JP3374100B2 - コンテンツid付与システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,デジタルコンテン
ツまたはその著作権等の属性情報の登録更新等の管理を
行うシステムに関する。
ツまたはその著作権等の属性情報の登録更新等の管理を
行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年,デジタルコンテンツ流通の時代が
始まりつつある。しかし,デジタルコンテンツは保存・
複写・加工・転送を繰り返して行っても品質劣化が生じ
ないため,これらの作業によって生じる著作権の処理は
大きな問題である。これまで,デジタルコンテンツの著
作権処理には的確な方法がなく,著作権法あるいは契約
で処理されており,著作権法においてもデジタル方式の
録音・録画機器に対する補償金が制度化されているにす
ぎない。
始まりつつある。しかし,デジタルコンテンツは保存・
複写・加工・転送を繰り返して行っても品質劣化が生じ
ないため,これらの作業によって生じる著作権の処理は
大きな問題である。これまで,デジタルコンテンツの著
作権処理には的確な方法がなく,著作権法あるいは契約
で処理されており,著作権法においてもデジタル方式の
録音・録画機器に対する補償金が制度化されているにす
ぎない。
【0003】このような状況において,データベース化
されたデジタルコンテンツの著作権をどのように扱うか
が大きな問題となるが,これまでのところ,そのための
著作権管理手段で完成されたものはない。
されたデジタルコンテンツの著作権をどのように扱うか
が大きな問題となるが,これまでのところ,そのための
著作権管理手段で完成されたものはない。
【0004】これに関連する従来技術としては,例えば
特開平11−7241号公報「電子透かしを利用するデ
ジタルコンテンツ管理システム」,特開平10−302
008号公報「データコンテンツ流通システム」,特開
平10−254909号公報「データ管理システム」等
で開示された技術がある。
特開平11−7241号公報「電子透かしを利用するデ
ジタルコンテンツ管理システム」,特開平10−302
008号公報「データコンテンツ流通システム」,特開
平10−254909号公報「データ管理システム」等
で開示された技術がある。
【0005】例えば,特開平11−7241号の電子透
かしを利用するデジタルコンテンツ管理システムでは,
デジタルコンテンツ管理プログラムをマイクロカーネル
としてユーザ装置のオペレーティングシステムに組み込
み,ネットワークあるいはデータ放送を利用して,デジ
タルコンテンツ管理プログラムとリンクする監視プログ
ラムまたは監視コマンドをユーザ装置に送信し,デジタ
ルコンテンツの不正利用を監視する。不正利用されたデ
ジタルコンテンツには,可視透かしを埋め込み,以後の
利用を抑制する。正規の利用であっても不可視の透かし
を埋め込むことにより,複写・転送等の経路を確認する
ことを可能にする。また,公開鍵を公開鍵配布画面に記
入してネットワークあるいは放送により配布する。公開
鍵配布画面には,公開鍵所有者あるいは利用者の情報が
不可視電子透かしとして埋め込まれたイメージ情報を添
付し,この電子透かしにより公開鍵あるいは利用者の正
当性を確認する。
かしを利用するデジタルコンテンツ管理システムでは,
デジタルコンテンツ管理プログラムをマイクロカーネル
としてユーザ装置のオペレーティングシステムに組み込
み,ネットワークあるいはデータ放送を利用して,デジ
タルコンテンツ管理プログラムとリンクする監視プログ
ラムまたは監視コマンドをユーザ装置に送信し,デジタ
ルコンテンツの不正利用を監視する。不正利用されたデ
ジタルコンテンツには,可視透かしを埋め込み,以後の
利用を抑制する。正規の利用であっても不可視の透かし
を埋め込むことにより,複写・転送等の経路を確認する
ことを可能にする。また,公開鍵を公開鍵配布画面に記
入してネットワークあるいは放送により配布する。公開
鍵配布画面には,公開鍵所有者あるいは利用者の情報が
不可視電子透かしとして埋め込まれたイメージ情報を添
付し,この電子透かしにより公開鍵あるいは利用者の正
当性を確認する。
【0006】また,特開平10−302008号公報の
データコンテンツ流通システムでは,データのコンテン
ツとしてオブジェクトを取り扱い,データコンテンツの
加工はオブジェクトであるデータコンテンツを加工プロ
グラムによって加工することによって行う。加工データ
コンテンツは,原データコンテンツと加工プログラムに
よる加工内容を記載した加工シナリオとによって表現す
る。流通するのは,暗号化された加工シナリオのみであ
り,暗号化加工シナリオを入手したユーザは,鍵管理セ
ンタから入手した暗号鍵を用いて暗号化加工シナリオを
復号し,加工シナリオに従ってデータベースから原デー
タコンテンツを入手し,加工データコンテンツを再構成
する。加工シナリオの販売を希望する者がいる場合に
は,競売を行い,加工シナリオの使用権を販売する。
データコンテンツ流通システムでは,データのコンテン
ツとしてオブジェクトを取り扱い,データコンテンツの
加工はオブジェクトであるデータコンテンツを加工プロ
グラムによって加工することによって行う。加工データ
コンテンツは,原データコンテンツと加工プログラムに
よる加工内容を記載した加工シナリオとによって表現す
る。流通するのは,暗号化された加工シナリオのみであ
り,暗号化加工シナリオを入手したユーザは,鍵管理セ
ンタから入手した暗号鍵を用いて暗号化加工シナリオを
復号し,加工シナリオに従ってデータベースから原デー
タコンテンツを入手し,加工データコンテンツを再構成
する。加工シナリオの販売を希望する者がいる場合に
は,競売を行い,加工シナリオの使用権を販売する。
【0007】また,特開平10−254909号公報の
データ管理システムでは,データコンテンツの盗用や漏
洩の防止のため,データ管理センタで,ユーザに供給す
るデータコンテンツにユーザデータを電子透かしとして
埋め込み,データコンテンツを暗号鍵で暗号化して供給
する。暗号化データコンテンツは,データ管理センタか
らの暗号鍵を用いて復号して利用され,保存では別の暗
号鍵を用いて暗号化される。データコンテンツを他のユ
ーザに複写・転送するには,他のユーザのユーザデータ
を電子透かしとして埋め込むためのシナリオをデータ管
理センタに登録し,電子透かしを埋め込んだデータコン
テンツを別の暗号鍵で暗号化して供給する。シナリオで
他のユーザの正当性が確認されると,他のユーザに別の
暗号鍵を配送し,暗号化データコンテンツをその別の暗
号鍵で復号して利用させ,保存では別の暗号鍵で暗号化
する。データコンテンツの不正な複写・転送が行われた
場合には,電子透かしの確認でその利用者を特定するこ
とができる。
データ管理システムでは,データコンテンツの盗用や漏
洩の防止のため,データ管理センタで,ユーザに供給す
るデータコンテンツにユーザデータを電子透かしとして
埋め込み,データコンテンツを暗号鍵で暗号化して供給
する。暗号化データコンテンツは,データ管理センタか
らの暗号鍵を用いて復号して利用され,保存では別の暗
号鍵を用いて暗号化される。データコンテンツを他のユ
ーザに複写・転送するには,他のユーザのユーザデータ
を電子透かしとして埋め込むためのシナリオをデータ管
理センタに登録し,電子透かしを埋め込んだデータコン
テンツを別の暗号鍵で暗号化して供給する。シナリオで
他のユーザの正当性が確認されると,他のユーザに別の
暗号鍵を配送し,暗号化データコンテンツをその別の暗
号鍵で復号して利用させ,保存では別の暗号鍵で暗号化
する。データコンテンツの不正な複写・転送が行われた
場合には,電子透かしの確認でその利用者を特定するこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,以上の
ような従来技術では,コンテンツ管理用の識別情報(コ
ンテンツID)を登録の正当性を確保して発行すると同
時に,コンテンツ管理用の識別情報またはコンテンツの
属性情報をもとに映像または音楽等のコンテンツに関し
てユーザにコンテンツの検索を可能にするにあたって,
電子透かしを利用してコンテンツIDを付与する場合,
コンテンツIDの改ざんの問題があった。ここでいう改
ざんの問題とは,既に付与済みのコンテンツに対して故
意にコンテンツIDを再び埋め込むことなどにより,コ
ンテンツIDを書き換える行為などをいう。本発明は,
コンテンツに付与するコンテンツIDの改ざんの防止を
課題とする。
ような従来技術では,コンテンツ管理用の識別情報(コ
ンテンツID)を登録の正当性を確保して発行すると同
時に,コンテンツ管理用の識別情報またはコンテンツの
属性情報をもとに映像または音楽等のコンテンツに関し
てユーザにコンテンツの検索を可能にするにあたって,
電子透かしを利用してコンテンツIDを付与する場合,
コンテンツIDの改ざんの問題があった。ここでいう改
ざんの問題とは,既に付与済みのコンテンツに対して故
意にコンテンツIDを再び埋め込むことなどにより,コ
ンテンツIDを書き換える行為などをいう。本発明は,
コンテンツに付与するコンテンツIDの改ざんの防止を
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,コンテンツに
対するID情報であるコンテンツIDの発行を要求する
手段,コンテンツIDを送受信する手段,およびコンテ
ンツIDをコンテンツに付与する手段を有する端末と,
利用者の認証を行う手段,コンテンツIDを発行し送受
信する手段,および利用者IDと発行したコンテンツI
Dの関係を管理する手段を有するコンテンツディレクト
リサーバとで構成されるコンテンツID付与システムで
あって,コンテンツID付与手段が,コンテンツ本体に
はコンテンツIDを電子透かしを用いて埋め込み,ヘッ
ダ情報にはコンテンツIDが埋め込み済みのコンテンツ
へのデジタル署名データを設定するように構成されるこ
とを特徴とする。
対するID情報であるコンテンツIDの発行を要求する
手段,コンテンツIDを送受信する手段,およびコンテ
ンツIDをコンテンツに付与する手段を有する端末と,
利用者の認証を行う手段,コンテンツIDを発行し送受
信する手段,および利用者IDと発行したコンテンツI
Dの関係を管理する手段を有するコンテンツディレクト
リサーバとで構成されるコンテンツID付与システムで
あって,コンテンツID付与手段が,コンテンツ本体に
はコンテンツIDを電子透かしを用いて埋め込み,ヘッ
ダ情報にはコンテンツIDが埋め込み済みのコンテンツ
へのデジタル署名データを設定するように構成されるこ
とを特徴とする。
【0010】または,コンテンツIDの発行を要求する
手段,およびコンテンツを送受信する手段を有する端末
と,利用者の認証を行う手段,コンテンツIDを発行し
コンテンツIDをコンテンツに付与する手段,コンテン
ツとコンテンツIDを端末に送信する手段,および利用
者IDと発行したコンテンツIDの関係を管理する手段
を有するコンテンツディレクトリサーバとで構成される
コンテンツID付与システムであって,コンテンツID
付与手段が,コンテンツ本体にはコンテンツIDを電子
透かしを用いて埋め込み,ヘッダ情報にはコンテンツI
Dが埋め込み済みのコンテンツへのデジタル署名データ
を設定するように構成されることを特徴とする。
手段,およびコンテンツを送受信する手段を有する端末
と,利用者の認証を行う手段,コンテンツIDを発行し
コンテンツIDをコンテンツに付与する手段,コンテン
ツとコンテンツIDを端末に送信する手段,および利用
者IDと発行したコンテンツIDの関係を管理する手段
を有するコンテンツディレクトリサーバとで構成される
コンテンツID付与システムであって,コンテンツID
付与手段が,コンテンツ本体にはコンテンツIDを電子
透かしを用いて埋め込み,ヘッダ情報にはコンテンツI
Dが埋め込み済みのコンテンツへのデジタル署名データ
を設定するように構成されることを特徴とする。
【0011】ここで,前者と後者は,構成において,コ
ンテンツIDを付与する手段が端末にあるかサーバにあ
るかが異なる。そして,コンテンツIDを付与する手段
を各々さらに以下のように構成してもよい。
ンテンツIDを付与する手段が端末にあるかサーバにあ
るかが異なる。そして,コンテンツIDを付与する手段
を各々さらに以下のように構成してもよい。
【0012】すなわち,コンテンツID付与手段が,コ
ンテンツのヘッダ情報に,コンテンツIDとコンテンツ
へのデジタル署名データとを設定するように構成しても
よい。
ンテンツのヘッダ情報に,コンテンツIDとコンテンツ
へのデジタル署名データとを設定するように構成しても
よい。
【0013】ここで,デジタル署名データはコンテンツ
ID情報の改ざんを防止するための情報である。なお,
デジタル署名に関しては,「現代暗号理論(池野信一,
小山謙二著,1986年電子情報通信学会発行)」の2
17ページ〜239ページ,特に235ページ〜236
ページに,詳細な技術の内容が開示されている。
ID情報の改ざんを防止するための情報である。なお,
デジタル署名に関しては,「現代暗号理論(池野信一,
小山謙二著,1986年電子情報通信学会発行)」の2
17ページ〜239ページ,特に235ページ〜236
ページに,詳細な技術の内容が開示されている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は,コンテンツID付与シス
テムのブロック構成図である。図1に示すように,コン
テンツディレクトリサーバ1と利用者の端末2とは,ネ
ットワーク3で接続される。
テムのブロック構成図である。図1に示すように,コン
テンツディレクトリサーバ1と利用者の端末2とは,ネ
ットワーク3で接続される。
【0015】コンテンツディレクトリサーバ1のサーバ
制御手段11が,利用者認証手段12と,ID情報管理
手段13と,コンテンツID送受信手段14と,コンテ
ンツ属性情報登録更新手段15と,コンテンツ検索手段
16との同期を制御する。
制御手段11が,利用者認証手段12と,ID情報管理
手段13と,コンテンツID送受信手段14と,コンテ
ンツ属性情報登録更新手段15と,コンテンツ検索手段
16との同期を制御する。
【0016】利用者認証手段12は,端末2からのコン
テンツID発行要求を受けて,要求者の認証を行う手段
である。認証の方法としては,どのような方法を用いて
もよいが,例えば公開鍵と秘密鍵を用いる公開鍵暗号方
式を使ってもよい。特開平10−39752号公報「公
開鍵暗号による通信および認証方法,ならびにそれらの
装置」に記述された手順を用いると,強度の高い暗号化
を実現することができる。
テンツID発行要求を受けて,要求者の認証を行う手段
である。認証の方法としては,どのような方法を用いて
もよいが,例えば公開鍵と秘密鍵を用いる公開鍵暗号方
式を使ってもよい。特開平10−39752号公報「公
開鍵暗号による通信および認証方法,ならびにそれらの
装置」に記述された手順を用いると,強度の高い暗号化
を実現することができる。
【0017】この特開平10−39752号公報に記載
されている公開鍵暗号方式では,従来の有理整数環上の
公開鍵暗号と比較して,完全解読に対しては同程度以上
の強度を持ち,同報通信攻撃に対して従来より高い強度
を持つ暗号化を実現するため,鍵生成装置は,代数体上
の整数環Oにおける素イデアル(p),(q)を生成し
て第1の秘密鍵とし,その積(n)=(p)(q)の剰
余類を第1の公開鍵とする。また,(p),(q)から
第2の秘密鍵dと第2の公開鍵eを生成する。暗号化装
置は,入力された平文Mをブロックに分割し,イデアル
(n)を法とするe乗演算により暗号化を行い,暗号文
(C0,C1,…,Cr-1 )を通信路に出力する。復号
化装置は,入力された暗号文のブロックに対しイデアル
(n)を法とするd乗演算により復号化を行い,復号化
された平文ブロックを統合して,平文Mを出力する。他
にも種々の公開鍵暗号方式があり,これらの具体的手順
についてはよく知られている技術であるので,ここでの
詳細な説明は省略する。
されている公開鍵暗号方式では,従来の有理整数環上の
公開鍵暗号と比較して,完全解読に対しては同程度以上
の強度を持ち,同報通信攻撃に対して従来より高い強度
を持つ暗号化を実現するため,鍵生成装置は,代数体上
の整数環Oにおける素イデアル(p),(q)を生成し
て第1の秘密鍵とし,その積(n)=(p)(q)の剰
余類を第1の公開鍵とする。また,(p),(q)から
第2の秘密鍵dと第2の公開鍵eを生成する。暗号化装
置は,入力された平文Mをブロックに分割し,イデアル
(n)を法とするe乗演算により暗号化を行い,暗号文
(C0,C1,…,Cr-1 )を通信路に出力する。復号
化装置は,入力された暗号文のブロックに対しイデアル
(n)を法とするd乗演算により復号化を行い,復号化
された平文ブロックを統合して,平文Mを出力する。他
にも種々の公開鍵暗号方式があり,これらの具体的手順
についてはよく知られている技術であるので,ここでの
詳細な説明は省略する。
【0018】コンテンツID送受信手段14は,利用者
認証手段12による利用者認証を受けてコンテンツID
を発行するとともに,コンテンツID情報を端末2との
間で送受信する手段である。ID情報管理手段13は,
認証した利用者に対して発行したコンテンツID情報
を,その利用者に関係付けてデータベースで管理する手
段である。コンテンツ属性情報登録更新手段15は,端
末2から受信したコンテンツID別のコンテンツ属性情
報をもとに,コンテンツID毎のコンテンツ属性情報を
データベースに登録更新して管理する手段である。
認証手段12による利用者認証を受けてコンテンツID
を発行するとともに,コンテンツID情報を端末2との
間で送受信する手段である。ID情報管理手段13は,
認証した利用者に対して発行したコンテンツID情報
を,その利用者に関係付けてデータベースで管理する手
段である。コンテンツ属性情報登録更新手段15は,端
末2から受信したコンテンツID別のコンテンツ属性情
報をもとに,コンテンツID毎のコンテンツ属性情報を
データベースに登録更新して管理する手段である。
【0019】コンテンツ検索手段16は,コンテンツI
D毎の属性情報を通知したり,コンテンツ属性情報の検
索条件を絞り込んだときに検索条件に合致するコンテン
ツの集合を通知する手段である。
D毎の属性情報を通知したり,コンテンツ属性情報の検
索条件を絞り込んだときに検索条件に合致するコンテン
ツの集合を通知する手段である。
【0020】また,図1に示す端末2において,端末制
御手段21は,コンテンツID発行要求手段22と,コ
ンテンツ属性登録要求手段23と,コンテンツID送受
信手段24と,コンテンツID付与手段25との同期を
制御する。
御手段21は,コンテンツID発行要求手段22と,コ
ンテンツ属性登録要求手段23と,コンテンツID送受
信手段24と,コンテンツID付与手段25との同期を
制御する。
【0021】コンテンツID発行要求手段22は,コン
テンツディレクトリサーバ1に対してコンテンツIDの
発行を要求する手段である。コンテンツID送受信手段
24は,コンテンツディレクトリサーバ1で発行された
コンテンツIDを受け取るとともに,コンテンツIDを
コンテンツディレクトリサーバ1に送信する手段であ
る。
テンツディレクトリサーバ1に対してコンテンツIDの
発行を要求する手段である。コンテンツID送受信手段
24は,コンテンツディレクトリサーバ1で発行された
コンテンツIDを受け取るとともに,コンテンツIDを
コンテンツディレクトリサーバ1に送信する手段であ
る。
【0022】コンテンツID付与手段25は,コンテン
ツディレクトリサーバ1が発行したコンテンツIDをコ
ンテンツに付与する手段である。付与の方法として,電
子透かしによりコンテンツ本体に埋め込むとか,または
ファイルのヘッダ情報にコンテンツIDを設定するとか
の方法を用いることができる。電子透かしの具体的手順
については,例えば特開平10−191025号公報
「デジタル画像への情報埋め込み装置」,特開平10−
145757号公報「電子透かしの挿入方法及び抽出方
法」等に記述された手順を用いてもよい。
ツディレクトリサーバ1が発行したコンテンツIDをコ
ンテンツに付与する手段である。付与の方法として,電
子透かしによりコンテンツ本体に埋め込むとか,または
ファイルのヘッダ情報にコンテンツIDを設定するとか
の方法を用いることができる。電子透かしの具体的手順
については,例えば特開平10−191025号公報
「デジタル画像への情報埋め込み装置」,特開平10−
145757号公報「電子透かしの挿入方法及び抽出方
法」等に記述された手順を用いてもよい。
【0023】特開平10−191025号公報に記載さ
れている装置では,画像データの円滑な流通を促進させ
ることなどのために,画像データへの情報の追加埋め込
みを,安全・確実に行うことができるようにすることを
目的として,符号化した画像データを元の画像に復元す
る逆符号化装置の処理と,画像データに情報を埋め込む
電子透かし挿入装置の処理とを分離不可能に構成し,画
像データから元の画像を復元する際に,逆符号化装置に
よって復元処理を行うとともに,電子透かし挿入装置に
よって情報の埋め込みを行うことにより,逆符号化装置
にて元の画像を得る段階で情報を埋め込む。
れている装置では,画像データの円滑な流通を促進させ
ることなどのために,画像データへの情報の追加埋め込
みを,安全・確実に行うことができるようにすることを
目的として,符号化した画像データを元の画像に復元す
る逆符号化装置の処理と,画像データに情報を埋め込む
電子透かし挿入装置の処理とを分離不可能に構成し,画
像データから元の画像を復元する際に,逆符号化装置に
よって復元処理を行うとともに,電子透かし挿入装置に
よって情報の埋め込みを行うことにより,逆符号化装置
にて元の画像を得る段階で情報を埋め込む。
【0024】また,特開平10−145757号公報に
記載されている方法では,部分画像に透かし情報を蓄積
し,その部分画像から透かし情報を抽出することによっ
て信頼性を改善することを目的として,以下の手順で処
理を行う。まず,透かし処理されるデータを複数の小区
域に分割する。透かし処理されるデータの周波数係数を
それぞれの小区域で算出する。透かし信号を擬似乱数ノ
イズシーケンスにマッピングすることによって,挿入さ
れる透かし信号を拡散スペクトルに変調する。平均出力
の関数としてのPNをデータのそれぞれの周波数係数に
スペクトル形成する。そして,スペクトル形成されたそ
れぞれのPNシーケンスをそれぞれの小区域のデータの
所定係数に挿入する。こうして画像,映像,及び音声デ
ータを含むデータの電子透かし処理を,透かしをデータ
の小区域あるいは部分画像に繰り返し挿入することによ
って行う。同様に透かしをデータの小区域から繰り返し
抽出する。
記載されている方法では,部分画像に透かし情報を蓄積
し,その部分画像から透かし情報を抽出することによっ
て信頼性を改善することを目的として,以下の手順で処
理を行う。まず,透かし処理されるデータを複数の小区
域に分割する。透かし処理されるデータの周波数係数を
それぞれの小区域で算出する。透かし信号を擬似乱数ノ
イズシーケンスにマッピングすることによって,挿入さ
れる透かし信号を拡散スペクトルに変調する。平均出力
の関数としてのPNをデータのそれぞれの周波数係数に
スペクトル形成する。そして,スペクトル形成されたそ
れぞれのPNシーケンスをそれぞれの小区域のデータの
所定係数に挿入する。こうして画像,映像,及び音声デ
ータを含むデータの電子透かし処理を,透かしをデータ
の小区域あるいは部分画像に繰り返し挿入することによ
って行う。同様に透かしをデータの小区域から繰り返し
抽出する。
【0025】コンテンツ属性登録要求手段23は,発行
されたコンテンツIDに関するコンテンツの属性情報を
コンテンツディレクトリサーバ1に対して登録または更
新するように要求する手段である。なお,利用者認証手
段を端末2にも付け加えてもよい。
されたコンテンツIDに関するコンテンツの属性情報を
コンテンツディレクトリサーバ1に対して登録または更
新するように要求する手段である。なお,利用者認証手
段を端末2にも付け加えてもよい。
【0026】図2は,利用者ID情報,コンテンツID
情報,コンテンツ属性情報の各データ構造の例を示すも
のである。利用者ID情報は,利用者が暗号通信の認証
機関等から与えられた識別用情報(利用者番号)であ
る。コンテンツID情報は,コンテンツの識別のために
コンテンツディレクトリサーバが利用者に対して与える
識別用情報である。図2(B)に示す例では,利用者I
Dと作品番号(作品ID)のペアの情報で構成されてい
る。コンテンツ属性情報は,コンテンツID毎にそのコ
ンテンツの属性情報を格納するものであり,例えば登録
年月日,メディア種別(静止画像,動画像,音楽等),
検索用分類コード1・2・3,コンテンツ格納アドレス
で構成される。ここでコンテンツ格納アドレスには,コ
ンテンツの閲覧などが可能なように掲載されているホー
ムページのアドレス,またはそのコンテンツを購入する
ための連絡先の通信アドレス等が含まれる。
情報,コンテンツ属性情報の各データ構造の例を示すも
のである。利用者ID情報は,利用者が暗号通信の認証
機関等から与えられた識別用情報(利用者番号)であ
る。コンテンツID情報は,コンテンツの識別のために
コンテンツディレクトリサーバが利用者に対して与える
識別用情報である。図2(B)に示す例では,利用者I
Dと作品番号(作品ID)のペアの情報で構成されてい
る。コンテンツ属性情報は,コンテンツID毎にそのコ
ンテンツの属性情報を格納するものであり,例えば登録
年月日,メディア種別(静止画像,動画像,音楽等),
検索用分類コード1・2・3,コンテンツ格納アドレス
で構成される。ここでコンテンツ格納アドレスには,コ
ンテンツの閲覧などが可能なように掲載されているホー
ムページのアドレス,またはそのコンテンツを購入する
ための連絡先の通信アドレス等が含まれる。
【0027】図3は,コンテンツ改ざん防止用デジタル
署名データの付与方法の例を示すものである。図3
(A)に示すパターンP1は,コンテンツIDをコンテ
ンツ本体に電子透かしで埋め込み,コンテンツの改ざん
防止用のデジタル署名データをヘッダ情報の中に設定す
るものである。図3(B)に示すパターンP2は,コン
テンツIDと,コンテンツの改ざん防止用のデジタル署
名データをヘッダ情報の中に設定するものである。
署名データの付与方法の例を示すものである。図3
(A)に示すパターンP1は,コンテンツIDをコンテ
ンツ本体に電子透かしで埋め込み,コンテンツの改ざん
防止用のデジタル署名データをヘッダ情報の中に設定す
るものである。図3(B)に示すパターンP2は,コン
テンツIDと,コンテンツの改ざん防止用のデジタル署
名データをヘッダ情報の中に設定するものである。
【0028】次に本実施の形態での動作例を,コンテン
ツID登録手順,コンテンツ属性登録手順,コンテンツ
検索手順で説明する。この動作例は,コンテンツIDの
コンテンツへの付与を端末で行う場合の動作例である
が,サーバ側でコンテンツIDの付与を行う場合も同様
である。
ツID登録手順,コンテンツ属性登録手順,コンテンツ
検索手順で説明する。この動作例は,コンテンツIDの
コンテンツへの付与を端末で行う場合の動作例である
が,サーバ側でコンテンツIDの付与を行う場合も同様
である。
【0029】図4は,コンテンツID登録手順の例を示
す。端末2のコンテンツID発行要求手段22からコン
テンツIDの発行要求が起こり(ステップS10),そ
れを受けて発行要求した利用者の認証を,利用者ID情
報をもとに利用者認証手段12が行い(S11),利用
者が正しく認証されれば,コンテンツID送受信手段1
4がコンテンツIDを発行し(S12),端末2に送信
する(S13)。さらに,ID情報管理手段13が,利
用者IDと発行したコンテンツIDの組の対応関係をデ
ータベースに保存する(S14)。
す。端末2のコンテンツID発行要求手段22からコン
テンツIDの発行要求が起こり(ステップS10),そ
れを受けて発行要求した利用者の認証を,利用者ID情
報をもとに利用者認証手段12が行い(S11),利用
者が正しく認証されれば,コンテンツID送受信手段1
4がコンテンツIDを発行し(S12),端末2に送信
する(S13)。さらに,ID情報管理手段13が,利
用者IDと発行したコンテンツIDの組の対応関係をデ
ータベースに保存する(S14)。
【0030】端末2では,コンテンツID送受信手段2
4がコンテンツIDを受け取り(S15),コンテンツ
ID付与手段25がコンテンツIDをコンテンツに付与
する(S16)。このとき,コンテンツID付与手段2
5は,コンテンツIDの付与だけでなく,コンテンツI
Dの改ざん防止のためのデジタル署名データの付与を行
う。図3で説明した2つのパターンP1,P2により,
コンテンツIDとデジタル署名データを付与する。コン
テンツID付与が完了すると,端末2は完了通知をコン
テンツディレクトリサーバ1に送る。なお,コンテンツ
IDの電子透かしによる埋め込みに関しては,固定鍵を
用いて電子透かしを埋め込み,コンテンツID付与の前
に,既にコンテンツIDが付与されているか否かを電子
透かしを固定鍵により読み出すことにより調べ,もし既
に埋め込まれていれば,付与を行わないように構成して
もよい。
4がコンテンツIDを受け取り(S15),コンテンツ
ID付与手段25がコンテンツIDをコンテンツに付与
する(S16)。このとき,コンテンツID付与手段2
5は,コンテンツIDの付与だけでなく,コンテンツI
Dの改ざん防止のためのデジタル署名データの付与を行
う。図3で説明した2つのパターンP1,P2により,
コンテンツIDとデジタル署名データを付与する。コン
テンツID付与が完了すると,端末2は完了通知をコン
テンツディレクトリサーバ1に送る。なお,コンテンツ
IDの電子透かしによる埋め込みに関しては,固定鍵を
用いて電子透かしを埋め込み,コンテンツID付与の前
に,既にコンテンツIDが付与されているか否かを電子
透かしを固定鍵により読み出すことにより調べ,もし既
に埋め込まれていれば,付与を行わないように構成して
もよい。
【0031】図5は,コンテンツ属性登録手順の例を示
す。端末2のコンテンツ属性登録要求手段23が,コン
テンツ属性情報の登録・更新を要求すると(S20),
コンテンツディレクトリサーバ1の利用者認証手段12
が利用者を認証し(S21),正しく認証されたら,端
末2からコンテンツIDとそのコンテンツIDに関する
属性情報をコンテンツディレクトリサーバ1に送り(S
22),コンテンツディレクトリサーバ1がこれを受け
取ると(S23),コンテンツIDと利用者IDの組み
合わせを,ID情報管理手段13で管理している内容と
比較して管理内容と合致していることを確認する(S2
4)。確認が済めば,コンテンツ属性情報登録更新手段
15がそのコンテンツIDに関するコンテンツ属性情報
を登録または更新する(S25)。
す。端末2のコンテンツ属性登録要求手段23が,コン
テンツ属性情報の登録・更新を要求すると(S20),
コンテンツディレクトリサーバ1の利用者認証手段12
が利用者を認証し(S21),正しく認証されたら,端
末2からコンテンツIDとそのコンテンツIDに関する
属性情報をコンテンツディレクトリサーバ1に送り(S
22),コンテンツディレクトリサーバ1がこれを受け
取ると(S23),コンテンツIDと利用者IDの組み
合わせを,ID情報管理手段13で管理している内容と
比較して管理内容と合致していることを確認する(S2
4)。確認が済めば,コンテンツ属性情報登録更新手段
15がそのコンテンツIDに関するコンテンツ属性情報
を登録または更新する(S25)。
【0032】図6は,コンテンツ検索手順の例を示す。
コンテンツディレクトリサーバ1のコンテンツID送受
信手段14がコンテンツIDを端末2から受信すると
(S30),そのコンテンツ属性情報を端末2に送信す
る(S31)。さらに,端末2からコンテンツ属性情報
の属性パラメータを指定した検索要求があれば(S3
2),指定条件に一致するコンテンツをコンテンツディ
レクトリサーバ1のコンテンツ検索手段16が検索し
(S33),検索結果を端末2に送信する(S34)。
コンテンツディレクトリサーバ1のコンテンツID送受
信手段14がコンテンツIDを端末2から受信すると
(S30),そのコンテンツ属性情報を端末2に送信す
る(S31)。さらに,端末2からコンテンツ属性情報
の属性パラメータを指定した検索要求があれば(S3
2),指定条件に一致するコンテンツをコンテンツディ
レクトリサーバ1のコンテンツ検索手段16が検索し
(S33),検索結果を端末2に送信する(S34)。
【0033】図1に示す例では,電子透かしを用いてコ
ンテンツにコンテンツIDを付与する処理を,端末2側
でコンテンツID付与手段25が行っているが,このコ
ンテンツIDの付与を,サーバ側で行うように構成する
こともできる。
ンテンツにコンテンツIDを付与する処理を,端末2側
でコンテンツID付与手段25が行っているが,このコ
ンテンツIDの付与を,サーバ側で行うように構成する
こともできる。
【0034】図7は,その本発明の第2の実施の形態を
示すブロック構成図である。図7において,図1と同符
号のものは図1に示すものと同様の機能を持つ。端末
2’は,コンテンツディレクトリサーバ1’に対してコ
ンテンツIDの発行を要求する際に,そのコンテンツを
コンテンツディレクトリサーバ1’に送信する。
示すブロック構成図である。図7において,図1と同符
号のものは図1に示すものと同様の機能を持つ。端末
2’は,コンテンツディレクトリサーバ1’に対してコ
ンテンツIDの発行を要求する際に,そのコンテンツを
コンテンツディレクトリサーバ1’に送信する。
【0035】コンテンツディレクトリサーバ1’では,
コンテンツ・コンテンツID送受信手段17により,コ
ンテンツIDの発行要求とコンテンツとを受けて,発行
要求した利用者の認証を,利用者認証手段12が利用者
ID情報をもとに行う。利用者が正しく認証されれば,
コンテンツIDを発行し,コンテンツID付与手段18
によって,受け取ったコンテンツにコンテンツIDを付
与する。このとき,コンテンツID付与手段18は,コ
ンテンツIDの付与だけでなく,コンテンツIDの改ざ
ん防止のためのデジタル署名データの付与を,図3で説
明した2つのパターンにより行う。そのコンテンツとコ
ンテンツIDとをコンテンツ・コンテンツID送受信手
段17によって端末2’に送信する。
コンテンツ・コンテンツID送受信手段17により,コ
ンテンツIDの発行要求とコンテンツとを受けて,発行
要求した利用者の認証を,利用者認証手段12が利用者
ID情報をもとに行う。利用者が正しく認証されれば,
コンテンツIDを発行し,コンテンツID付与手段18
によって,受け取ったコンテンツにコンテンツIDを付
与する。このとき,コンテンツID付与手段18は,コ
ンテンツIDの付与だけでなく,コンテンツIDの改ざ
ん防止のためのデジタル署名データの付与を,図3で説
明した2つのパターンにより行う。そのコンテンツとコ
ンテンツIDとをコンテンツ・コンテンツID送受信手
段17によって端末2’に送信する。
【0036】端末2’では,コンテンツ・コンテンツI
D送受信手段26によって,コンテンツディレクトリサ
ーバ1’から送信されたコンテンツとコンテンツIDを
受け取る。なお,他の部分の処理機能については,前述
した図1のものと同様であるので,ここでの説明は省略
する。
D送受信手段26によって,コンテンツディレクトリサ
ーバ1’から送信されたコンテンツとコンテンツIDを
受け取る。なお,他の部分の処理機能については,前述
した図1のものと同様であるので,ここでの説明は省略
する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば,コンテンツIDが改ざ
んされても,改ざん防止用のデジタル署名データがある
ため,コンテンツの改ざんを防ぐ効果がある。
んされても,改ざん防止用のデジタル署名データがある
ため,コンテンツの改ざんを防ぐ効果がある。
【0038】ここで,例えば図3(A)に示すようなパ
ターンP1では,コンテンツの改ざんの有無を,ヘッダ
情報のデジタル署名データをもとにして判定することが
できる。同様に,図3(B)に示すパターンP2でも,
改ざんの有無を判定することができる。
ターンP1では,コンテンツの改ざんの有無を,ヘッダ
情報のデジタル署名データをもとにして判定することが
できる。同様に,図3(B)に示すパターンP2でも,
改ざんの有無を判定することができる。
【図1】コンテンツID付与システムのブロック構成図
である。
である。
【図2】利用者ID情報,コンテンツID情報,コンテ
ンツ属性情報の各データ構造の例を示す図である。
ンツ属性情報の各データ構造の例を示す図である。
【図3】コンテンツIDとコンテンツ改ざん防止用デジ
タル署名データの付与方法の例を示す図である。
タル署名データの付与方法の例を示す図である。
【図4】コンテンツID登録手順の例を示す図である。
【図5】コンテンツ属性登録手順の例を示す図である。
【図6】コンテンツ検索手順の例を示す図である。
【図7】他のコンテンツID付与システムのブロック構
成図である。
成図である。
1 コンテンツディレクトリサーバ
11 サーバ制御手段
12 利用者認証手段
13 ID情報管理手段
14 コンテンツID送受信手段
15 コンテンツ属性情報登録更新手段
16 コンテンツ検索手段
2 端末
21 端末制御手段
22 コンテンツID発行要求手段
23 コンテンツ属性登録要求手段
24 コンテンツID送受信手段
25 コンテンツID付与手段
3 ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山中 喜義
東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日
本電信電話株式会社内
(56)参考文献 特開 平10−191036(JP,A)
特開 平11−66010(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 1/00 - 1/00 108
G06T 1/00 500
G09C 1/00 - 5/00
Claims (4)
- 【請求項1】 電子化された情報であるコンテンツまた
はその属性情報を管理するためのコンテンツディレクト
リサーバと,これにネットワークで接続される端末とで
構成されるシステムであって,前記コンテンツディレク
トリサーバは,利用者の認証を行う手段と,前記コンテ
ンツに対するID情報であるコンテンツIDを発行し送
受信する手段と,利用者IDと発行したコンテンツID
の関係を管理する手段とを備え,前記端末は,前記コン
テンツIDの発行を要求する手段と,前記コンテンツI
Dを送受信する手段と,前記コンテンツIDをコンテン
ツに付与するコンテンツID付与手段とを備え,前記コ
ンテンツID付与手段は,コンテンツ本体にはコンテン
ツIDを電子透かしを用いて埋め込み,ヘッダ情報には
コンテンツIDが埋め込み済みのコンテンツへのデジタ
ル署名データを設定するように構成されることを特徴と
するコンテンツID付与システム。 - 【請求項2】 電子化された情報であるコンテンツまた
はその属性情報を管理するためのコンテンツディレクト
リサーバと,これにネットワークで接続される端末とで
構成されるシステムであって,前記コンテンツディレク
トリサーバは,利用者の認証を行う手段と,前記コンテ
ンツに対するID情報であるコンテンツIDを発行する
手段と,前記コンテンツIDをコンテンツに付与するコ
ンテンツID付与手段と,コンテンツとコンテンツID
を前記端末に送信する手段と,利用者IDと発行したコ
ンテンツIDの関係を管理する手段とを備え,前記端末
は,前記コンテンツIDの発行を要求する手段と,コン
テンツを送受信する手段とを備え,前記コンテンツID
付与手段は,コンテンツ本体にはコンテンツIDを電子
透かしを用いて埋め込み,ヘッダ情報にはコンテンツI
Dが埋め込み済みのコンテンツへのデジタル署名データ
を設定するように構成されることを特徴とするコンテン
ツID付与システム。 - 【請求項3】 電子化された情報であるコンテンツまた
はその属性情報を管理するためのコンテンツディレクト
リサーバと,これにネットワークで接続される端末とで
構成されるシステムであって,前記コンテンツディレク
トリサーバは,利用者の認証を行う手段と,前記コンテ
ンツに対するID情報であるコンテンツIDを発行し送
受信する手段と,利用者IDと発行したコンテンツID
の関係を管理する手段とを備え,前記端末は,前記コン
テンツIDの発行を要求する手段と,前記コンテンツI
Dを送受信する手段と,前記コンテンツIDをコンテン
ツに付与するコンテンツID付与手段とを備え,前記コ
ンテンツID付与手段は,ヘッダ情報にコンテンツI
D,およびコンテンツへのデジタル署名データを設定す
るように構成されることを特徴とするコンテンツID付
与システム。 - 【請求項4】 電子化された情報であるコンテンツまた
はその属性情報を管理するためのコンテンツディレクト
リサーバと,これにネットワークで接続される端末とで
構成されるシステムであって,前記コンテンツディレク
トリサーバは,利用者の認証を行う手段と,前記コンテ
ンツに対するID情報であるコンテンツIDを発行する
手段と,前記コンテンツIDをコンテンツに付与するコ
ンテンツID付与手段と,コンテンツとコンテンツID
を前記端末に送信する手段と,利用者IDと発行したコ
ンテンツIDの関係を管理する手段とを備え,前記端末
は,前記コンテンツIDの発行を要求する手段と,コン
テンツを送受信する手段とを備え,前記コンテンツID
付与手段は,ヘッダ情報にコンテンツID,およびコン
テンツへのデジタル署名データを設定するように構成さ
れることを特徴とするコンテンツID付与システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13211299A JP3374100B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | コンテンツid付与システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13211299A JP3374100B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | コンテンツid付与システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000324329A JP2000324329A (ja) | 2000-11-24 |
JP3374100B2 true JP3374100B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=15073724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13211299A Expired - Fee Related JP3374100B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | コンテンツid付与システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3374100B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
US10185936B2 (en) | 2000-06-22 | 2019-01-22 | Jpmorgan Chase Bank, N.A. | Method and system for processing internet payments |
EP1366438A4 (en) * | 2001-01-25 | 2005-04-20 | David Sidman | DEVICE, METHOD AND SYSTEM FOR ENSURING THE QUALITY OF A REPERTOIRE |
WO2003009217A1 (en) * | 2001-07-16 | 2003-01-30 | Trustcopy Pte Ltd. | Electronic signing of documents |
CA2919269A1 (en) | 2001-11-01 | 2003-05-08 | Jpmorgan Chase Bank, N.A. | System and method for establishing or modifying an account with user selectable terms |
US7058660B2 (en) | 2002-10-02 | 2006-06-06 | Bank One Corporation | System and method for network-based project management |
US20070076240A1 (en) * | 2005-10-04 | 2007-04-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing system |
KR100782847B1 (ko) | 2006-02-15 | 2007-12-06 | 삼성전자주식회사 | 복수의 컨텐트 부분들을 포함하는 컨텐트를 임포트하는방법 및 장치 |
US8978154B2 (en) | 2006-02-15 | 2015-03-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for importing content having plurality of parts |
US9911457B2 (en) * | 2008-09-24 | 2018-03-06 | Disney Enterprises, Inc. | System and method for providing a secure content with revocable access |
US10148726B1 (en) | 2014-01-24 | 2018-12-04 | Jpmorgan Chase Bank, N.A. | Initiating operating system commands based on browser cookies |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP13211299A patent/JP3374100B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000324329A (ja) | 2000-11-24 |
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Legal Events
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