JP3286508B2 - パック電池 - Google Patents
パック電池Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
蔵しているパック電池に関する。とくに、本発明は、電
池をケースに内蔵するときに方向を間違えて逆にすると
使用できないパック電池に関する。
電子回路部品を装着する電子回路基板と、電池を内蔵し
ているパック電池を示す。この図のパック電池は、凸極
4を+極とし、非凸極5を−極とする電池3をケース1
に内蔵している。電池3の+極である凸極4は、ケース
1に開口した電極窓6からケース1の外部に表出させて
いる。電池3の非凸極5は、電子回路基板2と中間プレ
ート9を介してケース1の表面電極8に接続されてい
る。
して電子回路基板2を接続した電池3をケース1に内蔵
して製造される。すなわち、リード板7を介して電子回
路基板2を電池3に連結したものを電池アッセンブリと
して、ケース1に組み込んで製造される。
ク電池は、電池アッセンブリをケース1に組み込むとき
に、誤って+−の極性が逆になると、製造されるパック
電池の極性も+−が逆になる。それは、非凸極5である
−極は電極窓6からケース1の外部に表出され、+極で
ある凸極4は中間プレート9を介して表面電極8に接続
されるからである。+−が逆になったパック電池を電気
機器に装着すると、機器に損傷を与え、あるいはパック
電池が故障する等の弊害が発生する。とくに、リチウム
イオン二次電池のように電圧値の高い電池は、逆接続す
ると過大な電流が流れて、機器や電池を著しく損傷させ
ることが考えられる。
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、電
池アッセンブリの+−を逆にしてケースに組み込むと使
用できないようにして、電気機器を保護するパック電池
を提供することにある。
前述の目的を達成するために下記の構成を備える。 (a) パック電池は、ケース1に、電子回路基板2と
電池3を内蔵している。 (b) 電池3は、凸極4と非凸極5からなる+−の電
極を両端に備える。 (c) ケース1は、電池3の凸極4を外部に表出させ
る電極窓6を開口している。 (d) 電池3の非凸極5側に対向接近して、電子回路
基板2が配設されている。 (e) 電子回路基板2は、リード板7を介して凸極4
に接続されている。 (f) ケース1は、電極窓6の反対の端部に、非凸極
5に接続される表面電極8を備える。 (g) 電子回路基板2と表面電極8の間に、電子回路
基板2を表面電極8に接続する中間プレート9が配設さ
れている。 (h) 表面電極8は、中間プレート9を介して電子回
路基板2に接続され、電子回路基板2は電池3の非凸極
5に接続されている。 (i) 中間プレート9は、電子回路基板2と対向する
面の中心部分に絶縁材10を配設して、外周部分を電子
回路基板2に接続している。
基板2を接続して電池アッセンブリとし、電池アッセン
ブリをケース1に組み込んで製作できる。この状態で製
造されるパック電池は、電池アッセンブリを正常な状態
でケース1に組み込むと、凸極4はケース1の電極窓6
から表出し、非凸極5は電子回路基板2と中間プレート
9を介してケース1の表面電極8に接続される。ところ
が、電子回路基板2を電極に接続した電池アッセンブリ
を、ケース1に+−を逆にして組み込むと、非凸極5を
接続している電子回路基板2は、ケース1の電極窓6か
ら外部に表出されるが、電池3の凸極4は、中間プレー
ト9の中心に配設された絶縁材10に接触して、中間プ
レート9には接続されない。このため、電池アッセンブ
リの+−を逆にしてケース1に組み込むと、電池3の凸
極4が絶縁されてケース1の外部に表出されない。した
がって、電池アッセンブリをケース1に正常に組み込む
とパック電池として使用できるが、電池アッセンブリの
+−を逆にしてケース1に組み込むと、全く使用できな
くなり、逆に組み込まれた電池3が、電気機器を損傷さ
せるのを有効に防止できる。
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を
例示するものであって、本発明はパック電池を下記のも
のに特定しない。
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解
決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
び図4に示す。これらの図に示すパック電池は、図1お
よび図2と同様、凸極4を+極、非凸極5と外周を−極
とする電池3を1本、ケース1に内蔵している。電池3
の極性は、凸極4を−、非凸極5を+とすることもでき
るが、一般的には+を凸極4、−を非凸極5としてい
る。また、ケース1に内蔵する電池3は、2本以上とす
ることもできる。
リチウム−イオン二次電池である。ただ、本発明は電池
3をリチウム−イオン二次電池に特定せず、たとえば、
ニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素電池等とす
ることもできる。内蔵する電池3をリチウム−イオン二
次電池とするパック電池は、起電力を高くすることがで
き、例えば1本のリチウム−イオン二次電池で、ニッケ
ル−カドミウム電池の約3本分に相当する3.6Vの電
圧を生じさせることができる。
るケース1は、円筒状をしており、絶縁性を有するプラ
スチック製である。ケース1は、図3に示すように縦方
向に上下2つに分割される。ケース1の一端には、電極
窓6を開口する。電極窓6は、ここから電池3の凸極4
を突出させて、外部と電気接続するためのものである。
装着している。表面電極8は、電池3の非凸極5と電気
的に接続される。非凸極5と表面電極8の間には、接点
板12、電子回路基板2、中間プレート9があり、これ
らを介して非凸極5と表面電極8は接続される。
アッセンブリとして、ケース1に内蔵される。電池アッ
センブリは、電池3と電子回路基板2からなり、リード
板7を介して電子回路基板2は電池3と電気接続され
る。
配設される。電子回路基板2は、電池3の過充放電防止
のための保護回路を有する基板である。電子回路基板2
は電池3の底面とほぼ同じ大きさの円盤状で、基板上に
は各電子回路部品が装着されている。電子回路の電源を
電池3から得るため、電子回路基板2は電池3の+極、
−極と電気接続される。図3において、凸極4はリード
板7を介して電子回路基板2と接続される。
で構成される。リード板7は細長い板状で、一端を凸極
4と接続し、他端を電子回路基板2と接続できる長さと
する。凸極4と接触する端部は、凸極4と広い面積で接
触できるように若干大きくし、例えば円盤状とする。円
盤状とした一端を折曲して、リード板7と凸極4とを接
続する。リード板7の他端は、電子回路基板2と接続で
きるような形状とする。なお、リード板7に代わってリ
ード線を使用することもできるが、リード板を使用する
と電池アッセンブリの製造工程においてリード板の配
置、溶接等が容易になり、電子回路基板2と電池3の接
続が簡単にできるメリットがある。
極5および電池3の外装缶を−極としている。したがっ
て、+極と接続されるリード板7が電池3の外装缶に接
触してショートしないように、リード板7と電池3の間
には絶縁板11が配設される。絶縁板11には紙、プラ
スチック等の絶縁性の高いものが使用できる。絶縁板1
1も細長い板状で、リード板7と電池3の接触を防止で
きるようにリード板7よりも一回り大きくしている。絶
縁板11の端部は電池3の底面とほぼ同じ大きさの円盤
状とし、電池3の凸極4側では、中心に凸極4が挿入で
きる挿通孔13を設ける。絶縁板11の端部を折曲して
凸極4を挿通孔13から突出させることで、凸極4は絶
縁板11に邪魔されずにリード板7と接続でき、かつ他
の部分に接触してショートすることを防止できる。
の端面を円盤状とし、一部に切欠部14を設ける。円盤
状とした端面を折曲して、非凸極5と電子回路基板2を
絶縁し、電子回路基板2上の電子回路部品と非凸極5と
の不要な接触を防止する。非凸極5と電子回路基板2
は、接点板12を介して電気的に接続される。接点板1
2は非凸極5の一部に配設され、この部分では絶縁板1
1で絶縁されないように、接点板12を配設する位置に
は切欠部14が設けられる。
池アッセンブリは、ケース1に内蔵され、凸極4はその
ままケース1の電極窓6から突出して、パック電池の一
方の外部電極となる。非凸極5は電子回路基板2と接続
されており、電子回路基板2がケース1に装着される表
面電極8と接続されて、表面電極8がパック電池の他方
の外部電極となる。
間プレート9が配設される。中間プレート9は図4の断
面図に示すように、中央部を突出した凸状の円板で、導
電性を有する部材で構成される。中間プレート9の外周
部分で電子回路基板2と接触し、電気接続される。中間
プレート9の電子回路基板2と対向する面には、中心部
分に絶縁材10が配設される。絶縁材10は円盤状で、
絶縁性を有するプラスチック、紙等で構成される。図4
の断面図に示すように、絶縁材10を配設した中間プレ
ート9の中心部分は、外周部分よりも低く、中間プレー
ト9を電子回路基板2に連結した状態で、外周部分のみ
が電子回路基板2と接触し、絶縁材10を設けた中心部
分は電子回路基板2と接触しない。
の非凸極5側の底面全体を電極として使用するのでな
く、面の外周部分を電極として、この部分で電気接続し
ている。一方、反対側の面では、中心部分に凸極4を設
けている。この構造のパック電池は、製造時において誤
って電池アッセンブリを+−逆にしてケース1にセット
した場合でも、凸極4がパック電池の外部に表出するこ
とがなく、パック電池の+−の極性が逆になることがな
い。電池アッセンブリを逆にしてケース1に装着した場
合、非凸極5が電極窓6から外部に表出しても、凸極4
は中間プレート9の絶縁材10に接触するので、この部
分で絶縁されて表面電極8と接続されず、表面電極8か
ら外部に表出しないからである。よって、凸極4が接続
できないため、このパック電池は電池3として使用する
ことができない。したがって、+−が逆となって使用さ
れず、電池3の極性が逆になって使用した場合に起こる
破損や故障等の事故が防止される。
接続される表面電極8は、円筒状で一端を封鎖したキャ
ップ状をしている。表面電極8は導電性を有し、非凸極
5とは接点板12、電子回路基板2、中間プレート9を
介して電気的に接続され、パック電池の一方の外部電極
端子となる。図3に示すように、円筒状をしたケース1
は、電極窓6を設けた側と反対側を開口している。上下
に分割した状態のケース1に電池アッセンブリをセット
してからケース1を合体させ、開口部分にキャップ状の
表面電極8をはめ込んで閉鎖する。表面電極8は底面に
ダボを設けて、ここをスポット溶接して、中間プレート
9に固定している。表面電極8は平板状でなく、側面を
有する円筒状であるので、パック電池は表面電極8を固
定した底面からだけでなく、図4の断面図に示すように
表面電極8の側面部からも電極を得ることができ、便利
に使用できる。
製造される。 電池アッセンブリを製造する。電池アッセンブリ
は、図3に示すように電池3に電子回路基板2を装着し
て構成される。まず電池3に絶縁板11を装着する。絶
縁板11の端面をそれぞれ折曲し、凸極4は挿通孔13
にはめ込み、非凸極5は切欠部14以外を被覆して絶縁
する。
する。リード板7の一端を折曲し、凸極4と電気接続す
る。凸極4以外の部分では、リード板7が電池3に触れ
ないようにする。また、切欠部14で電池3の底面に接
点板12を接続する。
に装着する。電池3の+極はリード板7から、−極は接
点板12から、それぞれ電子回路基板2の電源部分に接
続する。
する。ケース1内に設けた溝にリード板7や電子回路基
板2等をはめ込んで装着する。
0が装着される。絶縁材10のある面を電子回路基板2
に装着する。中間プレート9の外周部分が電子回路基板
2と電気接続される。電子回路基板2の中間プレート9
と接触される面の外周は、反対側の接点板12と電気接
続されており、非凸極5にも接続されている。
電池アッセンブリを、分割されたケース1に納め、分割
されたケース1同士を上下で接着する。そして、非凸極
5側の開口部分にキャップ状の表面電極8をはめ込んで
封鎖する。表面電極8はスポット溶接され、ケース1に
固定される。ケース1の電極窓6から凸極4が突出し、
表面電極8が非凸極5となる。
造時において、電池の+−を誤って逆に装着した場合
に、電池の極性が逆となって起こる事故を未然に防止す
る。それは、本発明のパック電池が、凸極を中心に、非
凸極を円周に、それぞれ設けた構造としているからであ
る。通常の組立では、電池の凸極がケースの電極窓から
外部に突出し、非凸極が表面電極に接続される。しか
し、電池を逆向きにケースに装着した場合、電極窓から
非凸極が表出してしまう。従来のパック電池であれば、
凸極も表面電極と電気接続され、完全にパック電池の極
性が逆となってしまう。極性が逆となったパック電池を
誤って使用すると、電気機器の故障や電池の破損等の事
故が起こる恐れがある。本発明のパック電池であれば、
非凸極は電極窓から表出するものの、凸極は中間プレー
トに設けた絶縁板によって絶縁され、表面電極と電気接
続されることがない。したがって、一方の電極が使用で
きないため電池として使用できず、電気機器等に接続し
ても作動しないので事故が防止できる。
電極をキャップ状としているので、パック電池の組立時
において、分割されたケースの開口部にはめ込んでケー
ス同士の固定を容易にできる。表面電極自体も固定が容
易であり、ダボを設けているので位置決めが簡単とな
り、スポット溶接をする位置を正確にできる。さらに外
形をキャップ状とする表面電極は、平板状の電極に比べ
強度も強くなる。くわえて、パック電池の側面にも電極
が表出する部分ができ、便利に使用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の全ての構成を有することを特徴と
するパック電池。 (a) パック電池は、ケース(1)に、電子回路基板
(2)と電池(3)を内蔵している。 (b) 電池(3)は、凸極(4)と非凸極(5)から
なる+−の電極を両端に備える。 (c) ケース(1)は、電池(3)の凸極(4)を外
部に表出させる電極窓(6)を開口している。 (d) 電池(3)の非凸極(5)側に対向接近して、
電子回路基板(2)が配設されている。 (e) 電子回路基板(2)は、リード板(7)を介し
て凸極(4)に接続されている。 (f) ケース(1)は、電極窓(6)の反対の端部
に、非凸極(5)に接続される表面電極(8)を備え
る。 (g) 電子回路基板(2)と表面電極(8)の間に、
電子回路基板(2)を表面電極(8)に接続する中間プ
レート(9)が配設されている。 (h) 表面電極(8)は、中間プレート(9)を介し
て電子回路基板(2)に接続され、電子回路基板(2)
は電池(3)の非凸極(5)に接続されている。 (i) 中間プレート(9)は、電子回路基板(2)と
対向する面の中心部分に絶縁材(10)を配設して、外
周部分を電子回路基板(2)に接続している。
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---|---|---|---|
JP28320295A JP3286508B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | パック電池 |
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---|---|---|---|
JP28320295A JP3286508B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | パック電池 |
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JP28320295A Expired - Fee Related JP3286508B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | パック電池 |
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-
1995
- 1995-10-31 JP JP28320295A patent/JP3286508B2/ja not_active Expired - Fee Related
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