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JP3247130U - 骨伝導を利用した聴音装置 - Google Patents

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JP3247130U
JP3247130U JP2024000797U JP2024000797U JP3247130U JP 3247130 U JP3247130 U JP 3247130U JP 2024000797 U JP2024000797 U JP 2024000797U JP 2024000797 U JP2024000797 U JP 2024000797U JP 3247130 U JP3247130 U JP 3247130U
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hearing device
bone conduction
sound
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hearing
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JP2024000797U
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友見子 北郷
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Abstract

Figure 0003247130000001
【課題】装置からの音漏れが少なく、音質が良く、音がこもる事が無く、軽量化が可能で、着脱性に優れ、長時間使用時の煩わしさを軽減する、骨伝導を利用した聴音装置を提供する。
【解決手段】骨伝導を利用した聴音装置は、聴音装置の振動部装着位置を耳垂の裏側にし、振動部のコイルに永久磁石を用いたコイルユニットを使用する。
【選択図】図1

Description

本考案は耳垂に装着し、骨に振動を与えることで音を認識させる骨伝導を利用した聴音装置に関するものである。
従来、音楽やテレビを聞く手段として、また携帯電話や無線での会話の手段として、
ヘッドホンやイヤホンのような耳に装着して、音や音楽を聴くための装置(以下、聴音装置という。)が広く利用されている。一般的な耳孔や耳全体を覆う聴音装置は電気信号として入力された音源を空気振動に変換して鼓膜に伝えて振動させ、鼓膜の振動が中耳に伝わり、脳に伝達され認識される仕組みを利用している。
近年は、空気振動ではなく、頭蓋骨に音の振動を与えて骨の振動によって音を認識させる骨伝導を利用した聴音装置が開発されている。骨伝導を利用した聴音装置は耳孔を塞ぐ必要がなく、周囲の音が遮蔽されないので、安全であり、鼓膜の振動を利用しないことから鼓膜や外耳、中耳などに障害がある人でも音を認識できることから補聴器等にも利用されている。
特開2018‐082324号公報 特開2018‐093516号公報 特開2019‐053990号公報
従来の骨伝導を利用した聴音装置は装置からの音漏れや、雑音の発生、音がこもるように聞こえるなどの課題や、またこめかみや乳様突起の周辺に装置を当接する必要から着脱しにくい、装置が大きくなり長時間使用時煩わしいなどの課題があった。
前述した課題を解決するため本考案は聴音装置の振動部装着位置を耳垂の裏側にし、振動部のコイルに永久磁石を用いたコイルユニットを使用し、保持部には振動部当接面と反対の極性を持つ永久磁石を当接させることにより音漏れや、雑音の発生、音がこもるように聞こえるなどが無くなり、当接する機構が簡素化されたことにより着脱が容易であり、装置が小さくなり、長時間使用時の煩わしさが減少するなどを特徴とする骨伝導を利用した聴音装置である。
本考案により課題であった、音漏れが少なく、音質も良く、音がこもる事が無く当接する機構を簡素化出来る事から軽量化が可能になり着脱性にも優れ、長時間使用時の煩わしさが軽減するなどとした特徴がある骨伝導を利用した聴音装置を考案した。
本考案の聴音装置の斜視図 本考案の聴音装置の側面図1 本考案の聴音装置の側面図2 本考案の聴音装置の装着位置の説明図1(耳裏面) 本考案の聴音装置の装着位置の説明図2(耳正面)
以下図面を参照しながら形態について説明する。図1~図2で示す1は振動部であり、コイルユニットを装備し、コイルの磁力には永久磁石を使用し、音響電気信号を振動に変換して骨に伝達する筐体である。図1~図2、で示す2は振動部1を保持するための保持部である。図1~図2で示す4は音響電気信号をコイルユニットで振動を骨に伝達する伝達面である。振動部1のコイルユニットの永久磁石は所定の磁力を有していれば、任意の物を用いることが出来る、例えば、ネオジム磁石は磁力が大きいので好ましい。保持部2は耳垂を挟み込みコイルユニットを保持することが出来ればよい。例えばコイルユニットの永久磁石と反対の属性を持つ永久磁石にするとコイルユニットを保持することができる。永久磁石は所定の磁力を有していれば、任意の物を用いることが出来る、例えば、ネオジム磁石は磁力が大きいので好ましい。伝達面4に使用する伝達面素材は合成樹脂や合成ゴム等が挙げられ、これらには限られないが低硬度のものが好ましい。また振動部1の筐体素材は合成樹脂や合成ゴム等が挙げられ、これらには限られないが伝達面4の伝達面の振動が伝わらない低硬度のものが好ましい。振動部1の筐体内部には音響電気信号を振動に変換するコイルユニットと、伝達面に音響電気信号を入力するための装置や、電気信号を増幅する装置、補聴機として利用する時には収音装置、前記を制御するための基盤や電池などを収容する。図3は耳を裏面から見た図で5の耳垂位置に振動部1の筐体を伝達面4側の伝達面を当接する。図4は耳を正面から見た図で6の耳垂位置に保持部2を当接する。
形態の変形例
振動部1と保持部2は図では円筒形にしたが円筒形でなくてもよい。保持部2は例えば筐体の中に収納されていてもよく、保持部2の保持部の表面は例えば合成樹脂や合成ゴムなどで覆われていていてもよいが振動を伝えにくい低硬度の物が好ましい。振動部1の筐体と保持部2は図では別々に描かれているが、例えば一つの筐体としてもよい。その筐体内部には音響電気信号を振動に変換するコイルユニットと、伝達面に音響電気信号を入力するための装置や、電気信号を増幅する装置、補聴機として利用する時には収音装置、前記を制御するための基盤や電池などを収容する。振動部1の筐体と保持部2の保持部図では別々に描かれているが、例えば落下防止のため、紐状や鎖状の物で連結されていてもよいが、素材は振動を伝えにくい低硬度の物が好ましい。保持部2の磁力での保持方法で十分な保持が得られない場合や表裏の区別が分かりにくいなどの理由などで例えば、ばねやギヤを用いたクリップタイプとしてもよい。形態例として片耳で説明したが両耳で装着してもよい。音響電気信号を入力する装置は例えば有線での入力や、無線通信などを使用できる。マイクを取り付けマイクロフォンとしての利用や、集音機を取り付け補聴器として利用できるなど、骨伝導を利用する様々な装置や機器に利用が出来る。以上、本考案の形態を説明したが、本考案の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、実用新案請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において各種の変更例または、修正例に想到することは明らかで、それらにおいても本考案の技術範囲に属するものとする。
1 振動部(コイルユニット)
2 保持部
3 耳垂
4 伝達面
5 装着位置(耳裏側)
6 装着位置(耳正面)
本考案の聴音装置の斜視図 本考案の聴音装置の側面図 本考案の聴音装置の装着位置の説明図1(耳裏面) 本考案の聴音装置の装着位置の説明図2(耳正面)

Claims (1)

  1. 聴音装置の振動部装着位置を耳垂の裏側にし、振動部のコイルに永久磁石を用いたコイルユニットを使用することを特徴とする骨伝導を利用した聴音装置。
JP2024000797U 2024-02-28 2024-02-28 骨伝導を利用した聴音装置 Active JP3247130U (ja)

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