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JP3116925U - エアコン風偏向装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井カセット型エアコンや、天井埋込型エアコン等に於て、天井埋設の空調パネルの吹出口から、下方向に吹出すエアコン風を、パネルの下方に居る人に直接当たらないように偏向するエアコン風偏向装置を提供する。
【解決手段】4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口20が開設された矩形状天井埋込空調パネル21に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材8を、備える。かつ、吹出口20の下方に配設される帯板状偏向板体1と、偏向板体1を井桁部材8に水平軸心L廻りに揺動可能に枢着する枢着具9と、偏向板体1の水平面Hからの傾斜角度θを調節する角度調節部7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、天井面に設けられたエアコン用パネルの吹出口から吹出した風を偏向させる装置に関するものである。
天井カセット型エアコンや、天井埋込型エアコン等の空調機に於ては、天井に埋設されたパネルの吹出口から、エアコン風(空調された風)が下向きに吹出して部屋内を冷暖房するものが一般的に知られている。パネルは矩形状を有し、吹出口は各辺に沿って細長状に形成されているものが、一般的である。
エアコン風は、パネルの吹出口から一定方向(下向き)に吹出すので、パネルの下方に居る人に、直接エアコン風が当たることになる。よって、飲食店やオフィス等、人が長時間同じ場所に居る場所で使用される場合、パネルの下方に居る人は、長時間エアコン風を受け続けて、体調を崩す等の悪影響を及ぼされる。また、一定方向(下方向)に吹出し続けるので、室内全体が均等に冷暖房されない。
また、この天井に取付けられたパネルの吹出口に帯板状のベーン(羽根板)が設けられたものもあるが、このベーンの向きを変えても、エアコン風の向きが僅かに変わるだけなので、エアコン風をパネル下方の人に全く当てないようにするのは困難である。
そこで、本考案は、天井カセット型エアコンや、天井埋込型エアコン等に於て、天井埋設の空調パネルの吹出口から下方向に吹出したエアコン風を、パネルの下方に居る人に直接当たらないように偏向するエアコン風偏向装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係るエアコン風偏向装置は、4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口が開設された矩形状天井埋込空調パネルに、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材と、上記吹出口の下方に配設される帯板状偏向板体と、該偏向板体を上記井桁部材に水平軸心廻りに揺動可能に枢着する枢着具と、上記偏向板体の水平面からの傾斜角度を調節する角度調節部と、を備えたものである。
また、本考案に係るエアコン風偏向装置は、4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口が開設された矩形状天井埋込空調パネルに、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材と、上記吹出口の下方に配設される帯板状偏向板体と、該偏向板体を上記井桁部材に水平軸心廻りに揺動可能に枢着する枢着具と、上記偏向板体の水平面からの傾斜角度を調節する角度調節部と、を備え、該角度調節部は、上記井桁部材に付設されると共に上記偏向板体を両側から保持する保持板と、該保持板の対向面に形成された角度調節用の複数の差込孔に抜差自在に差込まれ上記偏向板体を下側から支持する角度調節支持部材と、を有するものである。
また、本考案に係るエアコン風偏向装置は、4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口が開設された矩形状天井埋込空調パネルに、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材と、上記吹出口の下方に配設される帯板状偏向板体と、該偏向板体を上記井桁部材に水平軸心廻りに揺動可能に枢着する枢着具と、上記偏向板体の水平面からの傾斜角度を調節する角度調節部と、を備え、該角度調節部は、上記井桁部材に付設されると共に上記偏向板体を両側から保持する保持板と、該偏向板体の両側辺部に付設され該保持板の対向面に摩擦力をもって当接する摩擦付与部材と、を有するものである。
本考案は、次のような著大な効果を奏する。
本考案に係るエアコン風偏向装置は、細長状吹出口が開設された天井埋込空調パネルに、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材と、吹出口の下方に配設される帯板状偏向板体と、を備えているので、パネルの各吹出口から下方向に吹出したエアコン風が、各偏向板体の上面を流れて、側方へと逃がされる。よって、エアコンの下方に居る人にエアコン風が直接当たるのを防ぐことができるので、長時間居続けても、身体を害されることなく、快適に過ごすことができる。特に、飲食店では、客は同じ席に長時間居続けることが多いので、非常に有用である。
また、エアコン風偏向装置は、偏向板体を井桁部材に水平軸心廻りに揺動可能に枢着する枢着具と、偏向板体の水平軸心廻りの水平面からの傾斜角度を調節する角度調節部と、を備えているので、偏向板体の傾斜角度を所望の変更することができ、室内を広範囲にわたって均等に空調できる。
また、井桁部材を、エアコンのパネルに下方から着脱自在に取付けることができるので、飲食店やオフィス等に設置されている既設のエアコンにも、後付けして使用できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
図1,図2は本考案に係るエアコン風偏向装置の実施の一形態を示し、この装置は、天井に取付けた矩形パネルの吹出口から吹出すエアコン風(空調された風)の偏向を行うものである。天井に埋設したパネルから下方へエアコン風を吹出して部屋内を空調するエアコンとしては、主に、天井カセット型エアコン・天井埋込型エアコン等がある。
図1,図2は、天井カセット型エアコン22について使用する実施例である。この天井カセット型エアコン22は、天井ボード15に切欠かれた開口16に装着された室内機本体25の下面に、空調パネル21を、天井ボード15の下面に略面一となるように取付けたものである。パネル21は矩形状に形成され、4辺に沿って夫々細長状吹出口20…が開設されている。23は複数の平行なスリット24…を有しパネル21の中央に設けられた矩形状の吸込口である。
そして、エアコン風偏向装置は、パネル21に下方から着脱自在に取付けられる井桁部材8を備える。
井桁部材8は、上記パネル21の吸込口23と略同一の大きさに「井」の字状(矩形状)に組み合わされた4枚の帯板30…を、有する。相互に平行な一対の帯板30,30の一端部が、パネル21の4つの吹出口20…の夫々に対応するように配設され、その一端部同士の間隔は、吹出口20の幅と略同一幅乃至それ以上の大きさに設定される。
また、井桁部材8は、相互に平行な帯板30,30を連結する補強帯板31と、補強帯板31より外側にて一対の帯板30,30を連結する補強組板体32と、相互に直交する帯板30,30のコーナー部の外側を連結する斜補強板33と、を有する。補強組板体32は、4枚の帯板を井の字状(あるいは、♯状)に組んだものである。井桁部材8の材質は木製やプラスチック製である。
また、エアコン風偏向装置は、各吹出口20の下方に配設される帯板状の偏向板体1と、偏向板体1を井桁部材8に水平軸心L廻りに揺動可能に枢着する枢着具9と、偏向板体1の水平面Hからの傾斜角度θを調節する角度調節部7と、を備える。
具体的には、帯板状の偏向板体1は、横方向長さ寸法が、相互に平行な一対の帯板30,30の間隔よりも僅かに小さく設定され、材質は木製やプラスチック製である。
また、枢着具9は、相互に平行な一対の帯板30,30の端部同士を連結する取付帯板18と、取付帯板18の下辺部と偏向板体1の上辺部とを繋いで偏向板体1を水平軸心L廻りに揺動可能に保持するためのヒンジ部材19…と、を有する。偏向板体1は、真下を向く状態と、外方向へ水平面Hと略同一に向く状態との間を、水平面Hからの角度θ調節自在として、揺動する。
次に、角度調節部7は、井桁部材8の各帯板30の両端に付設された略矩形状の保持板を、有する。即ち、井桁部材8の4枚の帯板30…には、計8枚の保持板2…が付設されており、2枚の保持板2,2が1セットとなって、1枚の偏向板体1を保持する。各保持板2は、その対向面2aに、角度調節用の差込孔3…が縦方向に所定ピッチで形成される。なお、「付設」とは、保持板2が各帯板30の端部に一体状に延設されること(図1,図2参照)や、あるいは、保持板2を、帯板30の端部に、ボルトナット結合・ネジ結合や、接着剤等で固着すること(図示省略)であると、定義する。
さらに、角度調節部7は、一対の保持板2,2に形成された差込孔3,3に抜差自在に差込まれ偏向板体1を下側から支持する角度調節支持部材(ピン部材)4を、有する。あるいは、複数の所定角度調節用の差込孔3…は、上記水平軸心Lを中心として円弧状に所定ピッチをもって各保持板2に形成されてもよい(図示省略)。このように形成することで、偏向板体1が、どの角度θに傾斜状に保持される状態であっても、偏向板体1は、下面の同一箇所が、ピン部材4から支持されて、安定性がよい。
そして、井桁部材8が、複数の取着部材27…によって、パネル21に取着される。各取着部材27は、井桁部材8の上面に固定される固定ピンと、固定ピンの上部に繋がれたチェーン部材と、チェーン部材の上部に繋がれてパネル21の吸込口23の一本のスリット24を着脱自在に挟持する挟持部材と、から成る(図3参照)。図4は、取着部材27の別の例を示し、挟持部材を省いて、チェーン部材をスリット24に巻いて吊り下げ状とした。
井桁部材8とパネル21とを当接させずに、所定間隔を設けることにより、パネル21の振動が井桁部材8に伝わるのが防がれる。
図5,図6は本考案に係るエアコン風偏向装置の他の実施の形態を示し、図1,図2に示したものとは以下の点で相違する。即ち、図5,図6に示した角度調節部7は、各偏向板体1の両側辺部10,10に付設され対向する保持板2,2の対向面2a,2aに摩擦力をもって当接する摩擦付与部材6,6を、有する点である。摩擦付与部材6は、例えば、ゴム材を細長状に形成したものである。かつ、保持板2は(図1,図2で示した)差込孔3…は形成されておらず、対向面2aは平坦面状である。
また、図5,図6に示した枢着具9は、図1,図2に示した取付帯板18,ヒンジ部材19に換えて、以下の枢支ピン29から成る。即ち、枢支ピン29は、一対の保持板2,2の上部に形成された孔部に両外側方から差込まれると共に、偏向板体1の両側辺部10,10の上部11,11に形成された孔部に差込まれ、枢支するものである。
次に、本考案に係るエアコン風偏向装置の使用方法について説明する。
先ず、図1,図2に示したように、(飲食店の客席等の)既設の天井カセット型エアコン22のパネル21の下方に、エアコン風偏向装置を取着部材27…にて吊下状に取着する。このとき、パネル21の4つの吹出口20…の夫々の下方に、エアコン風偏向装置の4枚の偏向板体1…を夫々対応させる。
そして、偏向板体1…を水平面Hから所望の角度θに下傾状かつ外方向きとして、ピン部材4…を保持板2の差込孔3…に差込めば、偏向板体1…が支持されてセット完了である。
そして、エアコン22の運転を開始すると、パネル21の各吹出口20から下方向に吹出したエアコン風が、矢印Fのように各偏向板体1の上面に当たり、側方へと逃がされる。これにより、エアコン22の下方に居る客や店員等(飲食店の場合)に、エアコン風が直接当たるのが防がれる。
そして、保持板2…の差込孔3…からピン部材4…を外して自由に調節することで、偏向板体1を所望の傾斜角度θに設定することができる。
また、図5,図6に示したエアコン風偏向装置に於ては、各偏向板体1の摩擦付与部材6,6が保持板2,2の対向面2a,2aに摩擦力をもって当接することで、各偏向板体1は傾斜状態で保持されるので、偏向板体1を所望の角度θまで揺動させて手を離せば、セット完了となる。そして、吹出口21から下向きに吹出したエアコン風は、矢印Fのように偏向板体1の上面を流れて偏向し、エアコン22のパネル21の下方に居る人に直接当たらない。
なお、エアコン風偏向装置の帯板状偏向板体1,保持板2,井桁部材8に様々な装飾を施したり、美感を起こすように形成することで、エアコン風偏向装置を室内のインテリアの一部とすることも可能であり、飲食店等での使用に有用である。
以上のように、本考案に係るエアコン風偏向装置は、4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口20が開設された矩形状天井埋込空調パネル21に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材8と、吹出口20の下方に配設される帯板状偏向板体1と、偏向板体1を井桁部材8に水平軸心L廻りに揺動可能に枢着する枢着具9と、偏向板体1の水平面Hからの傾斜角度θを調節する角度調節部7と、を備えているので、パネル21の各吹出口20から下方向に吹出したエアコン風が、各偏向板体1の上面を流れて、側方へと逃がされる。よって、エアコン22の下方に居る人にエアコン風が直接当たるのを防ぐことができるので、長時間居続けても、身体を害されることなく、快適に過ごすことができる。また、偏向板体1の傾斜角度θを自由に変更することができるので、エアコン風を所望の方向に偏向することができ、室内を広範囲にわたって均等に空調できる。
また、井桁部材8を、エアコンのパネル21に下方から着脱自在に取付けることができるので、飲食店やオフィス等に設置されている既設のエアコンにも、後付けして使用できる。
また、本考案に係るエアコン風偏向装置は、4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口20が開設された矩形状天井埋込空調パネル21に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材8と、吹出口20の下方に配設される帯板状偏向板体1と、偏向板体1を井桁部材8に水平軸心L廻りに揺動可能に枢着する枢着具9と、偏向板体1の水平面Hからの傾斜角度θを調節する角度調節部7と、を備え、角度調節部7は、井桁部材8に付設されると共に偏向板体1を両側から保持する保持板2,2と、保持板2,2の対向面2a,2aに形成された角度調節用の複数の差込孔3に抜差自在に差込まれ偏向板体1を下側から支持する角度調節支持部材4と、を有するので、パネル21の各吹出口20から下方向に吹出したエアコン風が、各偏向板体1の上面を流れて、側方へと逃がされる。よって、エアコン22の下方に居る人にエアコン風が直接当たるのを防ぐことができるので、長時間居続けても、身体を害されることなく、快適に過ごすことができる。また、偏向板体1の傾斜角度θを自由に変更することができるので、エアコン風を所望の方向に偏向することができ、室内を広範囲にわたって均等に空調できる。
また、井桁部材8を、エアコンのパネル21に下方から着脱自在に取付けることができるので、飲食店やオフィス等に設置されている既設のエアコンにも、後付けして使用できる。
また、偏向板体1の両側に配設された保持板2,2の差込孔3に、角度調節支持部材4を差込んで、偏向板体1を下側から支持するので、簡易な構成でありながら、偏向板体1は、エアコン風を受け続けても、傾斜状態が確実に保持される。
また、本考案に係るエアコン風偏向装置は、4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口20が開設された矩形状天井埋込空調パネル21に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材8と、吹出口20の下方に配設される帯板状偏向板体1と、偏向板体1を井桁部材8に水平軸心L廻りに揺動可能に枢着する枢着具9と、偏向板体1の水平面Hからの傾斜角度θを調節する角度調節部7と、を備え、角度調節部7は、井桁部材8に付設されると共に偏向板体1を両側から保持する保持板2,2と、偏向板体1の両側辺部10,10に付設され保持板2,2の対向面2a,2aに摩擦力をもって当接する摩擦付与部材6,6と、を有するので、パネル21の各吹出口20から下方向に吹出したエアコン風が、各偏向板体1の上面を流れて、側方へと逃がされる。よって、エアコン22の下方に居る人にエアコン風が直接当たるのを防ぐことができるので、長時間居続けても、身体を害されることなく、快適に過ごすことができる。また、偏向板体1の傾斜角度θを自由に変更することができるので、エアコン風を所望の方向に偏向することができ、室内を広範囲にわたって均等に空調できる。
また、井桁部材8を、エアコンのパネル21に下方から着脱自在に取付けることができるので、飲食店やオフィス等に設置されている既設のエアコンにも、後付けして使用できる。
また、偏向板体1の両側に付設された摩擦付与部材6,6が、偏向板体1の両側に配設される保持板2,2の対向面2a,2aに摩擦力をもって当接するので、簡易な構成でありながら、偏向板体1は、エアコン風を受け続けても、傾斜状態が確実に保持される。
本考案に係るエアコン風偏向装置の実施の一形態を示す斜視図である。 説明用要部断面図である。 取着具を示す拡大側面図である。 別の取着具を示す拡大側面図である。 本考案に係るエアコン風偏向装置の他の実施の形態を示す説明用要部断面図である。 図5のA−A断面図である。
符号の説明
1 偏向板体
2 保持板
2a 対向面
3 差込孔
4 角度調節支持部材
6 摩擦付与部材
7 角度調節部
8 井桁部材
9 枢着具
10 側辺部
20 吹出口
21 パネル
θ 角度
H 水平面
L 水平軸心

Claims (3)

  1. 4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口(20)が開設された矩形状天井埋込空調パネル(21)に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材(8)と、上記吹出口(20)の下方に配設される帯板状偏向板体(1)と、該偏向板体(1)を上記井桁部材(8)に水平軸心(L)廻りに揺動可能に枢着する枢着具(9)と、上記偏向板体(1)の水平面(H)からの傾斜角度(θ)を調節する角度調節部(7)と、を備えたことを特徴とするエアコン風偏向装置。
  2. 4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口(20)が開設された矩形状天井埋込空調パネル(21)に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材(8)と、上記吹出口(20)の下方に配設される帯板状偏向板体(1)と、該偏向板体(1)を上記井桁部材(8)に水平軸心(L)廻りに揺動可能に枢着する枢着具(9)と、上記偏向板体(1)の水平面(H)からの傾斜角度(θ)を調節する角度調節部(7)と、を備え、
    該角度調節部(7)は、上記井桁部材(8)に付設されると共に上記偏向板体(1)を両側から保持する保持板(2)(2)と、該保持板(2)(2)の対向面(2a)(2a)に形成された角度調節用の複数の差込孔(3)に抜差自在に差込まれ上記偏向板体(1)を下側から支持する角度調節支持部材(4)と、を有することを特徴とするエアコン風偏向装置。
  3. 4辺の内の2辺以上に沿って細長状吹出口(20)が開設された矩形状天井埋込空調パネル(21)に、下方から着脱自在に取付けられる井桁部材(8)と、上記吹出口(20)の下方に配設される帯板状偏向板体(1)と、該偏向板体(1)を上記井桁部材(8)に水平軸心(L)廻りに揺動可能に枢着する枢着具(9)と、上記偏向板体(1)の水平面(H)からの傾斜角度(θ)を調節する角度調節部(7)と、を備え、
    該角度調節部(7)は、上記井桁部材(8)に付設されると共に上記偏向板体(1)を両側から保持する保持板(2)(2)と、該偏向板体(1)の両側辺部(10)(10)に付設され該保持板(2)(2)の対向面(2a)(2a)に摩擦力をもって当接する摩擦付与部材(6)(6)と、を有することを特徴とするエアコン風偏向装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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