JP3463646B2 - 引出しキャビネット - Google Patents
引出しキャビネットInfo
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Description
ャビネットに関するものである。さらに詳しくは、この
出願の発明は、引出し上部に設けられたトレーが、引出
しに対しその引出し及び収納方向と同一方向にスライド
可能とされ、利便性に優れた引出しキャビネットに関す
るものである。
図12に示したように、引出し(1) が、キャビネット本
体(2) の前後方向(x) に引出し及び収納可能とされてい
る。この引出し(1 )の引出し及び収納は、例えば、キ
ャビネット本体(2) を形成する両側板(2a)の内面横方向
にレール(3) が配設され、引出し(1) を形成する両側板
(1a)の外側部又は底部に横方向にガイド溝(4) が凹設さ
れ、レール(3) をガイド溝(4) 内に挿入することにより
実現される。
は、引出し(1) の上部にトレー(5) が設けられたものも
知られている。トレー(5) は、例えば、比較的使用頻度
が高い備品等を引出し(1) の収納物と区分けして収納
し、その取出しを容易とするのに有効となっている。
でに提供されているトレー(5) を備えた引出しキャビネ
ットでは、そのほとんどが、トレー(5) が引出し(1) に
据え付けられるようになっている。例えば、図12に示
したように、トレー(5) は、その左右両側部の上端縁に
つば(6) が側方に張り出して設けられ、このつば(6) を
引出し(1) を形成する両側板(1a)の上端面上に載置する
ことにより、トレー(5) が引出し(1) に据え付けられ
る。
下部から収納物を取り出し、又は収納する場合には、必
ず一旦トレー(5) を引出し(1) から取り外し、別の場所
に移さなければならず、また、収納物の取出し及び収納
後には、トレー(5) を再び引出し(1) に取り付けなけれ
ばならないという不都合さがある。この点において、ト
レー(5) を備えた引出しキャビネットは利便性の改善が
必要とされる。
みてなされたものであり、引出しキャビネットの上記問
題を解消し、引出し上部に設けられたトレーが、引出し
に対しその引出し及び収納方向と同一方向にスライド可
能とされ、利便性に優れた引出しキャビネットを提供す
ることを目的としている。
の課題を解決するものとして、キャビネット本体の前後
方向に引出し及び収納可能とされた引出しと、この引出
しの上部に配設されたトレーを有する引出しキャビネッ
トにおいて、引出しを形成する背板の左右両側端部の内
面上端部に、トレースライド手段が、引出し内を前方に
突出するとともに、上端部が引出し上端より上方に突出
して取り付けられ、且つ、トレーの左右両側端部に長さ
方向に、ガイド溝が設けられており、ガイド溝内にトレ
ースライド手段が挿入されて、トレーが引出しに対しそ
の引出し及び収納方向と同一方向にスライド可能とされ
ていることを特徴とする引出しキャビネット(請求項
1)を提供する。
ャビネットにおいて、トレースライド手段がスライド用
ローラーまたはスライド用山型部材であること(請求項
2)(請求項3)、トレーの左右両側端縁部にガイド用
ローラーが設けられ、このガイド用ローラーは、引出し
の側板上面に載置され、ここを走行すること(請求項
4)、キャビネット本体の少なくとも一方の側板の後部
において、トレーがキャビネット本体に完全に収納され
た時にトレーの後端が接触可能な位置に、当たり止めが
配設されていること(請求項5)、トレーは、キャビネ
ット本体の前端より取出し可能とされ、トレーを形成す
る底板の裏面がその全面にわたって平面状とされ、トレ
ーは、反転使用が可能とされていること(請求項6)、
トレーの左右両側端縁部のガイド溝の下端部に水平方向
に突出して、スライド用ローラーまたはスライド用山形
部材の下面部が当接するレール板片が設けられているこ
と(請求項7)、トレーの左右両側端縁部のガイド溝内
に凸部が設けられており、スライド用ローラーまたはス
ライド用山型部材が凸部にぶつかることで、トレーを所
定位置で保持可能とされていること(請求項8)、トレ
ーの左右両側端縁部の前端部に、水平方向に突出すると
ともに、引出しの内側面に当接する、トレーの左右の位
置決めのためのガイドが設けられていること(請求項
9)、トレーの左右両側端縁部のガイド溝内に、トレー
の前後の位置決めのためのストッパーが設けられている
こと(請求項10)、トレーの後端部に、上面が後方向
に傾斜した弾性体が設けられている(請求項11)をそ
れぞれ好ましい態様として提供する。
の特徴を有するものであるが、以下に添付した図面に沿
って実施例を示し、さらに詳しくこの出願の発明の実施
の形態について説明する。
しキャビネットにおける引出しの概要を示した分解斜視
図である。図2、図3は、各々、この出願の発明の引出
しキャビネットの一実施形態を示した要部断面図であ
る。
に、この出願の発明の引出しキャビネットは、図12に
示したようなキャビネット本体(2) の前後方向(x) に引
出し及び収納可能とされた引出し(1) と、この引出し
(1) の上部に配設されたトレー(5) を有する引出しキャ
ビネットであって、引出し(1) を形成する背板(1b)の左
右両側端部の内面上端部に、トレースライド手段が、引
出し(1) 内を前方に突出するとともに、上端部が引出し
(1) の上端より上方に突出して取り付けられ、且つ、ト
レー(5) の左右両側端部に長さ方向に、ガイド溝(9) が
設けられており、ガイド溝(9) 内にトレースライド手段
が挿入されて、トレー(5) が引出し(1) に対しその引出
し及び収納方向と同一方向にスライド可能とされてい
る。
示した例では、トレースライド手段として、回転自在な
スライド用ローラー(7) が、引出し(1) を形成する背板
(1b)の左右両側端部の内面上端部に、引出し(1) 内を前
方に突出するとともに、上端部が引出し(1) の上端より
上方に突出して取り付けられている。
えば、取付けプレート(8) を使用することができる。す
なわち、取付けプレート(8) にスライド用ローラー(7)
を回転自在に取り付け、この取付けプレート(8) を引出
し(1) を形成する背板(1b)の左右両側端部の内面上端部
に固定することにより、スライド用ローラー(7) が、引
出し(1) 内を前方に突出して、また、上端部が引出し
(1) の上端より上方に突出して取り付けられる。取付け
プレート(8) の使用は、引出し(1) の背板(1b)へのスラ
イド用ローラー(7) の取付けを容易にする。これは、ス
ライド用ローラー(7) が、図1〜図3に示したように、
引出し(1) の背板(1b)の一側端部につき複数設けられる
場合に特に顕在化される。つまり、取付けプレート
(8)に対し複数のスライド用ローラー(7 )が取付可
能であり、引出し(1) の背板(1b)には取付けプレート
(8 )のみを固定すればよいからである。スライド用ロ
ーラー(7)の個数については特に制限はなく、引出し(1)
の背板(1b)の一側端部につき1個以上とすればよい。
記の通り、引出し(1) を形成する背板(1b)の左右両側端
部の内面上端部である。これは、一つに、引出し(1) 内
を前方に突出するスライド用ローラー(7) が、引出し
(1) の収納スペースを極力阻害しないようにするための
配慮である。二つに、引出し(1) の左右両側部に一対と
して配置されるスライド用ローラー(7) の相互間の取付
位置、間隔等の調整を容易とするためである。引出し
(1) の両側板(1a)にスライド用ローラー(7) を取り付け
る場合には、両側板(1a)間におけるスライド用ローラー
(7) の取付位置、相互間隔等の調整に精度が必要とされ
る。また、スライド用ローラー(7) を取り付ける側板(1
a)の取付け面を間違うことも起こり得る。
トでは、図2及び図3に示したように、トレー(5) の左
右両側端部にガイド溝(9) が長さ方向に設けられてい
る。このガイド溝(9) 内には、上記の通りのスライド用
ローラー(7) が挿入される。こうして、この出願の発明
の引出しキャビネットでは、トレー(5) が、図4に示し
たように、引出し(1) に対しその引出し及び収納方向と
同一方向にスライド可能とされている。トレー(5) は、
引出し(1) とともにキャビネット本体(2) に収納された
状態から引出し(1) が引き出される時には、引出し(1)
と一体となって引き出されるが、引き出された状態にお
いて、トレー(5 )は、単独でキャビネット本体(2 )
の後方に収納したり、また、収納状態から引き出すこと
もできる。
ビネットでは、引出し(1) 内のトレー(5) の下部から収
納物を取り出し、又は収納する際に、トレー(5) を一旦
引出し(1) から取り外し、一時的に別の場所に移す必要
はなく、トレー(5) をキャビネット本体(2) の後方にス
ライドさせることができる。収納物の取出し又は収納後
に引出し(1) をキャビネット本体(2) に収納する際に
は、引出し(1) のみをキャビネット本体(2) の後方に向
けて収納するだけでよい。例えば、トレー(5) の前端が
引出し(1) の前板(1c)に当たった後には、トレー(5)
は、引出し(1) の前板(1c)に伴われて後方へとスライド
し、収納される。
ビネットは、収納物を引出し(1) から取り出し、又は収
納する際の利便性が改善され、利便性に優れた引出しキ
ャビネットとなっている。しかも、この出願の発明の引
出しキャビネットは、引出し(1 )とともに、その引出
し及び収納のためにキャビネット本体(2 )の側板(2
a)に配設されるレール(3 )も含め、すべて既存品を
使用することができるという利点を有してもいる。図2
及び図3に示した実施形態では、レール(3 )が挿入さ
れるガイド溝(4 )は引出し(1 )の側板(1a)の底部
に形成されているが、このような構成の引出しキャビネ
ットについても、既存品をそのまま生かしつつ、トレー
(5 )のスライドが可能となる。
は、トレー(5 )をキャビネット本体(2 )の後方にス
ライドさせる時、トレー(5 )の後端が引出し(1) の背
板(1b)に当たり、背板(1b)後方へのトレー(5 )のスラ
イドに支障を来すことも考えられる。このような場合に
は、図1に示したように、引出し(1) の背板(1b)をト
レー(5) の形状、深さ等に応じて下方に切り欠き、切欠
部(10)を設けることができる。この切欠部(10)によ
って、図3に示したようなトレー(5 )の収納状態が可
能となる。
トでは、トレー(5 )のスライドが円滑に、また、安定
して実現されるために、トレー(5 )のスライドをガイ
ドするガイド手段を付設することができる。このガイド
手段の一つとして、例えば図5に示したようなレール
(11)が考えられる。このレール(11)は、引出し
(1)の引出し及び収納用に用いられるレール(3 )と
同様に、キャビネット本体(2) を形成する両側板(2a)の
内面横方向に配設することができる。そして、トレー
(5 )には、左右両側端部に引出し(1 )と同様にガイ
ド溝を長さ方向に設け、このガイド溝に上記レール(1
1)を挿入する。これにより、トレー(5 )は、レール
(11)に沿ってスライドすることができ、スライドは円
滑となり、また、安定する。
さ方向の余裕がないと、レール(11)の取付けは難しく
なる。このような場合を想定して、この出願の発明の引
出しキャビネットでは、図2及び図3に示したように、
トレー(5 )の左右両側端縁部にガイド用ローラー(1
2)を設け、このガイド用ローラー(12)を、引出し(1
)を形成する側板(1a)の上面に載置し、ここを走行
させることができる。トレー(5 )は、引出し(1 )の
側板(1a)の上面に沿ってスライドすることができ、し
たがって、たとえキャビネット本体(2 )に高さ方向の
余裕がなく、レール(11)の取付けが難しい場合にも、
トレー(5 )のスライドは円滑に行われ、しかも安定す
る。
トでは、図6に示したように、キャビネット本体(2 )
を形成する少なくとも一方の側板(2a)の後部におい
て、トレー(5 )がキャビネット本体(2 )に完全に収
納された時にトレー(5 )の後部が接触可能な位置に、
当たり止め(13)を配設することもできる。当たり止め
(13)は、例えば図6に示したように、L字型をはじめ
とする各種形状を有する固定部材(14)を備えることが
でき、キャビネット本体(2 )の側板(2a)の内面に立
設することができる。このような当たり止め(13)は、
トレー(5 )の収納時に、トレー(5 )の後方へのスラ
イドを適当な位置において停止させる。引出しキャビネ
ットは、一例として、システムキッチンに一ユニットと
して組み込まれることがある。この場合、キャビネット
本体(2 )の背板(2b)には止水栓(15)やトラップ等
が配設される。トレー(5 )の収納時にその後端がこれ
ら止水栓(15)やトラップ等に当たると、止水栓(15)
やトラップ等を損傷したり、状態が変わって水漏れなど
の問題を引き起こすことがある。当たり止め(13)の配
設は、このような問題を回避するのに有効となる。
ビネットでは、トレー(5 )をキャビネット本体(2 )
の前端より取出し可能とし、トレー(5 )を形成する底
板(5a)の裏面を、図7に示したように、その全面にわ
たって平面状とし、トレー(5 )の反転使用を可能とす
ることもできる。いわゆるリバーシブルなトレー(5)
となり、反転した時には、トレー(5 )は、テーブルと
して使用することができる。引出しキャビネットの利便
性がより一層向上する。
々、この出願の発明の引出しキャビネットの別の一実施
形態を示した要部断面図である。これら図8〜図10に
示した例では、トレー(5) をスライド可能とさせるトレ
ースライド手段として、スライド用山型部材(20)が設け
られている。
型部材(20)は、前述した図1〜図3におけるスライド用
ローラー(7) のように回転自在となっているものではな
く、滑らかな曲面状の外周端面を有しており、その外周
端面に沿ってトレー(5) が円滑にスライド可能とされて
いる。
一つだけ備えられていてもトレー(5) のスライドは可能
であるが、より安定したスライドを実現すべく、図8に
例示したように、トレー(5) のスライド方向に沿って一
対設けられていることが好ましい。この場合、一対のス
ライド用山型部材(20)は、その間に介在した連結部(21)
とともに一体成形された形態とすることができる。
スライドに関わる構成および構造等の細部については様
々な態様が可能であることは言うまでもない。たとえ
ば、図8および図10に例示したように、トレー(5) の
左右両側端縁部のガイド溝(9) の下端部には、水平方向
に突出して、スライド用山型部材(20)の下面部が当接す
るレール板片(22)が設けられていてもよい。このレール
板片(22)によって、より安定したスライド用山型部材(2
0)に沿うトレー(5) のスライドが実現される。もちろ
ん、前述したスライド用ローラー(7) をトレースライド
手段として用いた場合にも、レール板片(22)を備えるこ
とができる。
左右両側端縁部のガイド溝(9) 内に凸部を設け、スライ
ド用ローラー(7) やスライド用山型部材(20)がその凸部
にぶつかることで、トレー(5) をスライド方向の所定位
置で保持可能とした態様も可能である。
れた態様となっている。凸部(23)は、たとえば、ガイド
溝(9) の上端部から下方に突出し、且つ前方から後方へ
突出量が減少するように傾斜した形状を有している。ス
ライド用山型部材(20)を介してトレー(5) がスライドす
る際、ガイド溝(9) 内の凸部(23)は、スライド用山型部
材(20)の位置まで来ると、スライド用山型部材(20)を乗
り越え、その後、凸部(23)がストッパーの役割を果た
し、トレー(5) を所定位置で前後にズレないように保持
することができる。より具体的には、図8の例では、ス
ライド用山型部材(20)は連結部(21)を介在させた一対の
一体成形物となっており、引出し(1) が完全に閉められ
た状態では、凸部(23)はそのスライド用山型部材(20)間
において連結部(21)の上方に位置している。これによ
り、スライド方向の一対のスライド用山型部材(20)が凸
部(23)にぶつかるので、トレー(5) は不要に前後にズレ
ることがなくなる。
ば図10に例示したように、トレー(5) の左右両側端縁
部の前端部に、水平方向に突出するとともに、引出し
(1) の内側面に当接する、トレー(5) の左右の位置決め
のためのガイド(24)が設けられていてもよい。このガイ
ド(24)は、引出し(1) の内側面に当接していることで、
トレー(5) が引出し(1) 内において不要に左右にズレる
ことを防ぐことができる。
に例示したように、トレー(5) の左右両側端縁部のガイ
ド溝(9) 内の前方および後方に、トレー(5) の前後の位
置決めのためのストッパー(25)およびストッパー(26)が
設けられていてもよい。これらのストッパー(25)(26)
は、たとえば引出し(1) がいっぱいに引き出されている
状態において、トレー(5) が前方や後方に抜けてしまう
ことを防ぐことができる。
に例示したように、トレー(5) の後端部に、上面が後方
向に傾斜した弾性体(27)が設けられていてもよい。この
弾性体(27)は、トレー(5) とキャビネット(2) の背板(2
b)との衝突を緩和するためのものである。その上面が後
方向に傾斜しているのは、まず一には、弾性体(27)自体
を前方から見えにくくするためである。二には、たとえ
ば図11 に概略例示したように、引出し(1) が引き出さ
れ、且つトレー(5) の弾性体(27)がキャビネット(2) の
背板(2b)に接触している状態において、トレー(5) の後
方部が若干下方に傾斜してしまっていると、引出し(1)
が閉められた際に、弾性体(27)がキャビネット(2) の背
板(2b)に引っ掛かってトレー(5) が水平位置に戻り難く
くなることが発生する恐れもあるので、そのようなこと
が起こらないように対応するためである。
形態によって限定されるものではない。引出しをキャビ
ネット本体から引出し及び収納する機構をはじめ、キャ
ビネット本体やトレーの構成及び構造等の細部について
はさらに様々な態様が可能であることは言うまでもな
い。
明によって、引出し上部に設けられたトレーが、引出し
に対しその引出し及び収納方向と同一方向にスライド可
能となり、引出しキャビネットの利便性が改善される。
引出しの概要を示した分解斜視図である。
形態を示した要部断面図である。
形態を示した要部断面図である。
形態を示した要部斜視図である。
形態を示した要部斜視図である。
形態を示した要部斜視図である。
実施形態を示した要部断面図である。
実施形態を示した要部断面図である。
一実施形態を示した要部断面図である。
るトレーと引出しの状態の一例を示した概略図である。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 キャビネット本体の前後方向に引出し及
び収納可能とされた引出しと、この引出しの上部に配設
されたトレーを有する引出しキャビネットにおいて、 引出しを形成する背板の左右両側端部の内面上端部に、
トレースライド手段が、引出し内を前方に突出するとと
もに、上端部が引出し上端より上方に突出して取り付け
られ、且つ、トレーの左右両側端部に長さ方向に、ガイ
ド溝が設けられており、 ガイド溝内にトレースライド手段が挿入されて、トレー
が引出しに対しその引出し及び収納方向と同一方向にス
ライド可能とされていることを特徴とする引出しキャビ
ネット。 - 【請求項2】 トレースライド手段が、スライド用ロー
ラーである請求項1の引出しキャビネット。 - 【請求項3】 トレースライド手段が、スライド用山型
部材である請求項1の引出しキャビネット。 - 【請求項4】 トレーの左右両側端縁部にガイド用ロー
ラーが設けられ、このガイド用ローラーは、引出しの側
板上面に載置され、ここを走行する請求項1ないし3の
いずれかに記載の引出しキャビネット。 - 【請求項5】 キャビネット本体の少なくとも一方の側
板の後部において、トレーがキャビネット本体に完全に
収納された時にトレーの後端が接触可能な位置に、当た
り止めが配設されている請求項1ないし4のいずれかに
記載の引出しキャビネット。 - 【請求項6】 トレーは、キャビネット本体の前端より
取出し可能とされ、トレーを形成する底板の裏面がその
全面にわたって平面状とされ、トレーは、反転使用が可
能とされている請求項1ないし5のいずれかに記載の引
出しキャビネット。 - 【請求項7】 トレーの左右両側端縁部のガイド溝の下
端部に水平方向に突出して、スライド用ローラーまたは
スライド用山形部材の下面部が当接するレール板片が設
けられている請求項2ないし6のいずれかに記載の引出
しキャビネット。 - 【請求項8】 トレーの左右両側端縁部のガイド溝内に
凸部が設けられており、スライド用ローラーまたはスラ
イド用山型部材が凸部にぶつかることで、トレーを所定
位置で保持可能とされている請求項2ないし7のいずれ
かに記載の引出しキャビネット。 - 【請求項9】 トレーの左右両側端縁部の前端部に、水
平方向に突出するとともに、引出しの内側面に当接す
る、トレーの左右の位置決めのためのガイドが設けられ
ている請求項1ないし8のいずれかに記載の引出しキャ
ビネット。 - 【請求項10】 トレーの左右両側端縁部のガイド溝内
に、トレーの前後の位置決めのためのストッパーが設け
られている請求項1ないし9のいずれかに記載の引出し
キャビネット。 - 【請求項11】 トレーの後端部に、上面が後方向に傾
斜した弾性体が設けられている請求項1ないし10のい
ずれかに記載の引出しキャビネット。
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