JP3304415B2 - ブロック変換符号の復号装置 - Google Patents
ブロック変換符号の復号装置Info
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Description
を小ブロックに分割し、ブロック毎に処理することによ
ってデータ量を圧縮するブロック変換符号の復号装置、
特に、重要語がエラーの場合に、その推定の精度を向上
できる復号装置に関する。
記録媒体に記録する時には、その情報量が多いので、記
録/再生できる程度の伝送レイトを達成するために、高
能率符号化によって、ディジタルビデオ信号を圧縮する
のが普通である。高能率符号化としては、ディジタルビ
デオ信号を多数の小ブロックに分割し、ブロック毎に符
号化処理を行うADRC、DCT(Discrete Cosine Tr
ansform)等が知られている。ADRCは、例えば特開昭
61−144989号公報に記載されているような、2
次元ブロック内に含まれる複数画素の最大値及び最小値
により規定されるダイナミックレンジを求め、このダイ
ナミックレンジに適応した符号化を行う高能率符号化で
ある。
は、同等の重要度を有していない。ADRCでは、ダイ
ナミックレンジ情報が再生側で分からないと、そのブロ
ックの全ての画素の復号ができなくなるので、ブロック
毎に検出されるダイナミックレンジ情報は、画素毎のコ
ード信号に比して重要度が高い。DCTの場合では、D
CTで発生した係数データ中で、直流分は、交流分に比
して重要度が高く、交流分のデータの中でも、より低次
のものの方が高次のものより重要度が高い。また、ブロ
ックの平均値と、この平均値に対する画素の値の差分を
ベクトル量子化するブロック符号化では、平均値が重要
度が高い。これらの重要度が高い符号化出力を重要語と
称する。
ジタルVTRでは、重要語がエラーの場合でもその値を
用いて全ての符号化出力を復号するか、または重要語が
エラーのブロックは、エラーブロックとして、周囲の復
号データでエラーブロックを修整するかしていた。何れ
の処理であっても、重要語がエラーであるブロックは、
ブロック状の歪みとなり、復元画像の劣化が目立つ問題
があった。そこで、この重要語のエラーを周辺ブロック
と注目ブロックとの空間的な相関に基づいて、統計的な
手法によって推定することも考えられるが、絵柄によっ
ては、推定の精度が低いおそれがある。DCTの場合
も、同様に空間的な相関を利用した重要語の修整が可能
であるが、同様の問題がある。
ーである場合に、高精度に重要語を推定でき、その結
果、復元画像の劣化を抑えることができるブロック変換
符号の復号装置を提供することにある。
の画素からなるディジタル画像信号を、空間的に近接す
る複数の画素からなるブロック毎に、伝送情報量を圧縮
するADRC符号化することで生成された、復号のため
の重要度が高いダイナミックレンジ情報のデータと、相
対的に重要でない各画素の符号化値とを含む伝送データ
から各画素データを復号するブロック変換符号の復号装
置において、ダイナミックレンジ情報のデータがエラー
の場合に、ダイナミックレンジ情報のデータのエラーを
修整するための手段と、 注目ブロックの符号化値が全て
エラーではない場合に、この注目ブロックの符号化値の
最大値を検出し、この検出最大値が、符号化ビットnで
表現できる最大値である(2 n −1)よりも小さい時
に、検出最大値でダイナミックレンジ情報のデータを置
き換える手段と、伝送データが供給され、ブロック毎に
正しいダイナミックレンジ情報あるいは置き換えられた
ダイナミックレンジ情報を用いて、符号化データを復号
するための復号手段とからなることを特徴とするブロッ
ク変換符号の復号装置である。
ィジタル画像信号を、空間的に近接する複数の画素から
なるブロック毎に、伝送情報量を圧縮するブロック符号
化することで生成された、復号のための重要度が高い第
1のデータと、相対的に重要でない第2のデータとを含
む伝送データから各画素データを復号するブロック変換
符号の復号装置において、第1のデータがエラーの場合
に、第1のデータがエラーである注目ブロックに関し
て、注目ブロック内の隣接する2つの符号化値の差と、
注目ブロックの周辺ブロック内にあって、2つの符号化
値と対応する2つの符号化値の差の比を参照することに
よって、第1のデータの修整に使用するデータであるか
どうかを判断するための判断手段と、 判断手段の出力信
号に基づいて、第1のデータのエラーを修整するための
修整手段と、エラーの修整された第1のデータを用い
て、符号化データを復号するための復号手段とからなる
ことを特徴とするブロック変換符号の復号装置である。
ィジタル画像信号を、空間的に近接する複数の画素から
なるブロック毎に、伝送情報量を圧縮するブロック符号
化することで生成された、復号のための重要度が高い第
1のデータと、相対的に重要でない第2のデータとを含
む伝送データから各画素データを復号するブロック変換
符号の復号装置において、第1のデータがエラーの場合
に、第1のデータがエラーである注目ブロックに関し
て、注目ブロック内の符号化値と、注目ブロックの周辺
ブロック内にあって、符号化値と対応する復号値の相関
係数を演算し、相関係数を参照することによって、第1
のデータの修整に使用するデータであるかどうかを判断
するための判断手段と、 判断手段の出力信号に基づい
て、第1のデータのエラーを修整するための修整手段
と、 エラーの修整された第1のデータを用いて、符号化
データを復号するための復号手段とからなることを特徴
とするブロック変換符号の復号装置である。
クの符号化値とその周辺ブロックの境界データ(復号
値)とを使用した統計的な方法によって、注目ブロック
に関する重要語が推定される。この推定のために使用さ
れるデータは、エラーでないデータのみに限定する。こ
れによって、推定の精度が向上する。また、エラーでな
く、注目ブロックと相関の強いデータを使用して重要語
が推定される。さらに、ADRCの場合では、注目ブロ
ックの符号化値xiの最大値が2n −1より小さい時に
は、符号化値の最大値DR´がダイナミックレンジであ
るので、推定されたダイナミックレンジが最大値DR´
に置き換えられる。
号処理部について説明する。図1は記録側の構成を全体
として示すものである。放送信号あるいはカラービデオ
カメラの撮像信号から形成された輝度信号Y、色差信号
U、VがA/D変換器1aおよび1bによって、(4:
2:2)のコンポーネントディジタル信号に変換され
る。A/D変換器1aおよび1bの出力信号がブロック
化回路2aおよび2bに供給され、データの順序がブロ
ックの順序に変換される。ブロック化回路2aおよび2
bは、後段の信号処理回路3aおよび3b内に設けられ
たブロック符号化回路のために設けられている。1フィ
ールドあるいは1フレームの画面の有効領域が(4×
4)画素、(8×8)画素等の大きさのブロックに分割
される。有効領域の周辺にブランキング領域が存在す
る。
が供給される信号処理回路3aおよび3bは、ADR
C、DCT等のブロック変換符号化を行うものである。
図3は、ADRCのエンコーダの一例を示す。ブロック
化回路2aおよび2bの出力信号がダイナミックレンジ
DR及び最小値検出回路8と遅延回路9とに供給され
る。検出回路8は、ブロックのダイナミックレンジDR
と最小値MINとを検出する。遅延回路9は、最大値M
AX及び最小値MINを検出する時間、データを遅延さ
せる。
オデータから最小値MINが減算され、減算回路10か
ら最小値が除去されたビデオデータが得られる。ダイナ
ミックレンジDRが割算回路11に供給され、4ビット
固定長のADRCの場合では、ダイナミックレンジDR
が1/16とされる。この割算回路11から量子化ステップ
Δが得られる。減算回路10の出力データ及び量子化ス
テップΔが量子化回路12に供給される。
ト)より少ない4ビットのコード信号BPが得られる。
量子化回路12は、ダイナミックレンジDRに適応した
量子化を行う。つまり、量子化ステップΔで、最小値が
除去されたビデオデータが除算され、商を切り捨てによ
り整数化した値がコード信号BPとされる。量子化回路
12は、除算回路或いはROMで構成できる。輝度信号
Yを4ビットに符号化し、色差信号U/Vを3ビットに
符号化することによって、例えば80Mbpsの記録デ
ータのレイトを達成することができる。
MIN及びコード信号BPがシャフリング回路4に供給
され、ADRCブロックを単位として、シャフリングが
なされる。シャフリングは、1フレーム内でADRCブ
ロックの配列を変更するように、符号化出力を並び変え
る処理である。シャフリング回路4の出力信号がパリテ
ィ付加回路5に供給される。
例えば積符号のパリティが生成される。パリティ付加回
路5の出力信号が同期信号およびID信号付加回路6に
供給され、同期信号およびID信号が一定長のデータに
対して付加される。同期信号およびID信号付加回路6
の出力信号がチャンネル符号化回路7に供給される。チ
ャンネル符号化回路7からの記録データは、図示しない
が、記録アンプと回転トランスを介して回転ヘッドに供
給され、磁気テープに記録される。
て説明する。回転ヘッドからの再生データが回転トラン
ス(図示せず)及び再生アンプを介してチャンネル復号
化回路21に供給され、チャンネル復号化回路21にお
いて、チャンネルコーディングの復調がされる。チャン
ネル復号化回路21の出力信号がTBC(時間軸補正回
路)/同期、ID抽出回路22に供給される。回路22
において、再生信号の時間軸変動成分が除去され、同期
信号およびID信号が抽出される。
生データがECC回路23に供給され、積符号を用いた
エラー訂正が行われる。ECC回路23のエラー訂正処
理後のデータがディシャフリング回路24に供給され
る。ディシャフリング回路24は、記録側のシャフリン
グ回路4と逆に1フレーム内のADRCブロックの配列
を元に戻す。ディシャフリング回路24の出力信号が信
号処理回路25aおよび25bに供給される。
てのブロック復号化およびエラー修整を行い、信号処理
回路25bは、色差信号U/Vに関してのブロック復号
化およびエラー修整を行う。エラー修整の処理は、EC
C回路23から発生し、後述のように処理されたエラー
フラグを参照してなされる。ブロック復号およびエラー
修整は、重要語(DR、MIN)がエラーでないブロッ
クのADRC復号と、エラーである重要語の修整と、修
整された重要語を使用したブロック復号と、復号された
画素データの中で、エラーであるデータの修整との処理
を行うものである。
号輝度信号及び色差信号がブロック分解回路26a及び
26bにそれぞれ供給される。ブロック分解回路26a
および26bは、送信側のブロック化回路2aおよび2
bと逆に、ブロックの順序の復号データをラスター走査
の順に変換する。ブロック分解回路26aおよび26b
のそれぞれの出力信号がD/A変換器27aおよび27
bにそれぞれ供給され、アナログの再生輝度信号Yおよ
び再生色差信号U/Vが得られる。
含まれるADRCの復号回路の一例を示す。再生データ
から分離されたダイナミックレンジDRおよびコード信
号BPが復号器28に供給される。復号器28の復号出
力が加算器30に供給され、遅延回路29を介された最
小値MINと加算される。加算器30から各画素の復号
値Liが得られる。この復号値Liは次式で表される。
5〕 =〔(DR/(24 −1))×Qi+ 0.5〕+MIN
の符号化値、〔 〕は、ガウス記号である。上式の〔
〕内の演算を復号器28(例えばROM)で実現し、
最小値MINの加算が加算器30でなされる。重要語が
エラーである時には、修整された重要語を使用してAD
RC復号がなされる。
整回路が設けられる。このエラー修整回路は、エラー修
整の対象の画素データの上下左右の4個の正しい復号デ
ータの平均値を形成し、この平均値でエラーデータを置
き換えるものである。若し、周辺の復号データがエラー
である時には、左右の2個の復号データを使用した補間
がされる。さらに、この水平方向の補間がエラーのため
にできない時には、上下の2個の復号データを使用した
垂直方向の補間がなされる。されに、垂直方向の補間も
できない時には、同一ラインの前の画素の復号データを
ホールドする前置ホールドがなされる。なお、斜め方向
に位置する復号値をも使用するようにしても良い。
れる復号装置の一例を図5に示す。図5において、31
が第1のADRCのデコーダを示し、32が遅延回路を
示す。上述のように、磁気テープから再生され、チャン
ネル符号の復号がされ、さらに、TBC(時間軸補
正)、フレーム分解およびエラー訂正がされた再生デー
タが入力スイッチS1を介してデコーダ31および遅延
回路32の一方に供給される。再生データには、各画素
の符号化データ(コード信号)と、ブロック毎のダイナ
ミックレンジDRおよび最小値MINが含まれる。ま
た、再生データ中には、コード信号のサンプル毎にエラ
ーの有無を示すエラーフラグも含まれる。デコーダ31
および遅遅延路32の出力側には、出力スイッチS2が
設けられている。この発明を(4:2:2)のコンポー
ネントディジタル信号に適用する時には、輝度信号およ
び色差信号に関してそれぞれ図5の構成が設けられる。
クレンジDRおよび最小値MINに関するエラーフラグ
である。エラーフラグEF1は、DRおよびMINのそ
れぞれに関するエラーの有無の情報を有している。例え
ばエラー有りの時には、“1”であり、エラー無しの時
には“0”である。エラーフラグEF1が遅延回路33
に供給される。遅延回路32および33は、ADRCデ
コーダ31の復号動作に必要な時間に相当する遅延量を
有している。入力エラーフラグEF1によって入力スイ
ッチS1が制御され、また、遅延エラーフラグEF2に
よって出力スイッチS2が制御される。
重要語がエラーでないことが示される時には、入力スイ
ッチS1および出力スイッチS2がADRCデコーダ3
1側を選択し、その逆に重要語がエラーである時には、
入力スイッチS1および出力スイッチS2が遅延回路3
2側を選択する。その結果、出力スイッチS2からは、
重要語がエラーでないブロックの復号出力と、重要語が
エラーであるブロックの符号化出力とが取り出される。
出力スイッチS2の出力がメモリ34および遅延回路3
5に供給される。この実施例では、1フレームの有効領
域が(4×4)画素の大きさのブロックに分割される。
ブロックのコード信号および注目ブロックの周囲の復号
データを取り出すために設けられている。図7におい
て、x1〜x16は、注目ブロックBL0の符号化値であ
り、注目ブロックBL0の周辺には、境界データの復号
値y1〜y16が存在する。復号値y1〜y16は、注目ブ
ロックBL0の上下左右のブロックBL1、BL2、B
L3、BL4に関して、上述のように復号された値であ
る。これらの符号化値xiおよび復号値y1〜y16が演
算回路36に供給される。
xiと周辺ブロックの復号値yiを使用してエラーであ
る重要語を推定するものである。ここで、xiおよびy
iの中で、エラーフラグによりエラーがあるとされてい
るものは、推定演算に使用しない。これによって、推定
の精度が下がることを防止している。この推定方法とし
ては、最小自乗法による推定、周辺データの最大値およ
び最小値を注目ブロックの最大値および最小値とする推
定等が可能である。
に示すように、ADRCの復号の上述の関係式から未知
の傾きΔ(量子化ステップ)と切片MINを最小自乗法
により求めるものである。つまり、図8中で1次直線が
注目ブロックに関するADRCの復号の式に対応し、そ
の付近に分布する値が復号値yiであり、この復号値y
iと1次直線との誤差が最小になるようにする。なお、
この最小自乗法で使用する符号化値xiのレベル分布の
範囲をレンジと称する。
ついて説明する。まず、ダイナミックレンジDRおよび
最小値MINの両者がエラーの場合 Σxiyi=x1y1+x2y2+x3y3+x4y4+・・・+x16y16 Σxi=x1+x2+x3+x4+x1+x5+x9+x13+x13+x14+x 15+x16+x4+x8+x12+x16 Σyi=y1+y2+y3+・・・+y16 Σxi2 =x1 2 +x2 2 +x3 2 +・・・+y16 2 Δ=(16Σxiyi−Σxi・Σyi)/(16Σxi2 −(Σxi)2 ) MIN=(Σyi−Σxi・Δ)/16
ーが生じた場合 Δ=(Σyi−16・MIN)/Σxi さらに、最小値MINのみにエラーが生じた場合 MIN=(Σyi−Σxi・DR/24 )/16
よって、ダイナミックレンジDRおよび最小値MINの
推定出力を発生する。演算回路36からのダイナミック
レンジDRがセレクタ37に供給され、セレクタ37で
選択されたダイナミックレンジDRが補正回路38に供
給される。最小値MINも補正回路38に供給される。
定は、統計的な手法であるため、絵柄によっては、比較
的大きな誤差を生じる。推定の精度を高めるために、上
述のように、エラーサンプルを演算の対象から除外する
ことに加えて、この実施例では、二つの処理を行ってい
る。その一つは、符号化値xiおよび復号値yiのエラ
ー数を調べ、エラー数の多少に応じた判定信号SJを形
成する処理である。もう一つの処理は、注目ブロックの
符号化値が全くエラーを含まない時であっても、符号化
値の最大値がn(符号化ビット、この例では、n=4)
ビットで表現できる最大値よりも小さい時、すなわち、 max{xi}<(2n −1) のときは、 max{xi}がそのままダイナミックレンジ
DRを表すために、DR= max{xi}によって推定さ
れたものを置き換える処理である。
4からの注目ブロックの符号化データのエラーフラグE
Fxと周辺データのエラーフラグEFyとが反転されて
NANDゲート39に供給され、NANDゲート39の
出力がカウンタ40で計数され、その計数値Nが比較回
路41に供給される。エラーフラグは、エラー有りで
“1”であるので、NANDゲート39の出力は、xi
あるいはyiがエラーの時に、“1”となり、これがカ
ウンタ40で計数される。従って、カウンタ40の計数
値Nは、図7に示す16個のxiおよび16個のyi内
のエラーサンプルの個数を示す。
比較され、判定信号SJが形成される。この判定信号S
Jは、(N>THa)か(N≦THa)かを示すもの
で、(N>THa)の判定信号SJは、エラー個数が多
く、演算回路36による重要語の推定の精度が信頼を欠
くものであることを示す。エラー数と逆に、エラーでな
い個数を計数しても良い。
ックの符号化値の最大値DR´を検出する最大値検出回
路42が設けられる。この検出出力DR´が比較回路4
3に供給される。比較回路43には、2n −1の値(こ
の例では15)が基準値として供給されており、比較出
力がセレクタ37にその制御信号として供給される。セ
レクタ37には、演算回路36からの上述のように推定
されたダイナミックレンジDRと検出回路42からの検
出出力DR´が供給されている。比較回路43は、検出
出力DR´と2n −1の値とを比較し、DR´が2n −
1の値より小さい時に、セレクタ37がこのDR´をダ
イナミックレンジとして選択するように制御する比較出
力を発生する。セレクタ37の出力が補正回路38に供
給される。
フラグEF3が遅延回路45を介して供給される。補正
回路38を介された重要語が第2のADRCデコーダ4
4に供給される。さらに、比較回路41からの判定信号
SJと遅延回路35を介されたコード信号とがADRC
デコーダ44に供給される。このADRCデコーダ44
からは、各画素の復号データDEC1が得られる。復号
データDEC1がスイッチ回路S3の一つの入力端子に
供給される。スイッチ回路S3の他の入力端子には、遅
延回路35の出力が遅延回路46を介して供給される。
グEF3で制御され、これから復号出力DEC2が取り
出される。遅延回路35の出力は、出力スイッチS2の
出力であって、重要語がエラーでないブロックに関して
のADRCデコーダ31の復号出力と、これがエラーの
ブロックに関しての符号化出力とが混在するデータであ
る。スイッチ回路S3によって、重要語がエラーのブロ
ックの符号化出力がADRCデコーダ44からの復号出
力に置き換えられる。また、他の復号出力DEC1は、
常に推定された重要語を使用して得られる復号出力であ
る。復号出力DEC1およびDEC2のそれぞれは、図
示しないが、次段でエラーである復号データを修整する
エラー修整、ブロック分解等の処理を受ける。
る推定された重要語の信頼性が低いことが示される時に
は、ADRCデコーダ44は、エラーフラグをクリアせ
ず、また、復号動作を行わない。エラーフラグが保存さ
れることは、後段のエラー修整回路でエラーデータを修
整することを意味する。信頼性が高い時には、推定され
た重要語を使用した復号動作がされ、エラーフラグがク
リアされる。
り向上するために設けられており、図6に示す構成を有
している。51は、後述のように形成された補正量Cを
DR、DR´あるいはMINに対して減算することで、
補正を行う補正回路である。加算回路52は、二つの重
要語の値を加算し、その加算出力が減算回路53に供給
され、加算結果から255が減算される。減算回路53
の出力SAが補正値生成回路54および比較回路55に
供給される。
合に、加算回路52により求められたダイナミックレン
ジおよび最小値の和が255以下であるべきことを利用
している。加算回路52の出力から255が減算された
減算結果SAが比較回路55でしきい値THb(例えば
0データ)と比較され、減算結果SAが0以下であるこ
とが比較回路55で検出される。このように、減算結果
SAが0以下の時にのみ、補正値生成回路54が補正値
Cを発生する。補正値生成回路54には、重要語のエラ
ーの有無を示すエラーフラグEF3が与えられている。
1によって発生した補正値Cによって、入力重要語が下
記のように補正される。DR、MINの両者がエラーの
場合には、C=(MIN+DR(あるいはDR´、以下
同様)−255)/2であり、DR−C、MIN−Cの
補正がなされる。DRのみがエラーの場合には、C=M
IN+DR−255であり、DR−Cで補正がなされ、
MINに対しての補正は不要である。MINのみがエラ
ーの場合には、C=MIN+DR−255であり、DR
−Cで補正がなされ、DRに対しての補正は不要であ
る。DRおよびMINの両者が正しい場合には、(DR
+MIN)−255≦0の条件を満足するのが普通であ
り、重要語に対する補正がされない(C=0とされ
る)。
で推定するのに使用するデータとして、エラーでないも
のを使用している。最小自乗法によって重要語を推定で
きるのは、重要語がエラーの注目ブロックの復号値が周
辺ブロックのエラーでない境界データの復号値と等しい
という仮定に基づいている。従って、周辺ブロックの画
素データと注目ブロックの画素データとが元々相関を有
しない時には、相関があることを前提として推定した結
果が真の値と大きく異なってしまう。従って、重要語の
推定に使用する周辺ブロックの境界の復号値として、注
目ブロックの符号化値と比較的大きな相関を有するもの
に制限する。このようにして、重要語の推定の精度を向
上できる。
提案するが、最初に相関係数を用いる方法について説明
する。相関係数γは、次の数式で計算される。
ックBL0の周辺の符号化値と上側の隣接ブロックBL
1の境界の復号値とに関して一つの相関係数を求め、同
様に、注目ブロックの周辺の符号化値と隣接するブロッ
クBL2、BL3、BL4の相関係数をそれぞれ求め
る。相関係数を求める時には、エラーである符号化値あ
るいは復号値が除外される。従って、合計4個の相関係
数が得られる。
式(1)の条件を導入し、この条件を満たした集合のみ
を用いる。 γ≧α(α:−1≦α≦1なるしきい値)・・・(1) 例えば注目ブロックBL0と隣接ブロックBL4の境界
データとを含む集合から得られた相関係数が式(1)の
条件を満たしていない時には、図9Bで囲んだ領域のデ
ータが推定に使用される。このように相関が強いデータ
のみで推定することによって、推定の精度を向上でき
る。
1、BL2、BL3、BL4の各境界データとで構成さ
れる4個の単位の全てが式(1)の条件を満たさなかっ
た場合には、エラーでないデータを全て用いて重要語が
推定される。
化と、正規化後の再量子化であるから、符号化値には、
元の値と同様のレベル変化の特徴が保存されている。従
って、注目ブロックの符号化値と境界の復号値との相関
係数から相関の程度を判断することができる。
高いものとするために、好ましくは、式(1)に加えて
次の式(2)の条件を用いる。 R≧β(β:0≦βなるしきい値)・・・(2) ここで、Rは、一つの周辺ブロック(BL1、BL2、
BL3、BL4)の境界データの最大値と最小値の差で
ある。相関係数と同様に、境界データの4個の集合につ
いて、式(2)が成立するかどうかが判断される。
ある程度広いデータを推定に使用することが精度が高い
ことに基づいている。言い換えると、レンジが狭いと、
近似直線の傾きの精度が低くなり、ダイナミックレンジ
および最小値の推定の精度が低くなる。上述の式(1)
および式(2)の両方の条件を満たすデータを使用して
重要語の推定がなされる。
1、BL2、BL3、BL4の各境界データとで構成さ
れる4個の単位の全てが式(1)および式(2)の条件
を満たさなかった場合には、上述と同様に、エラーでな
いデータを全て用いて重要語が推定される。
べる方法について次に説明する。図10において、BL
0が注目ブロックであり、x1〜x16が注目ブロックB
L0内の符号化値である。x1´〜x16´は、境界の復
号値y1〜y16と対応する符号化値である。ADRCの
場合では、符号化値が元の画素値をホールドするので、
注目ブロックと周辺ブロックの境界の符号化値を使用し
て相関の程度が調べられる。
符号化値x1〜x4とx1´〜x4´の変化の仕方が良
く似ていると、相関が強いと判断する。そこで、隣接す
るデータの差の比が求められる。例えば c1=(x1−x2)/(x1´−x2´)・・・(3) このc1が1に近いほど、変化の仕方が類似している。
但し、分母が0の場合は、分子が0のときのみc1=1
とし、それ以外は、不定とする。
h1を設定する。すなわち、 (1−c1)ABS<Th1・・・(4) ( )ABSは、絶対値を意味する。この式(4)が成
立する場合、差の比を求めるのに用いたサンプルと対応
する復号値(周辺ブロック内)を推定に使用する。若
し、成立しない場合には、そのサンプルと対応する復号
値を推定に使用しない。
の比ciを求める。この比ciについて、式(4)が成
立するかどうかが調べられる。すなわち、 c2=(x2−x3)/(x2´−x3´) (1−c2)ABS<Th1 c3=(x3−x4)/(x3´−x4´) (1−c3)ABS<Th1 ・・・・
する場合と、そうでない場合とが同時に起こる場合に
は、重要語の推定にそのサンプルを使用する。このよう
にして、相関がより強いデータを用いて重要語を推定す
ることができ、推定の精度を向上することができる。
るようにした復号装置を示す。図11において、61が
回転ヘッドにより再生された信号の入力端子であり、6
2が再生アンプ、チャンネル復号回路、エラー訂正回路
である。図11では、データの経路を実線で示し、エラ
ーフラグの経路を破線で示す。
グがADRC復号回路63および演算回路68に供給さ
れ、重要語(DR、MIN)がエラーでないブロックに
関して復号がなされる。ADRC復号回路63の出力お
よびエラーフラグが重要語推定回路64に供給される。
この出力は、重要語が正しいブロックに関しては復号出
力であり、重要語がエラーのブロックに関しては符号化
値である。重要語推定回路64は、エラーでないデータ
を最小自乗法で処理して重要語を推定する。
復号回路65は、推定された重要語を使用して復号を行
う。但し、ADRC復号回路63で復号済みのブロック
に関しては、その復号出力をそのまま出力端子66に導
く。出力端子67は、エラーフラグの出力端子である。
ロックに関して、差の比ciを計算し、(1−ci)A
BSを計算する。演算回路68の出力が判定回路69に
供給され、しきい値Th1と比較され、式(4)の条件
が成立するかどうかが判定される。この判定結果が重要
語推定回路64およびカウンタ70に供給される。重要
語推定回路64では、エラーでなく、式(4)の条件を
満たすデータを使用して重要語を推定する。
(4)の条件を満たすものを計数する。この計数値が判
定回路71に供給され、しきい値Th2と比較され、比
較結果に応じた判定出力が発生する。この判定出力がA
DRC復号回路65に供給される。計数値がしきい値T
h2よりも小さい時には、推定の精度が低いものと判断
して、ADRC復号回路65が推定された重要語を使用
することを禁止する。その結果、そのブロックの全画素
が後段のエラー修整回路の修整に委ねられる。
ADRCを用いているが、DCT等のブロック符号化を
用いても良い。
に関しては、そのブロックの周囲に存在する復号値の中
で、エラーがないものを使用して重要語を推定するの
で、推定の精度を向上できる。従って、絵柄によって推
定の精度が左右されることがなく、良好な復元画像が得
られる。
として、そのブロックと周辺ブロックのそれぞれの境界
データの相関の程度をしらべ、相関が強いデータを選択
的に使用するので、推定の精度を向上できる。
TRの記録系の一例のブロック図である。
TRの再生系の一例のブロック図である。
る。
図である。
る。
めの略線図である。
る。
る。
の説明のための略線図である。
ック図である。
カウンタ 42 周辺データの最大値検出回路
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の画素からなるディジタル画像信号
を、空間的に近接する複数の画素からなるブロック毎
に、伝送情報量を圧縮するADRC符号化することで生
成された、復号のための重要度が高いダイナミックレン
ジ情報のデータと、相対的に重要でない各画素の符号化
値とを含む伝送データから各画素データを復号するブロ
ック変換符号の復号装置において、 上記ダイナミックレンジ情報のデータがエラーの場合
に、上記ダイナミックレンジ情報のデータのエラーを修
整するための手段と、 注目ブロックの符号化値が全てエラーではない場合に、
この注目ブロックの符号化値の最大値を検出し、この検
出最大値が、符号化ビットnで表現できる最大値である
(2n −1)よりも小さい時に、上記検出最大値で上記
ダイナミックレンジ情報のデータを置き換える手段と、 上記伝送データが供給され、上記ブロック毎に正しいダ
イナミックレンジ情報あるいは上記置き換えられたダイ
ナミックレンジ情報を用いて、上記符号化データを復号
するための復号手段とからなることを特徴とするブロッ
ク変換符号の復号装置。 - 【請求項2】 複数の画素からなるディジタル画像信号
を、空間的に近接する複数の画素からなるブロック毎
に、伝送情報量を圧縮するブロック符号化することで生
成された、復号のための重要度が高い第1のデータと、
相対的に重要でない第2のデータとを含む伝送データか
ら各画素データを復号するブロック変換符号の復号装置
において、 上記第1のデータがエラーの場合に、上記第1のデータ
がエラーである注目ブロックに関して、上記注目ブロッ
ク内の隣接する2つの符号化値の差と、上記注目ブロッ
クの周辺ブロック内にあって、上記2つの符号化値と対
応する2つの符号化値の差の比を参照することによっ
て、上記第1のデータの修整に使用するデータであるか
どうかを判断するための判断手段と、 上記判断手段の出力信号に基づいて、上記第1のデータ
のエラーを修整するための修整手段と、 エラーの修整された上記第1のデータを用いて、上記符
号化データを復号するための復号手段とからなることを
特徴とするブロック変換符号の復号装置。 - 【請求項3】 上記判断手段は、上記注目ブロック内の
隣接する2つの符号化値の差と、上記注目ブロックの周
辺ブロック内にあって、上記2つの符号化値と対応する
2つの符号化値の差の比が1に近いかどうかによって、
上記第1のデータの修整に使用するデータであるかどう
かを判断するようになされていることを特徴とする請求
項2記載のブロック変換符号の復号装置。 - 【請求項4】 上記修整手段は、上記注目ブロック内の
符号化値と上記周辺ブロックの上記注目ブロックの境界
近傍の復号値とを使用し、最小自乗法によって、上記第
1のデータを推定することを特徴とする請求項2記載の
ブロック変換符号の復号装置。 - 【請求項5】 上記判断手段は、上記差の比が(0/0
=1)とすることを特徴とする請求項2記載のブロック
変換符号の復号装置。 - 【請求項6】 複数の画素からなるディジタル画像信号
を、空間的に近接する複数の画素からなるブロック毎
に、伝送情報量を圧縮するブロック符号化することで生
成された、復号のための重要度が高い第1のデータと、
相対的に重要でない第2のデータとを含む伝送データか
ら各画素データを復号するブロック変換符号の復号装置
において、 上記第1のデータがエラーの場合に、上記第1のデータ
がエラーである注目ブロックに関して、上記注目ブロッ
ク内の符号化値と、上記注目ブロックの周辺ブロック内
にあって、上記符号化値と対応する復号値の相関係数を
演算し、上記相関係数を参照することによって、上記第
1のデータの修整に使用するデータであるかどうかを判
断するための判断手段と、 上記判断手段の出力信号に基づいて、上記第1のデータ
のエラーを修整するための修整手段と、 エラーの修整された上記第1のデータを用いて、上記符
号化データを復号するための復号手段とからなることを
特徴とするブロック変換符号の復号装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25412592A JP3304415B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-08-28 | ブロック変換符号の復号装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-79294 | 1992-02-28 | ||
JP7929492 | 1992-02-28 | ||
JP25412592A JP3304415B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-08-28 | ブロック変換符号の復号装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304659A JPH05304659A (ja) | 1993-11-16 |
JP3304415B2 true JP3304415B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=26420324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25412592A Expired - Lifetime JP3304415B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-08-28 | ブロック変換符号の復号装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304415B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6363118B1 (en) * | 1999-02-12 | 2002-03-26 | Sony Corporation | Apparatus and method for the recovery of compression constants in the encoded domain |
WO2000048405A1 (en) * | 1999-02-12 | 2000-08-17 | Sony Electronics, Inc. | Apparatus and method for the recovery of compression constants in the encoded domain |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP25412592A patent/JP3304415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05304659A (ja) | 1993-11-16 |
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