JP3138570U - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】片面に粘着剤層が設けられたラベルをラベル貼付装置により容器に効率よく貼付でき、搬送される容器の数が変動した場合にも、ラベルを容器に適切に貼付できるようにする。
【解決手段】容器搬送装置40により容器1をラベル貼付位置に導くと共に、ラベル供給装置20から供給されたラベルをラベル搬送装置30によってラベル貼付位置に導いてラベルを容器に貼付するにあたり、制御装置60により、ラベル貼付位置に搬送される容器を停止させる停止装置43と、ラベル供給装置からラベル搬送装置へのラベルの供給を制御し、容器を搬送させてラベル貼付位置に導く途中に設けた第1センサー41と第2センサー42とにおいて容器が検知された場合にだけ、容器をラベル貼付位置に導くと共に、ラベル供給装置からラベル搬送装置にラベルを供給してラベル貼付位置に導くようにした。
【選択図】図3
【解決手段】容器搬送装置40により容器1をラベル貼付位置に導くと共に、ラベル供給装置20から供給されたラベルをラベル搬送装置30によってラベル貼付位置に導いてラベルを容器に貼付するにあたり、制御装置60により、ラベル貼付位置に搬送される容器を停止させる停止装置43と、ラベル供給装置からラベル搬送装置へのラベルの供給を制御し、容器を搬送させてラベル貼付位置に導く途中に設けた第1センサー41と第2センサー42とにおいて容器が検知された場合にだけ、容器をラベル貼付位置に導くと共に、ラベル供給装置からラベル搬送装置にラベルを供給してラベル貼付位置に導くようにした。
【選択図】図3
Description
この考案は、片面に粘着剤層が設けられたラベルを容器に貼付させるラベル貼付装置に係り、特に、容器を搬送させてラベル貼付位置に導く容器搬送装置と、片面に粘着剤層が設けられたラベルを容器に貼付させる粘着剤層と反対側の面を吸引保持した状態で搬送させてラベル貼付位置に導くラベル搬送装置と、このラベル搬送装置にラベルを供給するラベル供給装置とを備えたラベル貼付装置において、ラベル貼付装置を大型化させることなく、ラベル搬送装置によりラベルをラベル貼付位置に順々に搬送させて容器に効率よくラベルを貼付できるようにすると共に、容器搬送装置によって搬送される容器の数が変動した場合においても、適切にラベルを容器に安定して貼付できるようにした点に特徴を有するものである。
片面に粘着剤層が設けられたラベルを容器に貼付させるのに、従来から様々なラベル貼付装置が使用されている。
また、近年においては、ラベルの粘着剤層に感熱粘着剤を用い、粘着剤層と反対側のラベルの面に印刷等を行った後、粘着剤層が形成されたラベルの面を加熱させて、粘着剤層に用いた感熱粘着剤に粘性を付与し、このように粘着剤層に粘性が付与されたラベルを容器に貼付させるようにしたラベル貼付装置も使用されている。
そして、このように粘着剤層に感熱粘着剤を用いたラベルを順々に容器に貼付させるラベル貼付装置として、近年においては、特許文献1に示されるようなドラム型のラベル貼付装置が提案されている。
ここで、この特許文献1に示されるラベル貼付装置においては、長尺状のラベル基材の片面に感熱粘着剤を用い粘着剤層が設けられたラベル連続体をカッターにより個々のラベルに切断させると共に、切断されたラベルの粘着剤層と反対側の面を吸引保持する複数の吸引穴を有するラベル保持部が周面に等間隔で奇数個設けられたドラムを用い、このドラムを回転させて、ラベル供給位置において切断されたラベルをこのドラムにおけるラベル保持部に1つおきに保持させるようにしている。
そして、このようにドラムに設けられた1つおきのラベル保持部にラベルを保持させた状態で、このドラムの周囲に設けた加熱装置により保持されたラベルの粘着剤層を加熱させて、粘着剤層における感熱粘着剤に粘性を与え、このように粘着剤層に粘性が与えられたラベルが上記のラベル供給位置に戻された場合には、このラベル保持部にラベルを供給せずに通過させて、このラベルを容器に貼付させるラベル貼付位置に導くと共に、これに同期させて容器をこのラベル貼付位置に導き、上記のラベルを容器に貼付させ、上記のような操作を繰り返して、容器にラベルを順々に貼付させるようにしている。
しかし、このようにラベルをドラムのラベル保持部に1つおきに保持させて容器に貼付させる場合、容器にラベルを貼付させる効率が非常に悪くなると共に、多くのラベルをドラムのラベル保持部に保持させるためには、非常に径の大きなドラムを用いることが必要になって、装置が大型化するという問題があった。また、ラベル貼付位置に導かれる容器の数が変動した場合に、ラベルをドラムのラベル保持部に保持させるタイミングを適切に制御させる操作も非常に面倒になる等、様々な問題が存在していた。
特開2002−104351号公報
この考案は、片面に粘着剤層が設けられたラベルを容器に貼付させるラベル貼付装置における上記のような様々な問題を解決することを課題とするものである。
この考案においては、容器を搬送させてラベル貼付位置に導く容器搬送装置と、片面に粘着剤層が設けられたラベルを粘着剤層と反対側の面を吸引保持した状態で搬送させてラベル貼付位置に導くラベル搬送装置と、このラベル搬送装置にラベルを供給するラベル供給装置とを備えたラベル貼付装置において、特に、粘着剤層に感熱粘着剤を用いたラベルを容器に貼付させるにあたり、ラベル貼付装置を大型化させることなく、ラベル搬送装置によりラベルをラベル貼付位置に順々に搬送させて容器に効率よくラベルを貼付できるようにすると共に、容器搬送装置によって搬送される容器の数が変動した場合においても、適切にラベルを容器に安定して貼付できるようにすることを課題とするものである。
この考案においては、上記のような課題を解決するため、容器を搬送させてラベル貼付位置に導く容器搬送装置と、ラベル基材の片面に粘着剤層が設けられたラベルを粘着剤層と反対側の面を吸引保持した状態で搬送させてラベル貼付位置に導くラベル搬送装置と、このラベル搬送装置にラベルを供給するラベル供給装置とを備えたラベル貼付装置において、上記のラベル搬送装置に、複数の吸引穴が設けられた回転駆動される無端ベルト状のラベル保持部材と、ラベルの粘着剤層と反対側の面を上記の吸引穴を通して吸引してラベルを上記のラベル保持部材に吸引保持させる吸引装置とを設け、上記の容器搬送装置によって容器を搬送させてラベル貼付位置に導く途中の位置に、第1センサーと第2センサーとを所要間隔を介して設けると共に、容器搬送装置によってラベル貼付位置に搬送される容器を停止させる停止装置を設け、上記の第1センサーと第2センサーとにおいて容器が検知された場合に、上記の停止装置による容器の停止を解除させて容器をラベル貼付位置に導くと共に、上記のラベル供給装置によりラベルをラベル搬送装置に供給してラベル貼付位置にラベルを導く制御装置を設けた。
ここで、上記のラベルにおける粘着剤層に感熱粘着剤を用いる場合には、上記のラベル搬送装置によってラベルをラベル貼付位置に導く部分に、搬送されるラベルの粘着剤層と対向するようにして感熱粘着剤を加熱させる加熱装置を設けるようにする。
また、長尺状のラベル基材の片面に粘着剤層が設けられた長尺状のラベル連続体を用いる場合には、上記のラベル供給装置に、ラベル連続体を上記のラベル搬送装置に導く案内手段と、この案内手段によって導かれたラベル連続体を個々のラベルに切断させてラベル搬送装置に供給する切断装置を設けるようにする。
また、上記のラベル貼付位置よりも容器の搬送方向下流側に、ラベルが貼付された容器を回転させてラベルを容器の周囲に沿って貼付させる回転貼付装置を設けることが好ましい。
この考案におけるラベル貼付装置においては、容器搬送装置によって容器を搬送させてラベル貼付位置に導く途中の位置に所要間隔を介して設けられた第1センサーと第2センサーとによって容器が検知された場合に、制御装置により、停止装置を解除させて容器搬送装置によって容器をラベル貼付位置に導くと共に、ラベル供給装置からラベル搬送装置にラベルを供給してラベル貼付位置にラベルを導き、ラベル貼付位置においてラベルを容器に貼付させるようにしている。
このため、容器搬送装置によって容器が連続して搬送されて上記の第1センサーと第2センサーとによって容器が検知された状態では、上記の制御装置により、停止装置が解除されて、容器搬送装置により容器が順々にラベル貼付位置に導かれると共に、ラベル供給装置からラベル搬送装置にラベルが順々に供給されて、ラベル搬送装置によりラベルがラベル貼付位置に順々に導かれ、ラベル貼付位置に導かれた容器に順々にラベルが貼付されるようになり、効率のよいラベルの貼付が行えるようになる。
また、容器搬送装置によって搬送される容器の数が変動して、第1センサーと第2センサーとの何れか一方において容器が検知されなくなった場合には、上記の制御装置により、停止装置が作動されて、容器搬送装置によってラベル貼付位置に導かれる容器が停止されると共に、ラベル供給装置からラベル搬送装置にラベルを供給するのが停止されるようになる。その後、次の容器が導かれて第1センサーと第2センサーとによって容器が検知されると、上記のように制御装置により、停止装置が解除されて、容器搬送装置によって容器がラベル貼付位置に導かれると共に、ラベル供給装置からラベル搬送装置にラベルが供給されてラベル貼付位置に導かれ、ラベル貼付位置においてラベルが容器に適切に貼付されるようになる。
このため、容器搬送装置によって搬送される容器の数が変動した場合においても、ラベルを容器に安定して適切に貼付できるようになる。
また、この考案におけるラベル貼付装置においては、上記のラベル搬送装置により粘着剤層と反対側の面を吸引保持した状態でラベルを順々に搬送させるにあたり、複数の吸引穴が設けられた回転駆動される無端ベルト状のラベル保持部材を用いているため、ラベルをドラムに保持させる従来の場合のように、多くのラベルを保持させるために径の大きなドラムを用いる必要がなく、ラベル貼付装置を小型化させて、ラベルを効率よく容器に貼付させることができるようになる。
また、この考案におけるラベル貼付装置において、上記のラベルにおける粘着剤層に感熱粘着剤を用いた場合に、上記のラベル搬送装置によってラベルをラベル貼付位置に導く部分に、搬送されるラベルの粘着剤層と対向するようにして感熱粘着剤を加熱させる加熱装置を設けると、ラベルをラベル貼付位置に導く途中において、上記の感熱粘着剤が加熱されて粘着剤層に粘性が付与され、このように粘性が付与された粘着剤層によってラベルが容器に適切に貼付されるようになる。
また、この考案におけるラベル貼付装置において、長尺状のラベル基材の片面に粘着剤層が設けられた長尺状のラベル連続体を用いた場合には、上記のラベル供給装置に、ラベル連続体を上記のラベル搬送装置に導く案内手段と、この案内手段によって導かれたラベル連続体を個々のラベルに切断させてラベル搬送装置に供給する切断装置とを設けることにより、ラベルを連続してラベル搬送装置に供給したり、ラベルを適当なタイミングでラベル搬送装置に供給したりすることが簡単に行えるようになる。
また、この考案におけるラベル貼付装置において、上記のラベル貼付位置よりも容器の搬送方向下流側に、ラベルが貼付された容器を回転させてラベルを容器の周囲に沿って貼付させる回転貼付装置を設けると、筒状になった容器の周囲に沿ってラベルを適切に貼付させることができるようになる。
以下、この考案の実施形態に係るラベル貼付装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この考案に係るラベル貼付装置は、特に下記の実施形態に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態におけるラベル貼付装置においては、図1(A)に示すように、長尺状のラベル基材11の片側の面に感熱粘着剤からなる粘着剤層12が形成されたラベル連続体10Aを用い、このラベル連続体10Aを適当な長さに切断させて、図1(B),(C)に示すように、片面に感熱粘着剤からなる粘着剤層12が形成されたラベル10を得るようにしている。
そして、この実施形態におけるラベル貼付装置においては、図2〜図5に示すように、ロール状に巻き取ったラベル連続体10Aからラベル供給装置20によりラベル連続体10Aをラベル搬送装置30に導いて、適当な長さに切断されたラベル10をラベル搬送装置30に供給するようにしている。なお、この実施形態においては、上記の感熱粘着剤からなる粘着剤層12が形成された面が内周側に位置するようにしてラベル連続体10Aをロール状に巻き取っている。
そして、上記のラベル供給装置20においては、ロール状に巻き取られたラベル連続体10Aを引き出して第1〜第3の案内ローラ21a〜21cにより一対の送りローラ22間に導き、この送りローラ22によってラベル連続体10Aを切断装置23に送り、この切断装置23によりラベル連続体10Aを所定長さのラベル10に切断してラベル搬送装置30に供給するようにしている。
また、この実施形態においては、ラベル連続体10Aを引き出して案内する第2案内ローラ21bと第3案内ローラ21cとの間にプリント装置24を設け、感熱粘着剤からなる粘着剤層12が形成されたラベル基材11の面と反対側の面にラベル10に対応した印刷を行うようにしている。
また、上記のようにラベル供給装置20からラベル10が供給されるラベル搬送装置30においては、図6に示すように、複数の吸引穴31aが設けられた無端ベルト状のラベル保持部材31を用い、このラベル保持部材31にラベル10の粘着剤層12が形成された面と反対側の面が接するようにして、ラベル10をこのラベル保持部材31に吸引保持させるようにしている。
そして、上記のラベル保持部材31を複数のローラ32に架け渡し、このラベル保持部材31における長い直線状になった部分が、ラベル10が供給される位置からラベル10を貼付するラベル貼付位置に移動するように、このラベル保持部材31を回転駆動させると共に、このラベル保持部材31の長い直線状になった部分の内周側に沿って吸引装置33を設け、この吸引装置33により上記の吸引穴31aを通してラベル10をラベル保持部材31に吸引保持させるようにしている。
また、ラベル保持部材31の長い直線状になった部分に沿って、このラベル保持部材31と所要間隔を介して対向するように加熱装置34を設け、上記のようにラベル保持部材31に吸引保持されてラベル貼付位置に搬送されるラベル10の粘着剤層12における感熱粘着剤をこの加熱装置34により加熱させて、このラベル10の粘着剤層12に粘性を付与させるようにしている。
一方、ラベル10を貼付させる容器1としては、図7に示すように、筒状になった胴部1aを有するボトル状のものを用い、図2〜図5に示すように、この容器1をベルトコンベア等の容器搬送装置40により、ラベル搬送装置30によってラベル10が導かれるラベル貼付位置に搬送させるようにしている。
そして、このようにラベル貼付位置に搬送された容器1の胴部1aに、上記のようにラベル搬送装置30によってラベル貼付位置に搬送されたラベル10を上記のように粘性が付与された粘着剤層12によって貼付させるようにしている。
また、この実施形態においは、上記のラベル貼付位置よりも容器搬送装置40による容器1の搬送方向下流側において、上記のようにラベル10が貼付されて搬送される容器1を回転させて、ラベル10を筒状になった容器1の胴部1aの周囲に沿って貼付させる回転貼付装置50を設けている。
ここで、この回転貼付装置50においては、容器1の搬送方向に所要間隔を介して一対の回転ローラ51を設けると共に、この一対の回転ローラ51に無端状の送りベルト52を架け渡し、容器搬送装置40側における送りベルト52の送り速度を、容器搬送装置40による容器1の搬送速度よりも速くしている。そして、この送りベルト52を上記の一対の回転ローラ51によって回転駆動させ、容器搬送装置40側における送りベルト52をラベル10が貼付された容器1の胴部1aに押し付けて、この送りベルト52により容器1を回転させると共に、この容器1の胴部1aの貼付されたラベル10を筒状になった容器1の胴部1aの周囲に沿って貼付させるようにする。
また、この実施形態におけるラベル貼付装置においては、上記の容器搬送装置40によって容器1をラベル貼付位置に導く途中の位置に、第1センサー41と第2センサー42とを所要間隔を介して設け、この第1センサー41と第2センサー42とにおける容器1の検知結果を制御装置60に出力させるようにし、また容器1の搬送方向下流側における第2センサー42の近傍の下流側に、停止ピン43aを容器搬送装置40側に突出させて、この容器搬送装置40によって搬送される容器1を停止させる停止装置43を設けている。
そして、図2に示すように、上記の容器搬送装置40によって容器1が搬送される途中で、第1センサー41と第2センサー42との両方において容器1が検知されない状態では、上記の制御装置60により、停止装置43における停止ピン43aを容器搬送装置40側に突出させて、容器搬送装置40によって搬送されてくる容器1をこの停止ピン43aによって停止させると共に、上記のラベル供給装置20からラベル搬送装置30にラベル10を供給させないようにする。
次いで、図3に示すように、容器搬送装置40によって搬送された容器1が上記の第1センサー41を通過して上記の停止ピン43aにより停止され、第2センサー42においてこの容器1が検知される一方、次の容器1が第1センサー41の位置に導かれない状態では、上記の制御装置60により、停止ピン43aを容器搬送装置40側に突出させた状態で維持させると共に、ラベル供給装置20からラベル搬送装置30にラベル10を供給させないようにする。
そして、図4に示すように、第2センサー42において容器1が検知された状態で、次の容器1が第1センサー41の位置に導かれて第1センサー41によって容器1が検知された場合には、上記の制御装置60により、容器搬送装置40側に突出させた上記の停止ピン43aを収納させて、先の容器1を容器搬送装置40によってラベル貼付位置に搬送させると共に、上記のラベル供給装置20における送りローラ22によって切断装置23に導かれたラベル連続体10Aを切断装置23により所定長さのラベル10に切断してラベル搬送装置30に供給し、このラベル搬送装置30によりラベル10を上記のようにしてラベル貼付位置に搬送させ、ラベル貼付位置においてこのラベル10を上記の容器1に貼付させるようにする。
そして、このようにラベル10が貼付された容器1が回転貼付装置50に導かれると、この回転貼付装置50により前記のようにラベル10が筒状になった容器1の胴部1aの周囲に沿って貼付されるようになる。
また、図5に示すように、容器搬送装置40によって容器1が連続して搬送されて、第1センサー41と第2センサー42とにおいて容器1が検知された状態が続くと、上記のように制御装置60により、上記の停止装置43における停止ピン43aを収納させた状態で維持させ、容器搬送装置40により容器1をラベル貼付位置に順々に搬送させると共に、上記のラベル供給装置20における送りローラ22によってラベル連続体10Aを切断装置23に導き、この切断装置23によりラベル連続体10Aを所定長さのラベル10に順々に切断してラベル搬送装置30に供給し、このラベル搬送装置30によりラベル10を順々にラベル貼付位置に導いて、ラベル貼付位置に導かれた容器1にラベル10を順々に貼付させるようにする。
その後、このようにラベル10が貼付された容器1が順々に回転貼付装置50に導かれると、この回転貼付装置50により前記のようにラベル10が筒状になった容器1の胴部1aの周囲に沿って順々に貼付されるようになる。
この結果、この実施形態のラベル貼付装置においては、容器搬送装置40によって容器1が連続して搬送される場合、ラベル供給装置20からラベル搬送装置30にラベル10が順々に供給されて、ラベル貼付位置においてラベル10が順々に容器1に貼付されるようになり、効率のよいラベル10の貼付が行えるようになる。
また、第1センサー41と第2センサー42とにおける容器1の検知結果に基づいて、上記のように制御装置60により、停止装置43における停止ピン43aを制御すると共に、ラベル供給装置20からラベル搬送装置30にラベル10を供給するのを制御すると、容器搬送装置40によって搬送される容器1の数が変動した場合においても、適切にラベル10が容器1に安定して貼付されるようになる。
また、この実施形態のラベル貼付装置において、容器1の周囲全体に巻き付けるように長いラベル10を貼付させる場合においても、図8に示すように、第2センサー42において容器1が検知された状態で、次の容器1が第1センサー41の位置に導かれて第1センサー41によって容器1が検知された場合に、上記の制御装置60により、容器搬送装置40側に突出させた上記の停止ピン43aを収納させて、先の容器1を容器搬送装置40によってラベル貼付位置に搬送させると共に、上記のラベル供給装置20における送りローラ22によって切断装置23に導かれたラベル連続体10Aを切断装置23により所定長さの長いラベル10に切断してラベル搬送装置30に供給し、このラベル搬送装置30によりラベル10を上記のようにしてラベル貼付位置に搬送させ、ラベル貼付位置においてこのラベル10を上記の容器1に貼付させるようにする。
そして、このように長いラベル10が貼付された容器1が回転貼付装置50に導かれると、この回転貼付装置50により前記のように容器1が回転して、長いラベル10が筒状になった容器1の胴部1aの周囲に沿って巻き付くようにして貼付されるようになる。
なお、この実施形態におけるラベル貼付装置においては、筒状になった胴部1aを有するボトル状の容器1を用いるようにしたが、容器1はこのようなものに限定されず、全体が筒状になったもの等、様々な容器を用いることができる。
また、この実施形態においては、長尺状のラベル基材11の片側の面に感熱粘着剤からなる粘着剤層12が形成されたラベル連続体10Aを用い、このラベル連続体10Aを適当な長さに切断させて、片面に感熱粘着剤からなる粘着剤層12が形成されたラベル10を用いるようにしたが、使用するラベル10もこのようなものに限定されず、通常の粘着性の粘着剤層が形成されたラベルを用いることも可能であり、この場合には、上記の感熱粘着剤を加熱させるための加熱装置34を設ける必要はない。
1 容器
1a 胴部
10A ラベル連続体
10 ラベル
11 ラベル基材
12 粘着剤層
20 ラベル供給装置
21a〜21c 案内ローラ
22 送りローラ
23 切断装置
24 プリント装置
30 ラベル搬送装置
31 ラベル保持部材
31a 吸引穴
32 ローラ
33 吸引装置
34 加熱装置
40 容器搬送装置
41 第1センサー
42 第2センサー
43 停止装置
43a 停止ピン
50 回転貼付装置
51 回転ローラ
52 送りベルト
1a 胴部
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22 送りローラ
23 切断装置
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31 ラベル保持部材
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41 第1センサー
42 第2センサー
43 停止装置
43a 停止ピン
50 回転貼付装置
51 回転ローラ
52 送りベルト
Claims (4)
- 容器を搬送させてラベル貼付位置に導く容器搬送装置と、ラベル基材の片面に粘着剤層が設けられたラベルを粘着剤層と反対側の面を吸引保持した状態で搬送させてラベル貼付位置に導くラベル搬送装置と、このラベル搬送装置にラベルを供給するラベル供給装置とを備えたラベル貼付装置において、上記のラベル搬送装置に、複数の吸引穴が設けられた回転駆動される無端ベルト状のラベル保持部材と、ラベルの粘着剤層と反対側の面を上記の吸引穴を通して吸引してラベルを上記のラベル保持部材に吸引保持させる吸引装置とを設け、上記の容器搬送装置によって容器を搬送させてラベル貼付位置に導く途中の位置に、第1センサーと第2センサーとを所要間隔を介して設けると共に、容器搬送装置によってラベル貼付位置に搬送される容器を停止させる停止装置を設け、上記の第1センサーと第2センサーとにおいて容器が検知された場合に、上記の停止装置による容器の停止を解除させて容器をラベル貼付位置に導くと共に、上記のラベル供給装置によりラベルをラベル搬送装置に供給してラベル貼付位置にラベルを導く制御装置を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
- 請求項1に記載したラベル貼付装置において、上記のラベルにおける粘着剤層に感熱粘着剤を用いると共に、上記のラベル搬送装置によってラベルをラベル貼付位置に導く部分に、搬送されるラベルの粘着剤層と対向するようにして感熱粘着剤を加熱させる加熱装置を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
- 請求項1又は請求項2に記載したラベル貼付装置において、長尺状のラベル基材の片面に粘着剤層が設けられた長尺状のラベル連続体を用い、上記のラベル供給装置に、ラベル連続体を上記のラベル搬送装置に導く案内手段と、この案内手段によって導かれたラベル連続体を個々のラベルに切断させてラベル搬送装置に供給する切断装置を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
- 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載したラベル貼付装置において、上記のラベル貼付位置よりも容器の搬送方向下流側に、ラベルが貼付された容器を回転させてラベルを容器の周囲に沿って貼付させる回転貼付装置を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=43288863
Family Applications (1)
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Country | Link |
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2007
- 2007-10-26 JP JP2007008236U patent/JP3138570U/ja not_active Expired - Fee Related
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