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JP3251000B2 - 住宅の断熱構造及び使用する遮熱材 - Google Patents

住宅の断熱構造及び使用する遮熱材

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JP3251000B2
JP3251000B2 JP2000271335A JP2000271335A JP3251000B2 JP 3251000 B2 JP3251000 B2 JP 3251000B2 JP 2000271335 A JP2000271335 A JP 2000271335A JP 2000271335 A JP2000271335 A JP 2000271335A JP 3251000 B2 JP3251000 B2 JP 3251000B2
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JP
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heat
insulating material
heat insulating
sheet
foil
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節也 松本
隆 佐藤
貞弘 井上
秋田谷優美
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松本建工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の断熱構造を
改善するものであって、家屋建築の技術分野に属するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的木造建築物では、妻壁等の部位に
は小屋裏換気口を設けて小屋裏内部の温度を出来るだけ
外気温度に同化させるように施工されているが、小屋裏
内部温度は、建築物の建築地域、日射条件、季節によっ
て高温(70℃以上)になることがある。このような、
小屋裏空間の熱による居室への悪影響を軽減する為に、
一般的に居室の天井裏面に吹込み用繊維質断熱材や、硬
質ウレタンフォーム断熱材を施工している。
【0003】図8は、従来の居室天井上面に硬質ウレタ
ンフォーム断熱材2を施工したものであって、天井3上
には200mm厚の硬質ウレタンフォーム断熱材2を敷設
し、外壁上部には換気口O2を設けている。従って、小
屋裏内部R0での熱の流れは、屋根4面及び隙間O1から
の侵入熱T 1が小屋裏内部R0を加温しながら硬質ウレタ
ンフォーム断熱材2を加熱蓄熱し、その一部が居室Rへ
の透過熱T3となり、断熱材2を加熱した熱気は侵入熱
1との循環流としての放出熱T2として換気口O2から
放出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、硬質ウレタン
フォーム断熱材2や吹込み用繊維質断熱材2の如き、高
い断熱性能を有する断熱材であっても、長時間太陽熱の
加熱にさらされればこれらの断熱材2も熱を吸収して高
温となり、高い透過熱T3が居室Rに透過伝達され、居
室内快適環境の維持、即ち適正な室温維持に支障を来
す。その上、外気T 1が温度低下しても断熱材2はその
熱容量により蓄熱体となって冷却が遅く、従って、昼間
小屋裏内部R0の高温度を断熱していた断熱材2は、夜
間では蓄熱体として放熱するため、居室Rでの冷房の如
き空調機器への不都合な負荷となるという問題点があっ
た。本発明は、上記の如き問題点を改善するためになさ
れたものであり、昼間の高温空気熱が直接断熱材2に加
熱蓄熱されないように断熱材2を遮熱材1で保護し、断
熱材2に対する加熱負荷を遮熱材1によって阻止軽減す
ることにより、断熱材2の蓄熱を軽減することを目的と
するものであって、放射熱(熱線)の影響を強く受ける
屋根裏面、天井裏面及び放射熱の影響がある外壁裏面、
床裏面等の断熱材に適用して有効なものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達成するために、例えば図1に示す如く、住宅の
屋根4内面や、居室Rを囲う天井3や壁等の仕切面材の
外面適所にボード状断熱材2を配置し、ボード状断熱材
2の外面には、少なくとも上面シート11と次層シート
13とが上面に熱反射箔Mを備えた複数シート11,1
2,13から成り、且つ各シート間には、両端の折曲面
14´,15´で上面シート11及び下面シート12に
固定され、折曲部rで折曲自在とした起立片14,15
群によって長手方向に空気流通可能に開口した空気層空
間Sを形成した遮熱材1を配置し、遮熱材1によって断
熱材2への熱の蓄積を軽減する住宅の断熱構造とした
(請求項1)。
【0006】従って、例えば、小屋裏内部R0にあって
は、屋根4面や屋根の隙間O1から小屋裏内部R0に入り
込む侵入熱T1が蓄熱して高温となった小屋裏内部熱T0
は、遮熱材1の上面シート11の表面に層着された熱反
射箔Mが微視的にも平滑な表面を備えて、輻射熱(熱
線)を正反射して遮熱材1から下方への熱線による熱伝
達を阻止し、空間Sの空気層も断熱機能を発揮し、ま
た、箔層も薄くて伝導熱を生じないため、遮熱材1から
の負荷熱カロリーが下面の断熱材2に対して軽減出来、
断熱材2の加熱、蓄熱が軽減出来、断熱材2から天井3
を介した居室R内への貫流熱量が軽減出来る。従って、
遮熱材1で蓄熱を軽減された断熱材2から居室R内への
貫流熱量は、昼夜をとおして軽減出来、結局、居室R内
での冷房エネルギーの軽減効果を奏する。また、箔は薄
くても微細貫通孔が存在しないため、基材シートに対す
る保護機能も発揮し、遮熱材1の経年劣化も抑制する。
また、断熱材2がボード状であるため、遮熱材1の配置
施工も容易である。しかも、遮熱材1は倒伏可能な起立
片14,15群を介した複数シートであるため、保管時
や搬送時には起立片14,15を倒伏して嵩の低い積層
形態と出来、取扱いが便である。
【0007】尚、本明細書中での「熱反射箔」は、熱線
(赤外線)を反射し、伝導熱を生じない薄いアルミニウ
ム箔、錫箔等の金属箔を意味し、箔厚は機能面、経済面
から薄い程好ましいが、典型的には、箔厚が6×10-3
〜6×10-2mmの範囲の市場製品のアルミ箔である。ア
ルミ箔の厚さはJIS規格では6×10-3〜2×10-1
mmであるが、厚くなれば剛性、伝導熱の面で不適当であ
り、従って、機能面、経済面からも6×10-3〜6×1
-2mmの範囲の薄く、微細な貫通孔が無い箔が有利であ
る。また、「ボード状断熱材」としては、発泡合成樹脂、
木質断熱材等の保形性を有するボード形態材であれば良
く、遮熱材の「シート」は、紙、不織布、プラスチックフ
ィルム等の保形性を有し、且つ箔が接着出来るシートな
ら良いが、室内側から水蒸気の透過が予想される場所に
あっては、特に下面シートは、微細孔を設けるか、吸放
湿能を有する材質を選択して、断熱材2と遮熱材1との
間の結露を防止するのが好ましい。
【0008】尚、熱反射箔Mの典型例としてのアルミ箔
と、アルミ蒸着膜とは、あたかも同効機能物(均等物)
の如く想定される恐れがあるが、例えば、クラフト紙を
基材とするアルミ接着箔とクラフト紙を基材とするアル
ミ真空蒸着膜とでは、熱反射薄層として以下のとおり全
く相違し、従って、本発明にあっては「熱反射箔」と「ア
ルミ蒸着膜」とは均等でない。 (製造面)アルミ接着箔は、ロールコーター、ロールプ
レスを含む安価(400万円位)な接着装置でアルミ箔
シートをクラフト紙と接着するだけであり、クラフト紙
が気乾状態程度の水分を含んでいても全く支障なく接着
出来、製造容易であって効率的且つ安価に得られる。一
方、アルミ真空蒸着膜は、真空加熱乾燥装置でクラフト
紙基材を乾燥し、スパッタ装置で真空蒸着するため、製
造装置が高価(5000万円位)であり、製造製品が高
価である。
【0009】(施工面)アルミ接着箔は、箔厚が6×1
-3(0.006)〜6×10-2(0.06)mmの範囲
であるので、施工中に少し位折り曲げても殆ど損傷を生
じない。従って、粗雑な扱いにも耐えられ、施工容易で
ある。一方、アルミ真空蒸着膜は、膜厚が約5×10-5
mm位であって、箔厚の1/120以下と薄いため、施工
中に折り曲げると膜層に損傷を生ずる。従って、取扱い
及び施工には細心の注意を要する。 (機能面)アルミ接着箔は、箔表面が分子レベルで平滑
であるため赤外線(熱線)が正反射し遮熱性能が均斉且
つ優れており、また、箔面に微細な貫通孔が存在しない
ため、基材保護作用も完璧であって、結露水のクラフト
紙への侵入による悪影響(基材の水分浸透劣化)も無
く、従って、耐用期間が長く、住宅の耐用期間中は遮熱
性能が発揮出来る。一方、アルミ真空蒸着膜は、分子単
位の付着成形膜であるため、微視的には膜表面が微細な
凸凹であって膜面に微細な貫通孔が多数存在するため基
材保護作用が劣弱である。従って、膜表面では赤外線
(熱線)を乱反射するため遮熱性能が箔より劣る。その
上、膜が薄いため経年による膜自体の材質低下が早く、
しかも、微細孔から結露水(水分子)が侵入して経年と
共にクラフト紙(基材)も劣化し、遮熱材としての耐久
性が極めて短い。
【0010】以上のとおり、遮熱材の熱反射機能材とし
ては、製造面、施工面及び機能面の全てで、アルミ接着
箔、即ち熱反射箔は、アルミ蒸着膜より格段に優れてい
ることは明白である。従って、発明の構成として、種々
の実験の結果、「熱反射箔」と特定した点は、アルミニウ
ム真空蒸着膜等の「熱反射膜」とは技術的に相違し、該相
違点に技術的意義が存在することは明白である。
【0011】更に、複数シート11,12,13から成
る遮熱材1は、少なくとも上面シート11及び次層のシ
ート13が上面に熱反射箔Mを備えているた、比較的
汚れ易い上面シート11の熱反射箔Mが微細な塵埃によ
って熱反射性能を低下し、熱線の一部を下方へ透過して
も、次層シート13上面の熱反射箔(アルミニウム箔)
の熱反射性能によって遮熱材1全体としての輻射熱(熱
線)反射性能の低下を防ぐことが出来、遮熱材1の熱線
阻止機能は保持される。しかも、箔は、表面が平滑であ
って微細凸凹が存在しないため、熱線を正反射して阻止
し、遮熱機能が優れている。
【0012】更に、遮熱材1は、空気層空間Sを長手方
向に空気流通可能に開口した空間とし、該空間の開口両
端が閉止されないように配置施工したた、遮熱材1内
にも若干の通過気流A,Aが生じ、結露防止が出来
ると共に、空間S内の通気によって断熱材2への熱伝達
も軽減出来る。しかも、施工前には遮熱材1の各シート
をコンパクトな積層形態とすることも可能であって、保
管、搬送、及び取扱いに有利である。
【0013】また、断熱材2がインシュレーションボー
ド等の木質断熱材であり、遮熱材1の各シート11,1
2,13紙材であるのが好ましい(請求項)。イン
シュレーションボードは、廃材、端材、間伐材等の木質
原料を直径数十ミクロン、長さ数mmに解繊して抄造成形
したものであるため、吸放湿による湿度調節機能が優れ
て、表面に結露が発生することなく、従って断熱機能の
経年劣化は小である。また、遮熱材1の各シートが紙材
であるため、その吸放湿機能によって木質断熱材2との
当接面で結露を生ずることがない利点を有するのは勿
論、金属箔の紙シートへの貼着も容易であって、遮熱材
1が安価に製作出来る。しかも、木質断熱材及び紙材
は、廃棄すると微生物によって自然に分解されるため、
住宅解体後の廃棄に伴う環境負荷が小であり、木質断熱
材2の採用は、機能面、環境面から極めて有効である。
【0014】また、遮熱材1を予め断熱材に固定したも
の(請求項)にあっては、例えば、屋根裏面や床下面
等、遮熱材1単体では取付作業が困難な場所にも、断熱
材2のボード状形態での保形性によって比較的容易に施
工出来る。
【0015】本発明の遮熱材1にあっては、例えば図2
に示す如く、少なくとも上面シート11及び下面シート
12を備えた複数シート11,12,13から成り、且
つ少なくとも上面シート11と次層シート13とは上面
に熱反射箔Mを層着し、各シート間には、両端の折曲面
14´,15´で上面シート11及び下面シート12に
固定され、折曲部rで折曲自在とした起立片14,15
群によって長手方向に空気流通可能に開口した空気層空
間Sを形成し、起立片14,15群の倒伏によって各シ
ートを圧接積層形態と出来る構造としている(請求項
)。
【0016】従って、熱反射箔Mが熱線を正反射して透
過を阻止し、空気層空間Sが結露防止及び熱伝達軽減す
る高性能遮熱材も、製造、保管、搬送時は嵩の低い積層
シート状物として取扱うことが出来、施工現場で図2
(B)の矢印Fで示す如く、上面シート11と下面シー
ト12を反対方向に引っ張って起立片14,15を起こ
して下面シート12の両側と上面シート11の両側を周
囲の部材に止めるだけで遮熱材1の施工が出来上がるた
め、断熱材2上に載置スペースさえあれば施工出来、取
扱い及び施工が容易である。しかも、アルミ箔の如き熱
反射箔Mはシート形態の市場製品として入手出来るた
め、上面シート11との層着が慣用のロール接着装置で
効率的に実施出来る。
【0017】しかも、上面シート11と次層のシート1
3との上面が熱反射箔Mを備えているため、施行後は上
面シート11の熱反射箔Mの汚れによる反射性能低下を
次層シート13の熱反射箔Mが補償出来、保管時や取扱
い時にも上面シート11の熱反射箔Mが例え汚れること
があっても、次層、即ち内側のシート13の熱反射箔M
は上面シートに保護されて汚れの心配が殆どなく、従っ
て、該遮熱材1は輻射熱反射性能低下の心配のない耐久
性が優れた遮熱材である。
【0018】しかも、起立片14,15は、両端の折曲
面14´,15´で上面シート11及び下面シート12
に固定され、折曲部rで折曲自在であるため、図2
(A)に示す如く、遮熱材1の各構造部材のシート1
1,12,13、起立片14,15を全て水平配置し、
起立片の折曲面14´,15´のうちの必要個所を折り
畳んだ状態とし、起立片の折曲面14´,15´に接着
剤を塗布して各部材を圧着すれば遮熱材1が形成出来、
シート状態で入手可能な熱反射箔Mのシート11,13
へのローラー接着装置による層着後の各構成部材による
遮熱材1の形成も全てシート状態でローラー群装置に供
給しながら、「折り目付与→折り込み→糊付け→圧着→
定寸切断」の流れ工程で製造出来、従って、シートへの
箔の層着から各シートの組付けによる遮熱材1の完成ま
で簡単、且つ合理的に製造出来る。勿論、中間シート1
3を両端の折曲面13´によって起立片14,15に固
定し、折曲部rで折曲自在とするもの(請求項)にあ
っては、中間シート13によって空気層空間Sが上下に
形成され、空間Sによる熱伝導軽減が増大される。製造
に際しても、ローラー群装置を介して合理的に機械化製
造可能であることは図2(A)の製造配置図から自明で
ある。
【0019】また、遮熱材1の下面シート12の下面と
ボード状断熱材2の上面とを固定したもの(請求項
にあっては、例えば屋根裏面、床下面等、遮熱材1単体
では取付けの困難な部位であっても、断熱材2が保形性
のある板材であるため、断熱材2と一体となった遮熱材
1は取付け作業が容易となる。従って、断熱材2は、傾
斜面でも吹込み用繊維質断熱材のようにずれ下がった
り、経年による厚さの低下の恐れがなく、遮熱材1で蓄
熱軽減された断熱材2の必要個所への自在な装着が可能
である。
【0020】また、下面シート12の下面が硬質ウレタ
ンフォーム断熱材2の発泡成形による凝固接着によって
断熱材2と固定された遮熱材(請求項)にあっては、
図4に示す如く、遮熱材1の圧接積層状態で型セットし
て断熱材成形するため、遮熱材1の断熱材2への接着固
定がボード状断熱材2の形成と同時に達成出来、従っ
て、保形性を有する断熱材付き遮熱材の製造が容易且つ
合理的に実施出来る。
【0021】また、ボード状断熱材2として木質断熱材
2を用いた断熱材付き遮熱材(請求項)にあっては、
木質断熱材の保形性により取付け施工作業が容易である
と共に、木質断熱材自体が遮音性、吸放湿性をも兼備す
るため、適用した住宅の断熱構造にあっては、断熱材の
蓄熱が軽減出来、しかも、遮音性に富み、結露の生じな
い良好な住環境の提供が可能となり、特に屋根内面に適
用すれば、雨音の遮音も出来る。その上、木質断熱材は
建物解体後に廃棄しても微生物によって比較的早く分解
して土に帰るため、環境にも負荷を与えない。尚、本明
細書中で言う「木質断熱材」は、廃材、端材、細材等の木
質材をチップ化し、パルプ状に解繊した木材繊維を抄
造、乾燥し、湿気を吸収、放出する調湿性能に優れ、且
つ断熱性、遮音性を具えた、密度0.35g/cm未満
のインシュレーションボードのJIS A5905の適
合品及び規格外品等の同効機能を奏するボード状木質断
熱材を広く意味するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】〔遮熱材の製造(図2)〕熱反射
箔として、市場入手容易な6×10-3〜6×10-2mmの
範囲の厚のアルミニウム箔をロール巻き形態で入手し、
クラフト紙とアルミニウム箔とを、ロールコーター及び
ロールプレスから成る慣用の接着装置(図示せず)によ
って接着し、表面にアルミ箔を層着したシート材を形成
する。図2(A)は、遮熱材の圧接接着工程寸前での長
尺の各構成シート材の位置関係を示すものであり、構成
材料としては、上面シート11、中間シート13、下面
シート12、及び両側の起立片14がアルミニウム箔を
接着して表面を覆った紙であり、中間起立片15がアル
ミニウム接着箔のない紙であり、厚さは上面シート11
及び両側の起立片14が0.3mm、他のシート部材が
0.1mmであり、幅は上面シート11及び下面シート1
2が400〜500mm、各中間シートは100〜200
mm+両端に各折曲面10mm、中間の起立片15は30〜
50mm+両端に各折曲面10mm、両側の起立片14は3
0〜50mm+上側折曲面10mm、下側折曲面20mmであ
る。
【0023】各構成シート部材は、全てローラー群装置
(図示せず)で並列走行しながら「折り目付与→折り込
み→接着剤付与→圧着→定寸切断」の工程で積層形態の
遮熱材に製品化する。図2(A)に示すaは接着剤であ
り、rは折曲部である。図2(B)は定寸切断した積層
状の製品を、上面シート11端及び下面シート12をそ
れぞれ反対に矢印下方向に引張って起立片14,15群
を中間まで起立した状態を示しており、図2(C)の状
態まで起立すれば、2層の空気層空間Sを備え、各上面
シート11、中間シート13、下面シート12が上面
に、両側起立片14が外面にそれぞれアルミニウム箔、
即ち熱反射箔を備えた遮熱材1となる。
【0024】〔遮熱材の施工(図1,図3)〕図1は、
従来例(図8)の小屋裏内部に本発明を適用した略示図
であり、天井3の上面に200mm厚のボード状硬質ウレ
タンフォーム断熱材2を敷設し、その上面に、図2
(C)の如く起立片14,15を起立した遮熱材1を載
置したものであり、各遮熱材1は空気層空間Sの両端の
開口部が閉止されないように、且つ各遮熱材1相互がも
たれ合って自立保形するように配置し、遮熱材1群のう
ち周縁又は中間の構造物に接する端縁の一部をそれら構
造物にステープル等で止着(図示せず)するだけで遮熱
材1の施工が完了する。従って、硬質ウレタンフォーム
断熱材2がボード形態であり、遮熱材1も施工前は積層
形態であるため、保管、搬送が容易であって、住宅に対
する断熱構造の施工も合理的に実施出来る。
【0025】図3(A)は天井裏の梁上に施工した例で
あって、天井3の上面には硬質ウレタンフォーム断熱材
2を施し、梁上に各遮熱材1を並列敷設し、束に当接す
る部所では、図3(C)の如く、中間シート13及び下
面シート12は束の寸法d1,d2に嵌合するように遮熱
剤1の側面の寸法d1,d2を切欠くが、上面シート11
のみは切込線C1を入れて3片の取付片Pを形成し、こ
れら取付片Pを矢印tの如く起立し、束を遮熱材に嵌合
した状態で起立した取付片Pを束に3面から当接し、図
3(B)(1片のみ図示)の如くステープルで止着す
る。
【0026】図1及び図3に示す、得られた住宅断熱構
造にあっては、小屋裏内部熱T0は上面シート11のア
ルミ箔Mの分子レベルでの平滑な表面によって熱線が正
反射され、上面シート11を透過した少量の熱も中間シ
ート上のアルミ箔Mによって同様に反射されるため、し
かも、アルミ箔Mは6×10-3〜6×10-2mm厚であっ
て熱伝導が生じなく、空間S中の空気層も断熱層である
ため、遮熱材1自体の加熱も最少に抑制出来、断熱材2
は上面からの加熱が軽減されて昼間の長時間の小屋裏内
部への加熱にもかかわらず、該硬質ウレタンフォーム断
熱材2の蓄熱は遮熱材を採用しない場合(従来)に比べ
て約半減出来る。
【0027】〔断熱材付き遮熱材の製造(図4,図
5)〕 (1).硬質ウレタンフォーム断熱材使用:図4
(A),(B)に示す如く、遮熱材1は起立片14,1
5が倒伏したままの積層状態で下面シート12が上側に
なるように作業台上に載置し、該遮熱材1の4周側縁を
離型板で押えて離型板を耐力材を用いて型セットして所
望厚(200mm)のボード状キャビティを形成し、注入
孔より硬質ウレタンフォームの原料をキャビティ内に注
入し発泡成形する。従って、離型板を取外せば、図5に
示す如く、上面には遮熱材1の下面シート12が凝固接
着力によって一体化接着した硬質ウレタンフォーム断熱
材2が得られる。尚、型セット時に両側にそえ木22を
載置して成形加工すれば、両側にそえ木22を備えた硬
質ウレタンフォーム2の上面に遮熱材1が接着されたも
の(図6)が得られる。
【0028】(2).木質ボード断熱材使用:慣用のコ
ールドプレス圧締装置(図示せず)の離型板上にクラフ
ト紙を敷設し、次いで上下両面に接着剤を塗布した20
0mm厚のインシュレーションボードをクラフト紙上に設
置し、次いで起立片14,15を倒伏した積層形態の遮
熱材1の下面シート12をインシュレーションボード上
に載置し、クラフト紙、インシュレーションボード、遮
熱材を圧締する。接着材の硬化後にコールドプレス圧締
装置から取出せば、下面シート12の下面には遮音性、
断熱性に優れ、且つ吸放湿機能を備えたインシュレーシ
ョンボードの接着した遮熱材1が得られる。尚、インシ
ュレーションボードにクラフト紙を張るのは、インシュ
レーションボードの弱い表面強度を補強し、インシュレ
ーションボードが外力によって傷付く事を防止するため
である。
【0029】〔断熱材接着遮熱材の施工(図示せず)〕
硬質ウレタンフォーム断熱材2もインシュレーションボ
ード断熱材2も保形性を有するため、(a)屋根たる木
間に施工する場合には、各たる木に、平板金、L型板金
等の断熱材保持金具(図示せず)を打設しておき、遮熱
材1を屋根側(外側)にして断熱材をたる木間に嵌め込
んで保持金具に載せ、棟部分の断熱材の谷間を一液ウレ
タンの現場発泡で埋める、次いで野地板をたる木に取付
け、屋根材を野地板上に施工する。
【0030】(b)天井下地に施工する場合は、組上が
った野縁の上に、遮熱材1の上面シート11の反射用ア
ルミニウム箔Mを上にして直接断熱材を載置し、野縁受
けの上などの断熱材が連続配置出来ない隙間はグラスウ
ール等で隙間を埋め、次いで野縁の下面に天井材を取付
ける。 (c)壁面への施工は、柱、間柱間に遮熱材1を外側に
向けて断熱材2を外側から嵌め込み、そえ木を柱、間柱
に打ち付けて断熱材を押え、次いで遮熱材の外側には外
装材を、断熱材の内側には内装材を施工する。
【0031】(d)床下に施工する場合は、遮熱材1の
表面を地面の方に向けて断熱材2を土台、大引きに支持
し、床根太間に嵌め込む。そして、土台、大引きに架か
る部分の遮熱材には切れ目を入れ(図6(A))、その
部分の遮熱材1だけをつぶす事により遮熱材に立体形状
を保たせる(図6(B))。次いで床材を施工する。
尚、断熱材2の両側にそえ木22を一体固定したものに
あっては、例えば、L型板金片の一方を取付片とし、他
方を支持片とした金具や、先端部を打込片とし後端部を
支持片とした平板状金具等(図示せず)の断熱材保持金
具を用いて断熱材2を側面の、例えば屋根たる木、柱等
の建材に係止する場合でも、そえ木を用いて釘打ち固定
する場合でも、そえ木22を取付材として強固に保持出
来て好都合である。
【0032】以上のとおり、断熱材付き遮熱材にあって
は、保持性を有する断熱材で取付け施工するため、床下
や屋根たる木間等作業が困難な部位への施工も比較的容
易となる。勿論、遮熱材1については、常に立体形状を
維持するように、その端縁部又は中間部を他の構造物に
取付けるが、立体形状の寸法での遮熱材を隙間なく嵌合
する事、及び空気層空間Sの両端の開口部が閉止されな
いように施工する事は、遮熱材単体での施工と同様であ
る。尚、断熱材2と一体化された遮熱材1を施工した場
合も、断熱材2と遮熱材1とを別々に重ねて施工した場
合と比べて、熱的作用効果のみの観点からは同等であ
る。
【0033】発明者等は遮熱材効果を確認するため、図
7の試験装置を用いて、下記に示す構造の硬質ウレタン
フォーム断熱材を入れた試験体1〜5について、遮熱材
のクラフト紙に接着したアルミニウム箔の赤外線反射及
び遮熱材中の通気による遮熱効果を測定し、下記の表
1、表2の結果を得た。 試験体1:屋根パネルに断熱材を入れる。遮熱材が組込
まれた屋根パネルを使用する。遮熱材の両端は解放と
し、通気を行う。 試験体2:屋根パネルに断熱材を入れる。遮熱材が組込
まれていない。遮熱材が入っていた部分の両端は解放と
し、通気を行う。 試験体3:天井パネルに断熱材を入れる。遮熱材が組込
まれた屋根パネルを使用する。断熱材は使用せず、遮熱
材の両端は解放とし、通気を行う。 試験体4:天井パネルに断熱材を入れる。遮熱材は天井
パネルの上に隙間を設けて設置する。通気は行わない。 試験体5:天井パネルに断熱材を入れる。遮熱材は入れ
ない。
【0034】試験の結果をまとめて表1,表2に示す。
これらの数値は全て5回の測定の平均値である。
【表1】
【表2】
【0035】〔試験の結果のまとめ〕遮熱材が屋根パネ
ルの中にある場合、硬質ウレタンフォームが屋根パネル
の中にある場合も、天井パネルの中にある場合も共に、
遮熱材がない場合よりも屋根パネルの中の温度(Tr
i)が低く、本試験条件下では遮熱材の設置によって、
それぞれ加熱が19%、及び20%改善された。天井パ
ネルの上に遮熱材を設置した場合、屋根裏表面温度(T
rd)と天井表面温度(Tcu)の差、即ち天井表面へ
の熱伝達は、本試験条件下では遮熱材の設置によって4
0%軽減された。
【0036】〔その他〕遮熱材は断熱材と共に工場で予
め屋根断熱パネル又は天井断熱パネルの中に組込んだ上
で、現場に搬入する事が出来る。しかし、場合によって
は遮熱材を空気層空間Sを閉じた形で現場に搬入した
後、現場の状態に合わせて切断したり切欠いたりして所
要の個所に設置する事も出来る。また、製造工程上及び
輸送中は、空気層空間Sを閉じた形の積層品として取扱
う方が、量産性、輸送性の点で実用上かなり有利であ
る。
【0037】遮熱材1と硬質ウレタンフォーム断熱材2
の接着は、断熱材成形時の一体化した状態又は一体化し
て断熱パネル化した状態で使用するほか、両部材を別々
に製造、保管しておき、施工時に現場で接着したり、保
管前に工場で接着した後倉庫に搬入しても良い。また、
遮熱材1の製造は、予め所定寸法としたクラフト紙及び
アルミニウム箔を必要に応じて必要場所で手作業で接着
することも可能であり、この場合にはローラー装置での
処理が困難な材質、例えばもっと剛性が大きい紙及びプ
ラスチックを使用することも出来る。また、結露防止の
ために遮熱材の上面シート11、特に中間シート13、
下面シート12に微細な孔(ピンホール)を付与しても
良い。
【0038】遮熱材1と木質ボード断熱材2とを接着剤
によって接着するほか、接着せずに密着した状態で屋根
用及び天井用の断熱パネルとして使用する事が出来る。
また、両部材を別々に製造、保管しておき、施工時に現
場で接着したり、接着せずに密着した状態で施工しても
良い。
【0039】断熱材2を天井パネルと一体化することも
好ましく、特に、遮熱材1と一体化した断熱材2を天井
パネルと予め固定しておけば、天井パネルを所定位置に
設定するだけで、同時に断熱工事と天上仕上工事の壁紙
張り下地までが完了するので、住宅建築の省力化、合理
化が達成出来る。
【0040】
【発明の効果】断熱材上の遮熱材の表面の熱反射箔によ
る輻射熱の反射及び起立した遮熱材1の上面シート1
1、中間シート13、下面シート12の空間Sを通る通
過気流A 1,A2によって、断熱材2の表面への熱伝達が
大幅に軽減出来、断熱材自体の加熱と蓄熱が減少出来る
ため、居室への天井等の外周からの貫流熱量が減少出
来、その結果、居室内の冷房エネルギーが大幅に軽減出
来る。
【0041】遮熱材は表面にアルミニウム箔等の熱反射
箔を接着した複数のシートから成るため、上面シート上
の反射箔が塵埃の付着によって輻射熱の反射性能が低下
しても、中間シートの反射箔の存在によって輻射熱の反
射性能が補償され、従って遮熱材1は長期に亘って性能
を発揮出来る。
【0042】遮熱材内部の空気層空間は開放されてお
り、通気によって熱と共に結露の原因となる湿気を排出
し、反射性能及び耐久性を損なう原因となる内部結露を
防止出来る。また、遮熱材の輸送及び保管の際は、起立
片14、同15群を倒して嵩が小さい状態で取扱うこと
が出来、搬送、保管に有利である。また、遮熱材1の製
造に際しても、シート材及び熱反射箔の各構成材料をロ
ーラー装置によって、「折り目付与→折り込み→接着剤
付与→圧着→定寸切断」の工程を経て合理的に機械化製
造可能である。
【0043】遮熱材1と断熱材2を接着した場合は、遮
熱材単体では取付けが困難な場所にも比較的容易に施工
出来、しかも断熱材施工と遮熱材施工が同時に出来、建
築工事の能率化及び工期短縮の点で極めて好都合であ
る。そして、硬質ウレタンフォーム断熱材又は木質ボー
ド断熱材により断熱パネル化した場合は、吹込み断熱材
の施工の工程が不要となるので、吹込み工事の作業者の
健康に対する塵埃の悪影響を一挙に解決出来る。
【0044】また、木質ボード断熱材2を使用する場合
は、屋根など傾斜面に施工しても吹込み用繊維質断熱材
のようにずれ下がったり、経年により厚みが減少する恐
れがなく、屋根裏面に施工した場合は、木質断熱材の遮
音性によって雨音が遮音出来る。しかも、木質ボード断
熱材2の主原料は、再生可能な資源であり、廃棄物利用
でもある建築廃材、製材屑、樹皮等と燃焼防止兼防腐用
の硼素化合物であるため、環境に負荷を与えない点、製
造は常温で行われ高エネルギーが不要な点が優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用説明図。
【図2】本発明遮熱材の構造の横断説明図であって、
(A)は製作過程での各構成部材の関係配置を、(B)
は製作後の積層形態から立体形態への変形過程を、
(C)は使用時の構造を示す図。
【図3】本発明遮熱材の天井裏への適用説明図であっ
て、(A)は全体図、(B)は(A)図B部の拡大図、
(C)は(A)図C部の拡大図。
【図4】本発明の製造説明図であり、(A)は断熱材成
形型セットの平面図、(B)は型セットの正面図。
【図5】本発明の断熱材付き遮熱材の斜視図。
【図6】本発明のそえ木を備えた断熱材付き遮熱材の斜
視図であって、(A)は遮熱材への切れ目付与を、
(B)は遮熱材の一部を押しつぶした図。
【図7】本発明の開発に際して用いた試験装置の略示断
面図。
【図8】従来例の作用説明図。
【符号の説明】
1・・・遮熱材、 2・・・断熱材、 3・・・天井、 4・・・屋
根、11・・・上面シート、 12・・・下面シート、 13
・・・中間シート、14,15・・・起立片、 13´,14
´,15´・・・折曲面、22・・・そえ木、 a・・・接着
剤、 r・・・折曲部、 S・・・空気層空間、R0・・・小屋裏
内部、 R・・・居室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋田谷優美 北海道札幌市東区北42条東15丁目1番1 号 松本建工株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−71835(JP,A) 特開 昭63−5936(JP,A) 特開 平9−184213(JP,A) 特開2000−297487(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/76 - 1/80 B32B 7/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の屋根(4)内面や、居室(R)を
    囲う天井(3)、壁等の仕切面材の外面適所にボード状
    断熱材(2)を配置し、ボード状断熱材(2)の外面に
    は、少なくとも上面シート(11)と次層シート(1
    3)とが上面に熱反射箔(M)を備えた複数シート(1
    1,12,13)から成り、且つ各シート間には、両端
    の折曲面(14´,15´)で上面シート(11)及び
    下面シート(12)に固定され、折曲部(r)で折曲自
    在とした起立片(14,15)群によって長手方向に空
    気流通可能に開口した空気層空間(S)を形成した遮熱
    材(1)を配置し、遮熱材(1)によって断熱材(2)
    への熱の蓄積を軽減するようにした住宅の断熱構造。
  2. 【請求項2】 断熱材(2)がインシュレーションボー
    ド等の木質断熱材であり、遮熱材(1)の各シートが紙
    材である請求項1の住宅の断熱構造。
  3. 【請求項3】 遮熱材(1)を予め断熱材(2)に固定
    した請求項1又は2の住宅の断熱構造。
  4. 【請求項4】 少なくとも上面シート(11)及び下面
    シート(12)を備えた複数シート(11,12,1
    3)から成り、且つ少なくとも上面シート(11)と次
    層シート(13)とは上面に熱反射箔(M)を層着し、
    各シート間には、両端の折曲面(14´,15´)で上
    面シート(11)及び下面シート(12)に固定され、
    折曲部(r)で折曲自在とした起立片(14,15)群
    によって長手方向に空気流通可能に開口した空気層空間
    (S)を形成し、起立片(14,15)群の倒伏によっ
    て各シートを圧接積層形態と出来る遮熱材。
  5. 【請求項5】 中間シート(13)が両端の折曲面(1
    3´)により起立片(14,15)に固定され、折曲部
    (r)で折曲自在である請求項4の遮熱材。
  6. 【請求項6】 下面シート(12)の下面がボード状断
    熱材(2)上面に固定されている請求項4又は5の遮熱
    材。
  7. 【請求項7】 下面シート(12)の下面が硬質ウレタ
    ンフォーム断熱材(2)の発泡成形による凝固接着によ
    って断熱材(2)と固定された請求項6の遮熱材。
  8. 【請求項8】 ボード状断熱材(2)として木質断熱材
    (2)を用いた請求項6の遮熱材。
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