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JP3199745U - 小物載置装置及び該小物載置装置を備えるソファー又は椅子 - Google Patents

小物載置装置及び該小物載置装置を備えるソファー又は椅子 Download PDF

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JP3199745U JP2015002749U JP2015002749U JP3199745U JP 3199745 U JP3199745 U JP 3199745U JP 2015002749 U JP2015002749 U JP 2015002749U JP 2015002749 U JP2015002749 U JP 2015002749U JP 3199745 U JP3199745 U JP 3199745U
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暁鵬 陳
暁鵬 陳
学智 劉
学智 劉
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Abstract

【課題】別途に家具を設けずに、使用者がソファー又は椅子に着座しながら小物を載置できる小物載置装置及び該小物載置装置を備えるソファー又は椅子を提供する。【解決手段】ソファー又は椅子の左右両側部の少なくとも一方に取り付けられ、使用状態から折畳まれることにより収納状態に切替可能である小物載置装置であって、ソファー又は椅子の側部にネジSにより固定される固定部10と、固定部の下方にヒンジH1で回転可能に連結され、小物を下方から支持するための底部21と壁部22を有する載置部とを備える。固定部の上方にヒンジ連結され、小物を補助的に保持するための補助保持部30を設けるのが好ましい。【選択図】図2

Description

本考案は、ドリンクホルダ等の小物載置装置及び該小物載置装置を備えるソファー又は椅子に関する。
応接室や待合室において設置されるソファーや椅子としては例えば引用文献1に記載のものが知られている。使用者はこのようなソファーに着座して、快適に会談したり休憩したりすることができる。
特開2015−019709号公報
ところで、使用者はソファーや椅子に着座しながらドリンクを飲むことがよくある。途中まで飲んでいたドリンクのボトルやコップをずっと手で持つと、手が疲れやすく、座りながら例えば新聞を読むなど、両手による操作が必要な場合は、不便である。また、ドリンクのみならず、使用者がソファーや椅子に着座している際に、しばらく使用しない携帯やメガネ等、他の小物を近くに置きたい場合もよくある。
そこで、従来のソファーや椅子を使用する際には、サイドテーブル等、小物を載置するための家具を別途に設けるようにしていた。しかし、このように別の家具を設けた場合、家具の点数が多くなるため、インテリアのコストが高くなるとともに、部屋の空間が余計に使われるという問題があった。
本考案は、以上のような事情や問題点に鑑みてなされたものであり、別途に家具を設けずに、使用者がソファー又は椅子に着座しながら小物を載置できる小物載置装置及び該小物載置装置を備えるソファー又は椅子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の小物を置けるための小物載置装置は、ソファー又は椅子の左右両側部の少なくとも一方に取り付けられ、使用状態から折畳まれることにより収納状態に切替可能である。
こうした構成によれば、使用者がソファー又は椅子に着座したままドリンク等の小物を使用状態の小物載置装置に配置することができるとともに、使用しない場合は小物載置装置を収納状態に切替えることができる。従って、別途に家具を設けずに、使用者がソファーに着座しながら小物を載置できるようになる。
好ましくは、ソファー又は椅子の側部に固定される固定部と、前記固定部の下方にヒンジ連結され、小物を下方から支持するための載置部と、前記固定部の上方にヒンジ連結され、小物を補助的に保持するための補助保持部とを備える。
好ましくは、前記固定部は、前記小物載置装置のソファー又は椅子の側部に対する固定位置を変更するための位置調整構造を備えている。
好ましくは、前記載置部及び前記補助保持部の少なくとも一方に、これらを回転するための凸部又は凹部が形成されている。
好ましくは、前記固定部は底部が略長方形の皿状であり、同固定部の底部がソファー又は椅子の側部に固定され、前記載置部は底面が略長方形の皿状であり、前記補助保持部は平面視が略環状であり、使用状態においては、前記載置部及び前記補助保持部がそれぞれ前記固定部に略垂直な支持位置に回転され、鉛直方向において互いに対応し、収納状態においては、前記補助保持部が下方に回転されて前記固定部の内部に収納された後に前記載置部が上方に回転されて前記補助保持部及び前記固定部を外側から覆うように折畳む。
小物載置装置は、ドリンク、携帯電話、メガネ、及び本の少なくとも1つを載置可能であることが好ましい。
好ましくは、前記小物載置装置を設置する側部には、収納状態の該小物載置装置を格納するための凹部が形成されている。
好ましくは、前記凹部の深さは前記収納状態の小物載置装置の厚さより小さく設定されている。
好ましくは、前記小物載置装置は位置が変更可能に前記側部に設置されている。
好ましくは、前記小物載置装置を左右両側部に少なくとも1つずつを備える。
本考案に係る小物載置装置の一実施形態を備えるソファーの側面図である。 同実施形態の斜視図である。 同実施形態の使用状態を示す側面図である。 同実施形態の使用状態を示す正面図である。 同実施形態の収納状態を示す側面図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、ソファー1は左右両側において略鉛直方向に沿って延伸するアームレスト1aが設けられており、各アームレスト1aの外壁には、使用者が着座している際に手が届く位置に、小物載置装置2が設けられている。
図2〜4に示されているように、小物載置装置2は、アームレスト1aの外壁に固定された固定部10と、固定部10の下方にヒンジ連結された載置部20と、固定部10の上方にヒンジ連結された補助保持部30とを備えている。
固定部10は皿状であり、略長方形の底部11と、底部11の周縁沿って形成された枠状の壁部16とを備えており、壁部16は、アームレスト1aから外側に向けて突出している。底部11と壁部16とにより、アームレスト1aの外側に開放する収納空間17が形成されている。
底部11には、使用者の前後方向において並べる3列の貫通孔14が形成されており、各列は2つの貫通孔14を含んでいる。図2に示された状態では、中央に位置する列の各貫通孔14には、ネジSがそれぞれ挿入されてアームレスト1aの外壁に旋入されている。これにより、固定部10がアームレスト1aの外壁に固定されるようになる。なお、ネジSが挿入される貫通孔14の列を変更することにより、固定部10とアームレスト1aとの相対位置、即ち小物載置装置2とアームレスト1aとの相対位置を調整することができる。例えば中央に位置する列の貫通孔14ではなく、右の列の貫通孔14にネジを挿入して固定すれば、小物載置装置2をアームレスト1aに対して使用者の後方に移動することになり、左の列の貫通孔14にネジを挿入して固定すれば、小物載置装置2をアームレスト1aに対して使用者の前方に移動することになる。更に、3列の貫通孔14の間には、固定部10の強度を上げるための2つの補強部材15が設けられている。
固定部10の下方に、ヒンジ構造H1を介して載置部20が連結されている。載置部20は皿状であり、略長方形の底部21と、底部21の周縁沿って形成された枠状の壁部22とを備えており、壁部22は、底部21から垂直に突出している。図2及び図3に示されるように、底部21と壁部22とにより、使用時において上方に開放する収納空間23が形成されている。
載置部20は、固定部10に略平行な位置と固定部10に略垂直な位置との間で回転可能である。載置部20は、固定部10に略垂直な位置(図5)まで回転されると、収納状態になり、固定部10に略平行な位置(図3)まで回転されると、使用状態となる。なお、載置部20は、使用状態まで回転されると、図示しないロック機構により更に下方に回転されることが抑制され、上方からの所定の負荷を受けることができる。また、載置部20の壁部22においてヒンジ構造H1の反対側に、凹部22aが形成されている。この凹部22aは、載置部20を収納状態から使用状態に切替える際に、載置部20を回転しやすいように設けたものである。
固定部10の上方に、ヒンジ構造H2を介して平面視略環状の補助保持部30が連結されている。補助保持部30は、固定部10に略平行な位置と固定部10に略垂直な位置との間で回転可能である。補助保持部30は、固定部10に略垂直な位置(図5)まで回転されると、収納状態になり、固定部10に略平行な位置(図3)まで回転されると、使用状態となる。なお、補助保持部30は、使用状態まで回転されると、図示しないロック機構により更に回転されることが抑制されるとともに、使用状態に維持される。また、使用状態の補助保持部30に下方へ所定の力を加えると、補助保持部30は下方に回転されて収納状態に切替える。
図2〜4に示されるように、載置部20及び補助保持部30の双方は、使用状態において固定部10に対して略垂直であるとともに、鉛直方向において互いに対応している。即ち、鉛直方向において、補助保持部30のリング位置と載置部20の底部21の中央部とが対応している。こうした構成によれば、図3及び4に示されるように、ソファー1に着座している使用者は、着座したまま、例えばドリンク(コップ、ペットボトル又は缶)を補助保持部30のリングを貫通させてドリンクの下端部を載置部20の底部20に配置することができる。このように配置されたドリンクは、載置部20によって下方から支持されるとともに、振動等により横方向に倒れようとする際に補助保持部30により保持される。そのため、ドリンクは安定した状態で載置されるようになる。
一方、小物載置装置2の使用が完了した際に、使用者がまず補助保持部30を収納状態まで下方に回転して固定部10の収納空間17に収納し、そして載置部20を収納状態まで上方に回転して補助保持部30及び固定部10を外側から覆うように折畳む。なお、図3及び図5に示されるように、ソファー1のアームレスト1aにおいて小物載置装置2に対応する位置には、収納状態の小物載置装置2を格納するための凹部40が形成されている。この凹部40の平面形状が小物載置装置2に対応しており、その平面寸法が小物載置装置2より若干大きく設定されている。また、図5に示されるように、凹部40の深さは、収納状態の小物載置装置2の厚さよりも若干小さく設定されている。これにより、使用者が小物載置装置2を収納状態から使用状態に切替える際に、載置部20に形成された凹部22aを外側から操作しやすくなる。
以上の実施形態により、以下の効果を奏することができる。
(1)ソファー1の左右アームレスト1aの外壁、即ちソファー1の左右両側部に、使用状態から折畳まれることにより収納状態に切替可能な小物載置装置2が設けられているため、使用者がソファー1に着座したままドリンク等の小物を使用状態の小物載置装置2に配置することができるとともに、使用しない場合は小物載置装置2を収納状態に切替えることができる。従って、別途に家具を設けずに、使用者がソファーに着座しながら小物を載置できる。
(2)小物載置装置2は載置部20及び補助保持部30を備えており、鉛直方向において、補助保持部30のリング位置と載置部20の底部21の中央部とが対応している。そのため、ソファー1に着座している使用者は、着座したまま、ドリンクを補助保持部30のリングを貫通させてドリンクの下端部を載置部20の底部20に配置することができ、ドリンクの配置が容易になる。また、載置部20によって下方から支持されるとともに、振動等により横方向に倒れようとする際に補助保持部30により保持されるため、ドリンクは安定した状態で載置されるようになる。
(3)固定部10に複数列の貫通孔14が形成され、ネジSが挿入される貫通孔14の列を変更することにより小物載置装置2とアームレスト1aとの前後方向における相対位置を調整することができるため、使用者の体の大きさや好みにあわせて小物載置装置2の固定位置を調整できるようになり、小物載置装置2の使い勝手が良くなる。
(4)載置部20の壁部22に凹部22aが形成されているため、載置部20を収納状態から使用状態に切替える際に、載置部20を回転しやすくなる。
(5)補助保持部30を収納状態まで下方に回転して固定部10の収納空間17に収納し、そして載置部20を収納状態まで上方に回転して補助保持部30及び固定部10を外側から覆うように折畳むことにより、小物載置装置2を収納状態に切替えることができる。この構成により、小物載置装置2を簡単に収納できる。
(6)また、ソファー1のアームレスト1aにおいて小物載置装置2に対応する位置には、収納状態の小物載置装置2を格納するための凹部40が形成されており、凹部40の深さは、収納状態の小物載置装置2の厚さよりも若干小さく設定されている。この構成により、収納状態において小物載置装置2がソファー1のアームレスト1aから突出する程度を押さえつつ、載置部20を外側から操作しやすくなる。
本実施形態は以下のように変形することもできる。
・上記実施形態ではソファー1の左右両側部に小物載置装置2を1つずつ設けたが、これに限らず例えばソファー1の右側部のみ、又は左側部のみに小物載置装置2を設けても良い。また、ソファー1の片側に2つ以上の小物載置装置2を設けても良い。
・上記実施形態では、小物載置装置の例として、固定部10、載置部20及び補助保持部30を備えるものを示したが、これに限らず、ソファー1の左右両側部に取り付けられ、使用状態から折畳まれることにより収納状態に切替可能であれば、他の形の小物載置装置を採用しても良い。例えば、携帯電話、メガネ、又は本を載置するために、載置部20を大きくしたり補助保持部を省略したりして、これらの小物にそれぞれ対応する構成を採用することができる。
・上記実施形態では、小物載置装置2を備えるソファー1を示したが、これに限らず、椅子において小物載置装置2を配置することもできる。
・上記実施形態では、アームレスト1aにおいて収納状態の小物載置装置2を格納するための凹部40が形成されているが、操作の便利さを重視する場合は、凹部40を設けなくても良い。また、凹部40の深さが収納状態の小物載置装置2の厚さよりも小さく設定されているが、ディザイン性を重視する場合は、凹部40の深さを収納状態の小物載置装置2の厚さと同じ寸法に設定し、収納状態において面一にしても良い。
・上記実施形態では、ネジSが挿入される貫通孔14の列を変更することにより小物載置装置2とアームレスト1aとの前後方向における相対位置を調整できる構成を採用したが、上下方向における相対位置を調整できる構成を採用しても良い。

Claims (11)

  1. 小物を置けるための小物載置装置であって、
    ソファー又は椅子の左右両側部の少なくとも一方に取り付けられ、使用状態から折畳まれることにより収納状態に切替可能であることを特徴とする小物載置装置。
  2. 請求項1に記載の小物載置装置において、
    ソファー又は椅子の側部に固定される固定部と、前記固定部の下方にヒンジ連結され、小物を下方から支持するための載置部と、前記固定部の上方にヒンジ連結され、小物を補助的に保持するための補助保持部とを備えることを特徴とする小物載置装置。
  3. 請求項2に記載の小物載置装置において、
    前記固定部は、前記小物載置装置のソファー又は椅子の側部に対する固定位置を変更するための位置調整構造を備えていることを特徴とする小物載置装置。
  4. 請求項2又は3に記載の小物載置装置において、
    前記載置部及び前記補助保持部の少なくとも一方に、これらを回転するための凸部又は凹部が形成されていることを特徴とする小物載置装置。
  5. 請求項2〜4の何れか一項に記載の小物載置装置において、
    前記固定部は底部が略長方形の皿状であり、同固定部の底部がソファー又は椅子の側部に固定され、前記載置部は底面が略長方形の皿状であり、前記補助保持部は平面視が略環状であり、
    使用状態においては、前記載置部及び前記補助保持部がそれぞれ前記固定部に略垂直な支持位置に回転され、鉛直方向において互いに対応し、収納状態においては、前記補助保持部が下方に回転されて前記固定部の内部に収納された後に前記載置部が上方に回転されて前記補助保持部及び前記固定部を外側から覆うように折畳むことを特徴とする小物載置装置。
  6. ドリンク、携帯電話、メガネ、及び本の少なくとも1つを載置可能である、請求項1〜5の何れか一項に記載の小物載置装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の小物載置装置を備えるソファー又は椅子。
  8. 請求項7に記載のソファー又は椅子において、
    前記小物載置装置を設置する側部には、収納状態の該小物載置装置を格納するための凹部が形成されていることを特徴とするソファー又は椅子。
  9. 請求項8に記載のソファー又は椅子において、
    前記凹部の深さは前記収納状態の小物載置装置の厚さより小さく設定されていることを特徴とするソファー又は椅子。
  10. 請求項7〜9の何れか一項に記載のソファー又は椅子において、
    前記小物載置装置は位置が変更可能に前記側部に設置されていることを特徴とするソファー又は椅子。
  11. 前記小物載置装置を左右両側部に少なくとも1つずつを備える、請求項7〜10の何れか一項に記載のソファー又は椅子。
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