JP3392669B2 - 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法Info
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Description
のSiを含み、低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造
方法に関するものである。
鉄損特性と励磁特性の両方で評価される。励磁特性を高
めることは設計磁束密度を高める機器の小型化に有効で
ある。一方鉄損特性を少なくすることは、電気機器とし
て使用する際、熱エネルギーとして失われるものを少な
くし、消費電力を節約できる点で有効である。さらに、
製品の結晶粒の<100>軸を圧延方向に揃えること
は、磁化特性を高め、鉄損特性も低くすることができ、
近年特にこの面で多くの研究が重ねられ、様々な製造技
術が開発された。
に高い磁束密度を得るために、方向性電磁鋼板の製造方
法が開示されている。これは、AlN+MnSをインヒ
ビターとして機能させ、最終冷延工程における圧下率が
80%を超える強圧下とする製造方法である。この方法
によれば二次再結晶粒の{110}<001>方位の集
積度が高く、B8 が1.870T以上の高磁束密度を有
する方向性電磁鋼板が得られる。
低減ははかれるのであるが、未だに二次再結晶マクロの
粒径が10mmオーダと大きく、鉄損に影響する因子であ
る渦電流損を減らすことが出来ず、良好な鉄損値が得ら
れていなかった。これを改善するために、特公昭57−
2252号公報に開示されている鋼板にレーザ処理を施
す方法、さらに特公昭58−2569号公報には鋼板に
機械的な歪みを加える方法など、磁区を細分化する様々
な方法が開示されている。
は、最終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する
直前、若しくは脱炭焼鈍の加熱段階として、P H2 O /
P H2が0.2以下の非酸化性雰囲気中で100℃/秒
以上の加熱速度で700℃以上の温度へ加熱処理するこ
とを特徴とする方法が開示されている。
性が得られる。しかし、この製造方法では、急速加熱中
に鋼板表面に緻密な酸化層が形成されるので、脱炭性が
低下し、製品板での炭素含有量の低減が図れない。その
結果、磁気時効により製品磁気特性の劣化を生じてしま
う。また、脱炭時間を十分長くすれば、磁気時効の問題
は解決されるが、脱炭時間を延長することは製造コスト
アップになるので好ましくない。
は、脱炭性が課題であった。その結果、十分に低い鉄損
をもつ一方向性電磁鋼板を安定して得ることは困難であ
った。本発明はこのような問題点を解決する製造方法を
提供するものである。
決すべくなされたものであり、以下の構成を要旨とす
る。 (1)重量で、C:0.10%以下、Si:2.5〜
7.0%ならびにMn:0.015〜0.15%、Sま
たはSe:0.001〜0.05%、酸可溶性Al:
0.01〜0.04%、N:0.003〜0.02%を
含み、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向
性電磁鋼熱延板に熱延板焼鈍を施し、1回あるいは中間
焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施する方法、また
は、熱延板焼鈍を施すことなく中間焼鈍をはさむ2回以
上の冷間圧延を実施する方法のいずれかの方法により、
冷延板となし、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して
一方向性電磁鋼板を製造する方法において、最終板厚ま
で圧延されたストリップを脱炭焼鈍する直前に、P H2
O /P H2 ≧0.41の湿水素雰囲気中で100℃/秒
以上の加熱速度で700℃以上の温度へ加熱処理し、炭
素含有量を20ppm 以下に脱炭焼鈍することを特徴とす
る極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。 (2)上記加熱処理をP H2 O /P H2 ≧0.75の湿
水素雰囲気中で行うことを特徴とする前項(1)記載の
極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。 (3)上記加熱処理を通電加熱で行い、その雰囲気をP
H2 O /P H2 ≦4.2の湿水素雰囲気中とすることを
特徴とする前項(1)あるいは(2)に記載の極めて低
い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。 (4)急速加熱処理が脱炭焼鈍の加熱段階として行われ
る前項(1)乃至(3)記載のいずれか1項に記載の極
めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。
気時効を起こさない炭素含有量である20ppm 以下にま
で脱炭しなければならない。そのためには、鋼板表面に
形成される緻密な酸化層の形成を抑制し、炭素と酸素と
の反応を抑制しないようにしなければならない。
気P H2 O /P H2 を0.15〜0.75にすることが
知られているが、加熱段階での雰囲気に関する知見は、
特開平7−62436号公報に開示された発明のみで、
100℃/s以上の加熱速度の時にP H2 O /P H2 ≦
0.2にすることが開示されている。
囲気では、鋼板表面に形成される緻密な酸化層の形成を
十分に抑制することができない。本発明者らは上記問題
を解決するため、急速加熱処理をP H2 O /P H2 ≧
0.41の湿水素雰囲気で施すことにより、鋼板表面に
形成される緻密な酸化層の形成を抑制し、脱炭性が非常
に良好なものとなり、極めて低い鉄損をもつ一方向性電
磁鋼板を安定して得られる製造方法を見い出した。
先ず本発明において、鋼組成および製造条件を前記のよ
うに限定した理由を説明する。この鋼成分の限定理由は
下記の通りである。
多くなると脱炭所要時間が長くなり、経済的に不利とな
るので限定した。Siは鉄損を良くするために下限を
2.5%とするが、多すぎると冷間圧延の際に割れ易く
加工が困難となるので上限を7.0%とする。
に、通常のインヒビター成分として以下の成分元素を添
加する。インヒビターとしてMnとSを添加する。Mn
は、MnSの適当な分散状態を得るため、0.015〜
0.15%とする。SはMnS,(Mn・Fe)Sを形
成するために必要な元素で、適当な分散状態を得るた
め、0.001〜0.05%とする。Sの代わりにSe
を添加しても良く、また両方添加しても構わない。
とNを添加する。酸可溶性Alは、AlNの適正な分散
状態を得るため0.01〜0.04%とする。Nも、A
lNを得るため0.003〜0.02%とする。その
他、Cu,Sn,Sb,Cr,Bi,Moはインヒビタ
ーを強くする目的で1.0%以下において少なくとも1
種添加しても良い。
を通常の鋳塊鋳造法または連続鋳造法で鋳片とし、これ
を熱間圧延して中間厚のストリップを得る。このときス
トリップ鋳造法も本発明に適用することも可能である。
間焼鈍を含む2回以上の圧延により最終製品厚のストリ
ップを得る。または、熱延板焼鈍を施すことなく、中間
焼鈍を含む2回以上の圧延により最終製品厚のストリッ
プを得る。中間焼鈍を含む2回以上の圧延をする際の、
一回目の圧延は圧下率5〜50%、熱延板焼鈍および中
間焼鈍は950〜1200℃で30秒〜30分の焼鈍を
行うことが望ましい。次の最終圧下率は圧下率85%以
上が望ましい。下限85%は、これ以下では{110}
<001>方位が圧延方向に高い集積度をもつゴス核が
得られないからである。なお、この時の冷間圧延方法と
して、冷間圧延中に複数回のパスにより各板厚段階を経
て最終板厚となるが、磁気特性を向上させるため、その
少なくとも一回以上の途中板厚段階において鋼板に10
0℃以上の温度範囲で1分以上の時間保持する熱効果を
与えても構わない。
プに加熱処理を施す。この加熱処理では、先ずストリッ
プを100℃/秒以上の加熱速度で700℃以上の温度
へ急速加熱する。この時の加熱速度の下限を100℃/
秒としたのは、これ以下では二次再結晶の核となる一次
再結晶後での{110}<001>方位粒が減少し、微
細な二次再結晶粒が得られないからである。また、加熱
処理の下限温度を700℃としたのは、これ以下では再
結晶が開始されないからである。
ら、鋼板の雰囲気をP H2 O /P H2 ≧0.41の湿水
素雰囲気中とする必要がある。また、P H2 O /P H2
≧0.75にすることにより、さらに脱炭性を改善する
ことができる。これらの雰囲気以外では、鋼板表面に緻
密な酸化層が形成され、続く脱炭焼鈍での脱炭性を低下
させるので限定した。また、この急速加熱処理をロール
to ロールの通電加熱等により施す場合には、電気機器
を用いるために雰囲気を常温に保つ必要がある。この場
合には、水素による爆発の危険性を伴うために雰囲気に
水素は1〜3%程度しかいれることができない。このよ
うに水素量が1〜3%と少ない場合には、露点を高くす
ることが望ましいが、露点を30℃以上にすることは、
電気機器に結露等の悪影響を与えるために制限すること
が望ましい。よって、通電加熱により、加熱処理を行う
場合には、その雰囲気をP H2 O /P H2 ≦4.2とし
上限を設けた。
る脱炭焼鈍前に行なわれても、脱炭焼鈍の加熱段階とし
て脱炭焼鈍工程に組み込むことも可能であるが、後者の
方が工程数が少ないので好ましい。
う、このとき製品での磁気特性を劣化させないために炭
素は20ppm 以下に低減されなければならない。ここ
で、熱延でのスラブ加熱温度を低温とし、AlNのみを
インヒビターとして利用するプロセスの場合は、アンモ
ニア雰囲気中で窒化処理を付加することもある。
て、二次再結晶と純化のため1100℃以上の仕上げ焼
鈍を行うことで、フォルステライトなどの良好な皮膜を
鋼板表面に形成した微細な二次再結晶粒を得る。
に、さらに絶縁皮膜を塗布することにより極めて低い鉄
損特性を有する一方向性電磁鋼板が製造される。以上の
磁気特性は、後の歪み取り焼鈍を施しても、変化しない
低鉄損を保持している。
にするため、上記一方向性電磁鋼板に、磁区を細分化す
るための処理を施すことも可能である。
加熱後2.3mm厚にまで熱間圧延させた熱延板に110
0℃で1分間焼鈍を施した。この後、冷間圧延により最
終板厚0.27mmにまで圧延した。さらに、得られたス
トリップを脱炭焼鈍する際、加熱段階で20℃/s、1
50℃/s、450℃/sの3条件で840℃まで加熱
した。この時の雰囲気は表2に示す条件でそれぞれ実施
した。こののち、840℃の均一温度、湿潤水素中(P
H2 O /P H2 =0.3)で3分間脱炭焼鈍し、MgO
粉を塗布した後、1200℃に10時間、水素ガス雰囲
気中で高温焼鈍を行った。得られた鋼板の余剰MgOを
除去し、形成されたフォルステライト皮膜上に、絶縁皮
膜を塗布した。表2に、得られた製品の磁気時効試験
(150℃×120時間)後の磁気特性を示す。同表で
明らかなように、本発明により、鉄損特性に優れた一方
向性電磁鋼板が得られている。
鋼を鋳造し、スラブ加熱後、熱間圧延を行い2.3mmの
熱延板を得た。この熱延板を2種類の方法で焼鈍、冷間
圧延を施した。一つは、(A)1100℃で2分間焼鈍
を行い、0.22mmに冷間圧延した。もう一方は、
(B)1000℃で2分間焼鈍を施し、2.0mmまで予
備圧延を施した後、1100℃で2分間の中間焼鈍を行
い、0.22mmに圧延した。これら(A),(B)の方
法により得られた冷延板を二対の直接通電加熱ロールに
より400℃/秒の加熱速度で850℃まで加熱した。
この時の雰囲気は、N2 +H2 +水蒸気で、(X)P H
2 O /P H2 =1.54(H2 :2%、露点:20
℃)、(Y)P H2 O /P H2 =0.302(H2 :2
%、露点:0℃)の2条件の雰囲気で実施した。この
後、湿潤水素中(P H2 O /P H2 =0.4)で840
℃×2分間の脱炭焼鈍を施した。次にMgO粉を塗布し
た後、1200℃に10時間、水素ガス雰囲気中で高温
焼鈍を行った。得られた鋼板の余剰MgOを除去し、形
成されたフォルステライト皮膜上に、絶縁皮膜を塗布し
た。
(150℃×120時間)前後での磁気特性は、 (条件AX)では、 時効前B8 =1.94T、W17/50 =0.76W/kg、 時効後B8 =1.94T、W17/50 =0.76W/kg、 製品〔C〕量=14ppm 。 (条件BX)では、 時効前B8 =1.93T、W17/50 =0.75W/kg、 時効後B8 =1.93T、W17/50 =0.75W/kg、 製品〔C〕量=14ppm 。 (条件AY)では、 時効前B8 =1.94T、W17/50 =0.77W/kg、 時効後B8 =1.91T、W17/50 =0.83W/kg、 製品〔C〕量=44ppm 。 (条件BY)では、 時効前B8 =1.93T,W17/50 =0.76W/kg、 時効後B8 =1.91T,W17/50 =0.82W/kg、 製品〔C〕量=46ppm であった。本発明により低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼
板が得られた。
鋼を鋳造し、スラブ加熱後、熱間圧延を行い2.3mmの
熱延板を得た。この熱延板を1.8mmに予備冷延し、1
100℃で2分間の中間焼鈍を行い、0.22mmに冷間
圧延した。得られた冷延板を二対の直接通電加熱ロール
により400℃/秒の加熱速度で850℃まで加熱し
た。この時の雰囲気は、N2 +H2 +水蒸気で、(X)
P H2 O /P H2 =0.842(H2:2%、露点:1
5℃)、(Y)P H2 O /P H2 =0.209(H2 :
2%、露点:−5℃)の2条件の雰囲気で実施した。こ
の後、湿潤水素中(P H2 O /P H2 =0.4)で84
0℃×2分間の脱炭焼鈍を施した。次にMgO粉を塗布
した後、1200℃に10時間、水素ガス雰囲気中で高
温焼鈍を行った。得られた鋼板の余剰MgOを除去し、
形成されたフォルステライト皮膜上に、絶縁皮膜を塗布
した。
(150℃×120時間)前後での磁気特性は、 (条件X)では、 時効前B8 =1.93T、W17/50 =0.77W/kg、 時効後B8 =1.93T、W17/50 =0.77W/kg、 製品〔C〕量=14ppm 。 (条件Y)では、 時効前B8 =1.93T、W17/50 =0.78W/kg、 時効後B8 =1.91T、W17/50 =0.85W/kg、 製品〔C〕量=44ppm であった。本発明により低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼
板が得られた。
る一方向性電磁鋼板を製造することができるので、産業
上の貢献するところが極めて大である。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量で、C:0.10%以下、Si:
2.5〜7.0%ならびにMn:0.015〜0.15
%、SまたはSe:0.001〜0.05%、酸可溶性
Al:0.01〜0.04%、N:0.003〜0.0
2%を含み、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる
一方向性電磁鋼熱延板に熱延板焼鈍を施し、1回あるい
は中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施する方
法、または、熱延板焼鈍を施すことなく中間焼鈍をはさ
む2回以上の冷間圧延を実施する方法のいずれかの方法
により、冷延板となし、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍
を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、最
終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する直前
に、P H2 O /P H2 ≧0.41の湿水素雰囲気中で1
00℃/秒以上の加熱速度で700℃以上の温度へ加熱
処理し、炭素含有量を20ppm 以下に脱炭焼鈍すること
を特徴とする極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の
製造方法。 - 【請求項2】 上記加熱処理をP H2 O /P H2 ≧0.
75の湿水素雰囲気中で行うことを特徴とする請求項1
記載の極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方
法。 - 【請求項3】 上記加熱処理を通電加熱で行い、その雰
囲気をP H2 O /PH2 ≦4.2の湿水素雰囲気中とす
ることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の極めて
低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。 - 【請求項4】 急速加熱処理が脱炭焼鈍の加熱段階とし
て行われる請求項1乃至3記載のいずれか1項に記載の
極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP31244896A JP3392669B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法 |
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JP31244896A JP3392669B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法 |
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JPH10152724A JPH10152724A (ja) | 1998-06-09 |
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- 1996-11-22 JP JP31244896A patent/JP3392669B2/ja not_active Expired - Lifetime
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