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JP3256014B2 - 紙葉類計数処理機 - Google Patents

紙葉類計数処理機

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Publication number
JP3256014B2
JP3256014B2 JP02038893A JP2038893A JP3256014B2 JP 3256014 B2 JP3256014 B2 JP 3256014B2 JP 02038893 A JP02038893 A JP 02038893A JP 2038893 A JP2038893 A JP 2038893A JP 3256014 B2 JP3256014 B2 JP 3256014B2
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JP
Japan
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counting
sheet
sheets
feeding
length
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JP02038893A
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JPH06236463A (ja
Inventor
澤 正 浩 池
村 正 彦 西
川 春 夫 中
田 明 美 岩
Original Assignee
グローリー工業株式会社
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Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
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Priority to CA002113227A priority patent/CA2113227C/en
Priority to US08/179,719 priority patent/US5541393A/en
Priority to EP94300196A priority patent/EP0611034B1/en
Priority to DE69418741T priority patent/DE69418741T2/de
Priority to ES94300196T priority patent/ES2133481T3/es
Priority to TW083100236A priority patent/TW266283B/zh
Priority to KR1019940001260A priority patent/KR100275806B1/ko
Publication of JPH06236463A publication Critical patent/JPH06236463A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M7/00Counting of objects carried by a conveyor
    • G06M7/02Counting of objects carried by a conveyor wherein objects ahead of the sensing element are separated to produce a distinct gap between successive objects
    • G06M7/06Counting of flat articles, e.g. of sheets of paper

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば紙葉類計数機や
紙葉類識別計数機等の紙葉類計数処理機、すなわち、紙
幣、小切手、伝票等の計数処理を行う装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類計数処理機の要部につい
て、図15(a),(b)を用いて説明する。
【0003】同図において、キッカローラ32、回転軸
41の両端のフィードローラ33,33(図15(b)
参照)およびゲートローラ34は、ホッパ部31内に集
積された紙葉類を繰り出す繰出手段を構成する。この繰
出手段の各部は、図示しない駆動モータによって駆動さ
れる。
【0004】また、中央部のフィードローラ33′、こ
のフィードローラ33′と対向するローラ35および加
速ローラ36,37は、繰出手段で繰り出された紙葉類
を搬送する搬送手段を構成する。かかる加速ローラ3
6,37も、上述の駆動モータによって駆動される。上
述の繰出手段で繰り出された紙葉類は、この搬送手段に
より、ガイド板39a,39bによって形成された搬送
路に沿って、搬送される。また、加速ローラ36は、慣
性が大きくなるように構成されており、これにより、加
速ローラ36,37は、駆動モータの停止後も慣性で駆
動して紙葉類を搬送する。
【0005】スタッカファン38は、搬送手段によって
搬送されてきた紙葉類をスタッカ40内に集積する。こ
のスタッカファン38は、独立したモータによって駆動
される。
【0006】発光素子Sおよび受光素子S′は、上述の
搬送手段で搬送された紙葉類の枚数を計数する計数手段
を構成している。
【0007】ここで、この種の紙葉類計数処理機で行う
処理モードの一つとして、計数バッチ処理が知られてい
る。これは、予め設定された枚数(以下「バッチ枚数」
と称す)の紙葉類がスタッカ40に集積されると繰出手
段や搬送手段が一旦停止するようにしたモードである。
この処理モードによれば、繰出手段や搬送手段が停止す
る度にスタッカ40内の紙葉類を取り出し、その後再ス
タートさせることにより、計数処理後の紙葉類をバッチ
枚数ごとに区分けすることができる。
【0008】例えば、バッチ枚数を「100」とする
と、100枚目の紙葉類がホッパ部31から繰り出され
た時点で繰出手段が停止し、101枚目以降の紙葉類は
ホッパ部31から繰り出されない。そして、100枚目
の紙葉類がスタッカファン38まで搬送されると搬送手
段が停止する。
【0009】繰出手段を停止させるときの減速の方法
を、図16に示す。同図において、縦軸は繰出速度(枚
数/分)であり、横軸は経過時間tである。このよう
に、従来の紙葉類計数処理機では、停止前の最後の紙葉
類(ここでは100枚目)が計数手段の受光素子S′で
検出されると繰出手段の駆動モータにブレーキがかか
り、繰出速度が徐々に低下して繰出終了後に零になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の紙葉
類計数処理機においては、装置の小形化を図ることが要
請されている。
【0011】しかし、かかる装置の小形化を図った場
合、各ローラ32〜37の間隔が短くなってしまうの
で、図16で示したようなタイミングで駆動モータにブ
レーキをかけた場合、紙葉類の搬送方向の長さが長いと
きに、この紙葉類の後端がローラ対33,34(図15
参照)に挟まった状態或いはホッパ部31内に残った状
態で駆動モータが停止してしまい、この紙葉類がスタッ
カ40内に集積されないおそれがあった。
【0012】これに対して、図17で示したように、紙
葉類の先端が計数手段S,S′で検出された後で所定の
距離(ここでは40mm)の搬送を行ってから駆動モー
タにブレーキをかけることにより、このような欠点を解
消することが可能である。すなわち、このような方法に
よれば、紙葉類が長い場合であっても、確実にスタッカ
40内に集積させることができる。
【0013】しかしながら、このようなタイミングで駆
動モータのブレーキ制御を行い、駆動モータが停止する
タイミングを遅くすると、逆に紙葉類が短い場合、停止
前の最後の紙葉類(100枚目)がスタッカファン38
に達したときに次の紙葉類(101枚目)がローラ3
3,34から繰り出されてしまうという新たな欠点が生
じる。
【0014】すなわち、100枚目の紙葉類がホッパ3
1から搬出されて101枚目の紙葉類がキッカローラ3
2、フィードローラ33,33およびゲートローラ34
と接触するようになってからこれらのローラが停止する
までの時間は、紙葉類の長さが短いほど長時間となる。
紙葉類の繰り出しはこの接触によって発生するので、紙
葉類が短いほど(すなわち接触時間が長いほど)繰り出
し量は大きくなる。
【0015】このように101枚目の紙葉類の繰り出し
量が長くなると、その分、この紙葉類をローラの間から
引き出す際に破損してしまう可能性が高くなり、仮に破
損しないように取り出すことができたとしても使用者の
手間が増大する。例えば、予めホッパ31に集積された
紙葉類の枚数が110枚であり、スタッカ40に100
枚の紙葉類が集積された後、残りの10枚をホッパ部か
ら取り出すような際に、このような課題が生じる。
【0016】さらに、ホッパ31にセンサを設けて残り
の紙葉類の有無を検出するような場合には、以下のよう
な不都合も生じる。
【0017】101枚目の紙葉類が繰り出された際
に、この紙葉類の後端がセンサ位置を通過してしまい、
紙葉類が残っているにもかかわらず、ホッパ31内に紙
葉類がないものと判断してしまう場合がある。
【0018】また、上述のような、予めホッパ31に
集積された紙葉類の枚数が110枚であり、スタッカ4
0に100枚の紙葉類が集積された後、残りの10枚を
ホッパ部から取り出すような際に、繰り出された101
枚目の紙葉類を取り出すことを忘れたような場合でも、
ホッパ31内に紙葉類が残っていないないものと判断し
てしまう場合がある。
【0019】さらに、このようにして繰り出された紙
葉類が1枚残留してしまった場合には、次に計数処理を
行った際に計数処理される紙葉類の枚数とホッパ31に
集積させた紙葉類の枚数とが一致しないことになり、ト
ラブルの原因となる。
【0020】一方、上述したような従来の紙葉類計数処
理機では、処理速度を向上させることも、要請されてい
る。
【0021】ここで、処理速度を向上させるために紙葉
類の搬送速度を速くすると、図16に示したように停止
前の最後の紙葉類が受光素子S′で検出されてから駆動
モータにブレーキをかけたのでは、この駆動モータの停
止のタイミングが遅くなってしまい、次の紙葉類が繰り
出されてしまう。したがって、この場合も、上述の〜
に示したような欠点が生じる。
【0022】これに対して、このような欠点を解消する
ために、本発明者は、停止前の最後の紙葉類よりもさら
に一定枚数前の紙葉類(ここでは96枚目とする)が受
光素子S′で検出されると繰出速度を減速させ、さらに
最後の紙葉類(100枚目)が受光素子S′で検出され
てからブレーキをかける方法を試みた。
【0023】しかし、このような方法では、100枚目
が受光素子S′で検出された時点での繰出速度がまちま
ちとなってしまい、停止のタイミングを正確に制御する
ことができなかった。例えば、停止のタイミングが設定
値よりも早くなると、100枚目の紙葉類がスタッカフ
ァン38に達する前に搬送手段が停止してしまい、この
紙葉類が搬送経路内に残ってしまうこととなる。
【0024】このため、本発明者は、100枚目が受光
素子S′で検出された時点での繰出速度を測定し、この
速度が基準速度未満である場合は紙葉類を所定距離だけ
さらに搬送した後でブレーキを掛ける方法を試みた。
【0025】しかしながら、このような方法では、紙葉
類の長さが長い場合は良好であったが、短い場合には1
01枚目の紙葉類が繰り出されてしまった。したがっ
て、この場合も、上述の〜に示したような欠点が生
じ得る。
【0026】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、搬送方向の長さが長い紙葉類
の計数処理を行う場合であっても処理後の紙葉類を確実
に集積することができ、且つ、搬送方向の長さが短い紙
葉類の計数処理を行う場合であってもバッチ枚数目の次
の紙葉類が繰り出されることのない紙葉類計数処理機を
提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
(1) 第1の発明に係わる紙葉類計数処理機は、ホッパ部
に集積された紙葉類を一枚づつ繰り出す繰出手段と、こ
の繰出手段で繰り出される前記紙葉類を搬送する搬送手
段と、この搬送手段により搬送される前記紙葉類を計数
する計数手段と、この計数手段で計数された前記紙葉類
を集積する集積手段とを有し、前記計数手段の計数結果
が所定枚数に達したときに前記繰出手段による繰り出し
を停止する紙葉類計数処理機であって、前記紙葉類の長
さが長さ基準値以下である場合は、前記所定枚数目に繰
り出した前記紙葉類の先端が前記計数手段に検出された
ときに、前記繰出手段のブレーキングを開始し、前記紙
葉類の長さが前記長さ基準値より大きい場合は、前記所
定枚数目に繰り出した前記紙葉類の先端が前記計数手段
に検出されてからの搬送距離が所定距離に達したとき
に、前記繰出手段のブレーキングを開始する、制御手段
をさらに有することを特徴とする。 (2) 第2の発明に係わる紙葉類計数処理機は、ホッパ部
に集積された紙葉類を一枚づつ繰り出す繰出手段と、こ
の繰出手段で繰り出される前記紙葉類を搬送する搬送手
段と、この搬送手段により搬送される前記紙葉類を計数
する計数手段と、この計数手段で計数された前記紙葉類
を集積する集積手段とを有し、前記計数手段の計数結果
が所定枚数に達したときに前記繰出手段による繰り出し
を停止する紙葉類計数処理機であって、前記所定枚数目
の前記紙葉類よりも一定枚数手前の前記紙葉類が前記計
数手段に検出されたときに前記繰出手段の減速を開始
し、前記紙葉類の長さが長さ基準値以下である場合、お
よび、前記紙葉類の長さが前記長さ基準値より大きく且
つ前記所定枚数目に繰り出した紙葉類の先端が前記計数
手段に検出されたときの繰出速度が速度基準値以上であ
る場合は、この所定枚数目の紙葉類の先端の検出時に前
記繰出手段のブレーキングを開始し、前記紙葉類の長さ
が前記長さ基準値より大きく且つ前記所定枚数目に繰り
出した紙葉類の先端が前記計数手段に検出されたときの
繰出速度が前記速度基準値よりも小さい場合は、この所
定枚数目の紙葉類の先端の検出時からの搬送距離が所定
距離に達したときに前記繰出手段のブレーキングを開始
する、制御手段をさらに有することを特徴とする。
【0028】
【作用】
(1) 第1の発明においては、紙葉類の長さが長さ基準値
以下である場合は所定枚数目に繰り出した紙葉類の先端
が計数手段で検出されたときに前記繰出手段のブレーキ
ングを開始し、紙葉類の長さが長さ基準値より大きい場
合は停止前の最後の紙葉類の先端が計数手段で検出され
てからの搬送距離が所定距離に達したときに繰出手段の
ブレーキングを開始する。 (2) 第2の発明においては、紙葉類の長さが長さ基準値
以下である場合および紙葉類の長さが長さ基準値より大
きく且つ所定枚数目に繰り出した紙葉類の先端が計数手
段に検出されたときの繰出速度が速度基準値以上である
場合は、この所定枚数目に繰り出した紙葉類の先端が計
数手段に達したときに、繰出手段のブレーキングを開始
し、紙葉類の長さが長さ基準値より大きく且つ所定枚数
目に繰り出した紙葉類の先端が計数手段に検出されたと
きの繰出速度が速度基準値よりも小さい場合は、この所
定枚数目に繰り出した紙葉類の先端が計数手段に達して
からの搬送距離が所定距離に達したときに、繰出手段の
ブレーキングを開始する。
【0029】
【実施例】以下、本発明に係わる紙葉類計数処理機の一
実施例について、搬送方向の長さが50mm〜100m
mの紙幣の計数処理を行うことができる紙幣計数処理機
を例にとって説明する。
【0030】本実施例に係わる紙幣計数処理機の機構系
を、図1に示す。また、この紙幣計数処理機の電気回路
系を、図2に示す。
【0031】同図において、筐体23内のキッカローラ
12、フィードローラ13およびゲートローラ14は、
ホッパ部11内に集積された紙幣10を繰り出す繰出手
段を構成する。この繰出手段の各部は、DCモータM1
によって駆動される。なお、フィードローラ13は、図
15(b)と同様、搬送手段を構成するフィードローラ
13′(後述)の両側に位置してフィードローラの軸に
固定してそれぞれ設けられている。
【0032】ここで、キッカローラ12としては、40
φ(外周約125mm)で、摩擦部12aの角度巾が約
60度のものを使用した。また、フィードローラ13と
しては40φ(外周約125mm)で摩擦部13aの角
度巾が約75度のものを使用し、この摩擦部13aがキ
ッカローラの摩擦部12aよりも4度遅れて回転するよ
うに構成した。
【0033】フィードローラの軸に固定される中央部の
フィードローラ13′、このフィードローラ13′と対
向するローラ15および加速ローラ16,17は、繰出
手段で繰り出された紙幣10を搬送する搬送手段を構成
する。このフィードローラ13′としては、上述のフィ
ードローラ13と同様、40φ(外周約125mm)で
摩擦部13a′の角度巾約155度のものを使用し、こ
の摩擦部13a′がキッカローラの摩擦部12aよりも
4度遅れるように構成した。それ故摩擦部13aの始端
と摩擦部13a′の始端は同じ角度位置となる。加速ロ
ーラ16,17は、上述のDCモータM1 とワンウェイ
クラッチによって連結されている。また、加速ローラ1
6にはスリット円板兼用のフライホイル16aが取り付
けられ、慣性を大きくしている。これにより、加速ロー
ラ16,17は、DCモータM1の停止後も慣性によっ
て駆動し、紙幣10を搬送することができる。
【0034】ガイド板19a,19bは、搬送される紙
幣10を、後述するスタッカファン18に導くための搬
送路を形成する。
【0035】スタッカファン18は、搬送手段によって
搬送されてきた紙幣10を羽根内に1枚ずつ取り込み、
スタッカ20内に集積する。このスタッカファン18
は、独立のモータM2 によって駆動されるように構成さ
れている。
【0036】ここで、これらの各構成部は、キッカロー
ラ12の周速をV1 とすると、フィードローラの周速が
1 、加速ローラ16,17の周速が1.2V1 、スタ
ッカファン18の周速がV1 /3となるように構成され
ている。
【0037】ホッパセンサS1 は、ホッパ部11内の紙
幣10の有無を検出する。本実施例では、このホッパセ
ンサS1 とゲートローラ14との距離は、30mmとし
た。
【0038】受光素子S2 ′および発光素子S2 ″は、
上述の搬送手段で搬送された紙幣10の枚数を計数する
計数センサS2 を構成している。本実施例では、この計
数センサS2 と上述のゲートローラ14との間の搬送距
離を70mmとし、また、ホッパセンサS1 と計数セン
サS2 との間の搬送距離を100mmとした。
【0039】スタッカセンサS3 は、スタッカ20内の
紙幣10の有無を検出する。
【0040】エンコーダS4 は、スリット円板兼用のフ
ライホイル6aの周縁部分に一定間隔で形成されたスリ
ットを検出することによりその周速を計測する。これに
よって、紙幣10の繰出速度及び搬送速度が算出され
る。
【0041】制御部21は、操作パネル22や各センサ
1 ,S2 ,S3 ,S4 から入力した信号に基づいて、
DCモータM1 ,M2 を制御する。
【0042】なお、本実施例では上述のように各駆動モ
ータとしてDCモータを使用することとしたが、ACモ
ータ等であってもよいことはもちろんである。また、D
CモータM1 ,M2 のブレーキングとしては、ショート
ブレーキを採用した。
【0043】以下、本実施例に係わる紙幣計数処理機の
動作について、図3〜図7のフローチャートおよび図8
〜図14のタイミングチャートを用いて説明する。
【0044】処理機の主電源がオンされると、制御部2
1は、操作パネル22による処理モードの指定がなされ
たか否かのチェックを繰り返す(図3;ST301)。
操作者が処理モードを指定すると、次に制御部21は、
指定された処理モードの種類を判断し(ST302)、
バッチ処理が指定されたときはST303以降を実行
し、通常の計数処理モード(単に紙幣10の総数を計数
するモード)が指定されたときは後述のST601以降
(図6参照)を実行する。
【0045】バッチ処理においては、まず、操作パネル
22による速度の指定が行われたか否かのチェックを繰
り返す(ST303)。そして、速度が指定されると、
続いて、スタート釦がオンされたか否かのチェックを繰
り返す(ST304)。
【0046】スタート釦がオンされると、まず、ホッパ
部11内に紙幣10が集積されているか否かをホッパセ
ンサS1 によってチェックし、オフであれば紙幣10が
無いと判断して処理機を停止させ、アラーム等によっ
て、操作者にその旨を知らせる(ST312)。
【0047】一方、ホッパセンサS1 がオンの場合は、
続いて、処理機内に紙幣10が詰まっていないかどうか
を計数センサS2 を用いてチェックする(ST30
6)。そして、オンであれば、紙幣10が存在するとし
て処理機を停止させ(ST312)、オフであれば、続
いて、スタッカ20内に紙幣10が残留していないかど
うかをスタッカセンサS3 によってチェックする(ST
307)。そして、オンであれば、紙幣10が存在する
として処理機を停止させる(ST312)。一方、オフ
であれば、異常なしとして、DCモータM1 ,M2 の回
転をスタートさせる(ST308)。
【0048】続いて、操作パネル22によって入力され
たバッチ枚数が1枚であるか複数枚であるかをチェック
し(ST309)、一枚であれば、後述のST701以
降を実行する(図7参照)。
【0049】一方、バッチ枚数が複数枚である場合は、
まず、1枚目に搬送される紙幣10によって、被処理紙
幣の搬送方向の長さを測定する(ST310)。この測
定は、計数センサS2 がオンとなる時間とその時間内の
エンコーダS4 によるフライホイル6aのスリット個数
検出即ちパルス数カウントによって測定することができ
る。
【0050】次に、紙幣長さの測定結果および速度モー
ド(すなわち、DCモータM1 の周速)にしたがって、
DCモータM2 の回転数(すなわち、スタッカファン1
8の回転数)を、表1に示した値に再設定する(ST3
11)。
【0051】
【表1】 続いて制御部21は、速度モードが500枚/分である
か、1000枚/分または1500枚/分であるかを判
断し(図4;ST401)、500枚/分である場合は
後述するST501(図5参照)以降を実行する。
【0052】一方、1000枚/分または1500枚/
分である場合は、計数センサS2 による計数値が予め定
められた枚数(本発明の「所定枚数よりも一定枚数手
前」)に達したか否かのチェックを繰り返す(ST40
2)。
【0053】ここで、バッチ枚数を100枚とすると、
速度モードが1500枚/分である場合は、96枚目の
紙幣10の先端が計数センサS2 上に達したときに、計
数値が当該枚数に達したものとして、DCモータM1
500枚/分の速度にむけて減速させる(ST403、
図8および図9参照)。そして、次に、計数センサS2
の計数値がバッチ枚数(ここでは100枚)に達したか
否かの判断を繰り返す(ST404)。
【0054】バッチ枚数目の紙幣10の先端が計数セン
サS2 上に達っしたとき、紙幣の長さの測定値Lx が長
さ基準値L0 (ここでは「60mm」とする)よりも大
きく、且つ、DCモータM1 の速度(エンコーダS4
よる測定値)が速度基準値(ここでは「1000枚/
分」とする)よりも小さければ、制御部21は、この紙
幣10を所定距離だけ搬送した後、DCモータM1 ,M
2 のブレーキングを順次行い(ST405〜ST40
9)、これらのモータを停止させる(図8参照)。ここ
で、このときの「所定距離」すなわち紙幣10の搬送量
は、Lx −L0 で与えられる。また、DCモータM2
ブレーキングは、DCモータM1 のブレーキングを行っ
た後所定時間(例えば500msec)経過後或いはエ
ンコーダS4からパルスが出力されなくなった後の、い
ずれか遅い方の時期とする。
【0055】このように、紙幣長さLx が長さ基準値L
0 よりも大きく且つDCモータM1の速度が速度基準値
よりも小さいときに、この紙幣10を所定距離だけ搬送
してからDCモータM1 のブレーキングを行うことによ
り、最後の紙幣10がスタッカファン18に取り込まれ
る前にDCモータM1 が停止してしまうことを防止する
ことができる。
【0056】一方、紙幣の長さLx が長さ基準値L
o (「60mm」)より大で且つDCモータM1 の速度
(エンコーダS4 による測定値)が1000枚/分以上
のとき、および、紙幣の長さLx が60mm以下のとき
は(ST405,406)、制御部21は直ちにDCモ
ータM1 のブレーキングを行い(ST408)、このD
CモータM1 を停止させる(図9参照)。そして、上述
の場合と同じ手順によって、DCモータM2 のブレーキ
ングを行う(ST409)。
【0057】このように、紙幣長さLx が長さ基準値L
0 よりも大きく且つDCモータM1の速度が速度基準値
以上のときや、紙幣長さLx が長さ基準値L0 と等しい
かそれよりも小さいときは、直ちにDCモータM1 のブ
レーキングを行うことにより、次の紙葉類(101枚
目)がローラ13,14から繰り出されてしまうことを
防止できる。
【0058】また、速度モードが1000枚/分である
場合は、97枚目の紙幣10の先端が計数センサS2
に達したときにDCモータM1 を500枚/分にむけて
減速させる(ST403、図10および図11参照)。
【0059】そして、計数センサS2 の計数値が100
枚に達したか否かの判断を繰り返し(ST404)、1
00枚目の紙幣10の先端が計数センサS2 上に達っし
たとき、紙幣の長さLx が長さ基準値L0 (60mm)
よりも大きく、且つ、DCモータM1 の速度(エンコー
ダS4 による測定値)が速度基準値(ここでは「100
0枚/分」とする)よりも小さければ、制御部21は、
この紙幣10を所定距離(Lx −L0 )だけ搬送した
後、各DCモータM1 ,M2 のブレーキングを順次行な
い(ST405〜ST409)、これらのモータを停止
させる(図10参照)。なお、1000枚/分から減速
させるので速度基準値(1000枚/分)よりは必らず
小となり、Lx がLo より大の場合は必ずこの動作をと
ることになる。
【0060】一方、紙幣の長さLx が長さ基準値即ち6
0mm以下のときは(ST405〜406)、制御部2
1は、100枚目の紙幣先端が計数センサS2 に達した
時点で直ちにDCモータM1 のブレーキングを行い(S
T408)、これを停止させる(図11参照)。そし
て、上述の場合と同じ手順によって、DCモータM2
ブレーキングを行う(ST409)。
【0061】さらに、速度モードが500枚/分のとき
は、まず、計数センサS2 の計数値が100枚目に達し
たか否かの判断を繰り返し(図5;ST501)、10
0枚数目の紙幣10の先端が計数センサS2 上に達っし
たときに、紙幣の長さLx が長さ基準値L0 (60m
m)よりも大きければ、制御部21は、この紙幣10を
所定距離(Lx −L0 )だけ搬送した後、ST408,
ST409と同様の手順でDCモータM1 ,M2 のブレ
ーキングを行い(ST502〜ST505)、これらの
モータを停止させる(図12参照)。これにより、最後
の紙幣10がスタッカファン18に取り込まれる前にD
CモータM1 ,M2 が停止してしまうことを防止するこ
とができる。
【0062】一方、紙幣の長さLx が60mm以下のと
きは、制御部21は直ちにDCモータM1 ,M2 のブレ
ーキングを行い(ST502〜ST505)、これらの
モータを停止させる(図13参照)。これにより、次の
紙葉類(101枚目)がローラ13,14から繰り出さ
れてしまうことを防止できる。
【0063】次に、ST302(図3参照)における判
断の結果、通常の計数処理モードが指定された場合につ
いて説明する。
【0064】この場合には、制御部21は、まず操作パ
ネル22による速度の指定が行われたか否かのチェック
を繰り返し(図6;ST601)、速度が指定される
と、続いて、スタート釦がオンされたか否かのチェック
を繰り返す(ST602)。
【0065】スタート釦がオンされるとホッパセンサS
1 をチェックし(ST603)、オフであればホッパ部
11内に紙幣10が無いと判断して処理機を停止させ、
アラーム等によって操作者に告知する(ST610)。
【0066】一方、ホッパセンサS1 がオンの場合は、
続いて計数センサS2 をチェックし(ST604)、オ
ンであれば紙幣10が存在するとして処理機を停止させ
(ST610)、オフであれば、続いて、スタッカセン
サS3 をチェックする(ST605)。そして、オンで
あれば、紙幣10が存在するとして処理機を停止させ
(ST610)、オフであれば異常なしとしてDCモー
タM1 ,M2 の回転をスタートさせる(ST606)。
【0067】そして、これらのホッパセンサS1 および
計数センサS2 を用いて、すべての紙幣10がホッパ部
11からスタッカ20に搬送されたかどうか(すなわち
計数処理が終了したかどうか)のチェックを繰り返し
(ST607)、計数処理が終了するとST408,S
T409と同様の手順でDCモータM1 ,M2 のブレー
キングを行って(ST608,609)、これらのモー
タを停止させる。
【0068】続いて、ST309(図3参照)における
判断の結果、指定されたバッチ枚数が1枚であった場合
について説明する。
【0069】この場合には、まず、紙幣10の先端が計
数センサS2 に達したか否かのチェックを繰り返す(図
7;ST701)。
【0070】そして、紙幣10の先端が計数センサS2
に達すると、速度モードが500枚/分のときは、この
紙幣10を所定距離だけ搬送した後、ST408,ST
409と同様の手順でDCモータM1 ,M2 のブレーキ
ングを行って(ST702〜ST705)、これらのモ
ータを停止させる(図14(a)参照)。
【0071】ここで、バッチ枚数が1枚のときは、紙幣
の長さを測定することができないので、「所定距離」す
なわち紙幣10の搬送量をLx −L0 に設定することが
できない。したがって、この紙幣長さを90mmとみな
して、Lx −L0 を算出する(これにより本実施例の場
合は「所定距離」は30mmとなる)。バッチ枚数が1
枚のときは、通常、搬送速度が指定値(速度モードの
値)に達した直後あるいは達する前にブレーキングが行
われることになるので、1枚目の紙幣10がスタッカフ
ァン18に取り込まれる前にDCモータM1 が停止して
しまうことを防止するために、この紙幣長さの擬制値は
長めに設定することが望ましい。
【0072】一方、速度モードが1000枚/分または
1500枚/分の場合は直ちにDCモータM1 のブレー
キングを行って(ST702、ST704)、このモー
タを停止させる(図14(b)参照、この図は1500
枚/分の例)。そして、ST409と同じ手順でDCモ
ータM2 を停止させる(ST705)。
【0073】以上説明したように、本実施例に係わる紙
幣計数処理機では、紙葉類長さが長く且つバッチ枚数目
紙幣の先端が計数手段に検出された時点での繰出速度が
遅い場合には、この紙幣10を所定量搬送させた後ブレ
ーキングを行うこととしたので、紙幣10の後端がロー
ラ対13,14に挟まった状態或いはホッパ部11内に
残った状態でDCモータM1 が停止してしまってスタッ
カ20内に集積されないといったことが生じにくい。
【0074】また、紙幣長さが長く且つバッチ枚数目紙
幣の先端が計数手段に検出された時点での繰出速度が速
い場合や紙幣長さ短いが場合にはバッチ枚数目紙幣が計
数手段に検出された時点で直ちにDCモータM1 のブレ
ーキングを行うこととしたので、次の紙葉類(101枚
目)がローラ13,14から繰り出されてしまうことも
ない。
【0075】この実施例では、繰出速度の測定はエンコ
ーダS4 により行なっている。このエンコーダS4 によ
り測定されるスリット円板兼用のフライホイル6aは、
ワンウェイクラッチを介して慣性回転可能である。即ち
DCモータM1 が加速回転(始動時)したり定速回転し
ているときは、DCモータM1 の回転がフライホイル6
aに伝達されているので、フライホイル6aの回転を計
測するエンコータS4の測定値はDCモータM1 の回転
計測を行なっているものとみなしてよい。装置の低コス
ト化の意味から、紙幣の搬送速度の測定と紙幣の繰出速
度の計測(紙幣繰出速度とDCモータM1 の回転速度は
比例関係にあるためDCモータM1 の回転速度の計測で
もある)をエンコーダS4 で兼用しているのが、本例で
ある。
【0076】しかしこの例に限定されるものではなく、
正確な繰出速度の測定を望む場合は、フィードローラ1
3,13,13′が固定されるフィードローラ軸にスリ
ット円板を固定し、その回転をエンコーダS4 で測定す
るようにしてもよい。
【0077】また1500枚/分モードの時は96枚目
で減速を開始し、1000枚/分モードでは97枚目で
減速を開始している。換言すると、処理速度に応じて減
速及びブレーキが可能な最低枚数部分を残した計数時点
(前述例の96枚目又は97枚目)で減速をかけてい
る。これは、できるだけ多い枚数分を定速処理させて処
理能率アップをはかるためである。勿論、速度にかかわ
らず固定的な枚数であってもよい。
【0078】それ故本発明中の「一定枚数手前の紙葉
類」の表現の一定枚数とは搬送速度モードの変更によっ
て異なる枚数の場合でもいいし、搬送速度モードの変更
にかかわらず固定的な枚数のどちらでもいいことはいう
までもない。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、搬送方向の長さが長い紙葉類の計数処理を行う場
合であっても処理後の紙葉類を確実に集積することがで
き、且つ、搬送方向の長さが短い紙葉類の計数処理を行
う場合であってもバッチ枚数目の次の紙葉類が繰り出さ
れることのない紙葉類計数処理機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる紙幣計数処理機の機
構系を示す断面図である。
【図2】図1に示した紙幣計数処理機の電気系を示すブ
ロック図である。
【図3】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図9】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図10】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図11】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図12】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図13】図1に示した紙幣計数処理機の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図14】(a)、(b)ともに、図1に示した紙幣計
数処理機の動作を示すタイミングチャートである。
【図15】従来の紙幣計数処理機の機構系の一例を示す
断面図である。
【図16】図15に示した紙幣計数処理機の動作例を示
すタイミングチャートである。
【図17】図15に示した紙幣計数処理機の動作の他の
例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 紙幣 11 ホッパ部 12 キッカローラ 13,13′ フィードローラ 14 ゲートローラ 15 ローラ 16,17 加速ローラ 18 スタッカファン 19a,19b ガイド板 20 スタッカ 21 制御部 22 操作パネル S1 ホッパセンサ S2 計数センサ S3 スタッカセンサ S4 エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩 田 明 美 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グ ローリー工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−60372(JP,U) 実開 昭57−179767(JP,U) 実開 平1−74514(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 7/00 - 11/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパ部に集積された紙葉類を一枚づつ繰
    り出す繰出手段と、この繰出手段で繰り出される前記紙
    葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送さ
    れる前記紙葉類を計数する計数手段と、この計数手段で
    計数された前記紙葉類を集積する集積手段とを有し、前
    記計数手段の計数結果が所定枚数に達したときに前記繰
    出手段による繰り出しを停止する紙葉類計数処理機であ
    って、 前記紙葉類の長さが長さ基準値以下である場合は、前記
    所定枚数目に繰り出した前記紙葉類の先端が前記計数手
    段に検出されたときに、前記繰出手段のブレーキングを
    開始し、 前記紙葉類の長さが前記長さ基準値より大きい場合は、
    前記所定枚数目に繰り出した前記紙葉類の先端が前記計
    数手段に検出されてからの搬送距離が所定距離に達した
    ときに、前記繰出手段のブレーキングを開始する、 制御手段をさらに有することを特徴とする紙葉類計数処
    理機。
  2. 【請求項2】前記所定距離が、前記紙葉類の長さと前記
    長さ基準値との差で与えられる距離であることを特徴と
    する請求項1記載の紙葉類計数処理機。
  3. 【請求項3】ホッパ部に集積された紙葉類を一枚づつ繰
    り出す繰出手段と、この繰出手段で繰り出される前記紙
    葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送さ
    れる前記紙葉類を計数する計数手段と、この計数手段で
    計数された前記紙葉類を集積する集積手段とを有し、前
    記計数手段の計数結果が所定枚数に達したときに前記繰
    出手段による繰り出しを停止する紙葉類計数処理機であ
    って、 前記所定枚数目の前記紙葉類よりも一定枚数手前の前記
    紙葉類が前記計数手段に検出されたときに前記繰出手段
    の減速を開始し、 前記紙葉類の長さが長さ基準値以下である場合、およ
    び、前記紙葉類の長さが前記長さ基準値より大きく且つ
    前記所定枚数目に繰り出した紙葉類の先端が前記計数手
    段に検出されたときの繰出速度が速度基準値以上である
    場合は、この所定枚数目の紙葉類の先端の検出時に前記
    繰出手段のブレーキングを開始し、 前記紙葉類の長さが前記長さ基準値より大きく且つ前記
    所定枚数目に繰り出した紙葉類の先端が前記計数手段に
    検出されたときの繰出速度が前記速度基準値よりも小さ
    い場合は、この所定枚数目の紙葉類の先端の検出時から
    の搬送距離が所定距離に達したときに前記繰出手段のブ
    レーキングを開始する、 制御手段をさらに有することを特徴とする紙葉類計数処
    理機。
  4. 【請求項4】前記所定距離が、前記紙葉類の長さと前記
    長さ基準値との差で与えられる距離であることを特徴と
    する請求項3記載の紙葉類計数処理機。
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