JP3373710B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JP3373710B2 JP3373710B2 JP31568095A JP31568095A JP3373710B2 JP 3373710 B2 JP3373710 B2 JP 3373710B2 JP 31568095 A JP31568095 A JP 31568095A JP 31568095 A JP31568095 A JP 31568095A JP 3373710 B2 JP3373710 B2 JP 3373710B2
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- tab tape
- pressure
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、背側部の左右両側
部にタブテープが連接され、該タブテープに機械的ファ
スナーの凸部材又は凹部材が設けられ、腹側部には、上
記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材が係合・止着さ
れる止着部が設けられている使い捨ておむつに関し、更
に詳しくは、背側部を確実に腹側部に止着でき、剥離紙
を必要とせず、容易且つ確実に廃棄形状を形成させるこ
とのできるファスナーを有する使い捨ておむつに関す
る。
部にタブテープが連接され、該タブテープに機械的ファ
スナーの凸部材又は凹部材が設けられ、腹側部には、上
記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材が係合・止着さ
れる止着部が設けられている使い捨ておむつに関し、更
に詳しくは、背側部を確実に腹側部に止着でき、剥離紙
を必要とせず、容易且つ確実に廃棄形状を形成させるこ
とのできるファスナーを有する使い捨ておむつに関す
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、
及びこれらの両シート間に介在する吸収体を有し、着用
時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側に位置する
背側部が形成され、機械的ファスナーによって背側部の
両側部を腹側部に止着させて着用される使い捨ておむつ
はよく知られている。この様な使い捨ておむつでは、機
械的ファスナーの凸部材又は凹部材が、背側部の左右両
側部に連接されたタブテープに設けられており、この機
械的ファスナーの凸部材又は凹部材が係合・止着される
止着部が腹側部に設けられている。この様な使い捨てお
むつでは、粘着ファスナーにより背側部を腹側部に止着
させる使い捨ておむつに比べ、粉末による汚染等を原因
とする止着力の低下が生じ難い、剥離時に背側部に腹側
部が離れず腹側部の裏面シートが破れるおそれがない、
等の利点を有する。しかし、この様な従来の使い捨てお
むつでは、タブテープを止着部以外に止着させることが
できず、廃棄時等において、吸収した液体等を内側にも
れないように巻き上げた、いわゆる廃棄形状を保持させ
ることができない欠点がある。
り、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、
及びこれらの両シート間に介在する吸収体を有し、着用
時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側に位置する
背側部が形成され、機械的ファスナーによって背側部の
両側部を腹側部に止着させて着用される使い捨ておむつ
はよく知られている。この様な使い捨ておむつでは、機
械的ファスナーの凸部材又は凹部材が、背側部の左右両
側部に連接されたタブテープに設けられており、この機
械的ファスナーの凸部材又は凹部材が係合・止着される
止着部が腹側部に設けられている。この様な使い捨てお
むつでは、粘着ファスナーにより背側部を腹側部に止着
させる使い捨ておむつに比べ、粉末による汚染等を原因
とする止着力の低下が生じ難い、剥離時に背側部に腹側
部が離れず腹側部の裏面シートが破れるおそれがない、
等の利点を有する。しかし、この様な従来の使い捨てお
むつでは、タブテープを止着部以外に止着させることが
できず、廃棄時等において、吸収した液体等を内側にも
れないように巻き上げた、いわゆる廃棄形状を保持させ
ることができない欠点がある。
【０００３】上述の欠点を解消するために、従来より、
特開平２−４３７２号公報や特開平２−４３７３号公報
に、タブテープに、機械的ファスナーとして機能する機
械的ファスナー部及び粘着ファスナーとして機能する粘
着ファスナー部の両方を備える技術が提案されている。
即ち、特開平２−４３７２号公報には、添付の図４
（ａ）に示す様に、タブテープ１１３を機械的ファスナ
ー部１１３ａから更に延長して機械的ファスナー部１１
３ａと同じ面に粘着剤を塗布した粘着ファスナー部１１
３ｂを設け、粘着ファスナー部１１３ｂ同士を重ねると
ともにこれを更に機械的ファスナー部１１３ａに折り重
ねる技術や、添付の図５に示す様に、タブテープ２１３
には粘着ファスナー部２１３ｂのみを設け、この粘着フ
ァスナー部２１３ｂに機械的ファスナー片２１３ａを剥
離可能に貼付する技術が提案されている。また、特開平
２−４３７３号公報には、添付の図６に示す様に、タブ
テープ３１３の一方の面に機械的ファスナー部３１３ａ
と粘着ファスナー部３１３ｂの両方を設け、着用時には
機械的ファスナー部３１３ａと粘着ファスナー部３１３
ｂの両方を腹側部に止着させる技術が提案されている。
特開平２−４３７２号公報や特開平２−４３７３号公報
に、タブテープに、機械的ファスナーとして機能する機
械的ファスナー部及び粘着ファスナーとして機能する粘
着ファスナー部の両方を備える技術が提案されている。
即ち、特開平２−４３７２号公報には、添付の図４
（ａ）に示す様に、タブテープ１１３を機械的ファスナ
ー部１１３ａから更に延長して機械的ファスナー部１１
３ａと同じ面に粘着剤を塗布した粘着ファスナー部１１
３ｂを設け、粘着ファスナー部１１３ｂ同士を重ねると
ともにこれを更に機械的ファスナー部１１３ａに折り重
ねる技術や、添付の図５に示す様に、タブテープ２１３
には粘着ファスナー部２１３ｂのみを設け、この粘着フ
ァスナー部２１３ｂに機械的ファスナー片２１３ａを剥
離可能に貼付する技術が提案されている。また、特開平
２−４３７３号公報には、添付の図６に示す様に、タブ
テープ３１３の一方の面に機械的ファスナー部３１３ａ
と粘着ファスナー部３１３ｂの両方を設け、着用時には
機械的ファスナー部３１３ａと粘着ファスナー部３１３
ｂの両方を腹側部に止着させる技術が提案されている。
【０００４】添付の図４（ａ）に示す、タブテープ１１
３を機械的ファスナー部１１３ａから更に延長して粘着
ファスナー部１１３ｂを設ける技術では、廃棄時等に
は、図４（ｂ）に示す様に、タブテープ１１３を引き伸
ばして粘着ファスナー部１１３ｂを露出し、この粘着フ
ァスナー部１１３ｂを、廃棄形状において外側となって
いる裏面シート（図示せず）に粘着させることにより、
廃棄形状を保持させることができる。しかし、廃棄形状
とした時に、機械的ファスナー部１１３ａの設けられた
部分が裏面シート側に配置され、裏面シート（図示せ
ず）に固着されないので、タブテープ１１３を裏面シー
ト（図示せず）に留めにくく、また廃棄形状を良好に保
持させにくい問題点がある。また、添付の図５に示す、
粘着ファスナー部２１３ｂに機械的ファスナー片２１３
ａを剥離可能に貼付する技術では、廃棄時等に機械的フ
ァスナー片２１３ａを剥離して粘着ファスナー部２１３
ｂを露出し、この粘着ファスナー部２１３ｂによって廃
棄形状を保持させることができる。しかし、機械的ファ
スナー片２１３ａを廃棄する手間を要する問題点があ
る。
３を機械的ファスナー部１１３ａから更に延長して粘着
ファスナー部１１３ｂを設ける技術では、廃棄時等に
は、図４（ｂ）に示す様に、タブテープ１１３を引き伸
ばして粘着ファスナー部１１３ｂを露出し、この粘着フ
ァスナー部１１３ｂを、廃棄形状において外側となって
いる裏面シート（図示せず）に粘着させることにより、
廃棄形状を保持させることができる。しかし、廃棄形状
とした時に、機械的ファスナー部１１３ａの設けられた
部分が裏面シート側に配置され、裏面シート（図示せ
ず）に固着されないので、タブテープ１１３を裏面シー
ト（図示せず）に留めにくく、また廃棄形状を良好に保
持させにくい問題点がある。また、添付の図５に示す、
粘着ファスナー部２１３ｂに機械的ファスナー片２１３
ａを剥離可能に貼付する技術では、廃棄時等に機械的フ
ァスナー片２１３ａを剥離して粘着ファスナー部２１３
ｂを露出し、この粘着ファスナー部２１３ｂによって廃
棄形状を保持させることができる。しかし、機械的ファ
スナー片２１３ａを廃棄する手間を要する問題点があ
る。
【０００５】更に、添付の図６に示す、タブテープ３１
３の一方の面に機械的ファスナー部３１３ａと粘着ファ
スナー部３１３ｂの両方を設ける技術では、廃棄時等
に、そのまま粘着ファスナー部３１３ｂを対となってい
るタブテープ３１３や裏面シート（図示せず）に粘着さ
せて廃棄形状を保持させることができる。しかし、着用
に際して粘着ファスナー部３１３ｂを利用するため、粉
末等による汚染で止着力が弱くなったり、また剥離時に
背側部に腹側部が離れず腹側部の裏面シートが破れて再
係合が困難となるおそれがある等の、粘着ファスナーに
より背側部を腹側部に止着する使い捨ておむつの欠点が
解消されずに残る問題点がある。
３の一方の面に機械的ファスナー部３１３ａと粘着ファ
スナー部３１３ｂの両方を設ける技術では、廃棄時等
に、そのまま粘着ファスナー部３１３ｂを対となってい
るタブテープ３１３や裏面シート（図示せず）に粘着さ
せて廃棄形状を保持させることができる。しかし、着用
に際して粘着ファスナー部３１３ｂを利用するため、粉
末等による汚染で止着力が弱くなったり、また剥離時に
背側部に腹側部が離れず腹側部の裏面シートが破れて再
係合が困難となるおそれがある等の、粘着ファスナーに
より背側部を腹側部に止着する使い捨ておむつの欠点が
解消されずに残る問題点がある。
【０００６】従って、本発明の目的は、背側部を確実に
腹側部に止着でき、剥離紙を必要とせず、容易且つ確実
に廃棄形状を形成させることのできるファスナーを有す
る使い捨ておむつを提供することにある。
腹側部に止着でき、剥離紙を必要とせず、容易且つ確実
に廃棄形状を形成させることのできるファスナーを有す
る使い捨ておむつを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート、液不透過性の裏面シート、及びこれらの両シ
ート間に介在する吸収体を有し、着用時に着用者の腹側
に位置する腹側部及び背側に位置する背側部が形成され
ており、該背側部の左右両側部にタブテープが連接さ
れ、該タブテープに機械的ファスナーの凸部材又は凹部
材が設けられ、上記腹側部には、上記機械的ファスナー
の凸部材又は凹部材が係合・止着される止着部が設けら
れている使い捨ておむつにおいて、上記機械的ファスナ
ーの凸部材又は凹部材を、上記タブテープの裏面シート
側に設け、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材の
設けられた面と反対側の上記タブテープの面の端部近傍
に、粘着剤の塗布された粘着部を設け、上記粘着部の設
けられた上記タブテープの面の上記粘着部以外の部分
に、該粘着部を上記粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離
可能に接着できる被粘着部を設け、上記被粘着部は、上
記粘着部をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能
に接着し、且つ該粘着部を剥離された後は粘着剤として
機能する自着剤を塗布してなり、上記タブテープを上記
粘着部と上記被粘着部との間において折曲して上記粘着
部を上記被粘着部に接着させ、上記凸部材又は凹部材を
上記表面シート側に配置したことを特徴とする使い捨て
おむつを提供することにより上記目的を達成したもので
ある。
面シート、液不透過性の裏面シート、及びこれらの両シ
ート間に介在する吸収体を有し、着用時に着用者の腹側
に位置する腹側部及び背側に位置する背側部が形成され
ており、該背側部の左右両側部にタブテープが連接さ
れ、該タブテープに機械的ファスナーの凸部材又は凹部
材が設けられ、上記腹側部には、上記機械的ファスナー
の凸部材又は凹部材が係合・止着される止着部が設けら
れている使い捨ておむつにおいて、上記機械的ファスナ
ーの凸部材又は凹部材を、上記タブテープの裏面シート
側に設け、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材の
設けられた面と反対側の上記タブテープの面の端部近傍
に、粘着剤の塗布された粘着部を設け、上記粘着部の設
けられた上記タブテープの面の上記粘着部以外の部分
に、該粘着部を上記粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離
可能に接着できる被粘着部を設け、上記被粘着部は、上
記粘着部をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能
に接着し、且つ該粘着部を剥離された後は粘着剤として
機能する自着剤を塗布してなり、上記タブテープを上記
粘着部と上記被粘着部との間において折曲して上記粘着
部を上記被粘着部に接着させ、上記凸部材又は凹部材を
上記表面シート側に配置したことを特徴とする使い捨て
おむつを提供することにより上記目的を達成したもので
ある。
【０００８】本発明は、液透過性の表面シート、液不透
過性の裏面シート、及びこれらの両シート間に介在する
吸収体を有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部
及び背側に位置する背側部が形成されており、該背側部
の左右両側部にタブテープが連接され、該タブテープに
機械的ファスナーの凸部材又は凹部材が設けられ、上記
腹側部には、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材
が係合・止着される止着部が設けられている使い捨てお
むつにおいて、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部
材を、上記タブテープの裏面シート側に設け、上記機械
的ファスナーの凸部材又は凹部材の設けられた面と反対
側の上記タブテープの面に、粘着剤の塗布された粘着部
を設け、上記背側部の左右両側部の表面シート側に、上
記粘着部をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能
に接着できる被粘着部を設け、上記被粘着部は、上記粘
着部をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能に接
着し、且つ該粘着部を剥離された後は粘着剤として機能
する自着剤を塗布してなり、上記タブテープを上記背側
部の側縁近傍で折曲して上記タブテープの上記粘着部を
上記背側部の上記被粘着部に接着させ、上記凸部材又は
凹部材を上記表面シート側に配置したことを特徴とする
使い捨ておむつを提供することにより上記目的を達成し
たものである。
過性の裏面シート、及びこれらの両シート間に介在する
吸収体を有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部
及び背側に位置する背側部が形成されており、該背側部
の左右両側部にタブテープが連接され、該タブテープに
機械的ファスナーの凸部材又は凹部材が設けられ、上記
腹側部には、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材
が係合・止着される止着部が設けられている使い捨てお
むつにおいて、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部
材を、上記タブテープの裏面シート側に設け、上記機械
的ファスナーの凸部材又は凹部材の設けられた面と反対
側の上記タブテープの面に、粘着剤の塗布された粘着部
を設け、上記背側部の左右両側部の表面シート側に、上
記粘着部をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能
に接着できる被粘着部を設け、上記被粘着部は、上記粘
着部をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能に接
着し、且つ該粘着部を剥離された後は粘着剤として機能
する自着剤を塗布してなり、上記タブテープを上記背側
部の側縁近傍で折曲して上記タブテープの上記粘着部を
上記背側部の上記被粘着部に接着させ、上記凸部材又は
凹部材を上記表面シート側に配置したことを特徴とする
使い捨ておむつを提供することにより上記目的を達成し
たものである。
【０００９】
【００１０】本発明は、上記粘着部と上記被粘着部とは
２５〜５００ｇ／２５ｍｍ幅の剥離力で剥離可能に接着
されていることを特徴とする請求項１又は２記載の使い
捨ておむつを提供することにより上記目的を達成したも
のである。
２５〜５００ｇ／２５ｍｍ幅の剥離力で剥離可能に接着
されていることを特徴とする請求項１又は２記載の使い
捨ておむつを提供することにより上記目的を達成したも
のである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の使い捨ておむつの
一実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図
１は本発明の第１の実施形態の使い捨ておむつを示す斜
視図であり、図２は図１の使い捨ておむつのタブテープ
を示す横断面図であって、（ａ）は粘着ファスナー部を
被粘着部に接着させた状態、（ｂ）は粘着ファスナー部
を被粘着部から剥離した状態を示すものである。
一実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図
１は本発明の第１の実施形態の使い捨ておむつを示す斜
視図であり、図２は図１の使い捨ておむつのタブテープ
を示す横断面図であって、（ａ）は粘着ファスナー部を
被粘着部に接着させた状態、（ｂ）は粘着ファスナー部
を被粘着部から剥離した状態を示すものである。
【００１２】本実施形態の使い捨ておむつ１０は、図１
に示す様に、液透過性の表面シート１１、液不透過性の
裏面シート１２、及びこれらの両シート間に介在する吸
収体（図示せず）を有し、着用時に着用者の腹側に位置
する腹側部Ａ及び背側に位置する背側部Ｂが形成されて
いる。そして背側部Ｂの左右両側部にタブテープ１３が
連接され、該タブテープ１３に機械的ファスナーの凸部
材又は凹部材としての機械的ファスナーの凸部材１３ａ
が設けられており、上記腹側部Ａには、上記機械的ファ
スナーの凸部材又は凹部材としての機械的ファスナーの
凸部材１３ａが係合・止着される止着部１４が設けられ
ている。これらの構成については、公知の従来技術と同
じである。
に示す様に、液透過性の表面シート１１、液不透過性の
裏面シート１２、及びこれらの両シート間に介在する吸
収体（図示せず）を有し、着用時に着用者の腹側に位置
する腹側部Ａ及び背側に位置する背側部Ｂが形成されて
いる。そして背側部Ｂの左右両側部にタブテープ１３が
連接され、該タブテープ１３に機械的ファスナーの凸部
材又は凹部材としての機械的ファスナーの凸部材１３ａ
が設けられており、上記腹側部Ａには、上記機械的ファ
スナーの凸部材又は凹部材としての機械的ファスナーの
凸部材１３ａが係合・止着される止着部１４が設けられ
ている。これらの構成については、公知の従来技術と同
じである。
【００１３】而して、本実施形態の使い捨ておむつ１０
では、図２（ａ）及び（ｂ）に示す様に、上記機械的フ
ァスナーの凸部材又は凹部材としての機械的ファスナー
の凸部材１３ａを、上記タブテープ１３の裏面シート１
２側に設けており、上記凸部材１３ａの設けられた面と
反対側の上記タブテープ１３の面の端部近傍に、粘着剤
の塗布された粘着ファスナー部１３ｂを設けている。ま
た、上記粘着ファスナー部１３ｂの設けられた上記タブ
テープ１３の面の上記粘着ファスナー部１３ｂ以外の部
分に、該粘着ファスナー部１３ｂを上記粘着剤の粘着性
を喪失させずに剥離可能に接着できる被粘着部１３ｃを
設け、図２（ａ）に示す様に、上記タブテープ１３を上
記粘着ファスナー部１３ｂと上記被粘着部１３ｃとの間
において折曲して上記粘着ファスナー部１３ｂを上記被
粘着部１３ｃに接着させ、上記凸部材１３ａを上記表面
シート１１側に配置している。
では、図２（ａ）及び（ｂ）に示す様に、上記機械的フ
ァスナーの凸部材又は凹部材としての機械的ファスナー
の凸部材１３ａを、上記タブテープ１３の裏面シート１
２側に設けており、上記凸部材１３ａの設けられた面と
反対側の上記タブテープ１３の面の端部近傍に、粘着剤
の塗布された粘着ファスナー部１３ｂを設けている。ま
た、上記粘着ファスナー部１３ｂの設けられた上記タブ
テープ１３の面の上記粘着ファスナー部１３ｂ以外の部
分に、該粘着ファスナー部１３ｂを上記粘着剤の粘着性
を喪失させずに剥離可能に接着できる被粘着部１３ｃを
設け、図２（ａ）に示す様に、上記タブテープ１３を上
記粘着ファスナー部１３ｂと上記被粘着部１３ｃとの間
において折曲して上記粘着ファスナー部１３ｂを上記被
粘着部１３ｃに接着させ、上記凸部材１３ａを上記表面
シート１１側に配置している。
【００１４】本実施形態について詳述すると、上記タブ
テープ１３は、その一端が背側部Ｂの左右両側部に固着
されている。そしてこのタブテープ１３の裏面シート１
２側の面の背側部Ｂから延出された部分のうちの他端側
約半分に、機械的ファスナーの凸部材１３ａが固着され
ている。また、タブテープ１３の反対側の面の背側部Ｂ
から延出された部分のうち一端側約半分には剥離剤が塗
布されて被粘着部１３ｃが形成されており、他端側約半
分に粘着剤が塗布されて粘着ファスナー部１３ｂが形成
されている。また、上記本実施形態の使い捨ておむつ１
０の腹側部Ａには、機械的ファスナーの凹部材が固着さ
れて止着部１４が形成されている。
テープ１３は、その一端が背側部Ｂの左右両側部に固着
されている。そしてこのタブテープ１３の裏面シート１
２側の面の背側部Ｂから延出された部分のうちの他端側
約半分に、機械的ファスナーの凸部材１３ａが固着され
ている。また、タブテープ１３の反対側の面の背側部Ｂ
から延出された部分のうち一端側約半分には剥離剤が塗
布されて被粘着部１３ｃが形成されており、他端側約半
分に粘着剤が塗布されて粘着ファスナー部１３ｂが形成
されている。また、上記本実施形態の使い捨ておむつ１
０の腹側部Ａには、機械的ファスナーの凹部材が固着さ
れて止着部１４が形成されている。
【００１５】上記剥離剤は、上記粘着ファスナー部１３
ｂを、上記粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能に接
着でき、且つ該粘着ファスナー部１３ｂを剥離された後
は粘着剤として機能するものであり、シリコーン樹脂
系、フッ素樹脂系、又はオクタデシルイソシアネート系
等のものを用いることができる。そして上記被粘着部１
３ｃは、特に、シリコーン樹脂系のものをタブテープ１
３に塗布後加熱乾燥等して形成させたものが好ましい。
上記粘着剤としては、ゴム系粘着剤、シリコーン含有ゴ
ム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン含有アクリ
ル系粘着剤及びシリコーン系粘着剤等が用いられる。ゴ
ム系粘着剤としては、天然ゴム系、スチレン−ブタジエ
ン系、ポリイソブチル系等の粘着剤が挙げられる。シリ
コーン含有ゴム系粘着剤としては、上記ゴム系粘着剤に
シリコーンを添加或いは付加した粘着剤等が挙げられ
る。上記アクリル系粘着剤としては、アクリル系ポリマ
ーを主成分とする一般的な粘着剤等が挙げられる。シリ
コーン含有アクリル系粘着剤としては、上記アクリル系
粘着剤にシリコーンを添加或いは付加した粘着剤等が挙
げられる。シリコーン系粘着剤としては、シリコーンゴ
ムを主成分とする一般的なシリコーン系粘着剤等が挙げ
られる。
ｂを、上記粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能に接
着でき、且つ該粘着ファスナー部１３ｂを剥離された後
は粘着剤として機能するものであり、シリコーン樹脂
系、フッ素樹脂系、又はオクタデシルイソシアネート系
等のものを用いることができる。そして上記被粘着部１
３ｃは、特に、シリコーン樹脂系のものをタブテープ１
３に塗布後加熱乾燥等して形成させたものが好ましい。
上記粘着剤としては、ゴム系粘着剤、シリコーン含有ゴ
ム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン含有アクリ
ル系粘着剤及びシリコーン系粘着剤等が用いられる。ゴ
ム系粘着剤としては、天然ゴム系、スチレン−ブタジエ
ン系、ポリイソブチル系等の粘着剤が挙げられる。シリ
コーン含有ゴム系粘着剤としては、上記ゴム系粘着剤に
シリコーンを添加或いは付加した粘着剤等が挙げられ
る。上記アクリル系粘着剤としては、アクリル系ポリマ
ーを主成分とする一般的な粘着剤等が挙げられる。シリ
コーン含有アクリル系粘着剤としては、上記アクリル系
粘着剤にシリコーンを添加或いは付加した粘着剤等が挙
げられる。シリコーン系粘着剤としては、シリコーンゴ
ムを主成分とする一般的なシリコーン系粘着剤等が挙げ
られる。
【００１６】上記粘着ファスナー部１３ｂと被粘着部１
３ｃとの剥離力は１００ｇ／２５ｍｍ幅となっている。
尚、この粘着ファスナー部１３ｂと被粘着部１３ｃとの
剥離力は、タブテープ１３の粘着ファスナー部１３ｂと
被粘着部１３ｃとを２５ｍｍ幅で粘着させて１ｋｇのロ
ーラを１往復させて圧着した後、４０℃８０％ＲＨで２
４時間保管し、更に室温で３０分経過した後、２０℃６
５％ＲＨ環境下、チャック間距離５０ｍｍ、引張速度３
００ｍｍ／ｍｉｎでテンシロン万能引張試験装置により
１８０°剥離テストを行って得た荷重である。
３ｃとの剥離力は１００ｇ／２５ｍｍ幅となっている。
尚、この粘着ファスナー部１３ｂと被粘着部１３ｃとの
剥離力は、タブテープ１３の粘着ファスナー部１３ｂと
被粘着部１３ｃとを２５ｍｍ幅で粘着させて１ｋｇのロ
ーラを１往復させて圧着した後、４０℃８０％ＲＨで２
４時間保管し、更に室温で３０分経過した後、２０℃６
５％ＲＨ環境下、チャック間距離５０ｍｍ、引張速度３
００ｍｍ／ｍｉｎでテンシロン万能引張試験装置により
１８０°剥離テストを行って得た荷重である。
【００１７】上述のような構成を有する本実施形態の使
い捨ておむつ１０は、止着部１４に凸部材１３ａを係合
・止着させて着用する。廃棄時等には、図２（ｂ）に示
す様に、タブテープ１３の端部を引き粘着ファスナー部
１３ｂを被粘着部１３ｃから剥離し、粘着ファスナー部
１３ｂ及び被粘着部１３ｃを表面シート１１側に露出・
配置させる。そして、使い捨ておむつ１０を裏面シート
１２側を外側にした状態で巻き上げて廃棄形状を形成さ
せ、この状態で、粘着ファスナー部１３ｂ及び被粘着部
１３ｃを裏面シート１２へ粘着させれば、廃棄形状が保
持される。
い捨ておむつ１０は、止着部１４に凸部材１３ａを係合
・止着させて着用する。廃棄時等には、図２（ｂ）に示
す様に、タブテープ１３の端部を引き粘着ファスナー部
１３ｂを被粘着部１３ｃから剥離し、粘着ファスナー部
１３ｂ及び被粘着部１３ｃを表面シート１１側に露出・
配置させる。そして、使い捨ておむつ１０を裏面シート
１２側を外側にした状態で巻き上げて廃棄形状を形成さ
せ、この状態で、粘着ファスナー部１３ｂ及び被粘着部
１３ｃを裏面シート１２へ粘着させれば、廃棄形状が保
持される。
【００１８】この様に、本実施形態の使い捨ておむつ１
０によれば、着用時には粘着ファスナー部１３ｂは被粘
着部１３ｃにより被覆されており利用されないので、着
用時における粘着ファスナーの欠点が解消され、機械的
ファスナーの利点が充分発揮される。また、本実施形態
の使い捨ておむつ１０によれば、粘着ファスナー部１３
ｂがタブテープ１３に形成された被粘着部１３ｃにより
被覆されているので、剥離紙等の、廃棄時等に粘着ファ
スナー部１３ｂを露出する際に廃棄する必要のあるもの
が生じない。
０によれば、着用時には粘着ファスナー部１３ｂは被粘
着部１３ｃにより被覆されており利用されないので、着
用時における粘着ファスナーの欠点が解消され、機械的
ファスナーの利点が充分発揮される。また、本実施形態
の使い捨ておむつ１０によれば、粘着ファスナー部１３
ｂがタブテープ１３に形成された被粘着部１３ｃにより
被覆されているので、剥離紙等の、廃棄時等に粘着ファ
スナー部１３ｂを露出する際に廃棄する必要のあるもの
が生じない。
【００１９】更に、本実施形態の使い捨ておむつ１０に
よれば、タブテープ１３の一方の面の背側部Ｂから延出
された部分のうちの約半分が粘着ファスナー部１３ｂと
なっているので、タブテープ１３を容易且つ確実に裏面
シート１２に留めて廃棄形状を保持させることができ
る。また、特に本実施形態の使い捨ておむつ１０によれ
ば、タブテープ１３の粘着ファスナー部１３ｂを有する
側の面のうち粘着ファスナー部１３ｂ以外の部分ほぼ全
体が被粘着部１３ｃとなっており、粘着ファスナー部１
３ｂを剥離した後には粘着ファスナー部１３ｂとともに
裏面シート１２に粘着されるいるので、一層容易且つ確
実に廃棄形状を保持させることができる。
よれば、タブテープ１３の一方の面の背側部Ｂから延出
された部分のうちの約半分が粘着ファスナー部１３ｂと
なっているので、タブテープ１３を容易且つ確実に裏面
シート１２に留めて廃棄形状を保持させることができ
る。また、特に本実施形態の使い捨ておむつ１０によれ
ば、タブテープ１３の粘着ファスナー部１３ｂを有する
側の面のうち粘着ファスナー部１３ｂ以外の部分ほぼ全
体が被粘着部１３ｃとなっており、粘着ファスナー部１
３ｂを剥離した後には粘着ファスナー部１３ｂとともに
裏面シート１２に粘着されるいるので、一層容易且つ確
実に廃棄形状を保持させることができる。
【００２０】次に、本発明の使い捨ておむつの第２の実
施形態について説明する。尚、本実施形態において上述
した図１及び図２に示す第１の実施形態の使い捨ておむ
つ１０と同一の部材に関しては同一の符号を付し説明は
省略する。図３は本発明の第２の実施形態の使い捨てお
むつを示す要部正面図であり、（ａ）は粘着ファスナー
部を剥離シートに接着させた状態、（ｂ）は粘着ファス
ナー部を剥離シートから剥離した状態を示すものであ
る。
施形態について説明する。尚、本実施形態において上述
した図１及び図２に示す第１の実施形態の使い捨ておむ
つ１０と同一の部材に関しては同一の符号を付し説明は
省略する。図３は本発明の第２の実施形態の使い捨てお
むつを示す要部正面図であり、（ａ）は粘着ファスナー
部を剥離シートに接着させた状態、（ｂ）は粘着ファス
ナー部を剥離シートから剥離した状態を示すものであ
る。
【００２１】本実施形態の使い捨ておむつ２０では、図
３（ａ）又は（ｂ）に示す様に、タブテープ２３の裏面
シート１２側の面の背側部Ｂから延出された部分ほぼ全
体に、機械的ファスナーの凸部材２３ａが固着されてお
り、反対側の面のほぼ全体に粘着剤が塗布されて粘着フ
ァスナー部２３ｂが形成されている。また、背側部Ｂの
左右両側部の表面シート１１側に、被粘着部としての剥
離シート２５が固着され、この剥離シート２５の表面に
剥離剤が塗布されており、タブテープ２３には被粘着部
は設けられていない。そして、図３（ａ）に示す様に、
上記タブテープ２３が上記背側部Ｂの側縁近傍で折曲さ
れ、上記タブテープ２３の背側部Ｂから延出された部分
のほぼ全体が剥離シート２５に接着され、凸部材２３ａ
が表面シート１１側に配置されている。これら以外の構
成については、上述の第１の実施形態と同じである。
３（ａ）又は（ｂ）に示す様に、タブテープ２３の裏面
シート１２側の面の背側部Ｂから延出された部分ほぼ全
体に、機械的ファスナーの凸部材２３ａが固着されてお
り、反対側の面のほぼ全体に粘着剤が塗布されて粘着フ
ァスナー部２３ｂが形成されている。また、背側部Ｂの
左右両側部の表面シート１１側に、被粘着部としての剥
離シート２５が固着され、この剥離シート２５の表面に
剥離剤が塗布されており、タブテープ２３には被粘着部
は設けられていない。そして、図３（ａ）に示す様に、
上記タブテープ２３が上記背側部Ｂの側縁近傍で折曲さ
れ、上記タブテープ２３の背側部Ｂから延出された部分
のほぼ全体が剥離シート２５に接着され、凸部材２３ａ
が表面シート１１側に配置されている。これら以外の構
成については、上述の第１の実施形態と同じである。
【００２２】本実施形態の使い捨ておむつ２０によって
も、上述の第１の実施形態と同様の作用及び効果を得る
ことができる。更に、本実施形態の使い捨ておむつ２０
によれば、着用時に、背側部Ｂの左右両側部がタブテー
プ２３を介して止着部１４上に止着されるので、一層確
実に背側部Ｂが腹側部Ａに係合・止着される。また、本
実施形態の使い捨ておむつ２０によれば、廃棄形状をな
した状態において、背側部Ｂの両側部が剥離シート２５
を介して裏面シート１２上に粘着されるので、一層容易
且つ確実に廃棄形状が保持される。
も、上述の第１の実施形態と同様の作用及び効果を得る
ことができる。更に、本実施形態の使い捨ておむつ２０
によれば、着用時に、背側部Ｂの左右両側部がタブテー
プ２３を介して止着部１４上に止着されるので、一層確
実に背側部Ｂが腹側部Ａに係合・止着される。また、本
実施形態の使い捨ておむつ２０によれば、廃棄形状をな
した状態において、背側部Ｂの両側部が剥離シート２５
を介して裏面シート１２上に粘着されるので、一層容易
且つ確実に廃棄形状が保持される。
【００２３】本発明は上述した実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適
宜変更可能である。例えば、被粘着部１３ｃや剥離シー
ト２５は、上述の粘着剤を塗布して形成せずに、スプレ
ーで吹きつけて薄い被膜を形成させたものでもよい。 ま
た、粘着ファスナー部１３ｂと被粘着部１３ｃと、又は
粘着ファスナー部２３ｂと剥離シート２５との剥離力は
１００ｇ／２５ｍｍ幅に限られるものではないが、粘着
ファスナー部１３ｂと被粘着部１３ｃと、又は粘着ファ
スナー部２３ｂと剥離シート２５とが使い捨ておむつの
着用中に剥離せず、且つ廃棄形状を形成させる際には容
易に剥離できるためには、２５〜５００ｇ／２５ｍｍ幅
であることが望ましい。更に、腹側部Ａに不織布が配さ
れている場合には、該不織布が止着部１４として機能す
るから、特別に機械的ファスナーの凹部材を設けなくて
もよい。また、各部材の具体的な形状、寸法等が上述し
た実施形態に限定されないことは言うまでもない。
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適
宜変更可能である。例えば、被粘着部１３ｃや剥離シー
ト２５は、上述の粘着剤を塗布して形成せずに、スプレ
ーで吹きつけて薄い被膜を形成させたものでもよい。 ま
た、粘着ファスナー部１３ｂと被粘着部１３ｃと、又は
粘着ファスナー部２３ｂと剥離シート２５との剥離力は
１００ｇ／２５ｍｍ幅に限られるものではないが、粘着
ファスナー部１３ｂと被粘着部１３ｃと、又は粘着ファ
スナー部２３ｂと剥離シート２５とが使い捨ておむつの
着用中に剥離せず、且つ廃棄形状を形成させる際には容
易に剥離できるためには、２５〜５００ｇ／２５ｍｍ幅
であることが望ましい。更に、腹側部Ａに不織布が配さ
れている場合には、該不織布が止着部１４として機能す
るから、特別に機械的ファスナーの凹部材を設けなくて
もよい。また、各部材の具体的な形状、寸法等が上述し
た実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る使い
捨ておむつによれば、ファスナーによって背側部を確実
に腹側部に止着でき、剥離紙を必要とせず、容易且つ確
実に廃棄形状を形成させることが可能である。
捨ておむつによれば、ファスナーによって背側部を確実
に腹側部に止着でき、剥離紙を必要とせず、容易且つ確
実に廃棄形状を形成させることが可能である。
【図１】本発明の第１の実施形態の使い捨ておむつを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】図１の使い捨ておむつのタブテープを示す横断
面図であり、（ａ）は粘着ファスナー部を被粘着部に接
着させた状態、（ｂ）は粘着ファスナー部を被粘着部か
ら剥離した状態を示すものである。
面図であり、（ａ）は粘着ファスナー部を被粘着部に接
着させた状態、（ｂ）は粘着ファスナー部を被粘着部か
ら剥離した状態を示すものである。
【図３】本発明の第２の実施形態の使い捨ておむつを示
す要部正面図であり、（ａ）は粘着ファスナー部を剥離
シートに接着させた状態、（ｂ）は粘着ファスナー部を
剥離シートから剥離した状態を示すものである。
す要部正面図であり、（ａ）は粘着ファスナー部を剥離
シートに接着させた状態、（ｂ）は粘着ファスナー部を
剥離シートから剥離した状態を示すものである。
【図４】従来技術の使い捨ておむつの一例のタブテープ
を示す横断面図であり、（ａ）は着用時における状態、
（ｂ）は廃棄時における状態を示すものである。
を示す横断面図であり、（ａ）は着用時における状態、
（ｂ）は廃棄時における状態を示すものである。
【図５】従来技術の使い捨ておむつのその他の例のタブ
テープを示す横断面図である。
テープを示す横断面図である。
【図６】従来技術の使い捨ておむつのその他の例を示す
要部正面図である。
要部正面図である。
１０ 使い捨ておむつ
１１ 表面シート
１２ 裏面シート
１３ タブテープ
１３ａ 凸部材
１３ｂ 粘着ファスナー部
１３ｃ 被粘着部
１４ 止着部
２０ 使い捨ておむつ
２３ タブテープ
２３ａ 凸部材
２３ｂ 粘着ファスナー部
２５ 剥離シート
Ａ 腹側部
Ｂ 背側部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平２−5946（ＪＰ，Ａ)
特開 昭50−109043（ＪＰ，Ａ)
実開 平７−22725（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61F 13/15 - 13/84
A61F 5/44
Claims (3)
- 【請求項１】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
面シート、及びこれらの両シート間に介在する吸収体を
有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側
に位置する背側部が形成されており、該背側部の左右両
側部にタブテープが連接され、該タブテープに機械的フ
ァスナーの凸部材又は凹部材が設けられ、上記腹側部に
は、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材が係合・
止着される止着部が設けられている使い捨ておむつにお
いて、 上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材を、上記タブ
テープの裏面シート側に設け、 上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材の設けられた
面と反対側の上記タブテープの面の端部近傍に、粘着剤
の塗布された粘着部を設け、 上記粘着部の設けられた上記タブテープの面の上記粘着
部以外の部分に、該粘着部を上記粘着剤の粘着性を喪失
させずに剥離可能に接着できる被粘着部を設け、上記被粘着部は、上記粘着部をその粘着剤の粘着性を喪
失させずに剥離可能に接着し、且つ該粘着部を剥離され
た後は粘着剤として機能する自着剤を塗布してなり、 上記タブテープを上記粘着部と上記被粘着部との間にお
いて折曲して上記粘着部を上記被粘着部に接着させ、上
記凸部材又は凹部材を上記表面シート側に配置したこと
を特徴とする使い捨ておむつ。 - 【請求項２】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
面シート、及びこれらの両シート間に介在する吸収体を
有し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背側
に位置する背側部が形成されており、該背側部の左右両
側部にタブテープが連接され、該タブテープに機械的フ
ァスナーの凸部材又は凹部材が設けられ、上記腹側部に
は、上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材が係合・
止着される止着部が設けられている使い捨ておむつにお
いて、 上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材を、上記タブ
テープの裏面シート側に設け、 上記機械的ファスナーの凸部材又は凹部材の設けられた
面と反対側の上記タブテープの面に、粘着剤の塗布され
た粘着部を設け、 上記背側部の左右両側部の表面シート側に、上記粘着部
をその粘着剤の粘着性を喪失させずに剥離可能に接着で
きる被粘着部を設け、上記被粘着部は、上記粘着部をその粘着剤の粘着性を喪
失させずに剥離可能に接着し、且つ該粘着部を剥離され
た後は粘着剤として機能する自着剤を塗布してなり、 上記タブテープを上記背側部の側縁近傍で折曲して上記
タブテープの上記粘着部を上記背側部の上記被粘着部に
接着させ、上記凸部材又は凹部材を上記表面シート側に
配置したことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 【請求項３】 上記粘着部と上記被粘着部とは２５〜５
００ｇ／２５ｍｍ幅の剥離力で剥離可能に接着されてい
ることを特徴とする請求項１又は２記載の使い捨ておむ
つ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31568095A JP3373710B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 使い捨ておむつ |
| US08/758,778 US6007527A (en) | 1995-12-04 | 1996-12-03 | Disposable diaper with a mechanical fastener and an adhesive tab for disposing of the diaper |
| TW088220659U TW538744U (en) | 1995-12-04 | 1996-12-03 | Disposable diaper |
| CN96120897A CN1112168C (zh) | 1995-12-04 | 1996-12-04 | 一次性尿布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31568095A JP3373710B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 使い捨ておむつ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002230686A Division JP3698692B2 (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154887A JPH09154887A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3373710B2 true JP3373710B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=18068273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31568095A Expired - Fee Related JP3373710B2 (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3373710B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6596705B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2019-10-30 | 日本製紙クレシア株式会社 | 吸収性物品 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP31568095A patent/JP3373710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09154887A (ja) | 1997-06-17 |
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