JP3317846B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
向に電界を液晶層に印加して動作させる、いわゆる横電
界方式の液晶表示装置に係り、特に、カラー表示に好適
なアクティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
る電極として透明電極を用いていた。これは、液晶に印
加する電界の方向を基板面にほぼ垂直な方向にして動作
させるツイステッドネマティック表示方式に代表される
表示方式を採用していることによるものである。
面とほぼ平行な方向にして動作させるようにした横電界
方式の液晶表示装置も従来から知られており、このと
き、電極として櫛歯電極対を用いて横電界方式とした液
晶表示装置については、例えば特開昭63−21907
号公報、米国特許第4345249号明細書、WO91
/10936号公報、或いは特開平6−222397号
公報などにより提案がされている。
透明である必要となく、導電性の高い不透明な金属電極
が用いられる。しかしながら、これらの提案では、アク
ティブ素子を用いた横電界型液晶表示装置において、電
圧印加に伴う色調変化を抑制し、色調不良を低減するた
めに必要な構成については、一切言及されていない。
ティブマトリクス方式の横電界型液晶表示装置における
問題点、すなわち、駆動電圧の大きさによる色調変化
と、局所的な液晶層の厚みの違いによる色調むら発生に
ついての配慮がされておらず、表示品質の向上の点に問
題があった。以下、この点について説明する。横電界方
式の液晶表示装置による表示動作は複屈折モードにより
得られるが、このときの透過率Tは、一般に、次の(1)
式で表わせる。
る偏光板の透過率で決まる数値、θは液晶層の実効的な
光軸と偏光透過軸のなす角度、deffは液晶層の厚さ、
Δnは液晶の屈折率異方性、λは光の波長を表わす。
の屈折率異方性Δnの積、すなわち、deff・Δnをリ
タデーションという。なお、ここでの液晶層の厚さd
effは、液晶層全体の厚さではなく、電圧が印加された
とき、実際に配向方向を変える液晶層の厚さだけを指
す。
は、界面でのアンカリングの影響により、電圧が印加さ
れても配向方向を変えないからである。従って、基板に
よって挾持された液晶層全体の厚さをdLCとすると、こ
の厚さdLCと厚さdeffの間には常にdeff<dLCの関係
があり、その差はほぼ20〜40nmと見積ることがで
きる。
示パネルの透過率は、或る特定の波長(ピーク波長)にお
いて最大値をとるため、呈色しやすい、つまり不要な着
色を生じ易い液晶表示素子となる。
零次のリタデーションのもとでのピーク波長が、視感度
最大波長である555nmに一致するように、すなわ
ち、 (πd・Δn/555)=π/2 という条件が満されるように構成するのが、実用化に際
しての一般的な手法となるが、そうすると、液晶表示パ
ネルの分光透過率は、ピーク波長の短波長側では減少が
著しく、長波長側では緩やかに減少するという特性を有
するため、液晶表示素子は黄色に着色しやすい。
電圧印加に伴って顕著に変化し、表示に必要な印加電圧
の最小電圧(ノーマリークローズ表示方式のときには暗
表示電圧)から中間調表示電圧、最大印加電圧(同じく明
表示電圧)へと、電圧値が変化するに従って色調が徐々
に変化するので、色の表示状態が著しく悪化してしま
う。
層の厚みの違いがピーク波長の変化として現われるの
で、液晶表示パネル内で局所的な厚みが生じていると、
その部位における輝度や色調が周囲と異なる、いわゆる
輝度むらや色調むらなどの表示不良の要因となる。
の配慮が何もされていないので、上記したように、表示
品質の向上を得る点に問題を生じてしまうのである。
印加電圧と最大印加電圧の間での色調変化が抑制でき、
且つ局所的な液晶層の厚みの違いに起因する表示不良の
発生が低減できるようにした横電界型液晶表示装置を提
供することにある。
m〕から500〔nm〕の発光波長領域内に第1の輝度
極大値を有し、500〔nm〕から600の発光波長領
域内に第2の輝度極大値を有し、それに600〔nm〕
から700〔nm〕の発光波長領域内に第3の輝度極大
値を有する光源と、前記第1の輝度極大値を示す波長に
おける透過率の値をx、前記第2の輝度極大値を示す波
長における透過率の値をy、それに前記第3の輝度極大
値を示す波長における透過率の値をzとしたとき、透過
率制御範囲の全域においてx>y>zの関係にある分光
透過率特性を備え、横電界方式で動作するアクティブマ
トリクス型の液晶パネルとを設け、前記光源を前記液晶
パネルの一方の面に配置し、他方の面に画像が表示され
るようにして達成される。
変化に伴う色調変化が抑制でき、良好な表示特性を有す
る液晶表示装置を得ることができるのであるが、以下、
その理由について説明する。
置では複屈折モードで動作させるのが通例なので、その
透過率は(1)式で表わされ、従って、或る波長において
最大値を示し、その波長の短波長側では急激な減少を示
し、長波長側では緩やかな減少を示すという分光透過率
特性を有する。
近に設定したとすると、青の領域である400〜500
nmの波長範囲における透過率は急激に減少してしま
う。この透過率の波長依存性は、液晶パネルの明るさが
増すに従い顕著となるため、電圧印加に伴う色調変化を
発生する要因となる。
に局所的に異なった部分が有ると、その部分の青の領域
の透過率は著しく変動してしまい、色調不良を発生する
要因となる。以上から、ピーク波長の短波長領域、すな
わち、青色領域における透過率の急落を抑制することが
色調変化、色調不良を抑制するのに重要であることが判
る。
を抑制するには、deff・Δn(λ)=λ/2の条件にお
いて、波長λを550nmより短波長領域の値に設定
し、ピーク波長を短波長側にシフトさせることが有効で
ある。
に従って減少の度合いが大きくなるので、ピーク波長を
より短波長側に設定することにより、短波長領域の透過
率の急激な低下を抑制することができるのである。
波長に対する透過率の急激な低下を抑制するのが重要で
ある。ところで、このような液晶表示パネルの照明に使
用される光源としては、狭帯域発光体型蛍光管が用いら
れる場合が多い。そこで、この狭帯域発光体型蛍光管に
ついて説明すると、この蛍光管は、光の三原色にあたる
青色(B)、緑色(G)、赤色(R)の各波長領域にそれぞれ
発光ピークを有する蛍光体を用いたものである。
490nmの領域に発光ピークを有する蛍光体として
は、3Ca3(P04)2・Ca(F,C1)2:Sb3+、Sr
10(P04)6C12:Eu2+、(Sr,Ca)10(P04)
6C12:Eu2+、(Sr,Ca)10(P04)6C1 2・nB
2O3:Eu2+、(Ba,Ca,Mg)10(P04)6C12:Eu
2+、Sr2P2O7:Sn2+、Ba2P2O7:Ti4+、2Sr0
・0.84P2O5・0.16B2O3:Eu2+、MgWO4、
BaA18O13:Eu2+、BaMg2Al16O27:Eu2+Mn2+、
SrMgAl10O17:Eu2+などがある。
領域に発光ピークを有する蛍光体としては、LaPO4:
Ce3+、Tb3+、LaO3・0.2SiO2・0.9P2O5:C
e3+、Tb3+、Y2SiO5:Ce3+、Tb3+、CeMgAi11O
19:Tb3+、GdMgB5O10:Ce3+、Tb3+などがある。
の領域に発光ピークを有する蛍光体としては、(Sr,M
g)3(PO44)2:Sn2+、CaSiO3:Pb2+、Mn2+、Y2
O3:Eu3+、Y(P,V)O4:Eu3+などが挙げられる。
も一種の蛍光体を選び、それらを用いて構成した狭帯域
発光体型蛍光管の発光特性は、青に対応するスペクトル
が450〜490nmの範囲、緑に対応するスペクトル
が545nm付近、赤に対応するスペクトルが610n
m〜630nmである。
光管を用いた場合、液晶パネルにおいて考慮するべき分
光透過率特性は、青の領域として450〜490nm、
緑の領域として545nm付近、赤の領域として610
〜630nmということになる。
調不良を抑制するために最も効果的な透過率特性は、波
長領域450〜490nmに最大値を有する特性とな
る。この波長領域に透過率のピークを合わせるために
は、液晶パネルのリタデーションdeff・Δn(λ)を0.
245μm(λ=490nm)以下とすれば良い。そし
て、このリタデーションdeff・Δnを小さくするに
は、当然ながら、屈折率異方性Δnが小さい液晶材料を
用い、液晶層の厚みdeffを薄くしてやれば良い。
域の発光特性と液晶パネルのピーク透過率を一致させる
ことが重要である。なお、このときの分光透過率とは、
液晶パネル本来の透過率特性のことであり、カラーフィ
ルタ等を透過した分光特性ではない。
特性によっては、透過率のピーク波長を若干変えてしま
う場合があるが、実用上、これによる影響は無視でき
る。そして、本発明で、最も重要な点は、光源のピーク
輝度と液晶パネルの透過率の関係である。
温度によって変化するため、液晶ディスプレイを使用す
る環境などにより、液晶パネルの温度が変化すると、リ
タデーションdeff・Δnの設定値が変動してしまう。
動を抑えるために屈折率異方性Δnの値が小さい液晶を
用いた場合には、その屈折率異方性Δn自体の温度によ
る変動率が小さくなり、また、厚みdeffdが小さい場
合には、これらの積であるリタデーションdeff・Δn
の変動量も小さくなることから、液晶ディスプレイの温
度マージン拡大効果も期待することができる。
について、実施形態例を用いて説明する。まず、横電界
方式の液晶表示素子の構成と動作原理の説明に必要な角
度については、図2の通りとする。
を9として、これに対して偏光板8(後述)の偏光透過軸
11がなす角度をΦpと定義し、同じく電界方向9に対
して界面近傍での液晶分子長軸(光学軸)方向10がなす
角度をΦLCと定義するのである。
それぞれ上下一対あるので、必要に応じてΦp1、Φp2、
ΦLC1、ΦLC2と表記する。なお、この図2において、液
晶分子長軸方向10は配光膜によるラビング方向と同じ
であり、その他、1は共通電極、3は信号電極、そして
4は画素電極である。
と動作原理について、図3により説明する。この図3に
おいて、(a)、(b)は横電界方式液晶表示パネルの1画素
分を示す側断面図で、同3(c)、(d)は正面図である。な
お、ここではアクティブ素子は省略してあり、そのゲー
ト絶縁膜2だけが示してある。
ラス板など透明な一対の基板7の内側に線状の電極1、
3、4が形成され、その上に配向制御膜5が塗布及び配
向処理されている。
8が設けられており、それらによる透過軸11は、図の
左下に示す通りになっている。そして、これら配向制御
膜5の間には液晶組成物が挾持されているが、図では液
晶分子6だけが示してある。そして、このときの液晶組
成物の誘電率異方性は正を想定してある。
は、配向制御膜5のラビング方向10により配向制御さ
れているが、その角度ΦLCは、上記した正の誘電率異方
性を考慮して、45度<|ΦLC|≦90度の関係を持つ
ようにされている。そして、このとき、上下の各界面上
での液晶分子配向方向は、ここでは平行方向、すなわ
ち、ΦLC1=ΦLC2にとなっている場合を例としている。
号電極4の間に所定の極性の電圧が印加され、電界9が
加えられたとすると、液晶分子は、図3(b)、(d)に示
したように、電界9の方向にその向きを変える。
関係で、印加された電圧に応じて光透過率が制御される
ことになり、表示機能を得ることができるのである。な
お、液晶組成物の誘電率異方性は負であっても問題な
い。すなわち、この場合には、初期配向状態を0度<|
ΦLC|≦45度となるように設定してやれば良いからで
ある。
ィブ素子(薄膜トランジスタ)と各種電極の構造について
説明する。
界方式液晶表示パネルの単位画素部分を示したもので、
それぞれ基板面に垂直な方向からみた正面図と、この正
面図のA−A’線による側断面図と、B−B’線による
側断面図とを示してある。なお、ガラス基板は省略して
ある。
スタで、この薄膜トランジスタ14は、画素電極(ソー
ス電極)4、信号電極(ドレイン電極)3、走査電極(ゲー
ト電極)12、及びアモルファスシリコン13から構成
されている。
れぞれガラス基板に形成した同一の金属層をパターン化
して構成する。つぎに、信号電極3と画素電極4は、ゲ
ート絶縁膜2に形成した同一の金属層をパターン化して
構成する。また、容量素子16は、2本の共通電極1の
間を結合する領域において、画素電極4と共通電極1で
絶縁膜2を挾む構造を作ることにより形成されるように
してある。
は、正面図から明らかなように、2本の共通電極1の間
に配置されており、配向制御膜5が平坦化膜の機能を兼
ねていて、ゲート絶縁膜2の上に直接設けられている。
この例での画素ピッチは、横方向(すなわち信号配線電
極間)は69μm、縦方向は207μmである。次に、
各電極の幅については、以下のように定めてある。ま
ず、複数画素間にまたがる配線電極としても用いられる
各電極、すなわち、走査電極12、信号電極3、共通電
極1の各配線部(走査電極に平行(図4で横方向)に延び
た部分)では、線欠陥が回避できるよう、電極幅が、例
えば14μm幅と広めにしてある。
極4、及び共通電極1の信号配線電極の長手方向に延び
た部分での幅は若干狹くし、それぞれ9μm幅とする。
このとき、さらに絶縁膜を介して共通電極1と信号電極
3を若干(1μm)重ね合わせるようにしてあり、これに
より、信号電極3に平行な方向のブラックマトリクスが
不要にできるようにしてある。
電極方向のみ遮光するブラックマトリクス22を設ける
ことができる。また、この場合には、一方の基板7の表
面に、図6に示すようにしてカラーフィルタ24を設け
ればよい。
2を、電極群が形成してある基板に設けているが、対向
する基板に設けても良い。また、これらの電極の形成に
ついては、特に従来とは異なった方法を用いる必要は無
く、通常用いられている方法で形成してやればよい。
4を櫛歯形にし、3本の共通電極1の間に2本の画素電
極4を配置したもので、画素ピッチは、横方向(水平走
査方向)では100μm、縦方向では300μmであ
る。また、ここで、共通電極1と信号電極3の重畳部分
には絶縁膜を設けて絶縁が図られており、このときの絶
縁膜の厚みは2μmである。
制御膜5の間に平坦化用の絶縁膜27が設けてある。な
お、この絶縁膜27の材料としては、ゲート絶縁膜2と
同じく、2酸化シリコンや窒化シリコンを用いれば良
く、或いは適当な樹脂を用いるようにしてもよい。
と、この例でも複数画素間にまたがる配線電極である走
査電極12、信号電極3、共通電極1の配線部(走査電
極に平行(図5で横方向)に延びた部分)を広めにするこ
とで線欠陥を回避するようにしてあり、幅はそれぞれ1
0μm、8μm、8μmである。
極4、及び共通電極1の信号配線電極の長手方向に延び
た部分の幅は若干狹くし、それぞれ5μm、6μmとし
てある。なお、この例では、このように電極の幅を狹く
したことにより、異物等の混入による断線の可能性が高
まるが、この場合でも、1画素だけの部分的な欠陥で済
み、線欠陥に至る虞れはない。
2は、図7に示すように、対向基板側にカラーフィルタ
24と共に設けるようになっている。ここで、25は保
護膜兼平坦化膜である。
は、対向基板側に形成しても良いし、電極群を付設した
基板側に形成しても良い。また、これらの電極の形成に
ついても、特に従来とは異なった方法を用いる必要は無
く、通常用いられている方法で形成してやればよい。
の一例で、図示のアクティブマトリクス型液晶表示パネ
ル23には駆動LSIが接続され、その電極群を付設し
たTFT基板上に垂直走査回路20、映像信号回路2
1、共通電極駆動回路26が接続されている。
ローラ19から走査信号電圧、映像信号電圧、タイミン
グ信号が供給され、アクティブマトリクス駆動による表
示動作を行なうことになる。
例を用いて説明する。まず、基板として、厚みが1.1
mmのガラス板を2枚用意し、図9に示す基板7とす
る。これらの基板7のうち、一方の基板(図では下側の
基板)の上に薄膜トランジスタを形成し、更にその表面
に絶縁膜2、及び配向膜5を形成する。この実施例で
は、配向膜5としてポリイミドを用い、液晶を配向させ
るためのラビング処理を行なう。
様に配向膜5を形成し、ラビング処理する。このとき、
上下界面上でのラビング方向は、互にほぼ平行で、かつ
印加電界方向とのなす角度を75度とする。従って、こ
の実施例では、ΦLC1=ΦLC2=75度となっている。
が正で、その値が12.0であり、屈折率異方性Δnが
0.079(589nm、20℃)のネマティック液晶組
成物を封入する。
dは、球形のポリマービーズを基板間に分散して挾持す
ることにより与えられるようにし、液晶を封入した状態
で、隙間d=3.02μmが得られるようにする。従っ
て、液晶層全体の厚さdLCは、隙間d(=3.02μm)
と同じになり、この結果、dLC・Δn(589nm)は
0.239μmとなるが、更に屈折率異方性Δnの波長
分散特性から、dLC・Δn(490nm)は0.244μ
mとなり、この結果、deff・Δn(490nm)は0.2
2μm程度となる。
挾み、一方の偏光板の偏光軸Φp1=75度に設定し、他
方の偏光板の偏光軸Φp2=−15度に設定し、これによ
り、図9の液晶表示パネル23を得る。
ネル23に、透過光用光源として、蛍光管30と、ライ
トカバー31、導光体32、光拡散板33からなる、色
温度が5885Kのバックライトユニットを設け、液晶
表示装置を作成する。
は、複数本の蛍光管を用いて構成してもよく、さらにこ
のとき、光拡散板33と下側の偏光板8の間にプリズム
シートを設けるようにしてもよい。
示パネル23自体の色の特性から、適切な、すなわち、
このときに無彩色に最も近い表示が得られるように、光
源の色温度が選定してあり、それが上記した5885K
の色温度である。
トル特性は、図10に示すようにしてあり、且つ、液晶
表示パネル23の、カラーフィルタを除いた明状態の分
光透過率特性は、図11に示すようになっており、従っ
て、特許請求の範囲に記載の本発明の要件に合致してい
る。
表示装置の明るさの電圧依存性は、図12に示すように
なり、このときの色度図上の軌跡として、図1に示す結
果が得られた。ここで、C光源とは、昼光色の標準光源
のことである。
かなように、短波長領域での透過率の低下が抑えられて
いるので、暗状態から明状態に至るまで色度がほとんど
変わらず、良好な表示特性を有していることが判る。
伴う色相の変化が充分に抑えられるので、白黒表示の場
合での着色の虞れや、カラー表示のときでの色純度の低
下の虞れを充分に無くすことができ、表示品質の向上を
充分に図ることができる。
較例を用いて説明する。
9.0であり、屈折率異方性が0.082(589nm、
20℃)のネマティック液晶組成物を基板間に封入して
液晶表示パネルを作成してみた。このとき、セルギャッ
プdは3.83μmとした。
nm)は0.310μmで、dLC・Δn(490nm)は
0.321μmとなり、この結果、deff・Δn(490
nm)は0.30μm程度であり、本発明の要件からは外
れている。
ニットを用いて、液晶表示装置を作成する。この液晶表
示パネルの、カラーフィルタを除いた明状態の分光透過
率特性は図13に示すようになり、短波長領域の透過率
が大きく低下している。そして、この結果、電圧無印加
から明表示に至るまでの色度図上の軌跡は図14に示す
ようになってしまい、色調が変化し、液晶表示パネル自
体が着色してしまうことになる。
域で透過率が低下している液晶表示パネルを用いた液晶
表示装置では、暗状態から明状態へ移行するに従って、
色調が変化してしまうことが判り、この結果、この比較
例では、白黒表示での着色の発生と、カラー表示での色
相変化の発生を抑えることは困難で、表示画像品質の低
下が免れない。
が正で、その値が9.0であり、屈折率異方性が0.08
2(589nm、20℃)のネマティック液晶組成物を基
板間に封入し、このとき、セルギャップdは4.26μ
mとして液晶表示パネルを作成してみた。
m)は0.345μmで、dLC・Δn(490nm)は0.357
μmとなる。そして、この結果、deff・Δn(490n
m)は0.33μm程度と見積ることができ、やはり本発
明の要件からは外れていて、青色光に対する透過率が低
くなっていることが判る。
のバックライトユニットを組合せて液晶表示装置を作成
し、この液晶表示装置の電圧無印加から明表示に至るま
での色度図上の軌跡を求めてみると、図15に示すよう
になっていて、暗状態から明状態へ移行するに従って、
黄色味がかった表示となっていく様子が良く判り、従っ
て、この比較例によっても、表示画像品質の向上を図る
のは困難である。
性変化について、実施例と比較例を用いて説明する。
を有する2枚の基板を用い、これらの基板の間に、誘電
率異方性が正で、その値が12.0であり、屈折率異方
性が0.079(589nm、20℃)のネマティック液
晶組成物を封入してカラー液晶表示パネルとする。
ービーズを基板間に分散して挾持することにより与える
のであるが、ここで使用するポリマービーズの径を選定
することにより、液晶を封入した状態で、d=2.87
μmとする。
27μmで、dLC・Δn(490nm)は0.232μ
m、よってdeff・Δn(490nm)は0.21μm程度
にしてある。
て、色温度4703Kであるバックライトユニットを用
い、実施例Aとなる液晶表示装置とする。
フィルタを有する2枚の基板を用い、これらの基板の間
に、誘電率異方性が正で、その値が12.0であり、屈
折率異方性が0.079(589nm、20℃)のネマテ
ィック液晶組成物を封入してカラー液晶表示パネルとす
る。
えるためのポリマービーズの径を実施例Aのときに使用
したものとは変えて、d=3.17μmとする。従っ
て、この実施例Bでは、そのdLC・Δn(589nm)は
0.250μmで、dLC・Δn(490nm)は0.256
μm、そして、deff・Δn(490nm)は0.23μm
程度になっている。
て、同じく色温度4703Kであるバックライトユニッ
トを組合せ、実施例Bとなる液晶表示装置とする。
フィルタを有する2枚の基板を用い、これらの基板の間
に、誘電率異方性が正でその値が9.0であり、屈折率
異方性が0.082(589nm、20℃)のネマティッ
ク液晶組成物を封入してカラー液晶表示パネルとする。
になるようにする。この結果、dLC・Δn(589nm)
は0.314μmで、dLC・Δn(490nm)は0.32
1μmであり、従って、deff・Δn(490nm)は0.
30μm程度になって、本発明の要件からは外れてい
る。
18Kのバックライトユニットを組合せて、比較例Cと
なる液晶表示装置を作成する。
フィルタを有する2枚の基板を用い、これらの基板の間
に、誘電率異方性が正でその値が9.0であり、屈折率
異方性が0.082(589nm、20℃)のネマティッ
ク液晶組成物を封入してカラー液晶表示パネルとする。
になるようにする。この結果、dLC・Δn(589nm)
は0.349μmで、dLC・Δn(490nm)は0.35
7μmであり、従って、deff・Δn(490nm)は0.
33μm程度になって、これも本発明の要件からは外れ
ている。
18Kのバックライトユニットを組合せて、比較例Dと
なる液晶表示装置を作成する。
施例Aと実施例B、それに比較例Cと比較例Dは、それ
ぞれ液晶表示パネルのギャップが10%程度違えてあ
り、従って、これらの間での色調の違いを見ることで、
液晶層の厚みdeff(≒d)の違いによる色調の変化、す
なわち、ギャップマージンを見積ることができる。
6年に提案したL*u*v*表色系の色差式を用いて、
これら実施例Aと実施例B、それに比較例Cと比較例D
の印加電圧に対する色差ΔEuv*の特性を図16に示
す。通常、このような液晶表示装置において、同一液晶
表示パネル内で許される色差ΔEuv*の値は3程度であ
るとされている。
施例Aと実施例Bの場合には、図中の実線の特性から明
らかなように、同一液晶表示パネル内で10%程度ギャ
ップ変動を生じても、色差ΔEuv*の値は2以下を保っ
ており、従って、この場合には、色調が不良にならない
ことが判る。
では、図16の破線の特性から明らかなように、印加電
圧に応じて大きな色差ΔEuv*が現われてしまい、著し
い色調不良が発生してしまうことが判る。
%程度のギャップ変動に際しては、電圧印加に伴なう色
調変動がほとんど生じないだけではなく、ギャップ変動
に対するマージンが充分に得られることが判る。
歩留まりの点から見て、ギャップ変動についての許容範
囲としては、10%程度も見込めば実用上は充分であ
り、従って、本発明の実施例によれば、液晶層の局部的
な厚み変化による特性変化を充分に抑えることができ、
容易に表示品質の保持を得ることができる。
例での色差の発生理由について、RGB各色での通過特
性の違いから説明する。まず、図17と図18は、実施
例Aと実施例Bの印加電圧に対する明るさを、RGB各
色をパラメータとして示した特性であり、次に図19と
図20は、比較例Cと比較例Dについて、同じく示した
特性である。
発光波長特性のバックライトによる場合のものであり、
このとき、B(青)の波長については、青色部分のスペク
トルの中間の値をとって465nmとしてある。
図17と図18の本発明の実施例の場合は、暗表示から
明表示に至るまで各色の特性の変化傾向はほぼ同じで、
何れの色の場合も、明るさに対する寄与はほぼ等しくな
っていることが判る。従って、この場合には、色調の変
化は現われない。すなわち、本発明の実施例では、色調
の変化を生じないことが判る。
実線で示す青の特性については、その変化傾向が、他の
赤と緑の特性とは異なり、印加電圧が高くなるにつれ
て、明るさに対する寄与が減少していることが判る。従
って、この比較例の場合は、明るさが増すにつれ青色成
分が足りなくなり、この結果、表示は黄色みを帯びてく
るようになってしまい、色調が変化してしまうのであ
る。
m)をパラメータとして、明表示における各波長での通
過率を明るさで示した図で、この図から明らかなよう
に、リタデーションdeff・Δnの設定値により、特に
波長500nm以下の短波長領域(青色領域)での明るさ
が大きく変化し、僅かなリタデーションdeff・Δnの
変化で著しい明るさの低下をもたらすことが判る。
ネルを得るためには、RGBの3種の波長での透過率の
関係が所定の状態に保たれていることが重要である。そ
して、この所定の状態とは、バックライトの発光スペク
トルの中で、青に相当するスペクトルの中での最長波端
の波長における透過率が、545nm(緑)と630nm
(赤)の波長での透過率よりも常に高くなっている状態の
ことである。
れていることが条件となっており、この関係を規定する
条件を満足する液晶表示パネルの一例が上記実施例とし
て説明されているのである。
透過率を、光源の発光スペクトルに合わせて所定の関係
に設定するという簡単な構成により、電圧印加に伴う色
調変動を抑制し、さらに局所的な液晶層の厚み変化によ
る表示不良を抑制することができるので、良好な表示特
性を有する横電界型液晶表示装置を容易に、しかもロー
コストで提供することができる。
めの色度図である。
向を定義する説明図である。
説明するための模式図である。
単位画素内での電極構造の説明例である。
ける単位画素内での電極構造の説明例である。
明図である。
の説明図である。
駆動回路の一例を示す回路図である。
略構成図である。
トル図である。
光透過率特性図である。
度の電圧依存性を示す特性図である。
性の説明図である。
明するための色度図である。
を説明するための色度図である。
よるギャップマージン拡大効果を示す説明図である。
る。
る。
る。
る。
晶表示パネルの波長に対する透過率特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 400〔nm〕から500〔nm〕の発
光波長領域内に第1の輝度極大値を有し、500〔n
m〕から600〔nm〕の発光波長領域内に第2の輝度
極大値を有し、それに600〔nm〕から700〔n
m〕の発光波長領域内に第3の輝度極大値を有する光源
と、 前記第1の輝度極大値を示す波長における透過率の値を
x、前記第2の輝度極大値を示す波長における透過率の
値をy、それに前記第3の輝度極大値を示す波長におけ
る透過率の値をzとしたとき、透過率制御範囲の全域に
おいてx>y>zの関係にある分光透過率特性を備え、
横電界方式で動作するアクティブマトリクス型の液晶パ
ネルとを設け、 前記光源を前記液晶パネルの一方の面に配置し、他方の
面に画像が表示されるように構成したことを特徴とする
透過型の液晶表示装置。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、 前記液晶パネルは、液晶層の厚みをdeff〔nm〕と
し、液晶の屈折率異方性をΔnとしたとき、これらの積
deff・Δnについて、波長λが490〔nm〕の場
合、 200〔nm〕≦deff・Δn≦250〔nm〕 の関係を満たすように構成されていることを特徴とする
液晶表示装置。
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US09/572,375 US6621538B1 (en) | 1995-10-23 | 2000-05-18 | Active matrix type liquid crystal display apparatus including liquid crystal layer having different thicknesses at portions where different colors of light are transmitted |
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US11/299,699 US7433012B2 (en) | 1995-10-23 | 2005-12-13 | Active matrix type liquid crystal display apparatus |
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Family Applications (1)
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JP5608897B2 (ja) * | 2010-06-18 | 2014-10-22 | 東海光学株式会社 | 光学表示装置 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP11473996A patent/JP3317846B2/ja not_active Expired - Lifetime
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