JP3219654B2 - 圧延用ロールの熱変形防止装置 - Google Patents
圧延用ロールの熱変形防止装置Info
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- JP3219654B2 JP3219654B2 JP24753795A JP24753795A JP3219654B2 JP 3219654 B2 JP3219654 B2 JP 3219654B2 JP 24753795 A JP24753795 A JP 24753795A JP 24753795 A JP24753795 A JP 24753795A JP 3219654 B2 JP3219654 B2 JP 3219654B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間仕上圧延にお
いて、圧延用ロールのサーマルクラウン量を低減する圧
延用ロールの熱変形防止装置に関する。
いて、圧延用ロールのサーマルクラウン量を低減する圧
延用ロールの熱変形防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間仕上圧延において、耐磨耗性に優れ
たハイスロールをワークロールに使用した場合に、圧延
時の発熱によってロール中央部の温度が高くなり、ロー
ルの熱膨張によってロールのサーマルクラウンが発生す
ることが知られている。
たハイスロールをワークロールに使用した場合に、圧延
時の発熱によってロール中央部の温度が高くなり、ロー
ルの熱膨張によってロールのサーマルクラウンが発生す
ることが知られている。
【0003】このサーマルクラウン量がロールベンダ
ー,ペアクロス等のクラウン制御の範囲を超えて凸型の
サーマルクラウンになった場合には、製品が板厚不均一
となったり、特に薄板においては、板の腹伸び(中央部
が薄くなること)によって折れ込みが起こり、板切れ等
のトラブルとなって、製品の品質上問題となっていた。
ー,ペアクロス等のクラウン制御の範囲を超えて凸型の
サーマルクラウンになった場合には、製品が板厚不均一
となったり、特に薄板においては、板の腹伸び(中央部
が薄くなること)によって折れ込みが起こり、板切れ等
のトラブルとなって、製品の品質上問題となっていた。
【0004】この対策として、従来のハイスロールのサ
ーマルクラウン低減技術としては、中央部と端部の冷却
ヘッダーを分割して、それぞれの冷却水量を変えたり、
ロール幅方向の冷却用ノズル口径を変化させ、ヘッダー
中央のノズル口径を大きくし端部のノズル口径を小さく
すること等によって、ロール中央部を集中して冷却しロ
ールのサーマルクラウン量をある程度低減させる方法が
行われている。
ーマルクラウン低減技術としては、中央部と端部の冷却
ヘッダーを分割して、それぞれの冷却水量を変えたり、
ロール幅方向の冷却用ノズル口径を変化させ、ヘッダー
中央のノズル口径を大きくし端部のノズル口径を小さく
すること等によって、ロール中央部を集中して冷却しロ
ールのサーマルクラウン量をある程度低減させる方法が
行われている。
【0005】図4は、このような従来のロールの冷却に
よる温度分布を示したもので、(a)図は、圧延材5か
ら高温の入熱10がロール1へ伝熱すると、冷却領域C
1から冷却11によってロール1から熱が奪われる状況
を示している。この時のロール1の温度分布は、(b)
図のように圧延材5の通板部が高く両端の非通板部が低
い状態となっている。
よる温度分布を示したもので、(a)図は、圧延材5か
ら高温の入熱10がロール1へ伝熱すると、冷却領域C
1から冷却11によってロール1から熱が奪われる状況
を示している。この時のロール1の温度分布は、(b)
図のように圧延材5の通板部が高く両端の非通板部が低
い状態となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧延用ロールの
熱変形防止装置では、上記のようにロール全体を冷却す
る方式のため、例え、ロール中央部の水量を多くし、端
部の水量を少なくしても、依然として端部の非通板部も
冷却され、ロール中央部と端部で温度差を生じ、凸型の
サーマルクラウンが生じてしまう。
熱変形防止装置では、上記のようにロール全体を冷却す
る方式のため、例え、ロール中央部の水量を多くし、端
部の水量を少なくしても、依然として端部の非通板部も
冷却され、ロール中央部と端部で温度差を生じ、凸型の
サーマルクラウンが生じてしまう。
【0007】このように、ロール中央部の冷却水量を多
くしてもサーマルクラウンを完全に抑えることはでき
ず、板厚不均一、板の腹伸による板の折れ込み等によっ
て品質上問題が残るため、板厚、延べ厚さの制限を設け
て圧延ロールが運転されているという不具合があった。
くしてもサーマルクラウンを完全に抑えることはでき
ず、板厚不均一、板の腹伸による板の折れ込み等によっ
て品質上問題が残るため、板厚、延べ厚さの制限を設け
て圧延ロールが運転されているという不具合があった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題を解消する
ため、圧延用ロールの通板部のみを選択的に冷却できる
ように構成して、ロール中央部と端部の温度差を小さく
し、ロールのサーマルクラウン量を低減可能とした圧延
用ロールの熱変形防止装置を提供することを課題として
いる。
ため、圧延用ロールの通板部のみを選択的に冷却できる
ように構成して、ロール中央部と端部の温度差を小さく
し、ロールのサーマルクラウン量を低減可能とした圧延
用ロールの熱変形防止装置を提供することを課題として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明は、冷却水を当てながら熱間鋼を圧延する圧
延用ロールに対して、先端部がロールの外径に沿う形状
を成しロールの冷却水供給側にロール軸に垂直な方向に
配設された仕切板と、同仕切板をロール軸方向に移動す
る駆動手段と、ロールの軸方向に配置され流量コントロ
ール可能な複数個の冷却用ノズルとを配設し、圧延中の
板幅に対応した仕切板の位置及び冷却用ノズルの流量を
コントロールし、圧延材の通板部分のみを冷却領域とし
た圧延用ロールの熱変形防止装置を提供する。
め、本発明は、冷却水を当てながら熱間鋼を圧延する圧
延用ロールに対して、先端部がロールの外径に沿う形状
を成しロールの冷却水供給側にロール軸に垂直な方向に
配設された仕切板と、同仕切板をロール軸方向に移動す
る駆動手段と、ロールの軸方向に配置され流量コントロ
ール可能な複数個の冷却用ノズルとを配設し、圧延中の
板幅に対応した仕切板の位置及び冷却用ノズルの流量を
コントロールし、圧延材の通板部分のみを冷却領域とし
た圧延用ロールの熱変形防止装置を提供する。
【0010】このように構成した本発明の圧延用ロール
の熱変形防止装置では、圧延ロールの冷却はロール軸方
向に並べられた冷却用ノズル個々の冷却水流量をコント
ロールして、通板部のノズルを開とし、非通板部のノズ
ルを閉にコントロールすることで、板幅と連動して冷却
領域を圧延材の通板部のみとする。また、この冷却領域
はロール幅方向に設けられた冷却用ノズルのノズルピッ
チ単位で設定される。
の熱変形防止装置では、圧延ロールの冷却はロール軸方
向に並べられた冷却用ノズル個々の冷却水流量をコント
ロールして、通板部のノズルを開とし、非通板部のノズ
ルを閉にコントロールすることで、板幅と連動して冷却
領域を圧延材の通板部のみとする。また、この冷却領域
はロール幅方向に設けられた冷却用ノズルのノズルピッ
チ単位で設定される。
【0011】そして、ロールに衝突した水が非通板部に
流れ込まないようにロールの冷却水供給側に仕切板が設
けられており、この仕切板を、ロール軸方向に移動させ
る駆動手段によって圧延材の板幅に対応した設定位置ま
で移動して、冷却水を堰き止め、通板部付近のみ効率よ
く冷却することができる。これにより、ロールのサーマ
ルクラウン量が低減し、板厚不均一や、板の腹伸びが無
くなり、製品の品質が向上する。
流れ込まないようにロールの冷却水供給側に仕切板が設
けられており、この仕切板を、ロール軸方向に移動させ
る駆動手段によって圧延材の板幅に対応した設定位置ま
で移動して、冷却水を堰き止め、通板部付近のみ効率よ
く冷却することができる。これにより、ロールのサーマ
ルクラウン量が低減し、板厚不均一や、板の腹伸びが無
くなり、製品の品質が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による圧延用ロール
の熱変形防止装置を図1〜図3に示す実施の形態により
詳細に説明する。
の熱変形防止装置を図1〜図3に示す実施の形態により
詳細に説明する。
【0013】本発明に係わる圧延ロールの熱変形防止装
置は、圧延材の通板部(ロールの中央部)のみを選択的
に冷却できるように、圧延材の板幅と連動してロールの
軸方向に並べられたノズルを個々に流量コントロールす
ると共に、ロールの軸方向に移動できる仕切板によって
冷却領域を通板部に限定できるように構成されたもので
ある。
置は、圧延材の通板部(ロールの中央部)のみを選択的
に冷却できるように、圧延材の板幅と連動してロールの
軸方向に並べられたノズルを個々に流量コントロールす
ると共に、ロールの軸方向に移動できる仕切板によって
冷却領域を通板部に限定できるように構成されたもので
ある。
【0014】図により説明すると、1は圧延板5を挟ん
で上下方向に配置された1対のロールの下側の圧延ロー
ル(ワークロール)、2はロール軸方向に定ピッチに並
べられ、個々に流量コントロールされる冷却水噴射用の
冷却用ノズルとしてのスプレーノズルで、同スプレーノ
ズル2のロール軸方向ピッチとしては50mm〜100mm
程度とし、冷却領域C1をスプレーノズル2のON,非
冷却領域C2をスプレーノズル2のOFFによって流量
コントロールされる。
で上下方向に配置された1対のロールの下側の圧延ロー
ル(ワークロール)、2はロール軸方向に定ピッチに並
べられ、個々に流量コントロールされる冷却水噴射用の
冷却用ノズルとしてのスプレーノズルで、同スプレーノ
ズル2のロール軸方向ピッチとしては50mm〜100mm
程度とし、冷却領域C1をスプレーノズル2のON,非
冷却領域C2をスプレーノズル2のOFFによって流量
コントロールされる。
【0015】3はロール軸方向に移動される仕切板で、
同仕切板3は、圧延材5の板幅に応じて圧延材5の板幅
端から内側へ200mm〜外側に100mmの範囲位置に設
定される。また、この仕切板3の先端部は、図2(b)
で示すようにロール1外径に沿う形状を有し、ロール1
と仕切板3の隙間は0〜10mm以内で設定される。
同仕切板3は、圧延材5の板幅に応じて圧延材5の板幅
端から内側へ200mm〜外側に100mmの範囲位置に設
定される。また、この仕切板3の先端部は、図2(b)
で示すようにロール1外径に沿う形状を有し、ロール1
と仕切板3の隙間は0〜10mm以内で設定される。
【0016】4はスプレーノズル2から圧延ロール1へ
向けて噴射される冷却水で、冷却領域C1へのみ噴射さ
れる。5は圧延材で、図2(b)で示すように上下ロー
ルによって圧延される。6は前記仕切板3をロール軸方
向に移動させる駆動手段としてのアクチュエータ、P1
は圧延材の通板部で、冷却領域C1に対応し、ロールの
中央部に位置している。P2は圧延材の非通板部で、非
冷却域C2に対応している。
向けて噴射される冷却水で、冷却領域C1へのみ噴射さ
れる。5は圧延材で、図2(b)で示すように上下ロー
ルによって圧延される。6は前記仕切板3をロール軸方
向に移動させる駆動手段としてのアクチュエータ、P1
は圧延材の通板部で、冷却領域C1に対応し、ロールの
中央部に位置している。P2は圧延材の非通板部で、非
冷却域C2に対応している。
【0017】本実施の形態による以上の構成によれば、
圧延材5下側の圧延ロール1の冷却は、ロール軸方向に
定ピッチで並べられた冷却用スプレーノズル2の個々の
冷却水流量をコントロールして行われ、通板部P1に対
応する冷却領域C1のスプレーノズル2を開とし、非通
板部P2の対応する非冷却域C2のスプレーノズル2を
閉にコントロールされ、板幅と連動した冷却領域C1の
みが冷却される。
圧延材5下側の圧延ロール1の冷却は、ロール軸方向に
定ピッチで並べられた冷却用スプレーノズル2の個々の
冷却水流量をコントロールして行われ、通板部P1に対
応する冷却領域C1のスプレーノズル2を開とし、非通
板部P2の対応する非冷却域C2のスプレーノズル2を
閉にコントロールされ、板幅と連動した冷却領域C1の
みが冷却される。
【0018】この冷却領域C1はロール幅方向に設けら
れた冷却用スプレーノズル2のノズルピッチ単位で設定
されている。そして、ロール1に衝突した冷却水4が、
非冷却域C2に流れ込まないように仕切板3が設けられ
ており、この仕切板3は、ロール軸方向に移動させるア
クチュエータ6によって冷却領域C1まで移動し、冷却
領域C1から流出しようとする冷却水4を堰き止め、通
板部付近のみ効率よく冷却することができる。
れた冷却用スプレーノズル2のノズルピッチ単位で設定
されている。そして、ロール1に衝突した冷却水4が、
非冷却域C2に流れ込まないように仕切板3が設けられ
ており、この仕切板3は、ロール軸方向に移動させるア
クチュエータ6によって冷却領域C1まで移動し、冷却
領域C1から流出しようとする冷却水4を堰き止め、通
板部付近のみ効率よく冷却することができる。
【0019】図3は、このように構成された圧延用ロー
ルの冷却による温度分布を示したもので、(a)図に示
すように、圧延材5から高温の入熱10がロール1へ伝
熱すると、圧延材5の通板部に対応する冷却領域C1か
ら冷却11によってロール1の熱が奪われる。
ルの冷却による温度分布を示したもので、(a)図に示
すように、圧延材5から高温の入熱10がロール1へ伝
熱すると、圧延材5の通板部に対応する冷却領域C1か
ら冷却11によってロール1の熱が奪われる。
【0020】この時のロール1の温度分布は(b)図の
ように、ロール1の中央部と端部の温度差がない状態を
示している。これにより、ロール中央部と端部の温度差
が小さくなり、ロールのサーマルクラウン量が大幅に低
減できる効果がある。また、サーマルクラウン量が減少
するので、板厚不均一や、薄板圧延における板の腹伸び
が無くなり、製品の品質向上ができる効果が大きい。
ように、ロール1の中央部と端部の温度差がない状態を
示している。これにより、ロール中央部と端部の温度差
が小さくなり、ロールのサーマルクラウン量が大幅に低
減できる効果がある。また、サーマルクラウン量が減少
するので、板厚不均一や、薄板圧延における板の腹伸び
が無くなり、製品の品質向上ができる効果が大きい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明による圧延ロ
ールの熱変形防止装置においては、冷却水を当てながら
熱間鋼を圧延するロールに対して、先端部がロールの外
径に沿う形状を成しロールの冷却水供給側にロール軸に
垂直な方向に配設された仕切板と、同仕切板をロール軸
方向に移動する駆動手段と、ロールの軸方向に配置され
流量コントロール可能な複数個の冷却用ノズルとを配設
している。
ールの熱変形防止装置においては、冷却水を当てながら
熱間鋼を圧延するロールに対して、先端部がロールの外
径に沿う形状を成しロールの冷却水供給側にロール軸に
垂直な方向に配設された仕切板と、同仕切板をロール軸
方向に移動する駆動手段と、ロールの軸方向に配置され
流量コントロール可能な複数個の冷却用ノズルとを配設
している。
【0022】このように構成した本発明の熱変形防止装
置においては、圧延中の板幅に対応した仕切板の位置及
び冷却用ノズルの流量をコントロールし、圧延材の通板
部分のみを冷却領域とすることによって、ロール中央部
と端部の温度差が小さくなるので、ロールの温度分布が
均一となり、ロールのサーマルクラウン量を低減するこ
とができる。
置においては、圧延中の板幅に対応した仕切板の位置及
び冷却用ノズルの流量をコントロールし、圧延材の通板
部分のみを冷却領域とすることによって、ロール中央部
と端部の温度差が小さくなるので、ロールの温度分布が
均一となり、ロールのサーマルクラウン量を低減するこ
とができる。
【0023】また、これによって、サーマルクラウン量
を、ロールベンダー、ペアクロス等のロールクラウン制
御範囲内に抑えることができ、板厚が均一化され、薄板
圧延における腹伸びが解消され、製品の品質向上ができ
る。
を、ロールベンダー、ペアクロス等のロールクラウン制
御範囲内に抑えることができ、板厚が均一化され、薄板
圧延における腹伸びが解消され、製品の品質向上ができ
る。
【図1】本発明の実施の一形態に係る圧延用ロールの熱
変形防止装置の全体概要を示す平面図である。
変形防止装置の全体概要を示す平面図である。
【図2】図1の部分拡大説明図で、(a)図は平面図、
(b)図は側面図である。
(b)図は側面図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係るロールの温度分布
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】従来装置によるロールの温度分布を示す説明で
ある。
ある。
1 圧延ロール 2 スプレーノズル 3 仕切板 4 冷却水 5 圧延材 6 アクチュエータ C1 冷却領域 P1 通板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 隆郎 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日 本製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 平石 勇一 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日 本製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 川上 保 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日 本製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 山本 和順 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日 本製鐵株式会社広畑製鐵所内 (56)参考文献 特開 平5−192703(JP,A) 特開 平6−170420(JP,A) 特開 平6−335714(JP,A) 特開 平7−60316(JP,A) 実開 昭58−102205(JP,U) 実開 昭51−79507(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 27/10
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却水を当てながら熱間鋼を圧延する圧
延用ロールに対して、先端部が同ロールの外径に沿う形
状を成しロールの冷却水供給側にロール軸に垂直な方向
に配設された仕切板と、同仕切板をロール軸方向に移動
する駆動手段と、前記ロールの軸方向に配置され流量コ
ントロール可能な複数個の冷却用ノズルとを配設し、圧
延中の板幅に対応した前記仕切板の位置及び前記冷却用
ノズルの流量をコントロールし、圧延材の通板部分のみ
を冷却領域としたことを特徴とする圧延用ロールの熱変
形防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24753795A JP3219654B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 圧延用ロールの熱変形防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24753795A JP3219654B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 圧延用ロールの熱変形防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0985312A JPH0985312A (ja) | 1997-03-31 |
JP3219654B2 true JP3219654B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=17164980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24753795A Expired - Fee Related JP3219654B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 圧延用ロールの熱変形防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101435041B1 (ko) | 2012-11-28 | 2014-08-27 | 현대제철 주식회사 | 소재 냉각장치 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423924B1 (ko) * | 1999-12-23 | 2004-03-22 | 주식회사 포스코 | 열간 압연롤의 냉각수량 제어방법 |
KR101322169B1 (ko) * | 2011-08-01 | 2013-10-28 | 주식회사 포스코 | 열간압연공정에서의 판 크라운 및 평탄도 제어방법 |
KR101353638B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2014-01-20 | 주식회사 포스코 | 냉각기능을 갖는 롤러 |
JP6927146B2 (ja) * | 2018-05-25 | 2021-08-25 | Jfeスチール株式会社 | 化成処理めっき鋼板の製造方法 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP24753795A patent/JP3219654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101435041B1 (ko) | 2012-11-28 | 2014-08-27 | 현대제철 주식회사 | 소재 냉각장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0985312A (ja) | 1997-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010710 |
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