、例えば絞り優先モード、シャッタ速度優先モ
ードなどが挙げられる。
【0030】画面51内の上記露出モード54の下に
は、上記フィルム駆動回路26により銀塩フィルム9の
駆動を行う際のモードであるフィルムドライブモード5
5が表示されている。このフィルムドライブモード55
は、図示の例では、1駒単位での撮影を行う公知のシン
グル撮影モード(”SINGLE”)であることを示し
ている。フィルムドライブモードのその他の例として
は、例えば複数駒を連続して撮影する速写モードなどが
挙げられる。
は、上記フィルム駆動回路26により銀塩フィルム9の
駆動を行う際のモードであるフィルムドライブモード5
5が表示されている。このフィルムドライブモード55
は、図示の例では、1駒単位での撮影を行う公知のシン
グル撮影モード(”SINGLE”)であることを示し
ている。フィルムドライブモードのその他の例として
は、例えば複数駒を連続して撮影する速写モードなどが
挙げられる。
【0031】画面51内の上記フィルムドライブモード
55の下には、上述したフレネルレンズ18、反射傘1
9、発光管20等で構成されるストロボを発光させるモ
ードを示すフラッシュモード56が表示されている。こ
のフラッシュモード56は、図示の例では、測光した被
写体輝度に応じて発光量や発光時間等を自動的に設定す
る公知の低輝度自動発光モード(”AUTO”)である
ことを示している。フラッシュモード56のその他の例
としては、ストロボの発光を禁止するストロボオフモー
ドや、被写体の輝度によらずストロボを強制的に発光さ
せるストロボ強制発光モードなどが挙げられる。
55の下には、上述したフレネルレンズ18、反射傘1
9、発光管20等で構成されるストロボを発光させるモ
ードを示すフラッシュモード56が表示されている。こ
のフラッシュモード56は、図示の例では、測光した被
写体輝度に応じて発光量や発光時間等を自動的に設定す
る公知の低輝度自動発光モード(”AUTO”)である
ことを示している。フラッシュモード56のその他の例
としては、ストロボの発光を禁止するストロボオフモー
ドや、被写体の輝度によらずストロボを強制的に発光さ
せるストロボ強制発光モードなどが挙げられる。
【0032】画面51内の上記フラッシュモード56の
下には、カメラに装填されている銀塩フィルム9に固有
のフィルム情報57が表示されている。このフィルム情
報57は、図示の例では、撮影可能枚数が24枚、つま
り24枚撮りフィルムであること(”24EX”)と、
フィルム感度がISO100であること(”ISO10
0”)を示している。フィルム情報57のその他の例と
しては、例えば銀塩フィルム9がネガフィルムであるか
ポジフィルムであるかを表示することなどが挙げられ
る。
下には、カメラに装填されている銀塩フィルム9に固有
のフィルム情報57が表示されている。このフィルム情
報57は、図示の例では、撮影可能枚数が24枚、つま
り24枚撮りフィルムであること(”24EX”)と、
フィルム感度がISO100であること(”ISO10
0”)を示している。フィルム情報57のその他の例と
しては、例えば銀塩フィルム9がネガフィルムであるか
ポジフィルムであるかを表示することなどが挙げられ
る。
【0033】画面51の例えば下部には、現在表示して
いる駒の撮影を行ったときの上記シャッタ8のシャッタ
速度58が表示されている。このシャッタ速度58は、
図示の例では、シャッタ8の開口時間が1/250秒で
あること(”250”)を示している。
いる駒の撮影を行ったときの上記シャッタ8のシャッタ
速度58が表示されている。このシャッタ速度58は、
図示の例では、シャッタ8の開口時間が1/250秒で
あること(”250”)を示している。
【0034】画面51内の上記シャッタ速度58の右に
は、現在表示している駒の撮影を行ったときの上記絞り
機構2の絞り値59が表示されている。この絞り値59
は、図示の例では、絞り値F11(”F11”)に対応
する開口径となっていることを示している。
は、現在表示している駒の撮影を行ったときの上記絞り
機構2の絞り値59が表示されている。この絞り値59
は、図示の例では、絞り値F11(”F11”)に対応
する開口径となっていることを示している。
【0035】画面51内の上記絞り値59の右には、現
在表示している駒の撮影を行う際に設定された露出補正
値60が表示されている。この露出補正値60は、図示
の例では、露出値をプラス方向に1.5EV補正したこ
と(”+1.5”)を示している。
在表示している駒の撮影を行う際に設定された露出補正
値60が表示されている。この露出補正値60は、図示
の例では、露出値をプラス方向に1.5EV補正したこ
と(”+1.5”)を示している。
【0036】画面51の例えば右下部には、撮影された
日付61が表示されている。この日付61は、図示の例
では、表示している駒の撮影が西暦2000年1月3日
(”’00.01.03”)に行われたことを示してい
る。日付61のその他の例としては、例えば月の表示を
アルファベットで「JAN」などとすることが挙げられ
る。
日付61が表示されている。この日付61は、図示の例
では、表示している駒の撮影が西暦2000年1月3日
(”’00.01.03”)に行われたことを示してい
る。日付61のその他の例としては、例えば月の表示を
アルファベットで「JAN」などとすることが挙げられ
る。
【0037】また、図3はデジタル撮像モードで撮像さ
れた画像にカメラの情報表示を合成した一表示例を示す
図、図4はデジタル撮像モードで撮像された画像にカメ
ラの情報表示を合成した他の表示例を示す図である。
れた画像にカメラの情報表示を合成した一表示例を示す
図、図4はデジタル撮像モードで撮像された画像にカメ
ラの情報表示を合成した他の表示例を示す図である。
【0038】これら図3,図4を、上述した図2と比較
して説明する。
して説明する。
【0039】図3は、上記図2に示したような表示にお
いて、フィルム撮影に関する情報の表示を禁止した場合
の例である。つまり、撮影されたフィルムの駒数53、
フィルム情報57、およびフィルムに露光する際の撮影
情報であるシャッタ速度58,絞り値59,露出補正値
60の表示が禁止されている。
いて、フィルム撮影に関する情報の表示を禁止した場合
の例である。つまり、撮影されたフィルムの駒数53、
フィルム情報57、およびフィルムに露光する際の撮影
情報であるシャッタ速度58,絞り値59,露出補正値
60の表示が禁止されている。
【0040】また、図4は、さらに、撮像された日付6
1以外の情報表示を全て禁止した場合の例である。これ
は、デジタル撮像モードでの撮像が、露出モード54、
フィルムドライブモード55、およびフラッシュモード
56と連動しないタイプの、簡略された撮像システムに
用いるのに適した例である。
1以外の情報表示を全て禁止した場合の例である。これ
は、デジタル撮像モードでの撮像が、露出モード54、
フィルムドライブモード55、およびフラッシュモード
56と連動しないタイプの、簡略された撮像システムに
用いるのに適した例である。
【0041】なお、上記各情報表示の許可または禁止
を、カメラ操作者が所望に設定することができるように
しても構わない。
を、カメラ操作者が所望に設定することができるように
しても構わない。
【0042】次に、上述のように構成されたカメラの作
用について説明する。
用について説明する。
【0043】図5は、カメラにより実行されるメインシ
ーケンスを示すフローチャートである。
ーケンスを示すフローチャートである。
【0044】カメラに電源として電池等が装填される
と、CPU29が初期化され、このメインシーケンスの
実行が開始される。
と、CPU29が初期化され、このメインシーケンスの
実行が開始される。
【0045】するとまず、カメラのパワースイッチ39
がオンになっているか否かを判断する(ステップS
1)。
がオンになっているか否かを判断する(ステップS
1)。
【0046】ここで、パワースイッチ39がオフになっ
ている場合には、LCDモニタ34に表示をオフさせる
指示がなされ(ステップS2)、その後に、第1スタン
バイ処理が行われる(ステップS3)。
ている場合には、LCDモニタ34に表示をオフさせる
指示がなされ(ステップS2)、その後に、第1スタン
バイ処理が行われる(ステップS3)。
【0047】この第1スタンバイ処理は、上記CPU2
9の作動を停止する前に、停止後に該CPU29が再び
作動を開始するための条件設定を行うものである。具体
的には、この第1スタンバイ処理では、上記パワースイ
ッチ39のオンにより作動を開始をするように設定され
る。
9の作動を停止する前に、停止後に該CPU29が再び
作動を開始するための条件設定を行うものである。具体
的には、この第1スタンバイ処理では、上記パワースイ
ッチ39のオンにより作動を開始をするように設定され
る。
【0048】設定がなされた後には、CPU29の作動
が停止されて第1スタンバイ状態に入る。また、パワー
スイッチ39がオンされることにより、この第1スタン
バイ処理によるスタンバイ状態が解除された場合は、こ
の「メインシーケンス」の先頭から、つまり上記ステッ
プS1から処理を再開するようになっている。
が停止されて第1スタンバイ状態に入る。また、パワー
スイッチ39がオンされることにより、この第1スタン
バイ処理によるスタンバイ状態が解除された場合は、こ
の「メインシーケンス」の先頭から、つまり上記ステッ
プS1から処理を再開するようになっている。
【0049】一方、上記ステップS1において、パワー
スイッチ39がオンになっている場合には、上記ズーム
・ピント駆動回路21を介して上記撮影レンズ1,3を
沈胴位置からワイド位置に繰り出すパワーオン処理を行
い(ステップS4)、その後に、ストロボ回路36に含
まれる上記メインコンデンサに充電を行う(ステップS
5)。
スイッチ39がオンになっている場合には、上記ズーム
・ピント駆動回路21を介して上記撮影レンズ1,3を
沈胴位置からワイド位置に繰り出すパワーオン処理を行
い(ステップS4)、その後に、ストロボ回路36に含
まれる上記メインコンデンサに充電を行う(ステップS
5)。
【0050】続いて、CPU29に内蔵されているタイ
マのカウントを開始する(ステップS6)。このタイマ
は、所定時間毎にカウントアップされるカウンタであ
り、そのカウンタ値を0クリア(リセット)した後に、
カウントを開始する。
マのカウントを開始する(ステップS6)。このタイマ
は、所定時間毎にカウントアップされるカウンタであ
り、そのカウンタ値を0クリア(リセット)した後に、
カウントを開始する。
【0051】そして、レリーズボタンが半押しされるこ
とによって、第1レリーズスイッチ37がオンしたか否
かを判断する(ステップS7)。
とによって、第1レリーズスイッチ37がオンしたか否
かを判断する(ステップS7)。
【0052】ここで、第1レリーズスイッチ37がオン
していると判断される場合には、上記エリアセンサ17
により光電変換した画像データに基づいて、エリアセン
サ駆動回路32が被写体輝度値を算出することにより測
光を行う(ステップS8)。この測光が終了すると、該
エリアセンサ駆動回路32から出力される被写体輝度値
は、上記信号処理回路33を経由してCPU29に入力
される。
していると判断される場合には、上記エリアセンサ17
により光電変換した画像データに基づいて、エリアセン
サ駆動回路32が被写体輝度値を算出することにより測
光を行う(ステップS8)。この測光が終了すると、該
エリアセンサ駆動回路32から出力される被写体輝度値
は、上記信号処理回路33を経由してCPU29に入力
される。
【0053】次に、CPU29は、上記焦点検出装置の
ラインセンサ7からラインセンサ駆動回路24を介して
入力された信号に基づいて、2像の間隔を求めることに
より、上記撮影レンズ1,3を合焦位置に駆動するため
の駆動量データを演算する。算出された駆動量を、上記
ズーム・ピント駆動回路21に転送してモータ等を駆動
することにより、上記撮影レンズ1,3が光軸方向に移
動されて焦点位置が変更される(ステップS9)。
ラインセンサ7からラインセンサ駆動回路24を介して
入力された信号に基づいて、2像の間隔を求めることに
より、上記撮影レンズ1,3を合焦位置に駆動するため
の駆動量データを演算する。算出された駆動量を、上記
ズーム・ピント駆動回路21に転送してモータ等を駆動
することにより、上記撮影レンズ1,3が光軸方向に移
動されて焦点位置が変更される(ステップS9)。
【0054】上記ステップS8の測光により得られた被
写体輝度値と、CPU29に予め記憶されているプログ
ラム線図等と、図示しないフィルム感度検出回路によっ
て検出された銀塩フィルム9の感度情報とに基づいて、
公知の技術によって適正露光となる絞り値およびシャッ
タ速度が演算される(ステップS10)。なお、カメラ
がデジタル撮像モードに設定されている場合は、この演
算は省略するようにしても構わない。
写体輝度値と、CPU29に予め記憶されているプログ
ラム線図等と、図示しないフィルム感度検出回路によっ
て検出された銀塩フィルム9の感度情報とに基づいて、
公知の技術によって適正露光となる絞り値およびシャッ
タ速度が演算される(ステップS10)。なお、カメラ
がデジタル撮像モードに設定されている場合は、この演
算は省略するようにしても構わない。
【0055】こうして、撮影に必要な準備が整ったとこ
ろで、後述するようなサブルーチン「撮影シーケンス」
がコールされて、エリアセンサ17による撮像および銀
塩フィルム9への露光が行われる(ステップS11)。
露光後は、上記ステップS5に戻って次の撮影に備え
る。
ろで、後述するようなサブルーチン「撮影シーケンス」
がコールされて、エリアセンサ17による撮像および銀
塩フィルム9への露光が行われる(ステップS11)。
露光後は、上記ステップS5に戻って次の撮影に備え
る。
【0056】一方、上記ステップS7において、第1レ
リーズスイッチ37がオフしている場合には、上記撮影
モード設定スイッチ40がオンになっているか否かを判
断する(ステップS12)。
リーズスイッチ37がオフしている場合には、上記撮影
モード設定スイッチ40がオンになっているか否かを判
断する(ステップS12)。
【0057】この撮影モード設定スイッチ40がオンに
なっている場合には、銀塩デジタル撮影モードに設定さ
れていることになるために、銀塩デジタル撮影モードフ
ラグをセットし(ステップS13)、一方、オフになっ
ている場合には、銀塩デジタル撮影モードフラグをリセ
ットする(ステップS14)。
なっている場合には、銀塩デジタル撮影モードに設定さ
れていることになるために、銀塩デジタル撮影モードフ
ラグをセットし(ステップS13)、一方、オフになっ
ている場合には、銀塩デジタル撮影モードフラグをリセ
ットする(ステップS14)。
【0058】そして、カメラのパワースイッチ39がオ
ンのままであるか否かを判断し(ステップS15)、も
し、オフになっている場合には、上記ステップS2へ行
って上述したような第1スタンバイ処理等を実行する。
ンのままであるか否かを判断し(ステップS15)、も
し、オフになっている場合には、上記ステップS2へ行
って上述したような第1スタンバイ処理等を実行する。
【0059】また、カメラのパワースイッチ39がオン
のままである場合には、次に、タイマのカウントが開始
されて所定時間が経過することにより、該タイマがオー
バーフローしたか否かを判断する(ステップS16)。
のままである場合には、次に、タイマのカウントが開始
されて所定時間が経過することにより、該タイマがオー
バーフローしたか否かを判断する(ステップS16)。
【0060】タイマがオーバーフローしていない場合は
上記ステップS7に戻って上述したような処理を繰り返
して実行し、一方、タイマがオーバーフローしている場
合には、後述するような第2スタンバイ処理に入る。
上記ステップS7に戻って上述したような処理を繰り返
して実行し、一方、タイマがオーバーフローしている場
合には、後述するような第2スタンバイ処理に入る。
【0061】このようなタイマ処理を行っているのは、
所定時間が経過してもパワースイッチなどの操作スイッ
チが操作されない場合には、消費電力の削減を図るべく
CPU29等をスタンバイ状態に移行させるためであ
る。
所定時間が経過してもパワースイッチなどの操作スイッ
チが操作されない場合には、消費電力の削減を図るべく
CPU29等をスタンバイ状態に移行させるためであ
る。
【0062】すなわち、タイマがオーバーフローしてい
ると判断された場合には、LCDモニタ34に表示オフ
の指示がなされ(ステップS17)、その後に、第2ス
タンバイ処理が行われる(ステップS18)。
ると判断された場合には、LCDモニタ34に表示オフ
の指示がなされ(ステップS17)、その後に、第2ス
タンバイ処理が行われる(ステップS18)。
【0063】この第2スタンバイ処理は、上述したよう
なステップS3における第1スタンバイ処理と同様に、
CPU29の作動を停止する前に、停止後にCPU29
が再び作動を開始するための条件設定を行うものであ
る。
なステップS3における第1スタンバイ処理と同様に、
CPU29の作動を停止する前に、停止後にCPU29
が再び作動を開始するための条件設定を行うものであ
る。
【0064】より詳しくは、この第2スタンバイ処理で
は、操作ボタンに連動するスイッチ37,38,39,
40の状態が変化することによって、CPU29の作動
を再び開始させるように設定される。
は、操作ボタンに連動するスイッチ37,38,39,
40の状態が変化することによって、CPU29の作動
を再び開始させるように設定される。
【0065】こうして設定がなされた後には、CPU2
9の作動が停止されて、第2スタンバイ状態に入る。ま
た、上記スイッチ37,38,39,40の状態が変化
することにより、第2スタンバイが解除された場合に
は、上記ステップS5から処理を再開するようになって
いる。
9の作動が停止されて、第2スタンバイ状態に入る。ま
た、上記スイッチ37,38,39,40の状態が変化
することにより、第2スタンバイが解除された場合に
は、上記ステップS5から処理を再開するようになって
いる。
【0066】続いて、図6は、上記ステップS11にお
けるサブルーチン「撮影シーケンス」を示すフローチャ
ートである。
けるサブルーチン「撮影シーケンス」を示すフローチャ
ートである。
【0067】この処理が開始されると、まず、LCDモ
ニタ34をオフするように、信号処理回路33に制御信
号を送出する(ステップS21)。
ニタ34をオフするように、信号処理回路33に制御信
号を送出する(ステップS21)。
【0068】そして、レリーズボタンが深押しされるこ
とにより第2レリーズスイッチ38がオンしたか否かを
チェックする(ステップS22)。
とにより第2レリーズスイッチ38がオンしたか否かを
チェックする(ステップS22)。
【0069】ここで、オンしていない場合には、第1レ
リーズスイッチ37がオンのままであるか否かをチェッ
クして(ステップS23)、オンのままである場合には
上記ステップS22に戻り、一方、オフになっている場
合には、この処理を終了して、上記メインシーケンスに
リターンする。
リーズスイッチ37がオンのままであるか否かをチェッ
クして(ステップS23)、オンのままである場合には
上記ステップS22に戻り、一方、オフになっている場
合には、この処理を終了して、上記メインシーケンスに
リターンする。
【0070】また、上記ステップS22において、第2
レリーズスイッチ38がオンしていると判断された場合
には、上記絞り駆動回路22を介して駆動することによ
り、絞り機構2が、設定された絞り値となるように絞り
込まれる(ステップS24)。このときの絞り値は、上
記図5に示したメインシーケンスのステップS10にお
いて行われる露出演算により、上述したように、被写体
輝度、フィルム感度、プログラム線図等に基づいて、公
知の技術によって予め決定されている。
レリーズスイッチ38がオンしていると判断された場合
には、上記絞り駆動回路22を介して駆動することによ
り、絞り機構2が、設定された絞り値となるように絞り
込まれる(ステップS24)。このときの絞り値は、上
記図5に示したメインシーケンスのステップS10にお
いて行われる露出演算により、上述したように、被写体
輝度、フィルム感度、プログラム線図等に基づいて、公
知の技術によって予め決定されている。
【0071】次に、ミラー駆動回路23を介して駆動す
ることにより、可動ミラー4を撮影光路の外に退避させ
る(ステップS25)。
ることにより、可動ミラー4を撮影光路の外に退避させ
る(ステップS25)。
【0072】そして、銀塩デジタル撮影モードフラグが
セットされているか否かを判断し(ステップS26)、
セットされていない場合には、上記エリアセンサ17に
よって撮像を実行する(ステップS27)。
セットされているか否かを判断し(ステップS26)、
セットされていない場合には、上記エリアセンサ17に
よって撮像を実行する(ステップS27)。
【0073】一方、銀塩デジタル撮影モードフラグがセ
ットされている場合には、同様に、エリアセンサ17に
よって撮像を実行した(ステップS28)後に、さら
に、シャッタ駆動回路25を介して駆動することによ
り、シャッタ8を設定されたシャッタ速度になるように
制御して開閉動作させる(ステップS29)。こうして
可動ミラー4が上昇してシャッタ8が開放状態となった
状態のときに、銀塩フィルム9上に被写体像が結像され
て露光が行われる。
ットされている場合には、同様に、エリアセンサ17に
よって撮像を実行した(ステップS28)後に、さら
に、シャッタ駆動回路25を介して駆動することによ
り、シャッタ8を設定されたシャッタ速度になるように
制御して開閉動作させる(ステップS29)。こうして
可動ミラー4が上昇してシャッタ8が開放状態となった
状態のときに、銀塩フィルム9上に被写体像が結像され
て露光が行われる。
【0074】また、このときのシャッタ速度は、上述し
た絞り値と同様に、上記図5に示したメインシーケンス
のステップS10において露出演算を行うことにより、
予め決定されるようになっている。
た絞り値と同様に、上記図5に示したメインシーケンス
のステップS10において露出演算を行うことにより、
予め決定されるようになっている。
【0075】上記ステップS27またはステップS29
が終了したら、次に、CPU29からの取り込み許可信
号を受けた信号処理回路33が、上記エリアセンサ17
からアナログ映像信号を取り込んで、公知の手段によ
り、デジタルのイメージデータに変換する(ステップS
30)。
が終了したら、次に、CPU29からの取り込み許可信
号を受けた信号処理回路33が、上記エリアセンサ17
からアナログ映像信号を取り込んで、公知の手段によ
り、デジタルのイメージデータに変換する(ステップS
30)。
【0076】このデジタルのイメージデータは、該信号
処理回路33において所定の信号処理(例えば、表示用
データへの変換等)を行った後に、上記DRAM31に
転送されて記憶される(ステップS31)。
処理回路33において所定の信号処理(例えば、表示用
データへの変換等)を行った後に、上記DRAM31に
転送されて記憶される(ステップS31)。
【0077】その後、上記ステップS25の「ミラーア
ップ」ルーチンにより光路から退避されている可動ミラ
ー4を、この「ミラーダウン」ルーチンを行うことによ
り、撮影光路中の所定の位置に復帰させる(ステップS
32)。
ップ」ルーチンにより光路から退避されている可動ミラ
ー4を、この「ミラーダウン」ルーチンを行うことによ
り、撮影光路中の所定の位置に復帰させる(ステップS
32)。
【0078】さらに、上記ステップS24の「絞り込
み」ルーチンにより絞り込み状態になっている絞り機構
2を、この「絞りリセット」ルーチンを行うことによ
り、開放状態に復帰させる(ステップS33)。
み」ルーチンにより絞り込み状態になっている絞り機構
2を、この「絞りリセット」ルーチンを行うことによ
り、開放状態に復帰させる(ステップS33)。
【0079】そして、上記フィルム駆動回路26を介し
て駆動することにより、銀塩フィルム9を1駒分巻き上
げる(ステップS34)。この巻上動作時には、上記磁
気ヘッド10によって銀塩フィルム9の磁気記録層に所
定のデータが公知の技術により磁気記録される。
て駆動することにより、銀塩フィルム9を1駒分巻き上
げる(ステップS34)。この巻上動作時には、上記磁
気ヘッド10によって銀塩フィルム9の磁気記録層に所
定のデータが公知の技術により磁気記録される。
【0080】次に、信号処理回路33に表示動作の指示
を行うことにより、後で詳しく説明するように、撮像さ
れた画像が撮影情報とともにLCDモニタ34に表示さ
れる(ステップS35)。
を行うことにより、後で詳しく説明するように、撮像さ
れた画像が撮影情報とともにLCDモニタ34に表示さ
れる(ステップS35)。
【0081】また、上記DRAM31に記憶されている
デジタルイメージデータを圧縮処理して(ステップS3
6)、フラッシュメモリ30に記憶させてから(ステッ
プS37)、この撮影シーケンスを抜けて上記メインシ
ーケンスにリターンする。
デジタルイメージデータを圧縮処理して(ステップS3
6)、フラッシュメモリ30に記憶させてから(ステッ
プS37)、この撮影シーケンスを抜けて上記メインシ
ーケンスにリターンする。
【0082】図7は、上記ステップS35におけるサブ
ルーチン「表示オン」を示すフローチャートである。
ルーチン「表示オン」を示すフローチャートである。
【0083】この処理が開始されると、まず、銀塩デジ
タル撮影モードフラグがセットされているか否かを判断
する(ステップS41)。
タル撮影モードフラグがセットされているか否かを判断
する(ステップS41)。
【0084】ここで、銀塩デジタル撮影モードフラグが
セットされていないと判断される場合には、上記図3ま
たは図4に示したようなデジタル撮像モード用の情報表
示データをDRAM31にセットする(ステップS4
2)。
セットされていないと判断される場合には、上記図3ま
たは図4に示したようなデジタル撮像モード用の情報表
示データをDRAM31にセットする(ステップS4
2)。
【0085】一方、銀塩デジタル撮影モードフラグがセ
ットされていると判断される場合には、上記図2に示し
たような銀塩デジタル撮影モード用の情報表示データを
DRAM31にセットする(ステップS43)。
ットされていると判断される場合には、上記図2に示し
たような銀塩デジタル撮影モード用の情報表示データを
DRAM31にセットする(ステップS43)。
【0086】そして、上記ステップS31においてDR
AM31にすでに格納されている電子画像と、上記ステ
ップS42またはステップS43においてDRAM31
に格納した情報表示データとを、所定のタイミングで読
み出して、上記画像合成回路35により合成する(ステ
ップS44)。
AM31にすでに格納されている電子画像と、上記ステ
ップS42またはステップS43においてDRAM31
に格納した情報表示データとを、所定のタイミングで読
み出して、上記画像合成回路35により合成する(ステ
ップS44)。
【0087】そして、CPU29は、上記LCDモニタ
34をオンするように制御信号を送って上記ステップS
44で合成した画像を表示させ(ステップS45)、そ
の後に、上記図6に示したサブルーチン「撮影シーケン
ス」にリターンする。
34をオンするように制御信号を送って上記ステップS
44で合成した画像を表示させ(ステップS45)、そ
の後に、上記図6に示したサブルーチン「撮影シーケン
ス」にリターンする。
【0088】このような実施形態によれば、銀塩撮影に
関する撮影情報は銀塩デジタル撮影モードによる撮影が
行われた画像である場合にのみLCDモニタに表示する
ようにしたために、表示されている画像を見るだけで、
その画像が、銀塩デジタルモードで撮影されたものであ
るのか、あるいはデジタル撮像モードで撮像されたもの
であるのかを、容易に判別することができる。
関する撮影情報は銀塩デジタル撮影モードによる撮影が
行われた画像である場合にのみLCDモニタに表示する
ようにしたために、表示されている画像を見るだけで、
その画像が、銀塩デジタルモードで撮影されたものであ
るのか、あるいはデジタル撮像モードで撮像されたもの
であるのかを、容易に判別することができる。
【0089】また、上記図4に示したような日付以外の
情報表示を行わない場合には、さらに明確に何れのモー
ドで撮影されたかを区別することが可能となる。
情報表示を行わない場合には、さらに明確に何れのモー
ドで撮影されたかを区別することが可能となる。
【0090】さらに、選択されたモードに応じて、それ
が銀塩デジタル撮影モードである場合には、銀塩フィル
ムへの露光と撮像とを略同一のタイミングで行い、デジ
タル撮像モードである場合には、撮像のみを行うことが
できる。
が銀塩デジタル撮影モードである場合には、銀塩フィル
ムへの露光と撮像とを略同一のタイミングで行い、デジ
タル撮像モードである場合には、撮像のみを行うことが
できる。
【0091】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の銀塩撮影および電子撮像兼用カメラによれば、電子
撮像のみを行っているのか、銀塩撮影とともに電子撮像
を行っているのかを、認識し易く情報表示することがで
きる。
明の銀塩撮影および電子撮像兼用カメラによれば、電子
撮像のみを行っているのか、銀塩撮影とともに電子撮像
を行っているのかを、認識し易く情報表示することがで
きる。
【0093】また、請求項2による本発明の銀塩撮影お
よび電子撮像兼用カメラによれば、銀塩フィルムが有す
る固有情報と、銀塩撮影手段の動作情報と、銀塩フィル
ムの撮影済駒数情報と、の少なくとも1つを用いて、請
求項1に記載の発明と同様の効果を奏することができ
る。
よび電子撮像兼用カメラによれば、銀塩フィルムが有す
る固有情報と、銀塩撮影手段の動作情報と、銀塩フィル
ムの撮影済駒数情報と、の少なくとも1つを用いて、請
求項1に記載の発明と同様の効果を奏することができ
る。
【0094】
【図1】本発明の一実施形態の銀塩撮影および電子撮像
兼用カメラの構成を示すブロック図。
兼用カメラの構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態において、銀塩デジタル撮影モー
ドで撮像された画像にカメラの情報表示を合成した表示
例を示す図。
ドで撮像された画像にカメラの情報表示を合成した表示
例を示す図。
【図3】上記実施形態において、デジタル撮像モードで
撮像された画像にカメラの情報表示を合成した一表示例
を示す図。
撮像された画像にカメラの情報表示を合成した一表示例
を示す図。
【図4】上記実施形態において、デジタル撮像モードで
撮像された画像にカメラの情報表示を合成した他の表示
例を示す図。
撮像された画像にカメラの情報表示を合成した他の表示
例を示す図。
【図5】上記実施形態のカメラにより実行されるメイン
シーケンスを示すフローチャート。
シーケンスを示すフローチャート。
【図6】上記実施形態のカメラにより実行されるサブル
ーチン「撮影シーケンス」を示すフローチャート。
ーチン「撮影シーケンス」を示すフローチャート。
【図7】上記実施形態のカメラにより実行されるサブル
ーチン「表示オン」を示すフローチャート。
ーチン「表示オン」を示すフローチャート。
1,3…撮影レンズ(銀塩撮影手段)
2…シャッタ機構(銀塩撮影手段)
4…可動ミラー(銀塩撮影手段)
8…シャッタ(銀塩撮影手段)
9…銀塩フィルム
17…エリアセンサ(電子撮像手段)
29…CPU(表示制御手段)
32…エリアセンサ駆動回路(電子撮像手段)
33…信号処理回路(電子撮像手段)
34…LCDモニタ(表示手段)
35…画像合成回路
40…撮影モード設定スイッチ(設定手段)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
H04N 5/225 H04N 5/225 F
Z
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G03B 17/18 - 17/20
G03B 17/48
G03B 19/00 - 19/16
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体像を電気信号に変換して電子画像
を生成する電子撮像手段と、 上記被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影手段
と、 上記電子画像とともに、撮影情報を表示可能な表示手段
と、 上記電子撮像手段による撮像動作のみを実行可能な第1
のモードと、上記銀塩撮影手段による上記銀塩フィルム
への露光に連動して上記電子撮像手段による撮像動作を
実行可能な第2のモードと、を選択的に設定するための
設定手段と、 を具備し、 上記第1のモードにより撮像された電子画像を上記表示
手段に表示する場合には、日付以外の上記銀塩撮影に関
する撮影情報の表示を禁止することを特徴とする銀塩撮
影および電子撮像兼用カメラ。 - 【請求項2】 上記銀塩撮影のみに関する撮影情報は、
上記カメラに装填された銀塩フィルムが有する固有情報
と、上記銀塩撮影手段の動作情報と、上記銀塩フィルム
の撮影済駒数情報と、の少なくとも1つを含むことを特
徴とする請求項1に記載の銀塩撮影および電子撮像兼用
カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16436399A JP3415482B2 (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16436399A JP3415482B2 (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000352754A JP2000352754A (ja) | 2000-12-19 |
JP3415482B2 true JP3415482B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=15791731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16436399A Expired - Fee Related JP3415482B2 (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3415482B2 (ja) |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP16436399A patent/JP3415482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000352754A (ja) | 2000-12-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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