JP3261301B2 - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JP3261301B2 JP3261301B2 JP05893096A JP5893096A JP3261301B2 JP 3261301 B2 JP3261301 B2 JP 3261301B2 JP 05893096 A JP05893096 A JP 05893096A JP 5893096 A JP5893096 A JP 5893096A JP 3261301 B2 JP3261301 B2 JP 3261301B2
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- Japan
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- communication line
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を通じて
相手側との通信を行う通信装置に関するものである。
相手側との通信を行う通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信回線を通じて相手側と接続さ
れることによって通信が可能となる通信装置において
は、着信時において相手側電話番号を報知するサービス
が提案されており、このようなサービスは、通信回線の
極性反転が検出されることによって着信が検出されると
共に、通信回線から到来するID受信端末起動信号が検
出されたとき、当該通信回線を一旦捕捉し、当該捕捉し
た通信回線から到来するIDデータを検出して相手側電
話番号を識別した後、当該通信回線を開放すると共に通
信回線から到来する端末鳴動信号に応答してリンガを鳴
動させるといった通信プロトコルによって達成される。
れることによって通信が可能となる通信装置において
は、着信時において相手側電話番号を報知するサービス
が提案されており、このようなサービスは、通信回線の
極性反転が検出されることによって着信が検出されると
共に、通信回線から到来するID受信端末起動信号が検
出されたとき、当該通信回線を一旦捕捉し、当該捕捉し
た通信回線から到来するIDデータを検出して相手側電
話番号を識別した後、当該通信回線を開放すると共に通
信回線から到来する端末鳴動信号に応答してリンガを鳴
動させるといった通信プロトコルによって達成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な通信プロトコルにおいては、ID受信端末起動信号が
到来してから端末鳴動信号が到来するまでに、長い場合
においては数秒を要するため、この間に使用者側通信装
置(着信側)又は使用者側通信装置に接続された通信端
末において発信動作を行ってしまうといった可能性があ
り、このようにID受信プロトコル中において発信動作
が行われると、進行中のID受信プロトコルがエラーと
なって発信者IDが受信できなくなると共に着信もでき
なくなったり、又発信動作自体も通信回線に対してエラ
ーとなって発信ができなくなるといった誤動作を生じる
といった問題点があった。
な通信プロトコルにおいては、ID受信端末起動信号が
到来してから端末鳴動信号が到来するまでに、長い場合
においては数秒を要するため、この間に使用者側通信装
置(着信側)又は使用者側通信装置に接続された通信端
末において発信動作を行ってしまうといった可能性があ
り、このようにID受信プロトコル中において発信動作
が行われると、進行中のID受信プロトコルがエラーと
なって発信者IDが受信できなくなると共に着信もでき
なくなったり、又発信動作自体も通信回線に対してエラ
ーとなって発信ができなくなるといった誤動作を生じる
といった問題点があった。
【0004】本発明は、ID受信プロトコル中において
発信動作が行われた場合においても、確実に着信動作又
は発信動作を行うことができる通信装置を提供すること
を目的とするものである。
発信動作が行われた場合においても、確実に着信動作又
は発信動作を行うことができる通信装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、通信回線を捕捉することに
よって相手側との通信を可能とする通信装置において、
上記通信回線に対する発信動作指示を検出する発信検出
手段と、着信時において上記通信回線から到来する発信
者ID信号を検出するID検出手段と、該ID検出手段
におけるID受信プロトコル中において上記発信検出手
段によって発信動作指示が検出されたとき、上記通信回
線に対する発信を無効とし、着信動作を実行させる制御
手段とを設けたものである。
に、請求項1記載の発明は、通信回線を捕捉することに
よって相手側との通信を可能とする通信装置において、
上記通信回線に対する発信動作指示を検出する発信検出
手段と、着信時において上記通信回線から到来する発信
者ID信号を検出するID検出手段と、該ID検出手段
におけるID受信プロトコル中において上記発信検出手
段によって発信動作指示が検出されたとき、上記通信回
線に対する発信を無効とし、着信動作を実行させる制御
手段とを設けたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、入力された電話番
号データを記憶する記憶手段を設け、上記制御手段が、
上記ID検出手段におけるID受信プロトコル中に上記
発信手段によって発信動作指示が検出されると共に電話
番号データが入力されたとき、入力された電話番号デー
タを上記記憶手段によって記憶する一方、当該電話番号
データを着信終了後又は着信に対する通話の終了後にお
いて読み出して自動発信するものである。
号データを記憶する記憶手段を設け、上記制御手段が、
上記ID検出手段におけるID受信プロトコル中に上記
発信手段によって発信動作指示が検出されると共に電話
番号データが入力されたとき、入力された電話番号デー
タを上記記憶手段によって記憶する一方、当該電話番号
データを着信終了後又は着信に対する通話の終了後にお
いて読み出して自動発信するものである。
【0007】請求項3記載の発明は、通信回線を捕捉す
ることによって相手側との通信を可能とする通信装置に
おいて、上記通信回線に対する発信動作指示を検出する
発信検出手段と、着信時において上記通信回線から到来
する発信者ID信号を検出するID検出手段と、該ID
検出手段におけるID受信プロトコル中において上記発
信検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、上
記ID検出手段によるID受信プロトコルを中断し、発
信動作を実行させる制御手段とを設けたものである。
ることによって相手側との通信を可能とする通信装置に
おいて、上記通信回線に対する発信動作指示を検出する
発信検出手段と、着信時において上記通信回線から到来
する発信者ID信号を検出するID検出手段と、該ID
検出手段におけるID受信プロトコル中において上記発
信検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、上
記ID検出手段によるID受信プロトコルを中断し、発
信動作を実行させる制御手段とを設けたものである。
【0008】請求項4記載の発明は、通信回線を捕捉す
ることによって相手側との通信を可能とする通信装置に
おいて、上記通信回線に対する発信動作指示を検出する
発信検出手段と、着信時において上記通信回線から到来
する発信者ID信号を検出するID検出手段と、該ID
検出手段におけるID受信プロトコル中において上記発
信検出手段によって発信動作指示が検出された場合にお
いて実行する動作として発信動作又は着信動作を設定す
る設定手段と、上記ID検出手段におけるID受信プロ
トコル中に上記発信検出手段によって発信動作指示が検
出された場合において上記設定手段によって設定された
動作を選択して実行させる制御手段とを設けたものであ
る。
ることによって相手側との通信を可能とする通信装置に
おいて、上記通信回線に対する発信動作指示を検出する
発信検出手段と、着信時において上記通信回線から到来
する発信者ID信号を検出するID検出手段と、該ID
検出手段におけるID受信プロトコル中において上記発
信検出手段によって発信動作指示が検出された場合にお
いて実行する動作として発信動作又は着信動作を設定す
る設定手段と、上記ID検出手段におけるID受信プロ
トコル中に上記発信検出手段によって発信動作指示が検
出された場合において上記設定手段によって設定された
動作を選択して実行させる制御手段とを設けたものであ
る。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4の何れかに記載の発明に加え、上記ID検出手段に
おけるID受信プロトコル中においてID受信プロトコ
ル中であることを外部に報知する報知手段を設けたもの
である。
項4の何れかに記載の発明に加え、上記ID検出手段に
おけるID受信プロトコル中においてID受信プロトコ
ル中であることを外部に報知する報知手段を設けたもの
である。
【0010】請求項6記載の発明は、捕捉した通信回線
と装置本体に接続される通信端末とを接続することによ
って通信端末における相手側との通信を可能とする通信
装置において、上記通信端末の発信動作指示を検出する
発信検出手段と、上記通信回線と上記通信端末との接続
又は切断を行うスイッチ手段と、着信時において上記通
信回線から到来する発信者ID信号を検出するID検出
手段と、該ID検出手段におけるID受信プロトコル中
に上記発信検出手段によって発信動作指示が検出された
とき、上記スイッチ手段によって通信回線と通信端末と
の切断を保持して通信回線に対する発信を無効とする着
信動作を実行させる制御手段とを設けたものである。
と装置本体に接続される通信端末とを接続することによ
って通信端末における相手側との通信を可能とする通信
装置において、上記通信端末の発信動作指示を検出する
発信検出手段と、上記通信回線と上記通信端末との接続
又は切断を行うスイッチ手段と、着信時において上記通
信回線から到来する発信者ID信号を検出するID検出
手段と、該ID検出手段におけるID受信プロトコル中
に上記発信検出手段によって発信動作指示が検出された
とき、上記スイッチ手段によって通信回線と通信端末と
の切断を保持して通信回線に対する発信を無効とする着
信動作を実行させる制御手段とを設けたものである。
【0011】請求項7記載の発明は、捕捉した通信回線
と装置本体に接続される通信端末とを接続することによ
って通信端末における相手側との通信を可能とする通信
装置において、上記通信端末の発信動作指示を検出する
発信検出手段と、上記通信回線と上記通信端末との接続
又は切断を行うスイッチ手段と、着信時において上記 通
信回線から到来する発信者ID信号を検出するID検出
手段と、該ID検出手段におけるID受信プロトコル中
に上記発信検出手段によって発信動作指示が検出された
とき、上記ID検出手段によるID受信プロトコルを中
断すると共に上記スイッチ手段によって通信回線と通信
端末とを接続して通信回線に対する発信を行わせる発信
動作を実行させる制御手段とを設けたものである。
と装置本体に接続される通信端末とを接続することによ
って通信端末における相手側との通信を可能とする通信
装置において、上記通信端末の発信動作指示を検出する
発信検出手段と、上記通信回線と上記通信端末との接続
又は切断を行うスイッチ手段と、着信時において上記 通
信回線から到来する発信者ID信号を検出するID検出
手段と、該ID検出手段におけるID受信プロトコル中
に上記発信検出手段によって発信動作指示が検出された
とき、上記ID検出手段によるID受信プロトコルを中
断すると共に上記スイッチ手段によって通信回線と通信
端末とを接続して通信回線に対する発信を行わせる発信
動作を実行させる制御手段とを設けたものである。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、I
D検出手段におけるID受信プロトコル中において発信
検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、制御
手段が通信回線に対する発信を無効として着信動作を実
行させることにより、ID受信プロトコル中において発
信動作指示があった場合においても着信動作を確実に実
行させることができる。
D検出手段におけるID受信プロトコル中において発信
検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、制御
手段が通信回線に対する発信を無効として着信動作を実
行させることにより、ID受信プロトコル中において発
信動作指示があった場合においても着信動作を確実に実
行させることができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、ID検出手
段におけるID受信プロトコル中において発信検出手段
によって発信動作指示が検出されると共に電話番号デー
タが入力されたとき、記憶手段が入力された電話番号デ
ータを記憶する一方、制御手段が通信回線に対する発信
を無効として着信動作を実行させ、着信終了後又は着信
に対する通話の終了後において記憶手段に記憶された電
話番号データを読み出して通信回線に自動的に発信する
ことにより、ID受信プロトコル中において発信動作指
示があって電話番号が入力された場合においても着信動
作及び発信動作を確実に実行させることができる。
段におけるID受信プロトコル中において発信検出手段
によって発信動作指示が検出されると共に電話番号デー
タが入力されたとき、記憶手段が入力された電話番号デ
ータを記憶する一方、制御手段が通信回線に対する発信
を無効として着信動作を実行させ、着信終了後又は着信
に対する通話の終了後において記憶手段に記憶された電
話番号データを読み出して通信回線に自動的に発信する
ことにより、ID受信プロトコル中において発信動作指
示があって電話番号が入力された場合においても着信動
作及び発信動作を確実に実行させることができる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、ID検出手
段におけるID受信プロトコル中において発信検出手段
によって発信動作指示が検出されたとき、制御手段がI
D検出手段によるID受信プロトコルを中断し、発信動
作を実行させることにより、ID受信プロトコル中にお
いて発信動作指示があった場合においても発信動作を確
実に実行させることができる。
段におけるID受信プロトコル中において発信検出手段
によって発信動作指示が検出されたとき、制御手段がI
D検出手段によるID受信プロトコルを中断し、発信動
作を実行させることにより、ID受信プロトコル中にお
いて発信動作指示があった場合においても発信動作を確
実に実行させることができる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、設定手段に
よって発信動作又は着信動作を設定した後において、I
D検出手段におけるID受信プロトコル中において発信
検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、制御
手段が設定手段によって設定された着信動作及び発信動
作の何れか一方の動作を選択して実行させることによ
り、ID受信プロトコル中において発信動作指示があっ
た場合においても着信動作又は発信動作の何れか使用者
が所望する動作を確実に実行させることができる。
よって発信動作又は着信動作を設定した後において、I
D検出手段におけるID受信プロトコル中において発信
検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、制御
手段が設定手段によって設定された着信動作及び発信動
作の何れか一方の動作を選択して実行させることによ
り、ID受信プロトコル中において発信動作指示があっ
た場合においても着信動作又は発信動作の何れか使用者
が所望する動作を確実に実行させることができる。
【0016】請求項5記載の発明によれば、ID検出手
段におけるID受信プロトコル中において報知手段がI
D受信プロトコル中であることを外部に報知し、この状
態において発信検出手段によって発信動作指示が検出さ
れると、制御手段が着信動作又は発信動作の何れか一方
の動作を選択して実行させることにより、ID受信プロ
トコル中において発信動作指示があった場合においても
着信動作又は発信動作の何れかを確実に実行させること
ができると共に、なぜ着信動作又は発信動作ができない
のか使用者において認識することができる。請求項6記
載の発明によれば、ID検出手段におけるID受信プロ
トコル中において発信検出手段によって装置本体に接続
される通信端末の発信動作指示が検出されたとき、制御
手段がスイッチ手段によって通信回線と通信端末との切
断を保持して通信回線に対する発信動作指示を無効とす
る着信動作を実行することにより、ID受信プロトコル
中において発信動作指示があった場合においても確実に
着信動作を実行させることができる。
段におけるID受信プロトコル中において報知手段がI
D受信プロトコル中であることを外部に報知し、この状
態において発信検出手段によって発信動作指示が検出さ
れると、制御手段が着信動作又は発信動作の何れか一方
の動作を選択して実行させることにより、ID受信プロ
トコル中において発信動作指示があった場合においても
着信動作又は発信動作の何れかを確実に実行させること
ができると共に、なぜ着信動作又は発信動作ができない
のか使用者において認識することができる。請求項6記
載の発明によれば、ID検出手段におけるID受信プロ
トコル中において発信検出手段によって装置本体に接続
される通信端末の発信動作指示が検出されたとき、制御
手段がスイッチ手段によって通信回線と通信端末との切
断を保持して通信回線に対する発信動作指示を無効とす
る着信動作を実行することにより、ID受信プロトコル
中において発信動作指示があった場合においても確実に
着信動作を実行させることができる。
【0017】請求項7記載の発明によれば、ID検出手
段におけるID受信プロトコル中において発信検出手段
によって装置本体に接続される通信端末の発信動作指示
が検出されたとき、制御手段がID検出手段によるID
受信プロトコルを中断すると共にスイッチ手段によって
通信回線と通信端末とを接続して通信回線に対する発信
を行わせる発信動作を実行することにより、ID受信プ
ロトコル中において発信動作指示があった場合において
も確実に発信動作を実行させることができる。
段におけるID受信プロトコル中において発信検出手段
によって装置本体に接続される通信端末の発信動作指示
が検出されたとき、制御手段がID検出手段によるID
受信プロトコルを中断すると共にスイッチ手段によって
通信回線と通信端末とを接続して通信回線に対する発信
を行わせる発信動作を実行することにより、ID受信プ
ロトコル中において発信動作指示があった場合において
も確実に発信動作を実行させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例である通信装置の
電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同通信装
置におけるID受信プロトコルを表す説明図、図3は同
通信装置における着信時の動作制御を示すフローチャー
トである。
電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同通信装
置におけるID受信プロトコルを表す説明図、図3は同
通信装置における着信時の動作制御を示すフローチャー
トである。
【0020】図1において、1は図示しない交換機を介
して相手側と接続される通信回線、2は通信回線1の捕
捉/開放を行う回線捕捉部、3は回線捕捉部2によって
捕捉した通信回線1を通じて接続される相手側との通話
経路を形成する電話機回路部、4は電話機回路部3によ
って形成された通話経路を用いて相手側との通話を行う
送受話器、5は通信回線1の極性反転の検出及び電話回
線1から到来するID受信端末起動信号/ID信号等を
受信するID受信回路部、6は通信回線1から到来する
呼出信号を検出する着信検出部、7は着信検出部6によ
る呼出信号の検出に基づく呼出音及びエラートーン/エ
ラーメッセージ等を外部に放音するスピーカ、8はスピ
ーカ7を駆動するアンプ、9は発信/着信操作、発信/
着信の設定、及び発信先電話番号の入力等を行う操作入
力部、10は操作入力部9によって入力された発信先電
話番号等を記憶するメモリ部である。
して相手側と接続される通信回線、2は通信回線1の捕
捉/開放を行う回線捕捉部、3は回線捕捉部2によって
捕捉した通信回線1を通じて接続される相手側との通話
経路を形成する電話機回路部、4は電話機回路部3によ
って形成された通話経路を用いて相手側との通話を行う
送受話器、5は通信回線1の極性反転の検出及び電話回
線1から到来するID受信端末起動信号/ID信号等を
受信するID受信回路部、6は通信回線1から到来する
呼出信号を検出する着信検出部、7は着信検出部6によ
る呼出信号の検出に基づく呼出音及びエラートーン/エ
ラーメッセージ等を外部に放音するスピーカ、8はスピ
ーカ7を駆動するアンプ、9は発信/着信操作、発信/
着信の設定、及び発信先電話番号の入力等を行う操作入
力部、10は操作入力部9によって入力された発信先電
話番号等を記憶するメモリ部である。
【0021】11は外部接続される通信端末におけるオ
フフック操作及び発信先電話番号の入力等を検出する通
信端末検出回路部、12は外部接続される通信端末と通
信回線1又は通信装置間の信号を切り替える信号切替回
路部、13は外部接続される通信端末と通信回線1との
接続/切断を行う外接回線捕捉部である。
フフック操作及び発信先電話番号の入力等を検出する通
信端末検出回路部、12は外部接続される通信端末と通
信回線1又は通信装置間の信号を切り替える信号切替回
路部、13は外部接続される通信端末と通信回線1との
接続/切断を行う外接回線捕捉部である。
【0022】14はID受信回路部5における極性反転
の検出、ID受信回路部5において受信されたID受信
端末起動信号/ID信号、着信検出部6における着信信
号の検出、操作入力部9からの操作指示、及び通信端末
検出回路部11からの検出結果に基づいて回線捕捉部2
における回線捕捉/開放制御、電話機回路部3における
通話経路の形成制御、アンプ8の駆動制御に基づくスピ
ーカ9の外部放音制御、メモリ部10におけるデータ読
出/書込制御、信号切替回路部12における信号切替制
御、及び外接回線捕捉部13における回線接続/切断制
御を行う制御部である。
の検出、ID受信回路部5において受信されたID受信
端末起動信号/ID信号、着信検出部6における着信信
号の検出、操作入力部9からの操作指示、及び通信端末
検出回路部11からの検出結果に基づいて回線捕捉部2
における回線捕捉/開放制御、電話機回路部3における
通話経路の形成制御、アンプ8の駆動制御に基づくスピ
ーカ9の外部放音制御、メモリ部10におけるデータ読
出/書込制御、信号切替回路部12における信号切替制
御、及び外接回線捕捉部13における回線接続/切断制
御を行う制御部である。
【0023】そして、上記回線捕捉部2と、電話機回路
部3と、送受話器4と、ID受信回路部5と、着信検出
部6と、スピーカ7と、アンプ8と、操作入力部9と、
メモリ部10と、通信端末検出回路部11と、信号切替
回路部12と、外接回線捕捉部13と、制御部14とに
よって通信装置が構成されている。
部3と、送受話器4と、ID受信回路部5と、着信検出
部6と、スピーカ7と、アンプ8と、操作入力部9と、
メモリ部10と、通信端末検出回路部11と、信号切替
回路部12と、外接回線捕捉部13と、制御部14とに
よって通信装置が構成されている。
【0024】上記のように構成された通信装置における
着信動作について説明する。
着信動作について説明する。
【0025】通信回線1の極性反転がID受信回路部5
によって検出され(ステップF1)、その後に到来する
ID受信端末起動信号が受信される(ステップF2)
と、制御部14が回線捕捉部2を制御して通信回線1を
捕捉させ(ステップF3)、ID受信回路部5による通
信回線1から到来するIDデータの受信を行う(ステッ
プF4)。
によって検出され(ステップF1)、その後に到来する
ID受信端末起動信号が受信される(ステップF2)
と、制御部14が回線捕捉部2を制御して通信回線1を
捕捉させ(ステップF3)、ID受信回路部5による通
信回線1から到来するIDデータの受信を行う(ステッ
プF4)。
【0026】そして、IDデータ受信回路部5によるI
Dデータの受信が終了したとき(ステップF7)、制御
部14が回線捕捉部2を制御して通信回線1を開放させ
(ステップF8)、その後に着信検出手段によって通信
回線1から到来する呼出信号を受信したとき(ステップ
F11)、制御部14がアンプ8を駆動してスピーカ7
より呼出音を外部放音させる(ステップF12)。
Dデータの受信が終了したとき(ステップF7)、制御
部14が回線捕捉部2を制御して通信回線1を開放させ
(ステップF8)、その後に着信検出手段によって通信
回線1から到来する呼出信号を受信したとき(ステップ
F11)、制御部14がアンプ8を駆動してスピーカ7
より呼出音を外部放音させる(ステップF12)。
【0027】以上がID受信プロトコルであり、このよ
うなID受信プロトコル中、即ちIDデータを受信して
いるとき(ステップF4〜F7)、或いは呼出信号の受
信を待っているとき(ステップF9〜F11)に、使用
者が操作入力部9において発信操作を行う(ステップF
5、F9)と、ID受信プロトコルの動作制御とは別の
動作制御において、制御部14が着信動作が優先として
設定されているのか、或いは発信動作が優先として設定
されているのか判断する(ステップF31)。
うなID受信プロトコル中、即ちIDデータを受信して
いるとき(ステップF4〜F7)、或いは呼出信号の受
信を待っているとき(ステップF9〜F11)に、使用
者が操作入力部9において発信操作を行う(ステップF
5、F9)と、ID受信プロトコルの動作制御とは別の
動作制御において、制御部14が着信動作が優先として
設定されているのか、或いは発信動作が優先として設定
されているのか判断する(ステップF31)。
【0028】そして、制御部14において着信動作が優
先として設定されていると判断する(ステップF31)
と、制御部14はアンプ8を駆動してスピーカ7よりエ
ラートーン又は予め定められたエラーメッセージを外部
に放音させ(ステップF32)、このとき操作入力部9
において発信先電話番号が入力される(ステップF3
3)と、その入力発信先電話番号がメモリ部10に記憶
される(ステップF34)。
先として設定されていると判断する(ステップF31)
と、制御部14はアンプ8を駆動してスピーカ7よりエ
ラートーン又は予め定められたエラーメッセージを外部
に放音させ(ステップF32)、このとき操作入力部9
において発信先電話番号が入力される(ステップF3
3)と、その入力発信先電話番号がメモリ部10に記憶
される(ステップF34)。
【0029】尚、このようなID受信プロトコル中にお
いては制御部14は電話機回路部3を制御して通信回線
1から送受話器4への信号及び送受話器4から通信回線
1への信号がそれぞれ供給されないようにしており、又
上記のようにメモリ部10において電話番号を記憶する
よう設定されている場合には、エラーメッセージとし
て、例えば「ただ今、着信データ受信中です。電話番号
を入力すると通話終了後に自動的にダイヤル発信しま
す。」といったメッセージを送出すると良い。
いては制御部14は電話機回路部3を制御して通信回線
1から送受話器4への信号及び送受話器4から通信回線
1への信号がそれぞれ供給されないようにしており、又
上記のようにメモリ部10において電話番号を記憶する
よう設定されている場合には、エラーメッセージとし
て、例えば「ただ今、着信データ受信中です。電話番号
を入力すると通話終了後に自動的にダイヤル発信しま
す。」といったメッセージを送出すると良い。
【0030】そして、上記のように着信が優先として設
定された動作(ステップF31〜F34)が行われる
間、ID受信プロトコルは操作入力部9による発信操作
の影響を受けることなく上記のようなID受信プロトコ
ル動作(ステップF1〜F10)は行われ、この動作に
基づいてスピーカ7より呼出音が放音されている状態
(ステップF12)において、使用者が操作入力部9に
おいて着信操作を行う(ステップF13)と、制御部1
4が回線捕捉部2を制御して通信回線1を捕捉させる
(ステップF14)と共に、電話機回路部3を制御して
回線捕捉部2において捕捉した通信回線1と接続される
相手側との通話経路を形成する(ステップF15)こと
によって通話状態とする。
定された動作(ステップF31〜F34)が行われる
間、ID受信プロトコルは操作入力部9による発信操作
の影響を受けることなく上記のようなID受信プロトコ
ル動作(ステップF1〜F10)は行われ、この動作に
基づいてスピーカ7より呼出音が放音されている状態
(ステップF12)において、使用者が操作入力部9に
おいて着信操作を行う(ステップF13)と、制御部1
4が回線捕捉部2を制御して通信回線1を捕捉させる
(ステップF14)と共に、電話機回路部3を制御して
回線捕捉部2において捕捉した通信回線1と接続される
相手側との通話経路を形成する(ステップF15)こと
によって通話状態とする。
【0031】そして、相手側との通話が終了し、使用者
が操作入力部9において終話操作が行われる(ステップ
F16)と、制御部14が回線捕捉部2を制御して通信
回線1を開放する(ステップF17)ことによって通話
を終了すると共に、メモリ部10に発信先電話番号が記
憶されているか判断し(ステップF18)、制御部14
においてメモリ部10に発信先電話番号が記憶されてい
ないと判断されると、着信/発信動作が終了したと判断
して待機状態に戻し、又制御部14においてメモリ部1
0に発信先電話番号が記憶されていると判断されると、
制御部14は所定時間が経過した後に、回線捕捉部2を
制御して通信回線1を捕捉する(ステップF19、F2
0)と共に、メモリ部10に記憶された発信先電話番号
を読み出して捕捉した通信回線1に送出することによっ
てダイヤル発信を行う(ステップF21)。
が操作入力部9において終話操作が行われる(ステップ
F16)と、制御部14が回線捕捉部2を制御して通信
回線1を開放する(ステップF17)ことによって通話
を終了すると共に、メモリ部10に発信先電話番号が記
憶されているか判断し(ステップF18)、制御部14
においてメモリ部10に発信先電話番号が記憶されてい
ないと判断されると、着信/発信動作が終了したと判断
して待機状態に戻し、又制御部14においてメモリ部1
0に発信先電話番号が記憶されていると判断されると、
制御部14は所定時間が経過した後に、回線捕捉部2を
制御して通信回線1を捕捉する(ステップF19、F2
0)と共に、メモリ部10に記憶された発信先電話番号
を読み出して捕捉した通信回線1に送出することによっ
てダイヤル発信を行う(ステップF21)。
【0032】従って、上記動作制御によれば、ID受信
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が着信動作優先と設定されている場合において、発信操
作が着信動作に影響を与えることはなく、又発信操作に
よって発信先電話番号が入力された場合において、着信
通話の終了後において入力発信先電話番号を用いて自動
的にダイヤル発信を行うことができる。
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が着信動作優先と設定されている場合において、発信操
作が着信動作に影響を与えることはなく、又発信操作に
よって発信先電話番号が入力された場合において、着信
通話の終了後において入力発信先電話番号を用いて自動
的にダイヤル発信を行うことができる。
【0033】他方、ID受信プロトコル中に使用者が操
作入力部9において発信操作が行われたとき、制御部1
4において発信動作が優先として設定されていると判断
する(ステップF31)と、制御部14は操作入力部9
において入力された発信先電話番号をメモリ部10に記
憶する(ステップF35)と共に、回線捕捉部2を制御
して通信回線1を開放する(ステップF36)ことによ
ってID受信プロトコルを中断し、その後所定時間が経
過したとき(ステップF37)、回線捕捉部4を制御し
て通信回線1を捕捉する(ステップF38)と共に、メ
モリ部10に記憶された発信先電話番号を読み出して捕
捉した通信回線1に送出することによってダイヤル発信
を行う(ステップF39)。
作入力部9において発信操作が行われたとき、制御部1
4において発信動作が優先として設定されていると判断
する(ステップF31)と、制御部14は操作入力部9
において入力された発信先電話番号をメモリ部10に記
憶する(ステップF35)と共に、回線捕捉部2を制御
して通信回線1を開放する(ステップF36)ことによ
ってID受信プロトコルを中断し、その後所定時間が経
過したとき(ステップF37)、回線捕捉部4を制御し
て通信回線1を捕捉する(ステップF38)と共に、メ
モリ部10に記憶された発信先電話番号を読み出して捕
捉した通信回線1に送出することによってダイヤル発信
を行う(ステップF39)。
【0034】従って、上記動作制御によれば、ID受信
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が発信動作優先と設定されている場合において、ID受
信プロトコルにおいて受信されるデータが発信動作に影
響を与えることはなく、確実にダイヤル発信することが
できる。
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が発信動作優先と設定されている場合において、ID受
信プロトコルにおいて受信されるデータが発信動作に影
響を与えることはなく、確実にダイヤル発信することが
できる。
【0035】次に、上記のように構成された通信装置に
対して外部接続された通信端末における着信動作につい
て説明する。
対して外部接続された通信端末における着信動作につい
て説明する。
【0036】上記と同様の動作制御によってID受信プ
ロトコルが実行されている状態において、外部接続され
た通信端末において発信操作が行われ、その外部接続通
信端末における発信操作が通信端末検出回路部11によ
って検出されると、制御部14はID受信プロトコルの
動作制御とは別の動作制御において、着信動作が優先と
して設定されているのか、或いは発信動作が優先として
設定されているのか判断する。
ロトコルが実行されている状態において、外部接続され
た通信端末において発信操作が行われ、その外部接続通
信端末における発信操作が通信端末検出回路部11によ
って検出されると、制御部14はID受信プロトコルの
動作制御とは別の動作制御において、着信動作が優先と
して設定されているのか、或いは発信動作が優先として
設定されているのか判断する。
【0037】そして、制御部14において着信動作が優
先として設定されていると判断すると、制御部14は信
号切替回路部12を制御して外部接続される通信端末と
通信装置間の信号のやりとりが可能となるように切り替
えた後、信号切替回路部12を介して外部接続通信端末
にエラートーン又は予め定められたエラーメッセージを
送出させることによって外部接続された通信端末よりエ
ラートーン又は予め定められたエラーメッセージを外部
に放音させ、このとき外部接続された通信端末において
発信先電話番号が入力されると、その入力発信先電話番
号は信号切替回路部12を介して制御部14に供給さ
れ、メモリ部10に記憶される。
先として設定されていると判断すると、制御部14は信
号切替回路部12を制御して外部接続される通信端末と
通信装置間の信号のやりとりが可能となるように切り替
えた後、信号切替回路部12を介して外部接続通信端末
にエラートーン又は予め定められたエラーメッセージを
送出させることによって外部接続された通信端末よりエ
ラートーン又は予め定められたエラーメッセージを外部
に放音させ、このとき外部接続された通信端末において
発信先電話番号が入力されると、その入力発信先電話番
号は信号切替回路部12を介して制御部14に供給さ
れ、メモリ部10に記憶される。
【0038】尚、この間、制御部14は外接回線捕捉部
13を制御し、通信回線1を捕捉して通信回線1と外部
接続された通信端末とを接続することはなく、又仮に外
接回線捕捉部13によって通信回線1と外部接続通信端
末とが接続されたところで、信号切替回路部12によっ
て外部接続された通信端末からの信号が通信回線1に送
出されないようにしているため、外部接続された通信端
末による発信操作がID受信プロトコルに影響を与える
ことはない。
13を制御し、通信回線1を捕捉して通信回線1と外部
接続された通信端末とを接続することはなく、又仮に外
接回線捕捉部13によって通信回線1と外部接続通信端
末とが接続されたところで、信号切替回路部12によっ
て外部接続された通信端末からの信号が通信回線1に送
出されないようにしているため、外部接続された通信端
末による発信操作がID受信プロトコルに影響を与える
ことはない。
【0039】又、ID受信プロトコル中に外部接続通信
端末において発信先電話番号の入力が行われ、メモリ部
10に発信先電話番号が記憶されている場合には、着信
通話の終了後において、制御部14は所定時間が経過し
た後に、外接回線捕捉部13を制御して通信回線1を捕
捉すると共に、信号切替回路部12を制御して外部接続
される通信端末と通信回線1の信号のやりとりが可能と
なるように切り替え、その後、メモリ部10に記憶され
た発信先電話番号を読み出して捕捉した通信回線1に送
出することによってダイヤル発信を行う。
端末において発信先電話番号の入力が行われ、メモリ部
10に発信先電話番号が記憶されている場合には、着信
通話の終了後において、制御部14は所定時間が経過し
た後に、外接回線捕捉部13を制御して通信回線1を捕
捉すると共に、信号切替回路部12を制御して外部接続
される通信端末と通信回線1の信号のやりとりが可能と
なるように切り替え、その後、メモリ部10に記憶され
た発信先電話番号を読み出して捕捉した通信回線1に送
出することによってダイヤル発信を行う。
【0040】従って、上記動作制御によれば、ID受信
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が着信動作優先と設定されている場合において、外部接
続された通信端末における発信操作が着信動作に影響を
与えることはなく、又外部接続された通信端末における
発信操作によって発信先電話番号が入力された場合にお
いて、着信通話の終了後において入力発信先電話番号を
用いて自動的にダイヤル発信を行い、外部接続された通
信端末におけるダイヤル発信を行うことができる。
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が着信動作優先と設定されている場合において、外部接
続された通信端末における発信操作が着信動作に影響を
与えることはなく、又外部接続された通信端末における
発信操作によって発信先電話番号が入力された場合にお
いて、着信通話の終了後において入力発信先電話番号を
用いて自動的にダイヤル発信を行い、外部接続された通
信端末におけるダイヤル発信を行うことができる。
【0041】他方、ID受信プロトコル中に外部接続さ
れた通信端末において発信操作が行われ、その外部接続
通信端末における発信操作が通信端末検出回路部11に
よって検出されたとき、制御部14において発信動作が
優先として設定されていると判断すると、制御部14は
信号切替回路部12を介して供給さえれた外部接続通信
端末において入力された発信先電話番号をメモリ部10
に記憶すると共に、回線捕捉部2を制御して通信回線1
を開放することによってID受信プロトコルを中断し、
その後所定時間が経過したとき、外接回線捕捉部13を
制御して通信回線1を捕捉すると共に、メモリ部10に
記憶された発信先電話番号を読み出して捕捉した通信回
線1に送出することによってダイヤル発信を行う。
れた通信端末において発信操作が行われ、その外部接続
通信端末における発信操作が通信端末検出回路部11に
よって検出されたとき、制御部14において発信動作が
優先として設定されていると判断すると、制御部14は
信号切替回路部12を介して供給さえれた外部接続通信
端末において入力された発信先電話番号をメモリ部10
に記憶すると共に、回線捕捉部2を制御して通信回線1
を開放することによってID受信プロトコルを中断し、
その後所定時間が経過したとき、外接回線捕捉部13を
制御して通信回線1を捕捉すると共に、メモリ部10に
記憶された発信先電話番号を読み出して捕捉した通信回
線1に送出することによってダイヤル発信を行う。
【0042】従って、上記動作制御によれば、ID受信
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が発信動作優先と設定されている場合において、ID受
信プロトコルにおいて受信されるデータが外部接続され
た通信端末の発信動作に影響を与えることはなく、確実
にダイヤル発信することができる。
プロトコル中における発信操作によって動作するモード
が発信動作優先と設定されている場合において、ID受
信プロトコルにおいて受信されるデータが外部接続され
た通信端末の発信動作に影響を与えることはなく、確実
にダイヤル発信することができる。
【0043】尚、本実施例においては、装置本体におけ
る発信操作に対して発信動作又は着信動作を優先的に実
行させるための動作制御を行い、且つ外部接続される通
信端末に対しても同様の動作制御を行うことができるよ
うに構成したが、これに限定されるものではなく、例え
ば装置本体において通信端末の外部接続機構及び外部接
続される通信端末に対する回路部を削除し、装置本体に
おける発信操作に対してのみ発信動作又は着信動作を優
先的に実行させるための動作制御を行うように構成して
も良く、又装置本体において発信操作及び相手側との通
信を行うための回路部(電話機回路部等)を削除し、外
部接続された通信端末における発信操作に対してのみ発
信動作又は着信動作を優先的に実行させるための動作制
御を行うように構成しても良い。
る発信操作に対して発信動作又は着信動作を優先的に実
行させるための動作制御を行い、且つ外部接続される通
信端末に対しても同様の動作制御を行うことができるよ
うに構成したが、これに限定されるものではなく、例え
ば装置本体において通信端末の外部接続機構及び外部接
続される通信端末に対する回路部を削除し、装置本体に
おける発信操作に対してのみ発信動作又は着信動作を優
先的に実行させるための動作制御を行うように構成して
も良く、又装置本体において発信操作及び相手側との通
信を行うための回路部(電話機回路部等)を削除し、外
部接続された通信端末における発信操作に対してのみ発
信動作又は着信動作を優先的に実行させるための動作制
御を行うように構成しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1又は請求項3記
載の発明によれば、使用者がID受信プロトコル中にお
いて発信動作を行ったとき、発信動作を無効とする、又
はID受信プロトコルを中断することにより、進行中の
ID受信プロトコルがエラーとなって発信者IDが受信
できなくなると共に着信ができなくなる、又発信動作自
体も通信回線に対してエラーとなって発信ができなくな
るといった誤動作を防止することができるため、使用者
がID受信プロトコル中において発信動作を行ったとき
においても確実に着信動作又は発信動作の何れかの動作
を実行させることができる。
載の発明によれば、使用者がID受信プロトコル中にお
いて発信動作を行ったとき、発信動作を無効とする、又
はID受信プロトコルを中断することにより、進行中の
ID受信プロトコルがエラーとなって発信者IDが受信
できなくなると共に着信ができなくなる、又発信動作自
体も通信回線に対してエラーとなって発信ができなくな
るといった誤動作を防止することができるため、使用者
がID受信プロトコル中において発信動作を行ったとき
においても確実に着信動作又は発信動作の何れかの動作
を実行させることができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、ID受信プ
ロトコル中における発信動作によって電話番号データが
入力されたときにおいて着信動作が選択実行されると、
その着信終了後又は着信通話の終了後においてその電話
番号データを通信回線に自動的に送出することにより、
進行中のID受信プロトコルがエラーとなって発信者I
Dが受信できなくなると共に着信ができなくなるといっ
た誤動作を防止して確実に着信動作を行うことができる
と共に、通話終了後において発信動作をも確実に行うこ
とができるため、使用者における発信動作のやり直し等
の繁雑な操作を無くし、使い勝手の良い通信装置を得る
ことができる。
ロトコル中における発信動作によって電話番号データが
入力されたときにおいて着信動作が選択実行されると、
その着信終了後又は着信通話の終了後においてその電話
番号データを通信回線に自動的に送出することにより、
進行中のID受信プロトコルがエラーとなって発信者I
Dが受信できなくなると共に着信ができなくなるといっ
た誤動作を防止して確実に着信動作を行うことができる
と共に、通話終了後において発信動作をも確実に行うこ
とができるため、使用者における発信動作のやり直し等
の繁雑な操作を無くし、使い勝手の良い通信装置を得る
ことができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、使用者が装
置本体に接続された通信端末においてID受信プロトコ
ル中に発信動作を行ったときに実行する動作を予め設定
することができるため、進行中のID受信プロトコルが
エラーとなって発信者IDが受信できなくなると共に着
信ができなくなる、又発信動作自体も通信回線に対して
エラーとなって発信ができなくなるといった誤動作を防
止しつつ、ID受信プロトコル中に発信動作を行ったと
きにおいて使用者が所望する動作を確実に実行させるこ
とができる。
置本体に接続された通信端末においてID受信プロトコ
ル中に発信動作を行ったときに実行する動作を予め設定
することができるため、進行中のID受信プロトコルが
エラーとなって発信者IDが受信できなくなると共に着
信ができなくなる、又発信動作自体も通信回線に対して
エラーとなって発信ができなくなるといった誤動作を防
止しつつ、ID受信プロトコル中に発信動作を行ったと
きにおいて使用者が所望する動作を確実に実行させるこ
とができる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、ID受信プ
ロトコル中においてID受信プロトコル中であることが
報知されるため、使用者がID受信プロトコル中におい
て発信動作を行ったときにおいて着信動作が行われたと
き、なぜ発信動作ができないのか容易に認識することが
でき、使用者が故障中であると誤って認識してしまうと
いったことを防止することができる。
ロトコル中においてID受信プロトコル中であることが
報知されるため、使用者がID受信プロトコル中におい
て発信動作を行ったときにおいて着信動作が行われたと
き、なぜ発信動作ができないのか容易に認識することが
でき、使用者が故障中であると誤って認識してしまうと
いったことを防止することができる。
【0048】請求項6又は請求項7記載の発明によれ
ば、使用者が装置本体に接続された通信端末においてI
D受信プロトコル中に発信動作を行ったとき、発信動作
を無効とする、又はID受信プロトコルを中断すること
により、進行中のID受信プロトコルがエラーとなって
発信者IDが受信できなくなると共に着信ができなくな
る、又発信動作自体も通信回線に対してエラーとなって
発信ができなくなるといった誤動作を防止することがで
きるため、装置本体に接続された通信端末においてID
受信プロトコル中に発信動作を行ったときにおいても確
実に着信動作又は発信動作の何れかの動作を実行させる
ことができる。
ば、使用者が装置本体に接続された通信端末においてI
D受信プロトコル中に発信動作を行ったとき、発信動作
を無効とする、又はID受信プロトコルを中断すること
により、進行中のID受信プロトコルがエラーとなって
発信者IDが受信できなくなると共に着信ができなくな
る、又発信動作自体も通信回線に対してエラーとなって
発信ができなくなるといった誤動作を防止することがで
きるため、装置本体に接続された通信端末においてID
受信プロトコル中に発信動作を行ったときにおいても確
実に着信動作又は発信動作の何れかの動作を実行させる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例である通信装置の電気的構成
を示す概略機能ブロック図。
を示す概略機能ブロック図。
【図2】同通信装置におけるID受信プロトコルを表す
説明図。
説明図。
【図3】同通信装置における着信時の動作制御を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図4】同通信装置におけるID受信プロトコル中のサ
ブルーチンを示すフローチャート。
ブルーチンを示すフローチャート。
1 通信回線 2 回線捕捉部 3 電話機回路部 4 送受話器 5 ID受信回路部 6 着信検出部 7 スピーカ 8 アンプ 9 操作入力部 10 メモリ部 11 通信端末検出回路部 12 信号切替回路部 13 外接回線捕捉部 14 制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78
Claims (7)
- 【請求項1】 通信回線を捕捉することによって相手側
との通信を可能とする通信装置において、 上記通信回線に対する発信動作指示を検出する発信検出
手段と、 着信時において上記通信回線から到来する発信者ID信
号を検出するID検出手段と、 該ID検出手段におけるID受信プロトコル中において
上記発信検出手段によって発信動作指示が検出されたと
き、上記通信回線に対する発信を無効とし、着信動作を
実行させる制御手段とを設けたことを特徴とする通信装
置。 - 【請求項2】 入力された電話番号データを記憶する記
憶手段を設け、 上記制御手段は、上記ID検出手段におけるID受信プ
ロトコル中に上記発信手段によって発信動作指示が検出
されると共に電話番号データが入力されたとき、入力さ
れた電話番号データを上記記憶手段によって記憶する一
方、当該電話番号データを着信終了後又は着信に対する
通話の終了後において読み出して自動発信することを特
徴とする請求項1記載の通信装置。 - 【請求項3】 通信回線を捕捉することによって相手側
との通信を可能とする通信装置において、上記通信回線に対する 発信動作指示を検出する発信検出
手段と、 着信時において上記通信回線から到来する発信者ID信
号を検出するID検出手段と、該 ID検出手段におけるID受信プロトコル中において
上記発信検出手段によって発信動作指示が検出されたと
き、上記ID検出手段によるID受信プロトコルを中断
し、発信動作を実行させる制御手段とを設けたことを特
徴とする通信装置。 - 【請求項4】 通信回線を捕捉することによって相手側
との通信を可能とする通信装置において、 上記通信回線に対する発信動作指示を検出する発信検出
手段と、 着信時において上記通信回線から到来する発信者ID信
号を検出するID検出手段と、 該 ID検出手段におけるID受信プロトコル中において
上記発信検出手段によって発信動作指示が検出された場
合において実行する動作として発信動作又は着信動作を
設定する設定手段と、 上記ID検出手段におけるID受信プロトコル中に上記
発信検出手段によって発信動作指示が検出された場合に
おいて上記設定手段によって設定された動作を選択して
実行させる制御手段とを設けたことを特徴とする通信装
置。 - 【請求項5】 上記ID検出手段におけるID受信プロ
トコル中においてID受信プロトコル中であることを外
部に報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項
1乃至請求項4の何れかに記載の通信装置。 - 【請求項6】 捕捉した通信回線と装置本体に接続され
る通信端末とを接続することによって通信端末における
相手側との通信を可能とする通信装置において、 上記通信端末の発信動作指示を検出する発信検出手段
と、 上記通信回線と上記通信端末との接続又は切断を行うス
イッチ手段と、 着信時において上記通信回線から到来する発信者ID信
号を検出するID検出手段と、 該ID検出手段におけるID受信プロトコル中に上記発
信検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、上
記スイッチ手段によって通信回線と通信端末との切断を
保持して通信回線に対する発信を無効とする着信動作を
実行させる制御手段とを設けたことを特徴とする通信装
置。 - 【請求項7】 捕捉した通信回線と装置本体に接続され
る通信端末とを接続することによって通信端末における
相手側との通信を可能とする通信装置において、 上記通信端末の発信動作指示を検出する発信検出手段
と、 上記通信回線と上記通信端末との接続又は切断を行うス
イッチ手段と、 着信時において上記通信回線から到来する発信者ID信
号を検出するID検出手段と、 該ID検出手段におけるID受信プロトコル中に上記発
信検出手段によって発信動作指示が検出されたとき、上
記ID検出手段によるID受信プロトコルを中断すると
共に上記スイッチ手段によって通信回線と通信端末とを
接続して通信回線に対する発信を行わせる発信動作を実
行させる制御手段とを設けたことを特徴とする通信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05893096A JP3261301B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05893096A JP3261301B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09252336A JPH09252336A (ja) | 1997-09-22 |
JP3261301B2 true JP3261301B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=13098560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05893096A Expired - Fee Related JP3261301B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261301B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP05893096A patent/JP3261301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09252336A (ja) | 1997-09-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |