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JP3119591B2 - 携帯通信機のコネクタ保持構造 - Google Patents

携帯通信機のコネクタ保持構造

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Publication number
JP3119591B2
JP3119591B2 JP08333903A JP33390396A JP3119591B2 JP 3119591 B2 JP3119591 B2 JP 3119591B2 JP 08333903 A JP08333903 A JP 08333903A JP 33390396 A JP33390396 A JP 33390396A JP 3119591 B2 JP3119591 B2 JP 3119591B2
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JP
Japan
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communication device
circuit board
holding structure
portable communication
connector
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JP08333903A
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JPH10172693A (ja
Inventor
充孝 白石
Original Assignee
埼玉日本電気株式会社
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ保持構造に
関し、特に携帯通信機におけるスタッキングコネクタ
コネクタ保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯通信機のコネクタ保持構造
は、図3(a)にその外観の1例を示すように、筐体1
1の内側に第一の回路基板12と第二の回路基板13と
からなる。また、図3(b)に示すように第一の回路基
板12に切り欠き穴16を設け、また第二の回路基板1
3にも切り欠き穴17を設け、ねじ15にて締め付けて
ある。また第一の回路基板12と第二の回路基板13
は、両基板を平行に接続するべきスタッキングコネクタ
14により接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第一の問題点は、スタ
ッキングコネクタが破損しやすいことである。その理由
は、落下等により外部から衝撃を受けたとき、周囲を保
護されていないスタッキングコネクタに直接その衝撃が
加わるからである。
【0004】第二の問題点は、実装範囲が制限されるこ
とである。その理由は、ねじ締めのための切り欠き穴を
設けなければならないからである。
【0005】第三の問題点は、組立性及び取外し性が悪
いことである。その理由はねじ締めの工数がかかるこ
と、及びコネクタの接続取外しの都度、ねじ締めを外す
必要があるからである。
【0006】本発明の目的は携帯通信機のコネクタ保持
構造において、二つの回路基板に穴を開けることなく保
持し、かつ落下等の衝撃にも耐えうる構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯通信機のコ
ネクタ保持構造は、二つに分かれた回路基板が筐体内に
て平行に配置される携帯通信機において、前記二つの回
路基板を平行に接続すべく前記回路基板のそれぞれに設
けた流動性のよい樹脂からなるスタッキングコネクタの
少なくとも一方の周囲に剛性の高い補強わくをはめ込
み、少なくとも一方の前記回路基板と前記筐体との間に
がたつき防止部材を設けてなる。
【0008】この携帯通信機のコネクタ保持構造におい
て、前記がたつき防止部材がクッション材であってもよ
いし、或いはコイルばねであってもよい。
【0009】具体的には、二つに分かれた第一及び第二
の回路基板(図1の2,3)を平行に実装配置する携帯
通信機において、筐体(1)と第二の回路基板(3)の
間にクッション(6)をはさみ、二つの回路基板(2,
3)を平行接続しているスタッキングコネクタ(図2の
4)の周りに補強わく(5)をはめ込んでおく。
【0010】このような構成によれば、補強わくにより
保護されたスタッキングコネクタは外部の衝撃を受けて
も破損することがなく、また二つの回路基板のねじ締め
が不要となるため、回路実装効率があがり、さらに生産
性も向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態の要部を破断し
た斜視図、図2はその分解斜視図である。
【0013】この実施の形態において、図1に示すよう
に、筐体1の内側には第一の回路基板2と第二の回路基
板3が平行に実装配置されて組み込まれている。また、
筐体1と第二の回路基板3の間には、両者間のがたつき
を防止する部材としてのクッション6を四隅に配置して
おく。
【0014】さらに図2に示すように、第一の回路基板
2と第二の回路基板3とは、二つの回路基板間を平行に
接続するために両基板にそれぞれ設けられたスタッキン
グコネクタ4により接続されている。また、第一の回路
基板2側のスタッキングコネクタ4の周囲には補強わく
5を圧入してはめ込んでおく。
【0015】このような構成によるこの実施の形態の動
作は以下のようになる。
【0016】筐体1の内部にて第一、第二の回路基板
2,3を平行配置してスタッキングコネクタ4により互
いに平行接続し、クッション6により筐体1と第二の回
路基板3間のがたつきをなくしつつ、組立て実装する。
このように実装したコネクタ保持構造において、筐体1
の外部より落下等の衝撃を受けたとき、補強わく5によ
って保護されるためスタッキングコネクタ4が破損する
ことなく確実に保持することができ、さらに第一、第二
の回路基板2,3及びスタッキングコネクタ4に与える
衝撃をクッション6にて吸収することができる。またク
ッション6は、スタッキングコネクタ4の接続を外す際
に、第二の回路基板3の移動に対する逃げの作用を有す
るため、接続外し作業が容易に行える。
【0017】なお、この実施の形態では、がたつき防止
部材としてクッション6を例示したが、これに代わって
コイルばね等を用いてがたつきを防止し衝撃を吸収する
ようにしてもよい。また、スタッキングコネクタ4に代
わり、同様に二つの回路基板間を平行に接続する他のコ
ネクタを用いてもよい。
【0018】次に本発明の一実施例について説明する。
この実施例は、図1に示すように、筐体1と、その内側
に平行に実装配置される第一の回路基板2及び第二の回
路基板3とからなる。また、第二の回路基板3上の四隅
には弾力性のあるクッション6を配置し、筐体1に当て
ておく。
【0019】さらに図2に示すように、第一の回路基板
2と第二の回路基板3は流動性のよい樹脂でできたスタ
ッキングコネクタ4により平行に接続されている。ま
た、第一の回路基板2側のスタッキングコネクタ4の周
りには、剛性が高く落下衝撃に強い、例えば合成樹脂製
の補強わく5をきつく圧入してはめ込んでおく。
【0020】このような本実施例のコネクタ保持構造に
よれば、筐体1の外部より落下等の衝撃を受けたとき、
補強わく5により保護されたスタッキングコネクタ4が
破損することなく確実に保持することができ、またクッ
ション6により外部からの衝撃を吸収することができる
とともに、接続取り外し作業が容易に行える。
【0021】
【発明の効果】第一の効果は、スタッキングコネクタを
破損することなく確実に保持できることである。その理
由は、スタッキングコネクタが補強わくにより保護さ
れ、さらにがたつき防止部材により外部からの衝撃を吸
収するからである。
【0022】第二の効果は、実装効率の向上である。そ
の理由は、ねじ締め用の切り欠き穴を設けずに済むため
である。
【0023】第三の効果は、生産性の向上である。その
理由は、ねじ締め及び取り外しの手間がなくなるからで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を破断した外観斜視
図である。
【図2】図1に示した実施の形態の要部を表す分解斜視
図である。
【図3】従来の携帯通信機のコネクタ保持構造の一例を
示し、(a)は一部を破断した外観斜視図、(b)はそ
の要部を表す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,11 筐体 2,12 第一の回路基板 3,13 第二の回路基板 4,14 スタッキングコネクタ 5 補強わく 6 クッション 15 ねじ 16,17 切り欠き穴
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−37416(JP,A) 特開 平3−112082(JP,A) 実開 平1−165574(JP,U) 実開 平3−62480(JP,U) 実開 平7−16011(JP,U) 実開 平1−160884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 H01R 12/16 H05K 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つに分かれた回路基板が筐体内にて平
    行に配置される携帯通信機において、前記二つの回路基
    板を平行に接続すべく前記回路基板のそれぞれに設けた
    流動性のよい樹脂からなるスタッキングコネクタの少な
    くとも一方の周囲に剛性の高い補強わくをはめ込み、少
    なくとも一方の前記回路基板と前記筐体との間にがたつ
    き防止部材を設けてなることを特徴とする携帯通信機の
    コネクタ保持構造。
  2. 【請求項2】 前記がたつき防止部材がクッション材で
    あることを特徴とする請求項1記載の携帯通信機のコネ
    クタ保持構造。
  3. 【請求項3】 前記がたつき防止部材がコイルばねであ
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯通信機のコネク
    タ保持構造。
JP08333903A 1996-12-13 1996-12-13 携帯通信機のコネクタ保持構造 Expired - Fee Related JP3119591B2 (ja)

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JPH10172693A JPH10172693A (ja) 1998-06-26
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