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JP3483006B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP3483006B2
JP3483006B2 JP07765794A JP7765794A JP3483006B2 JP 3483006 B2 JP3483006 B2 JP 3483006B2 JP 07765794 A JP07765794 A JP 07765794A JP 7765794 A JP7765794 A JP 7765794A JP 3483006 B2 JP3483006 B2 JP 3483006B2
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JP
Japan
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optical system
wire
unit
drive mechanism
traveling body
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JP07765794A
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Inventor
渉 吉田
栄司 丹村
和久 枝廣
秀一 生野
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Publication date
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機として、原稿に光を照射する露光
ランプおよび原稿からの反射光を所定方向に反射する第
1ミラーを含む第1光学系を有する第1光学系走行体な
らびに、第1光学系走行体の第1ミラーによって反射さ
れた光を所定方向に導くための第2および第3ミラーか
らなる第2光学系を有する第2光学系走行体を備えた原
稿台固定式複写機が知られている。
【0003】この種の複写機では、第1光学系走行体お
よび第2光学系走行体は、ワイヤ駆動機構によって移動
せしめられる。つまり、第1光学系走行体は、ワイヤ駆
動機構のワイヤに固定されている。また、第2光学系走
行体は、第2光学系走行体に回転自在に取り付けられた
プーリを介してワイヤに取り付けられている。そして、
ワイヤが移動せしめられることにともなって、第1およ
び第2光学系走行体が移動する。
【0004】図7、図8および図9は、従来のワイヤ駆
動機構を示している。
【0005】複写機の本体フレーム60には、第1、第
2および第3プーリ61、62、63が回転自在に取り
付けられている。第1プーリ61は、図示しない駆動モ
ータによって回転駆動される。第2光学系走行体82の
端部には第4プーリ64が回転自在に取り付けられてい
る。
【0006】ワイヤ70の一端は、複写機のフレームに
形成されたワイヤ固定部材71に固定されている。そし
て、ワイヤ固定部材71からのびたワイヤ70は、第4
プーリ64および第3プーリ63に掛けられた後、第1
プーリ61に複数回巻き付けられている。第1プーリ6
1に巻き付けられたワイヤ70は、さらに第2プーリ6
2および第4プーリ64に掛けられた後、複写機のフレ
ームに設けられた案内部材72を通って複写機のフレー
ムに設けられたワイヤ固定部材73に引張コイルばね7
4を介して接続されている。
【0007】第1光学系走行体81は、その端部に取り
付けられたワイヤ固定具80によってワイヤ70に取り
付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】複写機の組み立て時に
ワイヤ駆動機構のワイヤが張られる。また、ワイヤ交換
時またはメンテナンス時に、ワイヤ駆動機構のワイヤ7
0が着脱される。ワイヤ駆動機構のワイヤ70を張る場
合には、通常、第1および第2光学系走行体81、82
を所定位置に仮固定しておいて、ワイヤ70が4つのプ
ーリ61〜64に掛けられる。
【0009】しかしながら、4つのプーリ61〜64の
うち、3つのプーリ61、62、63は、複写機の本体
フレーム60に取り付けられているため、ワイヤ70を
プーリ61〜64に掛けていく作業は狭いスペースに手
を入れて行わなくてはならないので、その作業が困難で
あるとともに手をけがをするおそれもある。
【0010】また、ワイヤ70がプーリ61〜64に掛
けられている状態において、第2光学系走行体82のみ
を取り外すことができなかったので、第2光学系走行体
82の光学系の清掃がしにくいという問題がある。
【0011】この発明は、ワイヤ駆動機構のワイヤの着
脱作業が非常に簡単に行える画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の画
像形成装置は、原稿に光を照射する露光ランプおよび原
稿からの反射光を所定方向に反射する第1ミラーを含む
第1光学系を有する第1光学系走行体ならびに、第1光
学系走行体の第1ミラーによって反射された光を所定方
向に導くための第2および第3ミラーからなる第2光学
系を有する第2光学系走行体を備え、第1および第2光
学系走行体が、それらを挟んで両側に配置されるワイヤ
駆動機構によって移動せしめられる画像形成装置におい
て、ワイヤ駆動機構がユニット化されており、各ワイ
ヤ駆動機構ユニットが、ユニット基板と、ユニット基板
に回転自在に取り付けられた複数のプーリと、ユニット
基板に移動自在に取り付けられかつ第2光学系走行体が
着脱自在に取り付けられるプーリ保持体と、プーリ保持
体に回転自在に取り付けられかつ第2光学系走行体を移
動させるためのプーリと、これらのプーリに掛けられ両
端がユニット基板に固定されたワイヤとからなることを
特徴とする。
【0013】第2光学系によって光が導かれる所定方向
とは、画像形成装置が、たとえば、アナログ式複写機の
場合には、レンズユニットに向かう方向であり、画像形
成装置が、たとえば、ディジタル式複写機の場合には、
CCDに向かう方向である。
【0014】この発明による第2の画像形成装置は、原
稿に光を照射する露光ランプおよび原稿からの反射光を
所定方向に反射する第1ミラーを含む第1光学系を有す
る第1光学系走行体ならびに、第1光学系走行体の第1
ミラーによって反射された光を所定方向に導くための第
2および第3ミラーからなる第2光学系を有する第2光
学系走行体を備え、第1および第2光学系走行体が、そ
れらを挟んで両側に配置されるワイヤ駆動機構によって
移動せしめられる画像形成装置において、各ワイヤ駆動
機構がユニット化されかつ互いに連結されて一体化され
おり、各ワイヤ駆動機構ユニットが、ユニット基板
と、ユニット基板に回転自在に取り付けられた複数のプ
ーリと、ユニット基板に移動自在に取り付けられかつ第
2光学系走行体が着脱自在に取り付けられるプーリ保持
体と、プーリ保持体に回転自在に取り付けられかつ第2
光学系走行体を移動させるためのプーリと、これらのプ
ーリに掛けられ両端がユニット基板に固定されたワイヤ
とからなることを特徴とする。
【0015】この発明による第3の画像形成装置は、原
稿に光を照射する露光ランプおよび原稿からの反射光を
所定方向に反射する第1ミラーを含む第1光学系を有す
る第1光学系走行体ならびに、第1光学系走行体の第1
ミラーによって反射された光を所定方向に導くための第
2および第3ミラーからなる第2光学系を有する第2光
学系走行体を備え、第1および第2光学系走行体の一端
側が案内支持部によって移動自在に支持されており、第
1および第2光学系走行体の他端側に配されたワイヤ駆
動機構によって移動せしめられる画像形成装置におい
て、ワイヤ駆動機構がユニット化されているとともに、
案内支持部がユニット化されており、これらのユニット
が互いに連結されて一体化されており、ワイヤ駆動機構
ユニットが、ユニット基板と、ユニット基板に回転自在
に取り付けられた複数のプーリと、ユニット基板に移動
自在に取り付けられかつ第2光学系走行体が着脱自在に
取り付けられるプーリ保持体と、プーリ保持体に回転自
在に取り付けられかつ第2光学系走行体を移動させるた
めのプーリと、これらのプーリに掛けられ両端がユニッ
ト基板に固定されたワイヤとからなることを特徴とす
る。
【0016】
【0017】
【作用】この発明による第1の画像形成装置では、ワイ
ヤ駆動機構がユニット化されているので、ワイヤ駆動機
構のワイヤの着脱作業を複写機の外部で行うことができ
る。
【0018】この発明による第2の画像形成装置では、
第1および第2光学系走行体を挟んで両側に配置される
両ワイヤ駆動機構がユニット化されかつ互いに連結され
て一体化されているので、各ワイヤ駆動機構のワイヤの
着脱作業を複写機の外部で行うことができるとともに、
両ワイヤ駆動機構への第1および第2光学系走行体の取
り付けも複写機の外部で行うことができる。
【0019】この発明による第3の画像形成装置は、第
1および第2光学系走行体の一端側に配置される案内支
持部および第1および第2光学系走行体の他端側に配さ
れるワイヤ駆動機構がそれぞれユニット化されかつこれ
らのユニットが互いに連結されて一体化されているの
で、ワイヤ駆動機構のワイヤの着脱作業を複写機の外部
で行うことができるとともに、ワイヤ駆動機構への第1
および第2光学系走行体の取り付けも複写機の外部で行
うことができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0021】図1は、電子写真式複写機の全体構成を示
している。
【0022】複写機は、複写機本体、複写機本体内の上
部に設けられた露光用光学系部ならびに複写機本体内の
露光用光学系部の下方に設けられた現像部および記録紙
搬送機構部から構成されている。
【0023】現像部は、感光体ドラム1を備えている。
感光体ドラム1の周囲には、図示されていないが、感光
体ドラム1の表面の感光層を帯電させる帯電器、感光層
上に形成された静電潜像をトナー顕像として顕像化する
現像装置、感光層上に形成されたトナー顕像を記録紙に
転写する転写用放電器、感光体ドラム1から記録紙を分
離するための分離用放電器、転写後の感光体ドラム1の
表面に残留しているトナーを除去するためのクリーニン
グ装置等が配置されている。
【0024】露光用光学系部は、第1光学系走行体2
0、第2光学系走行体30およびレンズユニット40か
ら構成されている。
【0025】第1光学系走行体20は、コンタクトガラ
ス12上に載置された原稿の画像を露光走査するための
一対の露光ランプ21、22および原稿からの反射光を
反射する第1ミラー23を含む第1光学系を備えてい
る。
【0026】第2光学系走行体30は、第1光学系走行
体20の第1ミラー23によって反射された光をレンズ
ユニット40に導くための第2および第3ミラー31、
32からなる第2光学系を備えている。
【0027】レンズユニット40は、第2光学系走行体
30の第3ミラー32によって反射された光が入射する
レンズ41、レンズ41から出射された光を感光体ドラ
ム1の表面に導くための第4、第5および第6ミラー4
2、43、44を備えている。レンズユニット40から
出射された光が感光体ドラム1に照射されることによ
り、感光体ドラム1の表面の感光層上に静電潜像が形成
される。
【0028】第1光学系走行体20および第2光学系走
行体30は、ワイヤ駆動機構によって、左右方向に往復
動される。第2光学系走行体30は、第1光学系走行体
20の速度の1/2の速度で、第1光学系走行体20の
移動距離の1/2の距離を移動する。記録紙搬送機構部
については、説明を省略する。
【0029】図2は、第1光学系走行体20の詳細な構
成を示している。
【0030】第1光学系走行体20は、一対の露光ラン
プ21、22および第1ミラー23の他、各露光ランプ
21、22から発生した光を原稿に効率良く導くための
反射板51、52および原稿から反射された光の第1ミ
ラー23への入射経路上に設けられかつスリット53を
有するスリット板54を備えている。露光ランプ21、
22、第1ミラー23、反射板51、52およびスリッ
ト板54によって第1光学系が構成されている。この例
では、露光ランプ21、22として、蛍光灯が用いられ
ている。上記第1光学系走行体20では、2本の露光ラ
ンプが設けられているが、露光ランプを1本のみ設けて
るようにしてもよいし、3本以上設けるようにしてもよ
い。
【0031】両露光ランプ21、22から出射された光
は、コンタクトガラス12を通って、コンタクトガラス
12上の原稿に向かって照射される。原稿によって反射
された光は、コンタクトガラス12およびスリット53
を通って、第1ミラー23に入射される。第1ミラー2
3に入射した光は、第1ミラー23によって反射され、
第2光学系走行体30に送られる。
【0032】図3は、第1光学系走行体20および第2
光学系走行体30を移動させるためのワイヤ駆動機構を
示している。
【0033】ワイヤ駆動機構は、ユニット基板101に
組み立てられてユニット化されている。ユニット基板1
01およびそれに組み立てられたワイヤ駆動機構を、ワ
イヤ駆動機構ユニット100ということにする。
【0034】複写機本体内の上部には、平面からみてコ
形の枠体200が設けられており、この枠体200の前
後両壁にワイヤ駆動機構ユニット100がそれぞれ着脱
自在に取り付けられている。図3には、一方のワイヤ駆
動機構ユニット100のみ図示されているが、他方のワ
イヤ駆動機構ユニットと構成は同じである。ワイヤ駆動
機構ユニット100が取り付けられる枠体としては、ワ
イヤ駆動機構ユニット100が着脱自在に取り付けられ
るものであればよく、上記のような形状に限られない。
【0035】ワイヤ駆動機構ユニット100のユニット
基板101は、正面からみて左右方向に長い矩形であ
り、高さ中央部の横断面コ形の内方張出部101aと、
内方張出部101aの上側縁から上方に突出した上側平
坦部分101bと、内方張出部101の下側縁から下方
に突出した下側平坦部分101cとからなる。内方張出
部101aには、左右方向にのびた上下一対の案内レー
ル102、103が固定されている。上側の案内レール
102は横断面略U形であり、下側の案内レール103
は横断面略逆L形である。
【0036】ユニット基板101の下側平坦部分101
cの長さ中央左よりの位置には、第1プーリ111が回
転自在に取り付けられているとともに、第1プーリ11
1より左側位置に第2プーリ112が回転自在に取り付
けられている。第1プーリ111は、図示しないスキャ
ンモータによって回転駆動されるものである。
【0037】第1プーリ111は、図4に示すように、
その一端に径の小さい小径部111aを有している。ま
た、第1プーリ111には、軸中心を通る駆動軸挿通孔
111bが開けられている。第1プーリ111の小径部
111aが、下側平坦部分101cに固定されたベアリ
ング121に嵌め入れられ、かつ小径部111aのベア
リング121から外方に突出した部分にE形止め輪12
2が嵌め止められることにより、第1プーリ111はユ
ニット基板101に回転自在に固定されている。
【0038】ユニット基板101の内方張出部101a
の右端より部分にワイヤ固定部材121が設けられてい
る。また、内方張出部101aの左端より部分にワイヤ
固定部材122が設けられており、このワイヤ固定部材
122に引張コイルばね123の一端が掛けられてい
る。内方張出部101aの右端よりには、第3プーリ1
13が回転自在に取り付けられている。
【0039】一対の案内レール102、103には、第
2光学系走行体30が着脱自在に取り付けられるプーリ
保持体130が摺動自在に取り付けられている。プーリ
保持体130は、図3および図5に示すように、横断面
略コ形のプーリ保持体本体131と、プーリ保持体本体
131に固定された横断面略L形の走行体支持部132
とからなる。プーリ保持体本体131の上部水平壁の外
縁には下方突出壁131aが形成されており、下方突出
壁131aの内向面に、左右一対の突起133が形成さ
れている。また、プーリ保持体本体131の下部水平壁
の下面にも突起134が形成されている。
【0040】プーリ保持体130は、プーリ保持体本体
131の下方突出壁131aが上側の案内レール102
内に配されて突起133が案内レール102の内面に接
触し、プーリ保持体本体131の下部水平壁の先端部が
下側の案内レール103の水平壁の上方に配されて突起
134が案内レール103上面に接触することにより、
両案内レール102、103に摺動自在に支持されてい
る。
【0041】プーリ保持体本体131の垂直壁の外面に
は、第4プーリ114が回転自在に取り付けられてい
る。走行体支持部132の水平壁の上面には、第2光学
系走行体30を取り付ける際に利用される位置決めピン
135が設けられている。
【0042】ワイヤ140の一端は、ワイヤ固定部材1
21に固定されている。そして、ワイヤ固定部材121
からのびたワイヤ140は、第4プーリ114および第
3プーリ113に掛けられた後、第1プーリ111に複
数回巻き付けられている。第1プーリ111に巻き付け
られたワイヤ111は、さらに第2プーリ112および
第4プーリ114に掛けられた後、ワイヤ固定部材12
3に一端が固定されたばね123の他端に接続されてい
る。
【0043】上記ワイヤ駆動機構ユニット100の枠体
200への取り付け方法について、説明する。枠体20
0の前後両壁の内面の高さ中央部には、左右方向にのび
た凹所が形成されている。この凹所の上方の側壁および
下方の側壁には、左右方向にのびた溝201および20
2が形成されている。また、枠体200の前後両壁に
は、ワイヤ駆動機構ユニット100が取り付けられたと
きに、第1プーリ111の駆動軸挿通孔111bに連通
する駆動軸挿通孔(図示略)が開けられている。
【0044】ワイヤ駆動機構ユニット100の上部平坦
部101bの上縁部および下部平坦部101cの下縁部
の右端部を、枠体200の溝201および202にそれ
らの左端からそれぞれ嵌め込んだ後、ワイヤ駆動機構ユ
ニット100を右方にスライドさせ。そして、ねじ等で
ユニット基板101を枠体200に着脱自在に取り付け
る。これにより、ワイヤ駆動機構ユニット100が枠体
200に取り付けられる。
【0045】この後、枠体200の前後両壁に形成され
ている駆動軸挿通孔に枠体200の外側から駆動軸21
0を挿通して、1対のワイヤ駆動機構ユニット100の
第1プーリ111の駆動軸挿通孔111bに駆動軸21
0を挿通させる。そして、ピにより、駆動軸210に各
第1プーリ111を連結させる。駆動軸210には、図
示しない動力伝達機構を介して図示しないスキャンモー
タが連結される。
【0046】次に図3には図示されていない第1光学系
走行体20を、両案内レール201、202に摺動自在
に取り付けるとともに、第1光学系走行体20をワイヤ
140の所定位置に連結する。また、第2光学系走行体
30を図5に示すようにプーリ保持体130に着脱自在
に取り付ける。
【0047】上記実施例によれば、ワイヤ駆動機構、す
なわち、ワイヤ140が固定されるワイヤ固定部材12
1、122およびワイヤ140が掛けられる4つのプー
リ111〜114がユニット化されているので、ワイヤ
140のプーリ111〜114への着脱を、複写機の外
部で行える。このため、ワイヤ140の着脱作業が非常
に簡単になる。
【0048】また、第2光学系走行体30をプーリ保持
体130から取り外すことによって、ワイヤ140を張
った状態で第2光学系走行体30をワイヤ駆動機構ユニ
ット100から取り外せるので、第2光学系走行体30
の光学系の清掃が簡単になる。
【0049】上記実施例では、ワイヤ駆動機構が第1お
よび第2光学系走行体20、30を挟んで両側に設けら
れている両ワイヤ方式の複写機について説明したが、ワ
イヤ駆動機構が第1および第2光学系走行体20、30
の一側のみに設けられている片ワイヤ方式が採用されて
いる複写機にもこの発明を適用することができる。
【0050】また、図6に示すように、前後一対のワイ
ヤ駆動機構ユニット100を連結して、複合ユニット3
00を構成するようにしてもよい。この例では、両ワイ
ヤ駆動機構ユニット100のユニット基板101の4隅
が、連結棒401、402、403、404によって互
いに連結されることにより、複合ユニット300が構成
されている。このような複合ユニット300では、複写
機外部において、各ワイヤ駆動機構ユニット100の組
み立ておよびワイヤ駆動機構ユニット100への第1光
学系走行体20(図6には図示略)および第2光学系走
行体30の取り付けが行えるので、第1および第2光学
系走行体20、30の取り付け作業が第1実施例に比べ
てさらに容易になる。
【0051】なお、ワイヤ駆動機構が第1および第2光
学系走行体20、30の一側のみに設けられる片ワイヤ
方式の場合には、ワイヤ駆動機構が第1および第2光学
系走行体20、30の一側側に設けられるワイヤ駆動機
構を上記第1実施例のようにユニット化するとともに、
ワイヤ駆動機構と反対側に設けられる第1および第2光
学系走行体20、30の案内支持部をユニット化し、両
ユニットを連結すればよい。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、ワイヤ駆動機構のワ
イヤの着脱作業が非常に簡単に行える画像形成装置を提
供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式複写機の全体的に構成を示す概略構
成図である。
【図2】第1光学系走行体の構成を示す拡大横断面図で
ある。
【図3】ワイヤ駆動機構ユニットを示す斜視図である。
【図4】第1プーリのユニット基板への取り付け状態を
示す一部切欠き拡大平面図である。
【図5】プーリ保持体を示す拡大側面図である。
【図6】2つのワイヤ駆動機構ユニットが一体化された
複合ユニットを示す斜視図である。
【図7】従来のワイヤ駆動機構を示す平面図である。
【図8】図7のワイヤ駆動機構を示す正面図である。
【図9】図7のワイヤ駆動機構のワイヤの掛け方を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 20 第1光学系走行体 21、22 露光ランプ 23 第1ミラー 30 第2光学系走行体 31 第2ミラー 32 第3ミラー 40 レンズユニット 51、52 反射板 54 スリット板 100 ワイヤ駆動機構ユニット 101 ユニット基板 111、112、113、114 プーリ 130 プーリ保持体 140 ワイヤ 200 枠体 300 複合ユニット 401、402、403、404 連結棒
フロントページの続き (72)発明者 生野 秀一 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−245135(JP,A) 特開 昭63−128333(JP,A) 特開 昭54−156645(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/00 - 27/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に光を照射する露光ランプおよび原
    稿からの反射光を所定方向に反射する第1ミラーを含む
    第1光学系を有する第1光学系走行体ならびに、第1光
    学系走行体の第1ミラーによって反射された光を所定方
    向に導くための第2および第3ミラーからなる第2光学
    系を有する第2光学系走行体を備え、第1および第2光
    学系走行体が、それらを挟んで両側に配置されるワイヤ
    駆動機構によって移動せしめられる画像形成装置におい
    て、 ワイヤ駆動機構がユニット化されており、各ワイヤ駆
    動機構ユニットが、ユニット基板と、ユニット基板に回
    転自在に取り付けられた複数のプーリと、ユニット基板
    に移動自在に取り付けられかつ第2光学系走行体が着脱
    自在に取り付けられるプーリ保持体と、プーリ保持体に
    回転自在に取り付けられかつ第2光学系走行体を移動さ
    せるためのプーリと、これらのプーリに掛けられ両端が
    ユニット基板に固定されたワイヤとからなることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿に光を照射する露光ランプおよび原
    稿からの反射光を所定方向に反射する第1ミラーを含む
    第1光学系を有する第1光学系走行体ならびに、第1光
    学系走行体の第1ミラーによって反射された光を所定方
    向に導くための第2および第3ミラーからなる第2光学
    系を有する第2光学系走行体を備え、第1および第2光
    学系走行体が、それらを挟んで両側に配置されるワイヤ
    駆動機構によって移動せしめられる画像形成装置におい
    て、 各ワイヤ駆動機構がユニット化されかつ互いに連結され
    て一体化されており、各ワイヤ駆動機構ユニットが、ユ
    ニット基板と、ユニット基板に回転自在に取り付けられ
    た複数のプーリと、ユニット基板に移動自在に取り付け
    られかつ第2光学系走行体が着脱自在に取り付けられる
    プーリ保持体と、プーリ保持体に回転自在に取り付けら
    れかつ第2光学系走行体を移動させるためのプーリと、
    これらのプーリに掛けられ両端がユニット基板に固定さ
    れたワイヤとからなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿に光を照射する露光ランプおよび原
    稿からの反射光を所定方向に反射する第1ミラーを含む
    第1光学系を有する第1光学系走行体ならびに、第1光
    学系走行体の第1ミラーによって反射された光を所定方
    向に導くための第2および第3ミラーからなる第2光学
    系を有する第2光学系走行体を備え、第1および第2光
    学系走行体の一端側が案内支持部によって移動自在に支
    持されており、第1および第2光学系走行体の他端側に
    配されたワイヤ駆動機構によって移動せしめられる画像
    形成装置において、 ワイヤ駆動機構がユニット化されているとともに、案内
    支持部がユニット化されており、これらのユニットが互
    いに連結されて一体化されており、ワイヤ駆動機構ユニ
    ットが、ユニット基板と、ユニット基板に回転自在に取
    り付けられた複数のプーリと、ユニット基板に移動自在
    に取り付けられかつ第2光学系走行体が着脱自在に取り
    付けられるプーリ保持体と、プーリ保持体に回転自在に
    取り付けられかつ第2光学系走行体を移動させるための
    プーリと、これらのプーリに掛けられ両端がユニット基
    板に固定されたワイヤとからなることを特徴とする画像
    形成装置。
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