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JP3127940U - 土台水切り用エンドキャップ及びこれを用いた土台部施工構造 - Google Patents

土台水切り用エンドキャップ及びこれを用いた土台部施工構造 Download PDF

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JP3127940U
JP3127940U JP2006007160U JP2006007160U JP3127940U JP 3127940 U JP3127940 U JP 3127940U JP 2006007160 U JP2006007160 U JP 2006007160U JP 2006007160 U JP2006007160 U JP 2006007160U JP 3127940 U JP3127940 U JP 3127940U
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Abstract

【課題】様々な形状の土台水切りに適用が可能であり、かつ、長期に渡り安定して土台水切りに固定され、更に、施工作業の利便性に優れた土台水切り用エンドキャップと、これを用いた施工構造を提供すること。
【解決手段】土台水切りの背板部101の側端部近傍に固定され、固定用の穴4と分離用溝部5とを有する固定板部2と、該固定板部2内で前方に突出し、土台水切りの支承板部105の外周に沿う形状である突出部3と、該固定板部2より斜め下方に形成され、上記土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞する被覆部1とを備えている、AES樹脂で形成された土台水切り用エンドキャップ。上記土台水切り用エンドキャップが、固定板部2に設けた固定用の穴4にビス又は釘Cが打ち込まれて固定されている、又は、固定板部2に設けた分離用溝部5により2分割されて被覆部1のみが接着剤により土台水切りの側面に固定されている土台部施工構造。
【選択図】図8

Description

本考案は、建築物の土台部に配設され、外壁材の表面を伝って流下してきた雨水を前方へ排出する土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞する土台水切り用エンドキャップ、及びこれを用いた土台部施工構造に関する。
土台水切りは水平方向に長い形状であり、一般に金物又は樹脂で形成されている。従来から土台水切りは建築物の土台部に配設され、外壁材の表面を伝って流下してきた雨水を前方へ排出する為に使用されている。また、外壁材と構造躯体の間に通気層を確保する機能を併せ持つ構造の土台水切りも使用されている。
土台水切りの一例B1を図14に示す。土台水切りB1は、建築物の構造躯体に固定する背板部101と、該背板部101の下方において前方斜め下方へ屈曲した水切り板部102と、該水切り板部102の前端から下方へ屈曲した前板部103とを有する。該土台水切りBは最下段の外壁材を固定する留め付け金具或いはスターター金具と共に建築物の土台部に配設される。
また、鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能を有した土台水切りB2を図17に示す。土台水切りB2は、建築物の構造躯体に固定する背板部101と、該背板部101の下方において前方斜め下方へ屈曲した水切り板部102と、該水切り板部102の前端から下方へ屈曲した前板部103と、該前板部103の後方であって該水切り板部102の下方に、上記前板部103と建築物の土台の前面との間における下方隙間部から空気を取り入れて土台部の通気を図ると共に、鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー板部104とを有する。該土台水切りB2も同じく留め付け金具或いはスターター金具と共に建築物の土台部に配設される。
更に、外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した土台水切りB3を図20に示す(特許文献1)。土台水切りB3は、建築物の構造躯体に固定する背板部101と、該背板部101の下方において前方斜め下方へ屈曲した水切り板部102と、該水切り板部102の前端から下方へ屈曲した前板部103と、上記水切り板部102の上方において上記背板部101から前方へ立設され胴縁等の下地材、留め付け金具或いはスターター金具を支承するための支承板部105と、該前板部103の下方に設けた前面を化粧面とする化粧板部106とを備えた水切り本体と、上記化粧板部106に取り付けられ、上記前板部103と上記建築物の土台の前面との間における下方隙間部から空気を取り入れて土台部の通気を図ると共に、鼠等の小動物の侵入を防ぐカバー部材107とを有し、該カバー部材107は、上記化粧板部106に接続するための接続部と、上記下方隙間部を塞ぐ閉塞部とを有し、該閉塞部は可撓性を有する樹脂により形成されており、かつ、上記閉塞部には、上下に貫通した排水通気穴が設けてある。該土台水切りB3も同じく建築物の土台部に配設される。
しかし、上述したB1〜B3のいずれの土台水切りを用いても上記土台水切りの側面側の端縁を外壁材の端縁と合致させることは困難であり、外観が悪い。また、玄関など人の出入りがある場所では、土台水切りの側面側の端縁が外壁材の端縁より突出していると、外観が悪いばかりでなく、怪我の原因になる等の問題も発生している。更に、土台水切りの側端部に形成された開口部から水や小動物が侵入する問題がある。
その改善策として、土台水切りの側面側をカバーする土台水切り用エンドキャップが用いられている。図15、図18に従来から使用されている土台水切り用エンドキャップAを示す。
図15は、図14の土台水切りB1に用いられる土台水切り用エンドキャップA1を示す。(a)、(b)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA1の正面斜め右からの斜視図、正面斜め左からの斜視図を示している。該土台水切り用エンドキャップA1は、該土台水切りB1の水切り板部102に平行な水切り外板201と、該水切り外板201の前端から該土台水切りB1の前板部103に沿って下方に延びた垂下外板203と、該水切り外板201に平行な水切り内板202と、該垂下外板203に平行な垂下内板204と、水切り外板201、垂下外板203、水切り内板202と垂下内板204を繋ぐキャップ板部205とを有し、該土台水切りB1の水切り板部102と前板部103の端縁を包み込む形状である。該土台水切り用エンドキャップA1を該土台水切りB1の水切り板部102と前板部103の端縁に差し込み、該土台水切りB1の水切り板部102と前板部103の端縁のみを覆う。
上記土台水切りB1と上記土台水切り用エンドキャップA1を用いた土台部施工構造を図16に示す。上記土台水切り用エンドキャップA1を用いることで土台水切りB1の側面側の端縁は覆われ、外観の向上や怪我の防止等の効果がある。
図18は図17の土台水切りB2に用いられる土台水切り用エンドキャップA2を示す。(a)、(b)、(c)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA2の正面図、正面斜め右からの斜視図、左側面図を示している。該土台水切り用エンドキャップA2は、土台水切りBの水切り板部102と、前板部103と、カバー板部104と土台とで形成された開口部を覆う事が可能な大きさ、形状のカバー部207と、該開口部に差し込む差し込み部206とを有する。該差し込み部206を、該開口部に差し込み、該カバー部207により該開口部を閉塞する。
上記土台水切りB2と上記土台水切り用エンドキャップA2を用いた土台部施工構造を図19に示す。上記土台水切り用エンドキャップA2を用いることで土台水切りB2の側端部に形成された開口部は閉塞され、外観の向上、怪我の防止や土台水切りの強度向上だけでなく、側端部に形成された開口部からの水や小動物の侵入を防ぐ効果がある。
特開2003−160979号公報
しかしながら、上述した従来の土台水切り用エンドキャップA1、A2はいずれも土台水切りの側面側から差し込む構造であり、土台水切りを建築物土台部に配設する前に取り付けておく必要がある。そのため、土台水切りを建築物土台部に取り付けた後では取り付けることが困難である。
また、取り付けた土台水切り用エンドキャップA1、A2は差し込むだけであるので固定力は弱く、土台水切り用エンドキャップA1、A2が外れる懸念もある。
更に、図20に示した、外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した土台水切りに対しては、断面形状が複雑であり、適用する土台水切り用エンドキャップが製作しづらい。
本考案は、外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した土台水切りをも含む、様々な形状の土台水切りに適用が可能であり、かつ、長期に渡り安定して土台水切りに固定され、更に、施工作業の利便性に優れた土台水切り用エンドキャップと、これを用いた施工構造を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本請求項1に記載の考案は、土台水切り用エンドキャップが、土台水切りの側端部近傍に配される固定板部と、該土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞させる被覆部とから成る事を特徴とする。
上記固定板部としては、平板形状が好ましい。
上記被覆部としては、建築物の構造躯体に固定される背板部と、該背板部の下端より前方斜め下方に屈曲した水切り板部と、該水切り板部の前端部から下方に屈曲した前板部とから成る、水平方向に長い土台水切りの場合には、土台水切りの水切り板部に沿って斜め前下方に延びた水切り面部と、該水切り面部の前端部から上記土台水切りの前板部に沿って下方に延びた前面部と、該水切り面部と該前面部の端部と繋がっており、かつ、側面視で上記土台水切りの水切り板部、前板部と土台により形成される開口部を覆う被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さない形状などがある。
背板部と、水切り板部と、前板部と、該前板部の下端部から土台に向かって延びたカバー板部とから成る土台水切りの場合には、上記被覆部としては、水切り面部と、前面部と、該前面部の下端部から上記土台水切りのカバー板部に沿って土台にまで延びた底面部と、該水切り面部、該前面部、該底面部の端部と繋がっており、かつ、側面視で該土台水切りの該水切り板部、該前板部、該カバー板部と土台により形成される開口部を覆う被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さない形状などがある。
背板部と、水切り板部と、前板部と、カバー板部と、該前板部と該カバー板部の間に形成された化粧板部とから成る土台水切りの場合には、上記被覆部としては、水切り面部と、該水切り面部の前端部から上記土台水切りの前板部と化粧板部に沿って下方に延びた前面部と、底面部と、該水切り面部、該前面部、該底面部の端部と繋がっており、かつ、側面視で該土台水切りの該水切り板部、該前板部、該化粧板部、該カバー板部と土台により形成される開口部を覆う被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さない形状などがある。
本考案の形状を有することにより、土台水切り用エンドキャップを前面から取り付ける事ができると共に、土台水切りの側端部に形成される開口部を確実に覆う事が可能になる。
また、ビスまたは釘で土台水切り用エンドキャップの固定板部を土台水切りの背板部を介して土台構造躯体に固定する事が可能であり、土台水切り用エンドキャップの固定が安定する。予め、固定板部にビスまたは釘を打つ為の固定用の穴を設けても良い。
本請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の土台水切り用エンドキャップであり、上記固定板部と上記被覆部は連接一体化されており、土台水切りのほぼ側面視形状に形成されている事を特徴とする。
本考案の形状は、土台水切りの形状により異なる。
建築物の構造躯体に固定される背板部と、該背板部の下端より前方斜め下方に屈曲した水切り板部と、該水切り板部の前端部から下方に屈曲した前板部とから成る、水平方向に長い土台水切りの場合、本考案による土台水切り用エンドキャップとしては、固定板部は平板形状であり、被覆部は、土台水切りの水切り板部に沿って該固定板部の下端から斜め前下方に延びた水切り面部と、該水切り面部の前端部から上記土台水切りの前板部に沿って下方に延びた前面部と、該水切り面部と該前面部の端部と繋がっており、かつ、側面視で該土台水切りの該水切り板部、該前板部と土台により形成される開口部を覆う被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さず、該固定板部と該被覆部が連接一体化している形状などがある。
背板部と、水切り板部と、前板部と、該前板部の下端部から土台に向かって延びたカバー板部とから成る土台水切りの場合、本考案による土台水切り用エンドキャップとしては、固定板部は平板形状であり、被覆部は、水切り面部と、前面部と、該前面部の下端部から上記土台水切りのカバー板部に沿って土台にまで延びた底面部と、該水切り面部、該前面部、該底面部の端部と繋がっており、かつ、側面視で該土台水切りの該水切り板部、該前板部、該カバー板部と土台により形成される開口部を覆う被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さず、該固定板部と該被覆部が連接一体化している形状などがある。
背板部と、水切り板部と、前板部と、カバー板部と、該前板部と該カバー板部の間に形成された化粧板部とから成る土台水切りの場合、本考案による土台水切り用エンドキャップとしては、固定板部は平板形状であり、被覆部は、水切り面部と、該水切り面部の前端部から上記土台水切りの前板部と化粧板部に沿って下方に延びた前面部と、底面部と、該水切り面部、該前面部、該底面部の端部と繋がっており、かつ、側面視で該土台水切りの該水切り板部、該前板部、該化粧板部、該カバー板部と土台により形成される開口部を覆う被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さず、該固定板部と該被覆部が連接一体化している形状などがある。
背板部と、水切り板部と、前板部と、該背板部から前方へ立設され胴縁等の下地材、留め付け金具或いはスターター金具を支承するための支承板部とから成る土台水切りの場合、本考案による土台水切り用エンドキャップとしては、固定板部は該支承板部に沿って前方に突出した突出部を形成し、被覆部は、水切り面部と、前面部と、被覆面部とを有し、前面部の対向面には面部を有さず、該固定板部と該被覆部が連接一体化している形状などがある。
本考案の形状を有する事により、様々な形状の土台水切りに土台水切り用エンドキャップを前面から取り付ける事ができると共に、土台水切りの側端部に形成される開口部を確実に覆う事が可能になる。
本請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の土台水切り用エンドキャップであり、上記固定板部の下端近傍部に水平方向に走る分離用溝部が形成されている事を特徴とする。
本考案の形状を有する事により、分離用溝部に切削具を沿わせて切断する事により、土台水切り用エンドキャップを被覆部とそれ以外の部分とに2分割する事ができるので、外壁材を施工した後の土台水切りに被覆部を取り付ける事が可能となる。また、土台水切り用エンドキャップの突出部が、土台水切りの支承板部、留め付け金具又はスターター金具等に適用不可な場合でも、土台水切り用エンドキャップを2分割する事で、被覆部のみを取り付ける事が可能となる。
本請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の土台水切り用エンドキャップであり、上記固定板部は上記分離用溝部に沿って切断可能なように樹脂で形成されている事を特徴とする。
樹脂としては、アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリルーエチレン・プロピレンゴムースチレン共重合体樹脂(AES樹脂)、塩化ビニル樹脂、アクリロニトリルースチレンーアクリレートゴム共重合体樹脂(ASA樹脂)、シリコン系複合ゴムーアクリロニトリルースチレン共重合体樹脂(SAS樹脂)、スチレンーメタクリレート共重合体樹脂(MS樹脂)、アクリロニトリルースチレン共重合体樹脂(AS樹脂)等がある。
樹脂で形成する事により、分離用溝部にカッター等の切削具を沿わせて切り込みをつけた後、力を加える事により、土台水切り用エンドキャップを被覆部とそれ以外の部分とに容易に2分割する事ができる。そのため、外壁材を施工した後の土台水切りや、土台水切り用エンドキャップの突出部が土台水切りの支承板部、留め付け金具又はスターター金具等に適用不可な場合でも、土台水切り用エンドキャップの被覆部のみを取り付ける事が可能となる。
本請求項5に記載の考案は、建築物の土台部施工構造であり、建築物の土台部に土台水切りと請求項1乃至4のいずれか1項に記載の土台水切り用エンドキャップとが配設されており、上記土台水切りの背板部の側端部近傍に上記土台水切り用エンドキャップの固定板部が配されており、上記土台水切り用エンドキャップの被覆部が上記土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞させており、上記土台水切り用エンドキャップはビスまたは釘が打ち込まれて上記土台水切りに固定されている事を特徴とする。
本考案では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の土台水切り用エンドキャップが用いられており、土台水切り用エンドキャップを前面から取り付ける事ができると共に、土台水切りの側端部に形成される開口部は確実に閉塞される。
土台水切り用エンドキャップを固定するビスまたは釘の位置は固定板部である。土台水切りの背板部に配された土台水切り用エンドキャップの固定板部にビスまたは釘が打ち込まれている事により、該土台水切りと該土台水切り用エンドキャップは安定して固定し続ける事が可能となり、長期に渡り土台水切りの側面が保護される。
本請求項6に記載の考案は、建築物の土台部施工構造であり、建築物の土台部に土台水切りが配設されており、請求項3又は4に記載の土台水切り用エンドキャップが固定板部に設けた分離用溝部で2分割されて、該土台水切り用エンドキャップの被覆部が上記土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞させており、上記土台水切り用エンドキャップの被覆部が接着剤により上記土台水切りに固定されている事を特徴とする。
本考案では、請求項3又は4に記載の土台水切り用エンドキャップが用いられており、土台水切り用エンドキャップを被覆部とそれ以外の部分とに2分割する事ができるので、被覆部のみを前面から取り付ける事ができると共に、土台水切りの側端部に形成される開口部は確実に閉塞される。
土台水切り用エンドキャップの被覆部は土台水切りと接着剤により固定されているので、被覆部が土台水切りに安定して固定し続ける事が可能となり、長期に渡り土台水切りの側面が保護される。
本考案は、土台水切りを建築物土台部に取り付け、更に、外壁板を施工した後でも適用が可能であり、施工作業の利便性が大きくなる。
本考案によれば、外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した土台水切りの側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事ができる。
また、本考案による土台水切り用エンドキャップは土台水切りの正面から取り付ける事が可能な形状なので、土台水切りを建築物土台部に取り付けた後でも土台水切り用エンドキャップを取り付けることが可能である。
更に、本考案によれば、土台水切り用エンドキャップは分離用溝部を有しているので被覆部とそれ以外の部分とに2分割する事が可能であり、土台水切りを建築物土台部に取り付け、更に、外壁板を施工した後でも土台水切り用エンドキャップを取り付ける事が可能である。
そのため、従来のように、土台水切りを建築土台部に取り付ける前に土台水切り用エンドキャップを取り付ける必要が無く、施工作業の利便性が大きくなる。
また、土台水切り用エンドキャップの突出部が、土台水切りの支承板部、留め付け金具又はスターター金具等の外壁材を係止する部分に適用不可な場合でも、土台水切り用エンドキャップを2分割する事で、被覆部のみを取り付ける事が可能である。
更に、ねじ、釘又は接着剤により土台水切り用エンドキャップを土台水切りに固定することが可能であり、土台水切りと土台水切り用エンドキャップの固定力は確実に向上し、長期に渡り、安定する。
以下、図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、図20に記載の外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した土台水切りB3に対して用いられる、本考案かかる土台水切り用エンドキャップの一実施例A3を示した図である。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA3の正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図、固定板部付近の拡大図を示している。
上記土台水切り用エンドキャップA3は、上記土台水切りB3の背板部101の側端部近傍に固定される固定板部2と、該固定板部2内で前方に突出した突出部3と、該固定板部2より斜め下方に形成され、上記土台水切りB3の側端部に形成される開口部を覆う閉塞させる被覆部1とを備えている。上記固定板部2は固定用の穴4と水平方向に直線状の分離用溝部5を有し、上記突出部3は土台水切りB3に取り付けた際に、土台水切りB3の支承板部105の外周に沿う形状である。上記被覆部1は、上記固定板部2の下端部より上記土台水切りB3の水切り板部102に沿って斜め前下方に延びた水切り面部1aと、該水切り面部1aの前端部から上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106に沿って下方に延びた前面部1bと、該前面部1bの下端部から背面側(躯体側)に向かって土台にまで延びた底面部1cと、該水切り面部1a、該前面部1bと該底面部1cの端部と繋がっており、かつ、上記土台水切りB3の水切り板部102、前板部103、化粧板部106と土台により形成された開口部を覆う被覆面部1dを有し、該前面部1bの内側に突起部1eを有し、前面部1bの対向面には面部を有さない。上記土台水切り用エンドキャップはAES樹脂で形成されている。
上記土台水切り用エンドキャップA3は上記土台水切りB3の側面に配置するのだが、上記形状を有する事により、上記土台水切りB3に正面から取り付ける事が可能である。
そして、上記土台水切り用エンドキャップA3を上記土台水切りB3の側面に配置する事により、上記土台水切りB3の側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事が可能である。
また、上記土台水切り用エンドキャップA3は上記前面部1bの内側に上記突起部1eを有するので、取り付け後は上記突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止され、上記土台水切り用エンドキャップA3が上記土台水切りB3から外れにくくなる。更に、上記固定板部2に固定用の穴4を有するので、上記土台水切り用エンドキャップA3を上記土台水切りB3の側面に配置した状態で、上記固定板部2の固定用の穴4を通してビス又は釘Cを構造躯体に打ち込む事により、上記土台水切りB3の側面をカバーした状態で、長期に渡り、安定して固定する事が可能である。
更に、上記固定板部2には水平方向に直線状の分離用溝部5が設けてあり、かつ、樹脂で形成されているため、該分離用溝部5にカッター等を沿わせて切り込みをつけた後、力を加える事により、上記土台水切り用エンドキャップA3を上記被覆部1とそれ以外の部分とに容易に2分割する事ができる。そのため、上記被覆部1のみを使用する事ができるので、上記土台水切りB3を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後でも上記土台水切り用エンドキャップA3を取り付ける事が可能である。また、上記被覆部1のみであれば、上記土台水切りB3以外の土台水切りにも適用する事が可能である。
図2は、図20の土台水切りB3に用いられる、本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例A4を示した図である。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA4の正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図、固定板部付近の拡大図を示している。
上記土台水切り用エンドキャップA4は図1の土台水切り用エンドキャップA3と違い、固定板部2に分離用溝部5を設けていない。そのため、上記土台水切り用エンドキャップA4を容易に被覆部1とそれ以外の部分とに2分割する事ができないが、他は図1の土台水切り用エンドキャップA3と同じであるので、図1の土台水切り用エンドキャップA3と同様に上記土台水切りB3に正面から取り付ける事が可能であり、図20の土台水切りB3の側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事ができる。
また、上記土台水切り用エンドキャップA4は、前面部1bの内側に設けた突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止される事と、固定板部2に設けた固定用の穴4を通してビス又は釘Cを構造躯体に打ち込む事とにより、土台水切りB3に安定して固定する事が可能である。
図3は、図20の土台水切りB3に用いられる、本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例A5を示した図である。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップAの正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図、固定板部付近の拡大図を示している。
上記土台水切り用エンドキャップA5は図1の土台水切り用エンドキャップA3と違い、固定板部2に固定用の穴4を有さない。そのため、上記土台水切り用エンドキャップA5はビス又は釘Cにより土台水切りB3に固定する事ができないが、土台水切りB3と接触する部分に接着剤を塗布して乾燥させる事により、土台水切りB3に確実に固定する事が可能である。なお、他は図1の土台水切り用エンドキャップA3と同じであるので、図1の土台水切り用エンドキャップA3と同様に上記土台水切りB3の正面から取り付ける事が可能であり、図20の土台水切りB3の側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事ができる。更に、上記前面部1bの内側に設けた突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止されるので、上記土台水切り用エンドキャップAが上記土台水切りBから外れにくい。
また、上記土台水切り用エンドキャップA5も固定板部2に分離用溝部5が設けてあり、かつ、樹脂で形成されているため、上記土台水切り用エンドキャップA5を被覆部1とそれ以外の部分とに容易に2分割する事ができ、上記土台水切りB3を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後でも上記土台水切り用エンドキャップA5を取り付ける事や上記土台水切りB3以外の土台水切りにも適用する事が可能である。
図4は、図20の土台水切りB3に用いられる、本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例A6を示した図である。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA6の正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図、固定板部付近の拡大図を示している。
上記土台水切り用エンドキャップA6は図3の土台水切り用エンドキャップA5と違い、固定板部2に分離用溝部5を設けていない。そのため、上記土台水切り用エンドキャップA6を容易に被覆部1とそれ以外の部分とに2分割する事ができないが、他は図3の土台水切り用エンドキャップA5と同じであるので、図3の土台水切り用エンドキャップA5と同様に上記土台水切りB3の正面から取り付け、確実に固定する事が可能であり、図20の土台水切りB3の側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事ができる。
図5は、図20の土台水切りB3に用いられる、本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例A7を示した図である。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA7の正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図を示している。
上記土台水切り用エンドキャップA7は図1の土台水切り用エンドキャップA3と違い、固定板部2に突出部3と分離用溝部5とを有さない。しかし、被覆部1は図1の土台水切り用エンドキャップA3と同じであり、かつ、上記固定板部2の垂直方向の長さは、土台水切りB3の支承板部105と水切り板部102の間に収まる長さであるため、図1の土台水切り用エンドキャップA3と同様に上記土台水切りB3の正面から取り付ける事が可能であり、図20の土台水切りB3の側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事ができる。
また、上記土台水切り用エンドキャップA7も前面部1bの内側に突起部1eを有するので、該突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止され、上記土台水切り用エンドキャップA7が上記土台水切りB3から外れにくい。更に、上記土台水切り用エンドキャップA7は上記固定板部2が小さいため、上記土台水切りB3を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後でも上記土台水切り用エンドキャップA7を取り付ける事や上記土台水切りB3以外の土台水切りにも適用する事が可能である。
なお、上記してきた実施例はいずれも図20の土台水切りB3に用いる土台水切り用エンドキャップA3〜A7であり、土台水切りB3が前板部103の下方に化粧板部106を有するため、土台水切り用エンドキャップA3〜A7の前面部1bが土台水切りB3の前板部103と化粧板部106の形状に沿った段差を有する形状である。しかし、土台水切りB3が化粧板部106を有さず前板部103のみの場合、土台水切り用エンドキャップA3〜A7の前面部1bは前板部103の形状に沿った形状とする事により上記実施例を適用する事は可能である。
化粧板部106を有さず前板部103のみの土台水切りB3に実施した、図1の土台水切り用エンドキャップA3の変形例A8を図6に示す。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA8の正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図、固定板部付近の拡大図を示している。
また、本考案は図14と図17に示した胴縁等の下地材、留め付け金具或いはスターター金具を支承するための支承板部105を有さない土台水切りB1、B2に対しても適用が可能である。図7は、図14と図17の土台水切りB1、B2に用いられる、本考案による土台水切り用エンドキャップの一実施例A9を示した図である。(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)はそれぞれ、該土台水切りエンドキャップA9の正面図、正面斜め右からの斜視図、右側面図、背面斜め右からの斜視図、背面図、背面斜め左からの斜視図、左側面図、固定板部付近の拡大図を示している。
図14と図17の土台水切りB1、B2は背板部101に支承板部105を有さないため、上記土台水切り用エンドキャップA9は図1の土台水切り用エンドキャップA3と違い、突出部3と突起部1eを有さない。しかし、他は図1の土台水切り用エンドキャップA3と同じであるため、図1の土台水切り用エンドキャップA3と同様に上記土台水切りB1、B2の正面から取り付ける事が可能であり、被覆部1により土台水切りB1、B2の側面をカバーし、外観の向上、怪我の防止、水や小動物の侵入を防止する事が可能である。
また、上記土台水切り用エンドキャップA9も固定板部2に設けた固定用の穴4を通してビス又は釘Cを構造躯体に打ち込む事により、土台水切りB1、B2に安定して固定する事が可能である。
更に、上記土台水切り用エンドキャップA9は固定板部2に分離用溝部5が設けてあり、かつ、樹脂で形成されているため、上記土台水切り用エンドキャップA9を上記被覆部1とそれ以外の部分とに容易に2分割する事ができる。そのため、上記土台水切りB1、B2を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後でも上記土台水切り用エンドキャップA9を取り付ける事や上記土台水切りB1、B2以外の土台水切りにも適用する事が可能である。
次に、本考案にかかる土台部施工構造について説明する。
図8は、図1の土台水切り用エンドキャップA3を図20の土台水切りB3に取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。
上記土台水切り用エンドキャップA3は、前面部1bの内側に設けた突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止される事と、固定板部2に設けた固定用の穴を通してビス又は釘Cが構造躯体に打ち込まれる事とにより、上記土台水切りB3に安定して固定されている。
上記土台水切り用エンドキャップA3の取り付けは、上記土台水切りB3を建築土台部に取り付けた後に行う。
図2の土台水切り用エンドキャップA4を図20の土台水切りB3に取り付けた場合も同じ土台部施工構造である。
図9は、図20の土台水切りB3を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後で、図1の土台水切り用エンドキャップA3を土台水切りB3に取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。
この場合には、上記土台水切り用エンドキャップA3は、分離用溝部5にカッター等を沿わせて切り込みをつけた後、力を加える事により上記土台水切り用エンドキャップAを被覆部1とそれ以外の部分とに2分割され、該被覆部1のみが土台水切りB3に取り付けられている。
上記被覆部1は、前面部1bの内側に設けた突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止される事と、取り付ける際に上記土台水切りB3と接触する部分に接着剤を塗布して乾燥させる事とにより、上記土台水切りB3に確実に固定されている。
図20の土台水切りB3を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後で図3の土台水切り用エンドキャップA5を土台水切りB3に取り付けた場合も同じ土台部施工構造である。
図10は、図3の土台水切り用エンドキャップA5を図20の土台水切りB3に取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。
上記土台水切り用エンドキャップA5の取り付け作業は、上記土台水切りB3を建築土台部に取り付ける前後のどちらでも可能である。
上記土台水切り用エンドキャップA5は、前面部1bの内側に設けた突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止される事と、取り付ける際に上記土台水切りB3と接触する部分に接着剤を塗布して乾燥させる事とにより、上記土台水切りB3に確実に固定されている。
図4の土台水切り用エンドキャップA6を図20の土台水切りB3に取り付けた場合も同じ土台部施工構造である。
図11は、図5の土台水切り用エンドキャップA7を図20の土台水切りB3に取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。
上記土台水切り用エンドキャップA7は、前面部1bの内側に設けた突起部1eが上記土台水切りB3の前板部103と化粧板部106により係止される事と、固定板部2に設けた固定用の穴4を通してビス又は釘Cが構造躯体に打ち込まれる事とにより、上記土台水切りB3に安定して固定されている。
上記土台水切り用エンドキャップA7の取り付けは、上記土台水切りB3を建築土台部に取り付けた後が望ましいが、上記土台水切りB3を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後でも可能である。
図12は、図7の土台水切り用エンドキャップA9を図14の土台水切りB1に取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。
上記土台水切り用エンドキャップA9は、固定板部2に設けた固定用の穴4を通してビス又は釘Cが構造躯体に打ち込まれる事により、上記土台水切りB1に安定して固定されている。
上記土台水切り用エンドキャップA9の取り付けは、上記土台水切りB1を建築土台部に取り付けた後に行う。
図7の土台水切り用エンドキャップA9を図17の土台水切りB2に取り付けた場合も同じ土台部施工構造である。
図13は、図14の土台水切りB1を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後で、図7の土台水切り用エンドキャップA9を土台水切りB1に取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。
この場合には、上記土台水切り用エンドキャップA9は、分離用溝部5にカッター等を沿わせて切り込みをつけた後、力を加える事により、上記土台水切り用エンドキャップA9を被覆部1とそれ以外の部分とに2分割し、該被覆部1のみが土台水切りB1に取り付けられている。
また、上記被覆部1は、取り付ける際に上記土台水切りB1と接触する部分に接着剤を塗布して乾燥させる事により、上記土台水切りB1に確実に固定されている。
図17の土台水切りB2を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後で図7の土台水切り用エンドキャップA9を土台水切りB2に取り付けた場合も同じ土台部施工構造である。
また、図14又は図17の土台水切りB1、B2を建築物土台部に取り付け、更に、外壁板Dを施工した後で図6の土台水切り用エンドキャップA8を土台水切りB1、B2に取り付けた場合も同じ土台部施工構造である。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。
また、上記実施例は全て、正面から見て土台水切りの右側に土台水切り用エンドキャップを適用する場合について述べたが、被覆部の形状を左右反転させる事により、土台水切りの左側にも適用する事が可能である。
以上説明したように、本考案によれば、外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した土台水切りをも含む、様々な形状の土台水切りの側面を確実に閉塞する事が可能である。
また、ねじ、釘又は接着剤により土台水切り用エンドキャップを土台水切りに固定する事で、土台水切りと土台水切り用エンドキャップの固定力は向上し、長期に渡り、安定する。
更に、土台水切りを建築物土台部に取り付けた後や、更に外壁板を施工した後でも、土台水切り用エンドキャップを取り付けることが可能であり、施工作業の利便性が拡がり、作業性が向上する。
更に、土台水切り用エンドキャップの突出部が、土台水切りの支承板部、留め付け金具又はスターター金具等に適用不可な場合でも、土台水切り用エンドキャップを被覆部とそれ以外の部分とに2分割する事で、被覆部のみを取り付ける事が可能である。
本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの一実施例を示す図である。 本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例を示す図である。 本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例を示す図である。 本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例を示す図である。 本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例を示す図である。 図1に示す土台水切り用エンドキャップの変形例を示す図である。 本考案にかかる土台水切り用エンドキャップの他の実施例を示す図である。 図1に示す土台水切り用エンドキャップを土台水切りに取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示す図である 図1に示す土台水切り用エンドキャップを、外壁板を施工した後の土台水切りに取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示す図である。 図3に示す土台水切り用エンドキャップを土台水切りに取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。 図5に示す土台水切り用エンドキャップを土台水切りに取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。 図7に示す土台水切り用エンドキャップを土台水切りに取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示した図である。 図7に示す土台水切り用エンドキャップを、外壁板を施工した後の土台水切りに取り付けた、本考案にかかる土台部施工構造の一実施例を示す図である。 土台水切りの従来例を示した図である。 図14に示す土台水切りに用いられる従来の土台水切り用エンドキャップの一例を示す図である。 図15に示す土台水切り用エンドキャップを、図14に示す土台水切りに取り付けた土台部施工構造を示す図である。 鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能を有した従来の土台水切りの一例を示した図である。 図17に示す土台水切りに用いられる従来の土台水切り用エンドキャップの一例を示す図である。 図18に示す土台水切り用エンドキャップを、図17に示す土台水切りに取り付けた土台部施工構造を示す図である。 外壁材を支持する機能と鼠等の小動物の侵入を防ぐ機能とを有した従来の土台水切りの一例を示した図である。
符号の説明
A1〜A9 土台水切り用エンドキャップ
B1〜B3 土台水切り
C 釘又はビス
D 外壁材
1 被覆部
1a 水切り面部
1b 前面部
1c 底面部
1d 被覆面部
1e 突起部
2 固定板部
3 突出部
4 固定用の穴
5 分離用溝部
101 土台水切りの背板部
102 土台水切りの水切り板部
103 土台水切りの前板部
104 土台水切りのカバー板部
105 土台水切りの支承板部
106 土台水切りの化粧板部
107 土台水切りのカバー部材
201 従来の土台水切り用エンドキャップの水切り外板
202 従来の土台水切り用エンドキャップの水切り内板
203 従来の土台水切り用エンドキャップの垂下外板
204 従来の土台水切り用エンドキャップの垂下内板
205 従来の土台水切り用エンドキャップのキャップ板部
206 従来の土台水切り用エンドキャップの土台水切りの差し込み部
207 従来の土台水切り用エンドキャップの土台水切りのカバー部

Claims (6)

  1. 土台水切りの側端部近傍に配される固定板部と、該土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞させる被覆部とから成る土台水切り用エンドキャップ。
  2. 請求項1に記載の土台水切り用エンドキャップであり、
    上記固定板部と上記被覆部は連接一体化されており、土台水切りのほぼ側面視形状に形成されている土台水切り用エンドキャップ。
  3. 請求項2に記載の土台水切り用エンドキャップであり、
    上記固定板部の下端近傍部に水平方向に走る分離用溝部が形成されている土台水切り用エンドキャップ。
  4. 請求項3に記載の土台水切り用エンドキャップであり、
    上記固定板部は上記分離用溝部に沿って切断可能なように樹脂で形成されている土台水切り用エンドキャップ。
  5. 建築物の土台部に土台水切りと請求項1乃至4のいずれか1項に記載の土台水切り用エンドキャップとが配設されており、
    上記土台水切りの背板部の側端部近傍に上記土台水切り用エンドキャップの固定板部が配されており、
    上記土台水切り用エンドキャップの被覆部が上記土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞させており、
    上記土台水切り用エンドキャップはビスまたは釘が打ち込まれて上記土台水切りに固定されている建築物の土台部施工構造。
  6. 建築物の土台部に土台水切りが配設されており、
    請求項3又は4に記載の土台水切り用エンドキャップが固定板部に設けた分離用溝部で2分割されて、該土台水切り用エンドキャップの被覆部が上記土台水切りの側端部に形成される開口部を閉塞させており、
    上記土台水切り用エンドキャップの被覆部が接着剤により上記土台水切りに固定されている建築物の土台部施工構造。
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