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JP3236249B2 - 油水エマルジョン燃料 - Google Patents

油水エマルジョン燃料

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JP3236249B2
JP3236249B2 JP25606897A JP25606897A JP3236249B2 JP 3236249 B2 JP3236249 B2 JP 3236249B2 JP 25606897 A JP25606897 A JP 25606897A JP 25606897 A JP25606897 A JP 25606897A JP 3236249 B2 JP3236249 B2 JP 3236249B2
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/32Liquid carbonaceous fuels consisting of coal-oil suspensions or aqueous emulsions or oil emulsions
    • C10L1/328Oil emulsions containing water or any other hydrophilic phase

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、効率の良い燃焼を
実現すると共に公害物質の排出を低減し、省エネ化を促
進する油水エマルジョン燃料に係るもので、詳しくは所
要の添加成分(無機性物質)と重質油と水とを混合して
エマルジョン化した油中水滴型(W/O型)の燃料であ
って、安定した水粒子径により油水分離を発生させずに
燃焼室へのあらゆる燃料供給条件変動に対しても燃焼状
態を安定ならしむことが出来、常に可燃成分を完全燃焼
に近い状態で燃焼させることの出来る油水エマルジョン
燃料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼用重質油の燃焼に際しては大気汚染
物質(窒素酸化物、硫黄酸化物、二酸化炭素、ダスト、
スモーグ等)の大量排出が避けられない為、当該物質の
発生を防止する燃焼技術の研究開発が長年に渡って行わ
れている。又、高粘度の重質油を効率良く燃焼させるに
はバーナーから噴霧するまでに加熱して低粘度化するこ
とで油粒子を小さい状態で噴霧可能とし、蒸発速度を早
めて空気(酸素)との混合を早め拡散燃焼を行う事が不
可欠であるが、これによっても十分な問題解決には至ら
ず、バーナー技術や燃焼ガス処理技術等の方面での開発
がなされている。しかし、設備費、設置面積、機器保全
等々、使用者側の負担が大きいことから簡素化された単
純な技術で効率良い燃焼が行われることが切望されてい
る。
【0003】上記の点を考慮して開発された燃焼技術の
一つに油と水を混合した油水エマルジョン燃料によるも
のがあり、当該油水エマルジョン燃料は重質油と水の沸
点差(重質油300℃以上、水100℃)により乳化燃
料が高温域燃焼室に噴霧されたら水粒子がミクロ爆発し
て爆発力で油分をより小さくして拡散燃焼を促進し燃焼
効率を良くする点と、高温燃焼による窒素酸化物の発生
を(水分によって低温燃焼化させて)低減させる点をそ
の主目的としている。尚、油水エマルジョンは大別して
機械的に油と水だけをミキシングして乳化する方法と油
と水に化学成分添加剤(有機質)を添加してミキシング
する方法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既存の
油水エマルジョン燃料は、一部の大気汚染物質(窒素酸
化物)の低減に数ppmの効果が見受けられるものの燃
焼効率については良い結果が得られておらず、以下の如
き問題を有している。高粘度の重質油を低粘度にする
為の加熱工程で水粒子の結合現象が発生して油水分離し
てしまい、理想的なミクロ爆発を起こすための条件であ
る一定径の水粒子を保ったままでの噴霧が全く行えな
い。加熱によって油水分離が進行する為に温度変化に
よる粘度、総発熱量及び成分分析試験が困難である。
燃焼時に燃料パイプやバーナー等が水分によって酸化す
る等の保全上の問題がある。重質油単体で燃焼する時
よりも低酸素燃焼とした場合には窒素酸化物や煤煙濃度
が増加し、明らかに燃焼状態は悪化する。又、化学的添
加物による場合は有機性成分が主流であることから新た
な公害物質発生の可能性がある。燃焼時に燃焼室内の
透明度は大変悪く、火炎は細く長く伸びていて油滴の走
っている状態を目視出来、良い燃焼には程遠い。燃焼
を止めて燃焼室、煙道等の不純物の付着を点検すると、
厚く付着しており量も多い。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、低粘度化のための加熱工程下において、油中水滴
型(W/O型)の水粒子径が流路を通りバーナーから噴
霧されて燃焼室に至るまで変動せずに油水分離すること
のない油水エマルジョン燃料を提供することを目的とす
るものである。水粒子径の不変は水粒子同士の結合現象
が発生していないことであるから、燃料製造時の水粒子
数には増減がなく、燃焼室では当初と同数のミクロ爆発
が起こり重質油分を均等に超微粒化して油分の気化速度
を高め拡散燃焼を促進させることが出来、且つ高温燃焼
を低温燃焼に変えることなく熱エネルギーを有効に活用
しながら大気汚染物質の発生を抑制した燃焼を行わしめ
ることとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の油水エマルジョン燃料は、重質油と水とを無
機質成分を添加して混合しエマルジョン化してなる油中
水滴型燃料であって、前記無機質成分をナトリウム、マ
グネシウム、カルシウム、塩素の4種類とし、一度乳化
したら燃焼に係るいかなる温度付加に対しても油水分離
せずに当該乳化状態を維持し、常に安定した燃焼状態が
得られる如く構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0008】本発明の油水エマルジョン燃料は、母体燃
料である重質油に水(温水)を加え、安定した乳化状態
を保持すべく4種類の無機質成分を添加し、これらをミ
キシング(混合)して水粒子径に変動がなく油水分離し
ない燃料を製造するものであるが、無機質成分の中の一
つでも成分が欠けた場合、又、それ以外の成分で且つ水
及び重質油の成分以外の化学成分がミキシング前に混入
した場合はミキシング機能の良否に関係なく加熱時に油
水分離してしまう。
【0009】本燃料の製造にあたっては工業用ミキサー
で良く、油中の水粒子径は燃焼機に装着されているバー
ナーの仕様にもよるが10〜60ミクロン程度が望まし
い。混入する水は一般工業用水や飲料水(上水道水)で
良く、又、水温は重質油の温度に合わせた温度にすれば
良い。油水量の混合比は、必要な発熱量に応じて重質油
に対し混入する水量比率を変えるものであり、混合比の
異なる各油水量に対応して4種類の無機質成分の添加量
も当然に変化する。例えば、重質油量13部(1万リッ
トル)と水量1部の場合には無機質成分の添加量が94
4g前後、重質油量6部(1万リットル)と水量1部の
場合には1400g前後、重質油量4部(1万リット
ル)と水量1部の場合には2530g前後といった具合
になり、水量の比率が高くなる程に無機質成分の添加量
を増大させて安定した乳化状態を図っている。尚、より
具体的な各油水量に対する各無機質成分の添加量を示し
たのが下記の表1であり、表の範囲において各成分を添
加してミクシング製造することによって本発明の目的を
達成する油水エマルジョン燃料が得られるものとなる。
【0010】
【表1】
【0011】本発明の油水エマルジョン燃料を(製造か
ら)1週間後に顕微鏡写真でみたところ水粒子の表面が
膜状に覆われて水粒子が油分によってカプセル化されて
いる事が確認された。これは、重質油に含まれている炭
素分、硫黄分、窒素分等と水成分と4種類の添加無機質
成分による化学反応によって水粒子表面に被膜を形成
し、水粒子を油分でカプセル化した現象である。尚、本
燃料を自然の気圧下で沸騰し続けても105℃程度の沸
点を保ち続け、加熱を停止し常温下(25〜30℃)に
なっても油水分離は全くなく、前述のカプセル化に変化
はない。更に常温下から−7℃の室内に置き替え、1週
間保管後に取り出して常温下に2日間置いた後も同様で
あった。又、本燃料を25℃の室内に7日間保管した
後、100ミリリットルを80℃の温水で20分間加熱
して燃料温度が温水温度と同温になったことを確認し
て、80℃±2℃に温度調整した遠心分離器に入れて相
対遠心力600で20分間回転させて油水分離試験を実
施したが、全く油水分離はみられなかった。
【0012】本燃料と重質油と水(上水道水)とを別々
の容器に入れ、各容器に実験体として鉄釘を3本ずつ投
入して腐食実験を行い、1週間単位で目視点検したとこ
ろ次のような結果が得られた。水の容器の釘は2週間か
ら酸化現象がはっきりとして、5週間経過時には3本の
釘とも全体が酸化した。重質油の容器の釘は半年後も酸
化現象はなかった。本燃料の容器の釘も重質油の釘と同
様であった。水と重質油の腐食結果については当然であ
るが、本燃料の場合は普通に考えれば釘に燃料中の水が
接触して部分的に酸化すると思われる。しかし、前述の
如く燃料中の水粒子は化学反応によってカプセル化され
て水粒子が表出しない状態となっている為に容器の内壁
は勿論のこと釘表面にも水分は接触せず、これによって
釘が酸化腐食することはないのである。
【0013】上述した如く本発明の油水エマルジョン燃
料は、4種類の無機質成分を添加することによって極め
て強い乳化状態を保持することとなり、いかなる温度変
化においても水粒子同士の結合は起こらず一定径の水粒
子を保つことが出来、加熱工程からバーナー噴霧に至る
まで油水分離することなく各水粒子はそのまま油中に含
まれており、燃焼室において理想的なミクロ爆発が発生
し、周囲の油滴を超微粒子化して油の蒸発速度を早める
ことにより燃焼に必要な空気との混合速度を早めて拡散
燃焼を促し、好燃焼条件を整えて燃焼室内を安定した高
温に保つことが出来るものである。又、燃料パイプやバ
ーナーの酸化腐食についても、各設備に燃料中の水分の
接触は起こらないから優れた腐食防止効果が得られるも
のである。
【0014】尚、本発明の油水エマルジョン燃料が、従
来の重質油の成分と全く異なる異質なものであったり、
或いはその差異によって燃焼時に全く新しい物質が発生
したり発生する可能性がある場合は、安全性、環境等の
点から実施不可能なものとなるが、表2の成分分析対比
からみても特に異質な成分は含有されてはおらず、且つ
燃焼に際して、良くなる傾向は見受けられるが逆に悪化
する要素はみられず、安心して使用し得るものといえ
る。
【0015】
【表2】
【0016】
【実施例】75t/h・自然循環型実稼働ボイラーで、
C重油3000〜6000リットル/h(工場の稼働条
件による負荷変動の為)、水量650リットル/h(常
時一定)の油水量における本油水エマルジョン燃料の燃
焼を行った結果は、次のとおりであった。.C重油単
焚で運転稼働を行っているO2 条件(3%)で、尚他の
運転条件も変えずに燃料だけを本発明の油水エマルジョ
ン燃料に切り替えて燃焼状態、窒素酸化物の増減、煤煙
濃度、蒸発倍数の変動等をC重油単焚の燃焼時と対比し
た。燃焼状態は、火炎が大変短く、輝度は明るかった。
燃焼室内は透明度が増して、大変良い燃焼になった。窒
素酸化物は平均15ppm低下し、煤煙濃度計は振り幅
が負荷変動に関係なく、ほぼ1/10程度の振れになっ
た。蒸発倍数は平均0.08低下した。.上記に対
しO2 条件を3%から順次下げて0.5%まで変えてい
き、C重油単焚の燃焼時及び上記の燃焼時と対比し
た。燃焼状態は上記よりも一層良くなり、窒素酸化物
はC重油単焚より最高35ppm、上記より20pp
m低下した。煤煙濃度はO2 0.8〜0.5%時に高く
なったが、煙の着色は全くなかった。蒸発倍数は上記
と差はなかった。
【0017】熱媒ボイラー(実稼働中)で、C重油28
0リットル/h、水量56リットル/hの油水量におけ
る本油水エマルジョン燃料の燃焼を行った結果は、次の
とおりであった。尚、本実施例では窒素酸化物の低減を
目的とし、この際に燃焼状態の悪化、煤煙濃度の上昇と
ならないことを条件として行われた。.C重油単焚時
(通常運転時)のO2 5.5%と本油水エマルジョン燃
料のO2 5.5%での燃焼状態を対比したら、燃焼は良
好で、煤煙濃度に変動はなかった。窒素酸化物は25p
pm低下した。.C重油単焚時(O2 5.5%)とO
2 を3%まで下げた本油水エマルジョン燃料との燃焼状
態を対比したら、燃焼状態は良く、煤煙濃度は減少し
た。窒素酸化物は45ppm低下した。
【0018】55t/h・自然循環型実稼働ボイラー2
台(燃料供給は1ポンプラインで2台のボイラーに分
岐)で、C重油4000〜6500リットル/h(工場
の稼働条件による負荷変動の為)、水量はC重油流量に
対して常時12%の量の油水量における本油水エマルジ
ョン燃料の燃焼を行い、C重油単焚時(通常運転時)と
の燃焼状態、窒素酸化物の増減、煤煙濃度及び煤煙飛散
状態、蒸発倍数の変動による燃費等を対比した。尚、ボ
イラー2台での各ボイラーの負荷変動は、その時々で乱
脈流量ではあるが、油水混合比は常に一定であるために
燃料質のバラツキはない。燃焼状態は良く、燃焼室は透
明で火炎は短かった。窒素酸化物はO2 3.8%時で1
8ppm低下した。煤煙濃度は変わらず、煤の飛散は本
発明の燃料に切り替えて3日目からは皆無となった。蒸
発倍数は少し低下したが、水量を差し引いた実C重油使
用量での計算では、C重油単焚時より6%以上の燃費節
約となった。又、定期点検の為、運転を止めて1週間後
に燃焼室内の水管及びガス管の掃除作業を行ったが、ス
ケールの付着は少なく、而も脱落が容易であり、作業効
率上も良い事がはっきりした。煙道にも付着物が少な
く、設備の腐食防止効果も望めることが確認出来た。
【0019】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、既存
の油水エマルジョン燃料と異なり如何なる温度変化によ
っても油水分離することがない為、加熱工程時において
も一定の水粒子径を保持することが出来、燃焼室内で理
想的なミクロ爆発を行わしめるものであり、常に良好な
燃焼状態が得られ、たとえ低酸素燃焼であっても窒素酸
化物等が増加することもなく、スケールの付着が少ない
為に水管への熱伝導率も良くなり、又、煤煙低減や酸化
防止等の点についても有効に作用する等々、利用者にと
って多大な効果を奏するものであり、従来の燃料と比べ
て実用的効果が非常に高く、その商品的価値も極めて高
いと言える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野原 廣次 大阪府交野市私市8丁目6番10号 (56)参考文献 特開 平9−13057(JP,A) 特開 平7−18274(JP,A) 特開 平6−88082(JP,A) 特開 平7−166178(JP,A) 特開 昭57−55995(JP,A) 特開 平7−126669(JP,A) 特開 平8−225744(JP,A) 特開 平7−3277(JP,A) 特開 平11−21571(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23K 5/12 C10L 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重質油と水とを無機質成分を添加して混
    合しエマルジョン化してなる油中水滴型燃料であって、
    前記無機質成分をナトリウム、マグネシウム、カルシウ
    ム、塩素の4種類とし、一度乳化したら燃焼に係るいか
    なる温度付加に対しても油水分離せずに当該乳化状態を
    維持し、常に安定した燃焼状態が得られる如く構成した
    ことを特徴とする油水エマルジョン燃料。
  2. 【請求項2】 重質油10000リットルに対して水を
    500〜1000リットルの範囲で混入する際にナトリ
    ウムを485〜608g、マグネシウムを17〜21
    g、カルシウムを23〜29g、塩素を313〜392
    gのそれぞれの範囲で添加することを特徴とする請求項
    1の油水エマルジョン燃料。
  3. 【請求項3】 重質油10000リットルに対して水を
    1500〜2000リットルの範囲で混入する際にナト
    リウムを675〜948g、マグネシウムを23〜34
    g、カルシウムを32〜45g、塩素を436〜612
    gのそれぞれの範囲で添加することを特徴とする請求項
    1の油水エマルジョン燃料。
  4. 【請求項4】 重質油10000リットルに対して水を
    2500〜3000リットルの範囲で混入する際にナト
    リウムを1222〜1710g、マグネシウムを42〜
    59g、カルシウムを59〜82g、塩素を790〜1
    106gのそれぞれの範囲で添加することを特徴とする
    請求項1の油水エマルジョン燃料。
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