JP3266487B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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Description
液晶表示装置に関するものである。
の液晶表示装置には、その視認性を向上させるためにバ
ックライト方式が採用され、しかも、近年の薄型化、軽
量化および低消費電力化の要求に応じてエッジライト方
式が主流となっている。
ト方式の液晶表示装置1の一例であって、図8は蛍光ラ
ンプ2に対して直交する断面図、図9はその蛍光ランプ
2と平行する断面図である。
ネル、4はバックライト、5は液晶パネル3とバックラ
イト4を内部に保持固定する筐体である。この筐体5の
表示面側には開口部aがあり、これに対して液晶パネル
3の表示領域bは小さくなっている。さらにバックライ
ト4の発光領域cは液晶パネル3の表示領域bに対応し
て、ほぼ同じ平面状となっている。
導光板6の一端面に長尺状の蛍光ランプ2を設け、その
他の三方の端面上には光反射シート7を設けている。そ
して、蛍光ランプ2に対して光反射板8を囲み、そし
て、導光板6の一方主面に光反射シート9を設け、他方
主面側に光拡散板10とレンズシート11とを順次配し
ている。上記光反射シート7および光反射シート9は白
色のPETフィルムもしくはポリエステルフィルムで構
成して、導光板6の内部の光を乱反射させ、これによっ
てバックライト4の発光領域cより光出射させている。
しかも、導光板6の一方主面上で、光反射シート9との
間には白色インクを印刷したドット状パターンを形成し
て、その散乱効果を高めている。
ランプ2の照射光が直に導光板6を投光したり、あるい
は一部の照射光が光反射板8により反射し、その反射光
も導光板6に導かれ、そして、導光板6に導入された光
は光反射シート7、9やドット状パターンにより反射さ
れながら、光拡散板10を通して液晶パネル3を光照射
する。
晶表示装置1によれば、液晶パネル3の表示領域bは筐
体5の開口部aと比べて小さくなっているので、外部の
光が開口部aを通して筐体5内に入り、乱反射し、一
方、液晶パネル3は2枚のガラス基板を貼り合わせた構
造であるために、そのガラス基板を通してバックライト
4の内部に入射され、これにより、発光領域cの面内に
わたって均一に光照射されないという問題点があった。
ト9は白色のPETフィルムもしくはポリエステルフィ
ルムで構成しているので、それ自体、完全なる遮光性が
得られないために、上記乱反射光が、これら光反射シー
ト7、9を透過し、これによっても発光領域cの面内に
わたって均一に光照射されていない。
れた光は光反射シート7、9により反射されながら、光
出射する際に、一部の光が光反射シート7、9を透過し
て筐体5内で乱反射し、さらに液晶パネル3のガラス基
板を通して、光が漏れ、これによってバックライト4の
発光領域cにおける輝度が低下するという問題点があ
る。
発光領域の面内にわたって均一に光照射されるととも
に、輝度を高めた高性能なバックライト方式の液晶表示
装置を提供することにある。
は、端面に長尺状光源を配設した導光板の一方主面に白
色のPETフィルムもしくはポリエステルフィルムによ
る光反射手段を設け、他方主面側に光拡散板を配し、さ
らに上記長尺状光源を反射部材で覆って、長尺状光源の
照射光を反射部材により反射させながら導光板に導入さ
せ、その他方主面の発光領域より光出射するようにした
バックライトと、該バックライトの光拡散板上に配した
液晶パネルとを筐体内に収納するとともに、該液晶パネ
ルに上記発光領域とほぼ同形状の表示領域が設けられ、
この表示領域に比べて大きな開口部を筐体の表示面側に
設けた装置構成において、導光板の長尺状光源が配設さ
れていない端面および他方主面の発光領域周辺にまたが
って遮光性シートを設けて、さらにこの遮光性シートを
導光板の一方主面より筐体にまで延在せしめたことを特
徴とする。
エッジライト方式の液晶表示装置12における要部構成
を示し、図1は蛍光ランプ2に対して直交する断面図、
図2はその蛍光ランプ2と平行する断面図である。図3
〜図7は液晶表示装置12に搭載されるバックライト1
3であって、図3および図4はそれぞれバックライト1
3の平面図、右側面図であり、図5は図3における切断
面線X−Xによる断面図、図6は図3中の部分Yの斜視
図、図7は図4中の部分Zの拡大図である。なお、図8
と図9に示す液晶表示装置1と同一箇所には同一符号を
付す。
5内には液晶パネル3と、ポリメチルメタアクリレート
(PMMA)製平板状もしくはくさび状の導光板6とが
配置され、導光板6の一方主面に前記光反射手段として
の東レ(株)製白色ポリエステルの低発泡フィルムから
なる光反射シート9を設けるとともに、他方主面にPE
Tもしくはポリカーボネイト(PC)製のシート状の光
拡散板10を設け、さらに導光板6の短軸一端面に沿っ
て蛍光ランプ2(管径2.6mmの冷陰極型もしくは熱
陰極型蛍光ランプ)を配設し、その蛍光ランプ2の外周
に、蛍光ランプ2の長手方向に沿って、横断面形状が湾
曲したポリエチレンフィルムからなり、このフィルムに
銀蒸着やアルミニウム蒸着の反射面を有する光反射板8
が設けられている。この光反射板8は粘着テープでもっ
て導光板6に固定されている。
面状に高める調整手段として、白色及至乳白色系を呈す
る酸化チタンを添加してなるガラスビーズを含有する印
刷パターン(図示せず)を多数高密度に分布するよう
に、ほぼ全面に形成している。この印刷パターンは、蛍
光ランプ2からの距離が遠くなるにしたがって、そのド
ットパターンの密度を高めるようにした。そして、その
下側に光反射シート9を備えた構成であって、このよう
なドット状印刷パターンと光反射シート9との組み合わ
せにより、輝度を高めるとともに、その輝度の均一性を
増している。
に住友3M(株)製商品名BEF100、BEF90、
もしくはBEFII90−50のいずれかのレンズシート
11を介在させ、さらに一段と輝度を高めるようにして
いる。
イト13には、導光板6の蛍光ランプ2が配設されてい
ない端面および他方主面の発光領域cの周辺にまたがっ
て遮光性シート14を設けている。この遮光性シート1
4は遮光性のある金属材(たとえばアルミニウムをポリ
エステルなどからなるシートの上にコーティングもしく
は、それとラミネートしたものであって、この積層構成
によって優れた遮光性が得られる。上記遮光性シート1
4は図5に示すように両面テープ15でもって固定す
る。
蛍光ランプ2の照射光が導光板6を通して、さらに光拡
散板8を介して液晶パネル3を光照射するという構成で
あって、このような構成であれば、液晶パネル3の表示
領域bと、導光板6の発光領域cとが寸法的にほぼ同一
形状でもって規定される。
外部の光が筐体5の開口部aを通して筐体5内に入って
も、遮光性シート14によってバックライト13の内部
に入射されなくなり、しかも、蛍光ランプ2から導光板
6に導入された光が漏れなくなり、これにより、バック
ライト13の発光領域cの面内にわたって均一に光照射
されるとともに、輝度が向上する。
て、遮光性シート14を導光板6の一方主面より延在さ
せ、その端を筐体5の面に接触させた場合には、発光領
域cの面内にわたってさらに一段と均一に光照射され、
バックライト13の発光領域cの輝度が最も改善され
る。
をレンズシート11の厚みt2に比べて、同等か、もし
くはそれ以上に設定するとよく、その場合、レンズシー
ト11の端面からの光漏れを防ぐことができる点で望ま
しい。たとえば、レンズシートを2枚重ねてなるレンズ
シート11の厚みt2が、0.34〜0.46mmであ
る場合に、遮光性シート14の厚みt1は、そのt2よ
りも0.1〜0.2mm大きくしている。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更や改善等は何ら差し支えない。
よれば、導光板の長尺状光源が配設されていない端面お
よび他方主面の発光領域周辺にまたがって遮光性シート
を設けたり、さらにその遮光性シートを導光板の一方主
面より筐体にまで延在せしめたことで、バックライトの
発光領域の面内にわたって均一に光照射され、そして、
輝度を高めることができる。
置に用いた光反射シートに代えて、同様な工程でもって
遮光性シートを設けることができ、これにより、バック
ライトの組立の際に、作業工程が増加せず、その結果、
製造効率を低下させないで、高性能なバックライト方式
の液晶表示装置が提供できる。
よる断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】端面に長尺状光源を配設した導光板の一方
主面に白色のPETフィルムもしくはポリエステルフィ
ルムによる光反射手段を設け、他方主面側に光拡散板を
配し、さらに上記長尺状光源を反射部材で覆って、長尺
状光源の照射光を反射部材により反射させながら導光板
に導入させ、その他方主面の発光領域より光出射するよ
うにしたバックライトと、該バックライトの光拡散板上
に配した液晶パネルとを筐体内に収納するとともに、該
液晶パネルに上記発光領域とほぼ同形状の表示領域が設
けられ、この表示領域に比べて大きな開口部を筐体の表
示面側に設けた液晶表示装置であって、導光板の長尺状
光源が配設されていない端面および他方主面の発光領域
周辺にまたがって遮光性シートを設けて、さらにこの遮
光性シートを導光板の一方主面より筐体にまで延在せし
めたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33512295A JP3266487B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33512295A JP3266487B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09179117A JPH09179117A (ja) | 1997-07-11 |
JP3266487B2 true JP3266487B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=18285025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33512295A Expired - Fee Related JP3266487B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3266487B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4486795B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2010-06-23 | オプトレックス株式会社 | ライトユニット |
WO2008056463A1 (fr) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Unité de source de lumière et dispositif d'affichage |
JP2010049989A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Fujikura Ltd | 面状発光装置 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP33512295A patent/JP3266487B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09179117A (ja) | 1997-07-11 |
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