JP3128312B2 - 合成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法 - Google Patents
合成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法Info
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- JP3128312B2 JP3128312B2 JP04043140A JP4314092A JP3128312B2 JP 3128312 B2 JP3128312 B2 JP 3128312B2 JP 04043140 A JP04043140 A JP 04043140A JP 4314092 A JP4314092 A JP 4314092A JP 3128312 B2 JP3128312 B2 JP 3128312B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の金型本体間に形
成したキャビティ部に供給した原料ビーズをチャンバー
部に供給される加熱用流体により加熱発泡したのち冷却
用流体により冷却する合成樹脂の発泡成形に用いる合成
樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法に関するも
のである。
成したキャビティ部に供給した原料ビーズをチャンバー
部に供給される加熱用流体により加熱発泡したのち冷却
用流体により冷却する合成樹脂の発泡成形に用いる合成
樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、発泡ポリスチレン製品の成形
は、接離自在に対向させた一対の金型本体の裏側を加熱
・冷却用のチャンバー部に形成した合成樹脂の発泡成形
用金型装置を用い、両金型本体間に形成されるキャビテ
ィ内に予備発泡した原料ビーズを充填してチャンバー部
に供給される加圧蒸気で加熱発泡させたうえ、チャンバ
ー部への冷却水の吹き付けと、残留冷却水の気化潜熱な
どで冷却を行い、その後前記キャビティより発泡ポリス
チレン製品を取り出す方法が一般的であるが、従来のこ
の種成形方法においては、冷却水による冷却工程終了後
に金型裏面側における保水量にバラツキがあるため、次
の減圧冷却工程を効率的に行うことができないという問
題点があった。
は、接離自在に対向させた一対の金型本体の裏側を加熱
・冷却用のチャンバー部に形成した合成樹脂の発泡成形
用金型装置を用い、両金型本体間に形成されるキャビテ
ィ内に予備発泡した原料ビーズを充填してチャンバー部
に供給される加圧蒸気で加熱発泡させたうえ、チャンバ
ー部への冷却水の吹き付けと、残留冷却水の気化潜熱な
どで冷却を行い、その後前記キャビティより発泡ポリス
チレン製品を取り出す方法が一般的であるが、従来のこ
の種成形方法においては、冷却水による冷却工程終了後
に金型裏面側における保水量にバラツキがあるため、次
の減圧冷却工程を効率的に行うことができないという問
題点があった。
【0003】即ち、金型裏面の水平に近い部分において
は多量の残留水があるのに対して、垂直部分や逆テーパ
部分などにおいては残留水が自重により落下して殆どな
くなるために各部所の保水量が不均一となり、この状態
で減圧冷却を行った場合には残留水の多い箇所では気化
潜熱による冷却効果が大きく、残留水の少ない箇所では
気化潜熱による冷却効果が小さくなり金型全体の均一な
冷却を行うことができなかった。この結果、冷却効果の
小さい部分の冷却必要時間で成形せざるを得ず成形サイ
クルが不必要に長くなるという問題点があり、また次の
成形サイクルに向けて再び金型を加熱した場合に温度ム
ラが生じて均一な加熱発泡ができず不良品を生産する要
因になるという問題点があり、また過冷却部分を所定温
度まで昇温させるには長時間要して成形サイクルが長期
化し成形効率が悪くなるとともに加熱のためのエネルギ
ーも多量に必要となるという問題点もあった。
は多量の残留水があるのに対して、垂直部分や逆テーパ
部分などにおいては残留水が自重により落下して殆どな
くなるために各部所の保水量が不均一となり、この状態
で減圧冷却を行った場合には残留水の多い箇所では気化
潜熱による冷却効果が大きく、残留水の少ない箇所では
気化潜熱による冷却効果が小さくなり金型全体の均一な
冷却を行うことができなかった。この結果、冷却効果の
小さい部分の冷却必要時間で成形せざるを得ず成形サイ
クルが不必要に長くなるという問題点があり、また次の
成形サイクルに向けて再び金型を加熱した場合に温度ム
ラが生じて均一な加熱発泡ができず不良品を生産する要
因になるという問題点があり、また過冷却部分を所定温
度まで昇温させるには長時間要して成形サイクルが長期
化し成形効率が悪くなるとともに加熱のためのエネルギ
ーも多量に必要となるという問題点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、水冷却工程終了後における金
型本体裏面の保水量を均一にすることにより次の減圧冷
却工程も均一かつ効率的に行うことができ、次の成形サ
イクルに向けて金型本体全体を短時間で均一に所定温度
まで加熱し高品質の製品を成形することができるととも
に、成形サイクルの大幅な短縮化と、省エネルギー化を
促進して極めて効率的かつ経済性に優れた生産を実現
し、かつ過剰冷却しないので蒸発しきれなかった冷却水
が存在しなくなり乾燥した成形品を得ることができる合
成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法を提供す
ることを目的として完成されたものである。
従来の問題点を解決して、水冷却工程終了後における金
型本体裏面の保水量を均一にすることにより次の減圧冷
却工程も均一かつ効率的に行うことができ、次の成形サ
イクルに向けて金型本体全体を短時間で均一に所定温度
まで加熱し高品質の製品を成形することができるととも
に、成形サイクルの大幅な短縮化と、省エネルギー化を
促進して極めて効率的かつ経済性に優れた生産を実現
し、かつ過剰冷却しないので蒸発しきれなかった冷却水
が存在しなくなり乾燥した成形品を得ることができる合
成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法を提供す
ることを目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、接離自在に対向させた一対の金
型本体(1) の裏側を加熱・冷却用のチャンバー部(4) に
形成した合成樹脂の発泡成形用金型装置において、前記
金型本体(1) の裏面のうち、水冷却工程終了後における
保水性の悪い部分に、チャンバー部(4) に供給される冷
却水を保持して金型本体(1) の全面の保水量を略均一化
する保水部(5) を設けたことを特徴とする合成樹脂の発
泡成形用金型装置と、予備発泡した原料ビーズを一対の
金型本体間に形成したキャビティ部に供給して該金型本
体の裏側のチャンバー部に供給される加熱用流体により
加熱発泡させたのち該チャンバー部に供給される冷却用
流体により冷却するようにした合成樹脂の発泡成形法に
おいて、金型本体の裏面のうち、水冷却工程終了後にお
ける保水性の悪い部分に、チャンバー部に供給された冷
却用流体の一部を保持する保水部を設けて、金型本体の
裏面に冷却用流体の一部を略均一に残留させ、この保水
部の残留冷却用流体の気化潜熱により金型本体全体を略
均一に冷却することを特徴とする合成樹脂の発泡成形法
とよりなるものである。
めになされた本発明は、接離自在に対向させた一対の金
型本体(1) の裏側を加熱・冷却用のチャンバー部(4) に
形成した合成樹脂の発泡成形用金型装置において、前記
金型本体(1) の裏面のうち、水冷却工程終了後における
保水性の悪い部分に、チャンバー部(4) に供給される冷
却水を保持して金型本体(1) の全面の保水量を略均一化
する保水部(5) を設けたことを特徴とする合成樹脂の発
泡成形用金型装置と、予備発泡した原料ビーズを一対の
金型本体間に形成したキャビティ部に供給して該金型本
体の裏側のチャンバー部に供給される加熱用流体により
加熱発泡させたのち該チャンバー部に供給される冷却用
流体により冷却するようにした合成樹脂の発泡成形法に
おいて、金型本体の裏面のうち、水冷却工程終了後にお
ける保水性の悪い部分に、チャンバー部に供給された冷
却用流体の一部を保持する保水部を設けて、金型本体の
裏面に冷却用流体の一部を略均一に残留させ、この保水
部の残留冷却用流体の気化潜熱により金型本体全体を略
均一に冷却することを特徴とする合成樹脂の発泡成形法
とよりなるものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例について詳細に
説明する。図面は接離自在に対向させた一対の金型本体
の裏側を加熱・冷却用のチャンバー部に形成した発泡ポ
リスチレン製品の成形用金型装置の一例を示すものであ
って、図中1は金型本体、2はマスターフレーム、3は
該マスターフレーム2の裏面側を覆うアルミプレート、
4は前記金型本体1の裏面側に形成された加熱・冷却用
のチャンバー部である。
説明する。図面は接離自在に対向させた一対の金型本体
の裏側を加熱・冷却用のチャンバー部に形成した発泡ポ
リスチレン製品の成形用金型装置の一例を示すものであ
って、図中1は金型本体、2はマスターフレーム、3は
該マスターフレーム2の裏面側を覆うアルミプレート、
4は前記金型本体1の裏面側に形成された加熱・冷却用
のチャンバー部である。
【0007】本発明においては、前記金型本体1の裏面
のうち冷却工程終了後における保水性の悪い所要部分に
チャンバー部4に供給された冷却用流体の一部を保持す
る保水部5が設けられている。この保水性の悪い部分と
は、水冷却工程終了後において冷却水が自重により落下
してしまって残留水が殆どなくなる部分をいい、例えば
垂直部分や下向き面部分が該当する。この保水部5は水
冷却工程終了後において水の落下を防止して十分に水を
残留させるよう水平方向に延びる複数本の凹溝6として
形成されており、該凹溝6内の残留水により金型本体1
の裏面全体の保水量が略均一となるよう構成されてい
る。
のうち冷却工程終了後における保水性の悪い所要部分に
チャンバー部4に供給された冷却用流体の一部を保持す
る保水部5が設けられている。この保水性の悪い部分と
は、水冷却工程終了後において冷却水が自重により落下
してしまって残留水が殆どなくなる部分をいい、例えば
垂直部分や下向き面部分が該当する。この保水部5は水
冷却工程終了後において水の落下を防止して十分に水を
残留させるよう水平方向に延びる複数本の凹溝6として
形成されており、該凹溝6内の残留水により金型本体1
の裏面全体の保水量が略均一となるよう構成されてい
る。
【0008】なお、前記凹溝6の形状、本数などは使用
する金型に対応して任意に設計されるものであり、その
他、保水部5として図2に示されるような消失模型鋳造
法により形成された凹凸7を形成することや、図3に示
されるような金型本体1の裏面側に添装した例えばポリ
エステル系不織布等の吸水性物質8により形成すること
もできる。
する金型に対応して任意に設計されるものであり、その
他、保水部5として図2に示されるような消失模型鋳造
法により形成された凹凸7を形成することや、図3に示
されるような金型本体1の裏面側に添装した例えばポリ
エステル系不織布等の吸水性物質8により形成すること
もできる。
【0009】
【作用】このように構成されたものは、一対の金型本体
1、1間に形成されるキャビティ内に予備発泡済みの原
料ビーズを充填して常法により加熱発泡させたうえ金型
裏面のチャンバー部4に図示を略したスプレーノズルに
より水噴射して冷却を行い、更に、チャンバー部4内を
真空吸引して減圧冷却を行うことにより残留冷却水の気
化潜熱により金型本体全体を略均一に冷却して発泡ポリ
スチレン製品を成形するものである点は従来と同様であ
るが、前記金型本体1の裏面のうち保水性の悪い部分に
は保水部5が設けられており、水冷却工程終了後におい
て従来保水性の悪かった部分にも保水部5によって十分
な残留水が蓄えられることとなり、裏面側全体の保水量
としては略均一な状態となるので、次の減圧冷却を行っ
た場合に金型本体1の裏面側全体で略均一な気化潜熱に
よる冷却が行われることとなり、金型本体1は均一かつ
短時間に所定温度まで冷却されることとなるとともに、
次の成形サイクルに向けての再加熱も均一かつ短時間に
行えることとなる。また、図1に示されるように、前記
減圧冷却工程に先立ち残留水の多い箇所に向けたエア噴
出ノズル9により残留水の一部を吹き飛ばすよう構成す
ることもでき、この場合にはより短時間で均一な冷却を
行うことができる。
1、1間に形成されるキャビティ内に予備発泡済みの原
料ビーズを充填して常法により加熱発泡させたうえ金型
裏面のチャンバー部4に図示を略したスプレーノズルに
より水噴射して冷却を行い、更に、チャンバー部4内を
真空吸引して減圧冷却を行うことにより残留冷却水の気
化潜熱により金型本体全体を略均一に冷却して発泡ポリ
スチレン製品を成形するものである点は従来と同様であ
るが、前記金型本体1の裏面のうち保水性の悪い部分に
は保水部5が設けられており、水冷却工程終了後におい
て従来保水性の悪かった部分にも保水部5によって十分
な残留水が蓄えられることとなり、裏面側全体の保水量
としては略均一な状態となるので、次の減圧冷却を行っ
た場合に金型本体1の裏面側全体で略均一な気化潜熱に
よる冷却が行われることとなり、金型本体1は均一かつ
短時間に所定温度まで冷却されることとなるとともに、
次の成形サイクルに向けての再加熱も均一かつ短時間に
行えることとなる。また、図1に示されるように、前記
減圧冷却工程に先立ち残留水の多い箇所に向けたエア噴
出ノズル9により残留水の一部を吹き飛ばすよう構成す
ることもでき、この場合にはより短時間で均一な冷却を
行うことができる。
【0010】なお、前記のように金型本体1の裏面側に
保水部5を設けた場合、減圧冷却工程(減圧度マイナス
0.8kg)終了後における上方部にある水平部分と垂直
部分との温度差は1度以下で十分均一に冷却されてお
り、従来が約20度の温度差であったのに比べて著しい
効果のあることが確認できた。
保水部5を設けた場合、減圧冷却工程(減圧度マイナス
0.8kg)終了後における上方部にある水平部分と垂直
部分との温度差は1度以下で十分均一に冷却されてお
り、従来が約20度の温度差であったのに比べて著しい
効果のあることが確認できた。
【0011】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は水冷却工程終了後における金型裏面側の保水量を均
一にすることにより次の減圧冷却工程も均一かつ効率的
に行うことができ、次の成形サイクルに向けて金型全体
を短時間で均一に所定温度まで加熱し高品質の製品を成
形することができるとともに、成形サイクルの大幅な短
縮化、および省エネルギー化を促進して極めて効率的か
つ経済性に優れた生産を実現することができるものであ
り、従来の金型に対しても簡単な改良を施すのみで適用
することができるという利点も有する。よって本発明は
従来の問題点を一掃した合成樹脂の発泡成形用金型装置
および発泡成形法として、産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
明は水冷却工程終了後における金型裏面側の保水量を均
一にすることにより次の減圧冷却工程も均一かつ効率的
に行うことができ、次の成形サイクルに向けて金型全体
を短時間で均一に所定温度まで加熱し高品質の製品を成
形することができるとともに、成形サイクルの大幅な短
縮化、および省エネルギー化を促進して極めて効率的か
つ経済性に優れた生産を実現することができるものであ
り、従来の金型に対しても簡単な改良を施すのみで適用
することができるという利点も有する。よって本発明は
従来の問題点を一掃した合成樹脂の発泡成形用金型装置
および発泡成形法として、産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
【図1】本発明装置の実施例を示す断面図である。
【図2】その他の実施例を示す断面図である。
【図3】その他の実施例を示す断面図である。
1 金型本体 2 マスターフレーム 4 チャンバー部 5 保水部 6 凹溝 7 凹凸 8 吸水性物質
Claims (6)
- 【請求項1】 接離自在に対向させた一対の金型本体
(1) の裏側を加熱・冷却用のチャンバー部(4) に形成し
た合成樹脂の発泡成形用金型装置において、前記金型本
体(1) の裏面のうち、水冷却工程終了後における保水性
の悪い部分に、チャンバー部(4) に供給される冷却水を
保持して金型本体(1) の全面の保水量を略均一化する保
水部(5) を設けたことを特徴とする合成樹脂の発泡成形
用金型装置。 - 【請求項2】 保水部(5) が金型本体(1) の裏面に形成
される凹溝(6) である請求項1に記載の合成樹脂の発泡
成形用金型装置。 - 【請求項3】 保水部(5) が消失模型鋳造法により金型
本体(1) の裏面に形成される凹凸(7) である請求項1に
記載の合成樹脂の発泡成形用金型装置。 - 【請求項4】 保水部(5) が金型本体(1) の裏面側に添
装される吸水性物質(8) である請求項1に記載の合成樹
脂の発泡成形用金型装置。 - 【請求項5】 予備発泡した原料ビーズを一対の金型本
体間に形成したキャビティ部に供給して該金型本体の裏
側のチャンバー部に供給される加熱用流体により加熱発
泡させたのち該チャンバー部に供給される冷却用流体に
より冷却するようにした合成樹脂の発泡成形法におい
て、金型本体の裏面のうち、水冷却工程終了後における
保水性の悪い部分に、チャンバー部に供給された冷却用
流体の一部を保持する保水部を設けて、金型本体の裏面
に冷却用流体の一部を略均一に残留させ、この保水部の
残留冷却用流体の気化潜熱により金型本体全体を略均一
に冷却することを特徴とする合成樹脂の発泡成形法。 - 【請求項6】 チャンバー部に冷却用流体を供給後エア
ブローして余剰残留冷却用水の除去調整を行うことによ
り金型本体の裏面各部に残される冷却用流体量を略均一
化する請求項5に記載の合成樹脂の発泡成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04043140A JP3128312B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 合成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04043140A JP3128312B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 合成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05237952A JPH05237952A (ja) | 1993-09-17 |
JP3128312B2 true JP3128312B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=12655537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04043140A Expired - Fee Related JP3128312B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 合成樹脂の発泡成形用金型装置および発泡成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3128312B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812769B2 (en) | 2007-07-09 | 2010-10-12 | Mitsubishi Electric Corporation | RFID reader/writer antenna |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3986386B2 (ja) * | 2002-07-17 | 2007-10-03 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 微細構造体の製造方法 |
JP5977072B2 (ja) * | 2012-04-23 | 2016-08-24 | 株式会社積水化成品山口 | 成形装置 |
WO2018148806A1 (en) | 2017-02-16 | 2018-08-23 | Billio Pty Ltd | Cooling system for moulds |
KR20230012924A (ko) * | 2021-07-16 | 2023-01-26 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 실링 장치 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP04043140A patent/JP3128312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812769B2 (en) | 2007-07-09 | 2010-10-12 | Mitsubishi Electric Corporation | RFID reader/writer antenna |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05237952A (ja) | 1993-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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