JP3391702B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents
生ごみ処理装置Info
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レストラン、ホ
テル、一般家庭等から出される生ごみを乾燥処理する生
ごみ処理装置に関する。
テル、一般家庭等から出される生ごみを乾燥処理する生
ごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ごみを一旦生ごみ収容容器に収
容して乾燥させるものとして、容器内の生ごみに空気を
吹き付けることにより乾燥させる風乾タイプのものや、
容器を自軸回転させることにより生ごみに遠心力の作用
させて乾燥する遠心脱水タイプのもの等が知られてい
る。
容して乾燥させるものとして、容器内の生ごみに空気を
吹き付けることにより乾燥させる風乾タイプのものや、
容器を自軸回転させることにより生ごみに遠心力の作用
させて乾燥する遠心脱水タイプのもの等が知られてい
る。
【0003】例えば、実開平4−14187号には、風
乾タイプのものとして、生ごみを収容する生ごみ収容容
器に連結された配水管の中途に、吸引ポンプが、その吸
引口と吐出口が配水管に連通するように配置され、吸引
口と吐出口の開口部の中間に開閉弁が設けられるものが
提案されている。これによれば、前記吸引ポンプにより
空気が生ごみ収容容器内の生ごみの上方から下方へと流
れるので、生ごみはそのまま放置されたときより早く乾
燥する。
乾タイプのものとして、生ごみを収容する生ごみ収容容
器に連結された配水管の中途に、吸引ポンプが、その吸
引口と吐出口が配水管に連通するように配置され、吸引
口と吐出口の開口部の中間に開閉弁が設けられるものが
提案されている。これによれば、前記吸引ポンプにより
空気が生ごみ収容容器内の生ごみの上方から下方へと流
れるので、生ごみはそのまま放置されたときより早く乾
燥する。
【0004】また、特開平3−223001号には、遠
心脱水タイプのものとして、生ごみ収容容器が自軸回転
することにより生ごみに遠心力を作用させ、生ごみを遠
心脱水するものが提案されている。これによれば、遠心
力により生ごみ中の水分が生ごみ収容容器に設けられた
複数の脱水孔から収容器外へ飛ばされるので、生ごみは
そのまま放置されたときより早く乾燥する。
心脱水タイプのものとして、生ごみ収容容器が自軸回転
することにより生ごみに遠心力を作用させ、生ごみを遠
心脱水するものが提案されている。これによれば、遠心
力により生ごみ中の水分が生ごみ収容容器に設けられた
複数の脱水孔から収容器外へ飛ばされるので、生ごみは
そのまま放置されたときより早く乾燥する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
風乾タイプのもの及び遠心脱水タイプのものを含めて、
生ごみを一旦生ごみ収容容器に収容して乾燥処理する従
来の生ごみ処理装置では、いずれも生ごみ収容容器が一
個しか設けられておらず、このため生じた生ごみを全て
その生ごみ収容容器に収容せざるを得なかった。そのた
め、投入された生ごみが十分乾燥しないうちに、その上
に新しい生ごみを投入される恐れがあり、結果的に生ご
みの水分除去を十分に行うことができなかった。また、
逆に、生ごみの水分除去を十分に行うために長時間にわ
たって乾燥処理を行おうとすると、その処理中は新たな
生ごみを生ごみ収容容器に投入するのを待たなければな
らず、特に生ごみ収容容器が一般家庭用シンクに連設さ
れたものである場合には、生ごみが乾燥するまで長時間
シンクを使用することができなくなるという欠点があっ
た。
風乾タイプのもの及び遠心脱水タイプのものを含めて、
生ごみを一旦生ごみ収容容器に収容して乾燥処理する従
来の生ごみ処理装置では、いずれも生ごみ収容容器が一
個しか設けられておらず、このため生じた生ごみを全て
その生ごみ収容容器に収容せざるを得なかった。そのた
め、投入された生ごみが十分乾燥しないうちに、その上
に新しい生ごみを投入される恐れがあり、結果的に生ご
みの水分除去を十分に行うことができなかった。また、
逆に、生ごみの水分除去を十分に行うために長時間にわ
たって乾燥処理を行おうとすると、その処理中は新たな
生ごみを生ごみ収容容器に投入するのを待たなければな
らず、特に生ごみ収容容器が一般家庭用シンクに連設さ
れたものである場合には、生ごみが乾燥するまで長時間
シンクを使用することができなくなるという欠点があっ
た。
【0006】この発明は、このような欠点を解消するた
めになされたものであって、生ごみを随時収容できると
共に、生ごみを効率よく乾燥させることができる生ごみ
処理装置を提供することを目的とする。
めになされたものであって、生ごみを随時収容できると
共に、生ごみを効率よく乾燥させることができる生ごみ
処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回転可能に構成された支持体に複数個
の生ごみ収容部が着脱自在に設けられるとともに、前記
支持体を回転方向に移動させることによって、各生ごみ
収容部が生ごみ受領位置に循環的に配置されるものとな
された生ごみ処理装置であって、前記生ごみ収容部に収
容された生ごみに対して、空気を上方から下方へ流すと
共に下方に流した空気を再度生ごみの上方へと送る、乾
燥促進用の空気循環経路が形成されていることを特徴と
する。
に、この発明は、回転可能に構成された支持体に複数個
の生ごみ収容部が着脱自在に設けられるとともに、前記
支持体を回転方向に移動させることによって、各生ごみ
収容部が生ごみ受領位置に循環的に配置されるものとな
された生ごみ処理装置であって、前記生ごみ収容部に収
容された生ごみに対して、空気を上方から下方へ流すと
共に下方に流した空気を再度生ごみの上方へと送る、乾
燥促進用の空気循環経路が形成されていることを特徴と
する。
【0008】この生ごみ処理装置によれば、一つの生ご
み収容部に生ごみが一定量たまり次第、支持体を一定量
だけ回転させて次の生ごみ収容部を生ごみ受領位置に配
置させることにより、新たな生ごみを随時収容すること
ができる。また、生ごみ受領位置から外れた生ごみ収容
部の生ごみは、追加生ごみの投入を受けることなく乾燥
処理されるので、生ごみを効率よく乾燥させることがで
きる。そして、乾燥した生ごみを適宜廃棄して生ごみ収
容部を順に空にするとともに、空になった生ごみ収容部
は再度生ごみ受領位置へと循環配置され、以下同様の操
作が繰り返される。
み収容部に生ごみが一定量たまり次第、支持体を一定量
だけ回転させて次の生ごみ収容部を生ごみ受領位置に配
置させることにより、新たな生ごみを随時収容すること
ができる。また、生ごみ受領位置から外れた生ごみ収容
部の生ごみは、追加生ごみの投入を受けることなく乾燥
処理されるので、生ごみを効率よく乾燥させることがで
きる。そして、乾燥した生ごみを適宜廃棄して生ごみ収
容部を順に空にするとともに、空になった生ごみ収容部
は再度生ごみ受領位置へと循環配置され、以下同様の操
作が繰り返される。
【0009】しかも、生ごみ収容容器が複数個あるか
ら、各生ごみ収容部に1日ごとに生じた生ごみを投入す
ることもできるし、1日のうちの各食事ごとに投入する
こともでき、いろいろの使い方をすることができる。
ら、各生ごみ収容部に1日ごとに生じた生ごみを投入す
ることもできるし、1日のうちの各食事ごとに投入する
こともでき、いろいろの使い方をすることができる。
【0010】さらに、前記生ごみ収容部に収容された生
ごみに対して、空気を上方から下方へ流すと共に下方に
流した空気を再度生ごみの上方へと送る、乾燥促進用の
空気循環経路が形成されているので、生ごみがこの循環
空気と接することにより乾燥効率がさらに向上する。
ごみに対して、空気を上方から下方へ流すと共に下方に
流した空気を再度生ごみの上方へと送る、乾燥促進用の
空気循環経路が形成されているので、生ごみがこの循環
空気と接することにより乾燥効率がさらに向上する。
【0011】上記において、各生ごみ収容部に投入され
る生ごみは、生ごみ粉砕機から排出された粉砕生ごみで
あっても良いし、ごみ粉砕機を通さない非粉砕生ごみで
あっても良いが、ごみ粉砕機を通した方がより効率の良
い乾燥を行い得る点で推奨される。
る生ごみは、生ごみ粉砕機から排出された粉砕生ごみで
あっても良いし、ごみ粉砕機を通さない非粉砕生ごみで
あっても良いが、ごみ粉砕機を通した方がより効率の良
い乾燥を行い得る点で推奨される。
【0012】また、各生ごみ収容部は1つの共通の生ご
み乾燥室に収容されている構成としても良い。この場合
には、装置全体を小型化できるうえ、各生ごみ収容部か
ら生じる汚水を乾燥室内で一括的に処理することがで
き、また後述のように、乾燥促進用空気の循環も乾燥室
内で一括的に行うことができる。
み乾燥室に収容されている構成としても良い。この場合
には、装置全体を小型化できるうえ、各生ごみ収容部か
ら生じる汚水を乾燥室内で一括的に処理することがで
き、また後述のように、乾燥促進用空気の循環も乾燥室
内で一括的に行うことができる。
【0013】また、生ごみの上方から下方へ流した空気
の一部を排水管に逃がして排気すると、生ごみ上方の空
気量が下方より少なくなるため、空気を確実に生ごみ上
方から下方に流すことができると共に、生ごみによる異
臭を排水管を介して装置外に排気することができる。
の一部を排水管に逃がして排気すると、生ごみ上方の空
気量が下方より少なくなるため、空気を確実に生ごみ上
方から下方に流すことができると共に、生ごみによる異
臭を排水管を介して装置外に排気することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、この発明に係
る生ごみ処理装置(2)を一般家庭用の流し(6)に設
置した図であり、生ごみ処理装置(2)は、生ごみ粉砕
機(1)から排出された生ごみを受ける位置に設けられ
ている。
る生ごみ処理装置(2)を一般家庭用の流し(6)に設
置した図であり、生ごみ処理装置(2)は、生ごみ粉砕
機(1)から排出された生ごみを受ける位置に設けられ
ている。
【0015】前記生ごみ粉砕機(1)は公知構成のもの
であり、生ごみを所定の大きさに粉砕する粉砕カッター
が設けられた粉砕部(3)と、前記粉砕カッターを駆動
するためのモータ(4)とからなる。
であり、生ごみを所定の大きさに粉砕する粉砕カッター
が設けられた粉砕部(3)と、前記粉砕カッターを駆動
するためのモータ(4)とからなる。
【0016】この粉砕部(3)は、生ごみを受領すべ上
部が円形に開口され、該開口部(3a)の上端がシンク
(7)の排出口(8)に固着されると共に、側面には逆
L字形状の生ごみ排出筒(5)の一端が装着されてい
る。従って、前記シンク(7)において蛇口(9)から
供給された水等と混合した生ごみは、シンク(7)の排
出口(8)から前記生ごみ粉砕機(1)の粉砕部(3)
に供給された後、その粉砕部(3)において、前記モー
タ(4)で駆動する前記粉砕カッターにより所定の大き
さに粉砕される。そして、その粉砕された生ごみは、該
粉砕部(3)側面に設けられた前記生ごみ排出筒(5)
を通って、前記生ごみ処理装置(2)に排出される。な
お、前記シンク(7)の排出口(8)の開口縁には、中
心から放射状に切り欠かれたゴム製の生ごみ通過部材
(8a)が設けられており、生ごみ粉砕中に生ごみや水
がシンク(7)の排出口(8)から上方へ飛び散らない
ようになっている。
部が円形に開口され、該開口部(3a)の上端がシンク
(7)の排出口(8)に固着されると共に、側面には逆
L字形状の生ごみ排出筒(5)の一端が装着されてい
る。従って、前記シンク(7)において蛇口(9)から
供給された水等と混合した生ごみは、シンク(7)の排
出口(8)から前記生ごみ粉砕機(1)の粉砕部(3)
に供給された後、その粉砕部(3)において、前記モー
タ(4)で駆動する前記粉砕カッターにより所定の大き
さに粉砕される。そして、その粉砕された生ごみは、該
粉砕部(3)側面に設けられた前記生ごみ排出筒(5)
を通って、前記生ごみ処理装置(2)に排出される。な
お、前記シンク(7)の排出口(8)の開口縁には、中
心から放射状に切り欠かれたゴム製の生ごみ通過部材
(8a)が設けられており、生ごみ粉砕中に生ごみや水
がシンク(7)の排出口(8)から上方へ飛び散らない
ようになっている。
【0017】一方、前記生ごみ処理装置(2)は、箱状
の基台(10)と、生ごみを収容乾燥する生ごみ乾燥部
(11)と、生ごみから流れ出る水と空気を分離する分
離部(12)と、生ごみに対して空気を循環させる空気
循環部(13)と、循環する空気を流通させる空気流通
部(14)とを備えている。
の基台(10)と、生ごみを収容乾燥する生ごみ乾燥部
(11)と、生ごみから流れ出る水と空気を分離する分
離部(12)と、生ごみに対して空気を循環させる空気
循環部(13)と、循環する空気を流通させる空気流通
部(14)とを備えている。
【0018】前記生ごみ乾燥部(11)は、図1及び図
2に示すように、金属製の円板状の回転テーブル(1
5)と、該回転テーブル(15)の下面周方向に等間隔
に配設された4個の筒状排水受け(16)と、この排水
受け(16)内に着脱自在に配置された生ごみ収容容器
(17)を備えている。そして、前記回転テーブル(1
5)は、後述するように、分離部(12)の上分離筒
(19)及び空気流通部(14)の上流通筒(25)と
一体となってかつこれら筒部を回転軸として、周方向に
回転可能となされている。
2に示すように、金属製の円板状の回転テーブル(1
5)と、該回転テーブル(15)の下面周方向に等間隔
に配設された4個の筒状排水受け(16)と、この排水
受け(16)内に着脱自在に配置された生ごみ収容容器
(17)を備えている。そして、前記回転テーブル(1
5)は、後述するように、分離部(12)の上分離筒
(19)及び空気流通部(14)の上流通筒(25)と
一体となってかつこれら筒部を回転軸として、周方向に
回転可能となされている。
【0019】前記回転テーブル(15)には、周方向に
等間隔に4個の生ごみ投入孔(15a)が開口され、そ
れら生ごみ投入孔(15a)の周縁下部に筒状の前記排
水受け(16)がそれぞれ固着されている。そして、基
台(10)には前記回転テーブル(15)の直径よりや
や小さい直径を有する載置孔(10a)が開口されてお
り、回転テーブル(15)はその下面周縁部を前記載置
孔(10a)の周縁部に載置される態様で基台(10)
に載置されると共に、回転テーブル(15)の軸心には
空気流通部(14)の上流通筒(25)が挿着されてい
る。また、回転テーブル(15)の上面周縁には上向き
の環状リブ(15b)が形成されており、生ごみ収容容
器(17)内の生ごみが回転テーブル(15)上にあふ
れ出しても回転テーブル(15)の外に流れ出るのを防
ぎ、あふれた生ごみを他の生ごみ収容容器(17)に流
し込みうるものとなされている。
等間隔に4個の生ごみ投入孔(15a)が開口され、そ
れら生ごみ投入孔(15a)の周縁下部に筒状の前記排
水受け(16)がそれぞれ固着されている。そして、基
台(10)には前記回転テーブル(15)の直径よりや
や小さい直径を有する載置孔(10a)が開口されてお
り、回転テーブル(15)はその下面周縁部を前記載置
孔(10a)の周縁部に載置される態様で基台(10)
に載置されると共に、回転テーブル(15)の軸心には
空気流通部(14)の上流通筒(25)が挿着されてい
る。また、回転テーブル(15)の上面周縁には上向き
の環状リブ(15b)が形成されており、生ごみ収容容
器(17)内の生ごみが回転テーブル(15)上にあふ
れ出しても回転テーブル(15)の外に流れ出るのを防
ぎ、あふれた生ごみを他の生ごみ収容容器(17)に流
し込みうるものとなされている。
【0020】前記排水受け(16)は、図2及び図3に
示すように、内方の側面下部に排水口(16a)が設け
られた上部開口の円筒容器からなり、その上端部が前記
回転テーブル(15)の投入孔(15a)の周縁部に固
着されると共に、前記排水口(16a)が分離部(1
2)の上分離筒(19)の装着孔(19b)に接続され
ている。従って、前記回転テーブル(15)を基台(1
0)上で周方向に回転させると、それに伴い上分離筒
(19)及び上流通筒(25)が一体となって回転する
とともに、各排水受け(16)が生ごみ粉砕部の生ごみ
排出筒(5)の直下に順次移動するものとなされてい
る。
示すように、内方の側面下部に排水口(16a)が設け
られた上部開口の円筒容器からなり、その上端部が前記
回転テーブル(15)の投入孔(15a)の周縁部に固
着されると共に、前記排水口(16a)が分離部(1
2)の上分離筒(19)の装着孔(19b)に接続され
ている。従って、前記回転テーブル(15)を基台(1
0)上で周方向に回転させると、それに伴い上分離筒
(19)及び上流通筒(25)が一体となって回転する
とともに、各排水受け(16)が生ごみ粉砕部の生ごみ
排出筒(5)の直下に順次移動するものとなされてい
る。
【0021】前記排水受け(16)内に配置された生ご
み収容容器(17)は、周面及び底面がメッシュ状に形
成されたステンレスカゴからなり、上端部の環状つば
(17b)を前記回転テーブル(15)の生ごみ投入孔
(15a)周縁部に載置することによって、排水受け
(16)内につり下げられる態様で脱着自在に設けられ
ている。これにより、生ごみ収容容器(17)に投入さ
れてきた生ごみだけを保持し、生ごみと共に投入されて
きた汚水や空気を周面及び底面のメッシュ孔(17a)
から排出させることができるものとなされている。ま
た、生ごみ収容容器(17)は脱着可能であるので、生
ごみ収容容器(17)内の生ごみを廃棄する場合には、
生ごみ収容容器(17)を排水受け(16)から取り出
し、そのまま廃棄場所まで持っていきそこで廃棄すれば
よい。なお、この実施形態では生ごみ収容容器(17)
をステンレス製のものとしたが、これに限らず、例え
ば、ぬめり防止に最適な銅製であってもよい。
み収容容器(17)は、周面及び底面がメッシュ状に形
成されたステンレスカゴからなり、上端部の環状つば
(17b)を前記回転テーブル(15)の生ごみ投入孔
(15a)周縁部に載置することによって、排水受け
(16)内につり下げられる態様で脱着自在に設けられ
ている。これにより、生ごみ収容容器(17)に投入さ
れてきた生ごみだけを保持し、生ごみと共に投入されて
きた汚水や空気を周面及び底面のメッシュ孔(17a)
から排出させることができるものとなされている。ま
た、生ごみ収容容器(17)は脱着可能であるので、生
ごみ収容容器(17)内の生ごみを廃棄する場合には、
生ごみ収容容器(17)を排水受け(16)から取り出
し、そのまま廃棄場所まで持っていきそこで廃棄すれば
よい。なお、この実施形態では生ごみ収容容器(17)
をステンレス製のものとしたが、これに限らず、例え
ば、ぬめり防止に最適な銅製であってもよい。
【0022】また、この実施形態では、前記生ごみ収容
容器(17)内には水きり袋として紙ネット(18)が
設けられている。これにより、細かい生ごみをも捕らえ
られ、生ごみ収容容器(17)や排水受け(16)に生
ごみの汚れが付着するのを防止できると共に、生ごみの
廃棄の際には生ごみを紙ネット(18)ごと簡単に廃棄
することができる。なお、この実施形態では水きり袋と
して紙ネット(18)を用いたが、ナイロン製ネットな
どネット状のものであれば、紙ネット(18)に限られ
ない。ただ、紙ネット(18)は目が細かいためそれだ
け細かい生ごみを捕らえることができる上、生ごみの水
分を紙ネット(18)に吸収した状態で乾燥させるか
ら、生ごみをより早く乾燥させることができ、このため
紙ネット(18)を用いるのが好ましい。また、紙ネッ
ト等を用いることなく、生ごみ収容容器(17)へ直接
生ごみを収容するものとしても良い。
容器(17)内には水きり袋として紙ネット(18)が
設けられている。これにより、細かい生ごみをも捕らえ
られ、生ごみ収容容器(17)や排水受け(16)に生
ごみの汚れが付着するのを防止できると共に、生ごみの
廃棄の際には生ごみを紙ネット(18)ごと簡単に廃棄
することができる。なお、この実施形態では水きり袋と
して紙ネット(18)を用いたが、ナイロン製ネットな
どネット状のものであれば、紙ネット(18)に限られ
ない。ただ、紙ネット(18)は目が細かいためそれだ
け細かい生ごみを捕らえることができる上、生ごみの水
分を紙ネット(18)に吸収した状態で乾燥させるか
ら、生ごみをより早く乾燥させることができ、このため
紙ネット(18)を用いるのが好ましい。また、紙ネッ
ト等を用いることなく、生ごみ収容容器(17)へ直接
生ごみを収容するものとしても良い。
【0023】なお、各生ごみ収容容器(17)の容量
は、一般家庭が一日に平均して出す生ごみ量に対応した
大きさに形成されている。また、この実施形態では、生
ごみ収容容器(17)の設置個数を4個としたが2個以
上であれば何個設けてもよい。
は、一般家庭が一日に平均して出す生ごみ量に対応した
大きさに形成されている。また、この実施形態では、生
ごみ収容容器(17)の設置個数を4個としたが2個以
上であれば何個設けてもよい。
【0024】前記分離部(12)は、前記生ごみ収容容
器(17)から排水受け(16)へと流れ出た汚水と生
ごみ内を通ってきた空気とを分離する箇所であり、イン
ロー構造によって回動自在に装着された上分離筒(1
9)と下分離筒(20)とからなる。
器(17)から排水受け(16)へと流れ出た汚水と生
ごみ内を通ってきた空気とを分離する箇所であり、イン
ロー構造によって回動自在に装着された上分離筒(1
9)と下分離筒(20)とからなる。
【0025】この上分離筒(19)は、下端部がインロ
ー構造の凹部(19a)に相当する下部開口の円筒体か
らなり、上面には後述の空気流通部(14)の上流通筒
(25)が挿着されている。また、上分離筒(19)の
周面には、4個の装着孔(19b)・・(19b)が周
方向に等間隔に設けられ、それら装着孔(19b)に前
記排水受け(16)の排水口(16a)が接続されてい
る。
ー構造の凹部(19a)に相当する下部開口の円筒体か
らなり、上面には後述の空気流通部(14)の上流通筒
(25)が挿着されている。また、上分離筒(19)の
周面には、4個の装着孔(19b)・・(19b)が周
方向に等間隔に設けられ、それら装着孔(19b)に前
記排水受け(16)の排水口(16a)が接続されてい
る。
【0026】前記下分離筒(20)は、上端部がインロ
ー構造の凸部(20a)に相当する上部開口の円筒体か
らなり、周面には排水口(20b)、空気出口(20
c)、空気入口(20d)が設けられるとともに、それ
ぞれに排水管(21)、空気循環ホース(23)(2
4)が装着されている。特に、前記空気出口(20c)
は下分離筒(20)の側面の、排水管(21)よりも相
対的に高い位置に設けれており、生ごみの汚水が空気出
口(20c)に流れ込むのを防止して確実に排水管(2
1)へと流れるようになされている。また、前記排水口
(20b)に装着された排水管(21)は、図1に示す
ように、その中途が上下蛇行状に形成されている。これ
により、蛇行部に常に水が溜まる状態となるので、排水
管(21)の下方から異臭が立ち昇ってくることを防止
することができる。
ー構造の凸部(20a)に相当する上部開口の円筒体か
らなり、周面には排水口(20b)、空気出口(20
c)、空気入口(20d)が設けられるとともに、それ
ぞれに排水管(21)、空気循環ホース(23)(2
4)が装着されている。特に、前記空気出口(20c)
は下分離筒(20)の側面の、排水管(21)よりも相
対的に高い位置に設けれており、生ごみの汚水が空気出
口(20c)に流れ込むのを防止して確実に排水管(2
1)へと流れるようになされている。また、前記排水口
(20b)に装着された排水管(21)は、図1に示す
ように、その中途が上下蛇行状に形成されている。これ
により、蛇行部に常に水が溜まる状態となるので、排水
管(21)の下方から異臭が立ち昇ってくることを防止
することができる。
【0027】而して、前記上分離筒(19)と下分離筒
(20)にそれぞれ設けられた凹凸部(19a)(20
a)を嵌め合わせると、上分離筒(19)と下分離筒
(20)は互いに回動自在に密着し、上分離筒(19)
は前記回転テーブル(15)及び排水受け(16)、上
流通筒(25)と一体となって自軸回転し得る状態とな
る。また、上分離筒(19)と下分離筒(20)が密着
している状態において、前記排水受け(16)から送ら
れてきた生ごみの汚水及び空気は、図2の矢印に示すよ
うに、上分離筒(19)に進入した後、下分離筒(2
0)において、汚水は排水口(20b)から排水管(2
1)に流れ出す一方、空気は循環用ファン(22)の吸
引力により空気出口(20c)から循環ホース(23)
を介して吸引される。
(20)にそれぞれ設けられた凹凸部(19a)(20
a)を嵌め合わせると、上分離筒(19)と下分離筒
(20)は互いに回動自在に密着し、上分離筒(19)
は前記回転テーブル(15)及び排水受け(16)、上
流通筒(25)と一体となって自軸回転し得る状態とな
る。また、上分離筒(19)と下分離筒(20)が密着
している状態において、前記排水受け(16)から送ら
れてきた生ごみの汚水及び空気は、図2の矢印に示すよ
うに、上分離筒(19)に進入した後、下分離筒(2
0)において、汚水は排水口(20b)から排水管(2
1)に流れ出す一方、空気は循環用ファン(22)の吸
引力により空気出口(20c)から循環ホース(23)
を介して吸引される。
【0028】前記空気循環部(13)は、循環用ファン
(22)と、一端が前記下分離筒(20)の空気出口
(20c)に接続され、かつ他端が循環用ファン(2
2)に接続された循環用ホース(23)と、一端が前記
下分離筒(20)の空気入口(20d)に接続され、か
つ他端が循環用ファン(22)に接続された循環ホース
(24)とからなる。このため、分離部(12)内の空
気は、循環用ファン(22)内部の図示略の羽根車の回
転によって循環ホース(23)に吸入され、循環ファン
(22)を介して、循環ホース(24)に吐出される。
なお、この循環用ファン(22)は、昼間は強風モー
ド、夜間は静音のために弱風モードというように24時
間タイマーと連動させ、各家庭の生活サイクルに合わせ
て生ごみを乾燥するものとなされるのが好ましい。
(22)と、一端が前記下分離筒(20)の空気出口
(20c)に接続され、かつ他端が循環用ファン(2
2)に接続された循環用ホース(23)と、一端が前記
下分離筒(20)の空気入口(20d)に接続され、か
つ他端が循環用ファン(22)に接続された循環ホース
(24)とからなる。このため、分離部(12)内の空
気は、循環用ファン(22)内部の図示略の羽根車の回
転によって循環ホース(23)に吸入され、循環ファン
(22)を介して、循環ホース(24)に吐出される。
なお、この循環用ファン(22)は、昼間は強風モー
ド、夜間は静音のために弱風モードというように24時
間タイマーと連動させ、各家庭の生活サイクルに合わせ
て生ごみを乾燥するものとなされるのが好ましい。
【0029】前記空気流通部(14)は、前記空気入口
(20d)から入ってきた空気を生ごみ収容容器(1
7)内の生ごみの上方まで流通させるものであり、上流
通筒(25)と下流通筒(26)と、上流通筒(25)
の上部に設けられた吹出し部(27)とからなる。な
お、上流通筒(25)と下流通筒(26)とはインロー
構造によって互いに回動自在なものとなされている。
(20d)から入ってきた空気を生ごみ収容容器(1
7)内の生ごみの上方まで流通させるものであり、上流
通筒(25)と下流通筒(26)と、上流通筒(25)
の上部に設けられた吹出し部(27)とからなる。な
お、上流通筒(25)と下流通筒(26)とはインロー
構造によって互いに回動自在なものとなされている。
【0030】前記上流通筒(25)は、下端部がインロ
ー構造の凹部(25a)に相当する両端開口の円筒体か
らなり、上部は前記回転テーブル(15)の中心を貫通
して固着されると共に、下部は前記上分離筒(19)上
面の中心を貫通して固着されている。また、前記下流通
筒(26)は、上端部がインロー構造の凸部(26a)
に相当する両端開口のL字形円筒からなり、その下端部
は下分離筒(20)の空気入口(20d)に接続されて
いる。従って、前記上流通筒(25)と下流通筒 (2
6)の凹凸部(25a)(26a)を嵌め合わせると、
上下排出筒(25)(26)は互いに回動自在に密着
し、上流通筒(25)は前記回転テーブル(15)及び
上分離筒(19)と一体となって自軸回転し得る状態と
なる。
ー構造の凹部(25a)に相当する両端開口の円筒体か
らなり、上部は前記回転テーブル(15)の中心を貫通
して固着されると共に、下部は前記上分離筒(19)上
面の中心を貫通して固着されている。また、前記下流通
筒(26)は、上端部がインロー構造の凸部(26a)
に相当する両端開口のL字形円筒からなり、その下端部
は下分離筒(20)の空気入口(20d)に接続されて
いる。従って、前記上流通筒(25)と下流通筒 (2
6)の凹凸部(25a)(26a)を嵌め合わせると、
上下排出筒(25)(26)は互いに回動自在に密着
し、上流通筒(25)は前記回転テーブル(15)及び
上分離筒(19)と一体となって自軸回転し得る状態と
なる。
【0031】また、前記上流通筒(25)の上端部に設
けられた吹出し部(27)は、前記上流通筒(25)の
外径とほぼ同大同形の内径を有する内筒(28)と、該
内筒(28)より径大の下部開口の外筒(29)とから
なり、内筒(28)と外筒(29)との境界壁には4個
の透孔(28a)が設けられている。このため、前記空
気入口(20d)から送られてきた空気は前記上下流通
筒(25)(26)を通った後、前記内筒(28)の透
孔(28a)から排出され、前記外筒(29)の内壁に
誘導されながら生ごみ収容容器(17)上方へ流れ出る
ことになる。
けられた吹出し部(27)は、前記上流通筒(25)の
外径とほぼ同大同形の内径を有する内筒(28)と、該
内筒(28)より径大の下部開口の外筒(29)とから
なり、内筒(28)と外筒(29)との境界壁には4個
の透孔(28a)が設けられている。このため、前記空
気入口(20d)から送られてきた空気は前記上下流通
筒(25)(26)を通った後、前記内筒(28)の透
孔(28a)から排出され、前記外筒(29)の内壁に
誘導されながら生ごみ収容容器(17)上方へ流れ出る
ことになる。
【0032】このように構成されてなる生ごみ処理装置
による生ごみ処理工程を順に追って説明する。
による生ごみ処理工程を順に追って説明する。
【0033】まず、生ごみ粉砕機(1)と循環用ファン
(22)を駆動すると共に、4個の生ごみ収容容器(1
7)のうちの一個が生ごみ粉砕機(1)の生ごみ排出筒
(5)の排出口下方に位置するように、回転テーブル
(15)を回転させておく。この状態で、シンク(7)
の排出口(8)から生ごみを水と混合させながら投入す
ると、該生ごみは前記生ごみ粉砕機(1)内の粉砕カッ
ターにより所定の大きさに粉砕された後、生ごみ排出筒
(5)を通って、生ごみ排出筒(5)の排出口下方にあ
る生ごみ収容容器(17)に投入されていく。
(22)を駆動すると共に、4個の生ごみ収容容器(1
7)のうちの一個が生ごみ粉砕機(1)の生ごみ排出筒
(5)の排出口下方に位置するように、回転テーブル
(15)を回転させておく。この状態で、シンク(7)
の排出口(8)から生ごみを水と混合させながら投入す
ると、該生ごみは前記生ごみ粉砕機(1)内の粉砕カッ
ターにより所定の大きさに粉砕された後、生ごみ排出筒
(5)を通って、生ごみ排出筒(5)の排出口下方にあ
る生ごみ収容容器(17)に投入されていく。
【0034】この投入されてきた生ごみは、生ごみ収容
容器(17)内の紙ネット(18)で受領されて、生ご
み収容容器(17)に収容される一方、生ごみと共に流
れてきた汚水と生ごみの上方から吹き付けられる空気
は、紙ネット(19)及び生ごみ収容容器(17)のメ
ッシュ孔(17a)を通過して排水受け(16)に落下
したのち、その排出口(16a)から分離部(12)に
送られる。
容器(17)内の紙ネット(18)で受領されて、生ご
み収容容器(17)に収容される一方、生ごみと共に流
れてきた汚水と生ごみの上方から吹き付けられる空気
は、紙ネット(19)及び生ごみ収容容器(17)のメ
ッシュ孔(17a)を通過して排水受け(16)に落下
したのち、その排出口(16a)から分離部(12)に
送られる。
【0035】そして、その分離部(12)において、汚
水は、そのまま下分離筒(20)の排水口(20b)か
ら排水管(21)に流れ出る一方、空気は循環用ファン
(22)の吸引力により循環ホース(23)に吸入され
る。さらに、吸入された空気は、循環用ファン(2
2)、循環ホース(24)を通って空気入口(20d)
から上下流通筒(26)(25)に入り、上流通筒(2
5)上部に設けられた吹出し部(27)の透孔(28
a)から流れ出る。そして、この透孔(28a)から流
れ出た空気は、外筒(29)の内壁に誘導されながら、
生ごみ収容容器(17)内の生ごみの上方に吹き出され
た後、生ごみ収容容器(17)の生ごみ内を通過し、排
水受け(16)の排水口(16a)に再び送られる。以
下、上述と同様の流れを繰り返し、空気は装置(2)内
を図2の白抜き矢印のように循環しながら、生ごみ収容
容器(16)内の生ごみを風乾させる。なお、図2の黒
矢印は、生ごみの汚水の流れる方向を示している。
水は、そのまま下分離筒(20)の排水口(20b)か
ら排水管(21)に流れ出る一方、空気は循環用ファン
(22)の吸引力により循環ホース(23)に吸入され
る。さらに、吸入された空気は、循環用ファン(2
2)、循環ホース(24)を通って空気入口(20d)
から上下流通筒(26)(25)に入り、上流通筒(2
5)上部に設けられた吹出し部(27)の透孔(28
a)から流れ出る。そして、この透孔(28a)から流
れ出た空気は、外筒(29)の内壁に誘導されながら、
生ごみ収容容器(17)内の生ごみの上方に吹き出され
た後、生ごみ収容容器(17)の生ごみ内を通過し、排
水受け(16)の排水口(16a)に再び送られる。以
下、上述と同様の流れを繰り返し、空気は装置(2)内
を図2の白抜き矢印のように循環しながら、生ごみ収容
容器(16)内の生ごみを風乾させる。なお、図2の黒
矢印は、生ごみの汚水の流れる方向を示している。
【0036】その後、生ごみ収容容器(17)内に生ご
みが一定量溜まったら、回転テーブル(15)を所定量
回転させて、次の空の生ごみ収容容器(17)が生ごみ
排出筒(5)の排出口下方に位置するように設定する。
この際、回転テーブル(15)及び排水受け(16)に
固定された前記上分離筒(19)及び上流通筒(25)
は、それぞれ下分離筒(20)及び下流通筒(26)に
対して回動自在となされているため、回転テーブル(1
5)を回転させると、その回転に伴って回転テーブル
(15)、排水受け(16)、生ごみ収容容器(1
7)、上分離筒(19)及び上流通筒(25)が一体に
スムーズに回転する。
みが一定量溜まったら、回転テーブル(15)を所定量
回転させて、次の空の生ごみ収容容器(17)が生ごみ
排出筒(5)の排出口下方に位置するように設定する。
この際、回転テーブル(15)及び排水受け(16)に
固定された前記上分離筒(19)及び上流通筒(25)
は、それぞれ下分離筒(20)及び下流通筒(26)に
対して回動自在となされているため、回転テーブル(1
5)を回転させると、その回転に伴って回転テーブル
(15)、排水受け(16)、生ごみ収容容器(1
7)、上分離筒(19)及び上流通筒(25)が一体に
スムーズに回転する。
【0037】なお、この実施形態では、生ごみ収容容器
(17)の容量は、一般家庭が一日に平均して出す生ご
み量に対応して形成されているので、一日ごとに生ごみ
収容容器(17)の移動操作を行うのが望ましいが、生
ごみの量が多い場合は、さらに短時間、例えば半日ごと
にあるいは1食ごとに移動操作を行うものとしてもよ
い。
(17)の容量は、一般家庭が一日に平均して出す生ご
み量に対応して形成されているので、一日ごとに生ごみ
収容容器(17)の移動操作を行うのが望ましいが、生
ごみの量が多い場合は、さらに短時間、例えば半日ごと
にあるいは1食ごとに移動操作を行うものとしてもよ
い。
【0038】また、生ごみ収容容器(17)に収容され
た生ごみに、縦方向の孔を多数開けることによって、生
ごみの空気接触面積を広くし、乾燥を早めるものとして
もよい。
た生ごみに、縦方向の孔を多数開けることによって、生
ごみの空気接触面積を広くし、乾燥を早めるものとして
もよい。
【0039】こうして、一日ごとに回転テーブル(1
5)の回転による生ごみ収容容器(17)の移動操作を
繰り返しいくと、四日目で全ての生ごみ収容容器(1
7)に生ごみが収容されることになる。従って、四日目
に最後の空の生ごみ収容容器を所定位置に移動させる際
に、一日目の生ごみが収容されたステンレスカゴ製の生
ごみ収容容器(17)を取り出す。そして、その生ごみ
収容容器(17)をそのまま廃棄場所に持っていき、そ
こで生ごみを容器内の紙ネット(18)ごと廃棄し、空
になったその容器(17)に再び新しい紙ネット(1
8)を設けて、元の排水受け(16)にもどす。以後
は、上述の生ごみ収容容器(17)の移動と、3日前の
生ごみ収容容器(17)内の生ごみの廃棄を毎日、例え
ば、生ごみが最も出る夕食前に行えば良い。
5)の回転による生ごみ収容容器(17)の移動操作を
繰り返しいくと、四日目で全ての生ごみ収容容器(1
7)に生ごみが収容されることになる。従って、四日目
に最後の空の生ごみ収容容器を所定位置に移動させる際
に、一日目の生ごみが収容されたステンレスカゴ製の生
ごみ収容容器(17)を取り出す。そして、その生ごみ
収容容器(17)をそのまま廃棄場所に持っていき、そ
こで生ごみを容器内の紙ネット(18)ごと廃棄し、空
になったその容器(17)に再び新しい紙ネット(1
8)を設けて、元の排水受け(16)にもどす。以後
は、上述の生ごみ収容容器(17)の移動と、3日前の
生ごみ収容容器(17)内の生ごみの廃棄を毎日、例え
ば、生ごみが最も出る夕食前に行えば良い。
【0040】このように、生ごみ収容容器(17)の移
動操作を行うことにより、生ごみを随時生ごみ収容容器
(17)に投入することができる。また、生ごみ収容容
器(17)に収容された生ごみは、一日ごとに移動させ
る場合にはまる3日の間、空気を吹き付けられながら乾
燥処理がなされているので、生ごみを効率よく乾燥させ
ることができる。
動操作を行うことにより、生ごみを随時生ごみ収容容器
(17)に投入することができる。また、生ごみ収容容
器(17)に収容された生ごみは、一日ごとに移動させ
る場合にはまる3日の間、空気を吹き付けられながら乾
燥処理がなされているので、生ごみを効率よく乾燥させ
ることができる。
【0041】図5ないし図7は、この発明の他の実施形
態に係る生ごみ処理装置(31)を一般家庭用流しに適
用した図で、生ごみ粉砕機(1)から排出された粉砕生
ごみを受ける位置に設けられている。
態に係る生ごみ処理装置(31)を一般家庭用流しに適
用した図で、生ごみ粉砕機(1)から排出された粉砕生
ごみを受ける位置に設けられている。
【0042】前記生ごみ処理装置(31)は、基台(3
2)に、生ごみを収容する生ごみ乾燥部(33)と、生
ごみから流れ出る汚水と空気を分離する分離部(34)
と、該分離部(34)の空気を吸引する空気循環部(3
5)と、その吸引した空気を生ごみに対して吹き出す空
気吹出し部(36)とが設けられてなる。
2)に、生ごみを収容する生ごみ乾燥部(33)と、生
ごみから流れ出る汚水と空気を分離する分離部(34)
と、該分離部(34)の空気を吸引する空気循環部(3
5)と、その吸引した空気を生ごみに対して吹き出す空
気吹出し部(36)とが設けられてなる。
【0043】前記生ごみ乾燥部(33)は、基台(3
2)の引き出し板(41)に下方突出状に設けられた円
筒状の乾燥室形成部(38)と、4個の生ごみ収容容器
(40)と、これらの生ごみ収容容器(40)を支持す
る支持盤(39)とからなり、前記乾燥室形成部(3
8)の内部に形成された乾燥室(38a)内に、支持盤
(39)に支持された各生ごみ収容容器(40)が収容
されている。
2)の引き出し板(41)に下方突出状に設けられた円
筒状の乾燥室形成部(38)と、4個の生ごみ収容容器
(40)と、これらの生ごみ収容容器(40)を支持す
る支持盤(39)とからなり、前記乾燥室形成部(3
8)の内部に形成された乾燥室(38a)内に、支持盤
(39)に支持された各生ごみ収容容器(40)が収容
されている。
【0044】前記乾燥室形成部(38)は、その上部が
基台(32)の引き出し板(41)に開口された設置孔
(41a)の周縁部に固着されると共に、底面には排出
孔(38b)が設けられており、この排出孔(38b)
が後述の分離部(34)の分離筒(34a)上部に脱着
可能に接続されている。
基台(32)の引き出し板(41)に開口された設置孔
(41a)の周縁部に固着されると共に、底面には排出
孔(38b)が設けられており、この排出孔(38b)
が後述の分離部(34)の分離筒(34a)上部に脱着
可能に接続されている。
【0045】前記支持盤(39)は、生ごみ収容容器
(40)を支持するためのもので、周方向に4個の平面
視扇形状の支持孔(39a)が開口されると共に、支持
盤周縁部を前記基台(32)の引出し板(41)の設置
孔(41a)周縁部に回転可能に載置される態様で設け
られている。
(40)を支持するためのもので、周方向に4個の平面
視扇形状の支持孔(39a)が開口されると共に、支持
盤周縁部を前記基台(32)の引出し板(41)の設置
孔(41a)周縁部に回転可能に載置される態様で設け
られている。
【0046】前記生ごみ収容容器(40)はステンレス
カゴからなり、前記支持盤(39)の支持孔(39a)
とほぼ同大同形の平面形状を有し、周面及び底面にメッ
シュ孔(40b)が形成された水きりカゴである。ま
た、生ごみ収容容器(40)の上端部には環状つば(4
0a)が設けられており、その環状つば(40a)を前
記支持盤(39)の支持孔(39a)周縁部に載置する
ことによって、乾燥室(38a)内につり下げられた態
様で着脱自在に配設されている。
カゴからなり、前記支持盤(39)の支持孔(39a)
とほぼ同大同形の平面形状を有し、周面及び底面にメッ
シュ孔(40b)が形成された水きりカゴである。ま
た、生ごみ収容容器(40)の上端部には環状つば(4
0a)が設けられており、その環状つば(40a)を前
記支持盤(39)の支持孔(39a)周縁部に載置する
ことによって、乾燥室(38a)内につり下げられた態
様で着脱自在に配設されている。
【0047】従って、支持盤(39)の支持孔(39
a)に各生ごみ収容容器(40)をはめ込みんで、支持
盤(39)と生ごみ収容容器(40)を引き出し板(4
1)上に配置すると、乾燥室(38)内には4個の生ご
み収容容器(40)が設置されることになる。また、前
記支持盤(39)は引出し板(41)に載置される態様
で設けられるため、支持盤(39)を周方向に回転させ
ると、生ごみ収容容器(40)も支持盤(39)と一体
となって周方向に回転し、生ごみ収容容器(40)の位
置を切替え可能なものとなる。なお、この実施形態にお
いても、生ごみ収容容器(40)内に水きり袋としての
紙ネット(18)を設けるのが好ましい。
a)に各生ごみ収容容器(40)をはめ込みんで、支持
盤(39)と生ごみ収容容器(40)を引き出し板(4
1)上に配置すると、乾燥室(38)内には4個の生ご
み収容容器(40)が設置されることになる。また、前
記支持盤(39)は引出し板(41)に載置される態様
で設けられるため、支持盤(39)を周方向に回転させ
ると、生ごみ収容容器(40)も支持盤(39)と一体
となって周方向に回転し、生ごみ収容容器(40)の位
置を切替え可能なものとなる。なお、この実施形態にお
いても、生ごみ収容容器(40)内に水きり袋としての
紙ネット(18)を設けるのが好ましい。
【0048】前記分離部(34)は、前記乾燥室(38
a)内に排出された生ごみからの汚水と生ごみ内を通っ
てきた空気とを分離する箇所で、上部開口の分離筒(3
4a)と、分離筒(34a)の周面に設けられた排水口
(34b)、空気出口(34c)とからなる。そして、
これら排水口(34b)及び空気出口(34c)にはそ
れぞれ排水筒(43)及び循環ホース(44)(45)
が装着され、このうち、前記空気出口(34c)は分離
筒(34a)の側面上部の、排水口(34b)よりも相
対的に高い位置に設けられ、生ごみの汚水が空気出口
(34c)に流れ込むのを防止できるものとなされてい
る。
a)内に排出された生ごみからの汚水と生ごみ内を通っ
てきた空気とを分離する箇所で、上部開口の分離筒(3
4a)と、分離筒(34a)の周面に設けられた排水口
(34b)、空気出口(34c)とからなる。そして、
これら排水口(34b)及び空気出口(34c)にはそ
れぞれ排水筒(43)及び循環ホース(44)(45)
が装着され、このうち、前記空気出口(34c)は分離
筒(34a)の側面上部の、排水口(34b)よりも相
対的に高い位置に設けられ、生ごみの汚水が空気出口
(34c)に流れ込むのを防止できるものとなされてい
る。
【0049】また、前記分離筒(34a)の開口上部と
前記乾燥室形成部(38)の排出孔(38b)とを嵌め
合わせ、分離筒(34a)と乾燥室(38a)を連通さ
せると、前記乾燥室(38a)から送られてきた生ごみ
の汚水及び空気は、図6の矢印に示すように、排出孔
(38b)から分離筒(34a)に進入し得る状態とな
る。そして、汚水は排水口(34b)から排水管(4
3)に流れ出し、また、空気は循環用ファン(22)の
吸引力により空気出口(34c)から循環ホース(4
4)にて吸引される。
前記乾燥室形成部(38)の排出孔(38b)とを嵌め
合わせ、分離筒(34a)と乾燥室(38a)を連通さ
せると、前記乾燥室(38a)から送られてきた生ごみ
の汚水及び空気は、図6の矢印に示すように、排出孔
(38b)から分離筒(34a)に進入し得る状態とな
る。そして、汚水は排水口(34b)から排水管(4
3)に流れ出し、また、空気は循環用ファン(22)の
吸引力により空気出口(34c)から循環ホース(4
4)にて吸引される。
【0050】前記空気循環部(35)は、循環用ファン
(22)と、一端が分離部(34)の空気出口(34
c)に接続され、かつ他端が循環用ファン(22)に接
続された循環ホース(44)と、一端が空気吹出し部
(36)及び排水管(43)に二股状となされて装着さ
れ、かつ他端が循環用ファン(22)に装着された循環
ホース(45)とからなる。
(22)と、一端が分離部(34)の空気出口(34
c)に接続され、かつ他端が循環用ファン(22)に接
続された循環ホース(44)と、一端が空気吹出し部
(36)及び排水管(43)に二股状となされて装着さ
れ、かつ他端が循環用ファン(22)に装着された循環
ホース(45)とからなる。
【0051】これにより、分離部(34)内の空気は、
循環用ファン(22)内部の図示略の羽根車の回転によ
って循環ホース(44)に吸入され、循環用ファン(2
2)を介して、循環ホース(45)に吐出される。そし
て、循環ホース(45)に吐出された空気は、一部が空
気吹出し部(36)に送られる一方、他の一部は排水管
(43)に送られ、排水管(43)内を流れる汚水と共
に装置外に排気される。このように、生ごみを巡って循
環される空気の一部を排水筒(43)に排気することに
よって、空気吹付け部(36)から生ごみ上方に吹き付
けられる空気よりも、循環ファン(22)によって吸引
される空気の方が多くなるので、生ごみ収容容器(4
0)内の生ごみに対して、空気を確実にその上方から下
方に流すことができ、しかも、異臭を放つその空気を循
環過程おいて徐々に装置外に排気することができる。な
お、排水管(43)内には、循環ホース(45)から送
られてきた空気が逆流することを防止すべく、逆止弁が
設けられるのが好ましい。
循環用ファン(22)内部の図示略の羽根車の回転によ
って循環ホース(44)に吸入され、循環用ファン(2
2)を介して、循環ホース(45)に吐出される。そし
て、循環ホース(45)に吐出された空気は、一部が空
気吹出し部(36)に送られる一方、他の一部は排水管
(43)に送られ、排水管(43)内を流れる汚水と共
に装置外に排気される。このように、生ごみを巡って循
環される空気の一部を排水筒(43)に排気することに
よって、空気吹付け部(36)から生ごみ上方に吹き付
けられる空気よりも、循環ファン(22)によって吸引
される空気の方が多くなるので、生ごみ収容容器(4
0)内の生ごみに対して、空気を確実にその上方から下
方に流すことができ、しかも、異臭を放つその空気を循
環過程おいて徐々に装置外に排気することができる。な
お、排水管(43)内には、循環ホース(45)から送
られてきた空気が逆流することを防止すべく、逆止弁が
設けられるのが好ましい。
【0052】前記吹出し部(36)は、前記循環ホース
(45)からの空気を、生ごみ収容容器(40)の生ご
み上方に吹き付けるものであり、基台(32)の後面に
装着された流通管(46)と吹出し部材(47)とから
なる。そして、前記循環ホース(45)の一端が前記流
通管(46)に装着されることにより、循環ホース(4
5)を流れてきた空気は流通管(46)を通って、吹出
し部材(47)から生ごみ収容容器(40)内の生ごみ
上方に吹き付けられる。
(45)からの空気を、生ごみ収容容器(40)の生ご
み上方に吹き付けるものであり、基台(32)の後面に
装着された流通管(46)と吹出し部材(47)とから
なる。そして、前記循環ホース(45)の一端が前記流
通管(46)に装着されることにより、循環ホース(4
5)を流れてきた空気は流通管(46)を通って、吹出
し部材(47)から生ごみ収容容器(40)内の生ごみ
上方に吹き付けられる。
【0053】なお、図5ないし図7に示した実施形態に
おいて、生ごみ粉砕機など、図1に示したものと同一構
成部分については同一の名称、符号を付し、その説明は
省略する。
おいて、生ごみ粉砕機など、図1に示したものと同一構
成部分については同一の名称、符号を付し、その説明は
省略する。
【0054】このように構成されてなる生ごみ処理装置
による生ごみ処理工程を順に追って説明する。
による生ごみ処理工程を順に追って説明する。
【0055】まず、生ごみ粉砕機(1)と循環用ファン
(22)を駆動すると共に、生ごみ収容容器(40)の
うちの一個が生ごみ粉砕機(1)の生ごみ排出筒(5)
の排出口下方に位置するように、支持盤(39)を回転
させておく。この状態で、シンク(7)の排出口(8)
から生ごみを水と混合させながら投入すると、該生ごみ
は前記生ごみ粉砕機(1)内の粉砕カッターにより所定
の大きさに粉砕された後、生ごみ排出筒(5)を通っ
て、生ごみ排出筒(5)の排出口下方にある生ごみ収容
容器(40)に投入されていく。
(22)を駆動すると共に、生ごみ収容容器(40)の
うちの一個が生ごみ粉砕機(1)の生ごみ排出筒(5)
の排出口下方に位置するように、支持盤(39)を回転
させておく。この状態で、シンク(7)の排出口(8)
から生ごみを水と混合させながら投入すると、該生ごみ
は前記生ごみ粉砕機(1)内の粉砕カッターにより所定
の大きさに粉砕された後、生ごみ排出筒(5)を通っ
て、生ごみ排出筒(5)の排出口下方にある生ごみ収容
容器(40)に投入されていく。
【0056】この投入されてきた生ごみは、生ごみ収容
容器(40)の紙ネット(18)に収容される一方、生
ごみと共に流れてきた汚水と生ごみの上方から吹き付け
られる空気は紙ネット(19)、生ごみ収容容器(4
0)のメッシュ孔(40a)を通過して、乾燥室(38
a)の排出孔(38b)から分離部(34)に送られ
る。 そして、その分離部(34)において、汚水は排
水口(34b)から排水管(43)に流れ出て、また、
空気は循環用ファン(22)の吸引力により循環ホース
(44)に吸入される。この吸入ホース(44)に吸入
された空気は、循環ホース(45)を介して、一部が吹
出し部(36)に送られる一方、他の一部は排水管(4
3)に送られ、排水管(43)内を流れる汚水と共に装
置外に排気される。
容器(40)の紙ネット(18)に収容される一方、生
ごみと共に流れてきた汚水と生ごみの上方から吹き付け
られる空気は紙ネット(19)、生ごみ収容容器(4
0)のメッシュ孔(40a)を通過して、乾燥室(38
a)の排出孔(38b)から分離部(34)に送られ
る。 そして、その分離部(34)において、汚水は排
水口(34b)から排水管(43)に流れ出て、また、
空気は循環用ファン(22)の吸引力により循環ホース
(44)に吸入される。この吸入ホース(44)に吸入
された空気は、循環ホース(45)を介して、一部が吹
出し部(36)に送られる一方、他の一部は排水管(4
3)に送られ、排水管(43)内を流れる汚水と共に装
置外に排気される。
【0057】また、吹出し部(36)に送られた空気
は、吹出し部材(47)から生ごみ収容容器(40)内
の生ごみの上方に吹き出された後、生ごみ収容容器(4
0)の生ごみ内を通過し、排出孔(38a)を介して分
離部(34)に再び送られる。以後は、上述と同様の流
れを繰り返し、空気は装置(31)内を図2の白抜き矢
印のように循環しながら、生ごみ収容容器(40)内の
生ごみを風乾させる。
は、吹出し部材(47)から生ごみ収容容器(40)内
の生ごみの上方に吹き出された後、生ごみ収容容器(4
0)の生ごみ内を通過し、排出孔(38a)を介して分
離部(34)に再び送られる。以後は、上述と同様の流
れを繰り返し、空気は装置(31)内を図2の白抜き矢
印のように循環しながら、生ごみ収容容器(40)内の
生ごみを風乾させる。
【0058】その後、生ごみ収容容器(40)内に生ご
みが一定量溜まったら、支持盤(39)を所定量回転さ
せて、次段に配置された空の生ごみ収容容器(16)を
生ごみ排出筒(5)の下方に位置させる。
みが一定量溜まったら、支持盤(39)を所定量回転さ
せて、次段に配置された空の生ごみ収容容器(16)を
生ごみ排出筒(5)の下方に位置させる。
【0059】一方、生ごみ収容容器(40)内の乾燥済
み生ごみを廃棄する場合には、引出し板(41)を少し
上方に浮かせ、乾燥室形成部(38)と分離筒(34)
との係合を解除した上で、該引出し板(41)を手前に
引き出して、生ごみ収容容器(40)を抜き取ればよ
い。
み生ごみを廃棄する場合には、引出し板(41)を少し
上方に浮かせ、乾燥室形成部(38)と分離筒(34)
との係合を解除した上で、該引出し板(41)を手前に
引き出して、生ごみ収容容器(40)を抜き取ればよ
い。
【0060】このように、図5〜図7に示した生ごみ処
理装置は、1個の乾燥室(38a)に各生ごみ収容容器
(40)を収容したから、全体が小形になるとともに、
図1〜図4に示した生ごみ処理装置のように、各生ごみ
収容容器(40)に対して個別の排水受け(16)を設
けたり、各排水受け(16)を分離筒(19)に接続す
る必要がなく、排水処理は共通の乾燥室(38a)に対
して施せば良く、構成が簡単になる。
理装置は、1個の乾燥室(38a)に各生ごみ収容容器
(40)を収容したから、全体が小形になるとともに、
図1〜図4に示した生ごみ処理装置のように、各生ごみ
収容容器(40)に対して個別の排水受け(16)を設
けたり、各排水受け(16)を分離筒(19)に接続す
る必要がなく、排水処理は共通の乾燥室(38a)に対
して施せば良く、構成が簡単になる。
【0061】なお、この実施形態では、支持盤(39)
を単に円盤形状のものとしたが、図8に示すように、支
持盤(39)に下方に延びる平面視十字形状の区画板
(51)を設けるものとしてもよい。これによれば、支
持盤(39)及び生ごみ収容容器(40)をセットした
状態において、一個の生ごみ収容容器(40)に投入さ
れる生ごみの汚水が他の生ごみ収容容器(40)内の生
ごみに飛び散ることを防止することができるので、生ご
みの乾燥を効率的に行うことが可能となる。
を単に円盤形状のものとしたが、図8に示すように、支
持盤(39)に下方に延びる平面視十字形状の区画板
(51)を設けるものとしてもよい。これによれば、支
持盤(39)及び生ごみ収容容器(40)をセットした
状態において、一個の生ごみ収容容器(40)に投入さ
れる生ごみの汚水が他の生ごみ収容容器(40)内の生
ごみに飛び散ることを防止することができるので、生ご
みの乾燥を効率的に行うことが可能となる。
【0062】この場合、区画板(51)(51)によっ
て形成された、生ごみ排出筒(5)の排出口の直下に位
置する生ごみ収容容器(40)の配置空間に対応して、
図9及び図10に示すように、分離筒(34a)の内部
空間を周方向に仕切るL形の仕切り部材(34d)を設
けることも推奨される。これにより、生ごみ排出筒
(5)から排出された生ごみから生じる汚水を、仕切り
部材(34d)で仕切られた分離筒(34a)内の対応
空間に集中させ、スムーズな排出が可能となる。しか
も、各生ごみ収容容器(40)に吹き付けられた空気
は、仕切り部材(34d)の流通抵抗により、専ら、生
ごみ排出筒(5)の排出口の直下に位置する生ごみ収容
容器を除く他の3個の生ごみ収容容器を通過して循環さ
れることになり、十分な排水後に十分な乾燥を行うこと
ができる。なお、排出筒(5)の排出口の直下にある生
ごみ収容容器以外の生ごみ収容容器から汚水が生じた場
合、この汚水も排水する必要があるため、図10に示す
ように、仕切り部材(34d)の底部と分離筒(34
a)の内底面との間に隙間を設けて、排水口(34b)
へと通じるようにしてある。
て形成された、生ごみ排出筒(5)の排出口の直下に位
置する生ごみ収容容器(40)の配置空間に対応して、
図9及び図10に示すように、分離筒(34a)の内部
空間を周方向に仕切るL形の仕切り部材(34d)を設
けることも推奨される。これにより、生ごみ排出筒
(5)から排出された生ごみから生じる汚水を、仕切り
部材(34d)で仕切られた分離筒(34a)内の対応
空間に集中させ、スムーズな排出が可能となる。しか
も、各生ごみ収容容器(40)に吹き付けられた空気
は、仕切り部材(34d)の流通抵抗により、専ら、生
ごみ排出筒(5)の排出口の直下に位置する生ごみ収容
容器を除く他の3個の生ごみ収容容器を通過して循環さ
れることになり、十分な排水後に十分な乾燥を行うこと
ができる。なお、排出筒(5)の排出口の直下にある生
ごみ収容容器以外の生ごみ収容容器から汚水が生じた場
合、この汚水も排水する必要があるため、図10に示す
ように、仕切り部材(34d)の底部と分離筒(34
a)の内底面との間に隙間を設けて、排水口(34b)
へと通じるようにしてある。
【0063】なお、以上の実施形態では、空気の吹き付
け、循環による強制乾燥処理を常時連続して行うものと
したが、タイマー動作により、例えば夜間のみ強制乾燥
処理を行うようにしても良い。
け、循環による強制乾燥処理を常時連続して行うものと
したが、タイマー動作により、例えば夜間のみ強制乾燥
処理を行うようにしても良い。
【0064】また、以上の両実施形態では、生ごみ粉砕
機(1)からの粉砕生ごみを受ける位置に生ごみ処理装
置を設けるものとしたが、生ごみ粉砕機(1)が設ける
ことなく、シンクの生ごみ排出口(8)からの生ごみを
生ごみ処理装置で直接受けるものとしてもよい。これに
よれば、生ごみ粉砕機(1)が不要となるため、構成が
簡単であり、コストも安価となしうる効果がある。
機(1)からの粉砕生ごみを受ける位置に生ごみ処理装
置を設けるものとしたが、生ごみ粉砕機(1)が設ける
ことなく、シンクの生ごみ排出口(8)からの生ごみを
生ごみ処理装置で直接受けるものとしてもよい。これに
よれば、生ごみ粉砕機(1)が不要となるため、構成が
簡単であり、コストも安価となしうる効果がある。
【0065】
【発明の効果】この発明は、回転可能に構成された支持
体に複数個の生ごみ収容部が着脱自在に設けられるとと
もに、前記支持体を回転方向に移動させることによっ
て、各生ごみ収容部が生ごみ受領位置に循環的に配置さ
れるものとなされていることを特徴とするから、一つの
生ごみ収容部に生ごみが一定量たまり次第、支持体を一
定量だけ回転させて次の生ごみ収容部を生ごみ受領位置
に配置させることにより、次の生ごみを随時収容するこ
とができる。しかも、生ごみ受領位置から次の位置に送
された生ごみ収容部の生ごみは、追加生ごみの投入を受
けることなく乾燥処理されるので、生ごみを効率よく乾
燥させることができる。さらに、前記生ごみ 収容部に収
容された生ごみに対して、空気を上方から下方へ流すと
共に下方に流した空気を再度生ごみの上方へと送る、乾
燥促進用の空気循環経路が形成されているので、生ごみ
がこの循環空気と接することにより乾燥効率がさらに向
上する。
体に複数個の生ごみ収容部が着脱自在に設けられるとと
もに、前記支持体を回転方向に移動させることによっ
て、各生ごみ収容部が生ごみ受領位置に循環的に配置さ
れるものとなされていることを特徴とするから、一つの
生ごみ収容部に生ごみが一定量たまり次第、支持体を一
定量だけ回転させて次の生ごみ収容部を生ごみ受領位置
に配置させることにより、次の生ごみを随時収容するこ
とができる。しかも、生ごみ受領位置から次の位置に送
された生ごみ収容部の生ごみは、追加生ごみの投入を受
けることなく乾燥処理されるので、生ごみを効率よく乾
燥させることができる。さらに、前記生ごみ 収容部に収
容された生ごみに対して、空気を上方から下方へ流すと
共に下方に流した空気を再度生ごみの上方へと送る、乾
燥促進用の空気循環経路が形成されているので、生ごみ
がこの循環空気と接することにより乾燥効率がさらに向
上する。
【0066】また、各生ごみ収容部が、生ごみ粉砕機か
ら排出された粉砕生ごみを収容する場合には、より細か
い生ごみを乾燥することができるから、さらに効率の良
い乾燥を行うことができる。
ら排出された粉砕生ごみを収容する場合には、より細か
い生ごみを乾燥することができるから、さらに効率の良
い乾燥を行うことができる。
【0067】また、各生ごみ収容部は1つの共通の生ご
み乾燥室に収容されている構成となされている場合に
は、装置全体がコンパクトにまとまり小型化できるとと
もに、各生ごみ収容部から生じる汚水を乾燥室内で一括
的に処理することができ、また乾燥促進用空気の循環を
行う場合も、乾燥室内で一括的に処理することができ
る。
み乾燥室に収容されている構成となされている場合に
は、装置全体がコンパクトにまとまり小型化できるとと
もに、各生ごみ収容部から生じる汚水を乾燥室内で一括
的に処理することができ、また乾燥促進用空気の循環を
行う場合も、乾燥室内で一括的に処理することができ
る。
【0068】また、生ごみの上方から下方へ流した空気
の一部を排水管に逃がして排気するものとした場合に
は、生ごみ上方の空気量が下方より少なくなるため、空
気を確実に生ごみ上方から下方に流すことができると共
に、生ごみによる異臭を排水管を介して装置外に排気す
ることができる。
の一部を排水管に逃がして排気するものとした場合に
は、生ごみ上方の空気量が下方より少なくなるため、空
気を確実に生ごみ上方から下方に流すことができると共
に、生ごみによる異臭を排水管を介して装置外に排気す
ることができる。
【図1】この発明の一実施形態に係る生ごみ処理装置
を、流しの内部に設けた状態を示す図である。
を、流しの内部に設けた状態を示す図である。
【図2】図1の生ごみ処理装置の正面図である。
【図3】図2のの生ごみ処理装置の分解図である。
【図4】図2の生ごみ処理装置の平面図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る生ごみ処理装置
を、流し内部に設けた状態を示す図である。
を、流し内部に設けた状態を示す図である。
【図6】図5の生ごみ処理装置の正面図である。
【図7】生ごみ収容容器を支持する支持盤及び生ごみ収
容容器の分解斜視図である。
容容器の分解斜視図である。
【図8】支持盤の変形例を示す斜視図である。
【図9】図8の支持盤を用いた場合の分離筒の変形例を
示す断面斜視図である。
示す断面斜視図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
1・・・生ごみ粉砕機
2・・・生ごみ処理兼乾燥装置
3・・・生ごみ粉砕部
4・・・モータ部
5・・・生ごみ排出筒
6・・・流し
7・・・シンク
8・・・生ごみ排出口
9・・・蛇口
10・・・基台
11・・・生ごみ乾燥部
12・・・分離部
13・・・空気循環部
14・・・空気流通部
15・・・回転テーブル(支持体)
16・・・排水受け
17・・・生ごみ収容容器(生ごみ収容部)
21・・・排水管
38a・・・乾燥室
39・・・支持盤(支持体)
40・・・生ごみ収容容器(生ごみ収容部)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B09B 3/00 - 5/00
E03C 1/12 - 1/33
Claims (4)
- 【請求項1】 回転可能に構成された支持体に複数個の
生ごみ収容部が着脱自在に設けられるとともに、前記支
持体を回転方向に移動させることによって、各生ごみ収
容部が生ごみ受領位置に循環的に配置されるものとなさ
れた生ごみ処理装置であって、前記生ごみ収容部に収容された生ごみに対して、空気を
上方から下方へ流すと共に下方に流した空気を再度生ご
みの上方へと送る、乾燥促進用の空気循環経路が形成さ
れていることを特徴とする生ごみ処理装置 。 - 【請求項2】 前記各生ごみ収容部は、生ごみ粉砕機か
ら排出された粉砕生ごみを収容する請求項1に記載の生
ごみ処理装置。 - 【請求項3】 前記の各生ごみ収容部は1つの共通の生
ごみ乾燥室に収容されている請求項1又は請求項2に記
載の生ごみ処理装置。 - 【請求項4】 生ごみの上方から下方へ流した空気の一
部を排水管に逃がして排気するものとなされている請求
項1ないし請求項3に記載の生ごみ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15743098A JP3391702B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15743098A JP3391702B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 生ごみ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11347527A JPH11347527A (ja) | 1999-12-21 |
JP3391702B2 true JP3391702B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=15649478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15743098A Expired - Fee Related JP3391702B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3391702B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102020960B1 (ko) * | 2018-09-21 | 2019-09-11 | 홍승석 | 표면처리 부품 기능성 건조로 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP15743098A patent/JP3391702B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102020960B1 (ko) * | 2018-09-21 | 2019-09-11 | 홍승석 | 표면처리 부품 기능성 건조로 |
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Publication number | Publication date |
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JPH11347527A (ja) | 1999-12-21 |
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