Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3111531B2 - インクジェット記録装置の弁ユニット - Google Patents

インクジェット記録装置の弁ユニット

Info

Publication number
JP3111531B2
JP3111531B2 JP23781991A JP23781991A JP3111531B2 JP 3111531 B2 JP3111531 B2 JP 3111531B2 JP 23781991 A JP23781991 A JP 23781991A JP 23781991 A JP23781991 A JP 23781991A JP 3111531 B2 JP3111531 B2 JP 3111531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
solvent
valve
flow path
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23781991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0577439A (ja
Inventor
博之 宮脇
孝壽 峯岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP23781991A priority Critical patent/JP3111531B2/ja
Publication of JPH0577439A publication Critical patent/JPH0577439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3111531B2 publication Critical patent/JP3111531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に係り、特にノズルの洗浄に好適な弁ユニットの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、荷電変調形のインクジェット記
録装置の構成は図2のようになっている。まずインクボ
トル10からインクを吸引し、供給ポンプ11によって
後路に圧送する。圧送されたインクは圧力を一定に調圧
する調圧弁12、さらにインクの流動,停止を行う電磁
弁13を介して、インクを噴出、粒子化するノズル3に
達する。従来この種の装置は、稼動立ち上げ、立ち下げ
時に、ノズルの先端に付着する汚れを取り除く必要があ
り、メンテナンス性が悪いという問題があった。そこで
稼動停止時に洗浄溶剤を流し、ノズル内を洗浄するとい
う方式が、特開昭53−61232 号にある。従来特許では、
インクと溶剤の切り換えは電磁弁を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置のようにインクと溶剤を切り換えるために電磁弁を用
いることは、ノズル,帯電電極などからなるノズルヘッ
ド部が大型化し、また電磁弁の駆動回路およびその配線
のための線材などが付加されることにより、コストアッ
プとなり、市場の要求と相反してしまう。
【0004】本発明の目的は、ノズルの洗浄機能を付加
したインクジェット記録装置において簡単な機構で溶剤
とインクの切り換え弁を構成し提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明では、インクボトルからノズルにインク供給
流路を介してインクを供給して、インク粒子を発生さ
せ、このインク粒子により、印字を行うとともに、印字
に使用しないインク粒子はガターにより捕らえ、回収流
路を通り、再び印字に用いるためにインクボトルへもど
されるものにおいて、前記ノズルを洗浄するための溶剤
をためておく溶剤容器と、前記インク供給流路の直線的
な部分から分岐した分岐流路と、前記溶剤容器から前記
分岐流路に前記溶剤容器の溶剤を供給する溶剤供給流路
と、前記インク供給流路の直線的な部分の内壁を一方端
が押圧する弾性体と、前記弾性体の他方端に押圧されて
前記直線的な通路と交差する方向で前記分岐流路内を移
動する弁体と、前記弁体と離接することにより弁開閉動
作し前記インク供給通路に前記溶剤供給通路からの溶剤
の供給を許容する弁座と、前記インク供給流路内に残留
したインクをインクボトルに吸引する手段を有するよう
に構成した。
【0006】
【作用】インク噴出時、弁ユニット内の弁は閉じており
溶剤が混じることなくインク噴出のみを行う。インク供
給電磁弁を閉じ、溶剤供給電磁弁を開けると、弁ユニッ
ト内の溶剤供給側の弁は開き、ノズルからは溶剤が噴出
される。このとき、弁ユニット内にはインクの噴出方向
に対して弁がないため、噴出される溶剤にはインク成分
が混入する。しかし、インク供給流路の中に弁室を設け
インクを溶剤により押し出すような構成にすることで洗
浄効果を高めることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図3は本発明になる弁ユニットの内部構造
の一例を示したもので、弁本体2はインク供給流路2
a,溶剤供給流路2b、およびインク,溶剤が混じりあ
う弁室2d,共通流路2fと、切り換えを行うための弁
機構4により構成されている。ここで弁機構4は、例え
ば、弾性体としてコイルばね4a,シール部材として鋼
球4bとOリング4cを使用する。コイルばね4aの線
径や、長さを変えることで通常状態でのシール力を調整
することができる。また、弁機構4は、弁押さえ5によ
って固定される。なお、継ぎ手7は流路と弁本体2をつ
なぐ役目を果たしている。弁本体2は、インクと溶剤が
混じりあう弁室2d,共通流路2fの容積が小さくなる
ような構造とし、ノズル3を直接、弁本体2に取り付け
られるようにした。これにより、インクから溶剤,溶剤
からインクへと置換する時間を短くすることができる。
また、インク供給流路の中に弁機構4を備える弁室2d
を設けることで、置換時のデッドスペースを小さくでき
る。
【0009】次に動作について図4を参照して説明す
る。
【0010】インク供給時、インクはインクボトル10
から吸引され、供給ポンプ11によって後路に圧送され
る。圧送されたインクは圧力を一定に調圧する調圧弁1
2、さらにインクの流動、停止を行う電磁弁13を介し
て弁本体2のインク供給流路2aに流れ込む。さらにイ
ンクは弁室2d,共通流路2f内を通ってノズル3から
噴出される。この時、弁機構4は閉じたままの状態とな
る。ノズル洗浄時は、電磁弁13を閉じインク供給を停
止して、今度は溶剤を溶剤容器17から供給ポンプ16
によって電磁弁15を介して弁本体2内に圧送する。今
度は弁機構4が開かれ、溶剤が共通流路2f内に流れ込
む。弁室2d、共通流路2f内には前に流したインクが
残っているので溶剤によってこれを押し流し、弁室2
d,共通流路2f内および、ノズル3内部を洗浄するこ
とができる。
【0011】本実施例によれば、溶剤によるノズル内の
洗浄をインクと溶剤が混じりあう弁室2d,共通流路2
fの容積を小さくすることで、インクから溶剤,溶剤か
らインクへの切り換えを効率良くすることができる。ま
た、インク供給流路2aの中に弁室2dを設けたことで
切り換え時のデッドスペースを小さくすることもでき
る。
【0012】もう一つの発明の実施例を図1に示す。弁
本体1はインク供給流路1a,溶剤供給流路1b,イン
クの循環,圧抜き、およびエア抜き流路1c(以下、単
に循環流路1cと呼ぶ)および溶剤供給側の弁機構4、
該弁機構4を設置する弁室1dと循環側の弁機構4、該
弁機構4を設置する弁室1eと共通流路1fにより構成
されている。弁機構4の構成は前記実施例と同様であ
る。また溶剤供給側の弁機構4は弁押さえ5によって、
循環側の弁機構4は弁押さえ8によって固定される。該
弁本体1も前記弁本体2と同様にインクと溶剤の混じり
あう部分の容積を小さくし、かつ置換時のデッドスペー
スも小さくなるような構成とした。
【0013】次に動作について図5を参照して説明す
る。ノズル洗浄までは、前記実施例と同様に動作する。
洗浄動作終了後、本実施例では循環流路1cに接続され
る流路の電磁弁18を開けることで、インクチューブ内
の残圧を取り除く、その後弁本体1のインク供給流路1
aと電磁弁13の間から回収流路19に電磁弁20を介
してつないだバイパス流路21によって弁本体1内およ
びノズル3内部の溶液が吸引される。吸引は回収ポンプ
14によって行われ、バイパス流路21にある電磁弁2
0を開けることで可能となる。図6は上記動作のシーケ
ンス図の一例を示す。このシーケンスは制御装置22に
よりコントロールされる。図6において電磁弁15ON
と電磁弁13OFFの間にタイムラグt1 があるが、こ
れはノズル3からのインク噴出→溶剤噴出(洗浄)の間
で流れが途切れないようにするためのものである。ま
た、t1〜t5の時間は自由に設定できる。
【0014】本実施例によれば、稼働停止後、吸引を行
うことで弁本体1内およびノズル3内に空気の層がで
き、稼働停止後のインクのたれ、および流路内のインク
の膨張によるもれ出しを防止することができる。また吸
引流路となるインク供給流路1aとノズル3の噴出口を
同一線上に置いたことで吸引がスムーズに行える。さら
に電磁弁18を開けてインクを循環してやることで弁本
体1、およびインク循環系内のエア抜きをすることもで
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、インク供給流路の中に
弁室を設けそれに溶剤供給流路を接続してデッドスペー
スが小さくなるようにしたので、溶剤噴出時、インクを
押し流し弁本体、およびノズル内部をきれいにしやすい
という効果がある。またインクに置換しやすいという特
徴もある。さらに稼働停止後、吸引を行うことでインク
のたれ、および流路内のインクの膨張によるもれ出しを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる弁ユニットの縦断側面図である。
【図2】従来のインクジェット記録装置の概略構成図で
ある。
【図3】本発明の一実施例になる弁ユニットの縦断側面
図である。
【図4】本発明の一実施例になる弁ユニットを利用した
インク循環図である。
【図5】本発明になる弁ユニットを利用したインク循環
図である。
【図6】本発明になる弁ユニットを利用したインクジェ
ット記録装置のシーケンス図である。
【符号の説明】
1…弁本体、1a…インク供給流路、1b…溶剤供給流
路、1c…循環流路、1d…弁室(溶剤供給側)、1e
…弁室(循環側)、1f…共通流路、3…ノズル、4…
弁機構(溶剤供給側,循環側)、4a…コイルばね、4
b…SUSボール、4c…Oリング、5…弁押さえ(溶
剤供給側)、6…弁押さえ(循環側)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−193460(JP,A) 特開 昭59−91062(JP,A) 特開 昭56−144162(JP,A) 実開 昭50−2959(JP,U) 実開 昭60−60233(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクボトルからノズルにインク供給流路
    を介してインクを供給して、インク粒子を発生させ、こ
    のインク粒子により、印字を行うとともに、印字に使用
    しないインク粒子はガターにより捕らえ、回収流路を通
    り、再び印字に用いるためにインクボトルへもどされる
    インクジェット記録装置において、前記ノズルを洗浄す
    るための溶剤をためておく溶剤容器と、前記インク供給
    流路の直線的な部分から分岐した分岐流路と、前記溶剤
    容器から前記分岐流路に前記溶剤容器の溶剤を供給する
    溶剤供給流路と、前記インク供給流路の直線的な部分の
    内壁を一方端が押圧する弾性体と、前記弾性体の他方端
    に押圧されて前記直線的な通路と交差する方向で前記分
    岐通路内を移動する弁体と、前記弁体と離接することに
    より弁開閉動作し前記インク供給通路に前記溶剤供給通
    路からの溶剤の供給を許容する弁座と、前記インク供給
    流路内に残留したインクをインクボトルに吸引する手段
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の弁
    ユニット。
JP23781991A 1991-09-18 1991-09-18 インクジェット記録装置の弁ユニット Expired - Lifetime JP3111531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23781991A JP3111531B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 インクジェット記録装置の弁ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23781991A JP3111531B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 インクジェット記録装置の弁ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0577439A JPH0577439A (ja) 1993-03-30
JP3111531B2 true JP3111531B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=17020872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23781991A Expired - Lifetime JP3111531B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 インクジェット記録装置の弁ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3111531B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8157934B2 (en) 2006-11-10 2012-04-17 Showa Denko K.K. Wear-resistant aluminum alloy material with excellent workability and method for producing the same

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4631779B2 (ja) * 2006-03-31 2011-02-16 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッドへのインク供給方法
JP5056244B2 (ja) * 2006-11-29 2012-10-24 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
GB2575986A (en) 2018-07-30 2020-02-05 Domino Uk Ltd Solvent supply tube arrangement

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8157934B2 (en) 2006-11-10 2012-04-17 Showa Denko K.K. Wear-resistant aluminum alloy material with excellent workability and method for producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0577439A (ja) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2711846B2 (ja) インクジェット記録装置の操作方法
US6039442A (en) Electrostatic ink jet recording device having a stirring system
JPH11138844A (ja) インクジェットプリンタ
EP1533126B1 (en) Ink jet apparatus
JPH04211962A (ja) インクジェット記録装置及び記録ヘッドの回復方法
GB2236712B (en) Ink jet printer head flushing
CN101152798A (zh) 墨水循环系统,喷墨记录装置和墨水循环方法
JPS5876280A (ja) インクジェット印刷装置
JPH106521A (ja) 液体補充方法、液体供給装置及び液体吐出記録装置
JP2006198846A (ja) 充填方法、及び液体吐出装置
US11338589B2 (en) Droplet ejection device and droplet ejection method
JPH0533345Y2 (ja)
KR20070002049A (ko) 연속 잉크젯 프린터용 세정 시스템
JP3111531B2 (ja) インクジェット記録装置の弁ユニット
CN102343719A (zh) 液体喷射设备
JP2000203050A (ja) インクジェット記録装置
JPH06336020A (ja) インクジェット記録装置
JP2003191498A (ja) インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の制御回路およびインクジェット記録装置の制御方法
JPS5959457A (ja) インクカ−トリツジおよび記録ヘツドの洗浄装置
JPH0596741A (ja) インクジエツト記録装置
JPH0631930A (ja) インクジェット記録装置
KR20120048541A (ko) 잉크젯 프린터의 잉크 공급 장치
EP1403061B1 (en) A system and method for uniformly and equally supplying ink to both ends of a droplet generator
JPH06340090A (ja) インクジェットプリンター
JPS5848131Y2 (ja) インクジエツトプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070922

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term