JP3455040B2 - ソースクロック同期式メモリシステムおよびメモリユニット - Google Patents
ソースクロック同期式メモリシステムおよびメモリユニットInfo
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- JP3455040B2 JP3455040B2 JP33566196A JP33566196A JP3455040B2 JP 3455040 B2 JP3455040 B2 JP 3455040B2 JP 33566196 A JP33566196 A JP 33566196A JP 33566196 A JP33566196 A JP 33566196A JP 3455040 B2 JP3455040 B2 JP 3455040B2
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/16—Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
- G06F13/1668—Details of memory controller
- G06F13/1684—Details of memory controller using multiple buses
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dram (AREA)
- Memory System (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置におい
て、メモリコントローラとメモリ素子との間の信号伝送
のための技術に関し、より詳細には、同一の伝送線に接
続された複数のメモリ素子に高速に信号を伝送するため
のメモリシステムに関するものである。
て、メモリコントローラとメモリ素子との間の信号伝送
のための技術に関し、より詳細には、同一の伝送線に接
続された複数のメモリ素子に高速に信号を伝送するため
のメモリシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】IEEEP1596.4(SyncLink)を実現するため
に、情報処理装置の高速メモリシステムとして、RamLin
kが提案されている(SyncLink A Proposal for an Imple
mentation of IEEE P1596.4 "Ramlink" Optimized for
small(single board) Memory System March 23, 199
5)。これは、バンド幅として500MByte/s以上を実
現するDRAMシステムであり、5つのトポロジーが提
案されている。これらのうち、(オプション4)の特徴
としてリードデータを折り返して、スキューを低減する
方式がある。
に、情報処理装置の高速メモリシステムとして、RamLin
kが提案されている(SyncLink A Proposal for an Imple
mentation of IEEE P1596.4 "Ramlink" Optimized for
small(single board) Memory System March 23, 199
5)。これは、バンド幅として500MByte/s以上を実
現するDRAMシステムであり、5つのトポロジーが提
案されている。これらのうち、(オプション4)の特徴
としてリードデータを折り返して、スキューを低減する
方式がある。
【0003】この手法においては、メモリシステムは、
図20に示すように、それぞれ、8ないし9個、或い
は、16ないし18個のDRAM(Dynamic Ramdom Accs
ess Memory)が搭載されたメモリモジュール10−0な
いし10−7を備えている。各メモリモジュールに搭載
されたDRAMは、SDRAM(Synchronous Dynamic R
amdom Accsess Memory)のように、クロックに対して、
各種のタイミングが規定されているメモリである。この
SDRAMは、たとえば、特開平5−120114号公
報に開示されている。
図20に示すように、それぞれ、8ないし9個、或い
は、16ないし18個のDRAM(Dynamic Ramdom Accs
ess Memory)が搭載されたメモリモジュール10−0な
いし10−7を備えている。各メモリモジュールに搭載
されたDRAMは、SDRAM(Synchronous Dynamic R
amdom Accsess Memory)のように、クロックに対して、
各種のタイミングが規定されているメモリである。この
SDRAMは、たとえば、特開平5−120114号公
報に開示されている。
【0004】各メモリモジュールは、図21に示すよう
に、ベース基板BBから、コネクタC0を介して、メモ
リライザ基板B0が直立するように配置され、さらに、
メモリライザ基板B0から、所定の間隔で、水平方向に
メモリモジュールが配置されている。
に、ベース基板BBから、コネクタC0を介して、メモ
リライザ基板B0が直立するように配置され、さらに、
メモリライザ基板B0から、所定の間隔で、水平方向に
メモリモジュールが配置されている。
【0005】図20に示すように、ベース基板BB上に
は、メモリコントローラ100が設けられ、各モジュー
ル10−0ないし10−7は、メモリコントローラ10
0と、クロック(CLK)線、アドレス(Address)線、データ
(Data)線、および、CS(Chip Select)、RAS(Row Ad
dress Strobe)、CAS(Column Address Strobe)などの
制御線を介して接続されている。
は、メモリコントローラ100が設けられ、各モジュー
ル10−0ないし10−7は、メモリコントローラ10
0と、クロック(CLK)線、アドレス(Address)線、データ
(Data)線、および、CS(Chip Select)、RAS(Row Ad
dress Strobe)、CAS(Column Address Strobe)などの
制御線を介して接続されている。
【0006】データ線S3は、各モジュール10−0な
いし10−7と順次接続された後、折り返して、メモリ
コントローラ100に戻り、リング型バスを形成してい
る。したがって、メモリモジュール10−0ないし10
−7の何れかから読み出されたデータは、U字状の折り
返しを経て、メモリコントローラ100に伝搬される。
また、データ線S3の配線、インタフェースは、データ
線のみがリング型バスを形成していることを除き、クロ
ック線S1およびアドレス・コマンド線S2と同じにな
っている。
いし10−7と順次接続された後、折り返して、メモリ
コントローラ100に戻り、リング型バスを形成してい
る。したがって、メモリモジュール10−0ないし10
−7の何れかから読み出されたデータは、U字状の折り
返しを経て、メモリコントローラ100に伝搬される。
また、データ線S3の配線、インタフェースは、データ
線のみがリング型バスを形成していることを除き、クロ
ック線S1およびアドレス・コマンド線S2と同じにな
っている。
【0007】このように構成されたメモリモジュール1
0−0ないし10−7およびメモリコントローラ100
において、何れかのメモリモジュール上のDRAMにデ
ータを書き込む場合に、メモリコントローラ100か
ら、クロック線S1を介してクロック信号が、アドレス
・コマンド線S2を介してアドレスおよび制御信号が、
データ線S3を介して書き込むべきデータが、メモリモ
ジュールに与えられる。
0−0ないし10−7およびメモリコントローラ100
において、何れかのメモリモジュール上のDRAMにデ
ータを書き込む場合に、メモリコントローラ100か
ら、クロック線S1を介してクロック信号が、アドレス
・コマンド線S2を介してアドレスおよび制御信号が、
データ線S3を介して書き込むべきデータが、メモリモ
ジュールに与えられる。
【0008】上述したように、クロック線S1、アドレ
ス・コマンド線S2およびデータ線S3の配線やインタ
フェースは、同一となっており、メモリコントローラ1
00からこれらを介してあるメモリモジュールまで伝搬
される各信号の信号波形や伝搬時間は、同一となる。こ
のため、クロック信号、アドレス信号、制御信号および
データ信号が、同じ位相で、かつ、同じタイミングでメ
モリモジュールに与えられ、所望のメモリモジュール上
のDRAMにデータを書き込むことが可能となる。ま
た、何れかのメモリモジュールからデータを読み出す場
合にも、同様に、メモリモジュールの位置にかかわら
ず、同じタイミングにて、メモリコントローラ100が
データを取り込むことが可能となる。上述したような手
法を、ソースクロック同期バス方式と称している。
ス・コマンド線S2およびデータ線S3の配線やインタ
フェースは、同一となっており、メモリコントローラ1
00からこれらを介してあるメモリモジュールまで伝搬
される各信号の信号波形や伝搬時間は、同一となる。こ
のため、クロック信号、アドレス信号、制御信号および
データ信号が、同じ位相で、かつ、同じタイミングでメ
モリモジュールに与えられ、所望のメモリモジュール上
のDRAMにデータを書き込むことが可能となる。ま
た、何れかのメモリモジュールからデータを読み出す場
合にも、同様に、メモリモジュールの位置にかかわら
ず、同じタイミングにて、メモリコントローラ100が
データを取り込むことが可能となる。上述したような手
法を、ソースクロック同期バス方式と称している。
【0009】また、図21に示すように、ベース基板B
Bから、コネクタC0を介して垂直に配設されたメモリ
ライザ基板B0から所定の間隔で、水平方向にメモリモ
ジュールを配置することにより、複数のメモリモジュー
ルを搭載することが可能となる。さらに、複数のメモリ
ライザ基板B0を、コネクタC0を介して、ベース基板
BBを垂直に配設することにより、ベース基板BBに直
接メモリモジュールを搭載する場合と比較して、より多
くのメモリモジュールを設けることを可能としている。
Bから、コネクタC0を介して垂直に配設されたメモリ
ライザ基板B0から所定の間隔で、水平方向にメモリモ
ジュールを配置することにより、複数のメモリモジュー
ルを搭載することが可能となる。さらに、複数のメモリ
ライザ基板B0を、コネクタC0を介して、ベース基板
BBを垂直に配設することにより、ベース基板BBに直
接メモリモジュールを搭載する場合と比較して、より多
くのメモリモジュールを設けることを可能としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た基板を収容する筐体の大きさ、特に、高さに制限があ
る場合には、メモリライザ基板B0の高さが制限され、
その結果、一つのメモリライザ基板B0に搭載可能なメ
モリモジュールの枚数が制限されていた。
た基板を収容する筐体の大きさ、特に、高さに制限があ
る場合には、メモリライザ基板B0の高さが制限され、
その結果、一つのメモリライザ基板B0に搭載可能なメ
モリモジュールの枚数が制限されていた。
【0011】これは、データ線S3を用いたソースクロ
ック同期バス方式を、1枚のメモリライザ基板B0にて
実現する場合に、1つのデータ線(メモリバス)に接続
可能なメモリモジュール10の数が制限されていること
を意味する。このため、メモリライザ基板B0の高さ制
限により1つのメモリバス(バンク)当たりのメモリ容
量が制限されているという問題点があった。ここに、1
バンクは、1本のソースクロック同期式バスのメモリバ
スを意味する。
ック同期バス方式を、1枚のメモリライザ基板B0にて
実現する場合に、1つのデータ線(メモリバス)に接続
可能なメモリモジュール10の数が制限されていること
を意味する。このため、メモリライザ基板B0の高さ制
限により1つのメモリバス(バンク)当たりのメモリ容
量が制限されているという問題点があった。ここに、1
バンクは、1本のソースクロック同期式バスのメモリバ
スを意味する。
【0012】また、メモリコントローラは、メモリモジ
ュールを経るリング型バスであるデータ線S3と、入力
側および出力側の双方と接続されているため、データ信
号用の端子(ピン)が多数必要であるという問題点があ
った。特に、メモリコントローラは、複数のバンクを制
御することができる場合が多いが、複数のバンクを制御
するためには、それだけ多くのデータ信号用の端子(ピ
ン)が必要となる。
ュールを経るリング型バスであるデータ線S3と、入力
側および出力側の双方と接続されているため、データ信
号用の端子(ピン)が多数必要であるという問題点があ
った。特に、メモリコントローラは、複数のバンクを制
御することができる場合が多いが、複数のバンクを制御
するためには、それだけ多くのデータ信号用の端子(ピ
ン)が必要となる。
【0013】さらに、図21において、メモリコントロ
ーラ100から出力されたクロック線、アドレス・コマ
ンド線およびデータ線を、コネクタC0−1を介して、
メモリモジュール10−1ないし10−7に引き回した
後に、さらに、コネクタC0−1およびC0−2を介し
て、メモリモジュール10−8ないし10−15に引き
回して、データ線をメモリコントローラ100に戻すよ
うな、リングトポロジを形成することにより、1つのバ
ンクあたりのデータ容量を増大させることが考えられ
る。しかしながら、従来の構成においては、何れかのメ
モリライザ基板を引き抜くと、コネクタC0の接続が遮
断され、リングトポロジが形成されなくなり、動作しな
くなるという問題点があった。
ーラ100から出力されたクロック線、アドレス・コマ
ンド線およびデータ線を、コネクタC0−1を介して、
メモリモジュール10−1ないし10−7に引き回した
後に、さらに、コネクタC0−1およびC0−2を介し
て、メモリモジュール10−8ないし10−15に引き
回して、データ線をメモリコントローラ100に戻すよ
うな、リングトポロジを形成することにより、1つのバ
ンクあたりのデータ容量を増大させることが考えられ
る。しかしながら、従来の構成においては、何れかのメ
モリライザ基板を引き抜くと、コネクタC0の接続が遮
断され、リングトポロジが形成されなくなり、動作しな
くなるという問題点があった。
【0014】本発明の目的は、1バンク当たりのデータ
容量が大きく、かつ、実装密度を効率化したソースクロ
ック同期式メモリシステムを提供することにある。
容量が大きく、かつ、実装密度を効率化したソースクロ
ック同期式メモリシステムを提供することにある。
【0015】また、本発明の他の目的は、コントローラ
側の端子(ピン数)が減少したソースクロック同期式メ
モリシステムを提供することにある。
側の端子(ピン数)が減少したソースクロック同期式メ
モリシステムを提供することにある。
【0016】また、本発明のさらに他の目的は、複数の
メモリライザ基板を接続してリングトポロジーを形成可
能なソースクロック同期式メモリシステムを提供するこ
とにある。
メモリライザ基板を接続してリングトポロジーを形成可
能なソースクロック同期式メモリシステムを提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ベース
基板上に配置されたメモリコントローラと、前記ベース
基板上に、コネクタを介して配置されたメモリライザ基
板および該メモリライザ基板に搭載された複数のメモリ
モジュールを有するメモリユニットとを備えたソースク
ロック同期式メモリシステムであって、前記メモリユニ
ットが、ベース基板上の第1のコネクタに取り付けら
れ、その一方の側に複数のメモリモジュールを搭載した
第1のメモリライザ基板と、ベース基板上の第2のコネ
クタに取り付けられ、前記第1のメモリライザ基板と背
中合わせになるように、その一方の側に複数のメモリモ
ジュールを搭載した第2のメモリライザ基板と、前記第
1のメモリライザ基板上の信号線と前記第2のメモリラ
イザ基板上の対応する信号線とを、それぞれ接続する基
板接続用コネクタを有し、前記メモリコントローラから
の、クロック線、アドレス・コマンド線およびデータ線
を含む信号線が、前記第1のコネクタを介して、前記第
1のメモリライザ基板に搭載されたメモリモジュールと
順次接続され、次いで、基板接続用コネクタを介して、
前記第2のメモリライザ基板に搭載されたメモリモジュ
ールと順次接続され、かつ、少なくとも前記データ線
が、第2のコネクタを介して、メモリコントローラと接
続されるように構成されたことを特徴とするソースクロ
ック同期式メモリシステムにより達成される。
基板上に配置されたメモリコントローラと、前記ベース
基板上に、コネクタを介して配置されたメモリライザ基
板および該メモリライザ基板に搭載された複数のメモリ
モジュールを有するメモリユニットとを備えたソースク
ロック同期式メモリシステムであって、前記メモリユニ
ットが、ベース基板上の第1のコネクタに取り付けら
れ、その一方の側に複数のメモリモジュールを搭載した
第1のメモリライザ基板と、ベース基板上の第2のコネ
クタに取り付けられ、前記第1のメモリライザ基板と背
中合わせになるように、その一方の側に複数のメモリモ
ジュールを搭載した第2のメモリライザ基板と、前記第
1のメモリライザ基板上の信号線と前記第2のメモリラ
イザ基板上の対応する信号線とを、それぞれ接続する基
板接続用コネクタを有し、前記メモリコントローラから
の、クロック線、アドレス・コマンド線およびデータ線
を含む信号線が、前記第1のコネクタを介して、前記第
1のメモリライザ基板に搭載されたメモリモジュールと
順次接続され、次いで、基板接続用コネクタを介して、
前記第2のメモリライザ基板に搭載されたメモリモジュ
ールと順次接続され、かつ、少なくとも前記データ線
が、第2のコネクタを介して、メモリコントローラと接
続されるように構成されたことを特徴とするソースクロ
ック同期式メモリシステムにより達成される。
【0018】本発明によれば、基板接続用コネクタによ
り、複数のメモリライザ基板の対応する信号線を接続
し、これにより、メモリライザ基板の高さを増大させる
ことなく、1バンクあたりのメモリ容量を増大させるこ
とが可能となる。
り、複数のメモリライザ基板の対応する信号線を接続
し、これにより、メモリライザ基板の高さを増大させる
ことなく、1バンクあたりのメモリ容量を増大させるこ
とが可能となる。
【0019】アドレス・コマンド線が、前記第2のメモ
リライザ基板にて整合終端され、かつ、前記クロック線
が、前記第2のコネクタを介して、メモリコントローラ
と接続されるように構成されてもよく、或いは、前記ク
ロック線および前記アドレス・コマンド線は、第2のメ
モリライザ基板にて整合終端されていても良い。
リライザ基板にて整合終端され、かつ、前記クロック線
が、前記第2のコネクタを介して、メモリコントローラ
と接続されるように構成されてもよく、或いは、前記ク
ロック線および前記アドレス・コマンド線は、第2のメ
モリライザ基板にて整合終端されていても良い。
【0020】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、前記ベース基板上に、前記メモリコントローラに
より制御されるスイッチを備え、該スイッチにより、前
記メモリコントローラからのデータ線が、前記第1のコ
ネクタを介する第1のメモリライザ基板側のデータ線、
或いは、第2のコネクタを介する第2のメモリライザ基
板側のデータ線の何れか一方と接続され、前記メモリコ
ントローラからのデータが、スイッチおよび第1のコネ
クタを介して、前記メモリユニット中の何れかのメモリ
モジュールに与えられ、その一方、前記メモリユニット
中の何れかのメモリモジュールからのデータが、第2の
コネクタおよびスイッチを介して、前記メモリコントロ
ーラに与えられるように構成されている。
らに、前記ベース基板上に、前記メモリコントローラに
より制御されるスイッチを備え、該スイッチにより、前
記メモリコントローラからのデータ線が、前記第1のコ
ネクタを介する第1のメモリライザ基板側のデータ線、
或いは、第2のコネクタを介する第2のメモリライザ基
板側のデータ線の何れか一方と接続され、前記メモリコ
ントローラからのデータが、スイッチおよび第1のコネ
クタを介して、前記メモリユニット中の何れかのメモリ
モジュールに与えられ、その一方、前記メモリユニット
中の何れかのメモリモジュールからのデータが、第2の
コネクタおよびスイッチを介して、前記メモリコントロ
ーラに与えられるように構成されている。
【0021】この実施態様によれば、スイッチを切り換
えることにより、メモリユニット中のメモリへのデータ
の書き込み、及び、メモリからのデータの読み込みに、
メモリコントローラに接続された同一の信号線を介する
ことができる。これにより、メモリコントローラの端子
数(ピン数)を減少させることが可能となる。
えることにより、メモリユニット中のメモリへのデータ
の書き込み、及び、メモリからのデータの読み込みに、
メモリコントローラに接続された同一の信号線を介する
ことができる。これにより、メモリコントローラの端子
数(ピン数)を減少させることが可能となる。
【0022】また、本発明の目的は、ベース基板上に配
置されたメモリコントローラと、前記ベース基板上に、
コネクタを介して配置されたメモリライザ基板および該
メモリライザ基板に搭載された複数のメモリモジュール
を有するメモリユニットとを備えたソースクロック同期
式メモリシステムであって、前記メモリユニットが、ベ
ース基板上の少なくとも一つのコネクタに取り付けら
れ、その表面および裏面に、複数のメモリモジュールを
搭載したメモリライザ基板を有し、前記メモリコントロ
ーラからの、クロック線、アドレス・コマンド線および
データ線を含む信号線が、前記コネクタを介して、前記
メモリライザ基板の表面に搭載されたメモリモジュール
と順次接続され、次いで、前記メモリライザ基板の頂部
を経て、その裏面に搭載されたメモリモジュールと順次
接続され、かつ、少なくとも前記データ線が、前記コネ
クタを介して、メモリコントローラと接続されるように
構成されたことを特徴とするソースクロック同期式メモ
リシステムによっても達成される。
置されたメモリコントローラと、前記ベース基板上に、
コネクタを介して配置されたメモリライザ基板および該
メモリライザ基板に搭載された複数のメモリモジュール
を有するメモリユニットとを備えたソースクロック同期
式メモリシステムであって、前記メモリユニットが、ベ
ース基板上の少なくとも一つのコネクタに取り付けら
れ、その表面および裏面に、複数のメモリモジュールを
搭載したメモリライザ基板を有し、前記メモリコントロ
ーラからの、クロック線、アドレス・コマンド線および
データ線を含む信号線が、前記コネクタを介して、前記
メモリライザ基板の表面に搭載されたメモリモジュール
と順次接続され、次いで、前記メモリライザ基板の頂部
を経て、その裏面に搭載されたメモリモジュールと順次
接続され、かつ、少なくとも前記データ線が、前記コネ
クタを介して、メモリコントローラと接続されるように
構成されたことを特徴とするソースクロック同期式メモ
リシステムによっても達成される。
【0023】この発明によれば、メモリライザ基板の表
裏にメモリモジュールを配置し、信号線が、メモリライ
ザ基板の表面から頂部を介して裏面に達するようになっ
ている。したがって、コネクタなどの部品を増やすこと
なく、かつ、メモリライザ基板の高さを増大させること
なく、1バンクあたりのメモリ容量を増大させることが
可能となる。
裏にメモリモジュールを配置し、信号線が、メモリライ
ザ基板の表面から頂部を介して裏面に達するようになっ
ている。したがって、コネクタなどの部品を増やすこと
なく、かつ、メモリライザ基板の高さを増大させること
なく、1バンクあたりのメモリ容量を増大させることが
可能となる。
【0024】本発明の別の実施態様においては、ベース
基板上に配置されたメモリコントローラと、前記ベース
基板上に、コネクタを介して配置されたメモリライザ基
板および該メモリライザ基板に搭載された複数のメモリ
モジュールを有するメモリユニットとを備えたソースク
ロック同期式メモリシステムにおいて、前記メモリユニ
ットが、ベース基板上の少なくとも一つのコネクタに取
り付けられ、その一方の面に、複数のメモリモジュール
を搭載したメモリライザ基板と、前記メモリコントロー
ラによる制御に基づき、コネクタと接続された側と、メ
モリモジュールに接続された側の何れか一方とを接続す
るスイッチとを有し、前記メモリコントローラからの、
クロック線、アドレス・コマンド線を含む信号線が、前
記コネクタを介して、前記メモリライザ基板の表面に搭
載されたメモリモジュールと順次接続され、かつ、前記
データ線が、前記コネクタおよび前記メモリコントロー
ラによる制御されるスイッチを介して、前記メモリモジ
ュールと順次接続されるとともに、前記メモリコントロ
ーラにより制御されるスイッチおよび前記コネクタを介
して、メモリコントローラと接続されるように構成され
ている。
基板上に配置されたメモリコントローラと、前記ベース
基板上に、コネクタを介して配置されたメモリライザ基
板および該メモリライザ基板に搭載された複数のメモリ
モジュールを有するメモリユニットとを備えたソースク
ロック同期式メモリシステムにおいて、前記メモリユニ
ットが、ベース基板上の少なくとも一つのコネクタに取
り付けられ、その一方の面に、複数のメモリモジュール
を搭載したメモリライザ基板と、前記メモリコントロー
ラによる制御に基づき、コネクタと接続された側と、メ
モリモジュールに接続された側の何れか一方とを接続す
るスイッチとを有し、前記メモリコントローラからの、
クロック線、アドレス・コマンド線を含む信号線が、前
記コネクタを介して、前記メモリライザ基板の表面に搭
載されたメモリモジュールと順次接続され、かつ、前記
データ線が、前記コネクタおよび前記メモリコントロー
ラによる制御されるスイッチを介して、前記メモリモジ
ュールと順次接続されるとともに、前記メモリコントロ
ーラにより制御されるスイッチおよび前記コネクタを介
して、メモリコントローラと接続されるように構成され
ている。
【0025】また、別の見地から見ると、ベース基板上
に配置されたメモリコントローラと、前記ベース基板上
に、コネクタを介して配置されたメモリライザ基板およ
び該メモリライザ基板に搭載された複数のメモリモジュ
ールを有するメモリユニットとを備えたソースクロック
同期式メモリシステムにおいて、メモリユニットは、ベ
ース基板状のベース基板上の第1のコネクタに取り付け
られ、その一方の側に複数のメモリモジュールを搭載し
た第1のメモリライザ基板と、ベース基板上の第2のコ
ネクタに取り付けられ、前記第1のメモリライザ基板と
背中合わせになるように、その一方の側に複数のメモリ
モジュールを搭載した第2のメモリライザ基板と、前記
第1のメモリライザ基板上の信号線と前記第2のメモリ
ライザ基板上の対応する信号線とを、それぞれ接続する
基板接続用コネクタを有し、クロック線、アドレス・コ
マンド線およびデータ線を含む信号線が、第1のコネク
タとの接点から延び、前記第1のメモリライザ基板に搭
載されたメモリモジュールと順次接続され、次いで、基
板接続用コネクタを介して、前記第2のメモリライザ基
板に搭載されたメモリモジュールと順次接続され、か
つ、少なくとも前記データ線が、第2のコネクタとの接
点まで延びるように構成されている。
に配置されたメモリコントローラと、前記ベース基板上
に、コネクタを介して配置されたメモリライザ基板およ
び該メモリライザ基板に搭載された複数のメモリモジュ
ールを有するメモリユニットとを備えたソースクロック
同期式メモリシステムにおいて、メモリユニットは、ベ
ース基板状のベース基板上の第1のコネクタに取り付け
られ、その一方の側に複数のメモリモジュールを搭載し
た第1のメモリライザ基板と、ベース基板上の第2のコ
ネクタに取り付けられ、前記第1のメモリライザ基板と
背中合わせになるように、その一方の側に複数のメモリ
モジュールを搭載した第2のメモリライザ基板と、前記
第1のメモリライザ基板上の信号線と前記第2のメモリ
ライザ基板上の対応する信号線とを、それぞれ接続する
基板接続用コネクタを有し、クロック線、アドレス・コ
マンド線およびデータ線を含む信号線が、第1のコネク
タとの接点から延び、前記第1のメモリライザ基板に搭
載されたメモリモジュールと順次接続され、次いで、基
板接続用コネクタを介して、前記第2のメモリライザ基
板に搭載されたメモリモジュールと順次接続され、か
つ、少なくとも前記データ線が、第2のコネクタとの接
点まで延びるように構成されている。
【0026】或いは、メモリユニットは、ベース基板上
の少なくとも一つのコネクタに取り付けられ、その表面
および裏面に、複数のメモリモジュールを搭載したメモ
リライザ基板を有し、クロック線、アドレス・コマンド
線およびデータ線を含む信号線が、前記コネクタとの接
点から延び、前記メモリライザ基板の表面に搭載された
メモリモジュールと順次接続され、次いで、前記メモリ
ライザ基板の頂部を経て、その裏面に搭載されたメモリ
モジュールと順次接続されて、かつ、少なくとも前記デ
ータ線が、前記コネクタとの他の接点に延びるように構
成されていても良い。
の少なくとも一つのコネクタに取り付けられ、その表面
および裏面に、複数のメモリモジュールを搭載したメモ
リライザ基板を有し、クロック線、アドレス・コマンド
線およびデータ線を含む信号線が、前記コネクタとの接
点から延び、前記メモリライザ基板の表面に搭載された
メモリモジュールと順次接続され、次いで、前記メモリ
ライザ基板の頂部を経て、その裏面に搭載されたメモリ
モジュールと順次接続されて、かつ、少なくとも前記デ
ータ線が、前記コネクタとの他の接点に延びるように構
成されていても良い。
【0027】本発明の別の実施態様においては、ソース
クロック同期式メモリシステムは、上記構成の複数のメ
モリユニットと、ベース基板上に配置されたメモリコン
トローラとを備え、前記メモリコントローラからのクロ
ック線、アドレス・コマンド線およびデータ線を含む信
号線が、コネクタからメモリユニットの各メモリモジュ
ールに順次接続されてコネクタに帰還することを繰り返
し、前記複数のメモリユニット中のすべてのメモリモジ
ュールに接続され、かつ、前記少なくとも前記データ線
が、所定のメモリモジュール用のコネクタを介して、前
記メモリコントローラと接続されるように構成されてい
る。
クロック同期式メモリシステムは、上記構成の複数のメ
モリユニットと、ベース基板上に配置されたメモリコン
トローラとを備え、前記メモリコントローラからのクロ
ック線、アドレス・コマンド線およびデータ線を含む信
号線が、コネクタからメモリユニットの各メモリモジュ
ールに順次接続されてコネクタに帰還することを繰り返
し、前記複数のメモリユニット中のすべてのメモリモジ
ュールに接続され、かつ、前記少なくとも前記データ線
が、所定のメモリモジュール用のコネクタを介して、前
記メモリコントローラと接続されるように構成されてい
る。
【0028】この実施態様によれば、複数のメモリユニ
ットにより1バンクを形成するため、1バンク当たりの
データ容量をさらに増大させることが可能となる。
ットにより1バンクを形成するため、1バンク当たりの
データ容量をさらに増大させることが可能となる。
【0029】また、本発明の別の実施態様においては、
ソースクロック同期式メモリシステムは、上記構成の複
数のメモリユニットと、ベース基板上に配置されたメモ
リコントローラと、ベース基板上に配置された第1のス
イッチであって、前記メモリコントローラからの制御に
基づき、前記メモリコントローラからの信号線を、何れ
かのユニットの信号線と接続する第1のスイッチと、前
記ベース基板上に配置された第2のスイッチであって、
前記メモリコントローラからの信号線を、何れかのユニ
ットからの信号線を、メモリコントローラへの信号線と
接続する第2のスイッチとを備え、前記第1のスイッチ
或いは第2のスイッチと接続されたメモリユニット中の
メモリモジュールにデータを書き込み、或いは、これか
らデータが読み出されるように構成されている。
ソースクロック同期式メモリシステムは、上記構成の複
数のメモリユニットと、ベース基板上に配置されたメモ
リコントローラと、ベース基板上に配置された第1のス
イッチであって、前記メモリコントローラからの制御に
基づき、前記メモリコントローラからの信号線を、何れ
かのユニットの信号線と接続する第1のスイッチと、前
記ベース基板上に配置された第2のスイッチであって、
前記メモリコントローラからの信号線を、何れかのユニ
ットからの信号線を、メモリコントローラへの信号線と
接続する第2のスイッチとを備え、前記第1のスイッチ
或いは第2のスイッチと接続されたメモリユニット中の
メモリモジュールにデータを書き込み、或いは、これか
らデータが読み出されるように構成されている。
【0030】この実施態様によれば、第1のスイッチお
よび第2のスイッチを用いることにより容易にバンク切
り換えを実現することが可能となる。
よび第2のスイッチを用いることにより容易にバンク切
り換えを実現することが可能となる。
【0031】また、本発明のさらに好ましい実施態様に
おいては、さらに、ベース基板上に配置された第3のス
イッチであって、前記メモリコントローラによる制御に
基づき、前記メモリコントローラからの信号線と接続さ
れた側と、前記第2のスイッチ或いは第3のスイッチに
接続された側との何れか一方とを接続する第3のスイッ
チを備えている。
おいては、さらに、ベース基板上に配置された第3のス
イッチであって、前記メモリコントローラによる制御に
基づき、前記メモリコントローラからの信号線と接続さ
れた側と、前記第2のスイッチ或いは第3のスイッチに
接続された側との何れか一方とを接続する第3のスイッ
チを備えている。
【0032】或いは、さらに好ましい実施態様において
は、前記第1のスイッチおよび第2のスイッチが、さら
に、前記メモリコントローラ側をハイインピーダンス状
態にする状態にスイッチ可能である。
は、前記第1のスイッチおよび第2のスイッチが、さら
に、前記メモリコントローラ側をハイインピーダンス状
態にする状態にスイッチ可能である。
【0033】また、表面および裏面にメモリモジュール
を取付け可能なメモリライザ基板を取り付けるのに好適
なコネクタは、ベース基板上に配置され、かつ、メモリ
ユニットのメモリライザ基板を受け入れて、これを固定
するように、該メモリライザ基板の断面形状に適合する
受け口を有するコネクタ筐体と、ベース基板上の離間し
た二つの配線のうち、一方と接続され、かつ、前記ベー
ス基板から前記受け口まで延びる第1のピンと、前記二
つの配線のうち、他方と接続され、かつ、前記ベース基
板から前記受け口まで延びる第2のピンとを備え、前記
メモリライザ基板が非装着のときには、前記第1のピン
および第2のピンとが接触して、これにより、前記二つ
の配線が電気的に接続され、かつ、前記メモリライザ基
板が装着されたときには、前記第1のピンと、前記メモ
リライザ基板の表面上の信号線とが電気的に接続される
とともに、第2のピンと、前記メモリライザ基板の裏面
上の信号線とが電気的に接続されるようになっている。
を取付け可能なメモリライザ基板を取り付けるのに好適
なコネクタは、ベース基板上に配置され、かつ、メモリ
ユニットのメモリライザ基板を受け入れて、これを固定
するように、該メモリライザ基板の断面形状に適合する
受け口を有するコネクタ筐体と、ベース基板上の離間し
た二つの配線のうち、一方と接続され、かつ、前記ベー
ス基板から前記受け口まで延びる第1のピンと、前記二
つの配線のうち、他方と接続され、かつ、前記ベース基
板から前記受け口まで延びる第2のピンとを備え、前記
メモリライザ基板が非装着のときには、前記第1のピン
および第2のピンとが接触して、これにより、前記二つ
の配線が電気的に接続され、かつ、前記メモリライザ基
板が装着されたときには、前記第1のピンと、前記メモ
リライザ基板の表面上の信号線とが電気的に接続される
とともに、第2のピンと、前記メモリライザ基板の裏面
上の信号線とが電気的に接続されるようになっている。
【0034】このようにコネクタを構成することによ
り、メモリライザ基板を非装着のときにも、ベース基板
の配線によりリングトポロジーが形成可能となる。
り、メモリライザ基板を非装着のときにも、ベース基板
の配線によりリングトポロジーが形成可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき詳細に説明を加える。図1は、本
発明の第1の実施の形態にかかるソースクロック同期式
メモリシステムの外観を示す図、図2は、第1の実施の
形態にかかるソースクロック同期式メモリシステムの構
成を示すブロックダイヤグラムである。
明の実施の形態につき詳細に説明を加える。図1は、本
発明の第1の実施の形態にかかるソースクロック同期式
メモリシステムの外観を示す図、図2は、第1の実施の
形態にかかるソースクロック同期式メモリシステムの構
成を示すブロックダイヤグラムである。
【0036】図1において、図21と同じ構成部分に
は、同じ符号を付し、図2において、図20を同じ構成
部分には、同じ符号を付している。図1に示すように、
このソースクロック同期式メモリシステムは、ベース基
板BB上に配置された第1のコネクタC1を介して、垂
直方向に配設された第1のメモリライザ基板B1と、第
2のコネクタC2を介して、垂直方向に配設された第2
のメモリライザ基板B2と、第1のメモリライザ基板B
1と第2のメモリライザ基板B2を接続する基板接続用
コネクタC3とを備えている。従来のシステムと同様
に、ベース基板BB上には、メモリコントローラ100
が設けられている(図2参照)。第1のメモリライザ基
板B1には、所定の間隔で、水平方向に複数のメモリモ
ジュール10−1ないし10−7が配置され、その一
方、第2のメモリライザ基板B2には、所定の間隔で、
第1のメモリライザ基板B1から延びるメモリモジュー
ルと背中合わせで、複数のメモリモジュール10−8な
いし10−15が配置されている。
は、同じ符号を付し、図2において、図20を同じ構成
部分には、同じ符号を付している。図1に示すように、
このソースクロック同期式メモリシステムは、ベース基
板BB上に配置された第1のコネクタC1を介して、垂
直方向に配設された第1のメモリライザ基板B1と、第
2のコネクタC2を介して、垂直方向に配設された第2
のメモリライザ基板B2と、第1のメモリライザ基板B
1と第2のメモリライザ基板B2を接続する基板接続用
コネクタC3とを備えている。従来のシステムと同様
に、ベース基板BB上には、メモリコントローラ100
が設けられている(図2参照)。第1のメモリライザ基
板B1には、所定の間隔で、水平方向に複数のメモリモ
ジュール10−1ないし10−7が配置され、その一
方、第2のメモリライザ基板B2には、所定の間隔で、
第1のメモリライザ基板B1から延びるメモリモジュー
ルと背中合わせで、複数のメモリモジュール10−8な
いし10−15が配置されている。
【0037】本実施の形態にかかるソースクロック同期
式メモリシステムにて使用されるメモリモジュール10
−1ないし10−15は、それぞれ、機能的には同一で
あるが、メモリモジュール10−1ないし10−7は、
図1において、右端部で第1のライザ基板B1と接続さ
れるのに対して、メモリモジュール10−8ないし10
−15は、左端部で第2のメモリライザ基板B2と接続
される。
式メモリシステムにて使用されるメモリモジュール10
−1ないし10−15は、それぞれ、機能的には同一で
あるが、メモリモジュール10−1ないし10−7は、
図1において、右端部で第1のライザ基板B1と接続さ
れるのに対して、メモリモジュール10−8ないし10
−15は、左端部で第2のメモリライザ基板B2と接続
される。
【0038】また、第1のメモリライザ基板B1におい
ては、下から順に、メモリモジュール10−1ないし1
0−7が実行されるが、第2のメモリライザ基板B2に
おいては、上から順に、メモリモジュール10−8ない
し10−15が実装される。
ては、下から順に、メモリモジュール10−1ないし1
0−7が実行されるが、第2のメモリライザ基板B2に
おいては、上から順に、メモリモジュール10−8ない
し10−15が実装される。
【0039】図2に示すように、コネクタC1は、ベー
ス基板BB上のメモリコントローラ100からのクロッ
ク(CLK)信号、アドレス・コマンド信号および書き込み
用のデータを、第1のメモリライザ基板B1に伝達する
ために設けられている。第1のメモリライザ基板B1上
には、コネクタC1との接点から、クロック線S1、ア
ドレス・コマンド線S2およびデータ線S3が延び、そ
れぞれが、順次、メモリモジュール10−1ないし10
−7と接続されるようになっている。特に、コネクタC
1から、各メモリモジュールまでの、クロック線S1、
アドレス・コマンド線S2およびデータ線S3の距離
は、ほぼ等しくなっている。
ス基板BB上のメモリコントローラ100からのクロッ
ク(CLK)信号、アドレス・コマンド信号および書き込み
用のデータを、第1のメモリライザ基板B1に伝達する
ために設けられている。第1のメモリライザ基板B1上
には、コネクタC1との接点から、クロック線S1、ア
ドレス・コマンド線S2およびデータ線S3が延び、そ
れぞれが、順次、メモリモジュール10−1ないし10
−7と接続されるようになっている。特に、コネクタC
1から、各メモリモジュールまでの、クロック線S1、
アドレス・コマンド線S2およびデータ線S3の距離
は、ほぼ等しくなっている。
【0040】基板接続用コネクタC3は、通常のコネク
タのように、剛性を持つ構造のものであっても良いし、
或いは、ケーブルやFPC(Flexible Printed Circuit)
のように可撓性をもっていても良い。或いは、一方のメ
モリライザ基板の内部に埋め込まれたFPCと、他方の
メモリライザ基板に設けられたコネクタとにより、基板
接続用コネクタC3を形成しても良い。
タのように、剛性を持つ構造のものであっても良いし、
或いは、ケーブルやFPC(Flexible Printed Circuit)
のように可撓性をもっていても良い。或いは、一方のメ
モリライザ基板の内部に埋め込まれたFPCと、他方の
メモリライザ基板に設けられたコネクタとにより、基板
接続用コネクタC3を形成しても良い。
【0041】また、第2のメモリライザ基板上には、基
板接続用コネクタC3との接点から、クロック線、アド
レスコマンド線S2およびデータ線S3が延び、それぞ
れが、順次、メモリモジュール10−8ないし10−1
5と接続されるようになっている。第1のメモリライザ
基板B1と同様に、第2のメモリライザ基板B2におい
ても、コネクタC3から各メモリモジュールまでの、ク
ロック線S1、アドレス・コマンド線S2およびデータ
線S3の距離は、ほぼ等しくなっている。
板接続用コネクタC3との接点から、クロック線、アド
レスコマンド線S2およびデータ線S3が延び、それぞ
れが、順次、メモリモジュール10−8ないし10−1
5と接続されるようになっている。第1のメモリライザ
基板B1と同様に、第2のメモリライザ基板B2におい
ても、コネクタC3から各メモリモジュールまでの、ク
ロック線S1、アドレス・コマンド線S2およびデータ
線S3の距離は、ほぼ等しくなっている。
【0042】また、第1のメモリライザ基板B1におい
て、コネクタC1との接点から延びるクロック線S1
は、メモリモジュール10−1から順に、各メモリモジ
ュールを通って、基板接続用コネクタC3との接点まで
延びている。アドレス・コマンド線S2および書込み用
データ線S3も同様に、メモリモジュール10−1に接
続され、次いで、メモリモジュール10−2ないし10
−7に、順次接続された後、基板接続用コネクタC3と
の接点まで延びている。
て、コネクタC1との接点から延びるクロック線S1
は、メモリモジュール10−1から順に、各メモリモジ
ュールを通って、基板接続用コネクタC3との接点まで
延びている。アドレス・コマンド線S2および書込み用
データ線S3も同様に、メモリモジュール10−1に接
続され、次いで、メモリモジュール10−2ないし10
−7に、順次接続された後、基板接続用コネクタC3と
の接点まで延びている。
【0043】第2のメモリライザ基板B2において、コ
ネクタC3の対応する接点からのびるクロック線S1
は、メモリモジュール10−8に接続され、次いで、メ
モリモジュール10−9ないし10−15に、順次接続
された後、第2のコネクタC2との接点まで延びてい
る。書き込み用データ線S3も同様に、メモリモジュー
ル10−8ないし10−15に、順次接続された後、第
2のコネクタC2との接点まで延びている。また、アド
レス・コマンド線S2は、メモリモジュール10−8な
いし10−15に順次接続された後、整合終端されてい
る。
ネクタC3の対応する接点からのびるクロック線S1
は、メモリモジュール10−8に接続され、次いで、メ
モリモジュール10−9ないし10−15に、順次接続
された後、第2のコネクタC2との接点まで延びてい
る。書き込み用データ線S3も同様に、メモリモジュー
ル10−8ないし10−15に、順次接続された後、第
2のコネクタC2との接点まで延びている。また、アド
レス・コマンド線S2は、メモリモジュール10−8な
いし10−15に順次接続された後、整合終端されてい
る。
【0044】第2のコネクタC2は、クロック線S1と
(読み出し用)データ線S3とを受け入れる。この第2
のコネクタC2を介して、クロック(CLK)信号およびメ
モリモジュールから読み出されたデータが、メモリコン
トローラ100に与えられるようになっている。なお、
図2において、メモリライザ基板B2と第2のコネクタ
C2との間には、折り返されたクロック線S1およびデ
ータ線S3が描かれているが、実際には、これらの間に
距離がないことは、図1を参照することにより理解でき
るであろう。
(読み出し用)データ線S3とを受け入れる。この第2
のコネクタC2を介して、クロック(CLK)信号およびメ
モリモジュールから読み出されたデータが、メモリコン
トローラ100に与えられるようになっている。なお、
図2において、メモリライザ基板B2と第2のコネクタ
C2との間には、折り返されたクロック線S1およびデ
ータ線S3が描かれているが、実際には、これらの間に
距離がないことは、図1を参照することにより理解でき
るであろう。
【0045】このように、メモリモジュール10−1な
いし10−15への、クロック線S1、アドレス・コマ
ンド線S2およびデータ線S3の配線順序、配線長およ
び配線インピーダンスは同じになるようになっている。
いし10−15への、クロック線S1、アドレス・コマ
ンド線S2およびデータ線S3の配線順序、配線長およ
び配線インピーダンスは同じになるようになっている。
【0046】このように構成されたソースクロック同期
式メモリシステムの作動につき、以下に説明する。実際
には、メモリモジュールに搭載されたDRAMのメモリ
アクセスのタイミングにおいて、RAS(Row Address
Strobe)、CAS(Column Address Strobe)、CS(C
hip Select)などの制御信号のシーケンスおよびタイミ
ングが規定されているが、本発明で重要なのは以下に示
す位相差である。
式メモリシステムの作動につき、以下に説明する。実際
には、メモリモジュールに搭載されたDRAMのメモリ
アクセスのタイミングにおいて、RAS(Row Address
Strobe)、CAS(Column Address Strobe)、CS(C
hip Select)などの制御信号のシーケンスおよびタイミ
ングが規定されているが、本発明で重要なのは以下に示
す位相差である。
【0047】何れかのメモリモジュールのDRAMにデ
ータを書き込む場合、すなわち、ライト・データ(write
-data)の場合には、メモリコントローラ100からクロ
ック線S1およびアドレス・コマンド線S2を用いて、
クロック信号およびアドレス信号が、同時に出力され
る。ただし、メモリモジュール10において、クロック
に対してアドレスにセットアップ時間が必要な場合に
は、オフセットとして、クロック信号とアドレス信号と
の間に位相差を設けておく。
ータを書き込む場合、すなわち、ライト・データ(write
-data)の場合には、メモリコントローラ100からクロ
ック線S1およびアドレス・コマンド線S2を用いて、
クロック信号およびアドレス信号が、同時に出力され
る。ただし、メモリモジュール10において、クロック
に対してアドレスにセットアップ時間が必要な場合に
は、オフセットとして、クロック信号とアドレス信号と
の間に位相差を設けておく。
【0048】同様に、メモリコントローラ100は、デ
ータ線S3を用いて、クロックやアドレスと同一のタイ
ミングで、データを出力する。ただし、メモリモジュー
ル10において、クロックに対してデータにセットアッ
プ時間が必要な場合には、オフセットとして、クロック
信号とデータとの間に位相差を設けておく。
ータ線S3を用いて、クロックやアドレスと同一のタイ
ミングで、データを出力する。ただし、メモリモジュー
ル10において、クロックに対してデータにセットアッ
プ時間が必要な場合には、オフセットとして、クロック
信号とデータとの間に位相差を設けておく。
【0049】メモリコントローラ100から送出された
クロック信号、アドレス信号およびデータは、コネクタ
C1を介して、基板B1上の配線(クロック線S1、ア
ドレス・コマンド線S2およびデータ線S3)を伝搬
し、各メモリモジュール10に、同じオフセット位相差
を保ちながら到着する。これは、これら3種の信号線
が、同じ配線形態、配線長および配線インピーダンスを
有するからであり、その結果、信号波形・伝搬遅延時間
が同じとなるからである。
クロック信号、アドレス信号およびデータは、コネクタ
C1を介して、基板B1上の配線(クロック線S1、ア
ドレス・コマンド線S2およびデータ線S3)を伝搬
し、各メモリモジュール10に、同じオフセット位相差
を保ちながら到着する。これは、これら3種の信号線
が、同じ配線形態、配線長および配線インピーダンスを
有するからであり、その結果、信号波形・伝搬遅延時間
が同じとなるからである。
【0050】何れかのメモリモジュールのDRAMから
データを読み出す場合、すなわち、リード・データ(rea
d-data)の場合にも、メモリコントローラ100からク
ロック線S1およびアドレスS2を用いて、クロック信
号およびアドレス信号が、同時に出力される。
データを読み出す場合、すなわち、リード・データ(rea
d-data)の場合にも、メモリコントローラ100からク
ロック線S1およびアドレスS2を用いて、クロック信
号およびアドレス信号が、同時に出力される。
【0051】対応するメモリモジュール中のDRAMか
らデータが送出されるタイミングは、そのメモリモジュ
ール(DRAM)にクロック(CLK)信号が入力されてか
ら、アクセス時間Tac秒後である。一般に、100Mhzで
動作するSDRAMの場合に、このアクセス時間Tac
は、4nsないし10nsである。アクセス時間Tacだ
け経過した後に、データは、メモリモジュールから送出
される。
らデータが送出されるタイミングは、そのメモリモジュ
ール(DRAM)にクロック(CLK)信号が入力されてか
ら、アクセス時間Tac秒後である。一般に、100Mhzで
動作するSDRAMの場合に、このアクセス時間Tac
は、4nsないし10nsである。アクセス時間Tacだ
け経過した後に、データは、メモリモジュールから送出
される。
【0052】メモリモジュール10−1ないし10−7
の何れかから送出されたデータは、データ線S3および
基板接続用コネクタC3を経て、さらに第2のメモリラ
イザ基板B2を通過した後にコネクタC2に達し、メモ
リモジュール10−8ないし10−15の何れかから送
出されたデータは、データ線S3を通って、コネクタC
2に達する。さらに、データは、コネクタC2を経て、
メモリモジュール100のリードデータ入力端子Data/R
eadに達する。なお、物理的には、メモリモジュールの
何れかから送出されたデータは、第1のコネクタC1を
介して、メモリモジュール100のライトデータ端子Da
ta/Writeにも到達するが、これらデータは論理的には意
味をなさない。また、反射波が生じないように、信号線
の各端で整合終端しているのは言うまでもない。
の何れかから送出されたデータは、データ線S3および
基板接続用コネクタC3を経て、さらに第2のメモリラ
イザ基板B2を通過した後にコネクタC2に達し、メモ
リモジュール10−8ないし10−15の何れかから送
出されたデータは、データ線S3を通って、コネクタC
2に達する。さらに、データは、コネクタC2を経て、
メモリモジュール100のリードデータ入力端子Data/R
eadに達する。なお、物理的には、メモリモジュールの
何れかから送出されたデータは、第1のコネクタC1を
介して、メモリモジュール100のライトデータ端子Da
ta/Writeにも到達するが、これらデータは論理的には意
味をなさない。また、反射波が生じないように、信号線
の各端で整合終端しているのは言うまでもない。
【0053】メモリモジュールの何れかから送出された
データ(リードデータ)が、メモリコントローラ100
に到達するときタイミングは、送出もとのメモリモジュ
ールが何れであっても、クロックやアドレスが送出され
た時刻から同じ時間だけ経過した後になる。これは、ク
ロック線S1を介するクロック信号或いはアドレス・コ
マンド信号S2を介するアドレス信号と、データ線S3
を介するデータの伝搬時間の和が、何れかのメモリモジ
ュールにおいても等しいためである。
データ(リードデータ)が、メモリコントローラ100
に到達するときタイミングは、送出もとのメモリモジュ
ールが何れであっても、クロックやアドレスが送出され
た時刻から同じ時間だけ経過した後になる。これは、ク
ロック線S1を介するクロック信号或いはアドレス・コ
マンド信号S2を介するアドレス信号と、データ線S3
を介するデータの伝搬時間の和が、何れかのメモリモジ
ュールにおいても等しいためである。
【0054】また、メモリライザ基板B1或いはB2
に、メモリモジュールが1枚だけ実装されている場合
も、8枚実装されている場合も、上述した位相関係は不
変である。したがって、メモリコントローラ100から
出力され、コネクタC1、基板接続用コネクタC3およ
びコネクタC1を介してクロック線S1を伝搬して、メ
モリコントローラ100のCLKIN端子に戻るクロック信
号を用いて、リードデータをラッチすれば、実装されて
いるメモリモジュール10の多少による伝搬遅延時間の
差をキャンセルすることができる。これにより、メモリ
コントローラ100のリードデータのタイミング設計を
容易にすることが可能となる。
に、メモリモジュールが1枚だけ実装されている場合
も、8枚実装されている場合も、上述した位相関係は不
変である。したがって、メモリコントローラ100から
出力され、コネクタC1、基板接続用コネクタC3およ
びコネクタC1を介してクロック線S1を伝搬して、メ
モリコントローラ100のCLKIN端子に戻るクロック信
号を用いて、リードデータをラッチすれば、実装されて
いるメモリモジュール10の多少による伝搬遅延時間の
差をキャンセルすることができる。これにより、メモリ
コントローラ100のリードデータのタイミング設計を
容易にすることが可能となる。
【0055】本実施の形態においては、上述したように
ソースクロック同期式メモリシステムを構成することに
より、バス中の信号の伝搬速度を落とすことなく、か
つ、タイミング設計を複雑にすることなく、1つのメモ
リバスに接続可能なメモリモジュールの数を増加させる
ことが可能となる。これにより、コンピュータなどのシ
ステム全体に搭載可能なメモリの容量を増大させること
ができ、システム全体の性能を向上させることが可能と
なる。特に、これは、サーバシステム、エンジニアリン
グシステムなど、メモリ容量がシステム性能に直結する
場合に顕著である。
ソースクロック同期式メモリシステムを構成することに
より、バス中の信号の伝搬速度を落とすことなく、か
つ、タイミング設計を複雑にすることなく、1つのメモ
リバスに接続可能なメモリモジュールの数を増加させる
ことが可能となる。これにより、コンピュータなどのシ
ステム全体に搭載可能なメモリの容量を増大させること
ができ、システム全体の性能を向上させることが可能と
なる。特に、これは、サーバシステム、エンジニアリン
グシステムなど、メモリ容量がシステム性能に直結する
場合に顕著である。
【0056】第1の実施の形態にかかるバスクロック同
期式メモリシステムにおいて、メモリバスのインタフェ
ースにSSTL(Stub Series Terminated Logic)を用
いて、第1のメモリライザ基板B1および第2のメモリ
ライザ基板B2に、それぞれ、8枚のメモリモジュール
を搭載する場合の、アドレスバスのSPICEシミュレ
ーション波形を図3に示す。また、図4は、そのシミュ
レーション回路を示す図である。
期式メモリシステムにおいて、メモリバスのインタフェ
ースにSSTL(Stub Series Terminated Logic)を用
いて、第1のメモリライザ基板B1および第2のメモリ
ライザ基板B2に、それぞれ、8枚のメモリモジュール
を搭載する場合の、アドレスバスのSPICEシミュレ
ーション波形を図3に示す。また、図4は、そのシミュ
レーション回路を示す図である。
【0057】図3において、観測点はメモリコントロー
ラの出力点(S)、第1番目のメモリモジュール10−
0のメモリピン(b1)、第9番目のメモリモジュール
10−8のメモリピン(b9)および第16番目のメモ
リモジュール10−15−メモリピン(b16)であ
る。それぞれの点での波形が、v(S)、v(b1)、v
(b9)およびv(b16)となっている。図3に示すよう
に、各点の波形は、いずれも安定していることがわかる
であろう。また、信号波形は、信号線(S1、S2或い
はS3)を光速で伝搬するため高速に動作可能であるこ
とがわかる。さらに、信号の伝搬遅延時間も一定であ
り、かつ、ノイズマージンも余裕をもってデータ伝送で
きる程度のものであることがわかる。
ラの出力点(S)、第1番目のメモリモジュール10−
0のメモリピン(b1)、第9番目のメモリモジュール
10−8のメモリピン(b9)および第16番目のメモ
リモジュール10−15−メモリピン(b16)であ
る。それぞれの点での波形が、v(S)、v(b1)、v
(b9)およびv(b16)となっている。図3に示すよう
に、各点の波形は、いずれも安定していることがわかる
であろう。また、信号波形は、信号線(S1、S2或い
はS3)を光速で伝搬するため高速に動作可能であるこ
とがわかる。さらに、信号の伝搬遅延時間も一定であ
り、かつ、ノイズマージンも余裕をもってデータ伝送で
きる程度のものであることがわかる。
【0058】本実施の形態によれば、筐体の制約にかか
わらず、より多くのメモリライザ基板、たとえば、従来
の2倍のメモリライザ基板を搭載することが可能とな
り、その結果、1つのメモリバスに接続可能なメモリモ
ジュールの数を増大させることが可能となる。
わらず、より多くのメモリライザ基板、たとえば、従来
の2倍のメモリライザ基板を搭載することが可能とな
り、その結果、1つのメモリバスに接続可能なメモリモ
ジュールの数を増大させることが可能となる。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
ソースクロック同期式メモリシステムにつき説明を加え
る。図5は、この実施の形態にかかるソースクロック同
期式メモリシステムの構成を示すブロックダイヤグラム
である。図5において、図2に示すメモリシステムの同
一の構成部分には、同一の符号を付している。また、こ
のメモリシステムの外観は、図1のものと同一である。
ソースクロック同期式メモリシステムにつき説明を加え
る。図5は、この実施の形態にかかるソースクロック同
期式メモリシステムの構成を示すブロックダイヤグラム
である。図5において、図2に示すメモリシステムの同
一の構成部分には、同一の符号を付している。また、こ
のメモリシステムの外観は、図1のものと同一である。
【0060】図2に示すように、このソースクロック同
期式メモリシステムは、クロック線S1が、アドレス線
S2と同様に、第1のメモリライザ基板B1、基板接続
用コネクタC3および第2のメモリライザ基板B2を経
て、コネクタC2に戻ることなく、整合終端している点
で、第1の実施の形態にかかるメモリシステムと相違し
ている。また、この実施の形態において、DRAMのア
クセスタイム、配線伝搬遅延およびスキューが、メモリ
コントローラ100のクロックの周波数、すなわち、動
作周波数の略倍数あるいは略倍数分の1となるように設
定されている。
期式メモリシステムは、クロック線S1が、アドレス線
S2と同様に、第1のメモリライザ基板B1、基板接続
用コネクタC3および第2のメモリライザ基板B2を経
て、コネクタC2に戻ることなく、整合終端している点
で、第1の実施の形態にかかるメモリシステムと相違し
ている。また、この実施の形態において、DRAMのア
クセスタイム、配線伝搬遅延およびスキューが、メモリ
コントローラ100のクロックの周波数、すなわち、動
作周波数の略倍数あるいは略倍数分の1となるように設
定されている。
【0061】このように構成されたソースクロック同期
式メモリシステムにおいて、メモリモジュール10−0
ないし10−15の何れかにデータを書き込む場合の作
動は、第1の実施の形態のメモリシステムと同様であ
る。これに対して、メモリモジュール10−0ないし1
0−15の何れかからデータを読み出す場合の作動につ
き、以下に説明する。
式メモリシステムにおいて、メモリモジュール10−0
ないし10−15の何れかにデータを書き込む場合の作
動は、第1の実施の形態のメモリシステムと同様であ
る。これに対して、メモリモジュール10−0ないし1
0−15の何れかからデータを読み出す場合の作動につ
き、以下に説明する。
【0062】この場合にも、まず、メモリコントローラ
100は、クロック線S1およびアドレスS2に、クロ
ック信号およびアドレス信号を送出する。対応するメモ
リモジュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、
アクセス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリ
モジュールから送出される。
100は、クロック線S1およびアドレスS2に、クロ
ック信号およびアドレス信号を送出する。対応するメモ
リモジュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、
アクセス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリ
モジュールから送出される。
【0063】メモリモジュール10−1ないし10−7
の何れかから送出されたデータは、データ線S3および
基板接続用コネクタC3を経て、さらに第2のメモリラ
イザ基板B2を通過した後にコネクタC2に達し、メモ
リモジュール10−8ないし10−15の何れかから送
出されたデータは、データ線S3を通って、コネクタC
2に達する。さらに、データは、コネクタC2を経て、
メモリモジュール100のリードデータ入力端子Data/R
eadに達する。
の何れかから送出されたデータは、データ線S3および
基板接続用コネクタC3を経て、さらに第2のメモリラ
イザ基板B2を通過した後にコネクタC2に達し、メモ
リモジュール10−8ないし10−15の何れかから送
出されたデータは、データ線S3を通って、コネクタC
2に達する。さらに、データは、コネクタC2を経て、
メモリモジュール100のリードデータ入力端子Data/R
eadに達する。
【0064】前述したように、 DRAMのアクセスタ
イム、配線伝搬遅延およびスキューが、メモリコントロ
ーラ100のクロックの周波数の略倍数あるいは略倍数
分の1となるように設定されている。したがって、メモ
リコントローラ100の内部クロックを用いて、リード
データ入力端子Data/Readに到達したデータをラッチす
ることが可能となる。すなわち、データを読み出す際に
メモリコントローラ100の内部クロックを用いること
になるが、メモリ読み出しにかかる遅延時間、すなわ
ち、アクセスタイムと配線伝搬遅延時間とスキューとの
和が、クロック周期内であれば、リード可能である。そ
して、メモリコントローラ100にクロックの入力端子
を設ける必要がなく、かつ、読み出されたデータをメモ
リコントローラ100の内部クロックにてラッチできる
ので、メモリ読み出し(メモリリード)の入力回路の構
成を簡単にすることができる。
イム、配線伝搬遅延およびスキューが、メモリコントロ
ーラ100のクロックの周波数の略倍数あるいは略倍数
分の1となるように設定されている。したがって、メモ
リコントローラ100の内部クロックを用いて、リード
データ入力端子Data/Readに到達したデータをラッチす
ることが可能となる。すなわち、データを読み出す際に
メモリコントローラ100の内部クロックを用いること
になるが、メモリ読み出しにかかる遅延時間、すなわ
ち、アクセスタイムと配線伝搬遅延時間とスキューとの
和が、クロック周期内であれば、リード可能である。そ
して、メモリコントローラ100にクロックの入力端子
を設ける必要がなく、かつ、読み出されたデータをメモ
リコントローラ100の内部クロックにてラッチできる
ので、メモリ読み出し(メモリリード)の入力回路の構
成を簡単にすることができる。
【0065】この実施の形態によれば、メモリコントロ
ーラ100内のクロック分配機構が単純となり、スキュ
ーが減って動作マージンが増大する、このため、システ
ムの安定性をより増大することが可能となる。
ーラ100内のクロック分配機構が単純となり、スキュ
ーが減って動作マージンが増大する、このため、システ
ムの安定性をより増大することが可能となる。
【0066】次に、図6を参照して、本発明の第3の実
施の形態にかかるソースクロック同期式メモリシステム
につき説明を加える。図6において、図2と同じ構成部
分には、同じ符号を付している。また、このメモリシス
テムの外観は、図1に示すものと同一である。
施の形態にかかるソースクロック同期式メモリシステム
につき説明を加える。図6において、図2と同じ構成部
分には、同じ符号を付している。また、このメモリシス
テムの外観は、図1に示すものと同一である。
【0067】図6に示すように、この実施の形態にかか
るソースクロック同期式メモリシステムの、コネクタC
1、C2、メモリライザ基板B1、B2、および、基板
接続用コネクタC3は、第2の実施の形態のものと同一
である。その一方、メモリコントローラ100には、デ
ータ出力端子Data/Writeおよびデータ入力端子Data/Rea
dの代わりに、データ入出力兼用の端子(データ入出力
端子)Dataが設けられている。さらに、ベース基板BB
には、データ入出力端子Dataと、コネクタC1のデータ
線或いはコネクタC2のデータ線の何れかとを接続する
ためのスイッチSW0が設けられている。すなわち、この
実施の形態においては、ライトサイクルとリードサイク
ルとの間でスイッチSW0を切り換えることを特徴として
いる。このスイッチSW0は、メモリコントローラ100
からの制御信号(図示せず)により制御されている。
るソースクロック同期式メモリシステムの、コネクタC
1、C2、メモリライザ基板B1、B2、および、基板
接続用コネクタC3は、第2の実施の形態のものと同一
である。その一方、メモリコントローラ100には、デ
ータ出力端子Data/Writeおよびデータ入力端子Data/Rea
dの代わりに、データ入出力兼用の端子(データ入出力
端子)Dataが設けられている。さらに、ベース基板BB
には、データ入出力端子Dataと、コネクタC1のデータ
線或いはコネクタC2のデータ線の何れかとを接続する
ためのスイッチSW0が設けられている。すなわち、この
実施の形態においては、ライトサイクルとリードサイク
ルとの間でスイッチSW0を切り換えることを特徴として
いる。このスイッチSW0は、メモリコントローラ100
からの制御信号(図示せず)により制御されている。
【0068】スイッチSW0は、FET(電界効果型トラ
ンジスタ)のドレインーソース間のチャネルを利用して
も良いし、他のスイッチ(たとえば、リレーなどの機械
的なスイッチ)を用いてもよいことは明らかである。よ
り好ましくは、スイッチSW1の信号伝搬遅延時間は、高
速化のために、0.1以下である。なお、一般に、メモ
リモジュール10−1ないし10−15の何れかから読
み出されたデータは、読み出しの要求(リード要求)か
ら30ns以上遅延する。この遅延時間の間に、メモリ
コントロール100においては、ライトサイクルである
のか或いはリードサイクルであるのかを計算できる。し
たがって、スイッチSW0の切換えは、クリティカルなタ
イミングではない。このように構成されたソースクロッ
ク同期式メモリシステムにおいて、メモリモジュール1
0−1ないし10−15の何れかにデータを書き込む場
合には、スイッチSW1を、データ入出力端子Dataとコネ
クタC1のデータ線S3とを接続するように切換えて、
メモリコントローラ100からクロック線S1、アドレ
スS2およびデータ線S3を用いて、クロック信号、ア
ドレス信号およびデータが、同時に出力される。以下の
作動は、第1の実施の形態のものと同様である。すなわ
ち、メモリコントローラ100から送出されたクロック
信号、アドレス信号およびデータは、コネクタC1を介
して、基板B1上の配線(クロック線S1、アドレス・
コマンド線S2およびデータ線S3)を伝搬し、各メモ
リモジュール10に、同じオフセット位相差を保ちなが
ら到着する。これにより、所定のメモリモジュールに、
データが書き込まれる。
ンジスタ)のドレインーソース間のチャネルを利用して
も良いし、他のスイッチ(たとえば、リレーなどの機械
的なスイッチ)を用いてもよいことは明らかである。よ
り好ましくは、スイッチSW1の信号伝搬遅延時間は、高
速化のために、0.1以下である。なお、一般に、メモ
リモジュール10−1ないし10−15の何れかから読
み出されたデータは、読み出しの要求(リード要求)か
ら30ns以上遅延する。この遅延時間の間に、メモリ
コントロール100においては、ライトサイクルである
のか或いはリードサイクルであるのかを計算できる。し
たがって、スイッチSW0の切換えは、クリティカルなタ
イミングではない。このように構成されたソースクロッ
ク同期式メモリシステムにおいて、メモリモジュール1
0−1ないし10−15の何れかにデータを書き込む場
合には、スイッチSW1を、データ入出力端子Dataとコネ
クタC1のデータ線S3とを接続するように切換えて、
メモリコントローラ100からクロック線S1、アドレ
スS2およびデータ線S3を用いて、クロック信号、ア
ドレス信号およびデータが、同時に出力される。以下の
作動は、第1の実施の形態のものと同様である。すなわ
ち、メモリコントローラ100から送出されたクロック
信号、アドレス信号およびデータは、コネクタC1を介
して、基板B1上の配線(クロック線S1、アドレス・
コマンド線S2およびデータ線S3)を伝搬し、各メモ
リモジュール10に、同じオフセット位相差を保ちなが
ら到着する。これにより、所定のメモリモジュールに、
データが書き込まれる。
【0069】その一方、何れかのメモリモジュールから
データを読み出す場合には、メモリコントローラ100
は、クロック線S1およびアドレスS2に、クロック信
号およびアドレス信号を送出する。このときに、スイッ
チSW0を、データ入出力端子DataとコネクタC2のデー
タ線S3とを接続するように切換える。なお、必要な場
合には、クロック信号およびアドレス信号の送出に先立
って、スイッチSW0を切り換えてもよい。対応するメモ
リモジュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、
アクセス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリ
モジュールから送出される。
データを読み出す場合には、メモリコントローラ100
は、クロック線S1およびアドレスS2に、クロック信
号およびアドレス信号を送出する。このときに、スイッ
チSW0を、データ入出力端子DataとコネクタC2のデー
タ線S3とを接続するように切換える。なお、必要な場
合には、クロック信号およびアドレス信号の送出に先立
って、スイッチSW0を切り換えてもよい。対応するメモ
リモジュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、
アクセス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリ
モジュールから送出される。
【0070】メモリモジュール10−1ないし10−7
の何れかから送出されたデータは、データ線S3および
基板接続用コネクタC3を経て、さらに第2のメモリラ
イザ基板B2を通過した後にコネクタC2に達し、或い
は、メモリモジュール10−8ないし10−15の何れ
かから送出されたデータは、データ線S3を通って、コ
ネクタC2に達する。さらに、データは、コネクタC2
およびスイッチSW0を経て、メモリモジュール100の
入出力端子Dataに達する。
の何れかから送出されたデータは、データ線S3および
基板接続用コネクタC3を経て、さらに第2のメモリラ
イザ基板B2を通過した後にコネクタC2に達し、或い
は、メモリモジュール10−8ないし10−15の何れ
かから送出されたデータは、データ線S3を通って、コ
ネクタC2に達する。さらに、データは、コネクタC2
およびスイッチSW0を経て、メモリモジュール100の
入出力端子Dataに達する。
【0071】第3の実施の形態においても、第2の実施
の形態と同様に、 DRAMのアクセスタイム、配線伝
搬遅延およびスキューが、メモリコントローラ100の
クロックの周波数の略倍数あるいは略倍数分の1となる
ように設定されている。したがって、メモリコントロー
ラ100の内部クロックを用いて、入出力端子Dataに到
達したデータが、メモリコントローラ100によりラッ
チされる。
の形態と同様に、 DRAMのアクセスタイム、配線伝
搬遅延およびスキューが、メモリコントローラ100の
クロックの周波数の略倍数あるいは略倍数分の1となる
ように設定されている。したがって、メモリコントロー
ラ100の内部クロックを用いて、入出力端子Dataに到
達したデータが、メモリコントローラ100によりラッ
チされる。
【0072】この実施の形態によれば、メモリコントロ
ーラ100のデータ信号の端子を略半分にすることがで
きる。たとえば、データ幅が8バイト(byte)の場合に、
ライトデータ用の端子とリードデータ用の端子とを別個
に設けると、メモリコントローラ100には、128本
の信号用のピンおよびそのリターン電流用のグランドピ
ン(約64本)、総計で約192本の端子が必要である
が、本実施の形態にかかるメモリコントローラ100に
おいては、上記総計の半分である81本の端子と、スイ
ッチSW1の制御信号用の1本の端子とがあれば足りる。
したがって、通常、単一のLSIとして形成されるメモ
リコントローラ100のパッケージのサイズを大幅に小
さくすることが可能となる。このため、メモリコントロ
ーラ100のコストを小さくすることができる。なお、
上記比較において、グランドピンは、信号−グランドピ
ン比が2:1として計算した。これは、信号の立上り時
間、LSIパッケージの同時駆動ノイズとその許容量で
決まる量であるが、QFPやPGAにおいて、通常は
2:1程度である。
ーラ100のデータ信号の端子を略半分にすることがで
きる。たとえば、データ幅が8バイト(byte)の場合に、
ライトデータ用の端子とリードデータ用の端子とを別個
に設けると、メモリコントローラ100には、128本
の信号用のピンおよびそのリターン電流用のグランドピ
ン(約64本)、総計で約192本の端子が必要である
が、本実施の形態にかかるメモリコントローラ100に
おいては、上記総計の半分である81本の端子と、スイ
ッチSW1の制御信号用の1本の端子とがあれば足りる。
したがって、通常、単一のLSIとして形成されるメモ
リコントローラ100のパッケージのサイズを大幅に小
さくすることが可能となる。このため、メモリコントロ
ーラ100のコストを小さくすることができる。なお、
上記比較において、グランドピンは、信号−グランドピ
ン比が2:1として計算した。これは、信号の立上り時
間、LSIパッケージの同時駆動ノイズとその許容量で
決まる量であるが、QFPやPGAにおいて、通常は
2:1程度である。
【0073】次に、図7を参照して、本発明の第4の実
施の形態にかかるソースクロック同期式メモリシステム
につき説明を加える。
施の形態にかかるソースクロック同期式メモリシステム
につき説明を加える。
【0074】図7において、図1および図6と同じ構成
部分には、同じ符号を付している。また、このメモリシ
ステムの外観は、図21に示す従来のものと同様であ
る。図7に示すように、この実施の形態にかかるソース
クロック同期式メモリシステムは、メモリコントローラ
100を搭載したベース基板BB、コネクタC0および
メモリライザ基板B0を備えている。メモリコントロー
ラ100には、データ出力端子Data/Writeおよびデータ
入力端子Data/Readの代わりに、データ入出力兼用の端
子(データ入出力端子)Dataが設けられている。さら
に、メモリライザ基板B0には、スイッチSW0が設けら
れている。スイッチSW0は、第3の実施の形態のものと
同様に、メモリライザ100からの制御信号(図示せ
ず)により切り換えられる。すなわち、スイッチSW0
は、メモリコントローラ100からの制御信号にしたが
って、ベース基板BB上のメモリコントローラ100の
データ入出力端子Dataと、データの送信路であるデータ
線(S3−T)或いはデータの帰還路であるデータ線
(S3−R)の何れかとを接続する。
部分には、同じ符号を付している。また、このメモリシ
ステムの外観は、図21に示す従来のものと同様であ
る。図7に示すように、この実施の形態にかかるソース
クロック同期式メモリシステムは、メモリコントローラ
100を搭載したベース基板BB、コネクタC0および
メモリライザ基板B0を備えている。メモリコントロー
ラ100には、データ出力端子Data/Writeおよびデータ
入力端子Data/Readの代わりに、データ入出力兼用の端
子(データ入出力端子)Dataが設けられている。さら
に、メモリライザ基板B0には、スイッチSW0が設けら
れている。スイッチSW0は、第3の実施の形態のものと
同様に、メモリライザ100からの制御信号(図示せ
ず)により切り換えられる。すなわち、スイッチSW0
は、メモリコントローラ100からの制御信号にしたが
って、ベース基板BB上のメモリコントローラ100の
データ入出力端子Dataと、データの送信路であるデータ
線(S3−T)或いはデータの帰還路であるデータ線
(S3−R)の何れかとを接続する。
【0075】また、コネクタC0は、クロック線、アド
レス・コマンド線、データ線およびスイッチSW0用の制
御線を接続するようになっている。
レス・コマンド線、データ線およびスイッチSW0用の制
御線を接続するようになっている。
【0076】この実施の形態にかかるソースクロック同
期式メモリシステムは、第3の実施の形態のものとほぼ
同様に作動する。すなわち、メモリモジュール10−1
ないし10−15の何れかにデータを書き込む場合に
は、スイッチSW0を、データ入出力端子Dataとデータ送
信路であるデータ線S3−Tとを接続するように切換え
て、メモリコントローラ100からクロック線S1、ア
ドレスS2およびデータ線S3を用いて、クロック信
号、アドレス信号およびデータが、同時に出力される。
メモリコントローラ100から送出されたクロック信
号、アドレス信号およびデータは、コネクタC0を介し
て、メモリライザ基板B0上の配線(クロック線S1、
アドレス・コマンド線S2およびデータ線S3)を伝搬
し、各メモリモジュール10に、同じオフセット位相差
を保ちながら到着する。これにより、所定のメモリモジ
ュールに、データが書き込まれる。
期式メモリシステムは、第3の実施の形態のものとほぼ
同様に作動する。すなわち、メモリモジュール10−1
ないし10−15の何れかにデータを書き込む場合に
は、スイッチSW0を、データ入出力端子Dataとデータ送
信路であるデータ線S3−Tとを接続するように切換え
て、メモリコントローラ100からクロック線S1、ア
ドレスS2およびデータ線S3を用いて、クロック信
号、アドレス信号およびデータが、同時に出力される。
メモリコントローラ100から送出されたクロック信
号、アドレス信号およびデータは、コネクタC0を介し
て、メモリライザ基板B0上の配線(クロック線S1、
アドレス・コマンド線S2およびデータ線S3)を伝搬
し、各メモリモジュール10に、同じオフセット位相差
を保ちながら到着する。これにより、所定のメモリモジ
ュールに、データが書き込まれる。
【0077】その一方、何れかのメモリモジュールから
データを読み出す場合には、メモリコントローラ100
は、クロック線S1およびアドレスS2に、クロック信
号およびアドレス信号を送出する。このときに、スイッ
チSW0を、データ入出力端子Dataと帰還路のデータ線S
3−Rとを接続するように切換える。なお、必要な場合
には、クロック信号およびアドレス信号の送出に先立っ
て、スイッチSWを切り換えてもよい。対応するメモリモ
ジュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、アク
セス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリモジ
ュールから送出される。
データを読み出す場合には、メモリコントローラ100
は、クロック線S1およびアドレスS2に、クロック信
号およびアドレス信号を送出する。このときに、スイッ
チSW0を、データ入出力端子Dataと帰還路のデータ線S
3−Rとを接続するように切換える。なお、必要な場合
には、クロック信号およびアドレス信号の送出に先立っ
て、スイッチSWを切り換えてもよい。対応するメモリモ
ジュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、アク
セス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリモジ
ュールから送出される。
【0078】メモリモジュール10−1ないし10−1
5の何れかから送出されたデータは、データ線S3−R
を通って、データは、スイッチSW0およびコネクタC0
を経て、メモリモジュール100の入出力端子Dataに達
する。
5の何れかから送出されたデータは、データ線S3−R
を通って、データは、スイッチSW0およびコネクタC0
を経て、メモリモジュール100の入出力端子Dataに達
する。
【0079】本実施の形態によれば、ベース基板BBの
信号線とメモリライザ基板B0とを接続するためのコネ
クタC0のピン数を減少させることが可能となる。
信号線とメモリライザ基板B0とを接続するためのコネ
クタC0のピン数を減少させることが可能となる。
【0080】たとえば、メモリモジュール10−0ない
し10−15のデータ幅が8バイト(byte)の場合に、従
来技術において、コネクタC0は、少なくとも128本
の信号線が必要であった。さらに、これらの信号線のリ
ターン電流用のグランドピンが必要であり、たとえば、
信号−グランドピン比を2:1とすると、64本のグラ
ンドピンが必要である。したがって、コネクタC0に
は、合計で192本のピンが必要となっていた。これに
対して、本実施の形態においては、従来のピンのうち、
半分の85本を削減することが可能であり、その一方、
追加すべきピンは、スイッチSW0の制御信号用の1本の
制御線のみである。このため、コネクタC0のコストを
大幅に削減することができる。また、コネクタC0を設
置するためのスペースを小さくすることが可能となる。
し10−15のデータ幅が8バイト(byte)の場合に、従
来技術において、コネクタC0は、少なくとも128本
の信号線が必要であった。さらに、これらの信号線のリ
ターン電流用のグランドピンが必要であり、たとえば、
信号−グランドピン比を2:1とすると、64本のグラ
ンドピンが必要である。したがって、コネクタC0に
は、合計で192本のピンが必要となっていた。これに
対して、本実施の形態においては、従来のピンのうち、
半分の85本を削減することが可能であり、その一方、
追加すべきピンは、スイッチSW0の制御信号用の1本の
制御線のみである。このため、コネクタC0のコストを
大幅に削減することができる。また、コネクタC0を設
置するためのスペースを小さくすることが可能となる。
【0081】また、第3の実施の形態と同様に、メモリ
コントローラ100の端子数を削減することが可能とな
る。
コントローラ100の端子数を削減することが可能とな
る。
【0082】次に、図8を参照して、本発明の第5の実
施の形態につき、説明を加える。この実施の形態におい
ては、複数のメモリモジュール10を搭載したメモリラ
イザ基板B1およびB2および基板接続用コネクタC3
から構成される組(ユニット)を2つ組合わせて、1つ
のソースクロック同期式メモリユニットを構成してい
る。図8に示すように、第1のユニットU1は、8つの
メモリモジュール10を配設した第1のメモリライザ基
板B1−1、8つのメモリモジュールユニット10を配
設した第2のメモリライザ基板B2−1、コネクタC1
−1、C2−2、および、基板接続用コネクタC3−1
を備えている。また、図8においては、データ線S3の
みを模式的に示し、データ線S3中の矢印は、データの
伝搬方向を示している。
施の形態につき、説明を加える。この実施の形態におい
ては、複数のメモリモジュール10を搭載したメモリラ
イザ基板B1およびB2および基板接続用コネクタC3
から構成される組(ユニット)を2つ組合わせて、1つ
のソースクロック同期式メモリユニットを構成してい
る。図8に示すように、第1のユニットU1は、8つの
メモリモジュール10を配設した第1のメモリライザ基
板B1−1、8つのメモリモジュールユニット10を配
設した第2のメモリライザ基板B2−1、コネクタC1
−1、C2−2、および、基板接続用コネクタC3−1
を備えている。また、図8においては、データ線S3の
みを模式的に示し、データ線S3中の矢印は、データの
伝搬方向を示している。
【0083】図9は、この実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。図9に示すように、ユニットU1、U
2は、それぞれ、図2に示す第1の実施の形態にかかる
メモリライザ基板B1、B2、コネクタC1、C2およ
び基板接続用コネクタC3と同一である。ベース基板B
Bにおいて、第1のユニットU1のコネクタC2−1の
端子から、第2のユニットU2のコネクタC1−1の対
応する端子までの信号線が配設されている。また、メモ
リコントローラ100からのクロック線、アドレス・コ
マンド線および書込み用のデータ線は、第1のユニット
U1のコネクタC1−1に接続されるようになってお
り、その一方、第2のユニットのコネクタC2−2か
ら、読み出し用データ線および入力用クロックが、メモ
リコントローラのデータ入力端子Data/Readおよびクロ
ック入力端子CLKINに与えられるようになっている。
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。図9に示すように、ユニットU1、U
2は、それぞれ、図2に示す第1の実施の形態にかかる
メモリライザ基板B1、B2、コネクタC1、C2およ
び基板接続用コネクタC3と同一である。ベース基板B
Bにおいて、第1のユニットU1のコネクタC2−1の
端子から、第2のユニットU2のコネクタC1−1の対
応する端子までの信号線が配設されている。また、メモ
リコントローラ100からのクロック線、アドレス・コ
マンド線および書込み用のデータ線は、第1のユニット
U1のコネクタC1−1に接続されるようになってお
り、その一方、第2のユニットのコネクタC2−2か
ら、読み出し用データ線および入力用クロックが、メモ
リコントローラのデータ入力端子Data/Readおよびクロ
ック入力端子CLKINに与えられるようになっている。
【0084】図8および図9から理解できるように、メ
モリコントローラ100からのクロック線S1は、第1
のユニットU1のコネクタC1−1を介して、第1のメ
モリライザ基板B1−1に達し、メモリモジュール10
−01ないし10−71と順次接続され、次いで、基板
接続用コネクタC3−1を介して、第2のメモリライザ
基板B2−1に達し、メモリモジュール10−81ない
し10−151と順次接続されて、コネクタC2−1に
達する。クロック線S1は、第2のコネクタC2からベ
ース基板BB上を延びて、第2のユニットU2のコネク
タC1−2を介して、第1のメモリライザ基板B1−2
に達して、メモリモジュール10−02ないし10−7
2と順次接続される。次いで、クロック線S1は、基板
接続用コネクタC3−2を介して、第2のメモリライザ
基板B2−2に達し、メモリモジュール10−82ない
し10−152と順次接続されて、コネクタC2−2に
達し、さらに、ベース基板BB上を延びて、メモリコン
トローラ100のクロック入力端子CLKINに戻る。
モリコントローラ100からのクロック線S1は、第1
のユニットU1のコネクタC1−1を介して、第1のメ
モリライザ基板B1−1に達し、メモリモジュール10
−01ないし10−71と順次接続され、次いで、基板
接続用コネクタC3−1を介して、第2のメモリライザ
基板B2−1に達し、メモリモジュール10−81ない
し10−151と順次接続されて、コネクタC2−1に
達する。クロック線S1は、第2のコネクタC2からベ
ース基板BB上を延びて、第2のユニットU2のコネク
タC1−2を介して、第1のメモリライザ基板B1−2
に達して、メモリモジュール10−02ないし10−7
2と順次接続される。次いで、クロック線S1は、基板
接続用コネクタC3−2を介して、第2のメモリライザ
基板B2−2に達し、メモリモジュール10−82ない
し10−152と順次接続されて、コネクタC2−2に
達し、さらに、ベース基板BB上を延びて、メモリコン
トローラ100のクロック入力端子CLKINに戻る。
【0085】メモリコントローラ100からのアドレス
・コマンド線S2およびデータ線S3も、クロック線S
1と略同様に配置されている。アドレスコマンド線S2
は、第2のユニットU2の第2のメモリライザ基板B2
−2において、メモリモジュール10−82ないし10
−152と順次接続され、次いで、整合終端している。
なお、これら信号線S1、S2およびS3は、相互に、
略同じ配線形態、配線長および配線インピーダンスを有
している。
・コマンド線S2およびデータ線S3も、クロック線S
1と略同様に配置されている。アドレスコマンド線S2
は、第2のユニットU2の第2のメモリライザ基板B2
−2において、メモリモジュール10−82ないし10
−152と順次接続され、次いで、整合終端している。
なお、これら信号線S1、S2およびS3は、相互に、
略同じ配線形態、配線長および配線インピーダンスを有
している。
【0086】このように構成されたソースクロック同期
式メモリシステムの作動は、第1の実施の形態のものと
ほぼ同様である。たとえば、何れかのメモリモジュール
にデータを書き込む場合には、メモリコントローラ10
0は、クロック線S1およびアドレス・コマンド線S2
を用いて、クロック信号およびアドレス信号を、同時に
出力し、同様に、データ線S3を用いて、クロックやア
ドレスと同一のタイミングで、データを出力する。ただ
し、メモリモジュール10において、クロックに対して
アドレス信号或いはデータにセットアップ時間が必要な
場合には、オフセットとして、クロック信号とアドレス
信号或いはデータとの間に位相差を設けておくことも、
第1の実施の形態と同様である。
式メモリシステムの作動は、第1の実施の形態のものと
ほぼ同様である。たとえば、何れかのメモリモジュール
にデータを書き込む場合には、メモリコントローラ10
0は、クロック線S1およびアドレス・コマンド線S2
を用いて、クロック信号およびアドレス信号を、同時に
出力し、同様に、データ線S3を用いて、クロックやア
ドレスと同一のタイミングで、データを出力する。ただ
し、メモリモジュール10において、クロックに対して
アドレス信号或いはデータにセットアップ時間が必要な
場合には、オフセットとして、クロック信号とアドレス
信号或いはデータとの間に位相差を設けておくことも、
第1の実施の形態と同様である。
【0087】メモリコントローラ100から送出された
クロック信号、アドレス信号およびデータは、第1のユ
ニットU1のコネクタC1−1を介して、メモリライザ
基板B1−1上の配線(クロック線S1、アドレス・コ
マンド線S2およびデータ線S3)を伝搬し、次いで、
基板接続用コネクタC3−1を介して、メモリライザ基
板B2−1上の配線を伝搬して、コネクタC2−1に達
する。さらに、これら信号は、ベース基板BB、第2の
ユニットU2のコネクタC1−2を介して、メモリライ
ザ基板B1−2上の配線を伝搬して、さらに、基板接続
用コネクタC3−2を介して、メモリライザ基板B2−
2上の配線を伝搬する。なお、各信号せんは、略同じ配
線形態、配線長および配線インピーダンスを有するた
め、第1のユニットU1および第2のユニットU2の各
メモリモジュールには、各信号が、同じオフセット位相
差を保ちながら到着する。したがって、第1の実施の形
態と同様に、所望のメモリモジュールのDRAMにデー
タを書き込むことができる。
クロック信号、アドレス信号およびデータは、第1のユ
ニットU1のコネクタC1−1を介して、メモリライザ
基板B1−1上の配線(クロック線S1、アドレス・コ
マンド線S2およびデータ線S3)を伝搬し、次いで、
基板接続用コネクタC3−1を介して、メモリライザ基
板B2−1上の配線を伝搬して、コネクタC2−1に達
する。さらに、これら信号は、ベース基板BB、第2の
ユニットU2のコネクタC1−2を介して、メモリライ
ザ基板B1−2上の配線を伝搬して、さらに、基板接続
用コネクタC3−2を介して、メモリライザ基板B2−
2上の配線を伝搬する。なお、各信号せんは、略同じ配
線形態、配線長および配線インピーダンスを有するた
め、第1のユニットU1および第2のユニットU2の各
メモリモジュールには、各信号が、同じオフセット位相
差を保ちながら到着する。したがって、第1の実施の形
態と同様に、所望のメモリモジュールのDRAMにデー
タを書き込むことができる。
【0088】また、何れかのメモリモジュールのDRA
Mからデータを読み出す場合には、メモリコントローラ
100からクロック線S1およびアドレスS2を用い
て、クロック信号およびアドレス信号が、同時に出力さ
れる。これらクロック信号およびアドレス信号は、種々
のコネクタC1−1、C3−1、C2−1、C1−2、
C3−2を介して、メモリライザ基板B1−1、B2−
1、B1−2、B2−2の信号線を伝搬する。
Mからデータを読み出す場合には、メモリコントローラ
100からクロック線S1およびアドレスS2を用い
て、クロック信号およびアドレス信号が、同時に出力さ
れる。これらクロック信号およびアドレス信号は、種々
のコネクタC1−1、C3−1、C2−1、C1−2、
C3−2を介して、メモリライザ基板B1−1、B2−
1、B1−2、B2−2の信号線を伝搬する。
【0089】対応するメモリモジュール中のDRAMか
らデータは、クロック信号が入力されてからアクセス時
間Tac秒後に出力され、データ線S3を伝搬して、最終
的に、コネクタC2−2を介して、メモリコントローラ
100のデータ入力端子Data/Readに達する。また、ク
ロック線S1を伝搬したクロック信号も、コネクタC2
−2を介して、メモリコントローラのクロック入力端子
CLKINに達する。
らデータは、クロック信号が入力されてからアクセス時
間Tac秒後に出力され、データ線S3を伝搬して、最終
的に、コネクタC2−2を介して、メモリコントローラ
100のデータ入力端子Data/Readに達する。また、ク
ロック線S1を伝搬したクロック信号も、コネクタC2
−2を介して、メモリコントローラのクロック入力端子
CLKINに達する。
【0090】したがって、クロック入力端子CLKINに与
えられたクロック信号を用いることにより、データをラ
ッチすることができる。
えられたクロック信号を用いることにより、データをラ
ッチすることができる。
【0091】本実施の形態によれば、メモリライザ基
板、基板接続用コネクタなどによる歩ニットを複数設け
ることにより、メモリシステムの1バンク当たりのメモ
リモジュールの数、すなわち、メモリ容量を、さらに増
大させることが可能となる。
板、基板接続用コネクタなどによる歩ニットを複数設け
ることにより、メモリシステムの1バンク当たりのメモ
リモジュールの数、すなわち、メモリ容量を、さらに増
大させることが可能となる。
【0092】なお、データ線、アドレス・コマンド線お
よびデータ線の伝搬線路が長くなるため、信号波形がな
まる場合には、上述した信号経路の途中の対応する位置
に、すなわち、メモリコントローラ100からの信号経
路の長さが相互に等しくなるような位置に、バスドライ
ブ或いはラッチ付きのバスドライバを配置すれば良い。
たとえば、第1のユニットのコネクタC2−1を介して
ベース基板BBに入った位置に、上述したバスドライバ
を挿入すれば良い。次に、本発明の第6の実施の形態に
つき説明を加える。この実施の形態においては、二つの
スイッチSW1およびSW22を用いて、バンクを切換える
ことにより、メモリコントローラの端子(ピン)数を増
大させることなく、読み書き可能なデータ容量をより増
大させている。図10に示すように、この実施の形態に
かかるソースクロック同期式は、第1のユニットU1と
第2のユニットU2から構成される。これらユニットの
構成部分は、図8および図9に示す第6の実施の形態の
ものと同一である。すなわち、第1のユニットU1は、
複数のメモリモジュールを搭載したメモリライザ基板B
1−1、B2−1、コネクタC1−1、C2−1および
基板接続用コネクタC3−1から構成され、第2のユニ
ットU2は、メモリライザ基板B1−2、B2−2、コ
ネクタC1−2、C2−2および基板接続用コネクタC
3−2から構成される。また、ベース基板BBには、ス
イッチSW1およびSW2が設けられている。図11は、こ
の実施の形態にかかるメモリシステムのデータ線S3の
接続を示すブロックダイヤグラム、図12は、このメモ
リシステムのクロック線およびアドレス・コマンド線S
2の接続を示すブロックダイヤグラムである。図11に
おいて、クロック線およびアドレス・コマンド線が省略
され、その一方、図12において、データ線が省略され
ている。
よびデータ線の伝搬線路が長くなるため、信号波形がな
まる場合には、上述した信号経路の途中の対応する位置
に、すなわち、メモリコントローラ100からの信号経
路の長さが相互に等しくなるような位置に、バスドライ
ブ或いはラッチ付きのバスドライバを配置すれば良い。
たとえば、第1のユニットのコネクタC2−1を介して
ベース基板BBに入った位置に、上述したバスドライバ
を挿入すれば良い。次に、本発明の第6の実施の形態に
つき説明を加える。この実施の形態においては、二つの
スイッチSW1およびSW22を用いて、バンクを切換える
ことにより、メモリコントローラの端子(ピン)数を増
大させることなく、読み書き可能なデータ容量をより増
大させている。図10に示すように、この実施の形態に
かかるソースクロック同期式は、第1のユニットU1と
第2のユニットU2から構成される。これらユニットの
構成部分は、図8および図9に示す第6の実施の形態の
ものと同一である。すなわち、第1のユニットU1は、
複数のメモリモジュールを搭載したメモリライザ基板B
1−1、B2−1、コネクタC1−1、C2−1および
基板接続用コネクタC3−1から構成され、第2のユニ
ットU2は、メモリライザ基板B1−2、B2−2、コ
ネクタC1−2、C2−2および基板接続用コネクタC
3−2から構成される。また、ベース基板BBには、ス
イッチSW1およびSW2が設けられている。図11は、こ
の実施の形態にかかるメモリシステムのデータ線S3の
接続を示すブロックダイヤグラム、図12は、このメモ
リシステムのクロック線およびアドレス・コマンド線S
2の接続を示すブロックダイヤグラムである。図11に
おいて、クロック線およびアドレス・コマンド線が省略
され、その一方、図12において、データ線が省略され
ている。
【0093】図10および図11に示すように、ベース
基板BB上に配置されたスイッチSW1は、メモリコント
ローラ100のデータ出力端子Data/Writeからの書込み
用のデータ線を、第1のユニットU1の側のデータ線或
いは第2のユニットU2の側のデータ線の一方と接続す
る。その一方、スイッチSW2は、第1のユニットU1の
側の帰還路であるデータ線S3−1R或いは第2のユニ
ットの側の帰還路であるデータ線S3−2Rの何れか一
方を、メモリコントローラ100のデータ入力端子Data
/Readへのデータ線と接続する。これらスイッチSW1お
よびSW2は、メモリコントローラ100から出力される
制御信号(図示せず)により切り換えられる。
基板BB上に配置されたスイッチSW1は、メモリコント
ローラ100のデータ出力端子Data/Writeからの書込み
用のデータ線を、第1のユニットU1の側のデータ線或
いは第2のユニットU2の側のデータ線の一方と接続す
る。その一方、スイッチSW2は、第1のユニットU1の
側の帰還路であるデータ線S3−1R或いは第2のユニ
ットの側の帰還路であるデータ線S3−2Rの何れか一
方を、メモリコントローラ100のデータ入力端子Data
/Readへのデータ線と接続する。これらスイッチSW1お
よびSW2は、メモリコントローラ100から出力される
制御信号(図示せず)により切り換えられる。
【0094】スイッチSW1は、スイッチSW1からコネク
タC1−1まで延びるデータ線の長さと、スイッチSW1
からコネクタC1−2まで延びるデータ線の長さとが略
等しくなるように配置され、かつ、スイッチSW2は、コ
ネクタC2−1からスイッチSW1までのデータ線の長さ
と、コネクタC2−2からスイッチSW1までのデータ線
の長さとが略等しくなるように配置されるのが好まし
い。このようなスイッチの配置により、各ユニットへの
データ線の配線長が等しくなり、タイミング設計を容易
にすることができる。
タC1−1まで延びるデータ線の長さと、スイッチSW1
からコネクタC1−2まで延びるデータ線の長さとが略
等しくなるように配置され、かつ、スイッチSW2は、コ
ネクタC2−1からスイッチSW1までのデータ線の長さ
と、コネクタC2−2からスイッチSW1までのデータ線
の長さとが略等しくなるように配置されるのが好まし
い。このようなスイッチの配置により、各ユニットへの
データ線の配線長が等しくなり、タイミング設計を容易
にすることができる。
【0095】さらに、図12に示すように、基板BBに
は、メモリコントローラからのアドレス・コマンド線
を、第1のユニットU1側のアドレス・コマンド線S2
−1或いは第2のユニットU2側のアドレス・コマンド
線S2−2の何れかと接続するためのスイッチSW3が設
けられている。このスイッチSW3も、メモリコントロー
ラから出力される制御信号(図示せず)により切り換え
られる。スイッチSW3は、スイッチSW3からコネクタC
1−1まで延びるアドレス・コマンド線の長さと、スイ
ッチSW3からコネクタC1−2まで延びるアドレス・コ
マンド線の長さとが略等しくなるように配置されるのが
好ましい。このようなスイッチの配置により、各ユニッ
トへのアドレス・コマンド線の配線長が等しくなり、タ
イミング設計を容易にすることができる メモリコントローラ100の第1のクロック端子CLK−
1からは、第1のユニットU1に属するメモリモジュー
ル用のクロック線S1−1が与えられ、第2のクロック
端子CLK−2からは、第2のユニットU2に属するメモ
リモジュール用のクロック線S1−2が与えられてい
る。図12に示すように、この実施の形態においては、
二つのユニットのそれぞれに、クロック端子CLK−1お
よびCLK−2から、クロック信号が与えられているが、
PLL内蔵のクロックドライバにより、クロック信号を
出力するように構成してもよい。
は、メモリコントローラからのアドレス・コマンド線
を、第1のユニットU1側のアドレス・コマンド線S2
−1或いは第2のユニットU2側のアドレス・コマンド
線S2−2の何れかと接続するためのスイッチSW3が設
けられている。このスイッチSW3も、メモリコントロー
ラから出力される制御信号(図示せず)により切り換え
られる。スイッチSW3は、スイッチSW3からコネクタC
1−1まで延びるアドレス・コマンド線の長さと、スイ
ッチSW3からコネクタC1−2まで延びるアドレス・コ
マンド線の長さとが略等しくなるように配置されるのが
好ましい。このようなスイッチの配置により、各ユニッ
トへのアドレス・コマンド線の配線長が等しくなり、タ
イミング設計を容易にすることができる メモリコントローラ100の第1のクロック端子CLK−
1からは、第1のユニットU1に属するメモリモジュー
ル用のクロック線S1−1が与えられ、第2のクロック
端子CLK−2からは、第2のユニットU2に属するメモ
リモジュール用のクロック線S1−2が与えられてい
る。図12に示すように、この実施の形態においては、
二つのユニットのそれぞれに、クロック端子CLK−1お
よびCLK−2から、クロック信号が与えられているが、
PLL内蔵のクロックドライバにより、クロック信号を
出力するように構成してもよい。
【0096】この実施の態様においても、メモリコント
ローラから各メモリモジュールまでの、クロック線、ア
ドレス・コマンド線およびデータ線の配線形態、配線長
および配線インピーダンスは、それぞれ略同一である。
また、全ての信号線について、負荷の数は、同じ(この
形態では16)である。
ローラから各メモリモジュールまでの、クロック線、ア
ドレス・コマンド線およびデータ線の配線形態、配線長
および配線インピーダンスは、それぞれ略同一である。
また、全ての信号線について、負荷の数は、同じ(この
形態では16)である。
【0097】このように構成されたソースクロック同期
式メモリシステムにおいて、第1のユニットU1に含ま
れるメモリモジュールにデータを書き込み、或いは、デ
ータを読み出す場合には、メモリコントローラ100
は、制御信号を出力して、スイッチSW1、SW2およびSW
3を、それぞれ、メモリモジュール側の信号線と、第1
のユニット側の信号線とを接続するように切り換える。
その後に、クロック線やアドレス・コマンド線、場合に
よっては、データ線に、必要な信号が送出される。これ
により、第1のユニットの側の所定のメモリモジュール
にデータが書き込まれ、或いは、所定のメモリモジュー
ルからデータを読み出すことができる。
式メモリシステムにおいて、第1のユニットU1に含ま
れるメモリモジュールにデータを書き込み、或いは、デ
ータを読み出す場合には、メモリコントローラ100
は、制御信号を出力して、スイッチSW1、SW2およびSW
3を、それぞれ、メモリモジュール側の信号線と、第1
のユニット側の信号線とを接続するように切り換える。
その後に、クロック線やアドレス・コマンド線、場合に
よっては、データ線に、必要な信号が送出される。これ
により、第1のユニットの側の所定のメモリモジュール
にデータが書き込まれ、或いは、所定のメモリモジュー
ルからデータを読み出すことができる。
【0098】その一方、第2のユニットU2に含まれる
メモリモジュールにデータを書き込み、或いは、読み出
す場合には、スイッチSW1、SW2およびSW3を、メモリ
モジュール側の信号線と第2のユニット側の信号線とを
接続するように切り換えれば良いことが理解できるであ
ろう。
メモリモジュールにデータを書き込み、或いは、読み出
す場合には、スイッチSW1、SW2およびSW3を、メモリ
モジュール側の信号線と第2のユニット側の信号線とを
接続するように切り換えれば良いことが理解できるであ
ろう。
【0099】この実施の形態によれば、メモリコントロ
ーラにより読み書き可能なメモリの、1バンク当たりの
容量を2倍にすることが可能となる。さらに、各信号線
の配線長を、比較的短くすることができるため、信号波
形がなまることがなく、かつ、メモリアクセスレイテン
シも、早くすることが可能となる。
ーラにより読み書き可能なメモリの、1バンク当たりの
容量を2倍にすることが可能となる。さらに、各信号線
の配線長を、比較的短くすることができるため、信号波
形がなまることがなく、かつ、メモリアクセスレイテン
シも、早くすることが可能となる。
【0100】また、この実施の形態によれば、全ての信
号線について、負荷の数は、同じ(この形態では16)
であり、かつ、クロック信号、アドレス信号、データ信
号の配線形態が同じである。したがって、配線遅延など
が等しくなるため、タイミング設計が容易にすることが
可能となる。
号線について、負荷の数は、同じ(この形態では16)
であり、かつ、クロック信号、アドレス信号、データ信
号の配線形態が同じである。したがって、配線遅延など
が等しくなるため、タイミング設計が容易にすることが
可能となる。
【0101】なお、タイミングに余裕があれば、アドレ
ス線S2−1,S2−2をスイッチSW3で切り換えるこ
となく、T分岐にしても良い。この場合に、ユニット
(バンク)切替えに対するアドレスの計算を行わずにメ
モリアクセスができるのでレイテンシを小さくできシス
テム性能を向上させることができる。
ス線S2−1,S2−2をスイッチSW3で切り換えるこ
となく、T分岐にしても良い。この場合に、ユニット
(バンク)切替えに対するアドレスの計算を行わずにメ
モリアクセスができるのでレイテンシを小さくできシス
テム性能を向上させることができる。
【0102】また、クロックS1−1、S2−2をそれ
ぞれコネクタC2−1,C2−2を介してメモリコント
ローラ100に戻して、このクロックを用いて、データ
信号をラッチしても良い。この場合には、各ユニットで
実装されているメモリモジュールの数の差による伝搬遅
延の差をキャンセルすることができる。
ぞれコネクタC2−1,C2−2を介してメモリコント
ローラ100に戻して、このクロックを用いて、データ
信号をラッチしても良い。この場合には、各ユニットで
実装されているメモリモジュールの数の差による伝搬遅
延の差をキャンセルすることができる。
【0103】次に、本発明の第7の実施の形態につき説
明を加える。図13に示すように、この実施の形態にお
いては、メモリコントローラ100には、データ出力端
子Data/Writeおよびデータ入力端子Data/Readの代わり
に、データ入出力端子Dataが設けられている。また、ベ
ース基板BBには、第1のユニットU1に関して、コネ
クタC1−1のデータ線或いはコネクタC2−1のデー
タ線の何れかと、後述するスイッチSW6の端子の一方と
を接続するスイッチSW4と、第2のユニットU1に関し
て、コネクタC1−2のデータ線或いはコネクタC2−
2のデータ線の何れかと、スイッチSW6の端子の他方と
を接続するスイッチSW5と、データ入出力端子Dataと、
第1のモジュールU1のデータ線或いは第2のモジュー
ルU2のデータ線の何れかとを接続するためのスイッチ
SW6が設けられている。これらスイッチSW4ないしSW6
は、メモリコントローラ100からの制御信号により制
御される。
明を加える。図13に示すように、この実施の形態にお
いては、メモリコントローラ100には、データ出力端
子Data/Writeおよびデータ入力端子Data/Readの代わり
に、データ入出力端子Dataが設けられている。また、ベ
ース基板BBには、第1のユニットU1に関して、コネ
クタC1−1のデータ線或いはコネクタC2−1のデー
タ線の何れかと、後述するスイッチSW6の端子の一方と
を接続するスイッチSW4と、第2のユニットU1に関し
て、コネクタC1−2のデータ線或いはコネクタC2−
2のデータ線の何れかと、スイッチSW6の端子の他方と
を接続するスイッチSW5と、データ入出力端子Dataと、
第1のモジュールU1のデータ線或いは第2のモジュー
ルU2のデータ線の何れかとを接続するためのスイッチ
SW6が設けられている。これらスイッチSW4ないしSW6
は、メモリコントローラ100からの制御信号により制
御される。
【0104】なお、この実施の形態にかかるメモリシス
テムのアドレス・コマンド線の配置は、図12に示す第
6の実施の形態のものと同一である。
テムのアドレス・コマンド線の配置は、図12に示す第
6の実施の形態のものと同一である。
【0105】このように構成されたソースクロック同期
式メモリシステムにおいて、第1のユニットU1のメモ
リモジュールにデータを書き込み、或いは、データを読
み出す場合には、まず、メモリコントローラ100から
の制御信号により、スイッチSW6が、データ入出力端子
Dataと、第1のユニットU1側のスイッチSW4とを接続
する。以下の作動は、第3の実施例のものと同様であ
る。メモリモジュール10−1ないし10−15の何れ
かにデータを書き込む場合には、スイッチSW1を、デー
タ入出力端子DataとコネクタC1のデータ線S3とを接
続するように切換えて、メモリコントローラ100から
クロック線S1、アドレスS2およびデータ線S3を用
いて、クロック信号、アドレス信号およびデータが、同
時に出力される。また、スイッチSW4を、スイッチSW6
と送信路であるデータ線S3−1Tとを接続するように
切り換えておく。以下の作動は、第1の実施の形態のも
のと同様である。
式メモリシステムにおいて、第1のユニットU1のメモ
リモジュールにデータを書き込み、或いは、データを読
み出す場合には、まず、メモリコントローラ100から
の制御信号により、スイッチSW6が、データ入出力端子
Dataと、第1のユニットU1側のスイッチSW4とを接続
する。以下の作動は、第3の実施例のものと同様であ
る。メモリモジュール10−1ないし10−15の何れ
かにデータを書き込む場合には、スイッチSW1を、デー
タ入出力端子DataとコネクタC1のデータ線S3とを接
続するように切換えて、メモリコントローラ100から
クロック線S1、アドレスS2およびデータ線S3を用
いて、クロック信号、アドレス信号およびデータが、同
時に出力される。また、スイッチSW4を、スイッチSW6
と送信路であるデータ線S3−1Tとを接続するように
切り換えておく。以下の作動は、第1の実施の形態のも
のと同様である。
【0106】簡単に繰り返すと、たとえば、第1のユニ
ットU1のメモリモジュールの何れかにデータを書き込
む場合には、メモリコントローラ100から送出された
クロック信号、アドレス信号およびデータは、スイッチ
SW6、スイッチSW4およびコネクタC1−1を介して、
基板B1−1上の配線(クロック線S1、アドレス・コ
マンド線S2およびデータ線S3)を伝搬し、各メモリ
モジュール10に、同じオフセット位相差を保ちながら
到着する。これにより、所定のメモリモジュールに、デ
ータが書き込まれる。
ットU1のメモリモジュールの何れかにデータを書き込
む場合には、メモリコントローラ100から送出された
クロック信号、アドレス信号およびデータは、スイッチ
SW6、スイッチSW4およびコネクタC1−1を介して、
基板B1−1上の配線(クロック線S1、アドレス・コ
マンド線S2およびデータ線S3)を伝搬し、各メモリ
モジュール10に、同じオフセット位相差を保ちながら
到着する。これにより、所定のメモリモジュールに、デ
ータが書き込まれる。
【0107】たとえば、第1のユニットU2の何れかの
メモリモジュールからデータを読み出す場合には、メモ
リコントローラ100は、クロック線S1およびアドレ
スS2に、クロック信号およびアドレス信号を送出す
る。このときに、スイッチSW4を、スイッチSW6と帰還
路であるデータ線S3−1R(コネクタC2のデータ
線)とを接続するように切換える。対応するメモリモジ
ュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、アクセ
ス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリモジュ
ールから送出され、帰還路であるデータ線S3−1R、
コネクタC2−1、スイッチSW4およびスイッチSW6を
経て、メモリモジュール100の入出力端子Dataに達す
る。メモリコントローラは、このデータをフェッチすれ
ば良い。
メモリモジュールからデータを読み出す場合には、メモ
リコントローラ100は、クロック線S1およびアドレ
スS2に、クロック信号およびアドレス信号を送出す
る。このときに、スイッチSW4を、スイッチSW6と帰還
路であるデータ線S3−1R(コネクタC2のデータ
線)とを接続するように切換える。対応するメモリモジ
ュールにクロック(CLK)信号が入力されてから、アクセ
ス時間Tacだけ経過した後に、データは、メモリモジュ
ールから送出され、帰還路であるデータ線S3−1R、
コネクタC2−1、スイッチSW4およびスイッチSW6を
経て、メモリモジュール100の入出力端子Dataに達す
る。メモリコントローラは、このデータをフェッチすれ
ば良い。
【0108】この実施の形態によれば、メモリコントロ
ーラの端子(ピン)の数を減少しつつ、すなわち、メモ
リコントローラのデータピンを、メモリモジュール10
のバス幅と同じにして、2バンク分のメモリ容量を搭載
したメモリモジュールを含むソースクロック同期式メモ
リシステムを構成することができる。これは、従来のよ
うに、1つのメモリライザ基板に搭載されたメモリモジ
ュールにて1バンクを構成し、これを2つ設ける場合に
比べて、メモリモジュールのデータピンの数を略1/4
にすることができ、その結果、メモリコントローラのコ
ストを小さくすることができる。
ーラの端子(ピン)の数を減少しつつ、すなわち、メモ
リコントローラのデータピンを、メモリモジュール10
のバス幅と同じにして、2バンク分のメモリ容量を搭載
したメモリモジュールを含むソースクロック同期式メモ
リシステムを構成することができる。これは、従来のよ
うに、1つのメモリライザ基板に搭載されたメモリモジ
ュールにて1バンクを構成し、これを2つ設ける場合に
比べて、メモリモジュールのデータピンの数を略1/4
にすることができ、その結果、メモリコントローラのコ
ストを小さくすることができる。
【0109】次に、本発明の第8の実施の形態にかかる
ソースクロック同期式メモリシステムにつき説明を加え
る。この実施の形態においても、第7の実施の形態と同
様の機能を有するが、スイッチSW4ないしSW6の代わり
に、2つの3状態スイッチSW7およびSW8を用いて、こ
れを実現している。
ソースクロック同期式メモリシステムにつき説明を加え
る。この実施の形態においても、第7の実施の形態と同
様の機能を有するが、スイッチSW4ないしSW6の代わり
に、2つの3状態スイッチSW7およびSW8を用いて、こ
れを実現している。
【0110】このスイッチSW7およびSW8は、関連する
ユニット中のメモリモジュールのアクセス中には、リー
ドサイクルとライトサイクルを切り換え、その一方、自
己に関連しないユニット中のメモリモジュールのアクセ
ス中には、オフとなるように作動する。たとえば、図1
4においては、第1のユニットU1のメモリモジュール
をアクセス中(ライトサイクル)であり、したがって、
スイッチSW7は、メモリコントローラ100のデータ入
出力端子Dataと、データ送信路であるデータ線S3−1
Tとを接続するように作動している。その一方、スイッ
チSW8は、端子Toffと接続し、ハイインピーダンスと
なっている。
ユニット中のメモリモジュールのアクセス中には、リー
ドサイクルとライトサイクルを切り換え、その一方、自
己に関連しないユニット中のメモリモジュールのアクセ
ス中には、オフとなるように作動する。たとえば、図1
4においては、第1のユニットU1のメモリモジュール
をアクセス中(ライトサイクル)であり、したがって、
スイッチSW7は、メモリコントローラ100のデータ入
出力端子Dataと、データ送信路であるデータ線S3−1
Tとを接続するように作動している。その一方、スイッ
チSW8は、端子Toffと接続し、ハイインピーダンスと
なっている。
【0111】本実施の形態によれば、オフの状態をもつ
3状態のスイッチを用いて、上述したように節御するこ
とにより、2つのスイッチを用いて、ソースクロック同
期式メモリシステムを構成することができる。この実施
の形態の他の効果は、第7の実施の形態と同様である。
3状態のスイッチを用いて、上述したように節御するこ
とにより、2つのスイッチを用いて、ソースクロック同
期式メモリシステムを構成することができる。この実施
の形態の他の効果は、第7の実施の形態と同様である。
【0112】次に、本発明の第9の実施の形態につき説
明を加える。図15は、第9の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの外観を概略的に示す
図である。図15に示すように、この実施の形態にかか
るメモリシステムは、メモリライザ基板B5の表面およ
び裏面の双方に、水平方向に所定の間隔で、メモリモジ
ュールを搭載できるようになっている。より詳細には、
この実施の形態においては、メモリライザ基板B5の表
面および裏面には、表面実装部品である複数のメモリモ
ジュール用ソケット(図示せず)が配置されており、こ
のメモリモジュール用ソケットに、メモリモジュールが
実装されるようになっている。しかしながら、表面と裏
面とのソケットの位置を互い違いにすることにより、挿
入型のソケットを用いて、メモリモジュールを実装する
ことも可能である。
明を加える。図15は、第9の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの外観を概略的に示す
図である。図15に示すように、この実施の形態にかか
るメモリシステムは、メモリライザ基板B5の表面およ
び裏面の双方に、水平方向に所定の間隔で、メモリモジ
ュールを搭載できるようになっている。より詳細には、
この実施の形態においては、メモリライザ基板B5の表
面および裏面には、表面実装部品である複数のメモリモ
ジュール用ソケット(図示せず)が配置されており、こ
のメモリモジュール用ソケットに、メモリモジュールが
実装されるようになっている。しかしながら、表面と裏
面とのソケットの位置を互い違いにすることにより、挿
入型のソケットを用いて、メモリモジュールを実装する
ことも可能である。
【0113】この実施の形態にかかるメモリシステムの
回路接続などは、基板コネクタC3が除去されているこ
と、コネクタC1およびC2の代わりに、基板の表面お
よび裏面に形成された信号線と接続されるようなコネク
タC5が用いられていることを除き、第1の実施の形態
のものと同様である。したがって、この実施の形態にか
かるソースクロック同期式メモリシステムは、第1の実
施の形態と同様に作動する。
回路接続などは、基板コネクタC3が除去されているこ
と、コネクタC1およびC2の代わりに、基板の表面お
よび裏面に形成された信号線と接続されるようなコネク
タC5が用いられていることを除き、第1の実施の形態
のものと同様である。したがって、この実施の形態にか
かるソースクロック同期式メモリシステムは、第1の実
施の形態と同様に作動する。
【0114】さらに、図16には、第10の実施の形態
にかかるソースクロック同期式メモリシステムの外観が
概略的に示されている。この実施の形態において、メモ
リライザ基板B5、コネクタC5および複数のメモリモ
ジュールにて構成されるユニットは、第9の実施の形態
のものと同一である。また、コネクタ間の接続は、図8
および図9に示す第6の実施の形態のものと同一であ
る。
にかかるソースクロック同期式メモリシステムの外観が
概略的に示されている。この実施の形態において、メモ
リライザ基板B5、コネクタC5および複数のメモリモ
ジュールにて構成されるユニットは、第9の実施の形態
のものと同一である。また、コネクタ間の接続は、図8
および図9に示す第6の実施の形態のものと同一であ
る。
【0115】これら実施の形態によれば、2枚のメモリ
ライザ基板および基板接続用コネクタを使用する場合と
比較して、構造的にさらに単純で部品点数が少なく、か
つ、実装面積が小さいメモリシステムを実現することが
可能となる。さらに、1ユニットあたり1枚のメモリラ
イザ基板のみを用いるため、組み立てが単純で、かつ、
基板の機械的精度があまり必要でないという利点もあ
る。
ライザ基板および基板接続用コネクタを使用する場合と
比較して、構造的にさらに単純で部品点数が少なく、か
つ、実装面積が小さいメモリシステムを実現することが
可能となる。さらに、1ユニットあたり1枚のメモリラ
イザ基板のみを用いるため、組み立てが単純で、かつ、
基板の機械的精度があまり必要でないという利点もあ
る。
【0116】次に、第9の実施の形態および第10の実
施の形態において使用するのに好適なコネクタC5の例
につき説明を加える。図17は、コネクタC5の略側断
面図であり、図17(a)は、メモリライザ基板を装着
する前の状態を示し、図17(b)は、基板装着後の状
態を示す。
施の形態において使用するのに好適なコネクタC5の例
につき説明を加える。図17は、コネクタC5の略側断
面図であり、図17(a)は、メモリライザ基板を装着
する前の状態を示し、図17(b)は、基板装着後の状
態を示す。
【0117】図17(a)に示すように、コネクタC5
は、メモリライザ基板の表面側の配線と接触するための
第1のピンP−1と、裏面側の配線と接触するための第
2のピンP2とを備えている。第1のピンP−1および
第2のピンP−2は、ベース基板BBを貫通し、それぞ
れ、ベース基板BB内の配線T−1およびT−2に電機
的に接続されるようになっている。この配線T−1およ
びT−2は、ベース基板BB内では絶縁されている。
は、メモリライザ基板の表面側の配線と接触するための
第1のピンP−1と、裏面側の配線と接触するための第
2のピンP2とを備えている。第1のピンP−1および
第2のピンP−2は、ベース基板BBを貫通し、それぞ
れ、ベース基板BB内の配線T−1およびT−2に電機
的に接続されるようになっている。この配線T−1およ
びT−2は、ベース基板BB内では絶縁されている。
【0118】第1のピンP−1および第2のピンP−2
は、それぞれ、導電性および弾性のある材料、たとえ
ば、薄い金属板から構成されている。図17(a)に示
すように、第1のピンP−1は、ベース基板BBから垂
直に延びる基部171−1と、基部171−1から、第
2のピンP−2と離間するように湾曲した第1の湾曲部
172−1と、第2のピンP−2に接近して、これと接
触するための第2の湾曲部173−1と、第2の湾曲部
173の先端から垂直方向に延びるガイド部174−1
とを備えている。第2のピンP−2は、第1のピンP−
1と線対称の形状を有している。これらピンP−1およ
びP−2は、それぞれ、支点U−1およびU−2により
支えられ、上側が自由端となっている。
は、それぞれ、導電性および弾性のある材料、たとえ
ば、薄い金属板から構成されている。図17(a)に示
すように、第1のピンP−1は、ベース基板BBから垂
直に延びる基部171−1と、基部171−1から、第
2のピンP−2と離間するように湾曲した第1の湾曲部
172−1と、第2のピンP−2に接近して、これと接
触するための第2の湾曲部173−1と、第2の湾曲部
173の先端から垂直方向に延びるガイド部174−1
とを備えている。第2のピンP−2は、第1のピンP−
1と線対称の形状を有している。これらピンP−1およ
びP−2は、それぞれ、支点U−1およびU−2により
支えられ、上側が自由端となっている。
【0119】第1のピンP−1および第2のピンP−2
は、第2の湾曲部173−1および173−2にて、相
互に接触するように、それぞれ、矢印A方向および矢印
B方向に付勢されている。すなわち、メモリライザ基板
が挿入されない状態では、第1のピンP−1と第2のピ
ンP−2とが接触することにより、ベース基板BBの配
線T1とT2とが導通する。
は、第2の湾曲部173−1および173−2にて、相
互に接触するように、それぞれ、矢印A方向および矢印
B方向に付勢されている。すなわち、メモリライザ基板
が挿入されない状態では、第1のピンP−1と第2のピ
ンP−2とが接触することにより、ベース基板BBの配
線T1とT2とが導通する。
【0120】メモリライザ基板B5が挿入される際に、
このメモリライザ基板B5は、第1のピンP−1のガイ
ド部174−1と第2のピンP−2のガイド部174−
2との間のギャップを通過し、これらピンP−1、P−
2の第2の湾曲部173−1、173−2に達する。さ
らに、メモリライザ基板B5がさらに挿入されると、第
1のピンP−1は、メモリライザ基板B5の表面の配線
(ランド)V−1と第2の湾曲部173−1とを接触さ
せつつ、支点U−1を中心に、矢印A’方向に湾曲さ
れ、その一方、第2のピンP−2は、メモリライザ基板
B5の裏面の配線(ランド)V−2と第2の湾曲部17
3−2とを接触させつつ、支点U−2を中心に、矢印
B’方向に湾曲される。このようにして、図17(b)
に示すように、ベース基板BBの配線T−1とメモリラ
イザ基板B5の表面の配線V−1とが導通し、かつ、ベ
ース基板BBの配線T−2とメモリライザ基板B5の裏
面の配線B−2とが導通する。
このメモリライザ基板B5は、第1のピンP−1のガイ
ド部174−1と第2のピンP−2のガイド部174−
2との間のギャップを通過し、これらピンP−1、P−
2の第2の湾曲部173−1、173−2に達する。さ
らに、メモリライザ基板B5がさらに挿入されると、第
1のピンP−1は、メモリライザ基板B5の表面の配線
(ランド)V−1と第2の湾曲部173−1とを接触さ
せつつ、支点U−1を中心に、矢印A’方向に湾曲さ
れ、その一方、第2のピンP−2は、メモリライザ基板
B5の裏面の配線(ランド)V−2と第2の湾曲部17
3−2とを接触させつつ、支点U−2を中心に、矢印
B’方向に湾曲される。このようにして、図17(b)
に示すように、ベース基板BBの配線T−1とメモリラ
イザ基板B5の表面の配線V−1とが導通し、かつ、ベ
ース基板BBの配線T−2とメモリライザ基板B5の裏
面の配線B−2とが導通する。
【0121】前述したように、第9の実施の形態および
第10の実施の形態においては、配線V−1とV−2と
は、メモリライザ基板上端にて接続されているため、最
終的に、ベース基板BBの配線T−1およびT−2は、
メモリライザ基板B5を介して、電気的に接続されるこ
とになる。
第10の実施の形態においては、配線V−1とV−2と
は、メモリライザ基板上端にて接続されているため、最
終的に、ベース基板BBの配線T−1およびT−2は、
メモリライザ基板B5を介して、電気的に接続されるこ
とになる。
【0122】このコネクタによれば、メモリライザ基板
を未挿入のときには、ベース基板の配線とそれぞれ電気
的に接続された二つのピンが接触し、その一方、メモリ
ライザ基板の挿入時には、二つのピンは、それぞれ、メ
モリライザ基板の一方の面の配線と電気的に接続され
る。したがって、メモリライザ基板の装着の有無にかか
わらず、このコネクタを用いることにより、メモリコン
トローラから自身へのリング配線を形成することが可能
となる。
を未挿入のときには、ベース基板の配線とそれぞれ電気
的に接続された二つのピンが接触し、その一方、メモリ
ライザ基板の挿入時には、二つのピンは、それぞれ、メ
モリライザ基板の一方の面の配線と電気的に接続され
る。したがって、メモリライザ基板の装着の有無にかか
わらず、このコネクタを用いることにより、メモリコン
トローラから自身へのリング配線を形成することが可能
となる。
【0123】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0124】たとえば、前記第1ないし第3の実施の形
態において、メモリライザ基板の一方の面に、所定の間
隔で、1枚ずつメモリモジュールを実装し、二つのメモ
リライザ基板の上部を、接続用コネクタにて接続するよ
うになっているが、これに限定されるものではなく、図
18に示すように、メモリライザ基板B6に、所定の間
隔で2枚ずつメモリモジュールを実装しても良い。図1
8において、C6−1およびC6−2は、それぞれ、図
1、図5および図6のコネクタC1およびC2に対応す
る。コネクタC6−1からのデータ線S3は、メモリラ
イザ基板B6上の第1の列のメモリモジュール10−1
ないし10−7に順次接続され、次いで、メモリライザ
基板B6の上部を引き回された後に、メモリライザ基板
B6上の第2の列のメモリモジュール10−8ないし1
0−15に順次接続されて、コネクタC6−2に達す
る。
態において、メモリライザ基板の一方の面に、所定の間
隔で、1枚ずつメモリモジュールを実装し、二つのメモ
リライザ基板の上部を、接続用コネクタにて接続するよ
うになっているが、これに限定されるものではなく、図
18に示すように、メモリライザ基板B6に、所定の間
隔で2枚ずつメモリモジュールを実装しても良い。図1
8において、C6−1およびC6−2は、それぞれ、図
1、図5および図6のコネクタC1およびC2に対応す
る。コネクタC6−1からのデータ線S3は、メモリラ
イザ基板B6上の第1の列のメモリモジュール10−1
ないし10−7に順次接続され、次いで、メモリライザ
基板B6の上部を引き回された後に、メモリライザ基板
B6上の第2の列のメモリモジュール10−8ないし1
0−15に順次接続されて、コネクタC6−2に達す
る。
【0125】したがって、メモリコントローラ100か
らのデータ線は、コネクタC6−1を介してメモリライ
ザ基板B6を通り、さらに、コネクタC6−2を介し
て、メモリコントローラ100に戻る。クロック線も同
様に配置され、アドレス・コマンド線は、コネクタC6
−2に達することなく、整合終端されている点を除き、
同様に配置されている。これにより、このメモリシステ
ムも、第1の実施の形態と同様に作動することができ
る。また、クロック線を、メモリライザ基板B6上で整
合終端させることにより、第2の実施の形態と同様に作
動し、ベース基板BB上にスイッチを設けることによ
り、第3の実施の形態と同様に作動することが理解でき
るであろう。この実施の形態によれば、一枚のメモリラ
イザ基板にて、より多くのメモリモジュールを実装する
ことが可能となる。
らのデータ線は、コネクタC6−1を介してメモリライ
ザ基板B6を通り、さらに、コネクタC6−2を介し
て、メモリコントローラ100に戻る。クロック線も同
様に配置され、アドレス・コマンド線は、コネクタC6
−2に達することなく、整合終端されている点を除き、
同様に配置されている。これにより、このメモリシステ
ムも、第1の実施の形態と同様に作動することができ
る。また、クロック線を、メモリライザ基板B6上で整
合終端させることにより、第2の実施の形態と同様に作
動し、ベース基板BB上にスイッチを設けることによ
り、第3の実施の形態と同様に作動することが理解でき
るであろう。この実施の形態によれば、一枚のメモリラ
イザ基板にて、より多くのメモリモジュールを実装する
ことが可能となる。
【0126】この例によれば、基板の数およびコネクタ
の数をさらに少なくしつつ、構造が単純でかつ機械的精
度および強度を確保したメモリシステムを実現すること
が可能となる。
の数をさらに少なくしつつ、構造が単純でかつ機械的精
度および強度を確保したメモリシステムを実現すること
が可能となる。
【0127】さらに、図18に示すメモリライザ基板を
複数用いることにより、第5の実施の形態ないし第8の
実施の形態のメモリシステムと同様に作動するメモリシ
ステムを実現できる。また、スイッチをメモリライザ基
板B6に設け、かつ、各信号線の配線を考慮することに
より、図7に示す第4の実施の形態と同様に作動するメ
モリシステムを実現できる。この場合に、コネクタを2
つ設けても良いし、1つにしても良い。
複数用いることにより、第5の実施の形態ないし第8の
実施の形態のメモリシステムと同様に作動するメモリシ
ステムを実現できる。また、スイッチをメモリライザ基
板B6に設け、かつ、各信号線の配線を考慮することに
より、図7に示す第4の実施の形態と同様に作動するメ
モリシステムを実現できる。この場合に、コネクタを2
つ設けても良いし、1つにしても良い。
【0128】また、前記第3および第4の実施の形態に
おいて、クロック線をメモリライザ基板内にて整合終端
し、或いは、前記第6ないし第8の実施の形態において
は、二つのクロック線の双方をメモリライザ基板内にて
整合終端しているが、これに限定されるものではなく、
所定のコネクタを介して、メモリコントローラにクロッ
ク線を戻して、クロック信号を帰還させるように構成し
ても良い。
おいて、クロック線をメモリライザ基板内にて整合終端
し、或いは、前記第6ないし第8の実施の形態において
は、二つのクロック線の双方をメモリライザ基板内にて
整合終端しているが、これに限定されるものではなく、
所定のコネクタを介して、メモリコントローラにクロッ
ク線を戻して、クロック信号を帰還させるように構成し
ても良い。
【0129】その一方、第5の実施の形態、第9および
第10の実施の形態において、クロック線をコネクタを
介してメモリコントローラに戻すように構成しても良
い。
第10の実施の形態において、クロック線をコネクタを
介してメモリコントローラに戻すように構成しても良
い。
【0130】さらに、第9の実施の形態および第10の
実施の形態において、ベース基板BB内にスイッチを設
け、データ線などを切り換えて、それぞれ、第3の実施
の形態および第7の実施の形態と同様に作動させても良
い。
実施の形態において、ベース基板BB内にスイッチを設
け、データ線などを切り換えて、それぞれ、第3の実施
の形態および第7の実施の形態と同様に作動させても良
い。
【0131】また、第8の実施の形態において、3状態
のスイッチを用いているが、配線容量、負荷、データ遅
延などに悪影響が無い場合には、図19に示すように、
通常のスイッチSW1、SW2を用いても良い。この場合に
は、スイッチSW1、SW2を、同じ制御信号にて、同方向
に(すなわち、対応する配線に接続するように)切り換
えて制御し、その一方、CS信号、RAS信号およびC
AS信号(何れも図示せず)を用いて、バンクの切り換
えを実現すれば良い。これにより、スイッチを制御する
ための信号を一つにすることができ、メモリコントロー
ラの端子(ピン)数を削減することが可能となる。
のスイッチを用いているが、配線容量、負荷、データ遅
延などに悪影響が無い場合には、図19に示すように、
通常のスイッチSW1、SW2を用いても良い。この場合に
は、スイッチSW1、SW2を、同じ制御信号にて、同方向
に(すなわち、対応する配線に接続するように)切り換
えて制御し、その一方、CS信号、RAS信号およびC
AS信号(何れも図示せず)を用いて、バンクの切り換
えを実現すれば良い。これにより、スイッチを制御する
ための信号を一つにすることができ、メモリコントロー
ラの端子(ピン)数を削減することが可能となる。
【0132】さらに、前記第1ないし第3の実施の形
態、第5ないし第8の実施の形態においては、一つのメ
モリライザ基板に、8個のメモリモジュールが搭載で
き、第4の実施の形態においては、一つのメモリライザ
基板に16個のメモリモジュールが搭載でき、或いは、
第9および第10の実施の形態においては、一つのメモ
リライザ基板の表面および裏面に、それぞれ、8個のメ
モリモジュールが搭載できるようになっている。しかし
ながら、一つのメモリライザ基板に搭載可能なメモリモ
ジュールの数は、これらに限定されないことは明らかで
ある。
態、第5ないし第8の実施の形態においては、一つのメ
モリライザ基板に、8個のメモリモジュールが搭載で
き、第4の実施の形態においては、一つのメモリライザ
基板に16個のメモリモジュールが搭載でき、或いは、
第9および第10の実施の形態においては、一つのメモ
リライザ基板の表面および裏面に、それぞれ、8個のメ
モリモジュールが搭載できるようになっている。しかし
ながら、一つのメモリライザ基板に搭載可能なメモリモ
ジュールの数は、これらに限定されないことは明らかで
ある。
【0133】また、前記実施の形態において、クロック
線S1中を伝搬するクロック信号は、メモリモジュール
100のクロック端子から送出されているが、これに限
定されるものではなく、外部のPLL(Phase Locked Lo
op)内蔵クロックドライバから送出されるように構成さ
れていても良い。この場合に、データ読み出しの際に
は、メモリコントローラ100のクロック出力信号とP
LL内蔵クロックドライバの出力信号とは同一周波数で
あり、かつ、コネクタC1の位置で、クロック信号の位
相が同一である必要がある。
線S1中を伝搬するクロック信号は、メモリモジュール
100のクロック端子から送出されているが、これに限
定されるものではなく、外部のPLL(Phase Locked Lo
op)内蔵クロックドライバから送出されるように構成さ
れていても良い。この場合に、データ読み出しの際に
は、メモリコントローラ100のクロック出力信号とP
LL内蔵クロックドライバの出力信号とは同一周波数で
あり、かつ、コネクタC1の位置で、クロック信号の位
相が同一である必要がある。
【0134】また、一般に、PLL内蔵クロックドライ
バのICは10本程度の出力ピンを持っている。したが
って、メモリコントローラが、複数のバンクをサポート
する場合には、メモリコントローラのICのクロック出
力用のピンをバンクの数だけ用いずに、クロックドライ
バのICの出力端子を用いればよい。これにより、メモ
リモジュールの端子(ピン)数を削減することが可能と
なる。ただし、これにより、PLL内蔵クロックドライ
バがあるだけ、スキューが大きくなるため、システム設
計の際には、これを考慮すべきである。
バのICは10本程度の出力ピンを持っている。したが
って、メモリコントローラが、複数のバンクをサポート
する場合には、メモリコントローラのICのクロック出
力用のピンをバンクの数だけ用いずに、クロックドライ
バのICの出力端子を用いればよい。これにより、メモ
リモジュールの端子(ピン)数を削減することが可能と
なる。ただし、これにより、PLL内蔵クロックドライ
バがあるだけ、スキューが大きくなるため、システム設
計の際には、これを考慮すべきである。
【0135】さらに、第5ないし第8の実施の形態およ
び第10の実施の形態においては、2組のユニットを用
いているが、3組以上のユニットにてシステムを構成で
きることも明らかである。この際に、波形がなまるおそ
れがある場合には、各信号線の対応する位置に、バスド
ライバ或いはラッチ付きのバスドライバを挿入すればよ
い。
び第10の実施の形態においては、2組のユニットを用
いているが、3組以上のユニットにてシステムを構成で
きることも明らかである。この際に、波形がなまるおそ
れがある場合には、各信号線の対応する位置に、バスド
ライバ或いはラッチ付きのバスドライバを挿入すればよ
い。
【0136】また、本明細書において、一つの手段或い
は部材の機能が、二つ以上の物理的手段或いは部材によ
り実現されても、若しくは、二つ以上の手段或いは部材
の機能が、一つの物理的手段或いは部材により実現され
てもよい。
は部材の機能が、二つ以上の物理的手段或いは部材によ
り実現されても、若しくは、二つ以上の手段或いは部材
の機能が、一つの物理的手段或いは部材により実現され
てもよい。
【0137】
【発明の効果】本発明によれば、1バンク当たりのデー
タ容量が大きく、かつ、実装密度を効率化したソースク
ロック同期式メモリシステムを提供することが可能とな
る。
タ容量が大きく、かつ、実装密度を効率化したソースク
ロック同期式メモリシステムを提供することが可能とな
る。
【0138】また、本発明によれば、コントローラ側の
端子(ピン数)が減少したソースクロック同期式メモリ
システムを提供することが可能となる。さらに、複数の
メモリライザ基板を接続してリングトポロジーを形成で
きるソースクロック同期式メモリシステムを提供するこ
とが可能となる。
端子(ピン数)が減少したソースクロック同期式メモリ
システムを提供することが可能となる。さらに、複数の
メモリライザ基板を接続してリングトポロジーを形成で
きるソースクロック同期式メモリシステムを提供するこ
とが可能となる。
【図1】 図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる
ソースクロック同期式メモリシステムの外観およびその
概略を示す図である。
ソースクロック同期式メモリシステムの外観およびその
概略を示す図である。
【図2】 図2は、第1の実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
【図3】 図3は、第1の実施の形態にかかるバスクロ
ック同期式メモリシステムのシミュレーション結果を示
す図である。
ック同期式メモリシステムのシミュレーション結果を示
す図である。
【図4】 図4は、第1の実施の形態に関するシミュレ
ーション回路を示す図である。
ーション回路を示す図である。
【図5】 図5は、第2の実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
【図6】 図6は、第3の実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
【図7】 図7は、第4の実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
【図8】 図8は、第5の実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの外観およびその概略を示
す図である。
ロック同期式メモリシステムの外観およびその概略を示
す図である。
【図9】 図9は、第5の実施の形態にかかるソースク
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
ロック同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
【図10】 図10は、第6の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの外観およびその概略
を示す図である。
スクロック同期式メモリシステムの外観およびその概略
を示す図である。
【図11】 図11は、第6の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの構成およびデータ線
の接続を示すブロックダイヤグラムである。
スクロック同期式メモリシステムの構成およびデータ線
の接続を示すブロックダイヤグラムである。
【図12】 図12は、第6の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの構成、並びに、クロ
ック線およびアドレス・コマンド線の接続を示すブロッ
クダイヤグラムである。
スクロック同期式メモリシステムの構成、並びに、クロ
ック線およびアドレス・コマンド線の接続を示すブロッ
クダイヤグラムである。
【図13】 図13は、第7の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの構成およびデータ線
の接続を示すブロックダイヤグラムである。
スクロック同期式メモリシステムの構成およびデータ線
の接続を示すブロックダイヤグラムである。
【図14】 図14は、第8の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの構成およびデータ線
の接続を示すブロックダイヤグラムである。
スクロック同期式メモリシステムの構成およびデータ線
の接続を示すブロックダイヤグラムである。
【図15】 図15は、第9の実施の形態にかかるソー
スクロック同期式メモリシステムの外観およびその概略
を示す図である。
スクロック同期式メモリシステムの外観およびその概略
を示す図である。
【図16】 図16は、第10の実施の形態にかかるソ
ースクロック同期式メモリシステムの外観およびその概
略を示す図である。
ースクロック同期式メモリシステムの外観およびその概
略を示す図である。
【図17】 図17は、第9の実施の形態および第10
の形態において使用するのに好適なコネクタの略側断面
図である。
の形態において使用するのに好適なコネクタの略側断面
図である。
【図18】 図18は、メモリライザ基板の他の例を示
す図である。
す図である。
【図19】 図19は、ソースクロック同期式メモリシ
ステムのさらに他の例の構成を示すブロックダイヤグラ
ムである。
ステムのさらに他の例の構成を示すブロックダイヤグラ
ムである。
【図20】 図20は、Ramlinkに基づくソースクロッ
ク同期式メモリシステムの外観およびその概略を示す図
である。
ク同期式メモリシステムの外観およびその概略を示す図
である。
【図21】 図21は、Ramlinkに基づくソースクロッ
ク同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイヤグ
ラムである。
ク同期式メモリシステムの構成を示すブロックダイヤグ
ラムである。
10−1〜10−15 メモリモジュール
100 メモリコントローラ
BB ベース基板
B1、B2 メモリライザ基板
C1、C2 コネクタ
C3 基板接続用コネクタ
フロントページの続き
(72)発明者 山際 明
神奈川県海老名市下今泉810番地 株式
会社日立製作所 オフィスシステム事業
部内
(72)発明者 武隈 俊次
神奈川県海老名市下今泉810番地 株式
会社日立製作所 オフィスシステム事業
部内
(56)参考文献 特開 平9−330156(JP,A)
特開 平10−293635(JP,A)
特開 平4−344910(JP,A)
特開 平6−96001(JP,A)
特開 平7−261892(JP,A)
実開 昭63−155530(JP,U)
米国特許5200917(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 1/10,1/18,3/00
G06F 12/00,12/06,13/16,13/36
G11C 5/00,11/401
Claims (5)
- 【請求項1】 ベース基板上に配置されたメモリコント
ローラと、前記ベース基板上に、コネクタを介して配置
されたメモリライザ基板および該メモリライザ基板に搭
載された複数のメモリモジュールを有するメモリユニッ
トとを備えたソースクロック同期式メモリシステムであ
って、 前記メモリユニットが、ベース基板上の第1のコネクタ
に取り付けられ、その一方の側に複数のメモリモジュー
ルを搭載した第1のメモリライザ基板と、ベース基板上
の第2のコネクタに取り付けられ、前記第1のメモリラ
イザ基板と背中合わせになるように、その一方の側に複
数のメモリモジュールを搭載した第2のメモリライザ基
板と、前記第1のメモリライザ基板上の信号線と前記第
2のメモリライザ基板上の対応する信号線とを、それぞ
れ接続する基板接続用コネクタを有し、 前記メモリコントローラからの、クロック線、アドレス
・コマンド線およびデータ線を含む信号線が、前記第1
のコネクタを介して、前記第1のメモリライザ基板に搭
載されたメモリモジュールと順次接続され、次いで、基
板接続用コネクタを介して、前記第2のメモリライザ基
板に搭載されたメモリモジュールと順次接続され、か
つ、少なくとも前記データ線が、第2のコネクタを介し
て、メモリコントローラと接続されるように構成された
ことを特徴とするソースクロック同期式メモリシステ
ム。 - 【請求項2】 前記アドレス・コマンド線が、前記第2
のメモリライザ基板にて整合終端され、かつ、前記クロ
ック線が、前記第2のコネクタを介して、メモリコント
ローラと接続されるように構成されたことを特徴とする
請求項1に記載のソースクロック同期式メモリシステ
ム。 - 【請求項3】 前記クロック線および前記アドレス・コ
マンド線が、第2のメモリライザ基板にて整合終端され
ていることを特徴とする請求項1に記載のソースクロッ
ク同期式メモリシステム。 - 【請求項4】 ベース基板上に配置されたメモリコント
ローラと、前記ベース基板上に、コネクタを介して配置
されたメモリライザ基板および該メモリライザ基板に搭
載された複数のメモリモジュールを有するメモリユニッ
トとを備えたソ ースクロック同期式メモリシステムであ
って、 前記メモリユニットが、ベース基板上の少なくとも一つ
のコネクタに取り付けられ、その表面および裏面に、複
数のメモリモジュールを搭載したメモリライザ基板を有
し、 前記メモリコントローラからの、クロック線、アドレス
・コマンド線およびデータ線を含む信号線が、前記コネ
クタを介して、前記メモリライザ基板の表面に搭載され
たメモリモジュールと順次接続され、次いで、前記メモ
リライザ基板の頂部を経て、その裏面に搭載されたメモ
リモジュールと順次接続され、かつ、少なくとも前記デ
ータ線が、前記コネクタを介して、メモリコントローラ
と接続されるように構成されたことを特徴とするソース
クロック同期式メモリシステム。 - 【請求項5】 前記アドレス・コマンド線が、前記メモ
リライザ基板の裏面にて整合終端され、かつ、前記クロ
ック線が、前記コネクタを介して、メモリコントローラ
と接続されるように構成されたことを特徴とする請求項
4に記載のソースクロック同期式メモリシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33566196A JP3455040B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ソースクロック同期式メモリシステムおよびメモリユニット |
US08/992,210 US6034878A (en) | 1996-12-16 | 1997-12-16 | Source-clock-synchronized memory system and memory unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33566196A JP3455040B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ソースクロック同期式メモリシステムおよびメモリユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10177427A JPH10177427A (ja) | 1998-06-30 |
JP3455040B2 true JP3455040B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=18291110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33566196A Expired - Fee Related JP3455040B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ソースクロック同期式メモリシステムおよびメモリユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6034878A (ja) |
JP (1) | JP3455040B2 (ja) |
Families Citing this family (167)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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