JP3109567U - 遮音材 - Google Patents
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Abstract
【課題】防音効果に優れ、高い遮音性を有する遮音材を提供する。
【解決手段】アルミ板2の片面と、板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させて成る厚さ1mmのアルミ板の片面と、板状に形成された厚さ10mmのウレタンフォームの片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて構成してある。このようにアルミ粉混入の接着剤を使用すると、アルミ粉混入による遮音性の効果は少ないが、アルミ粉を取り囲む接着剤との振動周波数の相違による干渉作用で、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
【選択図】図1
【解決手段】アルミ板2の片面と、板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させて成る厚さ1mmのアルミ板の片面と、板状に形成された厚さ10mmのウレタンフォームの片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて構成してある。このようにアルミ粉混入の接着剤を使用すると、アルミ粉混入による遮音性の効果は少ないが、アルミ粉を取り囲む接着剤との振動周波数の相違による干渉作用で、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
【選択図】図1
Description
本考案は、騒音等を遮断する遮音材に関する。詳しくは、建設機械の発するエンジン音による騒音等を遮断する遮音材に関する。
この種の遮音材として、例えば特許文献1に開示された技術が、既に知られている。この技術では、エンジンの防音カバー内の壁面に厚さ2mmのアルミニウムを主材料とする金属板からなる遮音板を挟み込んだ吸音材を貼り付けて、エンジン音による騒音を遮断させている。
特開2003−214176号公報
しかしながら、上記従来の技術では、遮音効果はあるものの、大きな騒音を発する建設機械のエンジン音を遮断させるには十分でなかった。
本考案は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本考案が解決しようとする課題は、防音効果に優れ、高い遮音性を有する遮音材を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案の遮音材は、以下のように構成されている。
先ず、本考案の第1の考案は、アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて成る遮音材である。具体的には、厚さ1mmのアルミ板の片面と、板状に形成された厚さ10mmのウレタンフォームの片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて構成してある。このアルミ粉混入接着剤とは、小西株式会社製の接着剤(ボンドG17 スプレータイプ)に粒径50μmのアルミ粉を10%混入させたものである。
このようにアルミ粉混入の接着剤を使用すると、アルミ粉混入による遮音性の効果は少ないが、アルミ粉を取り囲む接着剤との振動周波数の相違による干渉作用で、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
そのため、接着層(接着剤の層)にも遮音効果を有することになる。したがって、アルミ粉を混入させていない接着剤と比較すると、遮音性が向上する。
先ず、本考案の第1の考案は、アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて成る遮音材である。具体的には、厚さ1mmのアルミ板の片面と、板状に形成された厚さ10mmのウレタンフォームの片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて構成してある。このアルミ粉混入接着剤とは、小西株式会社製の接着剤(ボンドG17 スプレータイプ)に粒径50μmのアルミ粉を10%混入させたものである。
このようにアルミ粉混入の接着剤を使用すると、アルミ粉混入による遮音性の効果は少ないが、アルミ粉を取り囲む接着剤との振動周波数の相違による干渉作用で、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
そのため、接着層(接着剤の層)にも遮音効果を有することになる。したがって、アルミ粉を混入させていない接着剤と比較すると、遮音性が向上する。
次に、本考案の第2の考案は、アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、接着剤で接着させ、アルミ箔で被包して成る遮音材である。具体的には、厚さ1mmのアルミ板の片面と、板状に形成された厚さ10mmのウレタンフォームの片面とを、接着剤で接着させ、厚さ50μmのアルミ箔で被包して構成してある。この接着剤とは、小西株式会社製の接着剤(ボンドG17 スプレータイプ)である。
アルミ箔は一様で密実であるため遮音性を有する。しかし、その厚みは薄いために騒音に対して振動する。これがアルミ箔に接する吸音材と振動周波数が大きく相違するため、相互に干渉作用が起こり、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
そのため、アルミ箔で被包していない遮音材と比較すると、遮音性が向上する。
アルミ箔は一様で密実であるため遮音性を有する。しかし、その厚みは薄いために騒音に対して振動する。これがアルミ箔に接する吸音材と振動周波数が大きく相違するため、相互に干渉作用が起こり、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
そのため、アルミ箔で被包していない遮音材と比較すると、遮音性が向上する。
次に、本考案の第3の考案は、アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させ、アルミ箔で被包して成る遮音材である。具体的には、厚さ1mmのアルミ板の片面と、板状に形成された厚さ10mmのウレタンフォームの片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させ、厚さ50μmのアルミ箔で被包して構成してある。
この第3の考案は、第1の考案および第2の考案の効果を含む遮音材となっている。
この第3の考案は、第1の考案および第2の考案の効果を含む遮音材となっている。
次に、本考案の第4の考案は、アルミ粉混入接着剤によってアルミ箔を粘着させ被包したアルミ板の片面と、アルミ粉混入接着剤によってアルミ箔を粘着させ被包した板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて成る遮音材である。具体的には、厚さ1mmのアルミ板をアルミ箔で被包する。ここで被包する際に、アルミ粉混入接着剤でアルミ箔を粘着させ被包する。また、厚さ10mmのウレタンフォームをアルミ箔で被包する。ここで被包する際に、アルミ粉混入接着剤でアルミ箔を粘着させ被包する。そして、アルミ箔で被包したアルミ板の片面と、アルミ箔で被包したウレタンフォームの片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させ構成してある。
この構成を、第3の考案と比較すると、音の入射方向に対してアルミ箔の層が「2層」から「4層」となり、またアルミ粉接着剤の層が「1層」から「5層」となっている。そのため、この第4の考案は、第3の考案と比較すると、さらに遮音性が向上している。
この構成を、第3の考案と比較すると、音の入射方向に対してアルミ箔の層が「2層」から「4層」となり、またアルミ粉接着剤の層が「1層」から「5層」となっている。そのため、この第4の考案は、第3の考案と比較すると、さらに遮音性が向上している。
次に、本考案の第5の考案は、上述した第1の考案から第4の考案のいずれかにおいて、アルミ板は、厚さ0.5〜10mmであり、吸音材は、厚さ5〜30mmである。
アルミ板の厚さが、上記した範囲であれば、コストおよび遮音性からも適した遮音材となる。また吸音材の厚さが、上記した範囲であれば、使用形態及び遮音性からも適した遮音材となる。
アルミ板の厚さが、上記した範囲であれば、コストおよび遮音性からも適した遮音材となる。また吸音材の厚さが、上記した範囲であれば、使用形態及び遮音性からも適した遮音材となる。
以下に、本考案を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。図1は、第1実施例の遮音材A1である。図2は、第2実施例の遮音材A2である。図3は、第3実施例の遮音材A3である。図4は、第4実施例の遮音材A4である。図5は、各実施例の遮音材A(A1、A2、A3、A4)の遮音効果を確認するための測定装置である。
まず、第1実施例の遮音材A1について説明する。
図1に示すように、遮音材A1は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものである。このアルミ板2は、厚みが0.5〜10mmの一般的なアルミニウム板であればよい。厚みが0.5mmより薄いと、遮音性、強度、耐久性が低下する。逆に、厚みが10mmより厚いと、重量が増加し取り扱いが困難になり、コストが増加するだけで遮音性の向上が小さくなる。
図1に示すように、遮音材A1は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものである。このアルミ板2は、厚みが0.5〜10mmの一般的なアルミニウム板であればよい。厚みが0.5mmより薄いと、遮音性、強度、耐久性が低下する。逆に、厚みが10mmより厚いと、重量が増加し取り扱いが困難になり、コストが増加するだけで遮音性の向上が小さくなる。
また、吸音材1は、厚みが5〜30mmであればよい。その材質は、アルミニウムなどの金属繊維、グラスファイバなどの無機質繊維、不織布などの有機質繊維、ウレタンフォームなどの有機質発泡体のいずれかであればよい。厚みが5mmより薄いと、吸音性が低下する。逆に、厚みが30mmより厚いと、遮音材の厚みが大きくなりすぎるし、吸音性の向上が小さくなる。
また、アルミ粉混入接着剤3は、クロロプレンゴム系の接着剤4に100μm以下の粒径のアルミ粉を1〜20%混入したものであればよい。粒径が、100μmより大きいと、接着剤の中で分散が悪くなり、遮音性の効果が低減する。また混入率が、1%より少ないと遮音効果が低減し、20%より多いとコストが増加するだけで遮音性の向上が少なくなる。なお、接着剤4の材質は、クロロプレンゴム系に限らず、アルミ板2や吸音材1を侵食せず、所要の接着強度を有するものであればよい。例えば、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系、ウレタン樹脂系、アクリル樹脂系、ポリエチレン樹脂系、ポリエステル樹脂系、酢酸ビニル系樹脂、天然ゴム系、シリコーンゴム系等をあげることができる。
このようにアルミ粉混入の接着剤を使用すると、アルミ粉混入による遮音性の効果は少ないが、アルミ粉を取り囲む接着剤との振動周波数の相違による干渉作用で、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。そのため、接着層(接着剤の層)にも遮音効果を有することになる。したがって、アルミ粉を混入させていない接着剤と比較すると、遮音性が向上する。
なお、この第1実施例は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものである。しかし、これに限定されるものでなく、アルミ板2の両面に板形状の2枚の吸音材1の各片面を、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものでもよい。この場合、前者より後者の方が高い遮音性を有するものになる。
次に、第2実施例の遮音材A2について説明する。
なお、第2実施例を説明するにあたっては、第1実施例と同一な部材には同一符号を付すことで重複する説明は省略する。このことは、後述する第3実施例および第4実施例でも同様である。図2に示すように、遮音材A2は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、接着剤4で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。この接着剤4は、クロロプレンゴム系の接着剤であればよい。また、アルミ箔5は、厚みが6〜200μmの一般的なものであればよい。
なお、第2実施例を説明するにあたっては、第1実施例と同一な部材には同一符号を付すことで重複する説明は省略する。このことは、後述する第3実施例および第4実施例でも同様である。図2に示すように、遮音材A2は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、接着剤4で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。この接着剤4は、クロロプレンゴム系の接着剤であればよい。また、アルミ箔5は、厚みが6〜200μmの一般的なものであればよい。
アルミ箔5は一様で密実であるため遮音性を有する。しかし、その厚みは薄いために騒音に対して振動する。これがアルミ箔5に接する吸音材1と振動周波数が大きく相違するため、相互に干渉作用が起こり、騒音の振動エネルギーが減衰し、騒音が抑制される。
そのため、アルミ箔5で被包していない遮音材と比較すると、遮音性が向上する。
そのため、アルミ箔5で被包していない遮音材と比較すると、遮音性が向上する。
なお、この第2実施例は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、接着剤4で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。しかし、これに限定されるものでなく、アルミ板2の両面に板形状の2枚の吸音材1の各片面を、それぞれ接着剤4で接着させ、アルミ箔5で被包したものでもよい。この場合、前者より後者の方が高い遮音性を有するものになる。
また、この第2実施例は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、接着剤4で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。しかし、これに限定されるものでなく、アルミ板2の片面または両面に板形状の吸音材1を、焼付けによって接合させ、アルミ箔5で被包したものでもよい。
また、この第2実施例は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、接着剤4で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。しかし、これに限定されるものでなく、アルミ板2の片面または両面に板形状の吸音材1を、焼付けによって接合させ、アルミ箔5で被包したものでもよい。
次に、第3実施例の遮音材A3について説明する。
図3に示すように、遮音材A3は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。この遮音材A3は、アルミ粉混入接着剤3およびアルミ箔5を使用していることにより、遮音材A1および遮音材A2の効果を含ませることができる。
図3に示すように、遮音材A3は、アルミ板2の片面と板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させ、アルミ箔5で被包したものである。この遮音材A3は、アルミ粉混入接着剤3およびアルミ箔5を使用していることにより、遮音材A1および遮音材A2の効果を含ませることができる。
次に、第4実施例の遮音材A4について説明する。
図4に示すように、遮音材A4は、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包したアルミ板2の片面と、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包した板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものである。この遮音材A4を、遮音材A3と比較すると、音の入射方向に対してアルミ箔の層が「2層」から「4層」となり、またアルミ粉接着剤の層が「1層」から「5層」となっている。そのため、この遮音材A4は、遮音材A3と比較すると、さらに遮音性が向上している。
図4に示すように、遮音材A4は、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包したアルミ板2の片面と、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包した板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものである。この遮音材A4を、遮音材A3と比較すると、音の入射方向に対してアルミ箔の層が「2層」から「4層」となり、またアルミ粉接着剤の層が「1層」から「5層」となっている。そのため、この遮音材A4は、遮音材A3と比較すると、さらに遮音性が向上している。
なお、この第4実施例は、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包したアルミ板2の片面と、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包した板形状の吸音材1の片面とを、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものである。しかし、これに限定されるものでなく、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包したアルミ板2の両面に、アルミ粉混入接着剤3によってアルミ箔5を粘着させ被包した板形状の2枚の吸音材1の各片面を、アルミ粉混入接着剤3で接着させたものでもよい。この場合、前者より後者の方が高い遮音性を有するものになる。
上述した第1実施例の遮音材A1、第2実施例の遮音材A2、第3実施例の遮音材A3および第4実施例の遮音材A4の遮音効果を確認するための実験について説明する。
まず、実験装置は、図5に示すように、騒音計11と、マイク12と、エンジンルームカバー14と、エンジン15とによって構成されている。このエンジンルームカバー14は、エンジン15とマイク12との間を遮るように配置されている。そして、マイク12は、エンジン15から発せられる騒音を収音し、その収音された騒音は騒音計11によって騒音レベルL5(所定長さの測定時間中に測定された最大値、今回は1秒間に1000回測定したものの最大値)の騒音値として測定可能となっている。なお、マイク12は、エンジンルームカバー14より水平距離7.5m、また地表面より1.2mの位置に配置してある。
まず、実験装置は、図5に示すように、騒音計11と、マイク12と、エンジンルームカバー14と、エンジン15とによって構成されている。このエンジンルームカバー14は、エンジン15とマイク12との間を遮るように配置されている。そして、マイク12は、エンジン15から発せられる騒音を収音し、その収音された騒音は騒音計11によって騒音レベルL5(所定長さの測定時間中に測定された最大値、今回は1秒間に1000回測定したものの最大値)の騒音値として測定可能となっている。なお、マイク12は、エンジンルームカバー14より水平距離7.5m、また地表面より1.2mの位置に配置してある。
そして、エンジンルームカバー14のエンジン15側の面に各種遮音材を貼り付けて測定する。遮音材A1を貼り付けて測定した結果を実施例1とする。同様に、遮音材A2を貼り付けて測定した結果を実施例2とする。同様に、遮音材A3を貼り付けて測定した結果を実施例3とする。同様に、遮音材A4を貼り付けて測定した結果を実施例4とする。また、遮音材を貼り付けなかった結果を比較例1とする。また、アルミ板2の片面に板状に形成された吸音材1の片面を接着剤4で接着させて成る遮音材を貼り付けて測定した結果を比較例2とする。
なお、この実験において、吸音材1は厚さ10mmのウレタンフォームとし、アルミ板2は厚さ1mmとし、アルミ粉混入接着剤3は小西株式会社製の接着剤(ボンドG17 スプレータイプ)に粒径50μmのアルミ粉を10%混入させたものとし、接着剤4は小西株式会社製の接着剤(ボンドG17 スプレータイプ)とし、アルミ箔5は厚さ50μmのものとする。
以下に、騒音レベルL5の測定結果を表1に示す。
1 吸音材
2 アルミ板
3 アルミ粉混入接着剤
4 接着剤
5 アルミ箔
A1 遮音材(第1実施例)
A2 遮音材(第2実施例)
A3 遮音材(第3実施例)
A4 遮音材(第4実施例)
2 アルミ板
3 アルミ粉混入接着剤
4 接着剤
5 アルミ箔
A1 遮音材(第1実施例)
A2 遮音材(第2実施例)
A3 遮音材(第3実施例)
A4 遮音材(第4実施例)
Claims (5)
- アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて成る遮音材。
- アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、接着剤で接着させ、アルミ箔で被包して成る遮音材。
- アルミ板の片面と、板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させ、アルミ箔で被包して成る遮音材。
- アルミ粉混入接着剤によってアルミ箔を粘着させ被包したアルミ板の片面と、
アルミ粉混入接着剤によってアルミ箔を粘着させ被包した板形状の吸音材の片面とを、アルミ粉混入接着剤で接着させて成る遮音材。 - 前記アルミ板は、厚さ0.5〜10mmであり、
前記吸音材は、厚さ5〜30mmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の遮音材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007659U JP3109567U (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 遮音材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007659U JP3109567U (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 遮音材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109567U true JP3109567U (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=43272186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007659U Expired - Lifetime JP3109567U (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 遮音材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109567U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016042006A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 株式会社ノーリツ | 消音器および燃焼装置 |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004007659U patent/JP3109567U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016042006A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 株式会社ノーリツ | 消音器および燃焼装置 |
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