JP3311440B2 - 転写ベルト装置 - Google Patents
転写ベルト装置Info
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Description
像形成装置に用いられる転写ベルト装置に関する。
置に用いられる転写ベルト装置は、図5に示すように転
写ベルト1を駆動ローラ2および従動ローラ3に掛け渡
して回転させ、転写ベルト1に印加ローラ4を接触させ
て電源5から印加ローラ4を介して転写ベルト1に電流
を供給している。そして、駆動ローラ2を接地し、転写
ベルト1を従動ローラ3の付近でイレーサによる光照射
で除電している(特開平3ー167579号公報参照)。
ら送られてきた転写紙6は印加ローラ4から転写ベルト
1を介して印加される電荷による帯電で分極して転写ベ
ルト1上の真電荷と転写紙6の分極電荷とにより静電気
が発生し、この静電気により転写紙6が転写ベルト1上
に吸着される。この転写紙6は感光体7からトナー像が
転写された後に転写ベルト1により搬送され、駆動ロー
ラ2の所で転写紙6の腰による曲率分離で転写ベルト1
から離れる。
ローラ2を接地せずに従動ローラ3を接地するようにし
たものが従来より考えられている。
ルト装置では、駆動ローラ2はスリップ防止のためにゴ
ムローラを使用し、そのゴムは導電性のゴムを使用する
ことになる。しかし、駆動ローラ2として導電性のゴム
を用いたゴムローラを使用した場合にはコストが非常に
高くなる。また、印加ローラ4を介して転写ベルト1に
電流を供給した時に従動ローラ3は印加ローラ4とほぼ
同電位になってしまい、感光体7と転写ベルト1とのニ
ップ部より前でプレ転写が発生して転写紙6上にチリ等
が転写されることで異常画像が発生する。
転写ベルト装置では、通常、従動ローラ3は転写位置に
近いので、従動ローラ3に電流が流れ過ぎて電源5の負
荷が大きくなる。しかも、従動ローラ3は回転負荷を考
えて玉軸受等を使用することになるので、導通が不完全
になりやすくて転写ベルト1の除電が不完全になりやす
い。
ン及びプレ転写防止、電源負荷の増大防止を計ることが
できて転写ベルトの除電を確実に行うことができる転写
ベルト装置を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、駆動ローラと従動ローラに
よつて支張されて回転し所定の抵抗を持つ転写ベルト
と、この転写ベルトに電荷を付与する電荷付与手段と、
前記転写ベルトを除電する除電部材と、前記転写ベルト
の表面を清掃するためのクリーニング部材とを有し、像
担持体上のトナー像を前記転写ベルト上の転写材に転写
し前記転写ベルトにより転写材を静電的に吸引して搬送
する転写ベルト装置において、前記除電部材を前記転写
ベルトの回転方向に対して前記従動ローラより上流で前
記クリーニング部材より下流に設置し、前記転写ベルト
の周長をLとしたとき、前記除電部材を前記転写ベルト
の回転方向に対して前記転写ベルトの前記電荷付与手段
による電荷付与位置から上流側にL/2以下の位置に設
置し、前記従動ローラを導電性部材で電気的にフロート
状態に構成し、前記転写ベルトの回転方向と直交する方
向の長さをl1、前記従動ローラの前記転写ベルトと接
触する部分の前記直交方向の長さをl2、前記除電部材
の前記転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長さ
をl3としたとき、l1>l2>l3に構成したもので
ある。
動ローラに掛け渡された、像担持体上のトナー像を転写
材上へ転写するための所定の抵抗値を持つ転写ベルトを
有し、この転写ベルトに供給される電流と、この転写ベ
ルトから転写電流フィードバック用部材を介してフィー
ドバックされる電流との差分を一定にしてこの転写ベル
トから前記像担持体へ流れる電流を一定にすることによ
りトナー像の転写を安定に行うようにした転写ベルト装
置において、前記転写電流フィードバック用部材として
前記転写ベルトの裏面側に2個所以上で接触する部材を
備え、前記従動ローラを導電性部材で電気的にフロート
状態に構成し、前記転写ベルトの回転方向と直交する方
向の長さをl1、前記従動ローラの前記転写ベルトと接
触する部分の前記直交方向の長さをl2、前記除電部材
の前記転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長さ
をl3としたとき、l1>l2>l3に構成したもので
ある。
ローラによつて支張されて回転し所定の抵抗を持つ転写
ベルトと、この転写ベルトに電荷を付与する電荷付与手
段と、前記転写ベルトを除電する除電部材とを有し、像
担持体上のトナー像を前記転写ベルト上の転写材に転写
し前記転写ベルトにより転写材を静電的に吸引して搬送
する転写ベルト装置において、前記従動ローラの電位V
を|V|≦1.5[KV]にし、前記従動ローラを導電
性部材で電気的にフロート状態に構成し、前記転写ベル
トの回転方向と直交する方向の長さをl1、前記従動ロ
ーラの前記転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の
長さをl2、前記除電部材の前記転写ベルトと接触する
部分の前記直交方向の長さをl3としたとき、l1>l
2>l3に構成したものである。
トの回転方向に対して従動ローラより上流でクリーニン
グ部材より下流にて転写ベルトを除電する。転写ベルト
の周長をLとしたとき、除電部材が転写ベルトの回転方
向に対して転写ベルトの電荷付与手段による電荷付与位
置から上流側にL/2以下の位置で転写ベルトを除電す
る。転写ベルトの回転方向と直交する方向の長さを
l1、従動ローラの転写ベルトと接触する部分の前記直
交方向の長さをl2、除電部材の転写ベルトと接触する
部分の前記直交方向の長さをl3としたとき、l1>l
2>l3となっており、従動ローラが電気的にフロート
状態である。
ドバック用部材が転写ベルトの裏面側に2個所以上で接
触して電流が転写ベルトから転写電流フィードバック用
部材を介してフィードバックされる。転写ベルトの回転
方向と直交する方向の長さをl1、従動ローラの転写ベ
ルトと接触する部分の前記直交方向の長さをl2、除電
部材の転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長さ
をl3としたとき、l1>l2>l3となっており、従
動ローラが電気的にフロート状態である。
位Vが|V|≦1.5[KV]である。転写ベルトの回
転方向と直交する方向の長さをl1、従動ローラの転写
ベルトと接触する部分の前記直交方向の長さをl2、除
電部材の転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長
さをl3としたとき、l1>l2>l3となっており、
従動ローラが電気的にフロート状態である。
実施例は画像形成装置の転写装置として用いられる。画
像形成装置においては、ドラム状の感光体からなる像担
持体18は周知のように帯電装置により均一に帯電され
た後に露光装置により画像露光を受けて静電潜像が形成
され、この静電潜像が現像装置により現像されてトナー
像になって転写前除電ランプの光照射で表面電位が低下
した後に第1実施例の転写ベルト装置によりトナー像が
転写紙へ転写されてクリーニング装置によりクリーニン
グされる。
駆動ローラ12と従動ローラ13に掛け渡されてこれら
より適当なテンションで支張されて回転駆動され、感光
体18に当接される。転写ベルト11に転写バイアスを
印加するための印加ローラ14は、転写ベルト11の裏
面に当接して転写ベルト11の回転とともに連れ回りす
る。除電部材21は、板金で構成され、転写ベルト11
の回転方向に対して従動ローラ13の上流側近くに設置
される。
へ電圧を印加し、かつ、電流制御部にて電源から印加ロ
ーラ14を介して転写ベルト11へ供給する電流I
1と、転写ベルト11から除電部材21を介して帰還さ
れる電流I2とを比較してその差分(I1−I2)が一定
値Kとなるように電源の出力を制御することによって、
転写ベルト11から感光体18へ流れる電流を一定値と
して常に安定した転写条件でトナー像の転写を行わせ
る。
グ部材22は、転写ベルト11の回転方向に対して転写
紙分離位置より上流側で転写ベルト11に当接して転写
ベルト11上の不要なトナーを掻き落とし、その掻き落
としたトナーは図示しないトナー回収タンクに回収され
る。駆動ローラ12は、スリップしないようにEPBM
等のゴムで構成され、図示しない駆動源により感光体1
8と同線速で駆動される。従動ローラ13は、ステンレ
ス等の金属により構成され、電気的にフロート状態にな
っている。
感光体18と転写ベルト11との当接部には幅4〜12
mmのニップが形成されている。図示しない給紙部から
感光体18上のトナー像とタイミングをとって給送され
てきた転写紙がそのニップに進入すると、電源装置17
から印加ローラ14に転写バイアスが印加されて転写ベ
ルト11に感光体11上のトナーと逆極性の電荷が付与
され、感光体11上のトナー像が転写ベルト11上の転
写紙に転写される。
り表面が−800Vに帯電されて露光装置による画像露
光で静電潜像が形成された後に現像装置により(+)に
帯電したトナーが付着され、図示しない転写前除電ラン
プにより表面電位が低下させられてから、電源装置17
から印加ローラ14に負の高電圧が印加されることによ
りトナーが転写ベルト11上の転写紙に転写される。
た転写紙を静電的に吸着して搬送し、駆動ローラ12の
位置で転写紙の腰による曲率分離で転写紙が分離され
る。この転写紙は定着装置によりトナーが定着されて排
出される。転写ベルト11は表面の電気抵抗が1×10
9〜1×1012Ωで、内面側の電気抵抗が1×107
〜5×108Ωの中抵抗のものを使用している。
を介して転写ベルト11へ出力される電流をI1とし、
転写ベルト11から除電部材21を介して電源装置17
に帰還する電流をI2とすると、電源装置17はI1−
I2=Iout(Iout:一定)となるようにI1を電流制御
手段により制御する。この結果、転写ベルト11及びこ
れに接触する全ての部材を電気的にフロートにすること
によって、Ioutはトナーの転写によって感光体18側
へ流れた電流値となる。除電部材21は転写ベルト11
にその回転方向の異なる2箇所で接触するような形状に
形成されており、例えば転写ベルト11の内面側に帯状
の抵抗のムラがあったとしても電源装置17の上記電流
制御がそのムラに振られにくくなっている。
ベルト11は、弾性体であるるため、転写部より回転方
向の下流側で駆動される。感光体18と転写ベルト11
とが当接する位置が転写部であるが、転写部の前で転写
ベルト11の電位が高いと、転写前に感光体11上のト
ナーと転写ベルト11との間で放電が発生して異常画像
が発生する。このため、転写前の転写ベルト11の電位
を下げる必要がある。
べく転写位置に近付けて転写前の転写ベルト11の電位
を下げるため、除電部材21を転写ベルト11の回転方
向に対して従動ローラ13の上流側近くに設置してい
る。そのため、転写ベルト11の周長をLとしたとき、
印加ローラ14と除電部材21との間の距離xをx≦L
/2に設定している。
位を下げると、上記異常画像が飛躍的によくなる。図3
は従動ローラ13の電位と異常画像(版画と呼ばれる)
のランクとの関係を示す。図3から判るように従動ロー
ラ13の電位を−1.5KV以下にすると(電源装置1
7から印加ローラ14への転写バイアスの印加が正極性
の場合は+1.5KV以下にすると)、異常画像のラン
クが下がってよくなり、これは本実施例のように除電部
材21を転写ベルト11の回転方向に対して従動ローラ
13の上流側近くに設置することによって達成される。
トナーが付着するのは感光体18と転写ベルト11との
ニップからクリーニングブレード22のクリーニング位
置までであり、除電部材21を転写ベルト11の回転方
向に対して従動ローラ13より上流でクリーニングブレ
ード22より下流に設置したので、転写ベルト11上の
トナーが除電部材21と転写ベルト11との間に入り込
みにくくなり、除電部材21と転写ベルト11との接触
状態がトナーにより変わって転写ベルト11の除電が不
十分になることを阻止できる。
この第2実施例では、上記第1実施例において、印加ロ
ーラ14と除電部材21との距離が図2に示したように
xである。転写ベルト11はその回転方向と直交する方
向の長さがl1であり、従動ローラ13は転写ベルト1
1と接触する部分の転写ベルト11の回転方向と直交す
る方向の長さがl2であり、除電部材21は転写ベルト
11と接触する部分の転写ベルト11の回転方向と直交
する方向の長さがl3である。従動ローラ13の長さl
2が転写ベルト11の長さl1より短いのは転写ベルト
11の寄りを防止するためである。除電部材21の長さ
l3が従動ローラ13の長さl2、転写ベルト11の長
さl1より更に短いのはコストを下げるためである。
の長さl2、転写ベルト11の長さl1より短くするた
めには、従動ローラ13が導電性部材で構成されて電気
的にフロートになっているという条件が必要であり、本
実施例ではこの条件を満たしていて従動ローラ13がア
ルミニウムで構成されている。この条件が必要な理由
は、従動ローラ13が例えば絶縁体で構成されている
と、印加ローラ14から除電部材21に向かって電流が
流れるため、除電部材21が短いと、転写ベルト11の
転写位置の電位(印加ローラ14と従動ローラ13との
間の電位)は長手方向のムラが生じて均一にならないか
らである。
ば、駆動ローラと従動ローラによつて支張されて回転し
所定の抵抗を持つ転写ベルトと、この転写ベルトに電荷
を付与する電荷付与手段と、前記転写ベルトを除電する
除電部材と、前記転写ベルトの表面を清掃するためのク
リーニング部材とを有し、像担持体上のトナー像を前記
転写ベルト上の転写材に転写し前記転写ベルトにより転
写材を静電的に吸引して搬送する転写ベルト装置におい
て、前記除電部材を前記転写ベルトの回転方向に対して
前記従動ローラより上流で前記クリーニング部材より下
流に設置したので、トナーが転写ベルトと除電部材との
間に入りにくくなり、転写ベルトの除電を確実に行うこ
とができる。また、前記転写ベルトの周長をLとしたと
き、前記除電部材を前記転写ベルトの回転方向に対して
前記転写ベルトの前記電荷付与手段による電荷付与位置
から上流側にL/2以下の位置に設置したので、転写前
の転写ベルトの電位を下げることができ、転写前の放電
による異常画像の発生を防ぐことができる。しかも、従
動ローラを除電部材とはしないので、電源の負荷が大き
くなることを防ぐことができ、転写ベルトの除電を確実
に行うことができる。さらに、前記従動ローラを導電性
部材で電気的にフロート状態に構成し、前記転写ベルト
の回転方向と直交する方向の長さをl1、前記従動ロー
ラの前記転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長
さをl2、前記除電部材の前記転写ベルトと接触する部
分の前記直交方向の長さをl3としたとき、l1>l2
>l3に構成したので、除電部材が前記直交方向に短く
ても転写ベルトの転写部の電位が不均一になることがな
く、コストを下げることができる。
及び従動ローラに掛け渡された、像担持体上のトナー像
を転写材上へ転写するための所定の抵抗値を持つ転写ベ
ルトを有し、この転写ベルトに供給される電流と、この
転写ベルトから転写電流フィードバック用部材を介して
フィードバックされる電流との差分を一定にしてこの転
写ベルトから前記像担持体へ流れる電流を一定にするこ
とによりトナー像の転写を安定に行うようにした転写ベ
ルト装置において、前記転写電流フィードバック用部材
として前記転写ベルトの裏面側に2個所以上で接触する
部材を備えたので、駆動ローラとして導電性のゴムを用
いないゴムローラを使用することができ、コストダウン
を計ることができる。また、前記従動ローラを導電性部
材で電気的にフロート状態に構成し、前記転写ベルトの
回転方向と直交する方向の長さをl1、前記従動ローラ
の前記転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長さ
をl2、前記除電部材の前記転写ベルトと接触する部分
の前記直交方向の長さをl3としたとき、l1>l2>
l3に構成したので、除電部材が前記直交方向に短くて
も転写ベルトの転写部の電位が不均一になることがな
く、コストを下げることができる。
と従動ローラによつて支張されて回転し所定の抵抗を持
つ転写ベルトと、この転写ベルトに電荷を付与する電荷
付与手段と、前記転写ベルトを除電する除電部材とを有
し、像担持体上のトナー像を前記転写ベルト上の転写材
に転写し前記転写ベルトにより転写材を静電的に吸引し
て搬送する転写ベルト装置において、前記従動ローラの
電位Vを|V|≦1.5[KV]にしたので、転写前の
放電による異常画像の発生を防ぐことができる。また、
前記従動ローラを導電性部材で電気的にフロート状態に
構成し、前記転写ベルトの回転方向と直交する方向の長
さをl1、前記従動ローラの前記転写ベルトと接触する
部分の前記直交方向の長さをl2、前記除電部材の前記
転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の長さをl3
としたとき、l1>l2>l3に構成したので、除電部
材が前記直交方向に短くても転写ベルトの転写部の電位
が不均一になることがなく、コストを下げることができ
る。
ある。
を示す特性図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】駆動ローラと従動ローラによつて支張され
て回転し所定の抵抗を持つ転写ベルトと、この転写ベル
トに電荷を付与する電荷付与手段と、前記転写ベルトを
除電する除電部材と、前記転写ベルトの表面を清掃する
ためのクリーニング部材とを有し、像担持体上のトナー
像を前記転写ベルト上の転写材に転写し前記転写ベルト
により転写材を静電的に吸引して搬送する転写ベルト装
置において、前記除電部材を前記転写ベルトの回転方向
に対して前記従動ローラより上流で前記クリーニング部
材より下流に設置し、前記転写ベルトの周長をLとした
とき、前記除電部材を前記転写ベルトの回転方向に対し
て前記転写ベルトの前記電荷付与手段による電荷付与位
置から上流側にL/2以下の位置に設置し、前記従動ロ
ーラを導電性部材で電気的にフロート状態に構成し、前
記転写ベルトの回転方向と直交する方向の長さをl 1 、
前記従動ローラの前記転写ベルトと接触する部分の前記
直交方向の長さをl 2 、前記除電部材の前記転写ベルト
と接触する部分の前記直交方向の長さをl 3 としたと
き、l 1 >l 2 >l 3 に構成したことを特徴とする転写
ベルト装置。 - 【請求項2】駆動ローラ及び従動ローラに掛け渡され
た、像担持体上のトナー像を転写材上へ転写するための
所定の抵抗値を持つ転写ベルトを有し、この転写ベルト
に供給される電流と、この転写ベルトから転写電流フィ
ードバック用部材を介してフィードバックされる電流と
の差分を一定にしてこの転写ベルトから前記像担持体へ
流れる電流を一定にすることによりトナー像の転写を安
定に行うようにした転写ベルト装置において、前記転写
電流フィードバック用部材として前記転写ベルトの裏面
側に2個所以上で接触する部材を備え、前記従動ローラ
を導電性部材で電気的にフロート状態に構成し、前記転
写ベルトの回転方向と直交する方向の長さをl 1 、前記
従動ローラの前記転写ベルトと接触する部分の前記直交
方向の長さをl 2 、前記除電部材の前記転写ベルトと接
触する部分の前記直交方向の長さを l 3 としたとき、l
1 >l 2 >l 3 に構成したことを特徴とする転写ベルト
装置。 - 【請求項3】駆動ローラと従動ローラによつて支張され
て回転し所定の抵抗を持つ転写ベルトと、この転写ベル
トに電荷を付与する電荷付与手段と、前記転写ベルトを
除電する除電部材とを有し、像担持体上のトナー像を前
記転写ベルト上の転写材に転写し前記転写ベルトにより
転写材を静電的に吸引して搬送する転写ベルト装置にお
いて、前記従動ローラの電位Vを|V|≦1.5[K
V]にし、前記従動ローラを導電性部材で電気的にフロ
ート状態に構成し、前記転写ベルトの回転方向と直交す
る方向の長さをl 1 、前記従動ローラの前記転写ベルト
と接触する部分の前記直交方向の長さをl 2 、前記除電
部材の前記転写ベルトと接触する部分の前記直交方向の
長さをl 3 としたとき、l 1 >l 2 >l 3 に構成したこ
とを特徴とする転写ベルト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608593A JP3311440B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-09-22 | 転写ベルト装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-140468 | 1993-06-11 | ||
JP14046893 | 1993-06-11 | ||
JP23608593A JP3311440B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-09-22 | 転写ベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756445A JPH0756445A (ja) | 1995-03-03 |
JP3311440B2 true JP3311440B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=26472964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23608593A Expired - Lifetime JP3311440B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-09-22 | 転写ベルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3311440B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7184678B2 (en) | 2003-12-19 | 2007-02-27 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus with improved separatability of transfer material |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003280331A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23608593A patent/JP3311440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7184678B2 (en) | 2003-12-19 | 2007-02-27 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus with improved separatability of transfer material |
US7769310B2 (en) | 2003-12-19 | 2010-08-03 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus with improved separability of transfer material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756445A (ja) | 1995-03-03 |
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