JP3469546B2 - 歯切り加工用切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り加工方法 - Google Patents
歯切り加工用切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り加工方法Info
- Publication number
- JP3469546B2 JP3469546B2 JP2000339064A JP2000339064A JP3469546B2 JP 3469546 B2 JP3469546 B2 JP 3469546B2 JP 2000339064 A JP2000339064 A JP 2000339064A JP 2000339064 A JP2000339064 A JP 2000339064A JP 3469546 B2 JP3469546 B2 JP 3469546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- gear
- gear cutting
- oil
- carburizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Description
油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた
歯切り加工方法に関し、更に詳しく言えば、切削性能に
優れ、且つ塩素系極圧添加剤を含有しない歯切り加工用
切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用
いた歯切り加工方法に関する。本発明の歯切り加工用切
削油剤組成物は、後工程に浸炭焼き入れ工程を伴う場合
に、浸炭性に悪影響を与えないため、浸炭焼き入れ工程
を伴う歯切り加工用切削油剤として好適に用いられる。
問題から塩素系極圧添加剤を使用しない切削油剤、いわ
ゆる塩素フリー油剤が求められている。これは、ホブ切
りやシェービングに代表される歯切り加工油剤において
も同様であり、これまでに塩素系極圧添加剤を含まない
種々の歯切り加工油剤が使用されてきた。それらの多く
は(1)モリブデンジチオホスフェート、モリブデンジ
チオカーバメート等の有機モリブデン化合物、亜鉛ジチ
オホスフェート、亜鉛ジチオカーバメート等の有機亜鉛
化合物、カルシウムスルホネート、カルシウムカルボキ
シレート等のカルシウム塩などの金属成分を含むもの、
又は(2)硫黄系の極圧添加剤を比較的多量に含み加工
物表面に反応性の被膜を生じさせるものであり、いずれ
も良好な切削性能を示している。
を経て、浸炭焼き入れ工程(以下、浸炭工程ともい
う。)を伴うことが多い。しかし、このような浸炭工程
において、従来の塩素フリー油剤を用いて歯切り加工を
行った歯車を浸炭した場合、浸炭不良が生じることが多
い。これに対して、上記のような金属成分や極圧添加剤
を含まないものは浸炭不良は生じにくいが、切削性能が
大幅に低下し実用的でない。この原因の一つとして加工
物表面に残留した金属成分や反応性被膜が影響している
ことが考えられている。
に、機械部品、自動車部品のなかで最重要部品の一つで
あることから、浸炭不良を生ずることは生産性及び品質
の面から好ましくない。このため、浸炭工程において浸
炭不良を生じることなく、切削性能に優れ、且つ塩素を
含有しない歯切り加工用油剤が望まれてきた。
鑑みてなされたものであり、切削性能に優れ、且つ塩素
系極圧添加剤を含有せず、歯切り加工の後工程に浸炭焼
き入れ工程を伴う場合に好適な歯切り加工用切削油剤組
成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り
加工方法を提供することを目的とする。
入れ工程の前工程である加熱脱脂工程において、加工物
表面に残る物質の量を低減させることで、浸炭不良は生
じにくくなることに着目した。そして、種々の潤滑添加
剤について鋭意研究を重ねた結果、加工物表面に残る物
質の量を低減させる、特定の組成からなる切削油剤組成
物を用いて歯切り加工することで、浸炭工程において浸
炭不良を低減できることを見出し、本発明を完成するに
至った。請求項1記載の歯切り加工用切削油剤組成物
は、基油、硫黄系極圧添加剤、エステル化合物及びアル
コール化合物を含有し、塩素系極圧添加剤を含有せず、
且つ亜鉛元素及びカルシウム元素を含有しない歯切り加
工用切削油剤組成物であって、該基油の動粘度は40℃
において8〜50mm2/s、該硫黄系極圧添加剤の含
有量は、硫黄分として、本切削油剤組成物全体に対して
0.15〜0.7重量%、該エステル化合物の含有量は
2〜50重量%、該アルコール化合物の含有量は0.5
〜8重量%であり、次工程に加熱脱脂工程及び浸炭焼き
入れ工程を伴う歯切り加工工程において使用されること
を特徴とする。
粘度が8〜50mm2/sである油であれば、その種類
は特に限定されるものではなく、鉱油、合成油を問わず
使用することができる。上記鉱油としては、例えば、ス
ピンドル油、マシン油及びニュートラル油等が挙げられ
る。また、上記合成油としては、例えば、ポリブテン及
びα−オレフィンオリゴマー等が挙げられる。
0mm2/sであり、好ましくは10〜45mm2/sで
ある。この40℃における動粘度が8mm2/s未満の
場合は、ミスト発生量が多くなるという点で好ましくな
い。一方、これが50mm2/sを超える場合は、ワー
クの付着油量が多くなるという点で好ましくない。
ば、硫化鉱油、硫化脂肪油及びポリスルフィド等が挙げ
られる。上記硫化鉱油としては、鉱油に元素状硫黄を溶
解させたもの等が挙げられる。この硫化鉱油は、硫黄分
として0.1〜0.6重量%(より好ましくは0.3〜
0.4重量%)含有するものが溶解性、安定性及び経済
性の点で好ましい。上記硫化脂肪油としては、例えば、
硫化ラード、硫化菜種油、硫化ひまし油及び硫化大豆油
等の動植物油の硫化物が挙げられ、硫化オレイン酸メチ
ル等の硫化エステルも包含するものとする。これらの硫
化脂肪油は、硫黄分として5〜30重量%(より好まし
くは10〜20重量%)含有するものが溶解性、安定性
及び経済性の点で好ましい。
レフィンポリスルフィド及びジアルキルポリスルフィド
等が挙げられる。これらのポリスルフィドは、硫黄分と
して5〜50重量%(より好ましくは10〜40重量
%)含有するものが溶解性、安定性及び経済性の点で好
ましい。これらの硫黄系極圧添加剤は単独で用いてもよ
いし、2種類以上を混合して用いてもよい。また、JI
S K 2513の銅板腐食試験(100℃、1時間)
において活性或いは不活性を問わず用いることができ
る。
黄分として、本切削油剤組成物全体に対して0.15〜
0.7重量%であり、好ましくは0.2〜0.5重量%
である。この配合量が0.15重量%未満の場合は、極
圧性が不足し、加工精度の低下及び工具等の異常摩耗な
どが生じる場合があり好ましくない。一方、これが0.
7重量%を越える場合は、後工程である浸炭焼き入れ工
程において浸炭不良の発生を招き、歯車の品質及び生産
性に悪影響を及ぼす恐れがあるため好ましくない。
12〜20(好ましくは14〜18)の直鎖若しくは分
岐鎖脂肪酸(飽和、不飽和を問わない。)と炭素数1〜
8の直鎖若しくは分岐鎖アルコール(飽和、不飽和を問
わない。)とのエステルが好ましく使用され、例えば、
ステアリン酸ブチル、オレイン酸メチル等が挙げられ
る。これらは、単独で用いてもよいし、2種類以上を混
合して用いてもよい。このエステル化合物の配合量は、
切削油剤組成物全体に対して2〜50重量%であり、好
ましくは5〜40重量%である。この配合量が2重量%
未満の場合は、潤滑性不足となり好ましくない。一方、
これが50重量%を越える場合は、潤滑性の向上が頭打
ちとなり、経済性の点で好ましくない。
数12〜20(好ましくは14〜18)の直鎖若しくは
分岐鎖アルコール(飽和、不飽和を問わない。)が好ま
しく使用され、例えば、ステアリルアルコール及びオレ
イルアルコール等が挙げられる。これらは、単独で用い
てもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。この
アルコール化合物の配合量は、切削油剤組成物全体に対
して0.5〜8重量%であり、好ましくは1〜5重量%
である。この配合量が0.5重量%未満の場合は、油剤
の蒸発性が向上しないため、後工程である加熱脱脂工程
において残留物が生じやすくなり、好ましくない。一
方、これが8重量%を越える場合は、蒸発性の向上が頭
打ちとなり経済性の点から好ましくない。
物は、塩素系極圧添加剤を含有しない。塩素化パラフィ
ンや塩素化ジフェニル等の塩素系極圧添加剤を含有する
ことは、環境保護の問題から好ましくない。また、本組
成物中にも、塩素成分を実質上含有しないものが好まし
い。
剤組成物は、亜鉛元素及びカルシウム元素を含有しな
い。この理由として、亜鉛元素及びカルシウム元素の少
なくとも一方を含有する切削油剤組成物を用いて切削す
ると、被切削体の表面に汚れが付着したり、皮膜を形成
してしまい、後工程における表面処理等に支障をきたす
ため好ましくない。また、本発明の歯切り加工用切削油
剤組成物は、亜鉛元素及びカルシウム元素に加えて、モ
リブデン元素等の金属元素も含有しないことが好まし
い。
物は、請求項2に示すように、40℃における動粘度が
8〜40mm2/sとすることができ、好ましくは10
〜30mm2/sである。この40℃における動粘度が
8mm2/s未満の場合は、ミストが発生しやすくなる
という点で好ましくない。一方、これが40mm2/s
を超える場合は、ワークの付着油量が多くなるという点
で好ましくない。
物は、下記の実施例に示す条件で、有効浸炭層深さが
0.30mm以上(より好ましくは0.38mm以上、
更に好ましくは0.40mm以上)であることが好まし
い。同時に、工具摩耗量が0.16mm以下(より好ま
しくは0.15mm以下)であることが好ましい。
は、亜鉛元素及びカルシウム元素(好ましくは、更に他
の金属元素も。)を含有しない、公知の潤滑添加剤、金
属不活性化剤、防錆添加剤、酸化防止剤、消泡剤等を添
加してもよい。また、本発明の歯切り加工用切削油剤組
成物の製造は、従来の方法により各成分を混合して行う
ことができる。
次工程に加熱脱脂工程及び浸炭焼き入れ工程を伴う該歯
切り加工工程において使用される。即ち、請求項3記載
の歯切り加工方法は、本発明の歯切り加工用切削油剤組
成物を用いて歯切り加工を行い、次いで、加熱脱脂工程
及び浸炭焼き入れ工程を行うことを特徴とする。請求項
3記載の歯切り加工方法は、かかる構成を備えることに
より、加工物表面を汚すことなく、且つ後工程である浸
炭焼き入れ工程において、浸炭性に悪影響を与えずに歯
切り加工を行うことができる。
を挙げて、具体的に説明する。 (1)歯切り加工用切削油剤組成物の調製 実施例1〜6及び比較例1〜7の各組成物を表1に示す
成分により、同表に示す割合で調製した。尚、表中の組
成成分の明細を以下に示す。また表1中の「*」は、本
発明の範囲に含まれない構成要素を示す。
度:10mm2/s、40℃ (b)マシン油;日石三菱社製、動粘度:45mm2/
s、40℃ (c)硫化スピンドル油;上記スピンドル油に所定量の
粉末硫黄を加え、130〜150℃に加熱し、溶解さ
せ、硫黄分を0.4重量%に調整したもの。 (d)硫化マシン油;上記マシン油に所定量の粉末硫黄
を加え、130〜150℃に加熱し、溶解させ、硫黄分
を0.4重量%に調整したもの。 (e)硫化脂肪油;大日本インキ化学工業社製、商品名
「DAILUBE GS−230」、硫黄分:10.1
重量% (f)エステル化合物;ステアリン酸ブチル、和光純薬
社製 (g)アルコール化合物;オレイルアルコール、和光純
薬社製 (h)カルシウムスルホネート;日本ルーブリゾール工
業社製、商品名「LZ5283」 (i)ジチオリン酸亜鉛;ラインケミー社製、商品名
「アディティンRC3048」 (j)塩素化パラフィン;味の素社製、商品名「エンパ
ラ K50」 (k)酸化防止剤;2,6−ジ−t−ブチル−p−クレ
ゾール、和光純薬社製 (l)金属不活性化剤;ベンゾトリアゾール、和光純薬
社製
以下の条件で、歯切り加工、切削油剤の脱脂、及び歯車
の浸炭焼き入れを行った。更に、以下の性能試験によ
り、浸炭性、切削性及び汚れ付着性の各性能を評価し
た。その結果を表2に示す。また、表2中の「*」は、
下記の評価基準に適合していないことを示す。
M420H) 歯車の仕様:モジュール2.5 加工条件 :回転数 200〜250rpm、送り速度
2.0〜2.4mm/rev
することで評価した。この有効浸炭層深さが規格値[H
v 513を示す時の表面からの深さ(規格:0.3〜
0.5mm)]に達しない場合は、浸炭不良と判定し
た。 (b)切削性:500個の歯切り加工後の工具摩耗量
[工具すくい面の摩耗量(mm)]を測定して評価し
た。この工具摩耗量が0.16mmを超える場合は切削
不良と判定した。 (c)汚れ付着性:加熱脱脂後の加工物の汚れを目視で
観察し、汚れの程度を下記の基準で評価した。 ◎:汚れ無し、○:汚れ少量発生、×:汚れ多い
して0.1重量%と少ない比較例1は、有効浸炭層深さ
及び加熱脱脂後の汚れにおいては十分な評価が得られた
が、工具摩耗量において0.17mmと摩耗が激しく切
削性能に劣っていた。逆に、硫黄量が0.8重量%と多
い比較例2は、工具摩耗量及び加熱脱脂後の汚れにおい
ては十分な評価が得られたが、有効浸炭層深さにおいて
0.28mmであり、規格値に達せず浸炭不良であっ
た。アルコール化合物を含有しない比較例3は、有効浸
炭層深さ及び工具摩耗量においては十分な評価が得られ
たが、加熱脱脂後の汚れにおいて少量の汚れがあった。
また、エステル化合物を含有しない比較例4は、有効浸
炭層深さ及び加熱脱脂後の汚れにおいては十分な評価が
得られたが、工具摩耗量において0.18mmであり、
切削性能が十分ではなかった。更に、カルシウム又は亜
鉛等を含有する比較例5及び6は、ともに切削性能にお
いては十分な評価が得られたが、加熱脱脂後の汚れがひ
どく、有効浸炭層深さにおいても規格値に達せず浸炭不
良であった。これに対して、塩素を含有しない実施例1
〜6は、有効浸炭層深さ0.41mm、工具摩耗量0.
14〜0.15mm、及び加熱脱脂後の汚れは無しと、
浸炭性、切削性及び汚れ付着性の全てにおいて優れた性
能を示し、従来の優れた切削性能等を有する比較例7の
塩素含有切削油剤と同等の性能を示すものであった。
物及び歯切り加工方法は、塩素極圧添加剤等の塩素を含
有せず、切削性能に優れ、加工物表面を汚すことなく、
且つ後工程である浸炭焼き入れ工程において、浸炭性に
悪影響を与えない、性能バランスに優れた歯切り加工用
切削油剤組成物及び歯切り加工方法であることが分か
る。
施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で
種々変更した実施例とすることができる。
び歯切り加工方法は、切削性能に優れ、且つ後工程であ
る浸炭焼き入れ工程において、浸炭性に悪影響を与えな
いものである。更に、本切削油剤組成物は塩素系極圧剤
を含まないので、環境保護に対応したものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 基油、硫黄系極圧添加剤、エステル化合
物及びアルコール化合物を含有し、塩素系極圧添加剤を
含有せず、且つ亜鉛元素及びカルシウム元素を含有しな
い歯切り加工用切削油剤組成物であって、 該基油の動粘度は40℃において8〜50mm2/s、
該硫黄系極圧添加剤の含有量は、硫黄分として、本切削
油剤組成物全体に対して0.15〜0.7重量%、該エ
ステル化合物の含有量は2〜50重量%、該アルコール
化合物の含有量は0.5〜8重量%であり、次工程に加
熱脱脂工程及び浸炭焼き入れ工程を伴う歯切り加工工程
において使用されることを特徴とする歯切り加工用切削
油剤組成物。 - 【請求項2】 歯切り加工用切削油剤組成物の動粘度が
40℃において8〜40mm2/sである請求項1記載
の歯切り加工用切削油剤組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の歯切り加工用切削
油剤組成物を用いて歯切り加工を行い、次いで、加熱脱
脂工程及び浸炭焼き入れ工程を行うことを特徴とする歯
切り加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339064A JP3469546B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 歯切り加工用切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339064A JP3469546B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 歯切り加工用切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002146378A JP2002146378A (ja) | 2002-05-22 |
JP3469546B2 true JP3469546B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18814183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000339064A Expired - Fee Related JP3469546B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 歯切り加工用切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3469546B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011111063A2 (en) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | Indian Oil Corporation Ltd. | High performance multipurpose oil composition for hydraulic cum cutting applications |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080026967A1 (en) * | 2004-03-31 | 2008-01-31 | Nippon Oil Corporation | Metal Working Fluid |
KR20170132744A (ko) * | 2015-03-30 | 2017-12-04 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | 절삭·연삭 가공유 조성물 |
CN109652182A (zh) * | 2019-01-25 | 2019-04-19 | 东莞市洛加斯润滑油有限公司 | 一种纯油切削油 |
CN111778089A (zh) * | 2019-04-04 | 2020-10-16 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种无钡环保型剃齿加工工艺油组合物及其制备方法 |
-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000339064A patent/JP3469546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011111063A2 (en) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | Indian Oil Corporation Ltd. | High performance multipurpose oil composition for hydraulic cum cutting applications |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002146378A (ja) | 2002-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8071516B2 (en) | Lubricants for use in processing of metallic material | |
JP3816949B2 (ja) | 切削又は研削油組成物 | |
JP5544068B2 (ja) | ファインブランキング加工用潤滑油組成物 | |
US8586514B2 (en) | Lubricants for use in processing of metallic material and methods for processing the metallic material using the lubricants | |
KR101841083B1 (ko) | 금속재료의 수성 소성가공용 윤활제 조성물 | |
JP2000144164A (ja) | 潤滑グリース組成物 | |
WO2011121608A2 (en) | A broaching oil or heavy duty neat cutting oil composition | |
JP5329070B2 (ja) | 金属材料加工用の潤滑油 | |
JP3469546B2 (ja) | 歯切り加工用切削油剤組成物及び該歯切り加工用切削油剤組成物を用いた歯切り加工方法 | |
US20120177938A1 (en) | Metalworking fluid, metal working method and metal work product | |
US20040214734A1 (en) | Soybean oil based metalworking fluids | |
JP4611014B2 (ja) | 冷間塑性加工用潤滑剤組成物及びそれを用いた冷間塑性加工方法 | |
KR20180013740A (ko) | 비수용성 절삭유 | |
JPH08157858A (ja) | 溶接機ワイヤー用潤滑油 | |
WO2007145380A2 (en) | Lubricants for use in processing of metallic material and methods for processing the metallic material using the lubricants | |
CN113717770A (zh) | 一种金属加工油 | |
JP4139521B2 (ja) | 切削研削加工用油剤組成物 | |
Ningsih | Utilization of sulphurized palm oil as cutting fluid base oil for broaching process | |
EP1123962A1 (en) | Neat cutting oil composition | |
CN107523380B (zh) | 摩擦改进剂及其制备方法、应用 | |
CN105482871A (zh) | 一种用于金属切削液的缓蚀剂 | |
JP4107373B2 (ja) | 鉄系金属加工用潤滑油組成物 | |
JP7190213B2 (ja) | 塑性加工用潤滑剤組成物 | |
RU2404232C2 (ru) | Триботехническая добавка | |
JP2009073916A (ja) | プレス加工用の潤滑油とそれを用いた金属材料のプレス加工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |