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JP3261096B2 - スクリーン昇降装置 - Google Patents

スクリーン昇降装置

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JP3261096B2
JP3261096B2 JP12780998A JP12780998A JP3261096B2 JP 3261096 B2 JP3261096 B2 JP 3261096B2 JP 12780998 A JP12780998 A JP 12780998A JP 12780998 A JP12780998 A JP 12780998A JP 3261096 B2 JP3261096 B2 JP 3261096B2
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JP
Japan
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shaft
screen
winding shaft
spring motor
spring
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晴也 阿保
哲也 藤川
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Tachikawa Corp
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Tachikawa Corp
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  • Vibration Dampers (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作コードの操
作に基づいてスクリーンを昇降するスクリーン昇降装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロールブラインドの一種類とし
て、一対の支持ブラケット間に回転可能に支持された巻
取軸からスクリーンが垂下され、巻取軸の一側に設けら
れた操作装置から垂下された操作コードを操作すること
により、巻取軸を回転させて、スクリーンを昇降可能と
したものがある。
【0003】このようなロールブラインドでは、巻取軸
から吊下支持されるスクリーンの幅及び昇降ストローク
が増大すると、そのスクリーンの重量が増大するため、
巻取軸をスクリーン引き上げ方向に回転駆動するために
大きな操作力が必要となる。そこで、大型のロールブラ
インドでは、スクリーン引き上げ方向の操作力を軽減す
るために、巻取軸内にスプリングモータが配設されてい
る。
【0004】上記スプリングモータは、捩じりコイルス
プリングで構成され、その一端が巻取軸の固定軸に対し
固定され、他端が巻取軸に固定されて、巻取軸がスクリ
ーン下降方向に回転されると、捩じりコイルスプリング
が蓄勢されるようになっている。
【0005】前記スプリングモータには、その捩じりコ
イルスプリングの付勢力を調整するための付勢力調整装
置が接続される。すなわち、一方の支持ブラケットの外
側面には、スクリーンを上限まで引き上げた状態での捩
じりコイルスプリングの付勢力を調整するための調整シ
ャフトの端部が露出されている。前記調整シャフトの操
作により巻取軸を回転させることなく固定軸を回転させ
て、捩じりコイルスプリングの付勢力を調整可能であ
り、捩じりコイルスプリングの付勢力による固定軸及び
調整シャフトの回転は阻止されるようになっている。
【0006】そして、調整シャフトの回転操作により、
捩じりコイルスプリングの付勢力が巻取軸から垂下され
るスクリーンの重量にほぼ等しくなるように設定され
る。従って、巻取軸には該巻取軸から垂下されるスクリ
ーンの重量にほぼ等しい捩じりコイルスプリングの付勢
力が作用しているため、操作コードを操作してスクリー
ンを引き上げるとき、スクリーンの引上げ操作を軽微な
操作力で行うことができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなロールブ
ラインドは、操作装置を巻取軸の右側に設けて操作コー
ドをスクリーンの右側に垂下する右操作用と、操作装置
を巻取軸の左側に設けて操作コードをスクリーンの左側
に垂下する左操作用とがそれぞれ設定される。
【0008】操作装置は左右兼用型で形成され、左操作
用では左側の支持ブラケットに操作装置が取着され、そ
の操作装置から操作コードが垂下される。また、巻取軸
及びその巻取軸から垂下されるスクリーンも左右兼用で
ある。
【0009】ところが、前記スプリングモータ及び付勢
力調整装置を巻取軸に対し左右入れ替えると、巻取軸で
のスクリーン引上げ方向と捩じりコイルスプリングの付
勢方向とが合致しなくなる。
【0010】すると、少なくともスプリングモータは、
右操作用と左操作用とで捩じりコイルスプリングの巻方
向の異なる別個の部品を用意する必要がある。従って、
右操作用と左操作用とを製品仕様として設定すると、部
品点数が増大してコストが増大するという問題点があ
る。
【0011】この発明の目的は、製品仕様として右操作
用及び左操作用を設定しながら、スプリングモータの共
通化を図って、部品点数を削減し得るスクリーン昇降装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1では、一対の支
持部材間に巻取軸を回転可能に支持し、前記巻取軸から
スクリーンを垂下し、巻取軸の一側に設けた操作装置の
操作により巻取軸を回転させてスクリーンを昇降可能と
し、前記巻取軸内には該巻取軸にスクリーン引上げ方向
の回転力を付与するスプリングモータを設けたスクリー
ン昇降装置において、前記スプリングモータの両端に
は、該スプリングモータを前記支持部材に着脱可能に連
結するための連結手段を設け、前記スプリングモータを
前記巻取軸内で軸方向に移動可能に嵌合し、前記スプリ
ングモータのいずれかの端部に前記支持部材を連結し
た。
【0013】請求項2では、前記巻取軸の一側には、前
記スプリングモータの付勢力を外部から調整可能とする
付勢力調整装置を設け、前記スプリングモータの両端に
前記付勢力調整装置を着脱可能に連結するための連結手
段を設け、前記スプリングモータのいずれかの端部に前
記付勢力調整装置を連結した。
【0014】請求項3では、前記付勢力調整装置とスプ
リングモータの一方に連結軸を設け、他方に該連結軸を
嵌合可能とした連結孔を設け、前記連結軸と連結孔と
を、前記巻取軸内において該巻取軸の軸方向に着脱可能
とした。
【0015】請求項4では、前記付勢力調整装置は、外
部から回転操作可能とした調整シャフトの回転に基づい
て回転するワインドキャップに前記連結孔を形成し、前
記ワインドキャップと調整シャフトとの間に、前記スプ
リングモータの付勢力に基づく前記ワインドキャップの
回転を阻止するクラッチ装置を介在させた。
【0016】請求項5では、前記スプリングモータは、
固定軸の両端に前記連結軸を形成し、前記固定軸の一端
側に前記巻取軸に嵌合する第一の嵌合部材を回転可能に
支持し、前記第一の嵌合部材の近傍において前記固定軸
にワインドプラグを固定し、前記固定軸の他端側に前記
巻取軸に嵌合する第二の嵌合部材を回転可能に支持し、
前記ワインドプラグと第二の嵌合部材とに捩じりコイル
スプリングの両端部を取着した。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1及び図2に示す
ロールブラインドは、複数の取付ブラケット1が窓の上
枠等の取付面に固定され、その取付ブラケット1に取付
フレーム2が支持されている。
【0018】前記取付フレーム2の両端には、一対の支
持部材3a,3bが取着され、その支持部材3a,3b
間に巻取軸4が回転可能に支持されている。前記巻取軸
4にはスクリーン5が巻着され、その巻取軸4の回転に
ともなってスクリーン5が昇降される。前記スクリーン
5の下端には、ボトムレール6が吊下支持されている。
【0019】前記支持部材3a,3bのうち、右側の支
持部材3aには操作装置7が取着され、その操作装置7
から無端状の操作コード8が垂下されている。そして、
その操作コード8を操作して、操作装置7内のプーリ9
を回転させると、操作装置7内のギヤ機構を介して巻取
軸4が回転される。従って、このロールブラインドは右
操作用であり、操作コード8の操作に基づいてスクリー
ン5を昇降操作可能となっている。
【0020】前記巻取軸4内の一側には、スプリングモ
ータ10とそのスプリングモータ10の付勢力を調節す
る付勢力調整装置11とが内蔵される。その付勢力調整
装置11及びスプリングモータ10の構成を以下に説明
する。
【0021】図3に示すように、左側の支持部材3bに
は、軸受シャフト12が固定され、その軸受シャフト1
2の外周面に軸受キャップ13が回転可能に支持されて
いる。前記軸受シャフト12の先端部は、略四角筒状に
形成されて、軸受キャップ13の先端側に露出されてい
る。
【0022】前記軸受キャップ13の外周面には、パイ
プキャップ14が相対回転不能に嵌合され、そのパイプ
キャップ14の外周面に前記巻取軸4が嵌着されてい
る。従って、巻取軸4はパイプキャップ14及び軸受キ
ャップ13を介して軸受シャフト12に回転可能に支持
されている。
【0023】前記軸受シャフト12の中心部には、前記
スプリングモータ10の付勢力を調整するための調整シ
ャフト15が回転可能に支持され、その調整シャフト1
5の基端は支持部材3bの側面に露出されている。ま
た、調整シャフト15の基端には六角孔16が形成さ
れ、六角棒状の治具を嵌挿することにより回転操作可能
となっている。
【0024】前記調整シャフト15の先端部は、六角軸
状に形成され、その先端部にカム軸17が嵌合されてい
る。従って、調整シャフト15が回転されると、カム軸
17が一体に回転される。
【0025】前記カム軸17の周囲には、スプリングド
ラム18が配設される。前記スプリングドラム18の基
端部には四角孔19が形成され、その四角孔19が前記
軸受シャフト12の四角筒状の先端部に嵌合されてい
る。従って、スプリングドラム18は軸受シャフト12
に回転不能に支持されている。
【0026】前記スプリングドラム18の内周面には、
クラッチスプリング20が配設されている。このクラッ
チスプリング20は捩じりコイルスプリングで構成さ
れ、拡径しようとする自身の付勢力によりスプリングド
ラム18の内周面に圧着されている。また、クラッチス
プリング20は断面正方形状に形成されて、スプリング
ドラム18の内周面に対し十分な摩擦力が得られるよう
になっている。
【0027】図6に示すように、前記クラッチスプリン
グ20の両端部21a,21bは、中心に向かって折り
曲げられ、その両端部21a,21b間に前記カム軸1
7から突出するカム部22が位置している。
【0028】そして、調整シャフト15が回転されてカ
ム軸17が回転され、カム部22が端部21a,21b
のいずれかに当接すると、クラッチスプリング20が縮
径されてスプリングドラム18内周面との摩擦力が減少
する。従って、調整シャフト15の回転に基づいて、カ
ム軸17が調整シャフト15と一体に回転される。
【0029】前記スプリングドラム18の開口端におい
て、前記調整シャフト15の先端にはワインドキャップ
23が支持されている。前記ワインドキャップ23の基
端側には、前記スプリングドラム18を覆う円筒部が形
成され、その円筒部の中央には、前記クラッチスプリン
グ20の端部21a,21bの両側に位置するカム部2
4が形成される。
【0030】そして、前記ワインドキャップ23が回転
してそのカム部24が端部21a,21bのいずれかに
当接すると、クラッチスプリング20が拡径されて、ス
プリングドラム18の内周面との摩擦力が増大する。従
って、ワインドキャップ23に作用する回転力に基づい
て、ワインドキャップ23の回転が阻止されるようにな
っている。
【0031】前記ワインドキャップ23の先端部には、
前記スプリングモータ10を連結するための連結孔25
が先端側に開口されている。前記連結孔25は、略四角
孔で構成される。
【0032】前記調整シャフト15、カム軸17、スプ
リングドラム18、クラッチスプリング20及びワイン
ドキャップ23とから、前記付勢力調整装置11が構成
される。
【0033】前記スプリングモータ10の固定軸26
は、円筒状のコイルガイド27の両端に第一及び第二の
パイプストッパ28a,28bの基端部がそれぞれ嵌合
固定されて構成される。前記第一及び第二のパイプスト
ッパ28a,28bの先端部には、前記ワインドキャッ
プ23の連結孔25に嵌合し得る略四角軸状の連結軸2
9がそれぞれ形成される。
【0034】前記第一のパイプストッパ28aの一端に
は第一の嵌合部材30aが回転可能にかつ軸方向に移動
不能に支持されている。前記第一のパイプストッパ28
aには、ワインドプラグ31が相対回転不能にかつ軸方
向に移動不能に嵌着固定され、その外周面には捩じりコ
イルスプリング32の一端が固定されている。
【0035】前記第二のパイプストッパ28bには、第
二の嵌合部材30bが回転可能にかつ軸方向に移動不能
に嵌合されている。また、前記第一及び第二の嵌合部材
30a,30bは、図5に示すように、前記巻取軸4内
において該巻取軸4に対し相対回転不能に、かつ軸方向
に移動可能に嵌合されている。
【0036】前記第二の嵌合部材30bには、前記捩じ
りコイルスプリング32の他端が固定されている。そし
て、図3に示す右操作用のスプリングモータ10では、
巻取軸の左端部に配設される付勢力調整装置11のワイ
ンドキャップ23の連結孔25に第一のパイプストッパ
28aの連結軸29が嵌合されている。そして、第一の
嵌合部材30aは巻取軸4の左端近傍に位置し、第二の
嵌合部材30bは巻取軸4の長手方向中央部に位置して
いる。
【0037】前記固定軸26、第一及び第二の嵌合部材
30a,30b、ワインドプラグ31及び捩じりコイル
スプリング32とで前記スプリングモータ10が構成さ
れる。
【0038】次に、上記のように構成されたロールブラ
インドの作用を説明する。スプリングモータ10の付勢
力を付勢力調整装置11で調整するには、治具を調整シ
ャフト15の六角孔16に嵌合し、巻取軸4の回転を阻
止した状態で調整シャフト15を回転操作する。
【0039】すると、調整シャフト15が回転されてカ
ム軸17が回転され、クラッチスプリング20が縮径さ
れ、カム軸17とともにワインドキャップ23が回転さ
れる。そして、ワインドキャップ23の回転に基づい
て、固定軸26が回転される。
【0040】この時、調整シャフト15をスクリーン引
き上げ方向に回転させると、固定軸26が同方向に回転
されて、捩じりコイルスプリング32が蓄勢され、調整
シャフト15をスクリーン下降方向に回転させると、捩
じりコイルスプリング32が去勢される。このようにし
て、スプリングモータ10の付勢力を最適に設定可能で
ある。
【0041】スプリングモータ10の付勢力が最適に設
定された状態で、操作コード8を操作して、巻取軸4を
スクリーン下降方向に回転させると、スクリーン5が巻
取軸4から巻き戻されて下降する。このとき、第一のパ
イプストッパ28aからワインドキャップ23に伝達さ
れる回転力は、スプリングドラム18で支持されるた
め、固定軸26は回転不能に支持される。
【0042】すると、固定軸26に対し固定されている
ワインドプラグ31と、巻取軸4とともに回転する第二
の嵌合部材30bとで捩じりコイルスプリング32が蓄
勢される。そして、スクリーン5を所望位置まで下降さ
せて操作コード8の操作を停止すると、操作装置7内の
ブレーキ装置の作動により、スクリーン5が当該位置に
保持される。
【0043】操作コード8を操作して、巻取軸4をスク
リーン引上げ方向に回転させると、スクリーン5が巻取
軸4で巻き上げられる。このとき、固定軸26は回転不
能に支持される。すると、固定軸26に対し固定されて
いるワインドプラグ31と、巻取軸4とともに回転する
第二の嵌合部材30bとで捩じりコイルスプリング32
が去勢される。そして、スクリーン5を所望位置まで引
き上げて操作コード8の操作を停止すると、操作装置7
内のブレーキ装置の作動により、スクリーン5が当該位
置に保持される。
【0044】上記ロールブラインドを左操作用とする場
合には、操作装置7を巻取軸の左端に取着し、図4に示
すように、巻取軸4の右端に付勢力調整装置11を取着
する。
【0045】すなわち、スプリングモータ10を巻取軸
4の右端側に位置させ、第二のパイプストッパ28bの
連結軸29をワインドキャップ23の連結孔25に嵌合
する。
【0046】このように構成されたロールブラインドで
は、上記右操作用の場合と同様に、調整シャフト15を
回転操作することにより、スプリングモータ10の付勢
力を調整可能である。
【0047】また、操作コード8を操作して、巻取軸4
をスクリーン下降方向へ回転させれば、スクリーン5が
下降されてスプリングモータ10が蓄勢され、巻取軸4
をスクリーン引上げ方向へ回転させれば、スクリーン5
が引き上げられてスプリングモータ10が去勢される。
そして、操作コード8の操作を停止すれば、スクリーン
5が所望位置に保持される。
【0048】このとき、スプリングモータ10の付勢力
は、巻取軸4の右端近傍に位置する第二の嵌合部材30
bを介して巻取軸4に作用する。上記のようなロールブ
ラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)操作コード8を操作することにより、スプリング
モータ10の作用に基づいてスクリーン5を軽微な操作
力で昇降することができる。 (2)付勢力調整装置11によりスプリングモータ10
の付勢力を調整することができる。また、スプリングモ
ータ10の付勢力の調整により、スクリーン昇降操作に
要する操作力を調整することができる。 (3)共通の操作装置7、付勢力調整装置11及びスプ
リングモータ10で右操作用及び左操作用のロールブラ
インドを構成することができるので、部品点数を削減し
て、コストを低減することができる。 (4)操作装置7と付勢力調整装置11を左右入れ換
え、スプリングモータ10を巻取軸4内で移動させて、
付勢力調整装置11と接続することにより、ロールブラ
インドの取付現場において、右操作用か左操作用かの操
作勝手を容易に変更することができる。
【0049】なお、上記ロールブラインドは次のような
構成とすることもできる。 ・固定軸26の端部に連結軸29を形成し、ワインドキ
ャップ23に連結孔を形成したが、固定軸26の端部に
連結孔を形成し、ワインドキャップ23に連結軸を形成
してもよい。 ・連結軸26と連結孔25との断面形状は、四角形以外
の任意の形状としてもよい。 ・スプリングモータ10は、スクリーン巻上げ操作の補
助機能として使用すること以外に、スプリングモータ1
0の付勢力でスクリーン5を引き上げるようにしてもよ
い。 ・前記付勢力調整装置11を設けることなく、スプリン
グモータ10の一端を支持部材3a,3bのいずれかに
直接に連結する構成とすることもできる。 ・上記実施の形態のスクリーン昇降装置は、ロールブラ
インド以外にも、シートシャッターのスクリーン昇降装
置にも応用可能である。
【0050】上記実施の形態に記載された前記請求項以
外の技術的思想をその効果とともに以下に記載する。 (1)請求項3において、前記クラッチ装置は、支持部
材に対し回転不能に固定それるスプリングドラムと、該
スプリングドラム内に配設され、前記調整シャフトとの
回転に基づいてスプリングドラムに対し自在に回転し
て、前記ワインドキャップを回転可能とし、ワインドキ
ャップに作用する回転力に基づいて前記スプリングドラ
ムに圧着して、該ワインドキャップを回転不能とするク
ラッチスプリングとから構成した。クラッチ装置を簡単
な構成で形成することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は製品仕
様として右操作用及び左操作用を設定しながら、スプリ
ングモータの共通化を図って、部品点数を削減し得るス
クリーン昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態のロールブラインドを示す正面
図である。
【図2】 ロールブラインドを示す側面図である。
【図3】 右操作用とした場合の付勢力調整装置及びス
プリングモータを示す断面図である。
【図4】 左操作用とした場合の付勢力調整装置及びス
プリングモータを示す断面図である。
【図5】 巻取軸内のスプリングモータを示す断面図で
ある。
【図6】 図3におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
3a,3b 支持部材 4 巻取軸 5 スクリーン 7 操作装置 10 スプリングモータ 11 付勢力調整装置 25 連結手段(連結孔) 29 連結手段(連結軸)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の支持部材間に巻取軸を回転可能に
    支持し、前記巻取軸からスクリーンを垂下し、巻取軸の
    一側に設けた操作装置の操作により巻取軸を回転させて
    スクリーンを昇降可能とし、前記巻取軸内には該巻取軸
    にスクリーン引上げ方向の回転力を付与するスプリング
    モータを設けたスクリーン昇降装置において、 前記スプリングモータの両端には、該スプリングモータ
    を前記支持部材に着脱可能に連結するための連結手段を
    設け、前記スプリングモータを前記巻取軸内で軸方向に
    移動可能に嵌合し、前記スプリングモータのいずれかの
    端部に前記支持部材を連結したことを特徴とするスクリ
    ーン昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記巻取軸の一側には、前記スプリング
    モータの付勢力を外部から調整可能とする付勢力調整装
    置を設け、前記スプリングモータの両端に前記付勢力調
    整装置を着脱可能に連結するための連結手段を設け、前
    記スプリングモータのいずれかの端部に前記付勢力調整
    装置を連結したことを特徴とする請求項1記載のスクリ
    ーン昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢力調整装置とスプリングモータ
    の一方に連結軸を設け、他方に該連結軸を嵌合可能とし
    た連結孔を設け、前記連結軸と連結孔とを、前記巻取軸
    内において該巻取軸の軸方向に着脱可能としたことを特
    徴とする請求項2記載のスクリーン昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢力調整装置は、外部から回転操
    作可能とした調整シャフトの回転に基づいて回転するワ
    インドキャップに前記連結孔を形成し、前記ワインドキ
    ャップと調整シャフトとの間に、前記スプリングモータ
    の付勢力に基づく前記ワインドキャップの回転を阻止す
    るクラッチ装置を介在させたことを特徴とする請求項3
    記載のスクリーン昇降装置。
  5. 【請求項5】 前記スプリングモータは、固定軸の両端
    に前記連結軸を形成し、前記固定軸の一端側に前記巻取
    軸に嵌合する第一の嵌合部材を回転可能に支持し、前記
    第一の嵌合部材の近傍において前記固定軸にワインドプ
    ラグを固定し、前記固定軸の他端側に前記巻取軸に嵌合
    する第二の嵌合部材を回転可能に支持し、前記ワインド
    プラグと第二の嵌合部材とに捩じりコイルスプリングの
    両端部を取着したことを特徴とする請求項3記載のスク
    リーン昇降装置。
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