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JP3254865B2 - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JP3254865B2
JP3254865B2 JP31843193A JP31843193A JP3254865B2 JP 3254865 B2 JP3254865 B2 JP 3254865B2 JP 31843193 A JP31843193 A JP 31843193A JP 31843193 A JP31843193 A JP 31843193A JP 3254865 B2 JP3254865 B2 JP 3254865B2
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晴臣 宮崎
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Sony Corp
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    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/08Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
    • HELECTRICITY
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    • H01L27/0214Particular design considerations for integrated circuits for internal polarisation, e.g. I2L
    • H01L27/0218Particular design considerations for integrated circuits for internal polarisation, e.g. I2L of field effect structures

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ周波数の異な
る基準クロック信号が入力される複数の回路ブロック
(ディジタル回路)が同一の半導体基板上に形成された
半導体集積回路に関し、特に、CCDイメージセンサの
駆動パルスを生成するためのタイミング発生器及び同期
信号発生器を同一チップ上に形成する場合に好適な半導
体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】互いに周波数の違う基準クロック信号が
入力されるディジタル回路、例えばCCDイメージセン
サの駆動パルスを生成するためのタイミング発生器及び
同期信号発生器においては、従来からそれぞれ別の半導
体基板に形成し、2チップとしてCCDイメージセンサ
のセット(ビデオカメラの回路基板)に実装するように
している。
【0003】そして、現在、CCDイメージセンサの小
型化のために上記タイミング発生器及び同期信号発生器
の1チップ化が推進されている。
【0004】従来の上記1チップ化の構成を図12の断
面構造及び図13の等価回路に基づいて説明する。これ
ら図12及び図13においては、説明の便宜上、タイミ
ング発生器101と同期信号発生器102の構成を、各
発生器の構成要素であるCMOSインバータ103及び
104に代用させて図示してある。
【0005】従来においては、図12に示すように、例
えばP形のシリコン基板111のうち、タイミング発生
器101及び同期信号発生器102が形成される部分に
それぞれ第1及び第2のN形のウェル領域112An及
び112Bnを形成し、これらN形のウェル領域112
An及び112Bnにそれぞれ第1及び第2のPチャネ
ル形のMOSFET(以下、第1及び第2のPMOSF
ETと記す)113及び115を形成し、P形のシリコ
ン基板111上に第1及び第2のNチャネル形のMOS
FET(以下、第1及び第2のNMOSFETと記す)
114及び116を形成して、第1のPMOSFET1
13と第1のNMOSFET114からなる第1のCM
OSインバータ103を構成要素とするタイミング発生
器101を形成し、第2のPMOSFET115と第2
のNMOSFET116からなる第2のCMOSインバ
ータ104を構成要素とする同期信号発生器102を形
成するようにしている。
【0006】そして、図13にも示すように、第1のC
MOSインバータ103における第1のPMOSFET
113及び第1のNMOSFET114の各ゲート電極
113G及び114Gにそれぞれ入力電圧Vin1が印
加され、第1のPMOSFET113のソース領域11
3Sに通ずるソース電極117sに電源電圧VDD1
(=+5V)が印加され、第1のPMOSFET113
のドレイン領域113Dに通ずるドレイン電極117d
と第1のNMOSFET114のドレイン領域114D
に通ずるドレイン電極118dとが共通接続されて、こ
の共通端子から出力電圧Vout1が得られるようにな
っている。
【0007】また、第2のCMOSインバータ104に
おける第2のPMOSFET115及び第2のNMOS
FET116の各ゲート電極115G及び116Gにそ
れぞれ入力電圧Vin2が印加され、第2のPMOSF
ET115のソース領域115Sに通ずるソース電極1
19sに電源電圧VDD2が印加され、第2のPMOS
FET115のドレイン領域115Dに通ずるドレイン
電極119dと第2のNMOSFET116のドレイン
領域116Dに通ずるドレイン電極120dとが共通接
続されて、この共通端子から出力電圧Vout2が得ら
れるようになっている。
【0008】特に、従来の構成では、各NMOSFET
114及び116のソース領域114S及び116Sに
通ずるソース電極118s及び120sにそれぞれ接地
電位VSS(=0V)が印加され、同時にシリコン基板
111にも基板電位として接地電位VSSが印加される
ようになっている。即ち、各NMOSFET114及び
116のソース領域114S及び116Sには、同一の
電源電位(接地電位VSS)が印加されるようになって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体集積回路においては、例えば第1のCMOSイン
バータ103に入力される電位Vin1が高レベルとな
って第1のNMOSFET114が動作した際、シリコ
ン基板111から第1のNMOSFET114のゲート
電極114G下への電荷(この場合、電子)の誘起に伴
って基板電位VSSが変動することになる。この変動の
タイミングは、Vin1のレベル変化、即ちこの例では
タイミング発生器101に供給される基準クロック信号
の周波数によって決まる。
【0010】この基板電位VSSの変動は、そのまま基
板111を通して第2のCMOSインバータ104に伝
わり、第2のNMOSFET116におけるゲートバイ
アス電位及びソース電圧の変動をもたらし、図14
(b)に示すように、第2のCMOSインバータ104
から出力される出力電位に干渉による波形の歪み(いわ
ゆるビート)bが発生するという問題がある。
【0011】この現象は、第1のCMOSインバータ1
03にも生じ、図14(a)に示すように、第1のCM
OSインバータ103の出力電位にもビートbが発生す
ることになる。この現象は、第1のCMOSインバータ
103と第2のCMOSインバータ104の動作タイミ
ングが異なる、即ち第1のCMOSインバータ103を
有するタイミング発生器101に供給される基準クロッ
ク信号の周波数(=28MHz)と第2のCMOSイン
バータ104を有する同期信号発生器102に供給され
る基準クロック信号の周波数(=17MHz)とが異な
るからである。
【0012】このビートbは、CCDイメージセンサに
悪影響を及ぼし、映像信号にノイズとして重畳すること
になり、その結果、ビデオカメラにて真っ白なものを撮
像した場合において、そのモニタに再生される映像に
は、図15に示すように、斜め方向に黒ずんだ縞模様c
が多数現われ、画質を著しく劣化させるという問題があ
る。
【0013】このようなことから、従来においては、入
力される基準クロックの周波数が互いに異なる複数の回
路ブロック(この例では、タイミング発生器101と同
期信号発生器102)を同一基板111上に形成するこ
とができず、CCDイメージセンサの小型化を回路実装
面から達成させることができなかった。
【0014】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、互いに周波数の異なる
基準クロック信号が入力される回路ブロックを同一基板
上に形成することができる半導体集積回路を提供するこ
とにある。
【0015】また、本発明の他の目的は、CCDイメー
ジセンサの駆動パルスを発生するためのタイミング発生
器及び同期信号発生器を同一基板上に形成しても各発生
器の出力信号にはビートは発生せず、再生画像の画質の
劣化を引き起こすことがない半導体集積回路を提供する
ことにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、CCDイメー
ジセンサの駆動パルスを発生するためのタイミング発生
器及び同期信号発生器を同一基板上に形成することがで
き、CCDイメージセンサを搭載した電子機器の小型化
を回路実装面から達成することができる半導体集積回路
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体集積
回路は、動作タイミングが入力基準クロック信号Sc1
及びSc2の周波数によって支配される回路ブロックを
複数、同一の半導体基板21上に形成して構成されるも
ので、複数の回路ブロック4及び5に入力される各入力
基準クロック信号Sc1及びSc2の周波数が互いに異
なり、かつ、各回路ブロック4及び5への駆動電源の供
給経路がそれぞれ分離されて構成されていることを特徴
とするものである。
【0018】この場合、半導体基板21上に、この半導
体基板21と異なる導電型の第1のウェル領域22を形
成し、この第1のウェル領域22中に半導体基板21と
同じ導電型の第2のウェル領域23を形成し、各ウェル
領域22及び23内にそれぞれFETを主体とした回路
11(又は12)を形成し、これら第1及び第2のウェ
ル領域22及び23内に形成された回路11(又は1
2)にて1つの回路ブロック5(又は4)を構成する。
【0019】そして、上記半導体基板21上に2つの回
路ブロック4及び5を形成し、これら2つの回路ブロッ
ク4及び5のうち、一方の回路ブロック5を、固体撮像
素子1の電荷転送に用いられる垂直転送パルスV1〜V
4及び水平転送パルスPH を作成するためのタイミング
発生器5とし、他方の回路ブロック4を、タイミング発
生器5にて垂直転送パルスV1〜V4及び水平転送パル
スPH を作成するための基準パルス信号を発生する同期
信号発生器4とすることができる。
【0020】
【作用】本発明に係る半導体集積回路においては、ま
ず、動作タイミングが入力基準クロック信号Sc1及び
Sc2の周波数によって支配される回路ブロックが複
数、同一の半導体基板21上に形成される。これら回路
ブロック4及び5に入力されるそれぞれ動作タイミング
の基準となる入力基準クロック信号Sc1及びSc2
は、周波数が互いに異なるものである。そして、この発
明においては、この同一の半導体基板21上に形成され
た各回路ブロック4及び5への駆動電源の供給経路がそ
れぞれ分離されて構成される。
【0021】この場合、複数の回路ブロック4及び5の
うち、一つの回路ブロック4に入力される基準クロック
信号Sc1が例えば高レベルとなって、該回路ブロック
4が動作した際、この回路ブロック4に供給される電源
(電圧)がこの回路ブロック4の動作に伴って変動する
ことになる。
【0022】本発明では、当該回路ブロック4と他の回
路ブロック5との電源の供給経路が分離されていること
から、当該回路ブロック4に供給される電源(電圧)が
変動しても他の回路ブロック5に供給される電源(電
圧)には影響はなく、当該回路ブロック4の電源の変動
に伴って他の回路ブロック5の電源が変動するという現
象は生じなくなる。即ち、互いに周波数が異なる基準ク
ロック信号Sc1及びSc2の入力に伴う回路ブロック
4及び5間の電源変動による干渉がなくなる。
【0023】このことから、当該回路ブロック4からの
出力信号及び他の回路ブロック5からの出力信号に互い
の電源の変動に伴うビートは発生せず、各回路ブロック
4及び5からそれぞれ独立に所望の波形を有する出力信
号が出力されることになり、互いに周波数の異なる基準
クロック信号Sc1及びSc2が入力される回路ブロッ
ク4及び5を同一基板21上に形成することができる。
【0024】また、本発明に係る半導体集積回路におい
て、1つの回路ブロック5(又は4)を、第1及び第2
のウェル領域22及び23内に形成されたFETを主体
とする回路11(又は12)にて構成した場合において
は、複数の回路ブロック4及び5がそれぞれ第1のウェ
ル領域22にて分離されたかたちとなり、電源の供給経
路を第1のウェル領域22毎に、即ち回路ブロック毎に
分離して配線することが可能となる。
【0025】また、本発明に係る半導体集積回路におい
て、半導体基板21上に2つの回路ブロック4及び5を
形成し、これら2つの回路ブロック4及び5のうち、一
方の回路ブロック5をタイミング発生器とし、他方の回
路ブロック4を同期信号発生器とした場合においては、
ある周波数(=28MHz)を有する基準クロック信号
Sc2に基づいて固体撮像素子1の電荷転送に用いられ
る垂直転送パルス及び水平転送パルスを作成するタイミ
ング発生器5と、他の周波数(=17MHz)を有する
基準クロック信号Sc1に基づいて、タイミング発生器
5にて垂直転送パルス及び水平転送パルスを作成するた
めの基準パルス信号を発生する同期信号発生器4とを同
一の半導体基板21上に形成することが可能となる。
【0026】これによって、タイミング発生器5と同期
信号発生器4とが同一基板21上に形成し、1チップと
して固体撮像素子1のセット(例えばビデオカメラの回
路基板)に実装することができ、固体撮像素子1を搭載
した電子機器の小型化を回路実装面から達成させること
ができる。
【0027】また、上記タイミング発生器5と同期信号
発生器4を同一の半導体基板に形成しても、これら発生
器4及び5の出力信号にビートは発生しない。従って、
例えば真っ白な背景を固体撮像素子にて撮像したとして
も、ビートの影響による多数の縞模様は発生せず、ビー
トの発生による再生画像の画質の劣化を引き起こすこと
がない。
【0028】
【実施例】以下、本発明に係る半導体集積回路の実施例
を図1〜図11を参照しながら説明する。
【0029】この実施例に係る半導体集積回路は、図1
に示すように、CCDイメージセンサ1が搭載されたビ
デオカメラの回路系2において、特に、CCDイメージ
センサ1の電荷転送に用いられる駆動パルスを作成する
ための回路3に適用される。
【0030】この回路3は、周波数17MHzの第1の
クロック信号Sc1の入力に基づいて同期信号を発生す
る同期信号発生器4と、この同期信号発生器4からの同
期信号と周波数28MHzの第2のクロック信号Sc2
の入力に基づいて垂直転送クロック信号Pvと水平転送
パルスPH を発生するタイミング発生器5から構成され
ている。また、このタイミング発生器5は、同期信号発
生器4に対して信号処理(例えばサンプル・ホールド)
に用いられるタイミング信号PSHを出力する。
【0031】上記ビデオカメラの回路系2は、上記回路
3のほかに、CCD垂直ドライバ6と信号処理回路7を
有する。CCD垂直ドライバ6は、タイミング発生器5
からの垂直転送クロック信号Pvの入力に基づいて、例
えばCCDイメージセンサ1における垂直方向の電荷転
送を行なう垂直レジスタが4相駆動である場合において
は、それぞれ位相が異なる4相の垂直転送パルスV1〜
V4を生成する。
【0032】この4相の垂直転送パルスV1〜V4は、
CCDイメージセンサ1の垂直レジスタ上に形成された
4枚の垂直転送電極を1組とする垂直転送電極群に供給
され、これによって、CCDイメージセンサ1において
多数マトリクス状に配列された受光部(例えばpn接合
によるフォトダイオードにて構成されている)から垂直
レジスタに読み出された信号電荷が垂直方向、即ち水平
レジスタ側に行単位に順次転送される。
【0033】タイミング発生器5から出力される水平転
送パルスPH は、互いに逆相とされた2相のパルス信号
であり、これら2相の水平転送パルスPH は、水平レジ
スタ上に形成された水平転送電極群、即ち2枚の水平転
送電極を1組とし、この組が多数横方向に配列された水
平転送電極群に1組毎に互い違いに供給される。これに
よって、上記垂直レジスタから順次行単位に転送された
信号電荷が水平方向、即ち出力回路(例えば電荷−電圧
変換部)側に順次転送される。そして、水平レジスタか
ら転送された信号電荷が逐次出力回路部にて電気信号
(電圧信号)に変換され、バッファ回路を通して次段の
信号処理回路7に供給される。
【0034】信号処理回路7は、その内部にサンプル・
ホールド回路やこのサンプル・ホールド回路にて抽出さ
れた信号成分からビデオ信号に変換する各種回路が組み
込まれている。特に、サンプル・ホールド回路は、CC
Dイメージセンサ1から入力される撮像信号S中、その
信号成分のみを同期信号発生器4からのタイミング信号
SHに基づいて抽出する。このサンプル・ホールド回路
にて抽出された信号成分は、更にアパコン処理やガンマ
補正等が施されて信号処理回路7の出力端子から再生映
像信号Svとして取り出される。
【0035】そして、本実施例に係る半導体集積回路
は、上記同期信号発生器4とタイミング発生器5を同一
の半導体基板に形成して単一の半導体チップに組み込ん
で構成される。
【0036】具体的に、本実施例に係る半導体集積回路
の構成を図2の断面構造及び図3の等価回路に基づいて
説明する。これら図2及び図3においては、説明の便宜
上、タイミング発生器5と同期信号発生器4の構成を、
各発生器5及び4の構成要素であるCMOSインバータ
11及び12に代用させて図示してある。
【0037】即ち、図2に示すように、例えばN形のシ
リコン基板21nのうち、タイミング発生器5が形成さ
れる部分にP形のウェル領域(以下、第1のP形ウェル
領域と記す)22Apが形成され、同期信号発生器4が
形成される部分にP形のウェル領域(以下、第2のP形
ウェル領域と記す)22Bpが形成される。これら第1
及び第2のP形ウェル領域22Ap及び22Bpは、そ
れぞれ平面的に分離して形成される。
【0038】第1のP形ウェル領域22Ap内には、該
第1のP形ウェル領域22Apによって平面領域上包含
されるようにN形のウェル領域(以下、第1のN形ウェ
ル領域と記す)23Anが形成され、第2のP形ウェル
領域22Bp内には、該第2のP形ウェル領域22Bp
によって平面領域上包含されるようにN形のウェル領域
(以下、第2のN形ウェル領域と記す)23Bnが形成
される。
【0039】そして、第1のP形ウェル領域22Apに
おいて、第1のN形ウェル領域23An内に例えばボロ
ン(B)のイオン注入によるP形のソース領域24S及
びP形のドレイン領域24D並びに多結晶シリコン層や
タングステンポリサイド層等からなるゲート電極24G
にて構成されたPチャネル形のMOSFET(以下、第
1のPMOSFETと記す)24が形成され、第1のN
形ウェル領域23An以外の領域に例えばリン(P)の
イオン注入によるN形のソース領域25S及びN形のド
レイン領域25D並びに多結晶シリコン層やタングステ
ンポリサイド層等からなるゲート電極25Gにて構成さ
れたNチャネル形のMOSFET(以下、第1のNMO
SFETと記す)25が形成され、これら第1のPMO
SFET24及び第1のNMOSFET25からなる第
1のCMOSインバータ11を構成要素とするタイミン
グ発生器5が形成される。
【0040】一方、第2のP形ウェル領域22Bpにお
いて、第2のN形ウェル領域23Bn内に例えばボロン
(B)のイオン注入によるP形のソース領域26S及び
P形のドレイン領域26D並びに多結晶シリコン層やタ
ングステンポリサイド層等からなるゲート電極26Gに
て構成されたPチャネル形のMOSFET(以下、第2
のPMOSFETと記す)26が形成され、第2のN形
ウェル領域23Bn以外の領域に例えばリン(P)のイ
オン注入によるN形のソース領域27S及びN形のドレ
イン領域27D並びに多結晶シリコン層やタングステン
ポリサイド層等からなるゲート電極27Gにて構成され
たNチャネル形のMOSFET(以下、第2のNMOS
FETと記す)27が形成され、これら第2のPMOS
FET26及び第2のNMOSFET27からなる第2
のCMOSインバータ12を構成要素とする同期信号発
生器4が形成される。
【0041】そして、図3にも示すように、第1のCM
OSインバータ11における第1のPMOSFET24
及び第1のNMOSFET25のゲート電極24G及び
25Gにそれぞれ入力電圧Vin1が印加され、第1の
PMOSFET24のソース領域24S及び第1のN形
ウェル領域23Anに通ずるソース電極28sに電源電
圧VDD1(=+5V)が印加され、第1のNMOSF
ET25のソース領域25S及び第1のP形ウェル領域
22Apに通ずるソース電極29sに電源電圧VSS1
(=0V)が印加され、第1のPMOSFET24のド
レイン領域24Dに通ずるドレイン電極28dと第1の
NMOSFET25のドレイン領域25Dに通ずるドレ
イン電極29dとが共通接続されて、この共通端子から
出力電圧Vout1が得られるようになっている。
【0042】また、第2のCMOSインバータ12にお
ける第2のPMOSFET26及び第2のNMOSFE
T27のゲート電極26G及び27Gにそれぞれ入力電
圧Vin2が印加され、第2のPMOSFET26のソ
ース領域26S及び第2のN形ウェル領域23Bnに通
ずるソース電極30sに電源電圧VDD2(=+5V)
が印加され、第2のNMOSFET27のソース領域2
7S及び第2のP形ウェル領域22Bpに通ずるソース
電極31sに電源電圧VSS2(=0V)が印加され、
第2のPMOSFET26のドレイン領域26Dに通ず
るドレイン電極30dと第2のNMOSFET27のド
レイン領域27Dに通ずるドレイン電極31dとが共通
接続されて、この共通端子から出力電圧Vout2が得
られるようになっている。
【0043】なお、各ソース電極(28s〜31s)及
び各ドレイン電極(28d〜31d)は、それぞれ例え
ばAl配線層を所望の平面形状にパターニングされて形
成される。また、各ゲート電極(24G〜27G)にも
シャント用もしくは上面への取り出しを目的としたAl
配線層による取り出し電極(28g〜31g)が形成さ
れている。これらソース電極(28s〜31s)、ドレ
イン電極(28d〜31d)及び取り出し電極(28g
〜31g)は、シリコン基板21nとのコンタクト部分
を除いて、例えばSiO2 からなる絶縁層32にてシリ
コン基板21nとの絶縁がとられている。
【0044】また、この実施例においては、シリコン基
板21n中、第1のP形ウェル領域22Apと第2のP
形ウェル領域22Bp間の領域(分離領域)に、シリコ
ン基板21nに対して基板電位(例えば接地電位)を印
加するための電極33が形成されている。
【0045】即ち、この実施例においては、第1のPM
OSFET24のソース領域24S及び第1のN形ウェ
ル領域23Anに印加される電源電圧VDD1の供給経
路と、第2のPMOSFET26のソース領域26S及
び第2のN形ウェル領域23Bnに印加される電源電圧
VDD2の供給経路とが互いに分離され、更に、第1の
NMOSFET25のソース領域25S及び第1のP形
ウェル領域22Apに印加される電源電圧VSS1の供
給経路と、第2のNMOSFET27のソース領域27
S及び第2のP形ウェル領域22Bpに印加される電源
電圧VSS2の供給経路とが互いに分離されて構成され
ている。
【0046】そのため、例えば第1のCMOSインバー
タ11に入力される電位Vin1が高レベルとなって第
1のNMOSFET25が動作した際、第1のP形ウェ
ル領域22Apから第1のNMOSFET25のゲート
電極25G下への電荷(この場合、電子)の誘起に伴っ
てゲートバイアス電位VSS1が変動することになる。
この変動のタイミングは、Vin1のレベル変化、即
ち、この例ではタイミング発生器5に供給される基準ク
ロック信号Sc2の周波数(=28MHz)によって決
まる。
【0047】ところが、上記タイミング発生器5におけ
るゲートバイアス電位VSS1が変動しても、同期信号
発生器4側には、その変動の影響はない。即ち、タイミ
ング発生器5の構成要素である第1のCMOSインバー
タ11の上記第1のNMOSFET25は第1のN形ウ
ェル領域22Apによってシリコン基板21nと電位的
に分離され、同期信号発生器4の構成要素である第2の
CMOSインバータ12の第2のNMOSFET27も
第2のN形ウェル領域22Bpによってシリコン基板2
1nと電位的に分離されているからであり、しかも、第
2のCMOSインバータ12の第2のNMOSFET2
7におけるゲートバイアス電位VSS2は、上記第1の
CMOSインバータ11における第1のNMOSFET
25のゲートバイアス電位VSS1とは別電位であるV
SS2(ソース電極31sを通して印加される電源電
位)に固定されることから、上記第1のCMOSインバ
ータ11(即ち、タイミング発生器5)の電源の変動に
よる第2のCMOSインバータ12(即ち、同期信号発
生器4)への電位的な干渉は無くなる。
【0048】同様に、第2のCMOSインバータ12に
おける第2のNMOSFET27のゲートバイアス電位
VSS2が、同期信号発生器4に入力される基準クロッ
ク信号Sc1の周波数(=17MHz)に応じて変動し
ても、タイミング発生器5側には、その変動の影響はな
く、上記同期信号発生器4の電源変動によるタイミング
発生器5への電位的な干渉は無くなる。
【0049】また、シリコン基板21nには、電極33
を通して接地電位が印加されることから、第1及び第2
のP形ウェル領域22Ap及び22Bpのシリコン基板
21nとのpn接合部分に電位的に中性な領域(ニュー
トラル領域)が生じ、このニュートラル領域の存在によ
って、更に第1のP形ウェル領域22Apと第2のP形
ウェル領域22Bpとの電位的な分離、即ち同期信号発
生器4とタイミング発生器5との電位的な分離が図ら
れ、タイミング発生器5と同期信号発生器4間の電位的
な干渉は皆無となる。
【0050】このように、本実施例に係る半導体集積回
路においては、タイミング発生器5からの出力信号及び
同期信号発生器4からの出力信号に互いの電源変動に伴
うビートは発生しなくなり、図4(a)及び(b)に示
すように、タイミング発生器5及び同期信号発生器4か
らそれぞれ独立に所望の波形を有する出力信号が出力さ
れることになる。これによって、互いに周波数の異なる
基準クロック信号Sc2及びSc1が入力されるタイミ
ング発生器5と同期信号発生器4を同一のシリコン基板
21n上に形成することができ、1チップとしてCCD
イメージセンサ1のセット(例えばビデオカメラの回路
基板)に実装することができる。これは、CCDイメー
ジセンサ1を搭載した電子機器(例えばビデオカメラ)
の小型化を回路実装面から達成できることにつながる。
【0051】また、上記タイミング発生器5と同期信号
発生器4を同一のシリコン基板21nに形成しても、こ
れら発生器5及び4の出力信号にビートは発生しないこ
とから、例えば真っ白な背景をCCDイメージセンサ1
にて撮像したとしても、ビートの影響による多数の縞模
様(図15参照)は発生せず、ビートの発生による再生
画像の画質の劣化を引き起こすことがない。
【0052】上記実施例においては、N形のシリコン基
板21nに第1のP形ウェル領域22Apと第2のP形
ウェル領域22Bpを形成し、更に第1のP形ウェル領
域22Ap内に第1のN形ウェル領域23Anを形成
し、第2のP形ウェル領域22Bp内に第2のN形ウェ
ル領域23Bnを形成して、第1のN形ウェル領域23
Anに第1のPMOSFET24、第1のP形ウェル領
域22Apに第1のNMOSFET25、第2のN形ウ
ェル領域23Bnに第2のPMOSFET26、第2の
P形ウェル領域22Bpに第2のNMOSFET27を
形成した例を示したが、その他、図5に示すように、P
形のシリコン基板21pに第1のN形ウェル領域22A
nと第2のN形ウェル領域22Bnを形成し、更に第1
のN形ウェル領域22An内に第1のP形ウェル領域2
3Apを形成し、第2のN形ウェル領域22Bn内に第
2のP形ウェル領域23Bpを形成して、第1のP形ウ
ェル領域23Apに第1のNMOSFET25、第1の
N形ウェル領域22Anに第1のPMOSFET24、
第2のP形ウェル領域23Bpに第2のNMOSFET
27、第2のN形ウェル領域22Bnに第2のPMOS
FET26を形成するようにしてもよい。
【0053】この場合も、第1のNMOSFET25及
び第1のPMOSFET24にて、タイミング発生器5
の構成要素である第1のCMOSインバータ11が構成
され、第2のNMOSFET27及び第2のPMOSF
ET26にて、同期信号発生器4の構成要素である第2
のCMOSインバータ12が構成される。
【0054】次に、上記実施例に係る半導体集積回路の
いくつかの変形例を図6〜図11に基づいて説明する。
【0055】まず、第1の変形例は、図6の等価回路図
に示すように、例えば5V系のCMOSインバータ41
と5V系の演算増幅回路42を同一の半導体基板に形成
したものである。
【0056】ここで、CMOSインバータ41は、各ゲ
ート電極にそれぞれ正論理又は負論理を示す信号DVi
nが入力されるPMOSFET43とNMOSFET4
4が直列接続されて構成され、PMOSFET43のソ
ース端子に電源電圧VDD1(=+5V)、NMOSF
ET44のソース端子に電源電圧VSS1(=0V)が
それぞれ印加されるように配線接続され、各FET43
及び44の共通のドレイン端子から上記入力された論理
信号DVinとは逆の論理を有する信号DVoutが出
力されるようになっている。
【0057】また、演算増幅回路42は、カレントミラ
ー回路45とソース接地回路46を有して構成されてい
る。カレントミラー回路45は、ドレイン端子とゲート
電極とが短絡とされた第1のPMOSFET47Aと、
この第1のPMOSFET47Aとゲート電極が共用と
された第2のPMOSFET47Bと、上記第1のPM
OSFET47Aと直列に接続され、ゲート電極に第1
の入力信号IN1が供給される第1のNMOSFET4
8Aと、上記第2のPMOSFET47Bと直列に接続
され、ゲート電極に第2の入力信号IN2が供給される
第2のNMOSFET48Bと、これら第1及び第2の
NMOSFET48A及び48Bの共通のソース端子に
接続され、かつ定電流源(制御電圧Vgg)を構成する
第3のNMOSFET48Cとで構成されている。
【0058】ソース接地回路46は、PMOSFETか
らなる出力素子49とNMOSFETからなる負荷抵抗
素子50とが直列接続されて構成されている。また、カ
レントミラー回路45の前段には、定電流源51と負荷
抵抗素子52とが直列接続された回路が接続されてい
る。
【0059】そして、カレントミラー回路45における
第1及び第2のPMOSFET47A及び47Bのソー
ス端子並びにソース接地回路46における出力素子49
のソース端子に共通の電源電圧VDD2が印加されるよ
うに配線接続され、カレントミラー回路45の出力電位
(第2のPMOSFET47Bと第2のNMOSFET
48Bとの接点電位)がソース接地回路46における出
力素子49のゲート電極に供給されるように配線接続さ
れている。
【0060】また、カレントミラー回路45の定電流源
を構成する第3のNMOSFET48Cのゲート電極、
カレントミラー回路45の前段に接続された負荷抵抗素
子52及びソース接地回路46における負荷抵抗素子5
0の各ゲート電極に一定電位Vggが印加されるように
配線接続され、上記第3のNMOSFET48C並びに
負荷抵抗素子50及び52の各ソース端子に電源電圧V
SS2(=0V)が印加されるように配線接続されてい
る。
【0061】具体的に、この第1の変形例に係る半導体
集積回路の構成を図7の断面構造に基づいて説明する。
この図7においては、説明の便宜上、CMOSインバー
タ41と演算増幅回路42の一部(図6において破線の
領域で示す第2のPMOSFET47Bと第3のNMO
SFET48C)の断面構造を図示してある。
【0062】即ち、図7に示すように、例えばP形のシ
リコン基板61pのうち、CMOSインバータ41が形
成される部分に第1のN形ウェル領域62Anが形成さ
れ、演算増幅回路42が形成される部分に第2のN形ウ
ェル領域62Bnが形成される。これら第1及び第2の
N形ウェル領域62An及び62Bnは、それぞれ平面
的に分離して形成される。
【0063】第1のN形ウェル領域62An内には、該
第1のN形ウェル領域62Anによって平面領域上包含
されるように第1のP形ウェル領域63Apが形成さ
れ、第2のN形ウェル領域62Bn内には、該第2のN
形ウェル領域62Bnによって平面領域上包含されるよ
うに第2のP形ウェル領域63Bpが形成される。
【0064】そして、第1のN形ウェル領域62Anに
おいて、第1のP形ウェル領域63Ap内に例えばリン
(P)のイオン注入によるN形のソース領域44S及び
N形のドレイン領域44D並びに多結晶シリコン層やタ
ングステンポリサイド層等からなるゲート電極44Gに
て構成されたNMOSFET44が形成され、第1のP
形ウェル領域63Ap以外の領域に例えばボロン(B)
のイオン注入によるP形のソース領域43S及びP形の
ドレイン領域43D並びに多結晶シリコン層やタングス
テンポリサイド層等からなるゲート電極43Gにて構成
されたPMOSFET43が形成されて、これらNMO
SFET44及びPMOSFET43からなるCMOS
インバータ44が構成される。
【0065】一方、第2のN形ウェル領域62Bnにお
いて、第2のP形ウェル領域63Bp内に例えばリン
(P)のイオン注入によるN形のソース領域48CS及
びN形のドレイン領域48CD並びに多結晶シリコン層
やタングステンポリサイド層等からなるゲート電極48
CGにて構成された第3のNMOSFET48Cが形成
され、第2のP形ウェル領域63Bp以外の領域に例え
ばボロン(B)のイオン注入によるP形のソース領域4
7BS及びP形のドレイン領域47BD並びに多結晶シ
リコン層やタングステンポリサイド層等からなるゲート
電極47BGにて構成された第2のPMOSFET47
Bが形成され、これら第3のNMOSFET48C及び
第2のPMOSFET47Bを有する演算増幅回路42
が形成される。
【0066】そして、図6にも示すように、CMOSイ
ンバータ41におけるNMOSFET44及びPMOS
FET43のゲート電極64g及び65gにそれぞれ入
力電圧DVin1が印加され、NMOSFET44のソ
ース領域44S及び第1のP形ウェル領域63Apに通
ずるソース電極64sに電源電圧VSS1が印加され、
PMOSFET43のソース領域43S及び第1のN形
ウェル領域62Anに通ずるソース電極65sに電源電
圧VDD1が印加され、NMOSFET44のドレイン
領域44Dに通ずるドレイン電極64dとPMOSFE
T43のドレイン領域43Dに通ずるドレイン電極65
dとが共通接続されて、この共通端子から出力電圧DV
outが得られるようになっている。
【0067】一方、演算増幅回路においては、第3のN
MOSFET48Cのゲート電極48CGに制御電位V
ggが印加され、そのドレイン領域48CDに通ずるド
レイン電極66dにカレントミラー回路45からの駆動
電流が供給され、そのソース領域48CS及び第2のP
形ウェル領域63Bpに通ずるソース電極66sに電源
電圧VSS2が印加されるようになっている。また、第
2のPMOSFET47Bのゲート電極47BGに第1
のPMOSFET47Aのドレイン電位が印加され、そ
のドレイン領域47BDに通ずるドレイン電極67dが
ソース接地回路46における出力素子49のゲート電極
に配線接続され、そのソース領域47BS及び第2のN
形ウェル領域62Bnに通ずるドレイン電極67sに電
源電圧VDD2が印加されるようになっている。
【0068】即ち、この第1の変形例においても、PM
OSFET43のソース領域43S及び第1のN形ウェ
ル領域62Anに印加される電源電圧VDD1の供給経
路と、第2のPMOSFET47Bのソース領域47B
S及び第2のN形ウェル領域62Bnに印加される電源
電圧VDD2の供給経路とが互いに分離され、更に、N
MOSFET44のソース領域44S及び第1のP形ウ
ェル領域63Apに印加される電源電圧VSS1の供給
経路と、第3のNMOSFET48Cのソース領域48
CS及び第2のP形ウェル領域63Bpに印加される電
源電圧VSS2の供給経路とが互いに分離されて構成さ
れている。
【0069】ここで、例えばCMOSインバータ41の
NMOSFET44に入力される電位DVinが低レベ
ルから高レベルに、又は高レベルから低レベルに変化し
てNMOSFETがオン/オフ動作した際、そのオン/
オフ動作に応じてこのCMOSインバータ41からは、
図8(a)に示すように、入力電位の高低とは反対の電
位の高低を有するパルス状の信号が出力されることにな
り、また、このとき、ゲートバイアス電位VSS1も変
動することになる。
【0070】通常の回路構成では、図9に示すように、
CMOSインバータ41におけるNMOSFET44の
ソース端子への電源の供給経路と演算増幅回路42の各
負荷抵抗素子50及び52並びに第3のNMOSFET
48Cのソース端子への電源の供給経路が同一でその電
源電圧がVSS(=0V)となっていることから、演算
増幅回路42から出力される出力信号の信号波形は、図
8(b)に示すように、正規の信号成分Ssに上記NM
OSFET44のオン/オフ動作に同期したノイズ成分
nが重畳した波形となる。
【0071】これは、NMOSFET44がオン/オフ
動作した際に、ゲートバイアス電位VSS1が変動し、
この変動が電源電圧VSSの供給経路(通常、シリコン
基板61p)を介して伝わり、この変動がノイズ成分n
として現われるからである。
【0072】ところが、上記第1の変形例においては、
電源電圧VDD1の供給経路と電源電圧VDD2の供給
経路とが分離され、更に電源電圧VSS1の供給経路と
電源電圧VSS2の供給経路とが分離されていることか
ら、NMOSFET44のゲートバイアス電位VSS1
が変動しても、演算増幅回路42側には、その変動の影
響はない。即ち、上記NMOSFET44は第1のP形
ウェル領域63Apによってシリコン基板61pと電位
的に分離され、演算増幅回路42の構成要素である第3
のNMOSFET48Cも第2のP形ウェル領域63B
pによってシリコン基板61pと電位的に分離されてい
るからであり、しかも、第3のNMOSFET48Cに
おけるゲートバイアス電位は、NMOSFET44のゲ
ートバイアス電位VSS1とは別電位であるVSS2
(ソース電極66sを通して印加される電源電位)に固
定されることから、上記NMOSFET44のゲートバ
イアス電位VSS1の変動による第3のNMOSFET
48Cへの電位的な干渉は無くなる。
【0073】特に、この変形例においても、シリコン基
板61pに、電極33を通して接地電位が印加されるこ
とから、第1及び第2のN形ウェル領域62An及び6
2Bnのシリコン基板61pとのpn接合部分に電位的
に中性な領域(ニュートラル領域)が生じ、このニュー
トラル領域の存在によって、更に第1のN形ウェル領域
62Anと第2のN形ウェル領域62Bnとの電位的な
分離、即ちCMOSインバータ41と演算増幅回路42
との電位的な分離が図られ、CMOSインバータ41と
演算増幅回路42間の電位的な干渉は皆無となる。
【0074】従って、演算増幅回路42から出力される
出力信号の信号波形は、図8(c)に示すように、正規
の信号成分Ssのみとなり、図8(b)で示すようなN
MOSFET44のオン/オフ動作に同期したノイズ成
分nの重畳はない。
【0075】このことから、CMOSインバータ41の
ようなロジック回路と、演算増幅回路42とを同一のシ
リコン基板61pに形成することが可能となり、ロジッ
ク回路41と演算増幅回路42を用いて各種信号処理を
行なう回路系の実装面積を低減させることが可能とな
る。
【0076】次に、第2の変形例は、例えば0Vを基準
とするディジタル系回路と、例えば反転入力端子に入力
される信号と非反転入力端子に入力される信号の差分を
−5Vから+5Vの範囲で出力する正負入出力演算増幅
器を同一の半導体基板に形成したものである。
【0077】この例において、適用される回路例として
は、図10に示すように、上記図6に示す第1の変形例
と同様の回路例を用いることができ、異なるのは演算増
幅回路42の電源電圧VSS2が−5Vである点であ
る。従って、第1の変形例と対応するものについては同
符号を記す。そして、この正負入出力演算増幅回路42
から出力される出力信号の波形は、図11に示すよう
に、ソース接地回路46のゲインを例えば1としたと
き、信号レベルが−5Vから+5VとPMOSFETの
しきい値の差の電圧まで振れる波形となる。
【0078】具体的に、この第2の変形例に係る半導体
集積回路の構成を上記第1の変形例で用いた図7の断面
構造に基づいて説明する。この図7においては、説明の
便宜上、第1の変形例の場合と同様に、CMOSインバ
ータ41と正負入出力演算増幅回路42の一部(図9に
おいて破線の領域で示す第2のPMOSFET47Bと
第3のNMOSFET48C)の断面構造を図示してあ
る。なお、各電極及び不純物拡散領域については、上記
第1の変形例と同じであるため、その詳細説明は省略す
る。
【0079】この第2の変形例においては、CMOSイ
ンバータ41におけるNMOSFET44及びPMOS
FET43のゲート電極にそれぞれ入力電圧DVinが
印加され、NMOSFET44のドレイン領域44D及
び第1のP形ウェル領域63Apに通ずるソース電極6
4sに電源電圧VSS1(=0V)が印加され、PMO
SFET43のソース領域43S及び第1のN形ウェル
領域62Anに通ずるドレイン電極65sに電源電圧V
DD1(=+5V)が印加され、NMOSFET44の
ドレイン領域44Dに通ずるドレイン電極64dとPM
OSFET43のドレイン領域43Dに通ずるドレイン
電極65dとが共通接続されて、この共通端子から出力
電圧DVoutが得られるようになっている。
【0080】一方、正負入出力演算増幅回路42におい
ては、第3のNMOSFET48Cのゲート電極48C
Gに制御電位Vggが印加され、そのドレイン領域48
CDに通ずるドレイン電極66dにカレントミラー回路
45からの駆動電流が供給され、そのソース領域48C
S及び第2のP形ウェル領域63Bpに通ずるソース電
極66sに電源電圧VSS2(=−5V)が印加される
ようになっている。また、第2のPMOSFET47B
のゲート電極47BGに第1のPMOSFET47Aの
ドレイン電位が印加され、そのドレイン領域47BDに
通ずるドレイン電極67dがソース接地回路46におけ
る出力素子49のゲート電極に配線接続され、そのソー
ス領域47BS及び第2のN形ウェル領域62Bnに通
ずるソース電極67sに電源電圧VDD2(=+5V)
が印加されるようになっている。
【0081】即ち、この第2の変形例においても、PM
OSFET43のソース領域43S及び第1のN形ウェ
ル領域62Anに印加される電源電圧VDD1の供給経
路と、第2のPMOSFET47Bのソース領域47B
S及び第2のN形ウェル領域62Bnに印加される電源
電圧VDD2の供給経路とが互いに分離され、更に、N
MOSFET44のソース領域44S及び第1のP形ウ
ェル領域63Apに印加される電源電圧VSS1の供給
経路と、第3のNMOSFET48Cのソース領域48
CS及び第2のP形ウェル領域63Bpに印加される電
源電圧VSS2の供給経路とが互いに分離されて構成さ
れている。
【0082】通常は、2つの回路41及び42が使用す
る電源がそれぞれ共通でなければ、同一のシリコン基板
61pに形成することができないが、上記第2の変形例
に係る半導体集積回路においては、電源電圧VDD1の
供給経路と電源電圧VDD2の供給経路とが分離され、
更に電源電圧VSS1の供給経路と電源電圧VSS2の
供給経路とが分離されていることから、0Vから5Vの
範囲で動作するディジタル系回路(例えばCMOSイン
バータ41)と−5Vから+5Vの範囲で動作する正負
入出力演算増幅回路42を同一のシリコン基板61pに
形成することができ、これらの回路41及び42を1チ
ップとして提供することが可能となる。即ち、ディジタ
ル動作を行なう回路とアナログ動作を行なう回路を1チ
ップにしたものを提供することができる。これは、現
在、多機能化傾向にある電子機器において、その回路実
装面積が機能の追加に伴って増加する傾向にあるが、こ
の第2の変形例に係る半導体集積回路を用いれば、その
回路実装面積の低減化を有効に図ることができる。
【0083】上記第1及び第2の変形例においては、そ
れぞれ一例としてP形のシリコン基板61pに各種回路
41及び42を形成した場合を示したが、もちろんN形
のシリコン基板61nに各種回路41及び42を形成す
る場合にも適用できる。この場合は、図7の例におい
て、極性を反対にして形成すればよい。
【0084】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る半導体集積
回路によれば、入力される各基準クロック信号の周波数
が互いに異なる複数の回路ブロックへの駆動電源の供給
経路をそれぞれ分離するようにしたので、互いに周波数
の異なる基準クロック信号が入力される複数の回路ブロ
ックを同一基板上に形成することができる。
【0085】また、本発明に係る半導体集積回路によれ
ば、半導体基板上に、該半導体基板と異なる導電型の第
1のウェル領域を形成し、該第1のウェル領域中に上記
半導体基板と同じ導電型の第2のウェル領域を形成し、
上記各ウェル領域内にそれぞれFETを主体とした回路
を形成し、これら第1及び第2のウェル領域内に形成さ
れた回路にて1つの上記回路ブロックを構成するように
したので、複数の回路ブロックがそれぞれ第1のウェル
領域にて分離されたかたちとなり、電源の供給経路を第
1のウェル毎に、即ち回路ブロック毎に分離して配線す
ることが可能となる。
【0086】また、本発明に係る半導体集積回路によれ
ば、半導体基板上に2つの上記回路ブロックを形成し、
これら2つの回路ブロックのうち、一方の回路ブロック
を、固体撮像素子の電荷転送に用いられる垂直転送パル
ス及び水平転送パルスを作成するためのタイミング発生
器とし、他方の回路ブロックを、上記タイミング発生器
にて上記垂直転送パルス及び水平転送パルスを作成する
ための基準パルス信号を発生する同期信号発生器とした
ので、CCDイメージセンサの駆動パルスを発生するた
めのタイミング発生器及び同期信号発生器を同一基板上
に形成しても各発生器の出力信号にはビートは発生せ
ず、再生画像の画質の劣化を引き起こすことがない。こ
のことは、タイミング発生器及び同期信号発生器を同一
基板上に形成することができることにつながり、CCD
イメージセンサを搭載した電子機器の小型化を回路実装
面から達成することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路の実施例が組み込
まれるビデオカメラの回路系の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】本実施例に係る半導体集積回路の要部の構成を
示す断面図である。
【図3】本実施例に係る半導体集積回路の要部の構成を
示す等価回路図である。
【図4】本実施例に係る半導体集積回路からの出力信号
を示す波形図であり、同図(a)はタイミング発生器か
らの出力信号波形を示し、同図(b)は同期信号発生器
からの出力信号波形を示す。
【図5】本実施例に係る半導体集積回路の他の例を示す
断面図である。
【図6】第1の変形例に係る半導体集積回路の要部の構
成を示す等価回路図である。
【図7】第1の変形例に係る半導体集積回路の要部の構
成を示す断面図である。
【図8】第1の変形例に係る半導体集積回路からの出力
信号を示す波形図であり、同図(a)はCMOSインバ
ータからの出力信号波形を示し、同図(b)は通常の回
路構成を採用した場合においてその演算増幅回路からの
出力信号波形を示し、同図(c)は第1の変形例におけ
る演算増幅回路からの出力信号波形を示す。
【図9】CMOSインバータと演算増幅回路の通常の回
路例を示す等価回路図である。
【図10】第2の変形例に係る半導体集積回路の要部の
構成を示す等価回路図である。
【図11】第2の変形例に係る半導体集積回路の正負入
出力演算増幅回路からの出力信号を示す波形図である。
【図12】従来例に係る半導体集積回路の要部の構成を
示す断面図である。
【図13】従来例に係る半導体集積回路の要部の構成を
示す等価回路図である。
【図14】従来例に係る半導体集積回路からの出力信号
を示す波形図であり、同図(a)はタイミング発生器か
らの出力信号波形を示し、同図(b)は同期信号発生器
からの出力信号波形を示す。
【図15】従来例に係る半導体集積回路による再生画像
の劣化状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CCDイメージセンサ 2 回路系 4 同期信号発生器 5 タイミング発生器 6 CCD垂直ドライバ 7 信号処理回路 11 第1のCMOSインバータ 12 第2のCMOSインバータ 21 シリコン基板 22Ap 第1のP形ウェル領域 23An 第1のN形ウェル領域 22Bp 第2のP形ウェル領域 23Bn 第2のN形ウェル領域 24 第1のPMOSFET 25 第1のNMOSFET 26 第2のPMOSFET 27 第2のNMOSFET 41 CMOSインバータ 42 演算増幅回路 43 PMOSFET 44 NMOSFET 45 カレントミラー回路 46 ソース接地回路 47A及び47B 第1及び第2のPMOSFET 48A〜48C 第1〜第3のNMOSFET 49 出力素子 50及び52 負荷抵抗素子 51 定電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/822 H01L 27/146

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、 動作タイミングが入力基準クロック信号の周波数によっ
    て支配される2つの回路ブロックが同一の半導体基板上
    に形成され、上記2つの回路ブロックに入力される各入
    力基準クロック信号の周波数が互いに異なり、かつ、上
    記各回路ブロックへの駆動電源の供給経路がそれぞれ独
    立されると共に、これらの2つの回路ブロックのうち、
    一方の回路ブロックは、上記固体撮像素子の電荷転送に
    用いられる垂直転送パルス及び水平転送パルスを作成す
    るためのタイミング発生器を形成し、他方の回路ブロッ
    クは、上記タイミング発生器にて上記垂直転送パルス及
    び水平転送パルスを作成するための基準パルス信号を発
    生する同期信号発生器を形成する半導体集積回路とを有
    することを特徴とするカメラ装置。
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