JP3335220B2 - 基板の処理装置 - Google Patents
基板の処理装置Info
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Description
た基板をスピン処理部で乾燥処理する場合に好適する処
理装置に関する。
造工程には、液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの基
板に成膜プロセスやフォトプロセスによって回路パタ−
ンを形成するためにウエット処理を行うためのウエット
処理部と、ウエット処理が行われた上記基板をもとにし
て液晶表示装置や半導体装置を形成するためのドライ処
理を行うドライ処理部とがある。
の液体で濡れた状態にある基板は、ウエット処理部のウ
エットコンベアで所定位置まで搬送され、その位置で第
1のロボットによって取り出されてスピン処理部の回転
テ−ブル上に供給保持される。
その回転テ−ブルは回転駆動される。それによって、上
記基板に付着した液体が遠心力で除去されるから、その
基板を乾燥処理することができる。
板は、上記回転テ−ブルから第2のロボットによって取
り出されたのち、ドライ処理部のドライコンベアに移載
されて所定の位置に搬送され、そこでドライ処理が行わ
れる。
をスピン処理部で乾燥処理するには所定の処理時間が掛
かるため、つぎに乾燥処理が行われる基板は、上記ウエ
ットコンベア上で待機させるようになる。そのため、待
機中に上記基板の表面が部分的に乾燥し、その乾燥した
部分がしみとなってしまうということがある。
するため、上記ウエットコンベアの両側にシャワ−ノズ
ルを設け、基板を上記第1のロボットによって上記ウエ
ットコンベア上から取り出す前に、上記シャワ−ノズル
から液体を噴射して上記基板が部分的に乾燥しないよう
十分に濡らしておき、上記第1のロボットによって基板
を上記ウエットコンベアから取り出してスピン処理部へ
供給するということが考えられる。
の基板に、ウエットコンベア上で液体を散布して部分的
な乾燥を防止するようにすると、その基板が第1のロボ
ットによって搬送される直前まで液体を散布し続けなけ
れば、部分的な乾燥を確実に防止できないことがある。
防止するためは、上記第1のロボットによる基板の搬送
時間の他に、ウエットコンベア上で液体を散布するため
に専用の時間が必要となる。そのため、基板をウエット
コンベアからスピン処理部に受け渡すためのタクトタイ
ムが長くなるから、生産性の低下を招くということにな
る。
エット処理部で処理された基板をスピン処理部で乾燥処
理するまでの待機中に、上記基板が部分的に乾燥してし
みの発生を招くということがあり、またしみの発生を防
止するために待機中の基板に液体を散布するようにする
と、液体を散布するための専用の時間が必要となるか
ら、ウエット処理部からスピン処理部へ基板を搬送する
ためのタクトタイムが長くなる。
で、その目的とするところは、基板の部分的な乾燥によ
るしみの発生が防止できるとと同時に、タクトタイムを
短くできるようにした基板の処理装置を提供することに
ある。
にこの発明は、ウエット処理された基板を乾燥処理する
処理装置において、上記基板をウエット処理するウエッ
ト処理部と、このウエット処理部で処理された基板を乾
燥処理するためのスピン処理部と、上記ウエット処理部
で処理された基板を上記スピン処理部に移載するととも
にその基板に向けて液体を供給することが可能な第1の
ロボットと、上記スピン処理部で乾燥処理された基板を
取り出すとともにその基板に乾燥用の気体を噴射するこ
とが可能な第2のロボットとを具備したことを特徴とす
る。
間に、上記基板へ液体を散布することができるから、そ
れによって基板の部分的な乾燥を防止できるとともに、
液体を散布するだけの専用の時間を必要とせず、上記基
板の搬送のタクトタイムを短縮できる。
説明する。図3は液晶表示装置のガラス基板や半導体ウ
エハなどの基板1の処理装置を示し、この処理装置はウ
エット処理部の一部を構成するウエットコンベア2を備
えている。このウエットコンベア2はウエット処理され
た基板1を搬送する。上記基板1は所定の位置まで搬送
されると、第1のロボット3によって上記ウエットコン
ベア2からスピン処理部4へ移載される。
ウエット処理がなされて濡れた状態にある基板1に回転
を与え、遠心力で乾燥させるためのもので、モ−タ5に
よって回転駆動される回転テ−ブル6を有する。この回
転テ−ブル6の上面の周辺部には周方向に所定の間隔で
支持ピン7が突設され、その支持ピン7よりも径方向外
方にはガイドピン8が突設されている。なお、上記回転
テ−ブル6は図3に鎖線で示すカップ10の内部に配設
されている。
部4の回転テ−ブル6上に供給された基板1は、その下
面周辺部が上記支持ピン7によって支持されるととも
に、外周面が上記ガイドピン8に係合する。このガイド
ピン8は、回転テ−ブル6が回転駆動されたときに、上
記基板1が遠心力でずれ動くのを防止する。
1は第2のロボット9によってドライ処理部を構成する
ドライコンベア11に移載され、所定の位置まで搬送さ
れてドライ処理がなされる。
ハンド本体12を有する。このハンド本体12の一端側
には平行に離間した一対の第1のバ−13と、この第1
のバ−13の外側に平行に離間しかつ第1のバ−13よ
りも長尺に形成された一対の第2のバ−14とが設けら
れている。上記ハンド本体12には図示しない第1の駆
動源が内蔵され、この第1の駆動源に上記各バ−13、
14の一端部が連結され、同図に矢印で示す長手方向に
沿って互いに逆方向に進退駆動されるようになってい
る。つまり、第1、第2のバ−13、14は、一方が前
進方向に駆動されれば、他方は後退方向に駆動されるよ
うになっている。
5が連結され、第2のバ−14の先端には第2の連結板
16が連結されている。第1の連結板15と第2の連結
板16との互いに対向する面の両端部にはそれぞれL字
状の第1のフィンガ17および第2のフィンガ18が設
けられている。
フィンガ18とは上記第1の駆動源によって開閉駆動さ
れるようになっており、十分に離間した開状態から接近
する閉方向へ駆動されることで、図中鎖線で示すように
上記各一対のフィンガ17、18を基板1の長手方向の
両端部に係合させ、その基板1を保持することができる
ようになっている。
回動ア−ム21が突出されている。この回動ア−ム21
は、上記ハンド本体12に内蔵された図示しない第2の
駆動源によって図2に矢印で示す方向に回動駆動される
ようになっており、その先端には押え板22が基端部を
連結して設けられている。
7、18によって保持された基板1の側方に延出され、
その先端には当接ロッド23が垂設されている。したが
って、上記回動ア−ム21の回動によって一対の押え板
22が図2に矢印で示す閉方向に駆動されれば、その先
端の当接ロッド23が上記基板1の側面に当接するか
ら、上記フィンガ17、18に下面を係合させて保持さ
れた基板1が横方向にずれ動くのを防止することができ
る。
持金具24が設けられ、これら保持金具24にはシャワ
−パイプ25の一端部が保持されている。このシャワ−
パイプ25の基端には給液チュ−ブ26の先端が接続さ
れ、この供給チュ−ブ26は図示しない純水の供給源
に、同じく図示しない電磁式の流量制御弁を介して接続
されている。
に示すように平面形状がくの字状に屈曲され、それによ
ってその先端部は上記一対のフィンガ17、18によっ
て保持された基板1の上面中央部分に位置するようにな
っている。上記シャワ−パイプ25の先端部は、下方、
つまり基板1に向かってさらにL字状に屈曲されてい
る。
は、図3に矢印X1 、X2 で示すよう駆動される。つま
り、第1のロボット3は、ウエット処理がなされた基板
1をウエットコンベア2から取り出してスピン処理部4
の回転テ−ブル6に供給するようになっている。
とほぼ同じ構成であるが、シャワ−パイプ25に代わ
り、基板1にN2 などの不活性ガスを吹き付ける噴射パ
イプ30が設けられているという点で相違している。こ
の第2のロボット9は図3に矢印Y1 、Y2 で示すよう
に駆動され、それによって上記スピン処理部4で乾燥処
理された基板1をドライコンベア11へ移載する。その
際、上記噴射パイプ30から基板1の中央部分に向かっ
て不活性ガスを噴射する。つまり、スピン処理部4にお
いて、回転させられる基板1の中央部分は回転速度が0
であるため、十分に乾燥していない場合があるから、そ
の部分に不活性ガスを吹き付けることで確実に乾燥させ
るようになっている。
燥処理するときの手順を説明する。ウエットコンベア2
によってウエット処理された基板1が所定の位置まで搬
送されてきたならば、その位置の上方で待機していた第
1のロボット3は矢印X1 で示すように下降方向に駆動
されて基板1を保持してから上昇する。第1のロボット
3が基板1を保持して上昇し始めると、上記供給チュ−
ブ26からシャワ−パイプ25へ純水が供給され、基板
1の上面に向かって散布される。
しながら矢印X2 で示すように駆動されて上記基板1を
スピン処理部4の回転テ−ブル6に供給する。基板を回
転テ−ブル6に供給すると、第1のロボット3はウエッ
トコンベア2の上方へ戻って待機し、また回転テ−ブル
6は回転駆動され、それによってその回転テ−ブル6に
保持された基板1が乾燥させられる。
が終了する前に、ウエット処理されたつぎの基板1が所
定の位置まで搬送されてくると、上記第1のロボット3
は先程と同様に矢印X1 、X2 で示すように駆動され、
ウエット処理が施された基板1に純水を散布し、その乾
燥を防止しながらスピン処理部4へ搬送する。
板1は、図3に示す矢印Y1 、Y2に沿って駆動される
第2のロボット9によって回転テ−ブル6から取り出さ
れ、ドライコベア11へ移載される。
ウエット処理がなされてウエットコンベア2により所定
の位置まで搬送されてきた基板1は、その位置で待機さ
せることなく、すぐに第1のロボット3によって保持
し、その表面に純水を散布することができるから、濡れ
た状態が維持されてスピン処理部4に供給される。つま
り、上記基板1をウエットコンベア2からスピン処理部
4へ移載する際、基板1の表面が部分的に乾燥し、しみ
の発生を招くようなことがない。
の純水の散布は、第1のロボット3による上記基板1の
搬送過程で行われる。そのため、基板1の部分的な乾燥
を防止するために、基板1に純水を散布するためだけの
専用の時間を設ける必要がないから、基板1をウエット
コンベア2からスピン処理部4に供給して乾燥処理する
のに要するタクトタイムを長くせずにすむ。
てシャワ−パイプにより基板の上面中央部分に純水を吹
き付けたが、複数のノズル体によって上記基板の上面に
純水を散布するようにしてもよい。
処理部でウエット処理された基板をスピン処理部に移載
する第1のロボットによって上記基板に液体を供給する
ことができるようにし、上記スピン処理部で乾燥処理さ
れた基板を取り出す第2のロボットによって上記基板に
乾燥用の気体を噴射できるようにした。
よりウエット処理部からスピン処理部へ搬送する過程で
上記基板に液体を散布することで、部分的な乾燥を防止
でき、また第2のロボットによりスピン処理部から基板
を搬出しながら乾燥用の気体を噴射することで、基板の
乾燥を確実に行なうことができる。つまり、乾燥処理前
の基板の乾燥防止や乾燥処理後の確実な乾燥を搬送工程
と同時に行なうことができるため、別工程で行なう場合
に比べタクトタイムの短縮化による生産性の向上を計る
ことができる。
面図。
ト、4…ウエットコンベア(ウエット処理部)、25…
シャワ−パイプ(シャワ−手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエット処理された基板を乾燥処理する
処理装置において、 上記基板をウエット処理するウエット処理部と、 このウエット処理部で処理された基板を乾燥処理するた
めのスピン処理部と、 上記ウエット処理部で処理された基板を上記スピン処理
部に移載するとともにその基板に向けて液体を供給する
ことが可能な第1のロボットと、 上記スピン処理部で乾燥処理された基板を取り出すとと
もにその基板に乾燥用の気体を噴射することが可能な第
2のロボットと を具備したことを特徴とする基板の処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16156993A JP3335220B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 基板の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16156993A JP3335220B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 基板の処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722375A JPH0722375A (ja) | 1995-01-24 |
JP3335220B2 true JP3335220B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=15737612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16156993A Expired - Fee Related JP3335220B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 基板の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335220B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9316421B2 (en) | 2012-08-02 | 2016-04-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus including unit for increasing heating capacity |
KR102584510B1 (ko) * | 2021-07-29 | 2023-10-06 | 세메스 주식회사 | 기판 처리 장치 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16156993A patent/JP3335220B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0722375A (ja) | 1995-01-24 |
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