JP3341968B2 - インク組成物およびこれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents
インク組成物およびこれを用いたインクジェット記録方法Info
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Description
ット記録方法に関する。
各種染料を水または有機溶剤、あるいはこれらの混合液
に溶解させたものが一般的である。しかし、様々な特性
において、万年筆やボールペンの様な筆記具用インクに
比較し、インクジェット記録に用いられるインクは、よ
り厳密な性能が要求される。
要求される性能としては、例えば粘度、表面張力等の物
性値が適当であること、光学濃度が高く、鮮明な色調お
よび画像を与えること、耐水性、耐光性等の堅牢性に優
れた画像を与えること、保存安定性に優れること、ノズ
ルの目詰まりを生じにくいこと、さらに臭気および安全
性に優れることなどが挙げられる。
性有機溶剤との混合液に水溶性染料を溶解してなる水性
インクを使用することにより満足される。よって、イン
クジェット記録方法に用いられるインクは、水性インク
を基本として改良が重ねられている。
ために、インクの浸透性を向上させる試みがなされてい
る。これに関して、特開平4−183761号公報、米
国特許第5183502号明細書、米国特許第5156
67号明細書には、インク成分としてジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを添加すること、グリコールエ
ーテル類とノニオン性アセチレングリコール系界面活性
剤の両方を添加すること等が開示されている。しかし、
これらの浸透インクはインクが紙の中に浸透するため
に、場合によっては十分な発色性および画像濃度が得ら
れず、鮮明な画像を得られないことがある。一方、これ
を解決するために染料濃度を上げると、固形分が増える
ため、ノズル近傍での析出が起きやすくなり、目詰まり
の原因となおそれがある。さらに目詰まりを防ぐために
湿潤剤の増量を行うと、インクの粘度が高くなるため、
特にインクジェット方式では不利になるおそれがある。
た性能は染料の特性によって左右されるところが大きい
ため、従来より様々な染料が検討されている。さらに最
近、インク諸特性の中でも特に印字物の耐水性に対する
要望が高まってきている。例えば特開平3−79681
号公報、特開平3−91577号公報、特開平6−73
320号公報、特開平6−172668号公報には特定
の染料を用いることで耐水性の良好なインク組成物が得
られると示されている。
ってもその諸特性において改善の余地を残すものであっ
たといえる。
される諸特性を満足するインク組成物、特に普通紙に対
し、高画質による記録が可能で、かつ記録画像の耐水性
に優れるインク組成物の提供をその目的としている。
ことによって前記の目的が達成できることを見出した。
される染料を含有することを特徴とするインク組成物で
ある。
アンモニウム、モリホリニウム、またはピペリジニウム
を表し、R1 はH、NH2 、またはCOOM(ここで、
Mは、前記と同義である)を表し、R2 はCOOM、ま
たは−P(=O)n−(OM)2 (ここで、Mは前記と
同義であり、nは0または1を表す)を表し、R3 は
H、COOM、または、SO3 M(ここで、Mは前記と
同義である)を表し、R4 およびR5 は独立して、それ
ぞれH、炭素数1〜6のアルキル基、または炭素数1〜
6のアルコキシル基を表し、R6 はH、置換されていて
もよいフェニル基、アルキルカルボニル基、または水酸
基もしくはアルコキシル基によって置換されいてもよい
アルキル基を表し、mは0または1を表す。〕
一部としてのアルキル基は、直鎖状であっても分岐鎖状
であってもよい。
H、アルカリ金属、置換されてもよいアンモニウム、モ
リホリニウム、またはピペリジニウムを表す。Mが表す
アルカリ金属は、好ましくはリチウム、カリウム、また
はナトリウムである。また、Mが表す置換されてもよい
アンモニウムの置換基は、好ましくは、場合によって水
酸基で置換されていてもよい、炭素数1〜6(好ましく
は炭素数1〜4)のアルキル基である。
するアミンの例としては、例えばメチルアミン、ジメチ
ルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチル
アミン、トリエチルアミン、プロピルアミン、イソプロ
ピルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミ
ン、ブチルアミン、イソブチルアミン、sec−ブチル
アミン、tert−ブチルアミン、ジブチルアミンが挙
げられる。本発明に用いられる染料がアンモニウム塩、
置換アンモニウム塩、モルホリニウム塩、またはピペリ
ジニウム塩のいずれかの単独塩である必要はなく、アル
カリ金属塩などとの混合物であってもよい。その場合、
前記一般式(I)で表される染料のMの数に対するアル
カリ金属塩であるMの割合が50%以下であることが好
ましい。
自体、耐水性に優れた記録を形成することができる。更
に、前記アミン類との塩とされることで、その耐水性を
より改善することができる。その理由は次のように推測
される。すなわち、前記アミン類は、一般に揮発性であ
り、記録後このアミン類は紙上より揮発する。その結
果、前記一般式(I)中のMはHとなり、カルボキシル
基またはリン酸基を形成する。このカルボキシル基およ
びリン酸基の解離定数は、一般に小さいものであること
から、記録された紙に水が付着しても、前記一般式
(I)で表される染料は、付着した水に再溶解しにくい
ものとなる。これにより、記録の耐水性がより改善する
ものと思われる。
表すフェニル基の一以上の水素原子は置換されていても
よく、置換基の好ましい例としてはカルボキシル基が挙
げられ、このカルボキシル基は場合によってアンモニウ
ム塩とされていてもよい。また、R6 が表すアルキルカ
ルボニル基のアルキル基部分は、好ましくは炭素数1〜
6のアルキル基であり、より好ましくは炭素数1〜4の
アルキル基である。このアルキル基の一以上の水素原子
は置換されていてもよく、その置換基の例としては、水
酸基またはアルコキシル基(好ましくは炭素数1〜6の
アルコキシル基、より好ましくは炭素数1〜4のアルコ
キシル基)が挙げられる。
される化合物の、好ましい具体例としては次の表に記載
のものが挙げられる。
細田豊著「新染料化学」(技報堂))等に記載のジアゾ
化、カップリング工程を経て製造することができる。
る通りである。
表される化合物とを、水中において、約0〜5℃の温度
で、40分〜2.5時間反応させることにより、式(I
V)のモノアゾ化合物を得ることができる。
ジアゾ化して式(V)の化合物を得て、この化合物と式
(VI)の化合物とを、上記モノアゾ化合物を得た条件
とほぼ同様の条件下で反応させることによって、式(V
II)のジスアゾ化合物を得ることができる。
常法に従いジアゾ化して式(VIII)の化合物を得
て、この化合物と式(IX)の化合物とを、水中におい
て、約5〜10℃の温度で、1〜2時間反応させること
で、式(I)のトリスアゾ化合物を得ることができる。
全体に対する含有量は、溶媒成分の種類、インクに要求
される特性等に依存して決定されるが、インクジェット
記録方式に用いる場合、その含有量は好ましくは1〜1
0重量%、より好ましくは2〜8重量%の範囲である。
一般式(I)の染料の添加量が前記範囲にあることで、
良好な画像濃度および画像品質、さらには目詰まりのな
い良好な印字特性が得られる。
成物は、好ましくはさらにノニオン性アセチレングリコ
ール界面活性剤とグリコールエーテル類とを含んでな
る。これらの添加により、発色性を低下させず、真円度
の高いドットが得られる。さらに、十分な乾燥性を満足
し、かつ高画質印字が得られる。
チレングリコール系界面活性剤としては、例えばサーフ
ィノール465、サーフィノールTG、サーフィノール
104(以上Air Products and Ch
emicals社製造)が挙げられ、特にサーフィノー
ルTGが好ましい。その添加量は0.05〜3重量%が
好ましく、より好ましくは0.8〜2重量%である。ま
た、界面活性剤として更に、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類等
のノニオン系界面活性剤を添加することも好ましい。
テル類としては、例えばエチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、およびジプロピレングリコールモノブチル
エーテルが挙げられる。その添加量は3〜30重量%が
好ましく、より好ましくは5〜15重量%である。
インク組成物は、多価アルコールを含んでなるのが好ま
しい。多価アルコールの添加により、好ましくは保湿効
果、目詰まり防止の効果をより改善することができる。
類としては、例えばエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコールなどのグリコール類、
1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセリンが挙
げられ、単独または2種以上併用して用いることができ
る。その添加量は1〜30重量%、好ましくは3〜20
重量%である。
インク組成物は、含窒素環状化合物を含んでなるのが好
ましい。この含窒素環状化合物の添加により、印字の耐
水性、画像品質、およびインク組成物の安定性を改善す
ることができる。とりわけこれらの含窒素環状化合物
は、染料の溶解安定性、印字安定性を高めるとともに、
発色補助剤、耐水性補助剤としての機能もあり、本発明
のインク組成物には有用である。
物としては、例えば、イミダゾリジノン類(例えば1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン)、ピロリドン類
(例えば、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン)、およびカプロラクタム類(例えばε−カプロラク
タム)が挙げられ、単独または2種以上併用して用いる
ことができる。その添加量は1〜30重量%、好ましく
は3〜20重量%である。
ンク組成物は、画像形成後のインクの乾燥性を促進する
ために、例えばエタノール、1−プロパノール、2−プ
ロパノール等の一価の低級アルコール類や、脂肪酸塩
類、アルキル硫酸エステル塩類等のアニオン系界面活性
剤を含むことが好ましい。低級アルコール類の含有量は
インク全量に対して2〜10重量%、好ましくは2〜6
重量%の範囲であり、界面活性剤の含有量はインク全量
に対して好ましくは0.01〜2重量%の範囲である。
応じて、チオジグリコール、トリエタノールアミンやジ
エタノールアミン等のアミン類、フッ素系やシリコン系
の界面活性剤、水溶性ポリマー、水溶性樹脂、消泡剤、
pH調整剤、防カビ剤等が添加されてもよい。
造することができる。例えば、各成分を充分混合溶解
し、孔径0.8μmのメンブランフィルターで加圧濾過
したのち、真空ポンプを用いて脱気処理してインクを調
製する方法により製造することができる。
クジェット記録装置において最も効果的に使用できる
が、これに限定されるものではなく、一般の筆記具用、
記録計、ペンプロッター等の装置に用いる場合であって
も使用できる。
知の方式はいずれも使用でき、特に圧電素子の振動を利
用して液滴を吐出させる方法や熱エネルギーを利用する
方法においては優れた画像による記録を行うことが可能
である。
り本発明を具体的に説明するが、本例が本発明を限定す
るものではない。染料の合成例:化合物No.9 m−アミノベンゼンホスホン酸(87.0g)を水(5
00ml)に攪拌しながら懸濁した。これに35%塩酸
(101.3g)を加え0℃に冷却した。この溶液に液
混が5℃を越えないように徐々に、36%亜硝酸ナトリ
ウム水溶液(105.4g)を滴下し、50分間攪拌す
ることによりm−アミノベンゼンホスホン酸をジアゾ化
した。その後、得られた水溶液にチオ尿素を加え、過剰
な亜硝酸を除去してジアゾ成分含有液を得た。一方、3
−アミノ安息香酸(68.6g)をメタノール800m
lに分散させ、55℃に加熱して溶解させ、カップリン
グ成分含有溶液を得た。カップリング成分含有溶液を0
℃に冷却し、これに、液温が5℃を越えないように上記
ジアゾ成分含有溶液を滴下した。3〜5℃で18時間攪
拌後、生成した沈殿を濾取、水洗して、モノアゾ化合
物;m−(2−カルボキシ−4−アミノ−フェニルア
ゾ)ベンゼンホスホン酸(約125.3g)を得た。
水(700ml)に分散し、45%水酸化ナトリウム水
溶液(35.6g)を加えて溶解させた。この液に36
%亜硝酸ナトリウム水溶液(42.2g)を加え、5℃
に冷却した。更に20%塩酸(127.6g)を10℃
を越えないように徐々に加えた後、10℃以下で80分
間攪拌することにより、モノアゾ化合物をジアゾ化し
た。その後、得られた水溶液にスルファミン酸を加え
て、過剰な亜硝酸を除去してジアゾ成分含有溶液を得
た。一方、2.5−ジメトキシアニリン(30.6g)
をメタノール600mlに溶解させてカップリング成分
含有溶液を得た。カップリング成分含有溶液を0℃以下
に冷却し、これに、液温が5℃を越えないように注意し
ながら徐々に、上記ジアゾ成分含有溶液を滴下し、5〜
8℃で18時間攪拌した。析出物を濾取し、水洗して、
ジスアゾ化合物;m−(2−カルボキシ−4−(2.5
−ジメトキシ・4−アミノフェニルアゾ)フェニルア
ゾ)ベンゼンホスホン酸(約82.6g)を得た。
水(700ml)に分散し、45%水酸化ナトリウム水
溶液を加えて溶解させた。この液に36%亜硝酸ナトリ
ウム水溶液(32.6g)を加えて、5℃に冷却した。
これに20%塩酸(82.0g)を液温が10℃を越え
ないように徐々に滴下し、10℃以下で90分間攪拌す
ることによりジスアゾ中間体をジアゾ化した。その後、
得られた水溶液にスルファミン酸を加えて、過剰な亜硝
酸を除去してジアゾ成分含有溶液を得た。一方、ガンマ
−酸(1−ヒドロキシ−7−アミノ−3−ナフチルスル
ホン酸、(35.9g)を水(600ml)に加え、4
5%水酸化ナトリウム水溶液(30.0g)で溶解し、
3℃に冷却してカップラー溶液を調製した。これに先に
用意したジアゾ成分含有液を反応温度が8℃を越えない
よう且つ20%水酸化ナトリウム水溶液の添加により反
応pHを8.5以上に保つようにしながら滴下した後、
8℃で4時間攪拌した。塩・酸析により結晶を析出させ
て、濾取、水洗および乾燥の操作により、化合物No.
9の化合物(67.0g)を得た。この化合物をイオン
交換水に分散し、逆浸透膜を用いて精製・濃縮し、さら
にアンモニア水を用いて、化合物No.9のアンモニウ
ム塩を得た。化合物No.1〜8、および10〜23に
ついても上記と同様に合成した。
表す配合比で製造した。なお、表1および表2中の数値
は、インク全量に対する各成分の重量%を表すものであ
り、残部は水である。
本発明による染料である。一方、No.24は本発明の
範囲外の染料であり、以下の式で表される染料である。
た。評価試験に際しては、インクジェットプリンターM
J−500(セイコーエプソン社製)を用いた。
紙)、(2)XeroxP(富士ゼロックス株式会社)
(中性紙)に対してアルファベット印字を行った。その
印字サンプルに水滴を滴下し、自然乾燥させた後のサン
プルの状態を目視観察して、次のように評価した。 ◎:初期状態と変化なし。 ○:わすがに染料が溶け出しているが、文字がはっきり
と読み取れる。 △:にじみはあるが、文字は読み取れる。 ×:文字がにじみ読み取れない。
rox 4024(Xerox Co.)、(4)Ri
copy 6200(リコー株式会社)についてアルフ
ァベット印字および/またはグラフィック印刷を行っ
た。印字物を目視により、次のように評価した。 ◎:にじみがなく、濃度が高い。 ○:ややにじみが見られるが画像には影響なく、濃度も
高い。またはにじみがないが、やや濃度が低い。 △:にじみは少ないが、濃度が低い。 ×:にじみが目立つか、あるいは濃度が低い。
記録ヘッド内にインクを充填した後、記録ヘッドをキャ
ップ位置からずらした状態で40℃で1カ月間放置し
た。その後、正常な印字が可能となるまでのクリーニン
グ回数を次のように評価した。 ◎:0〜2回。 ○:3〜5回。 △:5〜10回。 ×:10回まで行って回復せず。
リンターMJ−500に搭載のセルフチェックパターン
を用いて連続印字を行い、安定して印字を行った時間を
次のように評価した。 ◎:24時間以上。 ○:10時間以上24時間未満。 ×:10時間未満。
−500用インクカートリッジにインクを充填し、−3
0℃および70℃に2週間放置した。その前後でのイン
ク物性、色調変化、異物・析出物の発生の有無について
観察し、次のように評価した。 ○:物性・色調とも変化なく、異物・析出物の発生もな
い。 ×:物性・色調の変化があるか、異物・析出物の発生が
みられた。 上記の評価結果は表3〜表5に示される通りであった。
Claims (10)
- 【請求項1】下記一般式(I)で表される染料を含んで
なる、インク組成物。 【化1】 〔上記式中、 MはH、アルカリ金属、置換されてもよいアンモニウ
ム、モリホリニウム、またはピペリジニウムを表し、 R1 はH、NH2 、またはCOOM(ここで、Mは前記
と同義である)を表し、 R2 はCOOM、または−P(=O)n−(OM)
2 (ここで、Mは前記と同義であり、nは0または1を
表す)を表し、 R3 はH、またはSO3 M(ここで、Mは前記と同義で
ある)を表し、 R4 およびR5 は独立して、それぞれH、炭素数1〜6
のアルキル基、または炭素数1〜6のアルコキシル基を
表し、 R6 はH、置換されていてもよいフェニル基、アルキル
カルボニル基、または水酸基もしくはアルコキシル基に
よって置換されいてもよいアルキル基を表し、 mは0または1を表す。〕 - 【請求項2】ノニオン性アセチレングリコール系界面活
性剤と、グリコールエーテル類とをさらに含んでなる、
請求項1に記載のインク組成物。 - 【請求項3】多価アルコールをさらに含んでなる、請求
項1または2に記載のインク組成物。 - 【請求項4】含窒素環状化合物をさらに含んでなる、請
求項1〜3いずれか1項に記載のインク組成物。 - 【請求項5】前記一般式(I)で表される染料1〜10
重量%と、多価アルコール1〜30重量%と、含窒素環
状化合物1〜30重量%とを含んでなる、請求項4に記
載のインク組成物。 - 【請求項6】前記一般式(I)で表される染料2〜8重
量%と、多価アルコール3〜20重量%と、含窒素環状
化合物3〜20重量%とを含んでなる、請求項5に記載
のインク組成物。 - 【請求項7】Mが置換されてもよいアンモニウム、モル
ホリニウム、またはピペリジニウムの少なくともいずれ
かを表す前記一般式(I)で表される染料を含んでな
る、請求項1〜6いずれか1項に記載のインク組成物。 - 【請求項8】前記一般式(I)で表される染料全体中の
Mの数に対する、アルカリ金属塩であるMの割合が50
%以下である、請求項7に記載のインク組成物。 - 【請求項9】請求項1〜8いずれか1項に記載のインク
組成物を微細孔から液滴として吐出させ、被記録媒体に
記録を行う工程を含んでなる、インクジェット記録方
法。 - 【請求項10】請求項9に記載の方法によって記録が行
われた、記録物。
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- 1995-12-05 JP JP31697095A patent/JP3341968B2/ja not_active Expired - Fee Related
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