JP3471923B2 - カメラ - Google Patents
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- Focusing (AREA)
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Description
域の輝度を測定する測光手段を備えた一眼レフカメラ等
のカメラの改良に関するものである。
(焦点検出領域)を有し、この中の任意の測距点を選択
して測距(焦点検出)を行うようにした、複数測距方式
の自動焦点検出装置が種々提案されている。
AF方式(バッシブAF)を用いた自動焦点検出装置
は、複数の測距点での測距を行い、この複数点の測距結
果から撮影者の意図する1つの測距点を推定して選択し
ている。そして、この測距情報に基づいて撮影レンズの
ピント状態を制御している。
方法として、最至近の測距点を選択する方法がある。
方法として、撮影範囲内の領域を複数の領域に分割した
測光センサを用いて、撮影範囲内の各領域の輝度情報か
ら被写体の輝度を演算して露光量を演算する方式も既に
提案されている。
範囲内の各領域の輝度情報から被写体の光線状態が逆光
か否かを判別して、逆光であれば所定量補正をかけて、
逆光状態の下でも主被写体が適正露出になるように露光
量を演算する方式も種々と提案されている。
する複数測距方式の自動焦点検出装置と、上述した撮影
範囲内を複数の領域に分割して測光するセンサを用い
て、自動焦点検出装置から撮影者の意図する測距点を求
め、その測距点が主被写体として、該主被写体に重み付
けをして露光量を演算する方式も種々提案されている。
このようにすることにより、主被写体に重み付けをした
演算を行うので、主被写体重視の写真が撮影できること
になる。
する際、上述した撮影範囲内の各領域の輝度情報から、
主被写体の輝度と主被写体の周囲の輝度との輝度差、及
び、主被写体の周囲の輝度と背景部の輝度との輝度差に
よって、光線状態が逆光かどうかを判定し、逆光時の補
正量を求める方法も提案されている。
ように、主被写体の輝度と主被写体の周囲の輝度との輝
度差、及び、主被写体の周囲の輝度と背景部の輝度との
輝度差から、逆光を判定し、逆光時の補正量を求める方
式では、以下のような問題点がある。
は、主被写体も背景も静止しているので、主被写体の輝
度,主被写体の周囲の輝度,背景部の輝度は一定である
ので、得られる逆光時の補正量は一定である。したがっ
て、静止している被写体を撮影するような時、例えば、
ポートレート等の撮影時の場合は、極めて有効に作用す
る。
うな場合、例えば、自転車のレース等で、競技者を追い
ながら撮影しているとすると、主被写体を絶えず追い続
けても、主被写体の周囲、及び、背景は刻々と変化す
る。このような状況下では、ある時背景部にあった物体
が、主被写体の周囲にいったり、主被写体の周囲にあっ
た物体が、背景部にいったりしてしまうことが多く、こ
の物体が逆光状態を判定する上で影響がある程の高輝度
の物体であると、この物体が背景部にあるか、主被写体
の周囲にあるかで、逆光と判定されたり、逆光と判定さ
れなかったり、若しくは、逆光時の補正量が変ってしま
うことがあり、結果として、露光量のばらつきが発生し
てしまう。
する被写体を追い続けて撮影するような場合において、
背景にある物体の微妙な位置の変化によって露光量補正
量がある値以上変化したとしても、露光量補正量の変化
による露光量のばらつきを抑えることができ、さらに、
露光量補正量が大きく変化したとしても、適切な露光量
を与えることができるカメラを提供することである。
に、本発明は、撮影画面内の複数の領域の輝度を測定す
る測光手段と、該測光手段の出力に基づいて露光量を算
出する演算手段と、前記測光手段の出力に基づいて光線
状態を判別する光線状態判別手段と、該光線状態判別手
段の出力に基づいて前記演算手段によって得られた露光
量を補正する為の露光量補正量を算出する露光量補正手
段とを備えたカメラにおいて、前記露光量補正手段によ
り算出された少なくとも過去1回の露光量補正量に対応
した値を記憶する記憶手段と、前記露光量補正手段によ
って得られた最新の露光量補正量が前記記憶手段の記憶
値に対して第1の所定値以上変化した場合に、前記最新
の露光量補正量を修正し、一方、前記最新の露光量補正
量が前記記憶手段の記憶値に対して前記第1の所定値よ
りも大きな第2の所定値以上変化した場合は、前記最新
の露光量補正量を修正しない修正手段とを設けたことを
特徴とするものである。
に説明する。
る図であり、図1は一眼レフカメラに適用したときの該
カメラの光学系配置を、図2(A),(B)は図1のカ
メラの上面及び背面を、図3(A),(B)は図1のフ
ァインダ視野内を、それぞれ示す図である。
宜上2枚のレンズで示したが、実際は更に多くのレンズ
から構成されている。2は主ミラーで、ファインダ系に
よる被写体の観察状態と被写体像の撮影状態に応じて撮
影光路へ斜設され、或いは、退去される。3はサブミラ
ーで、前記主ミラー2を透過した光束をカメラボディの
下方の後述する焦点検出装置6へ向けて反射される。4
はシャッタ、5は感光部材で、銀塩フィルム等より成っ
ている。6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配置さ
れ、フィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6c,
2次結像レンズ6d,絞り6e,センサ6f等から構成
されている。
位相差方式を用いており、図3(A),(B)に示すよ
うに観察画面内(ファインダ視野内)の複数の領域(5
箇所)を測距点(焦点検出領域)として、該測距点が焦
点検出可能となるように構成されている。7は撮影レン
ズ1の予定結像面に配置されたピント板、8はファイン
ダ光路変更用のペンタプリズム、9,10は各々観察画
面内の被写体輝度を測定する為の結像レンズと測光セン
サであり、結像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光
路を介してピント板7と測光センサ10を共役に関係付
けている。11はペンタプリズム8の射出面後方に配さ
れる接眼レンズ11であり、撮影者眼15によるピント
板7の観察に使用される。
輝度のスーパーインポーズ用LEDであり、発光された
光は投光用プリズム22を介し、主ミラー2で反射して
ピント板7の表示部に設けた微小プリズムアレイ7aで
垂直方向に曲げられ、ペンタプリズム8,接眼レンズ1
1を通って撮影者眼15に到達する。そこで、ピント板
7の焦点検出領域に対応する複数の位置(測距点)にこ
の微小プリズムアレイ7aを枠状に形成し、これを各々
に対応した5つのスーパーインポーズ用LED21(各
々をLED−L1,LED−L2,LED−C,LED
−R1,LED−R2とする)によって照明する。
ンダ視野から判るように、各々の測距点マーク200,
201,202,203,204がファインダ視野内で
光り、焦点検出領域(測距点)を表示させることができ
るものである。(以下これをスーパーインポーズ表示と
いう)。
マスク、24はファインダ視野外に撮影情報を表示する
ためのファインダ内LCDで、照明用LED(F−LE
D)25によって照明されている。
ズム26によってファインダ視野内に導かれ、図3
(A)の207で示したようにファインダ視野外に表示
され、撮影者は撮影情報を知ることができる。
32は後述する絞り駆動回路111を含む絞り駆動装
置、33はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等から
成るレンズ駆動部材である。35はフォトカプラであ
り、レンズ駆動部材34に連動するパルス板36の回転
を検知してレンズ焦点調整回路110に伝えている。こ
の焦点調整回路110は、この情報とカメラ側からのレ
ンズ駆動量の情報に基づいてレンズ駆動用モータを所定
量駆動させ、撮影レンズ1を合焦位置に移動させるよう
になっている。37は公知のカメラとレンズとのインタ
ーフェースとなるマウント接点である。
ーズ釦、42は外部モニタ表示装置としてのモニタ用L
CDで、予め決められたパターンを表示する固定セグメ
ント表示部42aと可変数値表示用の7セグメント表示
部42bとから成っている。43は測光値を保持するA
Eロック釦、44はモードダイヤルで、撮影モード等の
選択を行うためのものである。90は測距点を変更する
際にカメラを測距点の設定状態にするために使う測距点
選択釦、91はAFモードを変更する際にカメラをAF
モードの設定状態にするために使うAFモード釦であ
る。その他の操作部材については本発明の理解におい
て、特に必要ないので省略する。
44の詳細図を示すもので、カメラ本体に刻印された指
標55に表示を合せることによって、その表示内容で撮
影モードが設定される。
動作とするロックポジション、44bはカメラが予め設
定した撮影プログラムによって制御される自動撮影モー
ドのポジション、44cは撮影者が撮影内容を設定でき
るマニュアル撮影モードで、プログラムAE,シャッタ
優先AE,絞り優先AE,被写体深度優先AE,マニュ
アル露出の各撮影モードを持っている。
造を示したものである。
ドダイヤルスイッチとしてのスイッチパターン(M1,
M2,M3,M4)とGNDパターンを図示されている
ように配置され、モードダイヤル44の回転に連動して
いるスイッチ接片47の4本の接片(47a,47b,
47c,47d)を摺動させることによって、4ビット
で該モードダイヤル44に示した12のポジションが設
定できるようになっている。45は電子ダイヤルで、回
転してクリックパルスを発生させることによって前記モ
ードダイヤル44で選択されたモードの中で更に選択し
得る設定値を選択するためのものである。例えば、モー
ドダイヤル44にてシャッタ優先の撮影モードを設定す
ると、ファインダ内LCD24及びモニタ用LCD42
には、現在設定されているシャッタスピードが表示され
る。撮影者が電子ダイヤル45を回転させると、その回
転した方向に従って現在設定されているシャッタスピー
ドから順次シャッタスピードが変化していくように構成
されている。
5の内部構造等を示した概略図である。
リック板48が配され、これには、プリント基板49が
固定されている。プリント基板49にはスイッチパター
ン49a(SWDIAL−1)、49b(SWDIAL
−2)とGNDパターン49cが図示されているように
配され、3個の摺動接片50a,50b,50cを持つ
スイッチ接片50が固定部材51に固定されている。ク
リック板48の外周部に形成されている凹部48aには
まり込むクリックボール52が配置され、このボールを
付勢しているコイルばね53が固定部材51に保持され
ている。また、通常位置(クリックボール52が凹部4
8aに嵌まり込んでいる状態)においては、摺動接片5
0a,50bはスイッチパターン49a,49bのどち
らにも接触していない。
5において、撮影者が該電子ダイヤル45を、図5にお
いて、時計方向に回転させると、まず摺動接片50bが
スイッチパターン49に先に接触し、その後で摺動接片
50aがスイッチパターン49aに接触するようにし
て、このタイミングでカウントアップさせる。反時計方
向の回転の場合は、摺動接片50bとスイッチパターン
49との関係はこれと丁度反対となり、同様なタイミン
グで今度は設定値をカウントダウンさせる。
チャートであり、電子ダイヤル45を回転させた時にス
イッチパターン49aと49bに発生するパルス信号と
そのタイミングを示している。
回転させた場合を、下段は反時計方向に回転させた場合
を示したもので、このようにしてカウントアップダウン
のタイミングと回転方向を検出している。
レフカメラに内蔵された回路構成を示すブロック図であ
り、図1と同じ部分は同一符号を付してある。
ュータの中の中央処理装置(以下、CPUと記す)10
0には、測光回路102,自動焦点検出回路103,信
号入力回路104,LCD駆動回路105,LED駆動
回路106,シャッタ制御回路108,モータ制御回路
109が接続されている。また、撮影レンズ1内に配置
された焦点調節回路110,絞り駆動回路111とは、
図1で示したマウント接点37を介して信号の伝達が行
われる。
らの出力を増幅後、対数圧縮,A/D変換し、各センサ
の輝度情報としてCPU100に送られる。
た、ファインダ視野内の左側測距点(焦点検出領域)2
00を含む領域A3を測光するSPC−A3,ファイン
ダ視野内の左内側測距点201を含む領域A1を測光す
るSPC−A1,ファインダ視野内の中央測距点202
を含む領域A0を測光するSPC−A0,ファインダ視
野内の右内側測距点203を含む領域A2を測光するS
PC−A2,ファインダ視野内の右側測距点204を含
む領域A4を測光するSPC−A4,ファインダ視野内
の中央測距点202の上下に隣接する領域B5を測光す
るSPC−B5,ファインダ視野内の左内側測距点20
1の上下に隣接する領域B6を測光するSPC−B6,
ファインダ視野内の右内側測距点203の上下に隣接す
る領域B7を測光するSPC−B7,ファインダ視野内
の左側測距点200の上部に隣接する領域B8を測光す
るSPC−B8,ファインダ視野内の左側測距点200
の下部に隣接する領域B9を測光するSPC−B9,フ
ァインダ視野内の右側測距点204の上部に隣接する領
域B10を測光するSPC−B10,ファインダ視野内
の右側測距点204の下部に隣接する領域B11を測光
するSPC−B11,ファインダ視野内の最周辺の右上
部の領域C12を測光するSPC−C12,ファインダ
視野内の最周辺の左上部の領域C13を測光するSPC
−C13,ファインダ視野内の最周辺の左下部の領域C
14を測光するSPC−C14,ファインダ視野内の最
周辺の右下部の領域C15を測光するSPC−C15
の、計16の領域を測光するフォトダイオードから成っ
ている。
(A)に示す様に、画面内の5つの測距点200〜20
4に対応した5組の焦点検出用受光手段としてのライン
センサCCD−L2,CCD−L1,CCD−C,CC
D−R1,CCD−R2から構成される公知のCCDラ
インセンサであり、前記自動焦点検出回路103は該ラ
インセンサ6fから得た電圧をA/D変換し、CPU1
00に送る。
でONし、測光,AF等を開始するスイッチ、SW2は
レリーズ釦の第2ストロークでONするレリーズスイッ
チ、SW−AELはAEロック釦43を押すことによっ
てONするAEロックスイッチである。SW−DIAL
1とSW−DIAL2は、既に説明した電子ダイヤル4
5内に設けたダイヤルスイッチであり、ここでは発生す
るパルス信号は信号入力回路104のアップダウンカウ
ンタに入力され、電子ダイヤル45の回転クリック量を
カウントするのに供される。
イヤル44内に設けたダイヤルスイッチであり、これら
スイッチの信号が信号入力回路104に入力され、デー
タバスによってCPU100に送信される。
子LCDを表示駆動するための公知の回路であり、CP
U100からの信号に従い、絞り値,シャッタ秒時,設
定された撮影モード等の表示をモニタ用LCD42とフ
ァインダ内LCD42の両方に同時に表示させる。
D(F−LED)25とスーパーインポーズ用LED2
1を点灯、点滅制御する。また、該LED駆動回路10
6は、LEDを定電流駆動する回路を持つ。この定電流
駆動する回路は、照明用LED(F−LED)25とス
ーパーインポーズ用LED21と独立している。その電
流値は照明用LED(F−LED)25のものは固定で
あるが、スーパーインポーズ用LEDのものは、0m
A,5mA,40mAの中から選択できるようになって
いる。この電流値はCPU100によって、スーパーイ
ンポーズ用LED21を駆動する電流値を設定すること
ができるようになっていて、明るさをコントロールでき
るようになっている。
と先幕を走行させるマグネットMG−1と、後幕を走行
させるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光
量を露光させる。
巻上げ,巻戻しを行うモータM1と主ミラー2及びシャ
ッタ4のチャージを行うモータM2を制御するためのも
のである。
回路109によって、一連のレリーズシーケンスが行わ
れる。
2とファインダ内LCD24の全表示セグメントの内容
を示したものである。
部42aには公知の撮影モード表示等を設けている。可
変数値表示用の7セグメント部42bは、シャッタ秒時
を表示する4桁の7セグメント62,絞り値を表示する
2桁の7セグメント63と小数点64,フィルム枚数を
表示する限定数値表示セグメント65と1桁の7セグメ
ント66で構成されている。
ーク、72はAEロックマーク、73,74,75は前
記のシャッタ秒時表示と絞り値表示と同一の表示セグメ
ント、76は露出補正設定マーク、77はストロボ充完
マーク、79は撮影レンズの合焦状態を示す合焦マーク
である。
いて、図8〜図10のフローチャートにしたがって説明
する。
不動作状態から所定の撮影モードに設定すると(本実施
例では、シャッタ表示優先モードに設定された場合を基
に説明する)、カメラの電源がONされ(ステップ#1
00)、CPU100は図8のステップ#101から動
作を開始する。 [ステップ#101] カメラの制御に必要なフラグ,
変数等を初期化する。これには、レリーズ中を示すフラ
グ(レリーズ中フラグ)のクリアも含まれる。 [ステップ#102] 信号入力回路104から操作部
材の情報を入力する。ここでは、スイッチSW1の変化
の検知も行っている。このスイッチSW1の変化の検知
の結果は、次回ステップ#102が実行されるまで保持
される。 [ステップ#103] 測距点選択釦90がONしてい
るか否かを判別し、OFFであればステップ#105へ
移行するが、ONされていればステップ#104へ移行
し、ここでサブルーチン「測距点設定」をコールする。
撮影者が入力する「任意選択」とするか、カメラが自動
的に測距点を設定する「自動選択」かを設定する。
ちいずれか1つを決定する。まず、現在設定されている
測距点が表示される。この状態の時に電子ダイヤル45
を操作することにより、測距点自動選択,測距点マーク
200に対応する測距点(以下、左測距点と記す)、測
距点マーク201に対応する測距点(以下、左中測距点
と記す)、測距点マーク202に対応する測距点(以
下、中央測距点と記す)、測距点マーク203に対応す
る測距点(以下、右中測距点と記す)、測距点マーク2
04に対応する測距点(以下、右測距点と記す)のいず
れかが選択できるようになっている。
択釦90を押せば(ONすれば)よい。 [ステップ#105] AFモード釦91がONされて
いるか否かを判別し、OFFであればステップ#107
へ移行するが、ONされていればステップ#106へ移
行し、ここでステップ#106のサブルーチン「AFモ
ード設定」をコールする。
ショットAFか、サーボAFかを設定する。
示される。この状態の時に電子ダイヤル45を操作する
ことにより、ワンショットAF,サーボAFのいずれか
が選択できるようになっている。設定を終了する時は、
再度、前記AFモード釦91をONすればよい。 [ステップ#107] レリーズ釦41が押込まれてス
イッチSW1がONされているか否かを判別し、ONさ
れていればステップ#108へ移行し、OFFされてい
ればステップ#102に戻り、前記測距点選択釦90,
AFモード釦91をチェックしながら、該スイッチSW
1がONされるまで待機する。
より、ステップ#107からステップ#108へと動作
は移行する。 [ステップ#108] サブルーチン「測光」をコール
する。このサブルーチン「測光」は、選択された測距点
に重み付けした測光演算を行う。
検出が行われていない時もあるが、この際には、中央測
距点に重み付けした測光演算を行う。このサブルーチン
「測光」の詳細については後で説明する。 [ステップ#109] ここでは前述したステップ#1
02においてスイッチSW1の状態がOFFからONに
変化されたことが検知されていれば、ステップ#110
へ移行し、この変化が検知されていなかった場合は、ス
テップ#111へと移行する。 [ステップ#110] スイッチSW1がOFFからO
Nになっているので、最初の焦点検出動作となるため、
測距動作を開始する前に合焦フラグ等のAFフラグを初
期化する。 [ステップ#111] 複数の測距点の焦点状態を検出
するために、サブルーチン「焦点検出」をコールする。
ることにより、各々の測距点のフォーカス状態を表すフ
ォーカス信号としてのデフォーカス量が求められる。 [ステップ#112] サブルーチン「測距点選択」を
コールする。
テップ#111で実行されたサブルーチン「焦点検出」
によって得られた、複数の測距点のデフォーカス量を基
に、主要被写体を推測し、測距点を決定する処理を行
う。このサブルーチン「測距点選択」で得られた測距点
のデフォーカス量が、実際にレンズの制御に用いるデフ
ォーカス量になる。 [ステップ#113] サブルーチン「合焦判定」をコ
ールする。
ップ#112で実行されたサブルーチン「測距点選択」
によって得られた測距点のデフォーカス量を基に、現在
の焦点状態が、合焦か否か、合焦範囲内か否か、測距不
能か否か、等を判定する。この判定結果は、レンズを駆
動するための制御、表示等に用いられる。 [ステップ#114] ワンショットAFかサーボAF
かを判別し、ワンショットAFであればステップ#11
5へ移行し、サーボAFであればステップ#120へ移
行する。
おり、動作をステップ#114からステップ#115へ
移すものとする。 [ステップ#115] 測距(焦点検出)不能か否かを
判別し、測距不能であればこの旨の表示を行うためにス
テップ#117へ移行する。 [ステップ#116] CPU100はLCD駆動回路
105に信号を送って、ファインダ内LCD24の合焦
マーク79を点滅させて、測距が不能であることを撮影
者に知らせる。
あることを判別した場合は、ステップ#117へ移行す
る。 [ステップ#117] 前記ステップ#112で選択さ
れた測距点の焦点状態が合焦か否かを判別し、合焦であ
れば、合焦表示を行うためにステップ#118に移行す
る。 [ステップ#118] CPU100はLCD駆動回路
105に信号を送って、ファインダ内LCD24の合焦
マーク79を点灯させて、合焦したことを撮影者に知ら
せる。
と判別した場合は、レンズ駆動を行うために、ステップ
#119へと移行する。 [ステップ#119] CPU100はレンズ焦点調整
回路110に信号を送って、所定量撮影レンズ1を駆動
する。
ボAFが選択されていることを判別した場合は、ステッ
プ#120へ移行する。 [ステップ#120] ここでは前記ステップ#112
で選択された測距点の焦点状態が合焦範囲内か否かを判
別し、もし合焦範囲内であれば、レンズを駆動せずに直
ちにステップ#122に移行する。一方、合焦範囲外で
あれば、レンズ駆動を行うためにステップ#121へ移
行する。 [ステップ#121] CPU100はレンズ焦点調整
回路110に信号を送って、所定量撮影レンズ1を駆動
する。
9又はステップ#121の動作を終了すると、いずれも
ステップ#122へと移行する。 [ステップ#122] サブルーチン「測距点表示」を
コールする。
レリーズ制御中以外での測距点の表示を行うものであ
る。サブルーチン「測距点表示」の詳細については後で
説明する。
25は、レリーズシーケンスを行うか否かの判定のため
の処理である。 [ステップ#123] もしワンショットAFであれ
ば、合焦しないとレリーズさせてはいけないので、合焦
の判別も行う必要がある。そこで、まずここではワンシ
ョットAFかサーボAFかの判別を行う。この結果、ワ
ンショットAFであれば合焦の判定も行うために、ステ
ップ#124へ移行する。一方、サーボAFであれば、
合焦の判定が必要ないので直ちにステップ#125へ移
行する。 [ステップ#124] ワンショットAF時は、前述の
様に合焦しないとレリーズさせてはいけないので、合焦
フラグの状態(#113のサブルーチンにて合焦と判定
された際は、1にセットされている)を調べ、もし合焦
であればステップ#125へ移行し、合焦でなければ図
8のステップ#102へ戻る。
焦フラグが立っていれば(合焦フラグ=1)、ステップ
#124からステップ#125へと動作を移す。 [ステップ#125] スイッチSW1がONされてい
るか否かを判別し、ONされていればステップ#126
へ移行し、OFFされていれば図8のステップ#102
へ戻る。 [ステップ#126] スイッチSW2がONされてい
るか否かを判別し、ONされていればステップ#127
へ移行して、後述するレリーズシーケンスを実行する。
また、スイッチSW2がOFFされていれば、図8のス
テップ#102へ戻る。
1〜図13のフローチャートにしたがって説明する。 [ステップ#200] レリーズ制御を開始する。 [ステップ#201] フィルム5に感光させるための
準備として、まず、主ミラー2をアップさせる。
路109に信号を送り、モータM2を駆動し始める。 [ステップ#202] 前記モータM2の通電を開始し
た時、ラッシュ電流が流れる。このラッシュ電流と次の
ステップ#203で行う、絞り31の駆動が重ならない
ようにするため、前記モータM2の通電開始から絞り3
1の駆動を始めるまでに10ms待たせる。 [ステップ#203] 絞り駆動回路11を含む絞り駆
動装置32に信号を送り、絞り31を所定量絞り込ませ
る。 [ステップ#204] 不図示の位相基板の位相信号C
MSP1,CMSP2をモニタし続け、位相信号がミラ
ーアップ位置になるまで待機する。 [ステップ#205] ミラーアップ位置になったの
で、モータ制御回路109に信号を送り、前記モータM
2の通電を停止する。 [ステップ#206] 絞り31を所定量絞り込むまで
待機する。 [ステップ#207] シャッタ制御を行う。まず、C
PU100はシャッタ制御回路108に信号を送り、マ
グネットMG1に通電し、シャッタ4の先幕を開放す
る。絞り31の絞り値、及び、シャッタ4のシャッタス
ピードは、前記測光回路102にて検知された露出値と
フィルム5の感度から決定される。所定のシャッタ秒時
の経過後に、シャッタ制御回路108に信号を送り、マ
グネットMG2に通電し、シャッタ4の後幕を閉じる。
これで、フィルム5への感光が終了する。
ム5の巻上げ,ミラーダウン,シャッタチャージを行
う。
行われ、ミラーダウン,シャッタチャージはモータM2
によって行われる。また、フィルム5の巻上げの制御
は、不図示の位相基板の信号FILM1,FILM2を
モニタして、巻上げ完了位置になるまでモータM1を駆
動することによって行われる。又、ミラーダウン,シャ
ッタチャージの制御は、不図示の位相基板の信号CMS
P1,CMSP2をモニタして、シャッタチャージ完了
位置になるまで、モータM2を駆動することによって行
われる。
って行われる。この割込みは1ms毎に発生し、1ms
毎に上述した処理が行われる。詳細については後で説明
する。 [ステップ#208] ここでは上記の割込みを開始す
るための準備、すなわち、割込みの許可、割込み発生用
のタイマ(1ms)の設定を行う。また、このステップ
#208では、ミラーダウン,シャッタチャージをモー
タM2に再度通電することにより行う。
送り、モータM2に通電するとともに、上述した1ms
毎に発生する割込み処理で使用する、シャッタチャージ
に関係する制御用フラグの初期化、シャッタチャージ中
フラグを1にする、等を合せて行う。 [ステップ#209] モータM2の通電を開始した
時、ラッシュ電流が流れる。このラッシュ電流と次のス
テップ#210で行う、フィルム5の巻上げのためのモ
ータM1の通電が重ならないようにするため、モータM
2の通電開始からモータM1の駆動を始めるまでに10
ms待たせる。 [ステップ#210] フィルム5の巻上げはモータM
1を駆動することによって行う。
送り、モータM1に通電するとともに、上述した1ms
毎に発生する割込み処理で使用する、フィルム巻上げに
関係する制御用フラグの初期化、フィルム巻上げ中フラ
グを1にする、等を合せて行う。 [ステップ#211] ここではモータM1の通電を開
始した時、ラッシュ電流が流れる。このラッシュ電流と
次のステップ#212で行う、絞り31の駆動が重なら
ないようにするため、モータM1の通電開始から、絞り
31の駆動を始めるまでに10ms待たせる。 [ステップ#212] 絞り駆動回路111を含む絞り
駆動装置32に信号を送り、絞り31の駆動を開始す
る。これは、絞りを開放に戻すために行われる。 [ステップ#213] シャッタチャージ中フラグが0
になるまで、すなわち、シャッタチャージが完了するま
で待機する。シャッタチャージが完了すれば、主ミラー
2もダウン状態になっている。 [ステップ#214] 絞り31が開放の位置に戻るま
で待つ。シャッタチャージが完了(主ミラー2もダウン
状態)していて、絞り31が開放状態であれば、測光と
AFができる状態になっている。 [ステップ#215] サーボAFかワンショットAF
かを判別し、もしワンショットAFならば、連写中は測
光,測距させないので、図13のステップ#223へ移
行する。一方、サーボAFならば、連写中も測光,測距
させるので、ステップ#216へ移行する。
ステップ#216へ移行するものとする。 [ステップ#216] サーボAFでは、連写中も測距
を行うため、サブルーチン「焦点検出」をコールする。
ることにより、各々の測距点のデフォーカス量が求めら
れる。 [ステップ#217] サブルーチン「測距点選択」を
コールする。
記ステップ#216で実行されたサブルーチン「焦点検
出」によって得られた、複数の測距点のデフォーカス量
を基に、主要被写体を推測し、測距点を決定する処理を
行う。このサブルーチン「測距点選択」で得られた測距
点のデフォーカス量が、実際にレンズの制御に用いるデ
フォーカス量になる。 [ステップ#218] サブルーチン「合焦判定」をコ
ールする。
ステップ#217で実行されたサブルーチン「測距点選
択」によって得られた測距点のデフォーカス量を基に、
現在の焦点状態が、合焦か否か、合焦範囲内か否か、測
距不能か否か、等を判定する。この判定結果は、レンズ
を駆動するための制御,表示等に用いられる。 [ステップ#219] サブルーチン「測距点表示」を
コールする。
中でも、現在選ばれている測距点を撮影者に知らせるた
めのものである。このサブルーチン「測距点表示」の詳
細については後で説明する。 [ステップ#220] 上記ステップ#218で得られ
た測距点の焦点状態が合焦範囲内か否かを判別し、合焦
範囲外であれば、レンズ駆動を行うために、ステップ#
221に進む。 [ステップ#221] CPU100はレンズ焦点調整
回路110に信号を送って、所定量撮影レンズ1を駆動
する。
と判別された場合や、上記ステップ#221でのレンズ
駆動が完了した後は、ステップ#222へと移行する。 [ステップ#222] サブルーチン「測光」をコール
する。サブルーチン「測光」は、選択された測距点に重
み付けし測光演算を行う。このサブルーチン「測光」の
詳細は後で説明する。
トAFであることが判別されている場合や、上記のステ
ップ#222にてサブルーチン「測光」が終了した後
は、ステップ#223へと移行する。 [ステップ#223] フィルム巻上げフラグが0にな
るまで、すなわち、フィルム5が1駒巻上げられるまで
待機する。フィルム5の巻上げが完了すれば、レリーズ
動作を継続するか否かの判定のため、ステップ#224
へ移行する。 [ステップ#224] レリーズ釦41が押込まれてス
イッチSW2がONされているか否かの判別を行い、ス
イッチSW2がONされていれば、レリーズ動作を継続
させるために図11のステップ#201へ戻り、一方、
スイッチSW2がOFFなれていれば、レリーズ動作を
終了して、図8のステップ#102へと戻る。
の制御のための割込み処理について、図14のフローチ
ャートにしたがって説明する。 [ステップ#300] 割込み発生用のタイマ(1m
s)が経過すると、割込みが発生し、ステップ#301
から割込み制御を行う。 [ステップ#301] 再び1ms後に割込みを発生さ
せるために、割込み発生用タイマ(1ms)の再設定を
行う。 [ステップ#302] シャッタチャージ中フラグを調
べ、シャッタチャージ中であればステップ#303へ移
行し、そうでなければステップ#305へ移行する。 [ステップ#303] 不図示の位相基板の信号CMS
P1,CMSP2をモニタして、シャッタチャージが完
了した位置にあるかを判別し、未だシャッタチャージが
完了した位置でなければステップ#305へ移行し、シ
ャッタチャージが完了した位置になったのであればステ
ップ#304へ移行する。 [ステップ#304] シャッタチャージが完了したの
で、モータ制御回路109に信号を送り、モータM2を
停止させるとともに、シャッタチャージ中フラグをクリ
アして、シャッタチャージ制御が完了したことを記憶す
る。 [ステップ#305] フィルム駆動(巻上げ)中フラ
グを判別し、フィルム巻上げ中であればステップ#30
6へ移行し、フィルム巻上げ中でなければ、ステップ#
308へ移行する。 [ステップ#306] 不図示の位相基板の信号FIL
M1,FILM2をモニタして、1駒分巻上げが完了し
た位置にあるかを判別して、未だ巻上げが完了した位置
でなければステップ#308へ移行し、巻上げが完了し
た位置になったのであればステップ#307へ移行す
る。 [ステップ#307] 1駒分巻上げが完了したので、
モータ制御回路109に信号を送り、モータM1を停止
させるとともに、フィルム巻上げ中フラグをクリアし
て、フィルム巻上げ制御が完了したことを記憶する。 [ステップ#308] シャッタチャージ制御とフィル
ム巻上げ制御がともに終了したか否かの判別を行い、未
だ制御中であればステップ#310へ移行し、ともに制
御が終了したのであればステップ#309へ移行する。 [ステップ#309] フィルム巻上げ制御とシャッタ
チャージ制御がともに終了し、割込みを発生させる必要
がなくなったので、割込みを禁止する。 [ステップ#310] 割込み処理を終了する。
について説明してきた。
ついて、図15のフローチャートにしたがって説明す
る。このサブルーチン「焦点検出」は、センサの蓄積動
作,像信号の読み出し、デフォーカス量の演算等の処理
を行う。 [ステップ#400] サブルーチン「焦点検出」がコ
ールされると、CPU100はステップ#401から以
下のような制御を行う。 [ステップ#401] ワンショットAFかサーボAF
かの判別を行い、サーボAFならばステップ#403へ
移行し、ワンショットAFならばステップ#402へ移
行する。 [ステップ#402] 合焦フラグを調べ、現在の撮影
レンズ1の焦点状態が合焦か否かの判別を行い、合焦で
あればステップ#410へ移行する。また、合焦でなけ
ればステップ#403へ移行する。
て、ワンショットAFであり、合焦していれば、焦点検
出を実行しないことになる。つまり、直ちにこのサブル
ーチン「焦点検出」をリターンすることになる。 [ステップ#403] 測距点の設定状態が測距点自動
選択か任意選択かの判別を行い、測距点自動選択であれ
ばステップ#405へ移行し、任意選択であればステッ
プ#404へ移行する。
が指定した測距点を演算測距点とする。なお、演算測距
点とは、センサの蓄積制御,像信号の読み出し,デフォ
ーカス量の演算を行う測距点である。
る。 [ステップ#405] 測距点自動選択時であるので、
主要被写体を推測してカメラが自動的に測距点を選択す
るため、全ての測距点を演算する必要がある。このた
め、全測距点を演算測距点とする。
は、いずれもステップ#406へと移行する。 [ステップ#406] ラインセンサ6fの蓄積動作を
開始する。ここでは、上述した演算測距点には関係な
く、全測距点に対応する全てのセンサ領域に対して蓄積
動作が開始される。 [ステップ#407] 上述した演算測距点に対応する
全てのセンサ領域の蓄積動作が完了するまで待機する。 [ステップ#408] 上述した演算測距点の全てのセ
ンサ領域の蓄積動作が完了したら、その演算測距点に対
応するセンサ領域の蓄積信号の読み出し動作を行う。 [ステップ#409] 上述した演算測距点の全てのセ
ンサ領域の蓄積信号読み出し動作が完了したら、その演
算測距点に対応するデフォーカス量を演算する。また、
このステップで各々の測距点が測距不能かどうかの判定
も行う。 [ステップ#410] サブルーチン「焦点検出」を終
了し、リターンする。
て、図16のフローチャートにしたがって説明する。
距点のデフォーカス量を基に、主要被写体を推測して、
その測距点を選択する処理を行う。 [ステップ#500] サブルーチン「測距点選択」が
コールされると、CPU100はステップ#501から
以下のような制御を実行する。 [ステップ#501] 測距点自動選択か任意選択かの
判別を行い、任意選択ならば撮影者が設定した測距点を
選択された測距点とするためにステップ#502へ移行
し、測距点自動選択ならばステップ#503へ移行す
る。
によって設定された測距点を選択された測距点とし、ス
テップ#514へ進む。
点のデフォーカス量から主要被写体を推測する為に、こ
のステップ#503以降の処理を実行する。 [ステップ#503] 5つの測距点の中で測距可能な
測距点があるかを判別し、どの測距点も測距不能であれ
ば、中央測距点を選択させる為にステップ#513へ移
行し、測距可能な測距点があればステップ#504へ移
行する。
てステップ#504へ移行するものとする。 [ステップ#504] 測距可能な測距点が1つか否か
を判別し、もし1つであれば、その測距点を選択させる
為にステップ#512へ移行し、測距可能な測距点が2
つ以上であればステップ#505へ移行する。
ものとする。 [ステップ#505] 測距可能な測距点の中に中央測
距点があるか否かを判別し、中央測距点があればステッ
プ#506へ移行し、中央測距点がなければステップ#
507へ移行する。 [ステップ#506] ここでは中央測距点が近距離
(例えば、焦点距離の20倍以下)にあるか否かを判別
し、近距離にあればステップ#507へ移行し、近距離
になければステップ#510へ移行する。
つ、近距離の場合、又は、中央測距点が測距不能である
場合にステップ#507へと動作が進む。 [ステップ#507] 近距離測距点の数が遠距離測距
点の数よりも多いか否かを判別し、もし多ければ主被写
体はかなり撮影者側にあると判断して、最近点の測距点
を選択させる為にステップ#508へ移行し、一方、近
距離測距点の数が少なければ、主要被写体は遠距離側に
あると判断し、被写界深度を考慮して遠距離測距点の中
での最近点を選択させる為にステップ#512へ移行す
る。 [ステップ#508] 近距離測距点の数が遠距離測距
点の数よりも多いので、ここでは最近点を選択された測
距点としてステップ#514へ移行する。 [ステップ#509] 近距離測距点の数が少ないの
で、ここでは遠距離中の最近点の測距点を選択された測
距点としてステップ#514へ移行する。
が近距離でない場合には、前述した様にこのステップ#
510へ移行する。 [ステップ#510] 遠距離測距点の数が近距離測距
点の数より多いか否かを判別し、もし多ければ被写体は
中央の測距点を含む遠距離側にあると判断して、中央測
距点を選択させる為にステップ#511へ移行し、一
方、遠距離測距点の数が少なければ、前述と同様に最近
点を選択させる為にステップ#508へ移行する。 [ステップ#511] 遠距離測距点の数が近距離測距
点の数より多いので、ここでは中央測距点を選択された
測距点としてステップ#514へ移行する。
可能な測距点が1つの場合について述べる。この場合は
前述した様にステップ#512へ移行する。 [ステップ#512] ここでは測距可能な測距点を選
択された測距点としてステップ#514へ移行する。
の測距点のいずれも測距不能であれば、前述した様にス
テップ#513へ移行する。 [ステップ#513] ここでは中央測距点を選択され
た測距点としてステップ#514へ移行する。 [ステップ#514] サブルーチン「測距点選択」を
終了し、メインルーチンへリターンする。
17のフローチャートにしたがって説明する。
と測光回路102を用いて、撮影範囲内の各領域の輝度
を測定する。そして、その各領域の輝度と選択された測
距点から、選択された測距点に重み付けされた演算式で
測光値を演算し、また、光線状態によって露光量を補正
する露光量補正量を求め、測光値と露光量補正量から露
光量を演算する。
演算式について説明する。
る。各領域の輝度情報は、領域A0はSA0,領域A1
はSA1,領域A2はSA2,領域A3はSA3,領域
A4はSA4,領域B5はSB5,領域B6はSB6,
領域B7はSB7,領域B8はSB8,領域B9はSB
9,領域B10はSB10,領域B11はSB11,領
域C12はSC12,領域C13はSC13,領域C1
4はSC14,領域C15はSC15とする。
れた測距点の領域の輝度をBVSA、選択された測距点
に上下左右に隣接する領域の輝度をBVSB1,BVS
B2,BVSB3、撮影範囲内の全領域に輝度の総和を
BVSUMとする。また、撮影範囲内の全領域から選択
された測距点の領域と、選択された測距点に上下左右に
隣接する領域を削除した領域、すなわち、背景の領域の
輝度をBVSC、選択された測距点に上下左右に隣接す
る領域の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3の中
で最も輝度が高いものをBVSBとする。そして、下記
に示す(1)式の様に選択された測距点に重み付けした
平均値を求める。
逆光時の露光量補正量ALPHAを求め、下記に示す
(2)式のようにBV値を演算する。
慮した演算を行い、露光量を求める。 [ステップ#600] サブルーチン「測光」がコール
されると、CPU100はステップ#601から以下の
処理を行う。 [ステップ#601] 測光回路102と測光センサ1
0を用いて、撮影範囲内の全領域の輝度情報を得る。 [ステップ#602] 撮影範囲内の全領域の輝度情報
の総和を求め、これをBVSUMとする。 [ステップ#603] 撮影範囲内の全領域の輝度情報
から平均値を求め、これをBVAVEとする。 [ステップ#604] サブルーチン「AB演算」をコ
ールする。
した選択された測距点の領域の輝度BVSA、選択され
た測距点に上下左右に隣接する領域の輝度BVSB1,
BVSB2,BVSB3、及び、選択された上下左右に
隣接する領域の輝度の中の最大値BVSBを求める。こ
のサブルーチン「AB演算」の詳細については後で説明
する。 [ステップ#605] サブルーチン「C演算」をコー
ルする。
の輝度BVSCを求める。このサブルーチン「C演算」
の詳細については後で説明する。 [ステップ#606] サブルーチン「露光量補正量演
算」をコールする。
は、逆光補正値ALPHAを求める。このサブルーチン
「露光量補正量演算」の詳細については後で説明する。 [ステップ#607] サブルーチン「BV値の演算」
をコールする。
上記ステップ#601から#606によって得られた情
報からBV値を演算する。このサブルーチン「BV値の
演算」の詳細については後で説明する。 [ステップ#608] 上記ステップ#607で演算さ
れた測光値を基に露出演算を行い、その測光値及びフィ
ルム感度でEV値を求める。 [ステップ#609] 上記ステップ#608で演算さ
れたEV値から、絞り値とシャッタ秒時を演算する。 [ステップ#610] サブルーチン「測光」を終了
し、メインルーチンへリターンする。
ついて、図18及び図19のフローチャートにしたがっ
て説明する。
れた測距点の領域の輝度BVSA、選択された測距点に
上下左右に隣接する領域の輝度BVSB1,BVSB
2,BVSB3、逆光補正値を求める時に用いる、選択
された測距点に上下左右に隣接する領域の中の最高輝度
BVSBを求める処理を行う。 [ステップ#700] サブルーチン「AB演算」がコ
ールされると、CPU100はステップ#701から以
下の処理を行う。 [ステップ#701] 前述したステップ#102にお
いてスイッチSW1の変化の検知が行われているが、該
スイッチSW1の変化の検知の結果、OFFからONに
なったと判別された時は最初の測光動作と認識できる。
ここでは、今回の測光動作が最初の測光動作であるかを
判別し、もし最初の測光動作であればステップ#708
へ移行し、そうでなければステップ#702へ移行す
る。
が行われる前であるため、選択された測距点が求められ
ていない。この時は中央測距点を選択された測距点とみ
なして演算させるため、上記の様にステップ#708へ
と進む。
た場合には、ステップ#702へ移行する。 [ステップ#702] 焦点検出動作の結果、全ての測
距点が測距不能であればステップ#708へ移行し、少
なくとも1つの測距点が測距可能であればステップ#7
03へ移行する。
れた測距点が得られない。この時は中央測距点を選択さ
れた測距点とみなして演算させるため、上記の様にステ
ップ#708へと進む。
つの測距点が測距可能な時に進んでくる。 [ステップ#703] 選択された測距点が中央測距点
であるか否かを判別し、中央測距点が選択された場合は
ステップ#708へ移行し、中央測距点以外が選択され
た場合はステップ#704へ移行する。 [ステップ#704] 選択された測距点が左側測距点
であるか否かを判別し、左側測距点が選択された場合は
ステップ#711へ移行し、左側測距点以外が選択され
た場合はステップ#705へ移行する。 [ステップ#705] 選択された測距点が左内側測距
点であるか否かを判別し、左内側測距点が選択された場
合はステップ#709へ移行し、左内側測距点以外が選
択された場合はステップ#706へ移行する。 [ステップ#706] 選択された測距点が右内側測距
点であるか否かを判別し、右内側測距点が選択された場
合はステップ#710へ移行し、右内側測距点以外が選
択された場合はステップ#707へ移行する。
が選択された時に進んでくる。 [ステップ#707] 選択された測距点の領域の輝度
BVSA、選択された測距点に上下左右に隣接する領域
の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3を以下のよ
うにする。
に進んでくる。 [ステップ#708] 選択された測距点の領域の輝度
BVSA、選択された測距点に上下左右に隣接する領域
の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3を以下のよ
うにする。
時に進んでくる。 [ステップ#709] 選択された測距点の領域の輝度
BVSA、選択された測距点に上下左右に隣接する領域
の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3を以下のよ
うにする。
時に進んでくる。 [ステップ#710] 選択された測距点の領域の輝度
BVSA、選択された測距点に上下左右に隣接する領域
の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3を以下のよ
うにする。
に進んでくる。 [ステップ#711] 選択された測距点の領域の輝度
BVSA、選択された測距点に上下左右に隣接する領域
の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3を以下のよ
うにする。
を求める時に使う、選択された測距点に上下左右に隣接
する領域の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3の
中の最大値BVSBを求める。 [ステップ#712] ここでは、仮にBVSBをBV
SB1とする。 [ステップ#713,#714] BVSBとBVSB
2を比較して(ステップ#713)、BVSB2の方が
大きかったら、BVSBをBVSB2に変更する(ステ
ップ#714)。 [ステップ#715,#716] BVSBとBVSB
3を比較して(ステップ#715)、BVSB3の方が
大きかったら、BVSBをBVSB3に変更する(ステ
ップ#716)。 [ステップ#717] サブルーチン「AB演算」を終
了し、リターンする。
図20のフローチャートにしたがって説明する。
領域の輝度情報BVSCを求める処理を行う。撮影範囲
内の全領域から、選択された測距点の領域とその測距点
に上下左右に隣接する領域を削除した領域を背景部とみ
なし、この背景部の輝度をBVSCとする。BVSCは
逆光補正値ALPHAを求める時に使う輝度情報であ
る。 [ステップ#800] サブルーチン「C演算」がコー
ルされると、CPU100はステップ#801から以下
の処理を行う。 [ステップ#801] 下記の(3)式に従って、背景
部の輝度BVSCを求める。
点の領域とその測距点に上下左右に隣接する領域を削除
した領域(12の領域)の輝度の平均値を背景部の輝度
BVSCとする。 [ステップ#802] サブルーチン「C演算」を終了
し、リターンする。
て説明する。
は、露光量補正量APLHAを求める処理を行う。
する。
度,主被写体の周囲の輝度,背景の輝度の3つの情報を
用いる。この3つの情報から、主被写体の輝度と主被写
体の周囲の輝度との輝度差、背景部の輝度と主被写体の
周囲の輝度との輝度差と求め、それぞれの輝度差の度合
によって露光量補正量を求める。
測距点の領域の輝度BVSAを主被写体の輝度、選択さ
れた測距点に上下左右に隣接する領域の輝度BVSB
1,BVSB2,BVSB3の中で最大値を示す輝度B
VSBを主被写体の周囲の輝度、として主被写体の輝度
と主被写体の周囲の輝度との輝度差BVBAを、次の
(4)式にて求める。
域と、選択された測距点に上下左右に隣接する領域を削
除した領域の輝度の平均値BVSCを背景部の輝度とし
て、背景部の輝度と主被写体の周囲の輝度との輝度差B
VCBを、次の(5)式にて求める。
ベルによって、露光量補正量を決定する。
レベルの2つの要素から露光量補正量を決めてしまう
と、BVBAのレベルとBVCBのレベルが同一であれ
ば、背景部が暗い時でも明るい時でも同じ露光量補正量
になってしまうため、適正な露光量補正量が得られない
ので、本発明の第1の実施例では、背景部輝度BVSC
の高低によって適切な露光量補正量が得られるように、
図21〜図23に示すように、背景部の輝度に応じて3
のパターンを用意した。
露光量補正量のパターン、図22は、BVSCがBV4
以上BV8未満の時の露光量補正量のパターン、図23
は、BVSCがBV4未満の時の露光量補正量のパター
ンである。
ートにしたがって、サブルーチン「露光量補正量演算」
について説明していく。 [ステップ#900] サブルーチン「露光量補正量演
算」がコールされると、CPU100はステップ#90
1から以下の処理を行う。 [ステップ#901] 選択された測距点の領域の輝度
と選択された測距点に隣接する領域の輝度の差BVBA
を上記の(4)式にて求める。 [ステップ#902] 背景部の輝度と選択された測距
点に隣接する領域の輝度の差BVBAを上記の(5)式
にて求める。
いて、背景部の輝度の高低によって得られる逆光補正値
を変える為に、背景部の輝度の判別を行う。 [ステップ#903] 背景部の輝度BVSCがBV8
以上かどうかの判別を行い、BV8以上であれば、高輝
度の場合の露光量補正量パターンによって露光量補正量
を得る為に図25のステップ#920へ移行し、BV8
未満であればステップ#904へ移行する。
である場合について説明する。 [ステップ#904] 背景部の輝度BCSCがBV4
以上かどうかの判別を行い、BV4以上であれば、中輝
度の場合の露光量補正量パターンによって露光量補正量
を得る為に図26のステップ#940へ移行し、BV4
未満であればステップ#905へ移行する。
4未満であるものとする。 [ステップ#905] 仮に露光量補正量APLHAを
+1.0 段に設定する。 [ステップ#906] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+1.0 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別はBVCBが−1.0 段以上で、か
つ、BVBAが+2.0 段以上の場合である。この条件を
満たしていれば、露光量補正量ALPHAを+1.0 段に
すべく図27のステップ#950へ移行し、この条件を
満たしていなければ、次の判別を行うべくステップ#9
07へ移行する。 [ステップ#907] 仮に露光量補正量APLHAを
+0.5 段に設定する。 [ステップ#908] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+0.5 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別は、BVCBが−1.5 段以上で、か
つ、BVBAが+1.0 段以上の場合である。この条件を
満たしていれば、露光量補正量ALPHAを+0.5 段に
すべく図27のステップ#950へ移行し、この条件を
満たしていなければ、露光量補正量ALPHAを0にす
べくステップ#909へ移行する。 [ステップ#909] 露光量補正量ALPHAを0と
して、図27のステップ#950へ移行する。
度がBV8以上の高輝度である場合は、前述した様に、
該ステップ#903から図25のステップ#920へと
移行する。 [ステップ#920] 仮に露光量補正量APLHAを
+1.5 段に設定する。 [ステップ#921] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+1.5 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別は、BVCBが−0.5 段以上で、か
つ、BVBAが+2.0 段以上の場合である。この条件を
満たしていれば、露光量補正量ALPHAを+1.5 段に
すべく図27のステップ#950へ移行し、この条件を
満たしていなければ、次の判別を行うべくステップ#9
22へ移行する。 [ステップ#922] 仮に露光量補正量APLHAを
+1.0 段に設定する。 [ステップ#923] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+1.0 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別は、BVCBが−1.0 段以上で、か
つ、BVBAが+1.5 段以上の場合である。この条件を
満たしていれば、露光量補正量ALPHAを+1.0 段に
すべく図27のステップ#950へ移行しこの条件を満
たしていなければ、次の判別を行うべくステップ#92
4へ移行する。 [ステップ#924] 仮に露光量補正量APLHAを
+0.5 段に設定する。 [ステップ#925,#926] ここでは、露光量補
正量ALPHAを+0.5段にする条件を満たしているか
どうかの判別を行う。この判別は、BVBAが+1.0 段
以上、または、BVCBが−1.5 段以下の場合である。
この条件を満たしていれば、露光量補正量ALPHAを
+0.5 段にすべく図27のステップ#950へ移行し、
この条件を満たしていなければ、露光量補正量を0にす
べくステップ#927へ移行する。 [ステップ#927] 露光量補正量ALPHAを0と
して、図27のステップ#950へ移行する。
の輝度がBV4以上(BV8未満)の中輝度である場合
は、前述した様に、該ステップ#904から図26のス
テップ#940へと移行する。 [ステップ#940] 仮に露光量補正量APLHAを
+1.5 段に設定する。 [ステップ#941] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+1.5 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別は、BVCBが−0.5 段以上で、か
つ、BVBAが+2.5 段以上の場合である。この条件を
満たしていれば、露光量補正量ALPHAを+1.5 段に
すべく図27のステップ#950へ移行し、この条件を
満たしていなければ、次の判別を行うべくステップ#9
42へ移行する。 [ステップ#942] 仮に露光量補正量APLHAを
+1.0 段に設定する。 [ステップ#943] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+1.0 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別は、BVCBが−1.0 段以上で、か
つ、BVBAが+1.0 段以上の場合である。この条件を
満たしていれば、露光量補正量ALPHAを+1.0 段に
すべく図27のステップ#950へ移行し、この条件を
満たしていなければ、次の判別を行うべくステップ#9
44へ移行する。 [ステップ#944] 仮に露光量補正量APLHAを
+0.5 段に設定する。 [ステップ#945] ここでは、露光量補正量ALP
HAを+0.5 段にする条件を満たしているかどうかの判
別を行う。この判別は、BVBAが+0.5 段以上の場合
である。この条件を満たしていれば、露光量補正量AL
PHAを+0.5 段にすべく図27のステップ#950へ
移行し、この条件を満たしていなければ、逆光補正値を
0にすべくステップ#947へ移行する。 [ステップ#946] 露光量補正量ALPHAを0と
して、図27のステップ#950へ移行する。
は、露光量補正量ALPHAが求められている。このス
テップ以降が本発明における、記憶手段,修正手段に係
る動作部分である。 [ステップ#950] この測光動作が最初の測光動作
かどうかの判別を行い、最初の測光動作であれば、得ら
れた露光量補正量ALPHAをそのまま用いるべく図2
8のステップ#962へ移行し、最初の測光動作でなけ
ればステップ#951へ移行する。 [ステップ#951] この測光動作が連写中であるか
どうかの判別を行い、連写中でない場合は、得られた露
光量補正量ALPHAはそのまま用いるべく図28のス
テップ#962へ移行し、又連写中の場合はステップ#
952へと移行する。
に、ワンショットAFの場合は、連写中は測光しない。
ワンショットAFの場合は、合焦時点で露光量は決定さ
れる。よって、連写中の測光動作はサーボAFだけにな
る。上記のステップ#950,#951によって、サー
ボAFの連写中だけ本発明の露光量補正量を修正する修
正手段が機能することになる。
正手段に係る動作部分である。
て、露光量補正量ALPHAが、前回の露光量補正量A
LPHA_OLDに対して第2の所定量以上変化した場
合に露光量補正量ALPHAには修正をかけないという
処理を行う。
露光量補正量に対して第2の所定値以上変化した場合
は、構図の変化、及び、急激な光線状態の変化が発生し
たことによって起きたと判断して、露光量補正量を修正
しないようにして、適切な露光量補正量を得ることにあ
る。 [ステップ#952] ここでは露光量補正量ALPH
Aが、前回求めた露光量補正量ALPHA_OLDに対
して第2の所定量以上変化したかどうかを調べる為のレ
ベルを設定する。前回求めた露光量補正量ALPHA_
OLDに、第2の所定値ALPHA_LVLを加算し、
これをレベル1(LVL1)とする。 [ステップ#953] 前回求めた露光量補正量ALP
HA_OLDに、第2の所定値ALPHA_LVLを減
算し、これをレベル2(LVL2)とする。 [ステップ#954] 露光量補正量ALPHAとレベ
ル1(LVL1)を比較して、露光量補正量ALPHA
がレベル1(LVL1)より大きい時は、露光量補正量
ALPHAをそのまま用いるべく図28のステップ#9
62へ移行し、露光量補正量ALPHAがレベル1(L
VL1)よりも小さい時は、次の判別を行うべくステッ
プ#955へ移行する。 [ステップ#955] 露光量補正量ALPHAとレベ
ル2(LVL2)を比較して、露光量補正量ALPHA
がレベル2(LVL2)より小さい時は、露光量補正量
ALPHAをそのまま用いるべく図28のステップ#9
62へ移行し、露光量補正量ALPHAがレベル2(L
VL2)よりも大きい時は、次の判別を行うべく図28
のステップ#956へ移行する。
補正量ALPHAが、前回の露光量補正量ALPHA_
OLDに対して第1の所定量以上変化した場合に露光量
補正量ALPHAを修正する処理を行う。 [ステップ#956] ここでは露光量補正量ALPH
Aが、前回求めた露光量補正量ALPHA_OLDに対
して第1の所定量以上大きくならない為のしきい値を設
定する。前回求めた露光量補正量ALPHA_OLD
に、第1の所定量である、制限するための定数ALPH
A_DELTAを加算して、これを上限値TEMP1と
する。 [ステップ#957] 露光量補正量ALPHAが、前
回求めた露光量補正量ALPHA_OLDに対して所定
量以上小さくならない為のしきい値を設定する。前回求
めた露光量補正量ALPHA_OLDに第1の所定量で
ある、制限するための定数ALPHA_DELTAを減
算し、これを下限値TEMP2とする。 [ステップ#958] 露光量補正量ALPHAと上限
値TEMP1比較して、露光量補正量ALPHAが上限
値TEMP1より以下の時は、次の判定を行うべくステ
ップ#960に進み、露光量補正量ALPHAが上限値
TEMP1よりも大きい時は、露光量補正量ALPHA
を修正すべくステップ#959に進む。 [ステップ#959] 露光量補正量ALPHAを上限
値TEMP1に修正する。 [ステップ#960] 露光量補正量ALPHAと下限
値TEMP2比較して、露光量補正値ALPHAが下限
値TEMP2以上である時は、次の判定を行うべくステ
ップ#962に進み、露光量補正量ALPHAが下限値
TEMP2よりも小さい時は、露光量補正量ALPHA
を修正すべくステップ#961に進む。 [ステップ#961] 露光量補正量ALPHAを下限
値TEMP2に修正する。
段に係る部分であり、記憶手段は、実際に修正された後
の露光量補正量ALPHAを記憶する。 [ステップ#962] 次回の測光動作のために、露光
量補正量ALPHAをALPHA_OLDに格納して記
憶する。 [ステップ#963] サブルーチン「露光量補正量演
算」を終了して、リターンする。
て、図29を用いて説明する。
ン「測光」のところで説明した演算式を行う。この演算
式は、主被写体に重み付けされた平均値に逆光時の露光
量を加算するもので、その重み付けの比率は、主被写体
の領域が最も大きく、主被写体に隣接する領域は中間、
背景の領域は最も小さい比率である。 [ステップ#1000] サブルーチン「BV値演算」
がコールされると、CPU100はステップ#1001
から以下のような制御を行う。 [ステップ#1001] 主被写体の領域に最も大きい
比率の重み付けをする為に、選択された測距点の領域の
輝度BVSAを3倍した値であるAを求める。 [ステップ#1002] 選択された測距点に上下左右
に隣接する領域の輝度に中間の重み付けをする為に、B
VSB1,BVSB2,BVSB3を加算した値である
Bを求める。 [ステップ#1003] 重み付けした平均値を求め、
更に逆光時の露光補正量を加算する演算を行う。この際
の演算式は BV=(A+B+BVSUM)/22+ALPHA である。
値、Bは3つの領域の値、BVSUMは16の領域の値
であるから、(A+B+BVSUM)を22で割ること
により、重み付けされた平均値を求めることになる。 [ステップ#1004] サブルーチン「BV値演算」
を終了して、リターンする。
て説明すると、ステップ#1001で求めた値Aは、主
被写体の輝度BVSAを3倍している。また、BVSU
MにもBVSAが含まれている。よって、主被写体の輝
度の情報量は、3(BVSA)+(BVSA)、すなわ
ち4(BVSA)であるから、比率は4の重み付けとな
る。
の輝度の重み付けについて説明すると、ステップ#10
02で求めた値Bは、主被写体に隣接する上下左右の領
域の輝度BVSB1,BVSB2,BVSB3の和であ
る。BVSUMは撮影範囲内を16分割した全領域の総
和であるから、BVSUMにもBVSB1,BVSB
2,BVSB3が含まれている。よって、被写体に上下
左右に隣接する領域の輝度の情報量は、2(BVSB1
+BVSB2+BVSB3)であるから、比率は2の重
み付けとなる。
すると、背景領域とは、撮影画面内を16分割した全領
域から主被写体の領域と主被写体に上下左右に隣接する
領域を削除した領域であるから、BVSUMにだけ含ま
れている。よって、背景の領域の接する領域の輝度の情
報量は1であるから、比率は1の重み付けとなる。すな
わち、重み付けは、主被写体の領域は4、主被写体に上
下左右に隣接する領域は2、背景の領域は1となる。
して逆光時の露光量補正量を加算することで、BV値を
求める。
施例によると、移動する被写体を追いながら撮影する
時、背景の微妙な位置関係で露光量補正量の変化が生
じ、露光量補正量が、前回の露光量補正量に対して第1
の所定値の範囲を越える大きな値になった場合は、露光
量補正量を、「前回の露光量補正量+第1の所定量の
値」に修正(図28のステップ#959)し、露光量補
正量が、前回の露光量補正量に対して第1の所定値の範
囲を越える小さな値になった場合は、露光量補正量を、
「前回の露光量補正量−第1の所定量の値」に修正(図
28のステップ#961)するようにして、露光量補正
量の変化による、露光量のばらつきを抑えることを可能
にしている。
る時、構図、又は、光線状態が大きく変化して、露光量
補正量の変化が生じ、露光量補正量が、前回の露光量補
正量に対して第2の所定値の範囲を越える大きな値にな
った場合(図27のステップ#954.YES)する、
あるいは、露光量補正量が、前回の露光量補正量に対し
て第2の所定値の範囲を終える小さな値になった場合
(図27のステップ#955.YES)は、露光量補正
量は修正せず、そのまま用いるようにして、撮影中に光
線状態の変化が起きた時や、背景が極端に変化した時で
も、適切な露光量補正量を得ることを可能にしている。
なお、上記の第2の所定値は第1の所定値よりも大であ
る。
を撮影するような場合にだけ露光量補正量を修正するよ
うな構成(図12のステップ#215.YES)にし
て、適切な露光量補正量を得られることを可能にしてい
る。
いては、上記の様に、移動する被写体を追いながら撮影
する時、背景の微妙な位置関係で露光量補正量の変化が
生じ、露光量補正量が前回の露光量補正量に対して第1
の所定値の範囲を越える大きな値になった場合は、露光
量補正量を「前回の露光量補正量+第1の所定量の値」
に修正し、露光量補正量が前回の露光量補正量に対して
第1の所定値の範囲を越える小さな値になった場合は、
露光量補正量を「前回の露光量補正量−第1の所定量の
値」に修正することにより、露光量補正量の変化によ
る、露光量のばらつきを抑えるようにしている。
#958から#963の処理を、図30に示すように、
ステップ#964から#968の処理に変更するように
している。
量補正量に対して第1の所定値の範囲を越える大きな値
になった場合は、露光量補正量を、前回の露光量補正量
に修正し、又露光量補正量が、前回の露光量補正量に対
して第1の所定値の範囲を越える小さな値になった場合
は、露光量補正量を、前回の露光量補正量に修正するよ
うにして、露光量補正量の変化による、露光量のばらつ
きを抑えるようにしている。
て、測光センサ10及び測光回路102が本発明の測光
手段に相当し、CPU100のステップ#952〜#9
61の動作を行う部分が本発明の修正手段に相当し、C
PU100のステップ#962の動作を行う部分とCP
U100内の不図示のRAMが本発明の記憶手段に相当
する。
602,#603の動作を行う部分と、CPU100の
図18〜図20の各ステップの動作を行う部分と、CP
U100の図17のステップ#607の動作を行う部分
が本発明の演算手段に相当する。また、CPU100の
図24のステップ#901〜#904が本発明の光線状
態判別手段に相当し、CPU100の図24のステップ
#905〜#909及び図25,図26の各ステップの
動作を行う部分が本発明の露光量補正手段に相当する。
950,951の動作を行う部分が本発明の禁止手段に
相当する。
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
量に修正を加える際に、前回の露光量補正量を用いるよ
うにしているが、勿論、過去複数回の露光量補正量を記
憶しておき、この平均値を用いるようにしてもよい。
又、第1の実施例において、ステップ#954,955
を省略して補正量修正を常に行い、その限界値をセット
するようにしてもよい。
レンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等のカメラに適用
しても良い。
ば、露光量補正手段により算出された少なくとも過去1
回の露光量補正量に対応した値を記憶手段により記憶
し、逆光時に得られる最新の露光量補正量が、記憶され
た露光量補正量に対して、第1の所定値以上変化した場
合は、最新の露光量補正量を修正するようにしている。
影するような場合において、背景にある物体の微妙な位
置の変化によって露光量補正量がある値以上変化したと
しても、露光量補正量の変化による露光量のばらつきを
抑えることができる。
る最新の露光量補正量が、記憶された露光量補正量に対
して、第1の所定値よりも大きな第2の所定値以上変化
した場合は、構図の変化、及び、急激な光線状態の変化
が発生したとして、最新の露光量補正量を修正しないよ
うにしている。
しても、適切な露光量を与えることができる。
した場合の光学系配置図である。
測距点及び測距領域を示す図である。
る。
る。
を示す図である。
示すフローチャートである。
る。
る。
ーケスを示すフローチャートである。
ある。
ある。
込み処理」動作を示すフローチャートである。
出」動作を示すフローチャートである。
択」動作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
算」動作を示すフローチャートである。
ある。
動作を示すフローチャートである
度時の露光量補正量について示す図である。
度時の露光量補正量について示す図である。
度時の露光量補正量について示す図である。
正量演算」動作を示すフローチャートである。
ある。
ある。
チャートである。
ある。
算」動作を示すフローチャートである。
正量演算」動作の主要部分を示すフローチャートであ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 撮影画面内の複数の領域の輝度を測定す
る測光手段と、該測光手段の出力に基づいて露光量を算
出する演算手段と、前記測光手段の出力に基づいて光線
状態を判別する光線状態判別手段と、該光線状態判別手
段の出力に基づいて前記演算手段によって得られた露光
量を補正する為の露光量補正量を算出する露光量補正手
段とを備えたカメラにおいて、前記露光量補正手段によ
り算出された少なくとも過去1回の露光量補正量に対応
した値を記憶する記憶手段と、前記露光量補正手段によ
って得られた最新の露光量補正量が前記記憶手段の記憶
値に対して第1の所定値以上変化した場合に、前記最新
の露光量補正量を修正し、一方、前記最新の露光量補正
量が前記記憶手段の記憶値に対して前記第1の所定値よ
りも大きな第2の所定値以上変化した場合は、前記最新
の露光量補正量を修正しない修正手段とを設けたことを
特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記光線状態判別手段は、逆光状態を判
別する手段であることを特徴とする請求項1記載のカメ
ラ。 - 【請求項3】 前記修正手段の動作を禁止する禁止手段
を具備したことを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記演算手段は、前記測光手段の複数の
領域からの各輝度値に対する重み付け演算を行い、露光
量を算出する手段であり、前記光線状態判別手段は、逆
光状態の程度を判別する手段であり、露光量補正手段
は、前記光線状態判別手段により判別された逆光状態の
程度に応じた値の露光量補正量を算出する手段であるこ
とを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記記憶手段の記憶値に対して前記最新
の露光量補正量が前記第1の所定値以上変化したか否か
判定する第1の判定手段を有し、前記修正手段は、該第
1の判定手段にて前記第1の所定値以上変化したと判定
された際に、作動して、前記最新の露光量補正量を特定
の一定値に修正し、又、前記第1の判定手段にて前記記
憶値に対して前記最新の露光量補正量が前記第1の所定
値内での変化であると判定された際には、前記最新の露
光量補正量の修正を行わないことを特徴とする請求項1
記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記記憶手段の記憶値に対して前記最新
の露光量補正量 が前記第2の所定値以上変化したか否か
を判定する第2の判定手段を有し、前記修正手段は、該
第2の判定手段にて前記第2の所定値以上変化したと判
定された際に、前記最新の露光量補正量の修正を行わな
いことを特徴とする請求項5記載のカメラ。 - 【請求項7】 前記特定の一定値は、前記記憶値に対し
て前記第1の所定値が加算された値であることを特徴と
する請求項5記載のカメラ。
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JP24835694A JP3471923B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | カメラ |
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