JP3466841B2 - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
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- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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Description
リンタやレーザーファクシミリ等に使用する走査光学装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4はレーザービームプリンタやレーザ
ーファクシミリ等の画像形成装置に使用される従来の光
偏向走査装置の平面図を示し、光学箱1の側面には半導
体レーザー光源ユニット2が固定され、半導体レーザー
ユニット2の前方には、シリンドリカルレンズ3、回転
多面鏡4が配置されている。回転多面鏡4の反射方向に
は、結像レンズ5、6、反射鏡7が順次に配列され、反
射鏡7の反射方向には、光学箱1に設けられた開口部1
aを介して図示しない回転ドラムが配置されている。ま
た、回転多面鏡4による偏向走査光の一部が入射する位
置にミラー8が配置され、ミラー8の反射方向には、走
査開始光集光レンズ(以下BD集光レンズという)9、
走査開始光検出器(以下BD検出器という)が配置され
ている。 【0003】ここで、シリンドリカルレンズ3は半導体
レーザー光源ユニット2の略光軸中心にその中心がくる
ように配置されており、シリンドリカルレンズ3の底面
は光学箱1上に設けられた基準面1bに当接し、シリン
ドリカルレンズ3の端面3aは、光学箱1上に半導体レ
ーザー光源ユニット2の光軸方向と平行になるように設
けられた突当て基準面1cに当接している。 【0004】装置に部材を組付ける際に、光学配置上の
寸法誤差やレンズ単体の形状誤差等の要因によって、感
光ドラム面における副走査方向のスポット径が設計規格
値から外れてしまう場合があり、このためにシリンドリ
カルレンズ3を移動してピント調節を行う必要がある。
従って、シリンドリカルレンズ3の端面3aを光学箱1
上の突き当て基準面1cに押し当てた状態で、光学箱1
上の基準面1b上を摺動しながら、そのときの感光ドラ
ム面におけるスポット径を観測し、スポット径が最小と
なる位置でシリンドリカルレンズ3を光硬化型接着材等
によって光学箱1上に固定している。 【0005】このような構成により、半導体レーザー光
源ユニット2から発生する光束は、シリンドリカルレン
ズ3によって線状に集光されて、回転多面鏡4に照射さ
れる。回転多面鏡4の回転により偏向走査された光束の
大部分は、結像レンズ5、6を経て反射鏡7に照射さ
れ、反射鏡7により反射されて光学箱1の開口部1aを
通過して、図示しない回転ドラム上の感光体に到達す
る。感光体に到達した光束は、回転多面鏡4の回転によ
る主走査、及び回転ドラムの回転による副走査により、
感光体に静電潜像を形成する。また、回転多面鏡4の回
転によって偏向走査された光束の一部分は、ミラー8、
BD集光レンズ9を介してBD検出器10へ導光され
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、シリンドリカルレンズ3とBD集光レ
ンズ9が別個の位置に配置されているので、装置の小型
化、生産性の向上、コストの削減等の点で問題があり、
このためにシリンドリカルレンズ3とBD集光レンズ9
を一体で成形した構成が考えられている。しかし、この
場合は一体で成形したシリンドリカルレンズ3の光軸と
BD集光レンズ9の光軸を平行にすると、レーザー光が
そのまま半導体レーザー光源ユニット1に戻ってしまう
ために、BD信号の検出ができないという欠点がある。
更に、シリンドリカルレンズ3を光軸方向に移動してピ
ント調整を行うと、BD集光レンズ9とBD検出器10
の光軸がずれて、BD信号のタイミングがずれてしまう
という問題が生ずる。 【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
シリンドリカルレンズのピント調整を行っても、BD信
号の受光タイミングがずれないような複合レンズを有す
る走査光学装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る走査光学装置は、光源と、偏向器と、前
記光源からの光束を前記偏向器の偏向面に線状に集光す
るシリンドリカルレンズと、走査開始光検出器と、前記
偏向器により偏向された光束を前記走査開始光検出器に
集光する集光レンズと、を有する走査光学装置におい
て、前記シリンドリカルレンズと前記集光レンズは複合
レンズとして一体的に形成されており、前記複合レンズ
の、前記複合レンズを前記集光レンズの光軸と略平行な
方向に移動するためのガイド部材を有することを特徴と
する。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は第1の実施例の走査光学装
置の平面図を示し、光学箱11の側面には半導体レーザ
ー光源ユニット12が固定され、半導体レーザー光源ユ
ニット12の前方に複合レンズ13、回転多面鏡14が
配置されている。複合レンズ13は、シリンドリカルレ
ンズ15とBD集光レンズ16を角度αだけ光軸を傾斜
させて一体的に形成されており、BD集光レンズ16の
透過方向の半導体レーザー光源ユニットの一部にBD検
出器17が配置されている。また、回転多面鏡14の反
射方向には、結像レンズ18、反射鏡19が配列されて
おり、反射鏡19の反射方向には、光学箱11の開口部
を介して図示しない回転ドラムが配置されている。 【0010】図2は複合レンズ13の斜視図を示し、複
合レンズ13の底面は光学箱11上に設けられた基準面
11aに当接しており、BD集光レンズ16はBD検出
器17の略光軸中心にその中心がくるように配置され、
BD検出器17の光軸方向と平行になるように光学箱1
1上に設けられた突当て基準面11bと、BD集光レン
ズ16の光軸と平行に複合レンズ13に設けられた端面
13aとが当接されている。 【0011】従来例の場合と同様に、光学配置上の寸法
誤差やレンズ単体の形状誤差等の要因によって、感光ド
ラム面における副走査方向のスポット径が設計規格値か
ら外れてしまう場合があり、このために複合レンズ13
を移動することによりピント調節を行う必要がある。従
って、複合レンズ13の端面13aを光学箱11の突当
て基準面11bに押し当てた状態で、複合レンズ13を
基準面11bに沿って摺動しながらそのときの回転ドラ
ム面におけるスポット径を観測して、スポット径が最小
となる位置で複合レンズ13を光硬化型接着材等によっ
て光学箱11上に固定している。 【0012】本実施例においては、複合レンズ13をB
D集光レンズ16の光軸方向に移動することにより、シ
リンドリカルレンズ15はその光軸と半導体レーザー光
源ユニット12の光軸が平行を維持した状態で移動す
る。このとき、シリンドリカルレンズ15の光軸とBD
集光レンズ16の光軸が角度αだけ傾斜しているため
に、シリンドリカルレンズ15に入射する半導体レーザ
ー光源ユニット12からの光束の位置は、その光軸と直
角方向の左右方向に移動することになるが、この移動範
囲がシリンドリカルレンズ15の有効域内であれば問題
は生じない。また、BD集光レンズ16はその光軸方向
に移動するので、BD検出器17に向かう光束の方向に
は変化が生じない。 【0013】半導体レーザー光源ユニット12から出射
される光束は、複合レンズ13に組込まれたシリンドリ
カルレンズ15によって線状に集光され、回転多面鏡1
4に照射される。回転多面鏡14の回転により偏向走査
された光束の大部分は、結像レンズ18を経て反射鏡1
9に照射され、反射鏡19に反射されて、光学箱11に
設けられた開口部を通過して、回転ドラム上の感光体に
到達する。 【0014】感光体に到達した光束は、回転多面鏡14
の回転による主走査及び回転ドラムの回転による副走査
により、感光体に静電潜像を形成する。また、回転多面
鏡14の回転により偏向走査された光束の一部分は、複
合レンズ13に組込まれたBD集光レンズ16を介し
て、半導体レーザー光源ユニット12の一部に配置され
たBD検出器17へ導光される。 【0015】このように、シリンドリカルレンズ15と
BD集光レンズ16を一体成形した複合レンズ13を、
BD集光レンズ16の光軸方向に移動して、シリンドリ
カルレンズ15によるピント調整を行う構成とすること
により、安価な複合レンズを使用して画像の書き出し位
置の精度を良好に保ち、小スポット径に収束可能な小型
で高画質の装置とすることができる。また、複合レンズ
13とすることにより、シリンドリカルレンズ15単体
よりもレンズ寸法が大型化するために、組み付け調整時
の取扱が容易になり、取付面座の精度が相対的に向上す
る。 【0016】図3は第2の実施例の複合レンズ13の斜
視図を示し、複合レンズ13の底面には、BD集光レン
ズ16の光軸方向と平行なガイドリブ13bが形成され
ており、このガイドリブ13bは光学箱11側にBD検
出器17の光軸と平行に形成されたガイド溝11cに嵌
合されている。 【0017】この場合に、複合レンズ13をガイド溝1
1cに沿って摺動することにより、第1の実施例と同様
にBD信号光に影響を与えることなく、複合レンズ13
に組込まれたシリンドリカルレンズ15のピント調整を
行うことができる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る走査光
学装置は、シリンドリカルレンズと集光レンズを複合レ
ンズとして一体的に形成し、取付け時にこの複合レンズ
を集光レンズの光軸方向にガイド部材により移動可能に
することにより、安価なレンズを使用して、画像の書き
出し位置の精度を良好に保ち、小スポット径に収束可能
な小型で高画質の装置とすることができる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 光源と、偏向器と、前記光源からの光束
を前記偏向器の偏向面に線状に集光するシリンドリカル
レンズと、走査開始光検出器と、前記偏向器により偏向
された光束を前記走査開始光検出器に集光する集光レン
ズと、を有する走査光学装置において、前記シリンドリ
カルレンズと前記集光レンズは複合レンズとして一体的
に形成されており、前記複合レンズの取付け時、前記複
合レンズを前記集光レンズの光軸と略平行な方向に移動
するためのガイド部材を有することを特徴とする走査光
学装置。
Priority Applications (2)
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