JP3113825B2 - 放送番組の素材を記録しその内容を確認する方法、およびその方法を行うシステム - Google Patents
放送番組の素材を記録しその内容を確認する方法、およびその方法を行うシステムInfo
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Description
は無関係な順序に素材データ(映像データ)が記憶され
たランダムアクセス方式の記憶装置から直接映像データ
を読み出して放送に供する方式に関する。
記憶装置に映像信号等が記憶されたか否かの確認を番組
素材の静止画像情報を用いて視覚的におこなえるように
した放送番組の素材データを記録しその内容を表示する
方法とそのシステムに係る。
クや半導体メモリ等のランダムアクセス可能な記憶装置
を用いて番組素材ごとの映像信号等の映像データを記憶
し、その記憶装置から番組の編集順序に合わせたタイミ
ングで各映像信号等の映像データを再生し、別の記憶媒
体、例えば一本化テープと呼ばれるビデオテープに記録
する番組放送機器が用いられている。ここで、一本化テ
ープとは、放送順序に従った編集順序に各番組素材を記
録したビデオテープのことである。
内容を確認する方法として、カット単位に記憶されてい
る動画像の映像信号の編集作業時に、各カットの代表フ
レーム画像を取り出し、取り出された代表フレーム画像
を一覧表示する。そして編集者が、この動画像編集装置
を用いてその一覧表示を見ながら、各カットの再生順序
の情報を修正する方法が、例えば、「動画像編集装置」
と題する特開平4−117686号公報に開示されてい
る。
には、番組の放送順序が非常に重要な意味を持ち、その
放送された番組の順序に誤りが有ったときには放送事業
者に多大の影響を及ぼすことがある。そのため、従来の
方法では、一本化テープがまず作成される。この一本化
テープは、通常、番組放送前に視聴され、記録された番
組の順序が正しいかどうか確認されると共に、その再生
された番組の画像等の品質に問題がないか確認される。
その上で、番組放送時には、その確認済みの一本化テー
プから再生された映像信号等が放送されることになる。
て番組を放送する方法では、一本化テープが作成される
前に、番組を編集する作業時においては、編集された再
生順序情報に基づいて静止画像が並べて表示され、編集
者が編集結果やランダムアクセス方式の記憶装置に記憶
された映像信号の品質を容易に確認することができる。
しかしながら、再生順序情報が編集され一本化テープが
作成された後、番組放送前において、一本化テープに編
集された番組の順序とその番組の内容の再確認、あるい
は一本化テープから再生された番組の画像品質を確認す
る場合は、一本化テープを再生しながら再生画像につい
て上記確認項目を目視で確認するために、多大な時間が
必要であった。
いないと、一本化テープは作成できない。
序情報を編集内容確認時と放送時とで一元化して用いら
れるようにして、一本化テープの作成をせずに、番組放
送前あるいは一連の番組放送中に番組放送順序および番
組の代表静止画像の内容の確認を行なえるようにするこ
とである。
画像の品質の確認を不要とし、その確認のための多大な
テープ再生時間を削減することである。
中の番組送出順序の確認作業を容易にすることである。
ストアップされているにもかかわらず、ビデオサーバに
まだ記憶されていない番組等がないか、その有無を表示
した静止画像の有無によって確認することである。
素材データを記録しその内容を表示する方法は、各々の
番組素材データに識別符号が割り当てられて、その複数
の番組素材のデータを第1の記憶装置に格納するステッ
プと、番組素材毎に該素材データのうち、映像データか
らその素材を代表する一つあるいは複数の画像のデータ
を抽出するステップと、抽出された各番組素材の代表画
像のデータを対応する素材の識別符号と関連づけて放送
時間順に配置して第2の記憶装置に格納するステップ
と、識別符号に基づいて番組素材の代表画像のデータを
第2の記憶装置から読出して、該代表画像を表示装置で
表示するステップとを有する。
しその内容を表示するシステムは、放送番組素材を記録
し、再生する記録再生装置と、所定の制御プログラムに
従って入力された種々の情報を処理しシステム全体の動
作を制御する制御ユニットと、各番組の放送時間の情報
を含む放送番組に関する情報を制御ユニットに入力する
入力ユニットと、制御ユニットが出力するデータを表示
する表示装置と、記録再生装置で再生された映像データ
を格納する第1の記憶装置と、制御ユニットから出力さ
れるデータを格納する第2の記憶装置とを有し、制御ユ
ニットはさらに、複数の番組素材に識別符号を割当るユ
ニットと、番組素材毎に該素材の映像データからその素
材の代表画像のデータを抽出するユニットとを有し、制
御ユニットは、各番組素材の代表画像のデータを識別符
号と関連づけて第2の記憶装置に出力し、識別符号に基
づいて番組素材の代表画像のデータを第2の記憶装置か
ら読出して、該代表画像を表示装置に出力する。
体、例えば、ビデオテープ等に記録された番組素材を、
ランダムアクセス方式で読みだすことのできるビデオサ
ーバ等の記憶装置、例えばビデオディスクに記憶する。
この時、ビデオディスクに記憶する各番組素材の記憶ア
ドレスを、これら番組素材の素材番号(識別番号)と関
連づけて記憶する。
組素材ごとに、ビデオディスクから再生された映像信号
を基に、その映像信号のシーン変化を検出する。その検
出結果をもとに各シーンを分割し、分割されたシーンご
とに、そのシーンの映像内容を代表する静止画像を1つ
選択する。このように、代表する画像を1つ選択する理
由は、ビデオディスクに記憶された映像信号の全てを再
生する代わりに、映像内容を代表する1画像を表示する
ため、上記選択された各シーンの代表となる静止画像の
映像情報を、番組素材ごとの映像に対応した情報として
記憶する。この時、各番組素材ごとの静止画像の映像情
報を、番組素材の素材番号および素材ごとのシーン順序
番号と関連づけて記憶する。
像ごとのシーンの内容の遷移が確認できるように、各番
組素材ごとに、各シーンのシーン順序番号に対応した順
序でもって、シーンごとにシーンを代表する静止画像を
1つの画面に並べて表示する。各番組素材どうしは、異
なるシーンを有するのはもちろんのこと、類似したシー
ンや全く同じシーンを有する場合も多々有る。そのた
め、番組素材ごとに各シーンの映像内容を代表する静止
画像をその順序でもって一覧表示することで、番組素材
の内容の確認を極めて容易に行なうことができる。
記の1画面中に表示した各映像信号ごとの静止画像情報
の中から1つの静止画像情報を、各映像信号を代表させ
るための代表静止画像情報として設定する。設定された
代表静止画像情報と、放送順序どおりに各映像信号の代
表静止画像を並べて表示する。各番組素材ごとの映像信
号の中で特徴とする1シーンの内容を表すよう代表静止
画像を設定し、かつ、それらを放送順序どおりに並べて
表示することで、各番組素材間の放送順序における放送
上の問題の有無が確認できる。同時に、放送順序情報に
リストアップされている番組素材であって、まだビデオ
ディスクに記憶されていない番組素材の場合は、その静
止画情報が記憶されておらず、表示されないことで極め
て簡単に確認することができる。
像信号ごとの複数の静止画像情報およびシーン順序番号
と、先に記憶されている放送順序情報とにより、映像信
号ごとの各シーンの順番に対応した順序に並べられた複
数静止画像の並びを、所定の放送順序に対応した順序に
並べてモニタ上に表示する。これによって、上述の代表
静止画像だけを並べて表示した方法ではわからないよう
な各番組素材間の放送順序における放送上の問題の有
無、例えば、シーンとシーンのつながりの比較により放
送順序が問題となる場合や、番組素材の主題を表さない
画像であるため代表画像としては設定されていないが、
その画像のシーンの内容によって放送順序が問題となる
場合の確認が可能となる。
の映像信号等を所定の放送順序で放送時に、現に放送し
ている映像信号等より放送順序が後で、放送される前の
映像信号等に対応する代表静止画像を表示する。このた
め、緊急の番組変更に対応する等の場合に、現に放送さ
れている番組素材に引き続いて放送される予定の番組素
材の確認が可能になる。
材データを記録しその内容を表示する方法の手順が記録
された記録媒体とするものである。この記録媒体によれ
ば、上記方法を実現するシステムにおける各部の動作を
コンピュータ支援により制御するための情報が適宜読み
出されるようにする事ができ、また、各種の形態に合わ
せて上記手順の方法を記録できる。
用いて詳細に説明する。図5は本発明のコンピュータ支
援のもとで放送番組の素材を記録しその内容を表示する
システムの一例を示したブロック図である。図5におい
て1、2および3は、番組素材を記憶した記憶媒体から
映像信号を再生する装置で、例えば、ビデオテープから
再生するビデオ・テープ・レコーダ(VTR)である。
4は、VTR1〜3からの映像信号が入力され、そのう
ち1つを選択出力するスイッチャである。5はランダム
アクセス方式で映像信号や音声信号を記憶し、再生し得
ることのできる記憶装置(ビデオサーバ)であり、例え
ば、磁気ディスク等で構成される。6は番組放送装置の
各部の制御や、外部からの入力情報10を入力される制
御装置、7は制御装置6からの各種情報を表示する表示
装置、8は制御装置6が用いる制御情報や、入力情報等
を記憶する記憶装置、9はビデオサーバ5からの映像信
号や音声信号により映像を表示する表示装置である。ま
た、11は操作者が制御装置6に指示情報を与えるため
のキーボードである。
メモリ(図示せず。)と中央処理ユニット(図示せ
ず。)と、入力される情報を一時的に格納し出力できる
さらに別のメモリ装置(図示せず。)とを有し、制御プ
ログラムに従って制御装置に接続される周辺装置の動作
を制御し、さらに入力情報を処理して出力するコンピュ
ータである。制御装置6は、例えば、後で詳述する図7
に示されたフローチャートの制御プログラムを格納して
おり、そのフローチャートで記述された動作が実行され
るように働く。
情報10は、制御装置6から出力され、記憶装置8に入
力される。この外部入力情報10としては、(1)番組
の放送時間を表す番組時間、(2)素材番号、(3)番
組主、(4)番組の内容を記した番組内容等、番組素材
ごとの情報である。この番組ごとの情報の例としては、
図1に、マーキング23を施し、番組時間、素材番号、
番組主、番組内容のように、それぞれ00:30、00
0006、○□会社、ドラマ「ABC」といった情報が
記憶される。また、番組放送順序情報として、例えば、
番組放送リストが入力される。この番組放送リストにお
いては、放送順序に並べられた一連の番組列を、放送番
組枠に分割して扱う場合がある。以下、放送番組枠のこ
とを単に枠と称す。
有する情報としては、例えば、枠ごとに、(5)枠の放
送が開始される枠時刻、(6)枠が放送される順番を表
す枠順、(7)枠の放送時間を表す枠時間、(8)各枠
を識別するための枠IDおよび、(9)各枠ごとに放送
される番組の素材番号を、放送順にリストアップした番
組リストがある。
は、VTR1〜3のいずれかにより再生される。再生さ
れた映像信号はスイッチャ4を介して、ビデオサーバ5
と制御装置6とに入力される。この時、操作者は、再生
された番組素材に対応する識別記号、例えば、素材番号
を、キーボード11から制御装置6に入力する。また、
ビデオサーバ5は、映像信号が、ビデオサーバ5内のど
こに記憶されたかを示す記憶アドレス情報を、制御装置
6に出力する。制御装置6は、入力された素材番号と記
憶アドレス情報とを関連づけて、その関連情報を記憶装
置8に出力し、記憶装置8はその情報を記憶する。
してVTR1〜3のいずれかから送られた番組素材の再
生画像が入力される。番組素材は、通常複数のシーンか
ら構成される。例えば、ニュース番組であれば、ニュー
ス番組の始まりのタイトルのシーン、ニュースキャスタ
のアナウンスのシーン、あるニュースの事件現場のシー
ン、別のニュースの実況現場シーン等が含まれる。制御
装置6は、VTRの再生画像の中から、シーンが変化し
た画像を抽出する。シーンが変化した画像の抽出は、例
えば、「動画像の変化点検出方法」と題する特開平4−
111181号公報に開示された、隣り合うフレーム画
像間の特徴量の相関係数変化率をサーチして、シーンの
変化点を検出する技術を用いて行うことができる。番組
素材は、前後の画像どうしを比較して、シーンが所定の
変化量以上変化した画像と画像の間を境界にして複数の
シーンに分割される。制御装置6は、複数のシーンの各
々について各シーンの映像を代表するフレーム画像(静
止画像)を選択する。通常は、各シーンの最初のフレー
ム画像を代表静止画像として選択される。シーン変化画
像の抽出と代表シーンの選択は、制御装置6の制御プロ
グラムに従って動作する。
御装置6で、例えば、情報量を間引いてデータ圧縮さ
れ、情報量が減少される。圧縮された静止画像情報は、
各番組素材ごとに、その素材番号と関連づけられ、さら
に、対応する番組素材ごとのシーンの順序情報(シーン
順序番号)とも関連づけられて、記憶装置8に記憶され
る。
像が記憶装置8に登録され、放送に必要なすべての番組
素材が、ビデオサーバ5に記憶される。
以上に説明した本発明のコンピュータ支援のもとで放送
番組の素材を記録しその内容を表示するシステムの動作
をさらに詳細に説明する。
動作)の開始が設定される。ステップ101で外部より
入力情報10が制御装置6に入力される。表示装置7の
表示画面には入力された番組素材に関する情報10が番
組放送順序に配列されたリストが表示される。このリス
トには番組素材毎に入力情報10が整理されて図6に示
したように並べられて表示される。ステップ102で、
オペレータは、画面のリストの中の所望の番組素材の表
示の位置にポインタを置くことにより、登録しようとす
る番組素材を指定する。ステップ103でオペレータは
登録しようとする番組素材が記録されたビデオテープカ
セットをVTR1にセットする。ステップ104で制御
装置6は番組素材登録の動作の開始を指示する。ステッ
プ105で、スイッチャ4はVTR1の出力と制御装置
6とビデオサーバ5との入力を接続する。
に開始される。ステップ106で、制御装置6はVTR
1からの再生画像を取り込む。ステップ107では、V
TR1のビデオテープの再生動作が行われる。ステップ
108では、ビデオサーバ5にVTR1からの再生画像
が記録される。ステップ109では、登録しようとする
番組素材が全部取り込まれたか否かをその番組の所要時
間まで計時することによりチェックする。ステップ11
0では、例えば、特開平4−111181号に開示の動
画像の変化点検出方法を用いてシーンの変化する画像、
すなわち、前後の画像のシーンの変化量が、所定以上と
なる画像を抽出する。ステップ111では、抽出したシ
ーン変化のあった画像をすべて代表静止画像として対応
する番組素材の素材番号を付して放送順序に並べて制御
装置6内のメモリに一時保存する。ステップll2で
は、制御装置6に保存したシーンの代表画像の枚数(フ
レーム数)を番組素材ごとにカウントする。
同時に行われる。ステップ113で、制御装置6はVT
R1からの再生画像の取り込み動作を終了する。ステッ
プ114では、VTR1のビデオテープの再生動作が停
止する。ステップ115では、ビデオサーバ5への記録
動作が停止する。ステップ116で制御装置6のメモリ
から代表静止画像が読み出され、記憶装置8に格納され
る。ステップ117では、複数の代表静止画像の中から
その番組を代表する一つの静止画像を指定する。通常
は、最初のシーン変化点のあったシーンの代表画像を番
組の代表画像として指定する。さらにステップ117で
は、登録する代表静止画像の枚数も入力情報10に追加
する。なお、番組代表画像の指定の変更もできる。ステ
ップ118では追加の入力情報を記憶装置8に入力す
る。
る。この時点で、番組素材の登録情報リストの画面(図
9)では、登録が完了した番組素材には登録済であるこ
とを示す表示がなされる。
の画面の代表画像変更のボタン表示90にポインタを合
わせて指定変更を指示する。画面の右上隅91に記憶装
置8に登録されている番組素材のシーン代表画像が順次
表示される。所望の静止画像が91に表示された時に、
登録ボタン92にポインタを置くいて指示することで、
そのシーン代表画像を番組代表静止画像として登録す
る。
像と番組代表画像を表示装置7に表示する動作について
説明する。ステップ119では、図6の表示画面を表示
し、表示対象の番組素材と表示画像の種類をポインタ8
2で指定する。例えば、「代表画像画面」と示されたボ
タン83を指定すると、以下で説明する図1の画面が表
示され、「カット一覧」と示されたボタン84を指定す
ると、図4の画面がステップ120でそれぞれ表示され
る。さらに、ステップ119で図8の外部入力情報のリ
ストの表示画面を表示し、ポインタ82で「登録」と示
されたボタン85を指定すると図2の画面が表示され
る。また、図3の画面は後で説明するように、図6の画
面の枠情報の領域をポインタで指示することで表示され
る。図3の画面では枠内の全ての番組の代表画像が放送
順序に配列して表示される。なお、図7のフローチャー
トでは、説明の便宜上ステップ118とステップ119
は連続して描いた。但し、ステップ100から118ま
での番組素材登録動作とステップ119〜120の番組
素材情報の表示動作とは互いに独立しており、必ずしも
両動作が連続して行われる必要はない。
の内容が、その品質や放送の順番が適切かどうかをモニ
タ表示する方法を説明する。まず、記憶装置8に記憶さ
れた番組放送リストの内容が、図6のように一覧表示さ
れる。図6において、80は番組リストの一部を表示す
る表示領域を示す。表示領域80では、枠時刻、枠順、
枠ID、番組時間、素材番号、番組主、番組内容が各枠
ごと、および番組素材ごとに並べられ一覧表示される。
さらに、枠ごとの番組内容を、静止画像を用いて確認す
る表示に切り換えることができる。その切り換え方法と
しては、内容を確認したい枠の、表示領域80の中に表
示されている枠情報の表示部分を、ポインタ等で選択す
ることで、例えば、図3に示すような静止画像を並べた
画面に切り換わる。図3は、枠順が02番で、枠IDが
06022123の枠を選択した場合の例で、枠内の5
つの番組ごとの代表静止画像が表示されている。
述するが、本発明では、図6および図3に示された各画
面表示を切り換えられるようにしたことで、迅速に番組
素材の内容を確かめることができる。また、図3だけで
なく、各番組素材のシーンごとの代表画像を番組送出順
序に並べて表示する表示画面の例を示した、後述の図2
に示す画面にも切り換えられるようにすることで、より
詳細に番組放送リストと番組内容との関連をモニタし、
番組放送が正しいか確認することができる。
とを関連づけて表示した表示方法、特に、放送中の番組
素材に引き続いて放送される予定の番組素材の確認が可
能になるようにした表示方法について、図1を用いて説
明する。
容と番組素材内容とを関連づけて表示した表示装置7の
画面表示の例を示した図である。図において、20は番
組放送リストの一部を表示する表示領域、21は現に放
送されている番組素材が属する枠に引き続いて放送され
る予定の枠(次枠)の、番組素材ごとの代表静止画像を
表示する表示領域であり、22は現に放送している放送
時刻表示である。
D、番組時間、素材番号、番組主、番組内容が各枠ご
と、および番組素材ごとに並べられ一覧表示される。現
に放送している番組素材には、図に示すように、マーキ
ング23が施され、放送中であることを表す。
4と、上述したように次枠の番組素材の代表静止画像列
25が表示される。各代表静止画像には、テキスト表示
が添えられる。例えば、静止画像26に対しては、素材
番号27、番組主28、および番組内容29が表示され
る。
は、番組放送リストの中から、現在オンエアしている番
組枠の次の番組枠のすべての番組の素材番号と、その素
材番号に関連する代表画像の番号とを入力情報10の中
から読みだす。制御装置6はさらに、記憶装置8に格納
されているデータファイルの内、読みだした素材番号の
データファイルにアクセスして、代表画像番号に対応す
る番組代表静止画像を読みだして制御装置6のメモリに
保持する。制御装置6のメモリから次の番組枠のすべて
の番組の代表画像番号に対応する番組代表静止画像を読
みだされ表示装置7に図1の画面21として表示され
る。
することで、次枠の放送番組の内容を予めチェックする
ことができる。従って、図1の表示画面の監視でオペレ
ータが番組の放送前に番組素材の誤りや画質の乱れなど
の不具合に気付いた場合に、たとえば不具合の番組素材
の代わりに「しばらくお待ち下さい。」と表示した文字
メッセージを放送したり、あらかじめ用意してある緊急
用画像を放送するような処理をすることが可能となる。
組内容が表示されるため、一本化テープが必要なくな
り、また、緊急の番組変更に対応する等の場合に、現に
放送されている番組素材に引き続いて放送される予定の
番組素材の確認により対応方法が左右される場合におい
ても、迅速に適切な対応方法を決定することが可能にな
る。
を代表する静止画像を、シーンの順序でもって一覧表示
することで、番組素材の内容の確認を極めて容易に行え
るようにした表示方法について、図2を用いて説明す
る。
示した表示装置7の画面表示の一例を示した図である。
図において、40は番組素材に関するテキスト情報表示
で、選択された番組素材の素材番号、番組主例えば広告
主、および番組内容が表示される。これら情報は、制御
装置6の制御により記憶装置8から読みだされ、表示装
置7へ出力されて表示される。
画像を表示する表示領域である。表示領域41には、選
択された番組素材の静止画像が、上述と同様に読みださ
れ、表示される。この図の例では、表示領域41の最も
左上に表示された、第1のシーンに対応する静止画像4
2から順番に、次は第2のシーンに対応する静止画像4
3のように、シーンの順番ごとに左から右へ順に並べら
れる。1つの段に、この例では6個の静止画像が表示さ
れ、1つの段の表示がいっぱいになると、次の静止画像
は1つ下の段の左端に表示される。表示領域41には、
1つから所定数までの静止画像を表示することができ、
図2の例では、最大24個まで表示できる。なお、番組
素材ごとのシーンの数により、表示される静止画像の数
は異なる。図2では、静止画像42から静止画像44ま
での10画像が表示されている。
る、代表静止画像として設定された場合の表示方法の例
を示しており、その画像が太枠でもってマーキングされ
ている。
るのはもちろんのこと、類似したシーンや全く同じシー
ンを有する場合も多々有る。そのため、番組素材をビデ
オサーバに記憶する時などに、番組素材ごとに各シーン
の映像内容を代表する静止画像をその順序でもって一覧
表示することで、番組素材の内容の確認が極めて容易に
行なうことができる。
に関する外部入力情報が記憶装置8より読み出されて図
8のように表示される。図8において、100は外部入
力情報の一部を表示する表示領域を示す。表示領域10
0では、素材番号、番組主、番組内容、番組時間が一覧
表示される。1番組素材の代表画像の表示に切り換える
には、表示領域100の中に表示されている外部入力情
報の中から、内容を確認したい番組素材の表示部分を、
マウスやキーボードの操作で選択する。引き続き図8の
画面の「登録」ボタン85をマウスやキーボードの操作
で選択することにより、図2の番組素材の各シーンを代
表する静止画像を表示する表示領域41に静止画像が表
示される。番組素材の各シーンを代表する静止画像の表
示42〜44は、外部入力情報10の中から選択された
素材番号を制御装置6が外部入力情報10から読み取
り、その素材番号と同じ名前の静止画像ファイルを記憶
装置8のデータファイル中より見付け、そのデータファ
イル中の静止画像を表示装置7へ出力することで行う。
静止画像を表示することにより、1番組素材の内容を確
認したい場合や、素材を管理しているデータと素材内容
が同じか確認する場合に、番組の素材を再生し、番組全
体を時間かけて見て確かめること無く、即座に確認でき
る。
とする1シーンの内容を表すよう代表静止画像を設定
し、かつ、それらを放送順序どおりに並べて表示するこ
とで、各番組素材間の放送順序における放送上の問題の
有無が確認できるようにした表示方法について、図3を
用いて説明する。
容と番組素材内容とを枠ごとに表示した表示装置7の画
面表示の他の例を示した図である。図において、70は
番組放送リストに基づく放送年月日表示で、71は番組
放送リスト中から選択された枠における各番組素材の代
表静止画像を表示する表示領域である。また、72は枠
時刻、73は枠ID、そして74はその枠における番組
数を表示する。
素材を代表する代表静止画像が放送順序に従った順序に
並べて表示される。
ストの内容が、図6のように一覧表示される。図6にお
いて、80は番組リストの一部を表示する表示領域を示
す。表示領域80では、枠時刻、枠順、枠ID、番組時
間、素材番号、番組主、番組内容が各枠ごと、および番
組素材ごとに並べられ一覧表示される。さらに、枠ごと
の番組内容を、静止画像を用いて確認する図3の表示画
面に切り換えることができる。
たい枠の、表示領域80の中に表示されている枠情報の
表示部分を、マウスやキーボード等の操作でまず選択す
る。次に図6の画面の「代表画像画面」ボタンをマウス
やキーボードの操作で選択することにより、図3の枠内
の番組素材を代表する代表静止画像が放送順に配列して
表示される。図3は、枠順が02番で、枠IDが0602
2123の枠を選択した場合の例で、枠内の5つの番組
ごとの代表画像が表示されている。枠内の番組素材を代
表する静止画像は、選択された枠内において、放送順に
その素材番号とその番組素材の代表画像番号を、制御装
置6が外部入力情報10から読み取り、その素材番号と
同じ名前の静止画像ファイルを記憶装置8内の情報から
見付け、代表画像番号の静止画像を制御装置6へ読み込
んで表示装置7に出力することで表示を行う。
り、番組素材の放送順序の問題の有無を早く確認でき
る。番組素材の放送順序の問題とは、例えば、トイレ用
薬品の宣伝の後に食料品の宣伝が続いて放送される、ま
た、霊園の宣伝の後に結婚式場の宣伝が続いて放送され
る等の放送順序として適さないことをいう。
6によって、上述の各シーンごとの静止画像の中から各
番組素材ごとの1静止画像が、各番組素材を代表する代
表静止画像として設定されるものである。この設定動作
は、例えば、シーン検出時に最初のシーンを代表する静
止画像を番組素材の代表静止画像として設定するもので
ある。また、操作者は、キーボード11からの指示によ
り、あるいは図3の表示画面上を移動させたポインタに
よる指示で番組素材を代表する別の静止画像を選択し、
設定しなおすことができる。
は、第1に放送される番組素材の代表静止画像75が最
も左上に表示され、放送順に従い次の代表静止画像は右
どなりに表示される。さらに、上段がいっぱいになる
と、次の代表静止画像からは、下段の左端から同様に並
べられて表示される。
り把握しやすくするための、テキスト表示が添えられて
いる。例えば、代表静止画像75に対しては、番組主7
6、番組内容77、素材番号78、および番組時間79
が表示される。
との映像信号の中で特徴とする1シーンの内容を表すよ
う代表静止画像を設定し、かつ、それらを放送順序どお
りに並べて表示することで、各番組素材間の放送順序に
おける放送上の問題の有無が確認できる。同時に、放送
順序情報にリストアップされている番組素材であって、
ビデオサーバ5に入力はしたが、映像にノイズが入って
おり、使用できない場合がある。この時、ビデオサーバ
5へは、素材を未入力としなければならないが、急な時
は、その再設定操作を行うことを忘れがちになる。上記
の場合でも、番組を代表する静止画像を使い確認する
と、ノイズが入った部分とノイズが入っていない部分と
の境界が、シーンの変化点として検出され、ノイズが入
った部分の代表静止画像が、例えば、まだら模様や真っ
黒となって表示されるため、極めて簡単に確認すること
ができる。
より放送順序が問題となる場合や、番組素材の主題を表
さず、代表画像として設定されないシーンの内容によっ
て放送順序が問題となる場合の確認が可能となるように
した表示方法について、図4を用いて説明する。
容と番組素材内容とを枠ごとに表示した表示装置7の画
面表示の他の例を示した図である。図において、50は
枠時刻、51は枠ID、そして52はその枠における番
組数を表示する。53は、その枠において第1に放送さ
れる番組素材に関するテキスト情報表示で、番組素材の
素材番号、番組主、番組内容および素材長が表示され
る。54、55、56は、同様に、第2、第3、第4に
放送される番組素材に関するテキスト情報表示である。
例えば、テキスト表示53の下には、番組素材に対応す
る静止画像57−1から静止画像57−10までの静止
画像列が表示される。テキスト表示54、55、56の
下にも、同様に、静止画像58−1〜58−10、静止
画像59−1〜59−10、静止画像60−1〜60−
10がそれぞれ表示される。
示の動作について、さらに詳しく説明する。表示ステッ
プ119において、番組放送リストの内容が、図6のよ
うに一覧表示される。ここで枠ごとの番組内容を、静止
画像を用いて確認する表示に切り換えることができる。
その切り換え方法としては、内容を確認したい枠の、表
示領域110の中に表示されている枠情報の表示部分
を、マウスやキーボード等の操作で選択する。そして、
図6の画面の「カット一覧」ボタン84をマウスやキー
ボードの操作で選択することにより、図4の枠内の番組
素材の静止画像が放送順に表示される。枠内の番組素材
の静止画像は、選択された枠内において、放送順にその
素材番号を、制御装置6が外部入力情報10から読み取
り、その素材番号と同じ名前の静止画像ファイルを記憶
装置8の保存情報から見付け、ファイルの中から代表画
像番号の静止画像を制御装置6へ読み出して表示装置7
へ出力することで表示を行う。
ことにより、番組素材の放送順序の問題の有無を確実に
確認できる。番組素材の放送順序の問題は、図3の番組
を代表する静止画像で早く確認できるが、その際、続け
て放送すると放送に適さないと疑わしき場合は、図4の
放送順序に並べられた静止画像を表示するとで確認を行
う。これにより、番組内のシーンの静止画像が全て表示
されるため、放送に適しているか的確に判断できる。ま
た、番組内のシーンの静止画像を全て表示するため、例
えば、コマーシャルの放送の場合、続けて放送される複
数のコマーシャルの背景が同じ場所を使用している、ま
た、それらコマーシャルに登場する人物が同じである等
の、できる限り避けたい放送順序の番組まで確認するこ
とができる。
ての表示が不可能な場合は、その表示を切り換えること
ができ、例えば、画面に表示された「前」ボタン表示6
1や、「次」ボタン表示62を、ポインタ(図示せず)
で指示する等の操作により、表示を切り換える。
のところの画像表示を静止画像による表示だけでなく、
静止画と同じ画像サイズの動画(以下、縮小動画像と称
す)で表示することにより、放送直前でも放送して良い
素材であるか否か等の番組内容の確認を可能となるよう
にした表示方法について、図6を用いて説明する。
デオテープに記憶された番組素材は、VTR1〜3によ
り再生される。再生された映像信号はビデオサーバ5と
制御装置6とに入力される。制御装置6では、入力され
た映像信号を複数の連続する静止画像(フレーム画像)
の組として記憶装置8に記憶する。その際各静止画像
は、例えば、間引いて圧縮し、情報量を減少して記憶す
る。また、同時に特開平4-111181号公報に開示された技
術を用いてシーン変化点を検出し、検出されたシーン変
化点に関わる画像の静止画像番号を記憶する。
な情報を記憶する。このようにして記憶された縮小動画
像を表示する方法を説明する。放送直前の番組変更の場
合、放送直前にビデオサーバへ入力した番組素材や、現
在放送している番組に合ったコマーシャルであるか否か
の確認は、図3や図4の画面に切り換えて確認を行う時
間が無い場合が多いため、現在放送している番組名を表
示し、現在の放送状況を確認しながら、さらに次枠に放
送する番組素材を確認する。また、図1の番組を代表す
る静止画像では、番組内容全てを見ることができない。
そこで、図1において次枠の代表画像表示部を動画表示
し、番組内容を確認する。
録し、その内容を表示する方法が用いられるシステム
は、その方法の手順が記録媒体にソフトウェアとして記
録されているものであり、この手順が記録された記録媒
体は、種々の形態を用いることができる。
を表示している番組放送リストの内容が図6のように表
示されている。図6において、80は番組リストの中で
現在放送している番組名を表示している表示領域を示
す。表示領域80では、ビデサーバ5から放送している
番組名が表示されているため、現在の放送の進捗状況が
一目で分かる。次枠の番組素材を確認するため、代表画
像画面の表示に切り換えるには、図6の画面の「代表画
像画面」ボタンをマウスやキーボードの操作で選択する
ことにより、図1の次枠の代表画像表示領域21が表示
される。次枠の代表画像を表示する画面は、番組放送リ
ストの中から、現在放送されている枠の次枠の素材番号
と、その番組素材の代表画像番号を入力情報10から読
み取り、その素材番号と同じ名前の静止画像データファ
イルを見付け、代表画像番号の静止画像を制御装置6へ
読み込むことで表示を行う。
像表示領域21の中から動画再生したい番組素材の表示
部120をマウスやキーボードの操作で選択する。その
後「縮小動画再生」ボタン121をマウスやキーボード
の操作で選択することにより、図1の次枠の代表画像表
示部120に縮小画像を再生する。縮小画像の再生は、
選択された番組素材の素材番号を入力情報10から読み
取り、その素材番号と同じ名前の静止画像データファイ
ルを見付け、そのデータファイルの静止画像を制御装置
6へ読み込み、連続表示することで再生する。
ンの映像内容を代表する静止画像をシーンの順序に一覧
表示でき、また、一元化された放送順序情報に従い各番
組素材を代表する代表静止画像や、シーンの順番に各シ
ーンごとの静止画像を並べた静止画像列あるいは動画を
一覧表示できるため、放送順序情報の確認が効率的に行
なえるので、一本化テープを作成する必要がなくなり、
一本化テープを作成し、作成された一本化テープを再生
しながら、長時間かけて行なっていた放送順序や番組内
容やテープの映像品質確認作業が不要になる。
組素材が属する番組放送枠の、次枠の代表静止画像が一
覧表示でき、緊急の番組変更に対して、迅速に適切な対
応方法を決定することができる。
内容とを関連づけて表示する表示装置7の画面表示の例
を示した図。
置7の画面表示の一例を示した図。
内容とを枠ごとに表示する表示装置7の画面表示の一例
を示した図。
内容とを枠ごとに表示する表示装置7の画面表示の他の
例を示した図。
組の素材を記録しその内容を表示するシステムの一例を
示した図。
表示装置7の画面表示の例を示した図。
組の素材を記録しその内容を表示する方法のフロチャー
ト。
の表示画面を示した図。
を示した図。
Claims (17)
- 【請求項1】 複数の番組素材を記録し、放送する順番
に従って該番組素材を読み出し放送するために、その内
容を確認する方法であって、該番組素材の 各々に識別符号を割り当て、 該識別符号と共に、前記番組素材 を第1の記憶装置に格
納し、前記 番組素材毎にその番組素材を代表する一つあるいは
複数の画像を各々の番組素材の代表画像として抽出し、前記番組素材の代表画像 を前記識別符号と各々関連づけ
て第2の記憶装置に格納し、前記番組素材の前記代表画像 を前記第2の記憶装置から
読出して、該読み出した前記代表画像を表示装置に表示
し、 前記表示装置に表示された代表画像に基づいて前記番組
素材が放送される順番と放送される番組素材の内容とが
適正であることを確認する方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、前記代表画像
を抽出する場合に、番組素材中のシーンの変化を検出し
て、シーンが変化したひとつあるいは複数の画像をその
番組素材の代表画像と決めることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2の方法におい
て、前記番組素材の代表画像が複数ある場合に、前記番
組素材の代表画像の一つを前記番組素材を代表する番組
素材代表画像として決定することを特徴とする方法。 - 【請求項4】 請求項3の方法において、さらに前記決
定された番組素材代表画像を別の番組素材の代表画像に
変更することを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4の方法におい
て、前記表示する場合に、前記番組素材代表画像を前記
番組素材の放送時間順に従って表示することを特徴とす
る方法。 - 【請求項6】 請求項1または請求項2記載の方法にお
いて、前記表示する場合に、前記決定された前記番組素
材の代表画像を番組素材毎に当該番組素材の放送時間順
に従って表示することを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項1の方法において、 前記識別符号を割り当てる場合に、前記番組素材に関す
る番組情報を各々制御装 置に入力し、前記識別符号と前
記番組情報とを表示装置に表示し、 前記第1の記憶装置に番組素材を記憶する場合に、前記
表示装置に表示された番組素材の中から所望の番組素材
を選択し、前記選択された番組素材を格納し、 前記代表画像を前記第2の記憶装置に格納する場合に、
前記識別符号と共にする前記番組情報を格納することを
特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の方法において、前記番組
情報は前記番組素材を放送する時間の順番に配列されて
前記表示装置に表示されることを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項7または請求項8の方法におい
て、前記番組情報は、複数の前記番組素材を各々指定し
た時刻に放送するための番組放送順序情報と、前記番組
素材各々に関する外部入力情報の少なくとも一つである
ことを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項9の方法において、前記番組放
送順序情報は、放送番組枠ごとに、その放送番組枠の放
送が開始される時間、またはその放送番組枠が放送され
る枠順、またはその放送番組枠を識別するための符号の
少なくとも一つであることを特徴とする方法。 - 【請求項11】 請求項9の方法において、前記外部入
力情報は、その番組素材を放送する時間を表す番組時
間、またはその番組素材の素材番号、または、その番組
素材を放送提供する番組主、またはその番組素材の番組
内容少なくとも一つであることを特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項11の方法において、前記番組
素材を前記第1の記憶装置に格納する場合に、前記番組
素材が格納されるまでの所要時間を計測し、前記番組素
材がすべて格納されたか否かを、計測した前記所要時間
と前記番組時間とを比較することによって行なうことを
特徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項1の方法において、前記識別符
号が番組素材の素材番号であることを特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項11の方法において、前記番組
素材の前記代表画像を前記表示装置に表示する場合に、
前記番組情報を前記表示装置に表示し、ユーザの指示に
よって選択した番組素材の次に放送される番組枠の番組
素材の代表画 像が放送される時間順に並べられて前記表
示装置に表示されることを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項11の方法において、前記番組
素材の前記代表画像を前記表示装置に表示する場合に、
前記番組情報を前記表示装置に表示し、現在放送中の番
組素材が含まれる番組枠の次に放送される番組枠の番組
素材の代表画像が放送される時間順に並べられて前記表
示装置に表示されることを特徴とする方法。 - 【請求項16】 請求項14または請求項15の方法に
おいて、前記表示装置に表示される前記番組情報は同一
の番組枠ごとに区分されて表示されることを特徴とする
方法。 - 【請求項17】 複数の番組素材を記録し、その内容を
確認して放送するシステムであって、 前記システムを制御する制御装置と、 前記複数の番組素材を各々指定した時刻に放送するため
の番組放送順序情報を含む前記複数の番組素材に関する
番組情報、及びユーザからの指示を前記制御装置に入力
する入力手段と、 前記制御装置に入力した前記番組情報またはユーザから
の指示の内容情報または前記制御装置が生成する情報の
少なくとも一つを表示する表示装置と、 前記表示装置に表示された前記番組情報の中からユーザ
が選択した番組素材を再生する再生装置と、 前記再生装置によって再生された番組素材に、前記入力
装置から識別符号を割り当てて、割り当てた識別符号と
共に格納する第1の記憶装置と、 前記再生装置が再生した番組素材から、前記制御装置に
よって抽出された当該番組素材の一つあるいは複数の代
表画像を、当該前記番組素材に関する情報及び前記識別
符号と関連づけて格納する第2の記憶装置と、 前記番組放送順序情報に基づいて、前記第1の記憶装置
から番組素材を読み出し、放送出力する放送出力手段と
を有し、 前記表示装置に、現在放送中の番組素材とそれ以降に放
送する所定数の番組素材の番組情報とを、前記番組放送
順序情報に基づいて放送する時間順に表示し、同 時に、
前記表示装置に現在放送中の番組素材の次に放送する放
送番組枠の代表画像を所定数放送する時間順位並べて表
示し、前記番組放送順序情報に従って前記番組素材を放
送出力する前に、ユーザが前記表示装置に表示された放
送する直前の番組枠の代表画像を確認することを特徴と
したシステム。
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