Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3287624B2 - 半導体センサ - Google Patents

半導体センサ

Info

Publication number
JP3287624B2
JP3287624B2 JP00279093A JP279093A JP3287624B2 JP 3287624 B2 JP3287624 B2 JP 3287624B2 JP 00279093 A JP00279093 A JP 00279093A JP 279093 A JP279093 A JP 279093A JP 3287624 B2 JP3287624 B2 JP 3287624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor sensor
terminal
output
output voltage
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP00279093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06208693A (ja
Inventor
達 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=11539160&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3287624(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP00279093A priority Critical patent/JP3287624B2/ja
Priority to US08/178,740 priority patent/US5473253A/en
Priority to DE4400437A priority patent/DE4400437C2/de
Publication of JPH06208693A publication Critical patent/JPH06208693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3287624B2 publication Critical patent/JP3287624B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P21/00Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P21/00Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups
    • G01P21/02Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups of speedometers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体センサに関し、
特に故障検知手段を備えた半導体センサに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は従来の半導体センサを
示す等価回路であり、これらの図に於いて、半導体セン
サは例えば圧力、速度、加速度等の様々な物理量を検出
して測定できる半導体センサ素子1と、半導体センサ素
子1の出力信号を処理する差動増幅回路2とを集積して
形成した半導体センサ回路3を備え、半導体センサ回路
3は1点鎖線で示す如く一つのケースに収められて半導
体センサ装置4を構成していて、電源5、出力6および
接地7に接続されている。半導体センサ回路3には電源
端子5a、出力端子6aおよび接地端子7aが設けら
れ、半導体センサ装置4には電源端子5b、出力端子6
bおよび接地端子7bが設けられている。出力端子6b
には半導体センサ装置4の信号が入力される制御装置8
の中のアナログ−ディジタル変換器9(以下A−Dコン
バーターと称す)に接続されており、A−Dコンバータ
ー9の入力インピーダンスは符号10で表してある。
【0003】図7には、図6に示す半導体センサ回路3
の出力部の等価回路を示す。この等価回路から明らかな
通り、半導体センサ回路3にはその出力となるエミッタ
接地のNPNトランジスタ11、カソードがNPNトラ
ンジスタ11のコレクタに接続され、アノードが接地さ
れた寄生ダイオード12、NPNトランジスタ11の負
荷となる第1のPNPトランジスタ13、および第1の
PNPトランジスタ13と共にカレントミラー回路を構
成する第2のPNPトランジスタ14が設けられてい
る。第2のPNPトランジスタ14は、そのベースが第
1のPNPトランジスタ13のベースに接続され、エミ
ッタが第1のPNPトランジスタ13のエミッタと接続
され、コレクタは自身のベースと接続されている。第2
のPNPトランジスタ14のベースとコレクタには定電
流源15が接続されて第1のPNPトランジスタ13に
流れる定流を設定し、NPNトランジスタ11のベース
には増幅回路16が接続されている。17は半導体セン
サ回路3内部の電源5と接地7との間の内部インピーダ
ンスである。
【0004】次にこのように構成された従来の半導体セ
ンサの動作について説明する。図6に於いて加速度セン
サ等の半導体センサ素子1の出力は差動増幅回路2で増
幅され、出力端子6a,6bを介して制御装置8のA−
Dコンバーター9に入力される。A−Dコンバーター9
によりアナログ信号はディジタル信号に変換され制御装
置8による制御に用いられる。
【0005】ここで、半導体センサ回路の出力電圧の最
大値Vo(max)は次式で表わせる。
【数1】 但し、Vccは電源端子5aの電圧、Vsat13 は第1のP
NPトランジスタ13の飽和電圧である。又、半導体セ
ンサ回路3の出力電圧の最小値Vo(min)は次式で表わせ
る。
【数2】 但し、Vsat11 はNPNトランジスタ11の飽和電圧で
ある。従って半導体センサ装置4の出力電圧は、V
sat11からVcc−Vsat13までの範囲の電圧をとることに
なる。
【0006】さて、ここで電源端子5aと5bとの間で
断線した場合に出力電圧がどうなるか考えてみる。この
場合は半導体センサ回路3に電源が供給されなくなるた
め、NPNトランジスタ11及び第1のPNPトランジ
スタ13は遮断される。従って出力端子6bは非常に高
いインピーダンスとなるが、A−Dコンバーター9の入
力インピーダンス10のため接地電位とほぼ同じ値とな
る。
【0007】次に出力端子6aと6bの間で断線した場
合の出力電圧は、電源端子5aと5bとの間の断線と同
じく出力端子6bは非常に高いインピーダンスとなるた
め、A−Dコンバーター9の入力インピーダンス10に
よりほぼ接地電位に等しくなる。
【0008】最後に接地端子7aと7bとの間で断線す
ると、やはりNPNトランジスタ11及び第1のPNP
トランジスタ13が遮断するが、電源端子5aから半導
体センサ素子1及び内部インピーダンス17、寄生ダイ
オード12を介し、A−Dコンバーター9の入力インピ
ーダンス10に電流が流れる。この時の半導体センサ装
置4の出力電圧Vo(7open) は次式の通りとなる。
【数3】 但しRG は半導体センサ素子1のゲージ抵抗値(即ち、
電源5−接地7間のインピーダンス)、Ri は内部イン
ピーダンスの抵抗値、RI(A−D)はA−Dコンバー
ター9の入力インピーダンス10の値、VE12 は寄生ダ
イオード12の順方向電圧である。従って、例えばVcc
=5V,RG=3kΩ,Ri=10kΩ,RI(A-D) =1
0MΩ,VF12 =0.6Vのとき、Vo(7open)≒4.4
0Vとなる。
【0009】以上の様に、電源端子5a,5b及び出力
端子6a,6bで断線した場合は、出力はほぼ接地電位
になり、接地端子7a,7bが断線した場合はVcc=5
Vのとき出力電圧は約4.4Vとなることが分った。し
かしながら、電源端子5a,5b及び出力端子6a,6
bが断線した場合には、A−Dインピーダンス9の入力
インピーダンス10で接地されるため、接地に対するイ
ンピーダンスが高く、出力端子6bから制御装置8迄の
配線に重畳されるノイズの影響を受け、非常に不安定な
電位となり、半導体センサの通常動作時の出力電圧範囲
に入ることが多く、正常動作時と断線時との判別ができ
ない。又、接地端子7a,7bが断線した場合には、出
力端子6bの電位はおよそ4.4Vになるが、(1)式
の如くVsat13=0.2VとすればVo(max) =4.8V
となり、正常に半導体センサ装置4が動作していても、
接地端子7a,7bが断線した場合と同様の電位を取り
得ることになり、正常動作時と断線時との判別ができな
い。この様にいずれの場合にも、出力端子6bの出力電
圧により、半導体センサ装置4の電源端子5a,5b、
出力端子6a,6b、接地端子7a,7bの断線を検出
することは不可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体センサは
以上のように構成されているため、端子部の断線が検出
できず信頼性上問題があった。
【0011】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、各端子部の断線を確実に検出できる
半導体センサ装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体セ
ンサは、出力端子と、前記電源端子あるいは前記接地端
子との間で前記半導体センサ装置の外部に抵抗を接続す
ると共に、前記半導体センサ内に設けられ、前記電源端
子と、前記出力端子と、前記接地端子とのいずれに関し
ても断線が無い場合は前記出力端子に生じる前記半導体
センサの出力電圧の上限および下限の少なくとも一方を
所定値に制限して前記出力電圧が所定範囲内の値となる
ようにし、前記電源端子と、前記出力端子と、前記接地
端子とのいずれかに関した断線が生じた場合は前記出力
電圧が前記所定範囲外となるようにする出力電圧制限回
路を設け、もって前記出力電圧の値で前記電源端子と、
前記出力端子と、前記接地端子とのいずれかに関した断
線を検出し得るようにしたものである。
【0013】
【作用】この発明における半導体センサは、検出すべき
物理量の範囲に対応する出力電圧の範囲を、断線時の出
力電圧と分離区分しているため、半導体センサの断線を
容易に判別でき、極めて信頼性の高い半導体センサを提
供できる。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、本発明の半導体センサは、出力端
子6bと電源5との間で半導体センサ装置4の外部に接
続された抵抗25と、半導体センサ装置4内部に設けら
れて半導体センサ装置4の出力電圧を制限する出力電圧
制限回路30とを備えており、半導体センサ装置4の出
力端子6bの出力電圧を監視することにより断線を検出
できるようにされている。出力電圧制限回路30は、半
導体センサ回路3の内部で電源端子5aと出力端子6a
との間に挿入された抵抗18と、一端が電源5に接続さ
れた抵抗19と、一端が抵抗19の他端に接続されて他
端が接地端子7aに接続された抵抗20と、抵抗19お
よび20間の接続点がベースに接続され、コレクタが電
源端子5aに接続されたNPNトランジスタ21と、一
端がNPNトランジスタ21のエミッタに、端子が接地
端子7bに接続された抵抗22と、ベースがNPNトラ
ンジスタ21のエミッタと抵抗22との間の接続点に接
続され、コレクタが接地端子7bに接続され、エミッタ
が出力端子6aに接続されたPNPトランジスタ23
と、NPNトランジスタ11のコレクタと抵抗18およ
び出力端子6a間の接続点との間に接続された抵抗24
とを備えている。抵抗18,19,20,22,24及
びNPNトランジスタ21、PNPトランジスタ23は
半導体センサ回路3の内部に形成されていて、出力電圧
制限回路30を構成している。
【0015】次にこのように構成された本発明の半導体
センサの動作につき説明する。まず半導体センサ素子1
が検出する物理量Pが加速度などのベクトル量を扱うも
のとすると、値は正および負のいずれも取り得るため、
物理量Pが0のときは半導体センサ回路3の出力電圧V
0 はあるオフセット電圧Voffset を持つことになる。
又、このオフセット電圧Voffset は電源5と接地7との
間の電位差Vccの範囲のある値(例えば1/2 Vcc)を取
る(図2)。このとき物理量Pが増加すると出力電圧V
0 が増加するものとすると、物理量Pが正のとき出力電
圧V0 はVoffsetより大きくなり、反対に物理量Pが負
の時出力電圧V0 はVoffset より小さくなる。
【0016】次に電源端子5a,5b、出力端子6a,
6bならびに接地端子7a,7bの断線検知について説
明する。まず、電源端子5a,5bが断線した時の出力
6の出力電圧V0 (5open)は
【数4】 ここでR18は抵抗18の抵抗値、R25は抵抗25の抵抗
値である。R25=220kΩ,R18=5kΩ,RG=3
kΩ,Ri=10kΩ,RI(A-D)=10MΩ、Vcc=5
VとすればV0(5open)≒0.16Vとなる。次に出力端
子6a,6bが断線したときの出力6の出力電圧V
0(6open)
【数5】 0(6open)は同様に計算するとV0(6open)≒4.99V
である。最後に接地端子7a,7bが断線したときの出
力6の出力電圧V0(7open)
【数6】 0(7open)も同様に計算するとV0(7open)≒5.0Vで
ある。したがって、例えば出力V0 として0.5Vより
小さい値あるいは4.5Vより大きい値が出力されない
様にしておけば、0.5Vより小さい電圧あるいは4.
5Vより大きい電圧が出力されたときには、端子が断線
していることが分る。
【0017】次に出力V0 として0.5Vより小さいか
4.5Vより大きい値が出力されない様にする出力電圧
制限回路30について説明する。まず図1より半導体セ
ンサ回路3の出力電圧が取り得る最小値V0(min)は、
【数7】 ここでR24は抵抗24の抵抗値である。従って出力電圧
は、Vsat11=0.2V,R18=5kΩ,R24=0.3
3kΩ,R25=220kΩ,Vcc=5Vとしたとき0.
5Vより小さくならない。
【0018】次に半導体センサ回路3が取り得る最大値
0(max)は次のように求められる。抵抗19と抵抗20
によって分圧された電圧がNPNトランジスタ21のベ
ースに印加される。このときのNPNトランジスタ21
のエミッタ電圧VE(21)
【数8】 ここでR19は抵抗19の抵抗値、R20は抵抗20の抵抗
値、VBE(21)はNPNトランジスタ21のベース・エミ
ッタ間オン電圧である。抵抗22はエミッタフォロアで
動作しているNPNトランジスタ21の負荷であり、V
E(21) はPNPトランジスタ23のベース電位であるか
ら(8)式を書き直すと
【数9】 但しVB(23) はPNPトランジスタ23のベース電位で
ある。
【0019】PNPトランジスタ23のベース電位は
(9)式の如く一定の電圧であるから、PNPトランジ
スタ23はエミッタ電位によってコレクタ電流が流れた
り流れなかったりする。即ちPNPトランジスタ23を
活性化するにはこのエミッタ電位が
【数10】 但しVE(23) はPNPトランジスタ23のエミッタ電
位、VBE(23)はPNPトランジスタ23のベース・エミ
ッタ間オン電圧である。(9)式(10)式により
【数11】 ここで、VBE(23)はPNPトランジスタ23のエミッタ
電流に係らずほぼ一定と仮定すると(実際はエミッタ電
流の自然対数に比例する)
【数12】 但しVBE(12)≒VBE(23)、即ち半導体センサ回路3の最
大出力電圧V0(max)
【数13】 となる。ここでR19=5kΩ,R20=45kΩ,とする
とV0(max)=4.5Vとなる。
【0020】以上のように抵抗18,24,25,1
9,20、NPNトランジスタ11,21、PNPトラ
ンジスタ23により半導体センサ回路3の出力V0
0.5Vより小さくあるいは4.5Vより大きい値をと
らないことになり、半導体センサ回路3の特性は図2の
如くなる。ここで物理量Pは、P1〜P2の範囲が通常計
測範囲であり、物理量PがP1′のとき出力V0 はV
0(max)に固定されており、物理料PがP2′のときはV0
はV0(max)に固定されている。V0 がV0(max) からV
cc迄の範囲及びV0(min) から0迄の範囲は半導体セン
サ装置4のいずれかの端子が断線している場合である。
この様にして半導体センサ装置4の断線を検出でき、又
0 が断線を示す範囲(図2の斜線の範囲)のときは制
御回路8は半導体センサ装置4の出力電圧V0を参照し
ない制御のモードを取る様にプログラムを作れば信頼性
の高い制御装置が実現できる。必要があれば、V0 が断
線を示す範囲のとき、表示ランプ等を点灯させ、警告を
発することも可能である。
【0021】実施例2.図3に示す実施例に於いては、
実施例1の場合と異なり電源5と出力6との間に抵抗が
挿入されておらず、出力6と接地7との間に抵抗26が
挿入されている。この場合も抵抗26は半導体センサ装
置4の外部に設けねばならない。出力電圧制限回路30
の内容は図1のものと同じである。電源端子5a,5b
が断線しているときは、半導体センサ回路3の内部のト
ランジスタは全てオフであり、出力端子6bは抵抗26
と入力インピーダンス10の並列抵抗により接地との間
を終端されている。抵抗26の値を入力インピーダンス
10より十分小さな値としておけば、出力6は抵抗26
で接地されているため出力電圧V0 は0Vである。出力
端子6a,6bが断線しているときも同様、出力6は抵
抗26で接地されておりOVとなる。接地端子7a,7
bが断線しているときは出力V0(7open)
【数14】 但しR26は抵抗26の抵抗値である。R26=220k
Ω,RI(A-D)=10MΩ、R18=5kΩ,Vcc=5Vの
ときV0(7open)≒4.89V 従って実施例1と同様に半導体センサ回路3の出力V0
が0.5Vより小さいか4.5Vより大きな値をとらな
い様にしておけば出力電圧V0 を見ることにより、半導
体センサ装置4の各端子の断線は検出できる。
【0022】実施例3.図5の様に絶対圧力の様に負の
値を取らない物理量Pを半導体センサ素子1が計測する
場合は、V0(min)をVoffsetとしておけば、V0(max)
のみ出力電圧V0を制限すれば良いから図1及び図3の
出力電圧制限回路30の抵抗24は不要であり、図4に
示す如く、この抵抗24に対応する抵抗の無い出力電圧
制限回路31で良い。この場合通常の物理量Pの計測範
囲は0〜P1 である。V0 がVoffsetより或はV0(max)
より大きいとき半導体センサ装置4のいずれかの端子が
断線していることになる。
【0023】又、前記実施例では、半導体センサ素子1
を電源5と接地7の間に挿入して定電圧駆動方式を用い
ているが、半導体センサ素子1を定電流源により駆動す
る定電流駆動方式としても同様の効果を奏するし、温度
特性の点からは好ましい。但しこの場合半導体センサ回
路3の電源5と接地7との間のインピーダンスは抵抗1
7(R17)のみとなる。半導体センサ素子1としては公
知の様々なタイプのものが使用できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明の半導体センサ
によれば、出力端子と、前記電源端子あるいは前記接地
端子との間で前記半導体センサ装置の外部に抵抗を接続
すると共に、前記半導体センサ内に設けられ、前記電源
端子と、前記出力端子と、前記接地端子とのいずれに関
しても断線が無い場合は前記出力端子に生じる前記半導
体センサの出力電圧の上限および下限の少なくとも一方
を所定値に制限して前記出力電圧が所定範囲内の値とな
るようにし、前記電源端子と、前記出力端子と、前記接
地端子とのいずれかに関した断線が生じた場合は前記出
力電圧が前記所定範囲外となるようにする出力電圧制限
回路を設け、もって前記出力電圧の値で前記電源端子
と、前記出力端子と、前記接地端子とのいずれかに関し
た断線を検出し得るようにしたものであるため、センサ
が安価に製造でき、高信頼のものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体センサを示す
等価回路図である。
【図2】この発明の一実施例の半導体センサの特性を示
す図である。
【図3】この発明の他の実施例による半導体センサを示
す等価回路図である。
【図4】この発明の他の実施例による半導体センサを示
す等価回路図である。
【図5】この発明の他の実施例の半導体センサの特性を
示す図である。
【図6】従来の半導体センサを示すブロック図である。
【図7】従来の半導体センサを示す等価回路図である。
【符号の説明】
4 半導体センサ装置 5 電源 5a、5b 電源端子 6 出力 6a、6b 出力端子 7 接地 7a、7b 接地端子 8 制御装置 11 NPNトランジスタ 18〜20 抵抗 21 NPNトランジスタ 23 PNPトランジスタ 24〜26 抵抗 30、31 出力電圧制限回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 29/06 G01P 21/00 H01L 29/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体センサ素子と、該半導体センサ素
    子の出力信号を処理する差動増幅回路とを集積して形成
    した半導体センサ回路を備え、該半導体センサ回路に
    は、電源端子と、出力端子と、接地端子とが設けられる
    と共に、前記出力端子に入力インピーダンスで接地され
    るA−Dコンバータが接続された半導体センサに於い
    て、 前記出力端子と、前記電源端子あるいは前記接地端子と
    の間で前記半導体センサ装置の外部に抵抗を接続すると
    共に、前記半導体センサ内に設けられ、前記電源端子
    と、前記出力端子と、前記接地端子とのいずれに関して
    も断線が無い場合は前記出力端子に生じる前記半導体セ
    ンサの出力電圧の上限および下限の少なくとも一方を所
    定値に制限して前記出力電圧が所定範囲内の値となるよ
    うにし、前記電源端子と、前記出力端子と、前記接地端
    子とのいずれかに関した断線が生じた場合は前記出力電
    圧が前記所定範囲外となるようにする出力電圧制限回路
    を設け、前記出力電圧の値で前記電源端子と、前記出力
    端子と、前記接地端子とのいずれかに関した断線を検出
    し得るようにした ことを特徴とする半導体センサ。
JP00279093A 1993-01-11 1993-01-11 半導体センサ Expired - Lifetime JP3287624B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00279093A JP3287624B2 (ja) 1993-01-11 1993-01-11 半導体センサ
US08/178,740 US5473253A (en) 1993-01-11 1994-01-07 Semiconductor sensor apparatus
DE4400437A DE4400437C2 (de) 1993-01-11 1994-01-10 Halbleitersensorvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00279093A JP3287624B2 (ja) 1993-01-11 1993-01-11 半導体センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06208693A JPH06208693A (ja) 1994-07-26
JP3287624B2 true JP3287624B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=11539160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00279093A Expired - Lifetime JP3287624B2 (ja) 1993-01-11 1993-01-11 半導体センサ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5473253A (ja)
JP (1) JP3287624B2 (ja)
DE (1) DE4400437C2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4443941C2 (de) * 1994-12-09 1998-12-17 Knorr Bremse Systeme Verfahren und Vorrichtung zur Überprüfung eines Sensors
JP3564796B2 (ja) * 1995-06-05 2004-09-15 株式会社デンソー センサ装置及びセンサ装置の調整方法
DE19539458C2 (de) * 1995-10-24 2001-03-15 Bosch Gmbh Robert Sensor mit Testeingang
DE19542086C2 (de) * 1995-11-11 2002-10-24 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zur Fehlererkennung bei einem Sensor
JP3335516B2 (ja) * 1995-12-19 2002-10-21 三菱電機株式会社 半導体センサ
US5701081A (en) * 1996-01-22 1997-12-23 Rapaport; Leon St Aubyn Instrument used for the live troubleshooting of short circuits
JP4253046B2 (ja) * 1997-07-18 2009-04-08 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド ダイヤフラムの異常検出装置
US6002338A (en) * 1997-09-15 1999-12-14 Ford Global Technologies, Inc. Method and system for detecting failures in self-exciting sensor
DE19751519C2 (de) * 1997-11-21 2000-08-24 Helag Electronic Gmbh Linearsensor
DE19752279C2 (de) * 1997-11-26 2000-09-28 Daimler Chrysler Ag Sensoranordnung und Betriebsverfahren hierfür
EP1069407B1 (de) * 1999-07-15 2005-11-30 Micronas GmbH Elektronische Gebereinrichtung
EP1069568B1 (de) 1999-07-15 2006-06-21 Micronas GmbH Wiedergabegerät
DE10008180C2 (de) * 1999-07-15 2002-11-14 Micronas Gmbh Elektronische Gebereinrichtung
US7092340B2 (en) 2000-07-13 2006-08-15 Micronas Gmbh Playback apparatus
DE10061589C1 (de) * 2000-12-11 2002-07-25 Infineon Technologies Ag Schaltungsanordnung mit Integriertem Verstärker
JP3918614B2 (ja) * 2002-04-09 2007-05-23 富士電機デバイステクノロジー株式会社 断線故障検知回路
JP4075744B2 (ja) * 2003-02-12 2008-04-16 日産自動車株式会社 燃料タンクの取付構造
DE102005038316B4 (de) * 2005-08-11 2007-12-27 Zentrum Mikroelektronik Dresden Ag Schaltungsanordnung zur Erzeugung eines definierten Ausgangssignals
US10126347B2 (en) 2016-12-29 2018-11-13 Infineon Technologies Ag Passive bridge circuit with oxide windows as leakage sink
JP7403238B2 (ja) * 2019-05-31 2023-12-22 日立Astemo株式会社 電子回路およびセンサシステム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3883753A (en) * 1974-01-04 1975-05-13 Ford Motor Co Thermocouple-failure warning circuit
US4031461A (en) * 1976-01-23 1977-06-21 Deere & Company Source related potential indicating continuity tester
US4172252A (en) * 1977-06-15 1979-10-23 Pan Data Ab Monitoring arrangement for monitoring a change from a normal condition of any one of a plurality of condition sensing devices
JPS58137329A (ja) * 1982-02-10 1983-08-15 Nec Corp 入力信号線断線検出回路
DE3724926A1 (de) * 1987-07-28 1989-02-09 Bayerische Motoren Werke Ag Schaltungsanordnung zur ueberpruefung der zuleitungen eines schalters oder sensors
US4845435A (en) * 1988-01-20 1989-07-04 Honeywell Inc. Sensor fault detector
US4841286A (en) * 1988-02-08 1989-06-20 Honeywell Inc. Apparatus and method for detection of an open thermocouple in a process control network

Also Published As

Publication number Publication date
DE4400437C2 (de) 1996-04-11
JPH06208693A (ja) 1994-07-26
DE4400437A1 (de) 1994-07-14
US5473253A (en) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3287624B2 (ja) 半導体センサ
JP2628694B2 (ja) 差動増幅器及び差動増幅器を有する電流検出回路
US4977375A (en) Fan operating status sensing circuit
US7098799B2 (en) Unit for sensing physical quantity
US5793297A (en) Self-monitoring pressure detection apparatus and method
US6316967B1 (en) Current detector
US6940290B2 (en) Sensor output processing device having self-diagnosis function
CN100454709C (zh) 用于检测车辆中马达的过电流的设备
JP3656758B2 (ja) 動作状態検出回路
JP2635277B2 (ja) センサユニット制御システム
JP2522466B2 (ja) 電力用半導体装置
JPH0748620B2 (ja) 電子機器装置
KR950021938A (ko) 배터리 충전 제어 장치 및 그 방법
JPH0593738A (ja) 半導体加速度センサー
JP3203521B2 (ja) 負荷の断線検知回路
JP2684062B2 (ja) センサの異常検出回路
US6188226B1 (en) Electric potential sensor
JPH10128690A (ja) 電子式圧力スイッチ及びこれを用いた真空部品吸着装置
JP2700500B2 (ja) 圧力検出回路
KR20170104941A (ko) 자기 센서 및 자기 센서 장치
WO2004015857A1 (ja) センサ信号出力回路
JPH0720614Y2 (ja) 電流検出回路
JP2578790B2 (ja) 保護回路
JP3664038B2 (ja) リセット回路
JP2935080B2 (ja) 電圧検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130315

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term