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JP3139276U - 安全ブレーカ等の取付構造 - Google Patents

安全ブレーカ等の取付構造 Download PDF

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JP3139276U
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safety breaker
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JP2007009088U
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Inventor
正幸 中村
Original Assignee
株式会社コウエイ電機
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Abstract

【課題】従来では、安全ブレーカ等を取り付ける作業又は取付位置を変更する作業は煩雑であった。そこで、これらの作業を単純化するための安全ブレーカ等の取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】安全ブレーカ等をレールの任意の位置に取り付ける安全ブレーカ等の取付構造において、このレールは、その長さ方向に沿って延びる溝を有し、この溝の内部に自在に移動できるように塊状のコマが挿入され、このコマには上記安全ブレーカ等がねじにより連結される安全ブレーカ等の取付構造を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この考案は、配電盤、制御盤等(以下安全ブレーカ等という)を装着するための安全ブレーカ等の取付構造に関するものである。
安全ブレーカ等の取付構造としては、例えば実開平5−8853号公報に示す安全ブレーカ等の取付具が知られている。この取付具は、この本体がレールにまたぐように取り付けられ、本体の上面の凹部にブレーカを嵌め合わせて、ブレーカをレールに取り付ける構成である。このとき、取付具は、取付け用突起部を左右とも同一形状にして機器取付け用レールに対する取付方向性をなくすと共に、取付け用突起部に対向して取付用ストッパ部を設けたものである。
実開平5−8853号公報
上記の文献による安全ブレーカ等の取付方法は次に示すとおりである。
例えば、工場の壁面に固定されたレールの所定位置にまず、取付具を固定する。すなわち、本体をレールにまたがらせてストッパで固定する。次に安全ブレーカ等をその本体に形成された凹部に嵌め込む。このように、レールに取付具を固定し、その後、取付具にブレーカ等を取り付ける取付作業、又は安全ブレーカ等の取付位置を変更する作業は煩雑である。
安全ブレーカ等とは、配電盤、制御盤、スイッチ、機材等、壁面や天井、又は床に固定する必要のあるものの総称である。
そこで、本発明は、安全ブレーカ等を取り付ける作業、又は取付位置を変更する作業を単純化するための安全ブレーカ等の取付構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、安全ブレーカ等をレールの任意の位置に取り付ける安全ブレーカ等の取付構造において、このレールは、その長さ方向に沿って延びる溝を有し、この溝の内部に自在に移動できるように塊状のコマが挿入され、このコマには上記安全ブレーカ等がねじにより連結される安全ブレーカ等の取付構造である。
この安全ブレーカ等の取付構造にあって実際に安全ブレーカ等を取り付ける作業は次のように行う。取付台の両側に上記レールが設けられている。このレールには溝が設けられている。この溝の内部にコマが自在に移動できるように挿入されている。そして、安全ブレーカ等を載置し、安全ブレーカ等の上面からねじでコマを用いて固定させる。このように、この取付作業にコマの任意の位置によって安全ブレーカ等を取り付けることが可能である。
請求項2に記載の考案は、上記コマを上記溝内の所定位置に固定するスライドストッパを備え、このスライドストッパは、溝内に摺動自在に設けられ、スライドストッパの一部が、コマに当接してコマをスライドストッパに固定する請求項1に記載の安全ブレーカ等の取付構造である。
この考案は、スライドストッパを押圧することで、コマを自在に移動させることができ、また押圧を解除することで、コマを任意の場所に固定することができる。
請求項3に記載の考案は、上記スライドストッパの一部が板バネで形成されて、この板バネが弾性変形することにより上記溝内壁を押圧してスライドストッパが溝内の所定位置に固定される請求項2に記載の安全ブレーカ等の取付構造である。
この考案は、コマを任意の位置に移動した後、板バネで溝の内壁を押圧することで、コマを固定させることができる。
請求項1に記載の考案は、コマを任意の位置に位置決めでき、安全ブレーカ等を取り付けることが可能である。また、安全ブレーカ等の取付位置を変更する際に、ブレーカをコマから取り外す必要がなく、移動作業が極めて容易である。
請求項2に記載の考案は、スライドストッパによりコマを自在に移動させ、任意の位置に固定させることが可能である。
請求項3に記載の考案は、スライドストッパの一部である板バネによって、レールとコマとの固定、固定解除は変更できる。すなわち、板バネを溝の内壁の押圧を解除することによって、コマは自在に移動させることができる。また、任意の位置に移動した後、板バネで溝の内壁を押圧することで、コマを固定させることができる。
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明する。図1は本考案の実施例1に係る安全ブレーカの取付構造を示す斜視図、図2はレールとコマとの関係を示す正面図、図3は本考案の実施例1に係るスライドストッパを示す斜視図、図4は本考案の実施例1に係る安全ブレーカ等の取付構造の正面図、図5は本考案の実施例2に係る安全ブレーカ等の取付構造を示す斜視図である。
上記安全ブレーカ等の取付構造1は大略して、レール2と、コマ4と、スライドストッパ6とから構成されている。
図4に示すように、安全ブレーカ10を取り付ける取付台12が例えば建物の垂直な壁面に固着されている。この取付台12は、略直方体の形状をしている。この取付台12の左右両端部にレール2がそれぞれ平行になるように固着されている。
上記安全ブレーカ10は直方体のボックスを備え、このボックスの上下両端4箇所にフランジ14が突出して設けられている。これらのフランジ14に貫通孔15がそれぞれ設けられている。この貫通孔15にねじ9が挿通されることとなる。
上記レール2は、所定長さの金属製の棒材で形成され、その断面が略C字状、又は、略ロの字の一辺の中央を所定幅で切り欠いた形状を呈している。この結果、レールには断面略凸字状の溝3がレールの長さ方向に沿って設けられている。すなわち、上記レール2は、断面長方形の底面部と、この底面部の両端に突出している断面長方形の側面部と、これらの側面部の上部に底面の半分の長さより短く、左右両側面部の上部にそれぞれ設けられた断面が長方形の上面部から構成されている。そして、この底部とこれらの側面部の突出部分の内側の角に、断面三角形状の角取部が、レールの長さ方向に沿って設けられている。
この溝3の内部にコマ4が1本のレール2に対し2個挿入されている。
上記コマ4は金属製である。このコマ4は、断面が略凸状の形状を呈しており、上下に立体が一体形成されている。このコマ4の上部は直方体である。下部は断面が上辺が長い台形状の立体である。この台形状の立体の長さはこの直方体の長さと同一である。この直方体と台形状の立体が上下に固定されている。この直方体の幅は、上記溝3の上面の幅と同じであるか、または、これより若干狭くなっている。そして、この台形の上辺の幅は、上記溝3の最大幅より狭くなっている。そして、コマ4の高さは溝3の深さより短くなっている。上記コマ4の台形状の立体部分の高さは、溝3の最大幅の位置からの深さより短くなっている。
このコマ4の平面視して略中央位置に上面から下面に向かってねじ穴5が形成されている。このめねじにはねじ9がねじ込まれ安全ブレーカ10を取り付ける役割を果たす。
このコマ4を溝の上部に摺接するように、金属製板材を所定形状に打ち抜き、湾曲してなるスライドストッパ6が設けられている。
上記スライドストッパ6は一定の長さを有するコマ載置部8と、このコマ載置部8の長さ方向の両端に板バネ片7が設けられている。この板バネ片7は、コマ載置部とで略W状の形状を呈している。この板バネ片7の最も高い部分の高さは上記溝3の最大幅の位置からの深さより長くなっている。そして、コマ4の断面台形状の部分の高さとスライドストッパ6の中央部の高さの和が、溝の最大幅の位置からの深さと同じである。
これらの板バネ片7は、中央部にコマ載置部8で連結されている。このコマ載置部8の長さは、コマ4の長さより長くなっている。
このコマ載置部8の上にコマ4が載置され、このコマ4は溝3の内壁に摺接されている。そして、板バネ片7は溝に摺接しており、コマ4が板バネ片7に当接するように、コマの任意位置に固定される。
次にこのような構成を有する安全ブレーカ等の取付構造1において、安全ブレーカ10の取付法を説明する。
まず、コマ4をコマ載置部8に載置し、スライドストッパ6とコマ4をレール2の溝3に挿入する。この場合、板バネ片7は溝3の側面に当接されている。次に、板バネ片7を溝3の側面から離し、安全ブレーカ10を取り付ける位置にコマ4をレール2の溝3に沿って移動させる。そして、安全ブレーカ10を取付台12に載せ、ケーブル13を結線させる。その後、安全ブレーカ10をフランジ14の上部からねじ9と、コマ4を用いて固定させる。
このように、コマ4の任意の位置によって安全ブレーカ10を取り付けることが可能である。
安全ブレーカ10の取付位置を変更する場合は、取り付けられた安全ブレーカ10をレールの長さ方向に向かって押圧する。その結果、安全ブレーカ10の本体がレールに沿って移動される。このため、安全ブレーカ10はコマ4から取り外さないで取付位置を変更することができる。
次に、本発明の実施例2に係る安全ブレーカ等取付具について説明する。この安全ブレーカ等取付具1では、スライドストッパ13の構造について、実施例1の板バネ片7を要しないタイプである。なお、実施例1と同様の部材、部品については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図5における安全ブレーカの取付構造は、このコマ4を溝の上部に摺接するように、プラスチック製板材を所定形状に打ち抜いたスライドストッパ13が設けられている。
上記スライドストッパ13はコマ4を嵌合する大きさの四辺からなるフレームである。すなわち、このスライドストッパ13は平面視してロの字形の形状である。この貫通部分は、コマ4の最大幅部分の形状と同じでありかつ、溝の底部に陥落しないように掛止部が設けられている。
このスライドストッパ13は溝の上部と、溝の最大幅の内壁に摺接されている。
次にこのような構成を有する安全ブレーカ等の取付構造1において、安全ブレーカ10の取付法を説明する。
まず、コマ4をスライドストッパ13に嵌合させ、スライドストッパ13とコマ4をレール2の溝3に挿入する。この場合、スライドストッパ13は溝3の側面及び上面にに当接されている。次に、安全ブレーカ10を取り付ける位置にコマ4をレール2の溝3に沿って移動させる。そして、安全ブレーカ10を取付台12に載せ、ケーブル13を結線させる。その後、安全ブレーカ10をフランジ14の上部からねじ9と、コマ4を用いて固定させる。
このように、コマ4の任意の位置によって安全ブレーカ10を取り付けることが可能である。
安全ブレーカ10の取付位置を変更する場合は、一度安全ブレーカ10を取付構造1から取り外し、コマ4をレール2に沿って任意の位置に移動させ、安全ブレーカ10をコマ4に取り付ける。このため、安全ブレーカ10は自由に位置決めし、安全ブレーカ10を取り付けることができる。
本考案の実施例1に係る安全ブレーカ等の取付構造を示す斜視図である。 レールとコマとの関係を示す正面図である。 本考案の実施例1に係るスライドストッパを示す斜視図である。 本考案の実施例1に係る安全ブレーカ等の取付構造の正面図である。 本考案の実施例2に係る安全ブレーカ等の取付構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 取付構造、
2 レール、
3 溝、
4 コマ、
6、13 スライドストッパ、
7 板バネ片、
9 ねじ
10 安全ブレーカ。

Claims (3)

  1. 安全ブレーカ等をレールの任意の位置に取り付ける安全ブレーカ等の取付構造において、
    このレールは、その長さ方向に沿って延びる溝を有し、
    この溝の内部に自在に移動できるように塊状のコマが挿入され、
    このコマには上記安全ブレーカ等がねじにより連結される安全ブレーカ等の取付構造。
  2. 上記コマを上記溝内の所定位置に固定するスライドストッパを備え、
    このスライドストッパは、上記溝内に摺動自在に設けられ、
    このスライドストッパの一部が、上記コマに当接してこのコマをこのスライドストッパに固定する請求項1に記載の安全ブレーカ等の取付構造。
  3. 上記スライドストッパの一部が板バネで形成されて、
    この板バネが弾性変形することにより上記溝内壁を押圧してスライドストッパが溝内の所定位置に固定される請求項2に記載の安全ブレーカ等の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012207369A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Noritz Corp 太陽電池パネルの固定架台

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