JP3308860B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents
レバー嵌合式コネクタInfo
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62955—Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
うしの嵌合を、レバーを操作することで容易に行うこと
ができるレバー嵌合式コネクタに関する。
26号公報に記載されたフレーム結合式のコネクタ1を
示す。このコネクタ1は、電気接続箱等の接続箱本体2
に設けた雌コネクタ部3と、この雌コネクタ部3のフー
ド部4内に挿入・嵌合される雄コネクタ5と、この雄コ
ネクタ5を雌コネクタ部3のフード部4内に挿入・嵌合
させるフレーム6とからなる。フレーム6は、内部に雄
コネクタ5が回動自在に内包された本体7と、本体7の
一側から突設された回動足部8と、他側から突設された
操作凸部9とで形成されている。回動足部8の先端部に
は摺動軸10が形成されている。この摺動軸10は、雌
コネクタ部3の周囲に設けられたフレーム支持部11の
スライド溝12内に挿入・係止される。
スライド溝12内に係止し、操作凸部9を押圧して、フ
レーム6を、摺動軸10を中心に矢印a方向へ回動させ
ることにより、雄コネクタ5が雌コネクタ部3内に挿入
・嵌合される。また、雄コネクタ5を雌コネクタ部3に
嵌合されている状態から抜き取るには、操作凸部9を逆
方向へ押圧してフレーム6を矢印a方向と逆方向へ回動
させることにより雌コネクタ部3のフード部4内から雄
コネクタ5を抜き出すことができる。
なり、操作凸部9が力点となることで雄コネクタ5がフ
レーム6に回動自在に支持された支持部分が作用点とな
り、小さな力で雄コネクタ5を雌コネクタ部3に対して
嵌合または嵌合解除させることができる。従って、雄コ
ネクタ5と雌コネクタ部3とを嵌合させる際の操作力を
低減することができる。
レーム結合式のコネクタ1では、雄コネクタ5に外装さ
れている本体7が操作時に側方に向けて撓むことによっ
て、雄コネクタ5を回動自在に支持している部分が外れ
やすいという欠点を有している。そこで、本体7に撓み
が生じるのを防止するため、フレーム6の本体7も雄コ
ネクタ5と一緒に、雌コネクタ部3のフード部4内に嵌
合させ、本体7の側面の撓みをフード部4の内壁で阻止
するような構造を考えることができる。このような構造
の場合、本体7の一側端部を例えばフード部4などの雌
コネクタ部3側に係止させて、この一側端部が係止され
た部分を支点として、フレーム6を回動操作すること
で、雄コネクタ5を雌コネクタ部3のフード部4に嵌合
したり、取り外したりできる。しかし、この構造では、
雄コネクタ5に回動自在に支持されたフレーム6の一側
端部が、雄コネクタ5の嵌合方向の前面よりさらに前に
突出した状態で雌コネクタ部3に挿入・嵌合された場合
に、ともすると、この突出した一側端部が雌コネクタ部
3側に配置されたタブなどの配線端子を傷つけたり、変
形させたりすることが危惧され何らかの対策が必要にな
る。
タ部へ嵌合・接続する場合と雄コネクタを雌コネクタ部
から取り外す場合に、レバーが雄コネクタから外れるこ
とがなく、確実な嵌合操作および取り外し操作を行うこ
とができ、しかも雌コネクタ部側の配線端子の変形や損
傷を防止できるレバー嵌合式コネクタの提供を目的とす
る。
め、請求項1記載の発明は、端子が収容されたハウジン
グ部と一体に設けられたフード部を有する雌コネクタ部
と、前記端子と接続される相手端子が収容されると共
に、前記フード部と嵌合するコネクタ本体を有する雄コ
ネクタと、前記雄コネクタに回動自在に取り付けられて
前記コネクタ本体をフード部内へ挿入・嵌合させるレバ
ーとを備えたレバー嵌合式コネクタであって、前記レバ
ーが、前記雄コネクタのコネクタ本体の両側壁に回動自
在にそれぞれ支持された一対のレバー壁からなるレバー
本体と、当該各レバー壁の一側に設けられて前記フード
部へのコネクタ本体の嵌合時にフード部に係止する突起
部と、前記一対のレバー壁の他側を連結して形成されて
前記突起部の前記フード部への係止部分を中心にレバー
本体を回動させることで前記コネクタ本体を前記フード
部内に嵌合させる操作部と、を備え、前記フード部への
前記コネクタ本体の嵌合状態で少なくとも前記レバー本
体が前記フード部の内側に位置し、前記フード部の内壁
に、前記レバー本体の突起部側の嵌合方向の端部が当接
するレバー挿入規制部が形成され、前記フード部から前
記コネクタ本体の嵌合を解除するための回動操作時に、
前記レバー本体の突起部側の嵌合方向の端部の前記レバ
ー挿入規制部に当接した部分が、前記嵌合を解除するた
めの回動の支点となることを特徴としている。
タのコネクタ本体を雌コネクタ部のフード部へ嵌合する
際に、コネクタ本体に支持されたレバー本体が、コネク
タ本体の嵌合方向の前端面から突出した状態であって
も、フード部の内壁に設けられたレバー挿入規制部が、
レバー本体が雌コネクタ部の端子(配線端子)に接触す
るのを阻止する作用を有する。また、フード部にコネク
タ本体が嵌合された状態から、コネクタ本体を嵌合解除
する場合に、レバー本体を解除する方向へ回動させる
と、レバー本体の突起部側の嵌合方向の端部がレバー挿
入規制部に当接して嵌合を解除するための回動の支点と
して作用するため、コネクタ本体をフード部から容易且
つ確実に嵌合解除することができる。さらに、レバー本
体がフード部内に位置するため、フード部内壁でレバー
本体が撓むのを防止することが可能となる。このため、
嵌合操作時および嵌合解除操作時に、レバー本体がコネ
クタ本体から外れることがなく、確実な操作を行うこと
ができる。
バー嵌合式コネクタであって、前記レバー挿入規制部
は、前記フード部の内壁に形成された挿入規制用肉盛り
部であることを特徴としている。
請求項1の発明の作用に加えて、フード部の内壁に形成
された挿入規制用肉盛り部が、コネクタ本体をフード部
内に嵌合する際に、レバー本体が雌コネクタ部の端子に
接触するのを阻止する作用がある。
求項2に記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記コ
ネクタ本体の前記レバー本体と接する面に、前記レバー
本体と同一の厚さを有し、且つ前記突起部側が回動に伴
い前記コネクタ本体の嵌合方向の端面より突出しないよ
うに回動を規制する回動規制用肉盛り部が形成されてい
ることを特徴としている。
および請求項2の発明の作用に加えて、コネクタ本体に
形成した回動規制用肉盛り部が、レバー本体が回動に伴
い、コネクタ本体の嵌合方向の前端面より前方に突出す
るのを阻止する作用がある。
式コネクタの詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明
する。
合式コネクタ(以下、コネクタという)41について説
明する。
箱16の上カバー17に用いられて、上カバー17と下
カバー18との間に積層される配線基板19上のブスバ
ー20と、ワイヤハーネスの端末部分とを接続する。
1は、上カバー17のハウジング部21と一体にフード
部42が形成された雌コネクタ部43と、この雌コネク
タ部43のフード部42内に挿入・嵌合されるコネクタ
本体44を有する雄コネクタ45と、この雄コネクタ4
5のコネクタ本体44に外装されてコネクタ本体44を
雌コネクタ部43のフード部42内に挿入・嵌合させる
レバー46と、からなる。
ハウジング部21内に上記ブスバー20の端末部分が収
容され、端末部分の雄端末部20aはフード部42内に
突設されている。フード部42の一側には、図1に示す
ように、両側に突出して形成されたリブガイド溝47、
47が形成されている。また、リブガイド溝47、47
を構成する外壁48には、内外を連通する一対の切欠部
49、49が形成されている。リブガイド溝47、47
内には、後述するコネクタ本体44のリブ60、60が
挿入され、切欠部49、49内には、後述するレバー壁
67、67の突起部65、65がそれぞれ挿入・係止さ
れる。
ガイド溝50、50が形成されている。これらガイド溝
50、50内には、コネクタ本体44に突設されたガイ
ドリブ63、63が挿入される。また、これらのガイド
溝50、50よりさらに端部側には、レバーロック部5
1が設けられている。このレバーロック部51は、フー
ド部42の内側に向けて突設された一対のガイド壁5
2、52が設けられ、これらのガイド壁52、52間が
ロック片挿入空間53となっている。さらに、ガイド壁
52、52が突設されている外壁54には、切欠部54
aが形成されている。この切欠部54aには、ロック片
挿入空間53内に挿入されたレバー46のロック片69
が係止する。
は、リブガイド溝47、47側に、レバー挿入規制部と
しての挿入規制用肉盛り部56、56が設けられてい
る。
のコネクタ本体44がレバー46の操作により挿入・嵌
合され、コネクタ本体44内に収容された雌端子(図示
省略する)が雄端子部20aと導通接触する。
複数の端子収容室が設けられ、この端子収容室内に雌端
子がそれぞれ収容されている。端子収容室の一側から
は、相手端子20aが挿入され、他側からは雌端子が端
末に接続された電線(図示省略する)がそれぞれ引き出
されている。
7(但し、図1には片側のみ図示)の中央部分には、円
柱状のボス部58、58が突設され、このボス部58、
58に対して図1において右上位置には、ボス部58、
58より小型の位置決め突起59、59が突設されてい
る。ボス部58、58は、後述するレバー壁67、67
に設けた回転孔67a、67a内に挿入される。また、
位置決め突起59、59は、レバー壁67、67に設け
た位置決め孔67b、67b内に挿入・係止される。
7には、一側にリブ60、60が設けられている。これ
らリブ60、60は、コネクタ本体44がフード部42
内に挿入・嵌合されると、上記リブガイド溝47、47
内にそれぞれ挿入される。また、リブ60、60には、
コネクタ本体44のフード部42への嵌合方向に沿って
長孔61、61がそれぞれ設けられている。これらの長
孔61、61内には、後述するレバー壁67、67の突
起部65、65がそれぞれ挿入される。
7には、ボス部58、58の下方側であってコネクタ本
体44の嵌合面側に、レバーの回動を規制すると共に、
嵌合時のコネクタ本体44のがたつきを防止する、回動
規制用肉盛り部62、62がそれぞれ形成されている。
これらの回動規制用肉盛り部62、62に、ガイドリブ
63、63が突設されている。このコネクタ本体44に
レバー46が外装されている。
本体44に回動自在に支持されたレバー本体64と、こ
のレバー本体64の一側に設けられてフード部42への
コネクタ本体44の嵌合時にフード部42に係止する突
起部65と、他側に設けられて突起部65のフード部4
2への係止部分を中心にレバー本体64を回動させるこ
とでコネクタ本体44をフード部42内に嵌合させる操
作部66と、で形成されている。そして、本実施形態の
レバー46は、図4(a)、(b)、(c)に示すよう
に、フード部42へのコネクタ本体44の嵌合状態でレ
バー本体64がフード部42の内側に位置している。
側壁57、57に、該両側壁57、57の壁面上で回転
自在にそれぞれ支持された薄板状の一対のレバー壁6
7、67とからなり、突起部65、65がこのレバー壁
67、67の一側にそれぞれ設けられ、操作部66が一
対のレバー壁67、67の他側を連結して形成されてい
る。レバー壁67、67の略中心部には回転孔67a、
67aが形成されている。この回転孔67a、67a内
にボス部58、58を挿入することでレバー壁67、6
7がコネクタ本体44の側壁57、57の壁面上で回転
自在となっている。さらに、レバー壁67、67は、操
作部66側に位置決め孔67b、67bは、コネクタ本
体44の側壁57、57から突設された位置決め突起5
9、59が挿入・係止され、レバー本体64をコネクタ
本体44に対して仮止め位置に保持する。この位置決め
突起59と位置決め孔67bとで仮止め手段が構成され
ている。また、レバー46がコネクタ本体44に外装さ
れた状態では、レバー壁67、67は、回動規制用肉盛
り部62、62上に位置し、突起部65、65は、コネ
クタ本体44のリブ60、60に設けた長孔61、61
内に、それぞれ挿入されている。
6側には、ロック片69が設けられている。このロック
片69は、レバー壁67、67の両側壁に可撓性の腕部
70、70を介して一体に形成されて、先端部にはフー
ド部42に設けた切欠部54aに係止される係止突起7
1が突設されている。
ネクタ本体44に外装された仮止め状態では、レバー壁
67、67が回動規制用肉盛り部62、62上に位置
し、突起部65、65は、挿入規制用肉盛り部56の上
面に当接すると共に、長孔61、61内に挿入されてい
る。そして、図4に示すようにフード部42内の内壁5
5、55とコネクタ本体44の両側壁57、57との間
に挟み込まれる。
て、雄コネクタ45を雌コネクタ部43に嵌合する手順
について説明する。
ネクタ45のコネクタ本体44にレバー46が外装さ
れ、仮止め位置に仮止めされた状態で、図5(b)に示
すように、コネクタ本体44をフード部42内の仮止め
位置まで挿入する。仮止め位置までコネクタ本体44を
フード部42内に挿入するとレバー壁67、67の下端
面が挿入規制用肉盛り部56に当接しレバー壁67、6
7の位置決めがなされて突起部65、65が切欠部49
内に挿入する。このように挿入規制用肉盛り部56は、
レバー壁67の突起部65が雌コネクタ部43の端子
(配線端子)側に突出して、端子を変形させたり、損傷
させるのを防止する機能を有している。
ー壁67をボス部58を中心にわずかに回動させると切
欠部49、49内の突起部65、65が切欠部49、4
9の内壁に当接し、さらに、レバー壁67、67を回動
させると、突起部65、65が切欠部49、49に当接
している係止部分を中心にレバー壁67、67が回動す
る。レバー壁67、67が回動するとコネクタ本体44
がフード部42の奥方へ挿入・嵌合され、図5(c)に
示すように、コネクタ本体44がフード部42内に完全
に挿入・嵌合すると、ロック片69の突起部71が切欠
部54aに係止する。これにより、コネクタ本体44が
フード部42内に完全に嵌合されて雄コネクタ45が雌
コネクタ部43に嵌合される。また、ロック片69の係
止突起71が切欠部54aに係止されることでレバー4
6の不用意な回動が阻止される。
から嵌合解除(取り外し)する場合について説明する。
図5(c)に示すように、コネクタ本体44がフード部
42に完全に嵌合されている状態からコネクタ本体44
を抜き出すには、図6(a)に示すように、ロック片6
9を撓ませて係止突起71を切欠部54aから外した状
態で操作部66を操作し上記とは逆方向へレバー壁6
7、67を回動させる。レバー壁67、67を回動させ
ると、コネクタ本体44がフード部42内から抜き出
て、仮止め位置に位置する。このようにレバー壁67、
67を回動させた場合、図6(a)に示すように、レバ
ー壁67、67の突起部65側の下端はフード部42の
内壁に形成した挿入規制用肉盛り部56に当接し、この
当接した部分Pが回動の支点となる。そして、雄コネク
タ45が仮止め位置まで抜き出されると、雄コネクタ4
5内の雌端子と雌コネクタ部43の雄端子とは実質的に
接続が断たれた状態となっており、雄コネクタ45を雌
コネクタ部43から容易に抜き取ることが可能となる。
コネクタ45を、レバー壁67、67を回動させること
で雌コネクタ部43に嵌合したり、抜き出したりする場
合に、レバー壁67、67の突起部65およびその近傍
部分がコネクタ本体44の嵌合方向の前方に突出するこ
とがない。すなわち、コネクタ本体44の側壁57、5
7の下部には回動規制用肉盛り部62が形成され、フー
ド部42の内壁55、55には挿入規制用肉盛り部56
が形成されているため、突起部65およびその近傍部分
が雌コネクタ部43内に配置されている端子を損傷させ
たり、変形させたりするのを防止することができる。回
動規制用肉盛り部62を設けたことにより、フード部4
2にコネクタ本体44を嵌合した際に、コネクタ本体4
4がフード部42内でがたつきが発生するのを防止する
ことができる。
バー46のレバー壁67、67がコネクタ本体44の両
側壁57、57表面上で回動し、コネクタ本体44の両
側壁57、57とフード部42の内壁55、55との間
に挟み込まれているので、レバー壁67、67が外側に
撓もうとしてもフード部42の内壁55、55に規制さ
れるため、レバー壁67、67がボス部58、58から
外れることがなく、コネクタ本体44をフード部42内
に確実に挿入・嵌合させることができ、しかも、挿入・
嵌合させる際の操作力を低減することができる。
上記したように、レバー46の板状のレバー壁67、6
7がコネクタ本体44の両側壁57、57とフード部4
2の内壁55、55との間に挟み込まれ、コネクタ本体
44の両側壁57、57の表面上で回動自在な構造とな
っているので、フード部42の外側に突出する部分が少
なく、コネクタ全体として小型化を図ることができ、占
有スペースを小さくすることができる。
5、65がリブ60、60の長孔61、61内に挿入さ
れているので、レバー壁67、67が仮に撓んだとして
も、切欠部49、49から突起部65、65が外れるこ
とがなく、レバー46の回動によりコネクタ本体44を
フード部42内に確実に挿入・嵌合することができ、コ
ネクタ本体44をフード部42から確実に抜き取ること
ができる。
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の設計変更が可能である。例えば、上記した実
施形態では、雌コネクタ部43が電気接続箱16と一体
に設けられている例を示したが、ワイヤハーネスの端末
に直接接続された雌コネクタであってもよい。
発明によれば、雄コネクタのコネクタ本体を雌コネクタ
部のフード部へ嵌合する際に、レバー挿入規制部が、レ
バー本体が雌コネクタ部の端子(配線端子)に接触する
のを阻止できるため、雌コネクタ部側の端子の損傷、変
形などを防止するという効果がある。また、雌コネクタ
部に嵌合された雄コネクタを抜き取る場合に、レバー本
体の突起部側の嵌合方向の端部がレバー挿入規制部に当
接して嵌合を解除するための回動の支点として作用する
ため、雌コネクタ部側の端子の損傷、変形などを招くこ
となく、コネクタ本体をフード部から確実に抜き取るこ
とができる。さらに、レバー本体がフード部内に位置す
るため、フード部内壁でレバー本体が撓むのを防止する
ことができ、レバー本体がコネクタ本体から外れること
がなく、確実な操作を行うことができるという効果を奏
する。
1の発明の効果に加えて、フード部の内壁に形成された
挿入規制用肉盛り部は、フード部と一体成形できるた
め、フード部内壁面に沿った方向に対する強度が高く、
レバー本体側が雌コネクタ部の端子側に向けて突出して
も、レバー本体側が端子側へ向けて挿入されるのを確実
に防止することができる。
よび請求項2の発明の効果に加えて、回動規制用肉盛り
部がレバー本体の回動に伴いレバー本体側の端部が雌コ
ネクタ部側へ突出しないように回動を阻止するため、雌
コネクタ部側の端子がレバー本体によって損傷や変形を
受けるのを予め回避することができる。
視図である。
す分解斜視図である。
図である。
を示す正面図、(b)は同平面図、(c)は同側面図で
ある。
合方法を示す側面図である。
嵌合解除方法を示す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 端子が収容されたハウジング部と一体に
設けられたフード部を有する雌コネクタ部と、前記端子
と接続される相手端子が収容されると共に、前記フード
部と嵌合するコネクタ本体を有する雄コネクタと、前記
雄コネクタに回動自在に取り付けられて前記コネクタ本
体をフード部内へ挿入・嵌合させるレバーとを備えたレ
バー嵌合式コネクタであって、 前記レバーが、前記雄コネクタのコネクタ本体の両側壁
に回動自在にそれぞれ支持された一対のレバー壁からな
るレバー本体と、当該各レバー壁の一側に設けられて前
記フード部へのコネクタ本体の嵌合時にフード部に係止
する突起部と、前記一対のレバー壁の他側を連結して形
成されて前記突起部の前記フード部への係止部分を中心
にレバー本体を回動させることで前記コネクタ本体を前
記フード部内に嵌合させる操作部と、を備え、前記フー
ド部への前記コネクタ本体の嵌合状態で少なくとも前記
レバー本体が前記フード部の内側にあり、 前記フード部の内壁に、前記レバー本体の突起部側の嵌
合方向の端部が当接するレバー挿入規制部が形成され、
前記フード部から前記コネクタ本体の嵌合を解除するた
めの回動操作時に、前記レバー本体の突起部側の嵌合方
向の端部の前記レバー挿入規制部に当接した部分が、前
記嵌合を解除するための回動の支点となることを特徴と
するレバー嵌合式コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記レバ
ー挿入規制部は、前記フード部の内壁に形成された挿入
規制用肉盛り部であることを特徴とするレバー嵌合式コ
ネクタ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の発明で
あって、前記コネクタ本体の前記レバー本体と接する面
に、前記レバー本体と同一の厚さを有し、且つ前記突起
部側が回動に伴い前記コネクタ本体の嵌合方向の端面よ
り突出しないように回動を規制する回動規制用肉盛り部
が形成されていることを特徴とするレバー嵌合式コネク
タ。
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