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JP3119352U - デザイン自由度の大なる形態可変式ソファー - Google Patents

デザイン自由度の大なる形態可変式ソファー Download PDF

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JP3119352U JP2005010447U JP2005010447U JP3119352U JP 3119352 U JP3119352 U JP 3119352U JP 2005010447 U JP2005010447 U JP 2005010447U JP 2005010447 U JP2005010447 U JP 2005010447U JP 3119352 U JP3119352 U JP 3119352U
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和弘 岸上
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マルイチセーリング株式会社
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Abstract

【課題】 使用環境に合わせてソファー形態を容易に変更できることは勿論、多様な形態のソファーが形成可能であるとともに、余分な代替ユニットでも有効に活用することができ、しかも、構造も簡素なソファーデザインの自由度の大なる形態可変式ソファーを提供すること。
【解決手段】 1種以上のソファーユニット1・1…と;これらのソファーユニット1の中から選択される複数のソファーユニット1を載置可能な形状スペースを有し、所定位置には載置された前記各ソファーユニット1を底面において螺着可能な連結ボルト2が植設された台輪フレーム3との組み合わせから成り、前記台輪フレーム3上に前記ソファーユニット1を選択配置してボルト結合させることによってユニットの組合わせデザインを任意に選べるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ソファーの改良、詳しくは、形態の変更が容易に可能で、しかも、デザインの自由度が非常に高い形態可変式ソファーに関するものである。
周知のとおり、最近では、使用環境に合わせてフレキシブルに形態を変更できるソファーが一般的に用いられている。
そして、従来、このようなソファーに関して、座部及び背凭れ部、肘掛けをパーツ化するとともに、それらを突起及び穿孔による嵌合構造やボルト及びナット材による係止構造によって座フレームに着脱自在に取り付けることで、各パーツの取替えを可能にし、さらに、パーツの組み合わせによってソファー形態の変更を容易に行えるソファーが公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来ソファーにおいては、ソファーデザインを、座部及び背凭れ部の形態にのみ依存した構造であったことから、形成可能なソファーデザインの範囲が制限されて変化に乏しいという難点があった。
また、従来ソファーでは、新規にパーツを購入して取り替えた場合において、パーツ単体での使用が不可能であることから、再度取り替えられるまで余分となったパーツが不使用の状態となってしまい、格納上、非常に不便であった。
加えて、従来のソファーにおいては、パーツ各々に対して異なった連結手段が用いられていたことから、ソファー構造が自然と複雑になってしまい、それが、製造費が嵩む原因となるとともに、故障時の修理を面倒にしていた。
特開平10−179321号公報(第2−5頁、第1−3図)
本考案は、この上記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、使用環境に合わせてソファー形態を容易に変更できることは勿論、多様な形態のソファーが形成可能であるとともに、余分な代替ユニットでも有効に活用でき、しかも、構造も簡素なソファーデザインの自由度の大なる形態可変式ソファーを提供することにある。
本考案者が、上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、1種以上のソファーユニット1・1…と;これらのソファーユニット1の中から選択される複数のソファーユニット1を載置可能な形状スペースを有し、所定位置には載置された前記各ソファーユニット1を底面において螺着可能な連結ボルト2が植設された台輪フレーム3との組み合わせから成り、前記台輪フレーム3上に前記ソファーユニット1を選択配置してボルト結合させることによってユニットの組合わせデザインを任意に選べるように構成した点に特徴がある。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ソファーユニット1の底面中心に係止孔13を螺設する一方、台輪フレーム3の所定位置には挿通孔32を備えた取付板31を配設して、この取付板31の挿通孔32を介して植設された連結ボルト2に前記ソファーユニット1を係止孔13で螺着することで、ソファーユニット1を台輪フレーム3に連結するという技術的手段を採用することができる。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ソファーユニット1の底面角に固定金具14を突設するとともに、台輪フレーム3には、ソファーユニット1の大きさに合わせた間隔で仕切り板33を配設するという技術的手段を採用することができる。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ソファーユニット1の中のに少なくとも1種が背凭れ部12を備え、かつ、平面視が正方形に作製するという技術的手段を採用することができる。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ソファーユニット1の背凭れ部12を、着座者の両側位置にきた場合に肘掛けとして使用できる程度の上面レベルに形成するという技術的手段を採用することができる。
本考案のソファーにおいては、形態が異なる複数のソファーユニットの中から所定個数を選択し、それを台輪フレーム上に配置して、台輪フレーム上に植設された連結ボルトで固定できるように構成したことによって、様々なソファーユニットから成る多様なデザインのソファーを一体的に作製することができる。
また、単体でも使用できる形態のソファーユニットを用いたことによって、新規に別形態のソファーユニットを購入した際に、余分となったソファーユニットに関しても有効に活用できるため、非常に経済的である。
そしてまた、ソファーユニットと台輪フレーム、そして、これらを連結する連結ボルトという最小限の部材から構成したことによって、ソファー構造を簡素にすることができるため、製造の手間が少なくコストを低減できるとともに、故障した際における取扱いも容易となる。
したがって、本考案により、使用環境に合わせて形態をフレキシブルに変更できるだけでなく、経済的で取扱い易さに優れたデザイン自由度が非常に高いソファーを提供できることから、実用的利用価値は頗る高いものと云える。
『第1実施形態』
本考案の第1実施形態を具体的に図示した図1から図4に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。まず、図中において符号1で指示するものは、ソファーユニットであり、符号2で指示するものは、連結ボルトである。そして、符号3で指示するものは、木材を用いて作製された台輪フレームである。
次に、本実施形態の構成を以下から説明する。まず、本実施形態においては、少なくとも座部11を有する1種以上のソファーユニット1・1…を作製した(図1、図2参照)。
そして、これらのソファーユニット1・1…の中から選択した所定個数のソファーユニット1・1を載置可能な形状スペースを有した台輪フレーム3を形成するとともに、この台輪フレーム3には、ソファーユニット1を底面において螺着可能な連結ボルト2を植設して、台輪フレーム3上に選択配置したソファーユニット1をボルト結合した。
なお、本実施形態では、ソファーユニット1の底面中心に係止孔13を螺設し、かつ、台輪フレーム3の所定位置には取付板31を配設して、この取付板31に穿設された挿通孔32を介して植設された連結ボルト2に前記ソファーユニット1を係止孔13で螺着した。これによって、ソファーユニット1の連結を一ヶ所で行うことができるため、構造を簡素化できるとともに、連結作業を高速化できる。
また、背凭れ部12を備え、かつ、平面視が正方形のソファーユニット1に選択したことにより、連結ボルト2を取り外してソファーユニット1を90度単位で回転させて再び連結すれば、ソファーを異なるデザインへと変貌させることができる。
例えば、図3に示すように、二つのソファーユニット1・1を夫々逆方向に90度回転すれば、横臥に適した形態のソファーを形成することができる。また、この形態時においては、ソファーユニット1の背凭れ部12が比較的低く形成されていることから、背凭れ部12を肘掛けとして使用して着座することも可能である。
また、これだけでなく他にも、図4に示すように、片方のソファーユニット1を180度回転させて、逆向きに着座可能なソファーを形成することもできる。
上記のように構成したことによって、様々な形態のソファーユニット群1・1…から選択してソファーを形成でき、これらを台輪フレーム3によってボルト連結できるため、多様なデザインのソファーを一体的に作製することができる。
また、座部11を配した単体でも使用できるソファーユニット1を用いていることから、新規に別形態のソファーユニット1を購入した際、余分になったソファーユニット1に関しても有効に活用できるため、非常に経済的である。
そしてまた、ソファーユニット1と台輪フレーム3、そして、これらを連結する連結ボルト2という最小限の部材から構成したことによって、ソファー構造を簡素化することができるため、製造コストの低減化が可能で、故障した際における取扱いも容易となる。
そして、本実施形態では、ソファーユニット1の底面角部にL字断面の固定金具14を突設し、さらに、台輪フレーム3には、ソファーユニット1の大きさに合わせた間隔で仕切り板33を配設した。そして、台輪フレーム3の外枠及び仕切り板33の内側面に対して固定金具14を嵌装した状態でソファーユニット1を台輪フレーム3に載置した。
これにより、連結作業時にソファーユニット1の横方向のズレを防止して台輪フレーム3に対するソファーユニット1の位置を確定できるとともに、使用時において連結ボルト2を含む連結部分に加わる負荷を上記の嵌装部分で分散することで大幅に軽減することができる。
『第2実施形態』
本考案の第2実施形態を具体的に図示した図5に基いて更に詳細に説明する。本実施形態では、台輪フレーム3及びソファーの形態をL字型に形成するとともに、平面視が矩形及び正方形のソファーユニット1を選択して台輪フレーム3上に配置し、矩形のソファーユニット1を、L字型の台輪フレーム3上で縦横自由に回転させて固定できるように構成した。これにより、正方形型のソファーユニット1でなくとも、多様なデザインのソファーを形成することができる。
また、本実施形態においては、台輪フレーム3の内縁角部に、ブロック状の取付部材を配設し、この取付部材に穿設した挿通孔32を介して連結ボルト2を、ソファーユニット1の底面角に螺設された係止孔13に螺着した。これによって、ソファーユニット1の底面四角で台輪フレーム3と連結できるため、連結強度をより高めることができる。
そして、台輪フレーム3を選択配置されるソファーユニット1・1よりも一回り大きく作製し、かつ、上記ブロック状の取付部材を台輪フレーム3の高さよりも低く形成することによって、ソファーユニット1を台輪フレーム3内に嵌合した状態で配置できるようにした。これにより、ソファーユニット1の位置決め及び連結部分に対する負荷の軽減を可能にしている。
また、本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものではなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、台輪フレーム3に用いる材料には、木材でなくとも、比較的軽量でソファー本体1を支持することができれば、金属材料や合成樹脂材料を用いてもよい。
また、台輪フレーム3の形態は直線型やL字型に限らず、S字型や環型でもよく、加えて、使用するソファーユニット1の個数も実施形態に制限されることはない。
そして、ソファーユニット1の形態も勿論図示したものに限らず、座部11や背凭れ部12に特徴のあるものや、カバーリングに特徴のあるものを採用して、独創的なデザインのソファーを形成できるようにしてもよく、何れも本考案の技術的範囲に属する。
最近では、室内の雰囲気や着座及び横臥姿勢に合わせて形態を変更することができるソファーが一般需要者から強く求められている。ところが、背凭れ部や肘掛け部の形状だけでなくそれらの配置変更まで許容するデザイン変更の自由度が大きいソファーは、市場において未だ見受けられなかった。
その点、本考案の形態可変式ソファーは、デザイン変更の自由度を最も重視して為されており、しかも、使用者及び製造者の双方にとって扱い易いよう構造が至ってシンプルに纏まっていることから、市場の需要に対して充分に応えることができるため、本考案の産業上の利用価値は非常に高いと云える。
本考案の第1実施形態におけるソファーを表わす全体斜視図である。 本考案の第1実施形態におけるソファーを表わす説明斜視図である。 本考案の第1実施形態における使用状態を表わす説明斜視図である。 本考案の第1実施形態における使用状態を表わす説明斜視図である。 本考案の第2実施形態におけるソファーを表わす全体斜視図である。
符号の説明
1 ソファーユニット
11 座部
12 背凭れ部
13 係止孔
14 固定金具
2 連結ボルト
3 台輪フレーム
31 取付板
32 挿通孔
33 仕切り板

Claims (5)

  1. 1種以上のソファーユニット1・1…と;これらのソファーユニットの中から選択される複数のソファーユニット1を載置可能な形状スペースを有し、所定位置には載置された前記各ソファーユニット1を底面において螺着可能な連結ボルト2が植設された台輪フレーム3との組み合わせから成り、前記台輪フレーム3上に前記ソファーユニット1を選択配置してボルト結合させることによってユニットの組合わせデザインを選べるように構成したことを特徴とするデザイン自由度の大なる形態可変式ソファー。
  2. ソファーユニット1の底面中心に係止孔13が螺設されている一方、台輪フレーム3の所定位置には取付板31が配設され、この取付板31に穿設された挿通孔32を介して植設された連結ボルト2に前記ソファーユニット1を係止孔13で螺着させることによって、各ソファーユニット1と台輪フレーム3とが連結されていることを特徴とする請求項1記載のデザイン自由度の大なる形態可変式ソファー。
  3. ソファーユニット1の底面角に固定金具14が突設されているとともに、台輪フレーム3には、ソファーユニット1の大きさに合わせた間隔で仕切り板33が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のデザイン自由度の大なる形態可変式ソファー。
  4. ソファーユニット1の中の少なくとも1種が背凭れ部12を備え、かつ、平面視が正方形に作製されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のデザイン自由度の大なる形態可変式ソファー。
  5. ソファーユニット1の背凭れ部12が、着座者の両側位置にきた場合に肘掛けとして使用できる程度の上面レベルに形成されていることを特徴とする請求項4記載のデザイン自由度の大なる形態可変式ソファー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019054835A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 コクヨ株式会社 ソファユニット
KR102261368B1 (ko) * 2020-09-16 2021-06-08 주식회사 라이브러리엔 자유로운 조합 구성이 가능한 조립식 소파

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