JP3217213B2 - エーミングスクリューの支持構造 - Google Patents
エーミングスクリューの支持構造Info
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- JP3217213B2 JP3217213B2 JP19458894A JP19458894A JP3217213B2 JP 3217213 B2 JP3217213 B2 JP 3217213B2 JP 19458894 A JP19458894 A JP 19458894A JP 19458894 A JP19458894 A JP 19458894A JP 3217213 B2 JP3217213 B2 JP 3217213B2
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- screw
- shaft
- lamp housing
- gear
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/068—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
- B60Q1/0683—Adjustable by rotation of a screw
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なエーミングスクリ
ューの支持構造に関する。詳しくは、組立が簡単である
新規なエーミングスクリューの支持構造を提供しようと
するものである。
ューの支持構造に関する。詳しくは、組立が簡単である
新規なエーミングスクリューの支持構造を提供しようと
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用前照灯におけるエーミン
グスクリューはヘッドランプユニットに回転不能に連結
されていた。
グスクリューはヘッドランプユニットに回転不能に連結
されていた。
【0003】aはエーミングスクリューであり、螺軸部
bの先端には球状部cが一体に形成され、該球状部cの
先端に平板状をした回り止め片dが突設されている。
bの先端には球状部cが一体に形成され、該球状部cの
先端に平板状をした回り止め片dが突設されている。
【0004】そして、球状部cが図示しないヘッドラン
プユニットに支持された受体eの凹球状をした連結凹部
fに嵌合され、該連結凹部fの奥に連設された平板状を
為す係合凹部gに回り止め片dが係合される。これによ
って、エーミングスクリューaの先端部がヘッドランプ
ユニットに回転不能に連結される。
プユニットに支持された受体eの凹球状をした連結凹部
fに嵌合され、該連結凹部fの奥に連設された平板状を
為す係合凹部gに回り止め片dが係合される。これによ
って、エーミングスクリューaの先端部がヘッドランプ
ユニットに回転不能に連結される。
【0005】hは駆動ギヤであり、上記エーミングスク
リューaの螺軸部bに外嵌状に螺合されている。
リューaの螺軸部bに外嵌状に螺合されている。
【0006】しかして、この駆動ギヤhを回転させる
と、エーミングスクリューaは回転不能にされているた
めその螺軸部bが駆動ギヤhによって送られ、エーミン
グスクリューaが軸方向に移動されることになる。これ
によって、ヘッドランプユニットの上記受体eを支持し
た部分の位置が変化し、ヘッドランプユニットが傾動さ
れることになる。
と、エーミングスクリューaは回転不能にされているた
めその螺軸部bが駆動ギヤhによって送られ、エーミン
グスクリューaが軸方向に移動されることになる。これ
によって、ヘッドランプユニットの上記受体eを支持し
た部分の位置が変化し、ヘッドランプユニットが傾動さ
れることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の自動車用前照灯におけるエーミングスクリューの支
持構造にあっては、エーミングスクリューaの先端をヘ
ッドランプユニットに連結するに際し、その回り止め片
dを受体eの係合凹部gに係合させなければならず、そ
して、受体eはヘッドランプユニットが支持されるラン
プハウジングとヘッドランプユニット自体との間と言う
非常に見づらい位置にあるので、回り止め片dと係合凹
部gとを係合させる作業が行い難く、作業性が悪いとい
う問題があった。
来の自動車用前照灯におけるエーミングスクリューの支
持構造にあっては、エーミングスクリューaの先端をヘ
ッドランプユニットに連結するに際し、その回り止め片
dを受体eの係合凹部gに係合させなければならず、そ
して、受体eはヘッドランプユニットが支持されるラン
プハウジングとヘッドランプユニット自体との間と言う
非常に見づらい位置にあるので、回り止め片dと係合凹
部gとを係合させる作業が行い難く、作業性が悪いとい
う問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明エーミングスクリ
ューの支持構造は、上記した課題を解決するために、螺
軸部の前端に球状部が一体に形成され螺軸部の後端に横
断面形状非円形をした摺動軸部が一体に連設されたエー
ミングスクリューと、螺孔にエーミングスクリューの螺
軸部が螺合されると共にギヤ部を有しランプハウジング
に回転可能に支持されたギヤシャフトと、横断面形状非
円形の摺動孔と上記ギヤシャフトをランプハウジングに
抜け止めするフィックス部とを有するファスナー部材と
から成り、該ファスナー部材の摺動孔に上記エーミング
スクリューの摺動軸部が摺動可能に嵌合すると共にファ
スナー部材をランプハウジングに対して回り止めしたも
のである。
ューの支持構造は、上記した課題を解決するために、螺
軸部の前端に球状部が一体に形成され螺軸部の後端に横
断面形状非円形をした摺動軸部が一体に連設されたエー
ミングスクリューと、螺孔にエーミングスクリューの螺
軸部が螺合されると共にギヤ部を有しランプハウジング
に回転可能に支持されたギヤシャフトと、横断面形状非
円形の摺動孔と上記ギヤシャフトをランプハウジングに
抜け止めするフィックス部とを有するファスナー部材と
から成り、該ファスナー部材の摺動孔に上記エーミング
スクリューの摺動軸部が摺動可能に嵌合すると共にファ
スナー部材をランプハウジングに対して回り止めしたも
のである。
【0009】
【作用】従って、本発明エーミングスクリューの支持構
造にあっては、エーミングスクリューはその摺動軸部が
ファスナー部材の摺動孔に摺動自在に嵌合されることに
よって回り止めされるので、組付時には、エーミングス
クリュー後端部の摺動軸部及びファスナー部材の摺動孔
を見ながら両者を結合することができ、組付時の作業性
が良好である。
造にあっては、エーミングスクリューはその摺動軸部が
ファスナー部材の摺動孔に摺動自在に嵌合されることに
よって回り止めされるので、組付時には、エーミングス
クリュー後端部の摺動軸部及びファスナー部材の摺動孔
を見ながら両者を結合することができ、組付時の作業性
が良好である。
【0010】
【実施例】以下に、本発明エーミングスクリューの支持
構造の詳細を図示した実施例に従って説明する。
構造の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0011】図中1は自動車の図示しない車体に固定さ
れるランプハウジングであり、2はその背面壁である。
れるランプハウジングであり、2はその背面壁である。
【0012】3はヘッドランプユニットであり、ランプ
ボデイ4と該ランプボデイ4の前面開口を覆うレンズ5
とによって形成された空間6内に図示しない光源バルブ
が配置されて成り、該ヘッドランプユニット3は上記ラ
ンプハウジング1内に1の図示しない回動支点部と2つ
の間隔調整部とによって傾動可能に支持されている。
ボデイ4と該ランプボデイ4の前面開口を覆うレンズ5
とによって形成された空間6内に図示しない光源バルブ
が配置されて成り、該ヘッドランプユニット3は上記ラ
ンプハウジング1内に1の図示しない回動支点部と2つ
の間隔調整部とによって傾動可能に支持されている。
【0013】しかして、間隔調整部の一方におけるラン
プハウジング1とヘッドランプユニット3との間の間隔
を変化させることによって、ヘッドランプユニット3は
残りの間隔調整部と回動支点部とを結ぶ線を回動軸とし
て回動することになる。
プハウジング1とヘッドランプユニット3との間の間隔
を変化させることによって、ヘッドランプユニット3は
残りの間隔調整部と回動支点部とを結ぶ線を回動軸とし
て回動することになる。
【0014】そして、上記間隔調整部の一に本発明エー
ミングスクリューの支持構造が適用されている。
ミングスクリューの支持構造が適用されている。
【0015】7が一の間隔調整部である。
【0016】8はランプハウジング1の背面壁2に形成
されたシャフト挿通孔であり、後述するギヤシャフトが
挿通されるものである。
されたシャフト挿通孔であり、後述するギヤシャフトが
挿通されるものである。
【0017】そして、シャフト挿通孔8の開口縁から後
方へ向けてシャフト保持壁9が、また、前方へ向けて円
筒状のギヤシャフト支持壁10がそれぞれ突設されてい
る。
方へ向けてシャフト保持壁9が、また、前方へ向けて円
筒状のギヤシャフト支持壁10がそれぞれ突設されてい
る。
【0018】そして、ギヤシャフト支持壁10の外周面
の上端部には後方から見てほぼ底が平らなV字状をした
凹部11が形成されている。
の上端部には後方から見てほぼ底が平らなV字状をした
凹部11が形成されている。
【0019】また、背面壁2の背面のシャフト保持壁9
を囲む位置には後方から見て矩形を為す嵌合壁12が突
設されている。
を囲む位置には後方から見て矩形を為す嵌合壁12が突
設されている。
【0020】背面壁2前面のギヤシャフト支持壁10に
上方から近接した位置に上下方向に延びるドライバー支
持壁13、13が互いにほぼ平行になるように突設され
ている。そして、これらドライバー支持壁13と13と
の間の空間はギヤシャフト支持壁10の上端部、特に、
凹部11を目指すように形成されている。更に、該ドラ
イバー支持壁13、13の上端からはドライバー案内壁
14、14が上方へ行くに従って互いに離間して行くよ
うに傾斜して突設されている。
上方から近接した位置に上下方向に延びるドライバー支
持壁13、13が互いにほぼ平行になるように突設され
ている。そして、これらドライバー支持壁13と13と
の間の空間はギヤシャフト支持壁10の上端部、特に、
凹部11を目指すように形成されている。更に、該ドラ
イバー支持壁13、13の上端からはドライバー案内壁
14、14が上方へ行くに従って互いに離間して行くよ
うに傾斜して突設されている。
【0021】15はギヤシャフトであり、ほぼ円筒状を
為し螺孔16を有する主部17と該主部17の前端から
外方へ一体に突出したクラウンギヤ部18が一体に形成
されて成る。
為し螺孔16を有する主部17と該主部17の前端から
外方へ一体に突出したクラウンギヤ部18が一体に形成
されて成る。
【0022】クラウンギヤ部18はランプハウジング1
の背面壁2に対向した面の周縁から後方へ突出したギヤ
形成縁19を有し、該ギヤ形成縁19の後面にギヤ歯2
0、20、・・・が形成されている。また、ギヤシャフ
ト15の主部17の外周面の後端部には周方向に環状に
延びる係合凹溝21が形成されている。
の背面壁2に対向した面の周縁から後方へ突出したギヤ
形成縁19を有し、該ギヤ形成縁19の後面にギヤ歯2
0、20、・・・が形成されている。また、ギヤシャフ
ト15の主部17の外周面の後端部には周方向に環状に
延びる係合凹溝21が形成されている。
【0023】22はファスナー部材であり、やや弾性を
有する合成樹脂で形成されている。
有する合成樹脂で形成されている。
【0024】23はファスナー部材22のフィックス部
であり、ほぼ矩形をしたベース24と該ベース24のほ
ぼ中心から後方へ突出された円筒状の嵌合部25とから
成り、該嵌合部25の内周面の前端部には環状の係合突
条26が突設されている。尚、ベース24の形状はラン
プハウジング1の上記嵌合壁12の内法形状にほぼ等し
い形状にされている。
であり、ほぼ矩形をしたベース24と該ベース24のほ
ぼ中心から後方へ突出された円筒状の嵌合部25とから
成り、該嵌合部25の内周面の前端部には環状の係合突
条26が突設されている。尚、ベース24の形状はラン
プハウジング1の上記嵌合壁12の内法形状にほぼ等し
い形状にされている。
【0025】嵌合部25の後端からは連結部27が後方
へ向けて突設されている。該連結部27には上記嵌合部
25の孔に連続する摺動孔28が形成され、該摺動孔2
8は横断面形状で偏平な矩形をしている。
へ向けて突設されている。該連結部27には上記嵌合部
25の孔に連続する摺動孔28が形成され、該摺動孔2
8は横断面形状で偏平な矩形をしている。
【0026】しかして、上記ギヤシャフト15はランプ
ハウジング1の背面壁2の前面側からその主部17がギ
ヤシャフト支持壁10、シャフト挿通孔8、シャフト保
持壁9の順に挿通され、その係合凹溝21がシャフト保
持壁9の後端の直ぐ後側に位置される。
ハウジング1の背面壁2の前面側からその主部17がギ
ヤシャフト支持壁10、シャフト挿通孔8、シャフト保
持壁9の順に挿通され、その係合凹溝21がシャフト保
持壁9の後端の直ぐ後側に位置される。
【0027】そこで、ファスナー部材22のフィックス
部23の嵌合部25をギヤシャフト15のシャフト保持
壁9から後方へ突出した部分に外嵌する。これにより、
嵌合部25の係合突条26がギヤシャフト15の係合凹
溝21に係合してギヤシャフト15のランプハウジング
1からの抜け止めが為され、ギヤシャフト15がランプ
ハウジング1に回転可能に支持される。そして、ファス
ナー部材22のベース24はランプハウジング1の嵌合
壁12内に内嵌される。
部23の嵌合部25をギヤシャフト15のシャフト保持
壁9から後方へ突出した部分に外嵌する。これにより、
嵌合部25の係合突条26がギヤシャフト15の係合凹
溝21に係合してギヤシャフト15のランプハウジング
1からの抜け止めが為され、ギヤシャフト15がランプ
ハウジング1に回転可能に支持される。そして、ファス
ナー部材22のベース24はランプハウジング1の嵌合
壁12内に内嵌される。
【0028】29はエーミングスクリューであり、その
大部分を成す螺軸部30と該螺軸部30の前端に形成さ
れた球状部31と上記螺軸部30の後端に連設され横断
面形状で偏平な矩形をした摺動軸部32とが一体に形成
されて成る。
大部分を成す螺軸部30と該螺軸部30の前端に形成さ
れた球状部31と上記螺軸部30の後端に連設され横断
面形状で偏平な矩形をした摺動軸部32とが一体に形成
されて成る。
【0029】そして、このようなエーミングスクリュー
29はその螺軸部30が上記ギヤシャフト15の主部1
7の螺孔16に螺合される。
29はその螺軸部30が上記ギヤシャフト15の主部1
7の螺孔16に螺合される。
【0030】33は上記ヘッドランプユニット3のラン
プボデイ4に支持された合成樹脂製の受体であり、後面
に開口した球状の凹部34を有している。
プボデイ4に支持された合成樹脂製の受体であり、後面
に開口した球状の凹部34を有している。
【0031】しかして、上記したエーミングスクリュー
29の球状部31は受体33の球状凹部34に嵌合され
る。そして、この状態で、エーミングスクリュー29は
受体33に対して、即ち、ヘッドランプユニット3に対
して傾動及び回転可能である。
29の球状部31は受体33の球状凹部34に嵌合され
る。そして、この状態で、エーミングスクリュー29は
受体33に対して、即ち、ヘッドランプユニット3に対
して傾動及び回転可能である。
【0032】また、エーミングスクリュー29の摺動軸
部32は上記ファスナー部材22の摺動孔28に摺動自
在に嵌合される。尚、具体的には、ギヤシャフト15の
螺孔16にエーミングスクリュー29の螺軸部30を螺
合しておき、該ギヤシャフト15を上記したようにラン
プハウジング1に挿通し、その後端部にファスナー部材
22を外嵌する。その際、エーミングスクリュー29の
摺動軸部32とファスナー部材22の摺動孔28との向
きを合わせながら両者の嵌合を行う。そして、ファスナ
ー部材22のベース24はその外形状がランプハウジン
グ1の背面壁2に形成された嵌合壁12の内法形状に等
しいので、ファスナー部材22はランプハウジング1に
対して回転不能であり、従って、ファスナー部材22の
摺動孔28に摺動軸部32が嵌合しているエーミングス
クリュー29も回転不能である。
部32は上記ファスナー部材22の摺動孔28に摺動自
在に嵌合される。尚、具体的には、ギヤシャフト15の
螺孔16にエーミングスクリュー29の螺軸部30を螺
合しておき、該ギヤシャフト15を上記したようにラン
プハウジング1に挿通し、その後端部にファスナー部材
22を外嵌する。その際、エーミングスクリュー29の
摺動軸部32とファスナー部材22の摺動孔28との向
きを合わせながら両者の嵌合を行う。そして、ファスナ
ー部材22のベース24はその外形状がランプハウジン
グ1の背面壁2に形成された嵌合壁12の内法形状に等
しいので、ファスナー部材22はランプハウジング1に
対して回転不能であり、従って、ファスナー部材22の
摺動孔28に摺動軸部32が嵌合しているエーミングス
クリュー29も回転不能である。
【0033】しかして、上記エーミングスクリューの支
持構造において初期エイミング調整は、以下のようにし
て行う。
持構造において初期エイミング調整は、以下のようにし
て行う。
【0034】35はプラスドライバーであり、該プラス
ドライバー35の先端部36を上方から挿入して該先端
部36をギヤシャフト15のクラウンギヤ部18のギヤ
歯20と噛合させる。
ドライバー35の先端部36を上方から挿入して該先端
部36をギヤシャフト15のクラウンギヤ部18のギヤ
歯20と噛合させる。
【0035】この時、プラスドライバー35の先端部3
6はランプハウジング1の背面壁2に一体に形成された
ドライバー案内壁14、14に案内されてドライバー支
持壁13、13間に導かれる。そして、プラスドライバ
ー35の先端部36はギヤシャフト支持壁10の上面に
形成された凹部11内に位置し、かつ、先端部36のや
や上の部分がドライバー支持壁13、13によってその
位置を規制されるため、その姿勢が安定に保たれる。
6はランプハウジング1の背面壁2に一体に形成された
ドライバー案内壁14、14に案内されてドライバー支
持壁13、13間に導かれる。そして、プラスドライバ
ー35の先端部36はギヤシャフト支持壁10の上面に
形成された凹部11内に位置し、かつ、先端部36のや
や上の部分がドライバー支持壁13、13によってその
位置を規制されるため、その姿勢が安定に保たれる。
【0036】そこで、プラスドライバー35を回転させ
ると、その先端部36によってクラウンギヤ部18のギ
ヤ歯20、20、・・・が送られてギヤシャフト15が
回転される。そして、ギヤシャフト15が回転されて
も、エーミングスクリュー29はその摺動軸部32がフ
ァスナー部材22の摺動孔28と係合されてその回転が
不能とされているので、ギヤシャフト15の螺孔16と
噛合している螺軸部30が送られて、従って、エーミン
グスクリュー29がギヤシャフト15の回転方向に応じ
て前方へ又は後方へ移動される。これによって、当該間
隔調整部7におけるヘッドランプユニット3とランプハ
ウジング1の背面壁2との間の間隔が変化され、図示し
ない回動支点部ともう一つの間隔調整部とを結ぶ線を回
動軸としてヘッドランプユニット3が回動されることに
なる。これによって、エーミング調整、即ち、自動車用
ヘッドランプの照射軸の調整が為される。
ると、その先端部36によってクラウンギヤ部18のギ
ヤ歯20、20、・・・が送られてギヤシャフト15が
回転される。そして、ギヤシャフト15が回転されて
も、エーミングスクリュー29はその摺動軸部32がフ
ァスナー部材22の摺動孔28と係合されてその回転が
不能とされているので、ギヤシャフト15の螺孔16と
噛合している螺軸部30が送られて、従って、エーミン
グスクリュー29がギヤシャフト15の回転方向に応じ
て前方へ又は後方へ移動される。これによって、当該間
隔調整部7におけるヘッドランプユニット3とランプハ
ウジング1の背面壁2との間の間隔が変化され、図示し
ない回動支点部ともう一つの間隔調整部とを結ぶ線を回
動軸としてヘッドランプユニット3が回動されることに
なる。これによって、エーミング調整、即ち、自動車用
ヘッドランプの照射軸の調整が為される。
【0037】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明エーミングスクリューの支持構造は、螺軸部
の前端に球状部が一体に形成され螺軸部の後端に横断面
形状非円形をした摺動軸部が一体に連設されたエーミン
グスクリューと、螺孔にエーミングスクリューの螺軸部
が螺合されると共にギヤ部を有しランプハウジングに回
転可能に支持されたギヤシャフトと、横断面形状非円形
の摺動孔と上記ギヤシャフトをランプハウジングに抜け
止めするフィックス部とを有するファスナー部材とから
成り、該ファスナー部材の摺動孔に上記エーミングスク
リューの摺動軸部が摺動可能に嵌合されると共にファス
ナー部材がランプハウジングに対して回り止めされたこ
とを特徴とする。
に、本発明エーミングスクリューの支持構造は、螺軸部
の前端に球状部が一体に形成され螺軸部の後端に横断面
形状非円形をした摺動軸部が一体に連設されたエーミン
グスクリューと、螺孔にエーミングスクリューの螺軸部
が螺合されると共にギヤ部を有しランプハウジングに回
転可能に支持されたギヤシャフトと、横断面形状非円形
の摺動孔と上記ギヤシャフトをランプハウジングに抜け
止めするフィックス部とを有するファスナー部材とから
成り、該ファスナー部材の摺動孔に上記エーミングスク
リューの摺動軸部が摺動可能に嵌合されると共にファス
ナー部材がランプハウジングに対して回り止めされたこ
とを特徴とする。
【0038】従って、本発明エーミングスクリューの支
持構造にあっては、エーミングスクリューはその摺動軸
部がファスナー部材の摺動孔に摺動自在に嵌合されるこ
とによって回り止めされるので、組付時には、エーミン
グスクリュー後端部の摺動軸部及びファスナー部材の摺
動孔を見ながら両者を結合することができ、組付時の作
業性が良好である。
持構造にあっては、エーミングスクリューはその摺動軸
部がファスナー部材の摺動孔に摺動自在に嵌合されるこ
とによって回り止めされるので、組付時には、エーミン
グスクリュー後端部の摺動軸部及びファスナー部材の摺
動孔を見ながら両者を結合することができ、組付時の作
業性が良好である。
【0039】尚、上記実施例に示した各部の具体的形状
及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化
のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本
発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化
のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本
発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図1】図2乃至図4と共に本発明自動車用前照灯の実
施の一例を示すものであり、本図は概略断面図である。
施の一例を示すものであり、本図は概略断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】要部を一部切り欠いて示す拡大分解斜視図であ
る。
る。
【図4】エーミング調整をしている状態を示す要部の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図5】図6と共に従来の自動車用前照灯の一例を示す
ものであり、本図は要部の拡大断面図である。
ものであり、本図は要部の拡大断面図である。
【図6】要部の拡大分解斜視図である。
1 ランプハウジング 15 ギヤシャフト 16 螺孔 18 クラウンギヤ部(ギヤ部) 22 ファスナー部材 23 フィックス部 28 摺動孔 29 エーミングスクリュー 30 螺軸部 31 球状部 32 摺動軸部
Claims (1)
- 【請求項1】 螺軸部の前端に球状部が一体に形成され
螺軸部の後端に横断面形状非円形をした摺動軸部が一体
に連設されたエーミングスクリューと、螺孔にエーミン
グスクリューの螺軸部が螺合されると共にギヤ部を有し
ランプハウジングに回転可能に支持されたギヤシャフト
と、横断面形状非円形の摺動孔と上記ギヤシャフトをラ
ンプハウジングに抜け止めするフィックス部とを有する
ファスナー部材とから成り、該ファスナー部材の摺動孔
に上記エーミングスクリューの摺動軸部が摺動可能に嵌
合されると共にファスナー部材がランプハウジングに対
して回り止めされたことを特徴とするエーミングスクリ
ューの支持構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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